【例文30選】企業が評価する履歴書の自己PR欄の書き方|評価ポイントやNG例も紹介
この記事では、履歴書の自己PR欄の書き方について解説しています。
また、実際の自己PRの例文を30個用意しており、書き方がわからない方もイメージが湧きやすい内容になっており、評価ポイントやNG例なども紹介しています。履歴書を初めて書く方は必見の内容ですよ。
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履歴書の自己PRとは?

履歴書に書く自己PRは、自分の強みや経験を通じて、企業に対して「自分がどう貢献できるか」を伝えるための重要な欄です。書類選考では自己PRの内容が、その後の評価に大きく影響することもあります。
就活生の多くが、「何をどう書けばよいか分からない」「自分のアピールポイントが見つからない」と悩みがちでしょう。
ですが、過去の経験を振り返り、自分らしさを整理すれば、自然と伝えたい内容が見えてきます。
大切なのは、ただ自慢話をするのではなく、企業にとって魅力的に映る「根拠のある強み」を伝えることです。その際には、自分の価値観や行動の背景を含めて説明すると、説得力が増します。
読み手に「一緒に働きたい」と思わせるには、伝える順番や表現も工夫して、印象に残る自己PRに仕上げてください。
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企業が見ている自己PRの評価ポイント

履歴書における自己PRは、単なる自己紹介ではなく、採用担当者が「この人と働きたい」と感じるための重要な判断材料です。
企業は、応募者の強みや価値観、行動特性を読み取り、入社後の活躍をイメージしています。
ここでは、企業が自己PRで重視する4つの評価ポイントを解説します。
- 企業が自己PRで注目する学生の強みかどうか
- 再現性と具体性のあるエピソードになっているかどうか
- 論理性や説得力があるかどうか
- 企業との相性が伝わる内容かどうか
① 企業が自己PRで注目する学生の強みかどうか
企業が自己PRでまず注目するのは、「その学生がどんな強みを持っているか」です。強みは、入社後にどのように活躍できるかを予測する手がかりになるため、非常に重要とされています。
たとえば「責任感がある」や「協調性に自信がある」といった表現を使う場合、それが実際の行動や経験に裏付けられている必要があります。
ただキーワードを並べるだけでは、他の応募者との差別化ができません。採用担当者は多くの履歴書を読んでおり、よくある表現には目が慣れています。
自分だけの体験に基づいた強みを伝えることで、印象に残る自己PRになります。過去の経験から得た学びや工夫を盛り込むことが大切です。
「自分の強みが分からない…本当にこの強みで良いのだろうか…」と、自分らしい強みが見つからず不安な方もいますよね。
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② 再現性と具体性のあるエピソードになっているかどうか
良い自己PRには、再現性と具体性のあるエピソードが欠かせません。企業が知りたいのは、一度だけの成果ではなく「入社後も同じように活躍できるか」という点です。
たとえば「チームをまとめた経験」があるなら、どのような状況で、どんな課題があり、どのように工夫したのか、その結果どうなったかを具体的に書くことが求められます。
抽象的な話や感情的な言葉ばかりでは、説得力が弱くなってしまうでしょう。
成功の裏側にある思考や行動をしっかりと伝えることで、再現性を感じてもらうことができます。それが信頼感につながるのです。
③ 論理性や説得力があるかどうか
自己PRの内容がどれほど良くても、話の流れに論理性がなければ伝わりにくくなってしまいます。そこで意識したいのが、PREP法(結論→理由→具体例→結論)です。
たとえば「私は課題解決力があります」と伝えたい場合、なぜそう言えるのか、その背景や経験を詳しく説明し、最後にその強みをどう活かすかをまとめると、一貫した流れができます。
論理的に整理された自己PRは、読みやすく理解しやすいため、好印象を与える可能性が高いでしょう。自分の考えを筋道立てて伝える力も、評価の対象になります。
④ 企業との相性が伝わる内容かどうか
自己PRがどれほど魅力的でも、企業の価値観や方向性に合っていなければ、採用にはつながりにくくなります。企業はスキルや経験だけでなく、「自社で活躍できる人材か」を見ています。
たとえば、変化を好むベンチャー企業であれば、新しいことに挑戦した経験を紹介すると、企業文化と合っていることをアピールできます。
反対に「安定志向」を前面に出すと、ミスマッチと受け取られるかもしれません。
企業ごとの特徴を理解し、それに沿った内容で自己PRを組み立てることが重要です。相手に合わせた自己表現が、選考通過の鍵になります。
履歴書の自己PRの書き方

履歴書の自己PRは、採用担当者に自分の魅力を伝える最初の関門です。自己アピールが苦手な就活生にとっては悩みどころですが、コツを押さえれば誰でも魅力的に仕上げられます。
ここでは、効果的な自己PRの書き方を4つの視点から解説します。
- 結論ファーストで簡潔に伝える
- 自分の強みを明確に示す
- 強みを裏付ける具体的なエピソードを書く
- その強みを仕事でどう活かすかを述べる
① 結論ファーストで簡潔に伝える
