【例文6選】事務職の自己PRのポイントを解説!主要職種も紹介
事務職はどのような業界・企業にも基本的に存在する職種であり、志望している方も多くいるのではないでしょうか。
事務職は人気が高い職種であることから、内定を獲得するためには自己PRをしっかりと練り上げることが大切です。
そこで本記事では、事務職に関する基本情報を確認したうえで自己PR作成に必要なポイントを解説します。
自己PRの例文も職種別・強み別に紹介しているので、ぜひ就活準備にお役立てくださいね。
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記事の監修者
人事 鈴木
新卒でベンチャー企業で求人広告の新規営業を経験 入社半年でテレアポ獲得数社内1位。新卒売り上げ1位を獲得。 その後Cmind groupの人事部に入社し、新卒採用を担当。 現在は学生の面談だけではなく採用戦略や広報にも携わっている。
記事の監修者
吉田
新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。プロフィール詳細
事務職の主な職種7つ

事務職の自己PRを作成するにあたっては、どんな働き方があるのかを理解することが大切です。
①総務事務
総務事務は、企業の総務部に所属して事務作業をこなす職員です。会社の活動を広くサポートする立場であり、以下のようにさまざまな業務をこなします。
- 備品管理
- 施設整備
- 文書管理
- 社内規定の策定
- 関係各所の窓口業務
- 株主総会や役員会などの運営
- 社内イベントの企画・運営 など
上記はあくまでも総務事務が担う業務の一例であり、企業によってその他にもさまざまな業務を担当する可能性があるでしょう。
②営業事務
営業事務は、営業部門の活動を事務的な面でサポートする職種です。
営業で使用する見積書や請求書の作成、データ入力、製品管理、窓口対応など、営業現場で発生するさまざまな業務を担当します。
営業活動をスムーズに進めるには事前準備や事務処理を速やかかつ正確に行うことが大切であり、営業事務の仕事は重要です。
営業課全体の業務を複数の営業事務で分担するケースと、各営業担当者にペアで営業事務がつくケースがあります。
③人事・労務事務
人事・労務事務は、社内の人材管理に関する事務領域を担当する職種です。人事企画や社員教育、人事評価、労務管理などに関する事務を取り扱います。
「ヒト」は企業が持つ非常に重要な経営資源であり、人事・労務事務が担う仕事も重要です。
事務職の中でも直接的に社員を支える業務が中心になるため、「サポートする仕事がしたい」と考える方には適しています。
なお求人においては、「人事・労務アシスタント」と記載されていることも多くあるでしょう。
④法務事務
法務事務は、企業の法務部で法律関係の事務を担う職種です。
コンプライアンスに関する書類作成や登記・商取引に関する事務、文書のリーガルチェックサポートなどが業務の例だと言えます。
法律関係の仕事を日常的に取り扱うことから、法的な知識やスキルを身につけておくと採用で有利に働く可能性があるでしょう。
法務事務としてのスキルアップには法的な知識の吸収が避けられないことから、法律関係の資格取得に早期よりチャレンジしてみるのも1つの方法です。
⑤経理事務
経理事務は、企業の経理や税務関係の事務を中心に担う職種です。経理事務の仕事は、大きく以下の3つに整理できます。
業務 | 内容 |
---|---|
日次業務 | 毎日の現金・預金管理 残高確認 |
月次業務 | 給与計算 月次決算 |
年次業務 | 年末調整 税務申告 決算業務 |
お金の管理に関わる仕事であり、ミスが許されない局面も多くありますよ。そのため正確に事務を遂行する能力が求められるでしょう。
⑥貿易事務
貿易事務は、貿易関係の仕事に関する事務を取り扱う職種です。輸出入の通関手配や関係書類の作成、関税・消費税の支払いなど業務内容は多岐にわたります。
日常的に英語で書かれた文書を取り扱うことから、一定以上の語学力がないと務まらない仕事だと言えるでしょう。
また、貿易に関する専門知識の習得も欠かせません。周囲の社員をサポートするというよりは、自分が最前線に立って働くイメージの職種だと言えます。
⑦医療事務
