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部活動・サークルのマネージャー経験を活かした自己PRの書き方を徹底解説!

マネージャー経験を自己PRで書きたいけど「就活でマネージャー経験をどうアピールすれば良いかわからない」とお困りの方も多いでしょう。

本記事では部活動やサークルでのマネージャー経験を活かした自己PRの効果的な書き方を分かりやすく解説します。

本記事を理解し自己PRの作成に活かせれば、他の志望者との差別化に繋がり自身の価値をしっかりとアピールできますよ。

人事 鈴木

記事の監修者

人事 鈴木

新卒でベンチャー企業で求人広告の新規営業を経験 入社半年でテレアポ獲得数社内1位。新卒売り上げ1位を獲得。 その後Cmind groupの人事部に入社し、新卒採用を担当。 現在は学生の面談だけではなく採用戦略や広報にも携わっている。

紙谷

記事の監修者

紙谷

新卒1年目の段階では訪問営業でトップセールス獲得し、3階級役職をあげる。 現在は企業コンサルとキャリアアドバイザーを兼任。

吉田

記事の監修者

吉田

新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。

マネージャー経験は自己PRの強力な武器

マネージャー経験は就職活動において、非常に強力な自己PRの材料です。

マネージャーは表には立たない役割でありながら、チームや組織を支える大切な役割を果たしているため、多くの能力が求められます。

こうした経験を通じて得たスキルや姿勢は、企業が求める人材像に合致する場合が多いです。特に、リーダーシップやチームをサポートする力、課題解決能力などは職場でも重宝されますよ。

仕事は基本的にチームプレイが多いため、マネージャー経験で培ったものでチームに貢献したエピソードをアピールできると好印象を獲得できますよ。

この記事で実際にどのようにアピールすれば好印象なのかを解説しているので、最後まで確認して選考通過を目指しましょう。

「気配り」を強みにして自己PRを作成したいけど「上手く自己PRが書けない、書いてもしっくりこない」と悩む人は、まずは就活マガジンの自己PR作成ツールを利用してみてください!必要な情報を入力するだけで、3分で自己PRが作成できますよ。

マネージャー経験を通して身につく力・強みとは?

マネージャーの経験を通じて得られるスキルや能力は、就職活動において重要な自己PRの要素となるでしょう。

しかし自分ではどんなスキルや強みが身に付いたのか気付けない方も多いでしょう。

ここではマネージャー経験を通して身につく力・強みを7つ紹介するので、是非参考にしてくださいね。

①メンバーに尽くす献身性

マネージャーとして最も大切なのは、チームメンバーを支える献身的な姿勢です。選手やメンバーが最高のパフォーマンスを発揮できるように、裏方として全力でサポートします。

自分よりも他人を優先する意識が自然と身に付き、チーム全体のために動く能力が身に付きますよ。

例えば、怪我をした選手のケア・練習の準備・片付けを率先して行うことで、周囲からの信頼を得られるでしょう。

②周りと連携して仕事をする協調性

マネージャーは、チーム全体と連携して仕事を進める必要があります。個々のメンバーがどんな状態にあるかを把握し、適切なサポートを行うことで、チーム全体のパフォーマンス向上に貢献する役割です。

こういった経験を通じて、他者と協力して目標を達成する協調性が磨かれます。例えば、選手と指導者の間での調整役を担い、円滑なコミュニケーションを図ることは多くの場面で求められる役割です。

職場でも、周囲と協力しながら働く協調性は重要視されますよ。

仕事は基本的にチームプレイで進んでいくので、チーム全体のパフォーマンスを向上させられる能力は高く評価されます。

マネージャー経験の中でチームに対して貢献した具体的エピソードがあれば協調性を強みにアピールしても良いかもしれません。

③課題を解決する対課題力

マネージャーは、日々の活動の中で様々な課題に直面します。例えば、練習中のトラブルや、大会準備における不足物の対応など、問題を迅速に解決する能力が求められるでしょう。

こうした経験を通じて、冷静に状況を分析し、最適な解決策を見つけ出す「対課題力」が身に付きます。

これは、企業での業務においても役立つスキルです。特に問題解決が早く的確であることは、仕事の効率化やトラブルの回避に大きく貢献できますよ。

④計画的に進めるスケジュール管理能力

練習や試合のスケジュールを管理するのも、マネージャーの大切な役割の1つです。複数の予定を把握し、適切なタイミングで必要な準備を行うことで、チームの活動が円滑に進むように調整します。