まず押さえておきたいのが、「結論ファースト」の書き方です。採用担当者は1日に何通もの履歴書を読むため、前置きが長いと肝心の内容が伝わりません。
だからこそ、最初に自分の強みやPRポイントをはっきり伝えることが大切です。たとえば「私は責任感のある行動力が強みです」と冒頭で伝え、その後に理由や具体例を補足すると、印象に残りやすくなります。
丁寧に説明しようとして前置きを長くするよりも、要点を先に伝える方が効果的です。最初の一文で何をアピールしたいのかが明確になっていれば、採用担当者の目にも止まりやすくなるでしょう。
② 自分の強みを明確に示す
「自分の強みがわからない」と感じる方も多いかもしれません。しかし、自己PRでぼんやりとした表現を使ってしまうと、相手に伝わりにくくなります。
たとえば「人と話すのが好き」ではなく、「初対面でも自分から積極的に話しかけ、信頼関係を築ける力がある」といったように、具体的な言葉で伝えると説得力が増します。
これまでの経験を振り返りながら、「なぜその強みが自分にとって重要なのか」「どのような場面で発揮されたか」といった視点も加えてみてください。曖昧な表現を避け、伝わりやすい自己PRを目指しましょう。
③ 強みを裏付ける具体的なエピソードを書く
自己PRでは、単に強みを述べるだけでは十分とはいえません。その強みを実際に発揮したエピソードがあることで、信頼性が高まります。
たとえば「計画性がある」という場合は、「ゼミのプロジェクトでスケジュールを立て、全員の進捗を管理して期限内に成果を出した」といった経験を紹介すると、説得力が増します。
重要なのは、ただ出来事を並べるのではなく、「背景」「課題」「行動」「結果」の流れを意識して説明することです。読み手に状況が伝わるように、ストーリー性を持たせて書いてみてください。
④ その強みを仕事でどう活かすかを述べる
自己PRは過去の経験だけで終わらせず、入社後にどのように活かせるかを伝えることが大切です。採用担当者は、学生時代の実績よりも、仕事での貢献度に注目しています。
たとえば「人をまとめる力」が強みなら、「チームでのプロジェクト進行やリーダーシップを発揮して、部署間の調整役として貢献したい」といった形で、職場での活かし方を描いてみましょう。
未来に向けた視点をしっかりと示すことで、自己PRに現実味が加わり、企業側にも入社後のイメージを持ってもらいやすくなります。
強み別|履歴書の自己PRの例文10選

自己PRを書く際、自分の強みをどう表現するかに悩む方は多いのではないでしょうか。ここでは、代表的な強み別に自己PRの例文をご紹介します。
自分に合った強みが見つかれば、履歴書に自信を持って書けるようになるはずです。
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赤ペンESを徹底解説!エントリーシート無料添削サービスとは
① 粘り強さ
履歴書のPR欄では、途中であきらめずに目標に向かって努力を続ける「粘り強さ」を伝えることで、仕事への意欲や責任感の高さをアピールできます。
ここでは、大学生活での部活動経験を通じて粘り強さを表現した例文をご紹介します。
《例文》
大学ではテニスサークルに所属しており、初心者からスタートしましたが、レギュラー入りを目指して毎日のように練習を重ねました。 特に、周囲との差を痛感した1年目は何度も心が折れそうになりましたが、「続ければ必ず上達する」と信じて努力を続けました。 試合で勝てなかった日は自分のプレーを振り返り、先輩に相談するなど改善を重ねた結果、3年次にはついにレギュラー入りを果たしました。 この経験から、目標をあきらめず、コツコツと努力を積み重ねる力が身についたと感じています。 |
《解説》
自分が「どんな状況でもあきらめなかったか」に焦点を当てて書くことで、粘り強さが伝わります。目標達成までの過程や工夫したことを具体的に入れると、より説得力が高まります。
② 協調性
履歴書で協調性をアピールする際には、誰かと協力して何かを達成した経験や、その中で自分がどのように動いたかを具体的に伝えることが重要です。
ここでは、サークル活動を通して協調性を発揮したエピソードを紹介します。
《例文》
大学の音楽サークルで定期演奏会の運営チームを担当した際、メンバー間の意見の食い違いから準備が難航した経験があります。 私はリーダーではありませんでしたが、全体の雰囲気を良くしようと、まずは各メンバーの意見を丁寧に聞き取り、それぞれの立場を理解した上で、全員が納得できるような折衷案を提案しました。 その結果、話し合いがスムーズに進み、演奏会は大成功を収めました。この経験から、異なる価値観を持つ人と協力しながら、一つの目標に向かって進む力を身につけることができました。 |
《解説》
自分が中心になって動いた点を強調しつつ、他人の意見を尊重した姿勢が協調性として伝わる例文です。
協調性をアピールする際は「自分の役割」「相手との関わり方」「結果」の3点を意識して書くと説得力が増します。
③ 行動力
履歴書で行動力をアピールするには、思い立ったことをすぐに実行に移し、結果に結びつけた経験を具体的に書くことがポイントです。
今回は、大学生活での自主的な活動を通じて行動力を示した例文をご紹介します。
《例文》