医療事務は、病院や診療所、クリニックにおける事務作業を担当する職種です。
来院した患者さんの対応や会計、診療報酬明細書(レセプト)の作成など、医療事務ならではの業務も多くあります。
患者さんと日常的に接する病院の顔としての側面もあることから、一定以上の接客能力やコミュニケーション能力が求められると考えるべきです。
また、医療に関する専門知識についても、ある程度学んでいく必要があるでしょう。
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事務職の自己PRが重要な2つの理由

ここでは、事務職への応募において自己PRが重要な理由を以下の通り2つ解説します。
①倍率が高いため
事務職の応募において自己PRが重要な理由としてはまず、倍率の高さが挙げられます。
事務職は比較的勤務時間が短く働く日時が不規則になりにくいなどの理由から、多くの人が志望する傾向があるのです。
また未経験から応募できる求人が多くある点も、倍率が高くなる要因だと言えます。
高倍率の中で内定を勝ち取るには、採用担当者の興味を引いて埋もれてしまわないように自己PRを練る必要があるでしょう。
②他の応募者との差別化が難しいため
他の応募者との差別が難しいことも、事務職の応募において自己PRが重要である理由の1つです。
事務職は基本的に業界や企業を問わず幅広く存在する職種であり、「この業界・企業を選んだ理由」を明確に伝えることが難しいと言えます。
自己PRを練るうえでは基本的な事務の仕事について理解することはもちろん大切ですが、もうひと工夫が必要です。
応募先の企業が求める人物像や具体的な業務内容をできるだけ把握し、自己PRに反映することが大切でしょう。
事務職の自己PR作成時のポイント4つ

ここでは、事務職の自己PR作成時のポイントとして以下の4点を紹介します。
- できるだけ定量的・具体的に書く
- 志望企業が求める人物像と合わせる
- 事務職に求められる強みをエピソードとともに伝える
- 入社後にどう活かせるのか明確にする
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①できるだけ定量的・具体的に書く
自己PRを作成するにあたっては、できるだけ定量的(数字を交える)・具体的に書くことが重要です。
具体性が低い自己PRは説得力に欠けることから、採用担当者へのアピールにつながりません。
またあまりに抽象的な文章を書いていると、「嘘をついているのでは?」と思われるリスクもあります。
たとえば「週の大半をアルバイトにささげた」より、「週最低5日間、一日あたり6時間以上はアルバイトをした」の方がイメージが伝わりやすいでしょう。
②志望企業が求める人物像と合わせる
自己PRを作成する際のポイントとしては、志望企業が求める人物像と合わせることも大切です。
どんなに魅力的で優秀な人材であるとアピールしても、企業が求める人材とかけ離れていれば効果的な自己PRにはなりません。
まず公式サイトや会社説明会、OB訪問などから、企業が求める人物像を把握することが大切です。
そして自己分析を徹底した自分の特徴や価値観を理解し、企業が求める人物像と重なる部分がないか検討するようにしましょう。
③事務職に求められる強みをエピソードとともに伝える
自己PRを作成する際のポイントとしては、エピソードを盛り込むことも挙げられます。
ただ自分の強みを伝えるだけでは説得力が低く、「本当かどうか分からない」「どうしてそう言えるのか」と思われる可能性があるためです。
また具体的なエピソードを盛り込むことで、自然に他の志望者との差別化が図れます。
エピソードの内容はアルバイトや学業、部活動など基本的には何でもよいことから、自己分析によって自分らしさが伝わる経験を棚卸しましょう。
④入社後にどう活かせるのか明確にする
自己PRをするにあたっては、その強みが入社後にどう活かせるのかも伝えることが大切ですよ。
企業側が知りたいことはあくまでも、「志望者の強みが自社の業務にどう貢献してくれるのか」であるためです。
自分の魅力をいくら伝えようとしても、企業の担当者が採用のメリットを感じてくれなければ効果は薄いでしょう。
自己PRの最後に、「貴社に入社したら自分の○○を活かし、○○の業務で貢献したい」といった内容を伝えることが大切です。