この経験を通じて、限られた時間内で効率的にタスクをこなす「スケジュール管理能力」が養われるでしょう。

企業では忙しい職場環境でも時間を有効に使いながら成果を出すことが求められるため、このスキルは非常に重要視されますよ。

実際の仕事の中でもタスク管理は重要であり、様々な業務を計画立てて1つずつこなしていく必要があります

マネージャー活動の中で、チームの練習メニューの管理や雑務のタスク管理などがアピール材料になるのであれば、スケジュール管理能力も強みとして伝えられますよ。

⑤困難に直面してもめげない忍耐力

マネージャーの業務は、決して楽なものではありません。時には、思わぬトラブルや失敗に直面する場合もありますが、そこから逃げずに取り組む「忍耐力」が重要です。

例えば大会直前に選手が怪我をした場合、そのサポートや精神的ケアを行うことでチーム全体を支える役割を果たさなくてはなりません。

こうした忍耐力は、仕事においても同様に必要とされます。困難な状況に直面した際に冷静に対応し、物事を乗り越える力は重要なスキルと言えるでしょう。

⑥常に状況を見渡す観察力

マネージャーは、チーム全体の動きを常に把握していなければなりません。選手の調子や、練習の進行状況を観察し、必要なサポートを的確に行うことが求められます。

「観察力」を磨けば、細かな変化にも気付くことができ、これは職場においても重要なスキルです。

特に、業務において予期せぬトラブルが発生した際、迅速に対応するためには、状況を的確に把握する観察力が必要とされますよ。

円滑に業務を進めるためには常に周囲の状況確認が必要になります。

マネージャー活動の中でチームの状況に応じて適切な対応が取れたなどのエピソードがある場合は観察力をアピールしてみても良いかもしれません。

⑦その場に合わせて対応できる柔軟性

マネージャーとして活動していると、計画通りに進まないことが多々あります。そのため、状況に応じて臨機応変に対応する「柔軟性」が求められる場面も多いでしょう。

例えば、練習場所の変更や、急な選手の欠場など、予期せぬ事態への対応が日常茶飯事です。こうした経験を通じて、予期せぬ変化にも柔軟に対応できる力が身に付きます。

この柔軟性は、ビジネスの世界でも同様に重要であり、変化する環境や業務に素早く適応できる力となるのです。

マネージャー経験から得た自分の長所の見つけ方

マネージャーとしての経験を振り返ると、自分がどんな長所を持っているか発見できます。特に、マネージャーの役割を通じて得たスキルや考え方は、就職活動において大いに役立つことでしょう。

しかしこれを効果的に自己PRで伝えるためには、自分の強みをしっかりと把握しなければなりません。

自分の長所を見つける際のポイントは以下の2点です。

自己分析を深める

自分の長所を見つけるためには、まず自己分析を行うことが重要です。

マネージャーとしての役割を振り返り、自分がどんな状況でどんな行動を取ったのかを客観的に考えることで、自己理解が深まりますよ。

例えばどうやってチームをサポートし問題を解決したのか、その際にどんなスキルが役立ったのかを振り返ってみましょう。

自己分析を始める前に自身の強みを探し、うまく見つけることができず焦ってしまう就活生が多くいます。

しかし、自己分析を徹底して行うことで誰しも自分らしい強みが必ず見つかります。強みが分からず困った際はまずは自己分析をしてみましょう。

以下の記事では実際に自己分析のやり方やメリットなどを詳しく解説しています。自己分析に困っている方はぜひ参考にしてみてくださいね
就活の自己分析のやり方5つ・メリット・気をつける点も紹介

部活・サークルメンバーに聞いてみる

自己分析だけではなく、部活やサークルのメンバーからの意見を聞くことも大切です。

他者の目を通して見た自分の強みや特性は、意外な発見に繋がるかもしれません。

例えば、知らず知らずのうちにチームのメンバーを助けたことや、リーダーシップを発揮していた場面がある可能性もありますよ。

マネージャー経験を盛り込んだ自己PRの書き方4ステップ

マネージャー経験を自己PRに活かすためには、効果的なステップを踏んだ文章構成が大切です。

ここでは4つのステップに分けて、自己PRの効果的な書き方を説明します。

ステップ1:結論から書く

自己PRでは、まず結論から書き始めることが重要です。自分が何をアピールしたいのか、どんな強みを持っているのかを最初に明確に伝えることで、採用担当者に対して好印象を与えられますよ。