大学2年の春に、地域の子ども食堂の存在を知り、「自分にも何かできることがあるはず」と感じて、ボランティアとして参加しました。 最初は知識も経験もなく戸惑いましたが、自分から積極的に運営スタッフに声をかけ、調理や子どもとの接し方を学びながら、継続的に活動を続けました。 そのうちイベントの企画にも関わるようになり、地元企業との協力企画を提案して実現した際には、大きな達成感を得ることができました。 この経験を通して、自分で考え、行動に移すことの大切さと、そこから得られる成長を実感しました。 |
《解説》
行動の「きっかけ」から「継続」「成果」までが一連で描かれているため、読み手に成長の過程が明確に伝わります。
行動力を示すには、思いつきではなく「自発性」と「継続性」を意識してエピソードを選びましょう。
④ 分析力
履歴書で分析力をアピールするには、情報を整理し、課題の本質を見極めた経験を明確に伝えることが重要です。ここでは、アルバイトでの経験を通して分析力を発揮したエピソードをご紹介します。
《例文》
大学時代、カフェのアルバイトで売上が伸び悩んでいた時期がありました。私はその原因を把握するために、来店数や時間帯ごとの売上、天気との関係などをノートに記録し、データを比較して分析しました。 その結果、平日の午後に来店が少ないことが分かり、SNSで限定ドリンクを告知するキャンペーンを提案しました。実施後、午後の売上が平均15%ほど向上し、店長からも高く評価されました。 この経験から、問題を数値で捉えて原因を探り、具体的な改善策を考える力が身についたと感じています。 |
《解説》
身近なアルバイト経験を通して、課題発見から改善策までの流れを具体的に示している点が評価できます。分析力を伝える際は、「何をどう調べたか」「どう考えたか」を丁寧に描写すると説得力が増します。
⑤ リーダーシップ
履歴書でリーダーシップをアピールするには、集団の中で自分がどのように行動し、周囲をまとめたかを具体的に伝えることが重要です。ここでは、学園祭実行委員としての経験を紹介します。
《例文》
大学3年時、学園祭の実行委員として模擬店エリアの責任者を務めました。最初は意見がまとまらず、準備が思うように進まない日々が続きました。 私はまず、各メンバーの役割と得意分野を整理し、担当ごとに小さなチームを編成して、効率的に作業を進める体制を整えました。 また、定期的にミーティングを行い、進捗共有と意見交換の場を設けたことで、次第に雰囲気も前向きになり、準備は順調に進みました。 本番では大きなトラブルもなく、多くのお客様に楽しんでいただくことができ、自分自身も大きな達成感を得ました。 |
《解説》
目標に向けて周囲を動かし、成果につなげた過程を丁寧に表現している点がポイントです。リーダーシップを伝える際は、「工夫した点」や「チーム全体の変化」を具体的に盛り込むと効果的です。
⑥ 責任感
履歴書で責任感をアピールするには、困難な状況でも最後までやり遂げた経験や、自分の役割を真剣に果たしたことを具体的に書くと効果的です。今回は、ゼミ活動での実体験をもとにした例文をご紹介します。
《例文》
大学4年のゼミで、学外発表に向けたグループ研究の進行役を担当しました。 メンバーの一人が体調を崩し、予定していた作業が大幅に遅れた際には、スケジュールの見直しと作業の分担を自ら提案し、自分も通常より多くの作業を引き受けました。 また、メンバーとの連絡を密に取り合いながら、モチベーションを保てるよう配慮しました。結果として、発表資料は無事に完成し、本番では高い評価をいただくことができました。 この経験を通じて、自分の責任を果たすだけでなく、周囲を支えながらチーム全体の成果につなげる姿勢の大切さを学びました。 |
《解説》
ただ頑張っただけでなく、「責任を持って周囲に働きかけた姿勢」が伝わる構成になっています。責任感を伝える際は、「自分がどのように行動したか」を具体的に描くのがポイントです。
⑦ 継続力
履歴書で継続力を伝えるには、時間をかけて地道に取り組んだ経験を通して、自分がどう成長したかを明確にすることが大切です。ここでは、語学学習の継続をテーマにした例文を紹介します。
《例文》
大学入学当初から英語に苦手意識がありましたが、「留学生と交流してみたい」という思いから、毎日30分の英語学習を続けることに決めました。 文法や単語の暗記、英会話アプリの活用など、自分なりに学習方法を工夫しながら、3年間地道に継続しました。 その成果として、大学3年の時に英会話イベントに積極的に参加し、最初はうまく話せなかったものの、徐々に意思疎通ができるようになりました。 最終的には、留学生から「話しやすい」と言ってもらえるまでに上達し、継続することの大切さと達成感を強く実感しました。 |
《解説》
「なぜ継続したか」「どのように続けたか」「どう変化したか」の3点を押さえているため、継続力が伝わりやすくなっています。継続力を示す場合は、日々の工夫や成長の実感も添えると説得力が増します。
⑧ コミュニケーション力
履歴書でコミュニケーション力をアピールするには、相手の立場を理解しながら関係を築いた経験や、周囲とのやりとりで成果を上げた場面を具体的に伝えることが大切です。
ここでは、アルバイト先でのやりとりを通じて培ったエピソードをご紹介します。
《例文》
大学時代、飲食店でホールスタッフとして働いていました。多国籍なスタッフが在籍しており、言葉や文化の違いから業務の連携がうまくいかず、トラブルが起きることもありました。 私はまず、相手の話をしっかり聞き、分かりやすい言葉を選ぶよう意識しました。また、簡単なメモや図を使って共通認識を持てるよう工夫しました。 その結果、徐々に連携ミスが減り、スタッフ同士の雰囲気も良くなっていきました。店長からも「全体の雰囲気を和らげてくれている」と評価され、相手に寄り添ったコミュニケーションの重要性を実感しました。 |