事務職志望者がアピールすべきスキル・能力3選

ここでは、事務職志望者がアピールすべきスキル・能力として以下の3点を紹介します。
「自分の強みが分からない…本当にこの強みで良いのだろうか…」と、自分らしい強みが見つからず不安な方もいますよね。
そんな方はまず、就活マガジンが用意している強み診断をまずは受けてみましょう!3分であなたらしい強みが見つかり、就活にもっと自信を持って臨めるようになりますよ。
①コミュニケーション能力
事務職の仕事に求められる能力としてまず挙げられるのが、コミュニケーション能力です。
事務の仕事と言われると、一人でコツコツ・黙々とこなしていく印象を持つ方もいるのではないでしょうか。
しかし実際の現場では、上司や同僚とコミュニケーションを取りながら業務を進めないと、大きなミスにつながる恐れもあります。
また来客対応や電話対応などが求められる局面もあり、一定以上の対人能力は求められると考えておくべきです。
②業務の正確さ
事務職の仕事に求められる能力としては、正確に業務を遂行する能力も挙げられます。
事務の業務では、任された仕事をミスなくこなすことが求められるためです。
ただし正確さが求められると言っても、ゆっくりと仕事を進めていたら納期には間に合わないケースが多いと考えられます。
限られた時間でミスなく正確に業務を進めるにはどうしたら良いのか工夫しながら、職場を円滑に回していくことが求められるでしょう。
③柔軟性
事務職の仕事には、一定の柔軟性も求められます。事務の仕事はマニュアル通り正確に進めることがまず大切ですが、現場では想定外のことも発生するものです。
突然指示が変更になったりまだ対応したことがない業務を任されたとしてもその場で臨機応変に立ち回れることは、事務職員としての強みになるでしょう。
自分なりの考え方や仕事の進め方を持つことは大切ですが、上司や同僚の意見を取り入れる柔軟性も時には必要だと認識しておくことをおすすめします。
事務職志望者がアピールすべき資格3つ

ここでは、事務職志望者がアピールすべき資格として以下の3つを紹介します。
- MOS
- 簿記
- その他IT系資格
①MOS
事務職志望者がアピールすべき資格としてはまず、「MOS(Microsoft Office Specialist)」が挙げられます。
MOSはWordやExcelなど、事務作業で日常的に使用する可能性が高いソフトに関するスキルを証明する資格です。
事務職になったとしても、Microsoft Officeソフトが使えないようでは仕事になりません。
就職後に身につければ良いと言われることもあるかもしれませんが、就活段階でMOSを取得していればよいアピールポイントになるでしょう。
②簿記
事務職志望者のアピールにつながる資格としては、簿記系のものも挙げられます。簿記は、帳簿関係のスキルを証明する資格です。
簿記の知識は経理事務だけでなく、総務事務や金融事務などさまざまな職種において重要だと言えますよ。
そのため簿記の資格を取得しておくと、就活で有利になりやすいでしょう。簿記資格取得を目指すなら、日商簿記2級以上をおすすめします。
③その他IT系資格
これまで紹介したMOSや簿記以外にも、職種に合わせて取得を目指したい資格は多数存在します。
たとえば以下のような資格は、就活を有利に進めるためにおすすめです。
- TOEIC
- ITパスポート
- 基本情報技術者
- 応用情報技術者
- 秘書技能検定
- FP など
ただし「事務職を目指すならどれでも良い」と考えるのではなく、目指す職種と相性が良いものを目指すようにしましょう。
たとえば秘書なら秘書技能検定、貿易事務ならTOEICなどの取得がおすすめです。
【職種別】事務職志望者の自己PR例文3選
ここでは、事務職志望者の自己PR例文を職種別に以下の3パターン紹介します。
さらに今回は、現在も就活生を内定に導いている現役のキャリアアドバイザーが、3つの例文を本気で添削!自分の強みをどうアピールしたらいいか気になる人は、ぜひ読んでみてくださいね。
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【関連記事】
赤ペンESを徹底解説!エントリーシート無料添削サービスとは
①一般事務