例えば「私は、サッカー部のマネージャーとして、チームのスケジュール管理や問題解決に貢献しました」というように、最初に結論を述べましょう。

結論を先に書くことで採用担当者が話の内容をスムーズに理解でき、その後のエピソードにも説得力が生まれますよ。

様々なエピソードを冒頭から伝えようとしてしまい、結論が伝わるづらい自己PRが多くあります。

冒頭では簡潔に結論だけを伝え、自己PR全体を通しても簡潔に分かりやすくを意識しましょう。

ステップ2:経験・エピソードを具体的に書く

次に、結論を裏付ける具体的な経験やエピソードを書きます。この部分では、どんな状況でどんな役割を果たしたのかなど詳細な説明が重要です。

例えば「試合前の準備や、選手の体調管理の徹底により、チーム全体のパフォーマンスを向上させました」というように実際に行った業務や、どうやってチームをサポートしたのかを具体的に記述しましょう。

具体的なエピソードがあることで、採用担当者はその場面がイメージしやすくなり、自己PRの信憑性が高まりますよ。

ステップ3:エピソードから学んだことを書く

エピソードを述べた後には、その経験から学んだことを記載します

ここでは経験を通じてどう成長したのか、どんなスキルを習得したのかを明確に伝えましょう。

例えば「この経験を通じて、複数のタスクを同時に管理するスケジュール管理能力や、問題が発生した際の迅速な対応力を身につけました」といった形で、具体的な成長や習得したスキルを記載してくださいね。