《解説》
相手を理解しようとする姿勢と、それによって得られた成果が伝わる例文です。コミュニケーション力を示す際は、「どのような工夫をしたか」と「その結果どう変わったか」を具体的に書くと効果的です。
⑨ 向上心
履歴書で向上心をアピールするには、目標に向けて主体的に努力した経験を具体的に伝えることがポイントです。ここでは、苦手科目への取り組みを通じて成長を遂げたエピソードを紹介します。
《例文》
大学1年次、私は統計学の講義でつまずき、最初のテストでは平均点を大きく下回る結果でした。 このままではいけないと思い、授業後に必ず復習する習慣をつけ、わからない箇所は友人や教授に積極的に質問するようにしました。 また、参考書を読み直し、自分なりに図や表を使って整理するなど、理解を深める工夫も重ねました。その結果、2回目のテストではクラス上位の成績を取ることができ、自信にもつながりました。 この経験を通じて、苦手を克服するには自ら動く姿勢が大切だと実感しました。 |
《解説》
失敗から始まり、努力と工夫を経て成果につなげた過程が丁寧に描かれており、向上心が伝わりやすい構成です。向上心を表すには、「成長への意欲」と「実際の行動」をセットで書くのが効果的です。
⑩ 課題解決能力
履歴書で課題解決能力をアピールするには、直面した問題に対してどのように考え、行動し、成果を得たかを具体的に描くことが重要です。
ここでは、ゼミ活動を通じて課題に向き合ったエピソードを紹介します。
《例文》
大学のゼミで地域活性化をテーマにした調査を行った際、アンケートの回収率が予想よりも低く、データが不足して分析が進まないという問題に直面しました。 私はその原因を分析し、設問数が多すぎて回答者の負担になっていると気づきました。そこで、設問を絞り込み、オンライン形式に変更した上で、地域のSNSグループなどを活用して再度配信しました。 その結果、回収率が大幅に改善し、必要なデータを確保することができました。この経験から、問題の本質を見極め、柔軟に対応することの大切さを学びました。 |
《解説》
問題点の把握から解決策の実行、結果までが明確に記されており、課題解決能力がしっかり伝わる構成です。
課題解決をアピールするには、「何が問題だったか」と「どう改善したか」を具体的に書くことが重要です。
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業界別|履歴書の自己PRの例文10選

自己PRをどのように書けば良いのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。特に業界ごとの特性を踏まえた内容を盛り込むのは難しいものです。
ここでは、主要な業界別に分けて、効果的な自己PR文の例を紹介します。
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① コンサル業界
今回は、大学時代の経験をもとにした、コンサル業界向けの自己PR例文を紹介します。課題解決力や分析力、チームでの取り組みなどが伝わる内容になっています。
《例文》
大学時代、ゼミ活動の一環で地域活性化プロジェクトに参加しました。地元商店街の集客を高めるための提案を行う中で、現状分析から課題抽出、仮説立て、調査、施策立案までの一連のプロセスを経験しました。 最初は地域の方との意見交換もうまくいかず悩みましたが、毎週のミーティングで自分の提案に対してフィードバックをもらい、改善を重ねることで、最終的には商店街に実施してもらえる企画を提案できました。 この経験を通じて、論理的に物事を整理し、チームで試行錯誤しながら課題を解決する力を身につけました。貴社の課題解決を支援するコンサルティング業務においても、この経験を活かして貢献したいと考えています。 |
《解説》
課題に直面しながらも改善を繰り返した姿勢や、論理的思考をアピールできている例文です。チームでの取り組みと個人の成長の両方を盛り込むと、説得力が増します。
② 金融業界
今回は、責任感や信頼性、計画性といった要素をアピールした、金融業界向けの自己PR例文をご紹介します。学生時代の活動を通じて、社会人としての基礎力をどのように培ったかに注目してください。
《例文》
大学の学生会で会計を担当した経験があります。年間予算の作成から各イベントの支出管理、報告書の作成まで一貫して行い、ミスが許されない環境の中で慎重さと正確さを大切にして取り組みました。 特に印象に残っているのは、予算オーバーが見込まれたイベントの際、過去の実績と見積もりをもとに支出項目を見直し、必要な予算を理事会に再提案したことです。 その結果、赤字を回避できただけでなく、チームからの信頼も得ることができました。この経験を通じて、数値管理に対する責任感と、冷静に状況を判断する力を身につけました。 金融業界で求められる信頼性と判断力を活かし、貴社に貢献したいと考えています。 |
《解説》
信頼性の高い行動や数字に基づいた判断力が伝わる構成です。金融業界では特に正確さと冷静さが重視されるため、それが伝わる具体的なエピソードを盛り込みましょう。
③ メーカー業界