この例文では、「正確性」と「サポート力」という資質を、学生時代のゼミ活動を通じてアピールしています。
自己PRを作成する際は、自身の強みを具体的な行動や成果に落とし込むことが重要です。
【結論】 私の強みは、資料作成や締切管理を通じて、情報の正確さに細心の注意を払うことで周囲を支えられる「正確性」と「サポート力」 |
添削コメント|「正確性」と「サポート力」は事務職志望の自己PRにおいて非常に有効な強みですが、「実際にその強みを活かしてどんなことができるのか」が不足していたため、それらの情報を追記し、より強みをイメージしやすいように修正しました。 |
【エピソード】 大学ではゼミの運営補助を担当し、資料作成やスケジュール管理、 |
添削コメント|「教員との連絡調整」は学生が主導できる内容としてやや実務性に乏しく、事務職の業務に直結しづらい印象を与えます。代わりに「タスク共有や進捗確認」という表現を用いることで、サポート力や情報整理のスキルを主体的に発揮した経験として読み手に伝えることができ、企業側にとっても職務適性をイメージしやすくなります。 |
【エピソード詳細】 ゼミでの発表準備の際、参加者20名分の資料作成や会場の手配を任されました。配布資料の誤字脱字や内容の整合性を何度も確認し、 |
添削コメント|「リハーサルへの立ち会い」は事務職との関連性がやや弱くなります。そこで、「進行表の作成」や「役割分担の明確化」といった事務処理能力を具体的に表す内容へと変更しました。 |
【成果】 その結果、教員からは「安心して任せられる」と評価され、翌年度からは後輩への引き継ぎ資料の作成も担当しました。 |
添削コメント|「丁寧な対応を心がける」は抽象的なので、「期日や内容の確認を徹底した」と具体的な行動を示すことで、どのような努力が信頼につながったかが明確になり、企業での活躍も想像しやすくなります。 |
【入社後】 入社後は、こうした経験を活かして、正確かつ丁寧な事務処理に努めるとともに、 |
添削コメント|「支える存在」などの抽象語は評価に直結しづらい点があります。「進捗管理」「資料作成」など具体的な業務を挙げることで、正確性やサポート力がどのように職場で活きるのかが明確になり、志望者の即戦力性が伝わります。 |
【NGポイント】
元の文章では抽象的な表現がやや多く、「強みを活かしてどんな行動をとったのか」「その結果どのように評価されたのか」が不明確な部分がありました。強みに説得力が足りない状態でしたね。
【添削内容】
強みを発揮したエピソードについて、具体的な行動や成果を追加しました。たとえば「丁寧な対応」は「期日や内容の確認を徹底したこと」へ修正するなど、事務職に必要な資質との関連を強めています。
【どう変わった?】
全体として、企業が求める事務処理能力やチームへの貢献姿勢が、明確かつ論理的に伝わる内容へと改善されました。
・具体的な行動のエピソードを語る ・結果や評価は客観的に示す ・入社後の貢献を明確に描写する |
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②経理事務
今回は、経理事務を志望する就活生に向けた例文を紹介しています。
経理事務に必要な「正確性」や「信頼性」を、具体的な行動や成果で示す必要があります。
【結論】 私は、相手の立場に立って行動できる気配り力と、 |
添削コメント|「正確な事務処理能力に自信があります」は抽象的で主観的な表現です。改善後は、具体的な行動に置き換えることで、企業側が実務でも再現できるスキルとして評価しやすい内容にしています。 |
【エピソード】 大学時代、学園祭実行委員の会計担当として、来場者対応から書類作成、備品管理まで幅広い業務を担当しました。 |
添削コメント|「裏方にやりがいを感じていた」は主観的な感想であり、「強みのアピールをする」という趣旨からややずれていました。そこで、「先回りして動くよう心掛けた」という、気配り力を発揮したエピソードをより詳しく紹介する形に変更しています。 |
【エピソード詳細】 予算管理では、ミスを防ぐために収支表をダブルチェックし、データを整理して見やすくまとめる工夫をしました。 |
添削コメント|抽象的な文が多く、「誰に対して」「何をしたのか」が伝わりづらくなっていました。改善後は、具体的な行動・準備内容を明記することで、気配りと正確性の両立を裏付ける内容に強化しています。 |
【成果】 結果として、会計の記録ミスやトラブルは一切なく、運営後のアンケートでは「安心して仕事を任せられた」と他の委員からも高い評価をいただきました。 |
添削コメント|記録ミスゼロという明確な成果に加え、他者からの具体的なコメントが記載されており、客観的な信頼性があります。採用担当にとって非常に評価しやすい好事例といえます。 |
【入社後】 入社後は、 |
添削コメント|「正確な事務処理と配慮を活かし」は表現が繰り返され、印象が弱くなっていました。改善後では大学時代の経験と接続する形にしたことで、企業における活躍イメージを描きやすくなっています。 |
【NGポイント】
全体的に抽象的な表現が多く、強みが単なる性格の良さとして伝わってしまっていました。そのため、志望者が経理事務で強みを発揮している姿をイメージしにくい内容となっていました。
【添削内容】
エピソード中に行動ベースの表現を追記しました。具体的には、「先回りして動いた」や「事前に手順を共有した」といった記述で、過去に強みがどのように発揮されたのかを明確化しています。
【どう変わった?】
「過去にどのような活躍をしたのか」が分かったことで、「気配り力」と「業務遂行力」が、企業でも再現可能なスキルとして伝わりました。志望者が経理事務の現場で活躍する姿を具体的にイメージしやすくなっています。
・強みは性格で終わらせない ・背景を行動で示す ・結論と入社後はつながりを重視する |
③医療事務
今回の例文は、大学時代のアルバイト経験を通して培った強みを活かして医療事務を目指す自己PRです。
医療事務では、志望する背景やそれを支える行動や工夫まで示すことで説得力が増します。
【結論】 私は相手の立場に立った丁寧な |
添削コメント|「正確な事務処理を心がける力」は強みというより「頑張っている」というレベルに留まりがちです。採用担当者には「どのように正確性を担保しているか」という実践的な視点が求められるため、具体的な行動姿勢に置き換えました。 |
【エピソード】 大学時代、 |
添削コメント|「受付・貸出業務」という言葉では職務の幅が伝わりません。どのような業務を担当していたかを端的に並列し、医療事務との共通点(受付・入力)を際立たせました。 |
【エピソード詳細】 |
添削コメント|曖昧な描写や他人ごとのような表現を避け、誰が・いつ・何をしたかを具体的に整理しました。また主体的な工夫(チェックリスト作成)を追記し、主体性や積極性も合わせてアピールしています。 |
【成果】 |
添削コメント|セリフ形式の記載は主観的・再現性に乏しいため、成果としては弱い印象を与えます。「感謝の声」「指導役」という客観的な評価ポイントを組み合わせて自然に表現しました。 |
【入社後】 貴院においても、患者様に安心していただけるような |
添削コメント|「ミスのない事務処理」は理想的すぎる印象を与えるため、再現性と成長性のある言い回しへと調整しました。「正確性を支える工夫」は、企業が評価する改善志向の表現です。 |
【NGポイント】
表現が全体的に抽象的で、「正確性」や「気配り」といった医療事務に重要な強みが、どのような行動として現れていたのかが伝わりにくくなっていました。
【添削内容】
結論や成果の部分では、意識や感情だけでなく「行動」にフォーカスして表現を修正し、業務上の工夫や配慮を明確に示しました。
【どう変わった?】
医療事務に必要な「正確さ」と「対応力」の両立が、実体験ベースで伝わるようになり、採用担当者にとってもイメージしやすい自己PRに仕上がっています。
・強みは行動で裏付けること ・経験の中で工夫を明示する ・結果は客観性を意識して書く |
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【強み別】事務職志望者の自己PR例文3選
ここでは、事務職志望者の自己PR例文を強み別に以下の3パターン紹介します。
①コミュニケーション能力
本例文では、事務職に必要な「調整力」や「周囲との連携力」を、強みとして自己PRを書いています。
自己PRでは、どのようにその強みを発揮したのかを具体的な行動で示すことが重要です。
【結論】 私は、 |