今回は、ものづくりへの興味や粘り強さをアピールした、メーカー業界向けの自己PR例文をご紹介します。試行錯誤を重ねながら成果を出した経験がポイントです。
《例文》
大学の授業で行った製品開発のグループワークを通じて、試行錯誤の大切さを学びました。 与えられたテーマは「学生向けの省エネ商品を企画すること」で、私はアイデア出しから試作品の作成、発表資料のまとめまでを担当しました。 最初の提案は、コストや安全面で実現が難しく、何度も設計を見直すことになりました。 しかし、グループで意見を出し合いながら改良を重ねた結果、最終発表では「実現性が高い」と高評価をいただくことができました。 この経験から、粘り強く課題に向き合いながら改善を続ける力を身につけました。メーカーでの製品開発においても、妥協せずに取り組む姿勢で貢献していきたいと考えています。 |
《解説》
メーカー業界では粘り強さや課題解決の姿勢が重要視されます。困難を乗り越えて成果を出したプロセスを具体的に描くと、説得力が高まります。
④ 広告業界
今回は、発想力やコミュニケーション力をアピールした、広告業界向けの自己PR例文をご紹介します。自らのアイデアを形にし、人の心を動かす力を伝える内容がポイントです。
《例文》
大学のサークルで広報担当を務めた際、イベントの参加者を増やすためにSNSを活用したキャンペーンを企画しました。 過去の広報活動では参加率が伸び悩んでいたため、ターゲットを明確に設定し、学生の目に留まる投稿内容を意識して制作しました。 また、フォロワーとの交流も大切にし、コメントへの返信や投稿のタイミングにも気を配りました。その結果、フォロワー数が倍増し、イベント当日は過去最高の参加者数を記録することができました。 この経験を通じて、人の心に届く伝え方と、それを実行に移す行動力を学びました。広告業界でも、相手のニーズを的確に捉え、魅力的に伝える力で貢献したいと考えています。 |
《解説》
アイデアの実行と結果を数字で示すことで、説得力のある自己PRに仕上がっています。広告業界では「伝える力」と「行動力」を具体的な成果とともに示すのが効果的です。
⑤ インフラ業界
今回は、責任感や計画力をアピールした、インフラ業界向けの自己PR例文をご紹介します。正確さや継続力を求められる場面での経験を通じて成長した姿を描いています。
《例文》
大学時代、学園祭の実行委員として全体スケジュールの管理を担当しました。 限られた時間の中で各部署との連携をとりながら、準備から当日運営までを円滑に進めるために、週単位で進行表を作成し、常に進捗を確認しました。 トラブルが発生した際にも冷静に対応し、優先順位をつけて調整することで、大きな遅れなく当日を迎えることができました。この経験を通して、責任ある立場で物事を俯瞰し、計画的に実行する力を身につけました。 インフラ業界においても、多くの人の生活を支える業務に真摯に向き合い、正確かつ着実に取り組んでいきたいと考えています。 |
《解説》
インフラ業界では、計画性と責任感が特に求められます。大規模な活動の運営経験や、トラブル対応などを織り交ぜることで、実行力を強く印象づけることができます。
⑥ 商社業界
今回は、主体性や柔軟な対応力をアピールした、商社業界向けの自己PR例文をご紹介します。変化の多い環境でも前向きに行動し、成果を出した経験をベースにしています。
《例文》
大学2年の夏、短期留学で現地の学生と共同プロジェクトに取り組みました。 文化や言語の違いから最初は意思疎通に苦労しましたが、相手の話にしっかり耳を傾けることや、身振りを交えて説明することで、徐々に信頼関係を築くことができました。 最終的には、プレゼン資料の構成を提案し、全員で一体感を持って発表を成功させることができました。この経験を通して、柔軟に対応しながら自分から動くことの大切さを実感しました。 商社のように多様な価値観と関わる業界においても、自ら行動し、人との信頼を築いていく力で貢献したいと考えています。 |
《解説》
海外経験がある場合は、文化の違いを乗り越えた具体的な行動や工夫を示すと効果的です。商社業界では、柔軟性と行動力がアピールの鍵となります。
⑦ 不動産業界
今回は、人と接する姿勢や信頼関係の構築力をアピールした、不動産業界向けの自己PR例文をご紹介します。丁寧な対応や聞く力を重視した経験が伝わる内容です。
《例文》
大学時代、飲食店のアルバイトで接客を担当していました。お客様の年齢層が幅広く、それぞれに合った対応を心がけることが求められました。 常連のお客様の好みや注文履歴を覚えたり、初めて来店された方には丁寧にメニューを説明したりすることで、多くのお客様から「また来たい」と言っていただけるようになりました。 中には名前を覚えて声をかけてくださる方もおり、信頼関係を築けたことに大きなやりがいを感じました。この経験から、相手に寄り添いながら信頼を得ることの大切さを学びました。 不動産業界でも、お客様の立場に立ち、誠実に対応することで安心していただける存在になりたいと考えています。 |
《解説》
不動産業界では、お客様との信頼関係が成約につながる重要な要素です。日常的な接客経験を通じて「丁寧さ」や「信頼構築力」をアピールすると効果的です。
⑧ 建築業界
今回は、建築業界で求められる継続力や細部へのこだわりをアピールした自己PR例文をご紹介します。大学時代の活動を通して、地道な努力の大切さを実感した経験をもとにしています。
《例文》
大学では建築学科に所属し、設計課題に日々取り組んでいました。中でも力を入れたのが、地域の空き家を活用した住宅リノベーションの課題です。 アイデアを形にするまで何度も図面を描き直し、模型制作でも細部まで丁寧に作業を重ねました。 途中、構造上の矛盾を指摘され悩んだこともありましたが、指導教員や友人のアドバイスを取り入れながら改良を続け、最終的には学内コンペで入賞することができました。 この経験を通じて、粘り強く取り組む姿勢と、細部にまで目を配る重要性を学びました。建築業界でも、一つひとつの仕事に責任を持ち、丁寧に取り組む姿勢を活かしたいと考えています。 |
《解説》
建築業界では、継続力や細部への注意が強く求められます。設計課題など実際の制作経験をもとに、自分がどのように成長したかを具体的に書くと効果的です。
⑨ 人材業界
今回は、人との関わりを大切にしながら信頼関係を築いた経験をもとに、人材業界向けの自己PR例文をご紹介します。相手に寄り添い、行動したエピソードが中心です。
《例文》
大学時代、アルバイトで学習塾の個別指導をしていました。生徒一人ひとりの性格や理解度に合わせて接し方を工夫し、成績が伸び悩んでいた生徒にも粘り強く寄り添って指導を続けました。 特に、勉強に苦手意識を持っていた中学生の生徒には、勉強方法だけでなく生活習慣の改善にも一緒に取り組んだことで、少しずつ前向きに取り組む姿勢が見られるようになりました。 最終的に成績が上がり、生徒から「先生のおかげで頑張れた」と言ってもらえたことは、大きな喜びでした。この経験を通して、人の成長を支える喜びや信頼関係の大切さを学びました。 人材業界でも、相手の立場に立ったサポートで信頼を築き、貢献していきたいと考えています。 |
《解説》
人材業界では、相手のニーズに気づく力と丁寧な関わりが重視されます。自分がどう関わったかを具体的に描き、信頼関係を築く力を示すことが重要です。
⑩ 旅行・観光業界
今回は、おもてなしの心やコミュニケーション力をアピールした、旅行・観光業界向けの自己PR例文をご紹介します。人との関わりの中で工夫した体験を軸にしています。
《例文》
大学時代、観光地にある飲食店で接客のアルバイトをしていました。 海外からのお客様も多く、言語の壁や文化の違いに戸惑うこともありましたが、笑顔を絶やさず、ジェスチャーや翻訳アプリを活用して丁寧に対応しました。 ある日、メニュー選びに困っていた外国人観光客に、写真を使っておすすめ料理を紹介したところ、とても喜んでいただき、「あなたのおかげで良い旅になった」と声をかけてもらいました。 この経験を通して、お客様に寄り添う姿勢と、言葉に頼らないコミュニケーションの大切さを実感しました。旅行・観光業界でも、お客様の目線で考え、心に残るサービスを提供したいと考えています。 |
《解説》
旅行・観光業界では、対人対応力や柔軟な気配りが重要です。アルバイト経験を活かして、お客様の喜びに繋がったエピソードを具体的に示すと印象が良くなります。
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職種別|履歴書の自己PRの例文10選

履歴書の自己PRを書くとき、「どんな風に書けばいいか分からない」と悩んでいませんか?ここでは、職種ごとに使える具体的な例文を紹介します。自分に合った表現を見つけるヒントにしてください。
① 営業職
営業職では、相手との信頼関係を築く力や、前向きな姿勢が重要視されます。ここでは、大学生活の中で身につけた「人との関わりを通じた成長」に関する自己PR例文を紹介します。
《例文》
大学のサークル活動で新歓イベントの運営を任された経験から、相手のニーズを汲み取り、信頼を築く力を養いました。 最初は参加者の反応が薄く悩みましたが、メンバーと協力してアンケートを実施し、意見を取り入れながら企画を改善。結果、イベントの参加率は前年より25%向上しました。 この経験から、自ら課題を発見し、解決のために行動する姿勢と、相手に寄り添う提案力が身につきました。 営業職でも、お客様との関係を大切にしながらニーズに合った提案をしていきたいと考えています。 |
《解説》
大学生活の中での身近な経験をもとに、相手視点を意識して行動したことを強調しています。成果だけでなく、「どう動いたか」を具体的に書くと説得力が増します。
② 事務職
事務職では、正確性や継続的に物事を進める力が求められます。今回は、日常的な活動の中でコツコツと努力を続けた経験をもとにした自己PR例文を紹介します。
《例文》
大学の図書館で学生スタッフとして2年間アルバイトをしていました。 業務は資料整理やカウンター対応など細かい作業が中心でしたが、常に「利用者にとって使いやすい環境を整える」ことを意識しながら取り組んでいました。 特に資料の分類や棚の整頓には力を入れ、見やすく配置し直す工夫を続けた結果、職員の方からも感謝の言葉をいただきました。 毎日の業務を丁寧にこなすことで信頼を得られることを実感し、事務職としても細やかな気配りや安定した対応力を活かしていきたいと考えています。 |
《解説》
事務職では特別な成果よりも「丁寧さ」「継続力」「気配り」が伝わる内容が好印象です。小さな経験でも、具体的な工夫や姿勢を言葉にすると強みになります。
③ 企画・マーケティング職
企画・マーケティング職では、アイデアを形にする力や行動力が求められます。今回は、自主的に動いた経験をもとにアピールできる自己PR例文を紹介します。