添削コメント|「相手の立場に立つ」「円滑なコミュニケーション」という表現は抽象的なので「意図の把握」「目的志向」「周囲との調整力」といった具体性のある要素に置き換えました。 |
【エピソード】 大学のゼミ活動では、意見が対立しやすいメンバー同士の調整役を担当していました。 |
添削コメント|この一文だけでも「調整役」としてのポジションと状況が明確に伝わっており、テーマであるコミュニケーション能力が発揮された舞台設定として適切です。特に修正は必要なく、次の詳細描写へのつながりも自然です。 |
【エピソード詳細】 卒業研究のテーマを決める際、複数の意見がぶつかり話し合いが進まなくなったことがありました。 |
添削コメント|元の文章は一文が長く、具体的な行動が伝わりにくくなっていました。そこで「ホワイトボードで可視化」「目的の確認」「提案」といった具体的なステップに分け、5W1Hの視点から強みを発揮した行動を明確にしました。 |
【成果】 その結果、 |
添削コメント|「雰囲気がよくなった」は抽象的かつ主観的で成果として弱いため削除し、客観的な評価である審査員のコメントや連携の成果が出た具体的な要因を補足しました。 |
【入社後】 入社後は、上司や同僚、お客様と信頼関係を築きながら、正確で丁寧な事務処理に加えて、 |
添削コメント|「円滑なコミュニケーションでスムーズに進める」という表現は実際にどのような場面で力を発揮するかが見えにくいため、「報連相」「業務分担」「生産性向上」といった事務職で求められる具体的な行動に言い換えました。 |
【NGポイント】
当初は「円滑なコミュニケーション」や「雰囲気がよくなった」といった抽象的な表現が多く、「強みがどんなものか、どのような成果が出せるのか」が企業側に伝わりにくい構成となっていました。
【添削内容】
過去の行動のプロセスや成果を5W1Hの観点で具体化し、「意見の整理」「可視化」「目的の確認」など、実際に取った行動をより詳細に説明しました。これにより、どのように強みを発揮したかが説得力ある形で示せています。
【どう変わった?】
企業側が求める「報連相を含む調整力」や「周囲との連携力」が、具体的な経験として示されたことで、再現性や実務適応力が明確に伝わっています。
・抽象的表現は具体化して示す ・強みを行動レベルで語る ・入社後の活用法に一貫性を持たせる |
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②事務処理能力
この例文では、「事務処理能力」をテーマに、事務職を志望する自己PRを紹介しています。
自己PRでは抽象的な強みではなく、具体的な行動や成果と結びつけて伝えることが重要です。
【結論】 私は、物事を丁寧に確認しながら正確に処理する力に自信があります。 |
添削コメント|取り消し線部分は抽象的で誰にでも言える表現になっており、事務処理能力という強みの具体性が伝わりにくい内容でした。改善文では、実務の例を挙げながらどのように正確性を発揮してきたのかを具体的に説明しています。 |
【エピソード】 大学では学内イベントの運営スタッフとして、参加申し込みの受付や当日の案内資料作成など、事務作業を担当していました。 |
添削コメント|担当業務の範囲が簡潔に示されており、事務処理能力を発揮するシーンの導入として非常に適切です。読者がこれからどんなスキルが発揮されたのかをイメージしやすく、構成上も無理がありません。 |
【エピソード詳細】 特に力を入れたのは、参加者データの管理です。Excelで名簿や配布資料リストを作成する際は、重複や記入漏れがないよう、 |
添削コメント|元の文章は、努力や配慮を伝えたい意図はありましたが、どのように行ったかがやや曖昧でした。そのため、チェック方法をクロスチェック体制と具体化し、ファイル整理も視覚的・運用的工夫に落とし込みました。 |
【成果】 その結果、当日のトラブルは一切なく、運営責任者から「準備が行き届いていた」とお褒めの言葉をいただきました。 |
添削コメント|削除した文は「感じています」という主観的表現が含まれており、成果としての客観性が不足していました。改善文では、具体的な成果(ミスなし、スムーズな対応)に言及することで、説得力のある成果報告にしています。 |
【入社後】 入社後も、正確性と丁寧さを活かし、書類作成やデータ処理などの業務を着実に進めることで、 |