《例文》
大学の学園祭で、ゼミのブース運営を担当した経験があります。前年の来場者数が少なかったことから、私はチームの中心となってSNSを活用した広報企画を立案・実行しました。 投稿のタイミングや内容に工夫を加え、フォロワーとのやり取りも積極的に行った結果、来場者数は前年比の1.5倍となり、ゼミ内でも高評価を得ました。 この経験を通じて、企画を立てるだけでなく、実行まで責任を持つ行動力と改善意識の大切さを学びました。今後もターゲットを意識しながら、結果に結びつける提案力を発揮していきたいと考えています。 |
《解説》
実体験に基づいた行動と成果をセットで伝えることで、説得力のある自己PRになります。企画意図や工夫点も具体的に記述するのがポイントです。
④ サービス・販売職
サービス・販売職では、相手に寄り添った対応力やコミュニケーション能力が重視されます。ここでは、アルバイト経験を通じて培った対人スキルをアピールする自己PR例文を紹介します。
《例文》
大学時代、飲食店でホールスタッフのアルバイトを2年間続けました。忙しい時間帯には注文ミスや対応の遅れが発生することもありましたが、お客様の立場に立って行動することを意識してきました。 例えば、お待たせしたお客様には一声かけて状況を説明し、お詫びと気遣いを伝えることで、クレームが感謝の言葉に変わったこともあります。 このような経験を通じて、相手の気持ちを汲み取りながら柔軟に対応する力を身につけました。今後も、相手を思いやる姿勢を大切にしながら、信頼関係を築いていきたいと考えています。 |
《解説》
現場での経験を通して得た「相手視点で動く力」がしっかり伝わる例文です。感謝や信頼につながった具体的な場面を盛り込むと、印象に残りやすくなります。
⑤ クリエイティブ職
クリエイティブ職では、アイデアをかたちにする力や、自分の考えを伝える表現力が求められます。ここでは、自主制作を通じて得た学びを伝える自己PR例文を紹介します。
《例文》
大学の映像制作サークルで、学園祭に向けた短編ムービーの企画・編集を担当しました。 初めて全体の構成を任され、不安もありましたが、何度も打ち合わせを重ねながら、ストーリーと映像のバランスにこだわって制作しました。 特に、観客に伝えたいメッセージを明確にし、それが伝わるようにナレーションやカット割りを工夫した結果、多くの来場者から「感動した」「分かりやすかった」といった声をいただくことができました。 この経験を通じて、伝える目的を意識して表現する力と、粘り強く取り組む姿勢を身につけました。 |
《解説》
クリエイティブ職では「工夫」や「思い」が伝わる表現が効果的です。成果だけでなく、取り組む姿勢や意図した工夫も丁寧に記述しましょう。
⑥ コンサルタント職
コンサルタント職では、課題を発見し、解決策を考え抜く力や、人と協力して成果を出す力が求められます。今回は、課題解決に取り組んだグループ活動の経験をもとにした自己PR例文を紹介します。
《例文》
大学のゼミで行った企業課題に対する提案プロジェクトで、私はリーダーとしてメンバーをまとめました。 最初は意見がまとまらず議論が空回りすることもありましたが、全員の意見を丁寧に聞き、共通点を探ることで方向性を明確にしました。 その後、実際に企業に提案するプレゼン資料を作成し、論理的かつ分かりやすい構成を意識した結果、企業担当者から高い評価をいただきました。 この経験を通じて、複雑な課題を整理し、チームを巻き込んで成果につなげる力を身につけることができました。今後も、周囲と協力しながら最適な解決策を導き出していきたいと考えています。 |
《解説》
チーム活動の経験は、協調性と論理的思考力の両方をアピールする材料になります。課題→行動→成果の流れを意識して書くことが重要です。
⑦ エンジニア職
エンジニア職では、課題に対して地道に取り組む力や、論理的に物事を考える姿勢が求められます。今回は、プログラミング学習を通じて得た粘り強さをアピールする自己PR例文を紹介します。
《例文》
大学2年生のとき、独学でプログラミングを学び始め、オリジナルのWebアプリを制作しました。 最初はエラーの連続で挫折しかけたこともありましたが、「なぜ動かないのか」を一つひとつ調べ、試行錯誤を繰り返しました。 特に、ユーザーが使いやすいようにUIを工夫したり、動作の不具合を何度もテストして修正したりする過程で、粘り強く問題を解決する姿勢が身についたと感じています。 この経験から得た知識や姿勢を活かし、入社後も課題に対して着実に取り組みながら、成長を続けていきたいと考えています。 |
《解説》
「失敗→改善→達成」の流れを具体的に書くと、取り組む姿勢の説得力が増します。技術よりもプロセス重視で伝えるのがポイントです。
⑧ 医療系職
医療系職では、相手の立場に立って行動できる思いやりや、責任感が重要です。今回は、ボランティア経験を通じて培った姿勢をアピールする自己PR例文を紹介します。
《例文》
大学での地域福祉ボランティア活動を通して、相手を思いやる姿勢と責任感を身につけました。高齢者施設でのお話相手やレクリエーションの企画を行う中で、一人ひとりの反応に合わせた接し方を心がけました。 あるとき、認知症の利用者様が不安そうにされていた際に、何度も丁寧に声かけを行い、徐々に笑顔を見せてくださったことが強く印象に残っています。 この経験から、相手の目線に立って行動することの大切さを実感しました。医療の現場でも、患者様やそのご家族に安心していただけるよう、心配りと誠実な対応を心がけていきたいと考えています。 |
《解説》
医療系職種では「寄り添う姿勢」や「丁寧な対応」が重視されます。経験の中から気づいた学びや感情を具体的に盛り込むと、印象に残る文章になります。
⑨ 金融系職
金融系職では、責任感や数字に対する正確性、そして信頼される人柄が求められます。今回は、数字を扱う活動を通じて得た学びをもとにした自己PR例文を紹介します。
《例文》
大学のゼミ活動で、地元企業の経営分析を担当した経験があります。限られた資料の中から必要なデータを見つけ出し、複数年の財務状況を比較して課題を洗い出しました。 途中で情報の食い違いに気づき、企業側に追加でヒアリングを行うなど、正確な分析にこだわって取り組みました。その結果、実際の課題と改善案を盛り込んだプレゼンは高評価を得ることができました。 この経験から、細部にまで気を配りながら責任を持って業務を進める姿勢を身につけました。金融業界でも、丁寧かつ正確に物事を判断し、信頼される存在を目指していきたいと考えています。 |
《解説》
金融職では「正確さ」と「責任感」が重要なキーワードです。数字を扱った経験を題材に、どのように工夫し信頼につなげたかを具体的に伝えましょう。
⑩ 研究職
研究職では、探究心や粘り強さ、論理的に物事を考える力が求められます。今回は、卒業研究を通じて課題に向き合い続けた経験をもとにした自己PR例文を紹介します。
《例文》
大学の卒業研究で、微生物の発酵条件に関する実験に取り組みました。 思うようなデータが出ず、繰り返し失敗を経験しましたが、原因を一つひとつ分析し、文献を調べたり教授に相談したりしながら改善を重ねました。 特に、温度とpHのわずかな差が結果に大きく影響することに気づいてからは、条件設定をミリ単位で調整し、ようやく再現性のある結果を得ることができました。 この経験から、あきらめずに課題と向き合い続ける力と、細部に目を向ける姿勢が養われました。研究職でも、粘り強く地道な努力を続け、着実に成果を出していきたいと考えています。 |
《解説》
研究職にふさわしい「粘り強さ」と「問題解決力」を伝えるには、失敗からの学びと行動を丁寧に書くのがポイントです。地道な過程こそ強みとして活かせます。
履歴書の自己PRのNG例

履歴書の自己PRを書くとき、多くの就活生は「印象に残る内容にしたい」と考えます。ただし、その意識が強すぎると逆効果になることもあります。
ここでは、よくあるNG例を紹介しながら、注意すべきポイントを分かりやすく解説します。
- 抽象的で根拠のない
- 誇張した表現や嘘がある
- 一貫性がない
- 企業目線が欠けている
① 抽象的で根拠のない
「私はコミュニケーション能力があります」といった表現はありがちですが、具体性がなければ説得力に欠けます。自己PRは「どんな力を、どんな経験を通じて、どう活かしたか」を伝えることが重要です。
たとえば、「サークル活動でリーダーを務め、5人のメンバーと協力してイベントを成功に導いた」と書けば、より現実的で印象に残ります。
抽象的な言葉は他の学生も使いやすいため、自分の体験から根拠を示すようにしてください。
② 誇張した表現や嘘がある
自己PRを魅力的に見せたいあまり、実際以上に話を盛ってしまうケースがあります。たとえば、アルバイト経験を「店舗運営の責任者」と書くのは避けたほうがよいでしょう。
面接では履歴書の内容に関して深掘りされるため、嘘や誇張は簡単に見抜かれてしまいます。現実の経験を正確に伝えたうえで、自分なりの工夫や成果を丁寧に語ることが大切です。
誠実さも採用担当者が重視するポイントのひとつです。
③ 一貫性がない
自己PRの内容と、志望動機やほかの項目がちぐはぐだと、企業は「この人の考え方が分かりにくい」と感じるかもしれません。
たとえば、自己PRで「チームでの調整役が得意」と書きながら、志望動機では「一人で完結する仕事に憧れている」と記載していると、話に一貫性がありません。
履歴書全体を通して、自分の強みや方向性に統一感を持たせてください。
④ 企業目線が欠けている
自己PRを「自分の魅力を伝えるだけの場」ととらえてしまうと、企業が求めている人材像とズレてしまいます。
たとえば、「私はイラストが得意です」というPRが、営業職向けの履歴書に書かれていても、相手には響きにくいでしょう。自己PRでは、自分の特性が企業でどのように活かせるかを伝える必要があります。
企業研究を行い、その企業に合った内容を意識して書いてください。
履歴書の自己PR欄の書き方を学んで好印象を目指しましょう!

履歴書の自己PRは、採用担当者に自分の強みを効果的に伝える絶好の機会です。結論から述べる明快さや、再現性のある具体的なエピソードが企業の評価ポイントとなります。
たとえば、「粘り強さ」や「コミュニケーション力」などの強みを、企業との相性を踏まえて表現することが大切です。
また、100〜200文字を目安に簡潔にまとめること、誤字脱字のチェックや客観的な視点の導入も説得力を高めます。NG例を避け、業界・職種別の例文を参考にすれば、自分らしいアピールが可能です。
つまり、履歴書の自己PRでは「具体性」「論理性」「企業目線」の3点を意識し、魅力的かつ効果的な自己表現を目指しましょう。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。