添削コメント|「信頼される」という抽象的な理想像に終始していたため、企業にどのような価値を提供できるのかを明確にしました。効率化・ミス防止という具体的なキーワードを用いることで、事務処理能力が伝わる内容に改善しています。 |
【NGポイント】
元の例文では、「信頼される」という抽象的な理想像に終始していたため、効率化・ミス防止という具体的なキーワードを用いています。
【添削内容】
各項目の中で、「チェック体制の工夫」や「フォルダ管理の工夫」など、具体的な行動・工夫・配慮を盛り込んで修正しました。
【どう変わった?】
定性的な表現から定量的・具体的な記述へと変えることで、企業視点からも評価しやすい自己PRに仕上がりました。
・強みを具体化して伝える ・成果は客観的に示す ・入社後の貢献を明確に描く |
③柔軟性
ここでは、柔軟性を強みに事務職を目指す就活生向けの自己PRを紹介しています。
急な役割変更やイレギュラー対応といった、事務職に頻繁に求められる場面にどう向き合ったかを伝えましょう。
【結論】 私は状況の変化にも臨機応変に対応でき |
添削コメント|「状況の変化に臨機応変に対応できる」というのは、柔軟性としてはやや当然と捉えられる可能性があります。そのため、「柔軟性を発揮したときにどんな成果が出せるか」という情報を追記し、より魅力的な強みであることをアピールしています。 |
【エピソード】 大学のゼミ活動では、資料作成や進行サポートなど裏方の業務を一任されていましたが、突然プレゼン担当に変更されるなど、 |
添削コメント|「予期せぬ対応を求められる場面が多くありました」は抽象的で、印象がぼやけてしまいます。代わりに、後の詳細とつながる具体的なエピソードを前振りとして導入し、柔軟性を発揮した場面を明確にしました。 |
【エピソード詳細】 発表直前にプレゼンターの欠席が決まり、私が代役を務めることになりました。準備時間が限られていましたが、 |
添削コメント|「資料を読み込んだ」「要点を整理した」という努力はややありきたりで、「強みを発揮した」と言えるほどの行動に見えませんでした。そこで「短時間で資料読み込み」→「構成を整理」→「話し方を工夫」という、多角的なアプローチを行なったことを追記しています。 |
【成果】 その結果、質疑応答にも柔軟に対応でき、教授からも |
添削コメント|「組織全体に貢献」「力を身につけました」といった表現は、何ができるようになったのかが伝わりにくくなっています。改善後は、思考力と行動力にフォーカスし、柔軟性を具体的に言い換える形で成果を示しました。 |
【入社後】 入社後は、ルーティン業務をこなすだけでなく |
添削コメント|「柔軟に対応し」は抽象的かつ前文の繰り返しで、入社後の具体的な行動がイメージしにくい表現です。そこで、「どんな場面でどう対応するか」という実務イメージに落とし込むことで、企業への貢献が想像しやすくなります。 |
【NGポイント】
柔軟性をアピールするうえで、全体的に抽象的な表現が多く、対応方法や成果がどのような成長につながったのかが分かりにくくなっています。
【添削内容】
「予期せぬ対応が多かった」といった曖昧な表現を削除し、代わりに具体的なエピソードへの導入に差し替えました。
【どう変わった?】
強みである柔軟性が「具体的な行動や思考」として伝わるようになりました。さらに、入社後の活躍イメージもわきやすくなっています。
・エピソードを行動で表現する ・成果は行動の延長で見せる ・入社後の活躍像は明確に描く |
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事務職にはさまざまな職種があり、それぞれに求められるスキルや特性は少しずつ異なっています。
たとえば、経理事務では数字への正確性が重視される一方、営業事務では円滑なコミュニケーション能力が必要不可欠です。
自分が志望する業界や企業に求められる人物像をしっかりと把握したうえで、自分を採用するメリットを感じさせる魅力的なPRを練り上げましょう。
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編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。