自己PRでは、エピソードをただ伝えて終わりになっているものが多く、その中でどのような学びがあったのかまで記載がない場合が多いです。

しかし、実際に重要なのはエピソードの内容ではなく、その中でどのような行動を取り何を学んだのかについてなので、忘れずに自己PRに含めるようにしましょう。

ステップ4:長所を入社後にどう活かすか書く

最後にこれまでに述べた強みを、入社後にどうやって活かすかを記載します。

例えば「私のスケジュール管理能力や問題解決力は、貴社のプロジェクト管理においても大いに役立つと考えています。」といった形で、具体的な役割や貢献を示しましょう。

これにより自分が組織に貢献できる人物であることを明確に伝えられますよ。

【活動別】マネージャー経験を盛り込んだ自己PR例文

マネージャー経験を自己PRに盛り込む際、具体的な活動内容に合わせたエピソードの作成が重要です。そこでここからは、エピソード別に自己PRの例文を紹介します。

また今回は、現在も就活生を内定に導いている現役のキャリアアドバイザーが、6つの例文を本気で添削!コツやNGポイントが分からない人は、ぜひ参考にしてくださいね。

自己PRがそもそも書けずに困っている人は、就活マガジンの自動作成ツールを試してみてください!まずはサクッと作成して、悩む時間を減らしましょう。

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①サッカー部

まず、サッカー部でマネージャーをしていた人の自己PRです。まずは「どんな強みがあるのか」「その力でどんな成果が出せるのか」を具体的に示すのがポイントですよ。

サッカー×管理能力の自己PR
【結論】サッカー部のマネージャー経験を通じて、私はチームを支える役割を果たしながら、チーム目標であった「県大会出場」を目指すため、チームのサポートをしながら、スケジュール管理能力や柔軟な対応力を磨いてきました。
添削コメント|「チームを支える役割を果たす」という曖昧な表現を削り、かつ「チーム全体の目標達成に貢献した」という視点に広げ、企業におけるチームワークへの応用可能性を強調しました。これにより、具体的なスキルだけでなく、それを活かしてどんな成果が出せるかを示せています。
【エピソード】サッカー部のマネージャー経験を通じて、として、私は練習の準備や後片付け、試合当日の選手サポートや選手のコンディション管理、さらに対戦相手のデータ収集といった、といった様々な役割を担いました。多岐にわたる業務を担当しました。また、選手一人ひとりの状況を把握しながら、コンディションを整えることや、対戦相手のデータを簡単にまとめるなど、チームの円滑な運営に努めました
添削コメント|元の文章は全体的にやや冗長だったため、まずは簡潔に二文をまとめて一文にしました。その上で「多岐に渡る業務を担当した」ことを強調し、行動的な成果を強調しています。
【エピソード詳細】これらの経験では、特に限られた時間内で効率的に準備を進める力や、予想外の事態にも落ち着いて対応する力が必要でした。例えば、あるとき、大事な試合の一週間前に練習スケジュールが変更となった際には、素早く選手と調整を行い、他の選手と迅速に連携を取り、予定されていた練習メニューを調整しました。、全員が万全のコンディションで試合に挑める環境を整えました。結果、選手たちは試合に向けた準備を問題なく進められ、試合当日も万全の調子で臨めました。
添削コメント|エピソードでは「当時何があったか」「自分はそのとき何をしたか」をアピールする必要があります。そこで、過去経験の中でどんな力が必要だったかは削り、「自分が何をしたか」「結果的に何に繋がったか」をより詳しく強調しました。
【成果】これにより、選手たちが練習や試合に集中できる環境を整えることができ、からは「途中で変更が生じても安心して練習を進められた」との声をもらい、結果としてチームの士気向上や目標達成に貢献できたと感じています。がのぞめた結果、試合には勝利し、県大会出場という目標も達成できました。
添削コメント|元の文章では「環境を整えることができた」「目標達成に貢献できたと感じている」などの主観的な成果報告になっており、信憑性が足りない状態でした。そこで、「選手たちからのお礼の声」「県大会出場という明確な結果」を提示し、客観性の高い成果を強調しました。
【入社後】この経験で培った計画性や協調性は、チーム全体の管理能力や柔軟な対応力は、御社での業務チームプロジェクト運営においても役立てられると確信しています。周囲を支えながら、チームとして目標を達成する姿勢を持ち、貢献していきたいと考えています。
添削コメント|自己PRの冒頭で、「スケジュール管理能力や対応力が強み」とありますが、ここでは「計画性や協調性が強みである」と誤認してしまいそうな書き方になっていたため、冒頭で強調した強みと揃えました。

【NGポイント】全体的にあまり具体性がなく、インパクトの薄い自己PRになっていますね。特にエピソード詳細や成果の部分では当たり障りのない表現が多すぎて、強みをきちんと活用できるか曖昧に見えてしまいます。

【添削内容】エピソード詳細で「トラブル時に何をしたか」をより具体的に掘り下げて記載し、また成果部分でも「選手からのお礼の声」「サッカー部の実績」といった客観的な成果を盛り込みました。

【どう変わった?】エピソード部分の「努力内容」と「それを受けての成果」が具体的になり、強みの再現性が強調されました。これにより、強みが魅力的にアピールできただけでなく、企業での活躍イメージを採用担当に与えられます。

【今回の自己PRのコツ】
・エピソードの具体性を高める
・トラブル時にどんな努力をしたか具体的に示す
・主観的ではなく客観的な成果を示す

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②陸上部

次に、陸上部のマネージャーをしていた人の自己PRです。強みをどのように活用したかがエピソードで自然と伝わるよう、表現を工夫するのがポイントですよ。

陸上部×対応力の自己PR
【結論】私の強みは、陸上部のマネージャーとして選手のサポートを通じて培ってきた、選手たちのコンディションを見抜く観察力や迅速な対応力を身につけました。です。これらのスキルを活かし、目標達成に貢献できると考えています。
添削コメント|結論部分ではなるべくシンプルに、「自分の強みは何か」「その強みを活かして何ができるのか」に焦点を当てた内容をまとめましょう。
【エピソード】陸上部のマネージャー経験では、選手が最高のパフォーマンスを発揮できるよう、トレーニングの補助やスケジュール調整を行いました。特に大会前には、練習内容や疲労管理を見直し、個々の選手に合わせたサポートを心がけました。
添削コメント|マネージャーとして何をしたのかが簡潔かつ分かりやすくまとめられていて非常に良いですね!ここでは簡単に「どんなテーマのエピソードか」を示す必要があるため、なるべく簡潔に表現することを意識しましょう。
【エピソード詳細】例えば、大会直前に体調を崩した選手がいた際には、練習量を減らす調整を提案し、練習量を調整する案を選手やコーチと共有し、了承を得た上で具体的なスケジュールを再設定しました。また、練習後のケアを手伝うことでとしてマッサージや水分補給のサポートを行い、体調回復を支援しました。さらに、選手ごとの練習記録を簡単にまとめ、デジタル化し、次のトレーニング内容を計画する際に役立てるよう工夫しました。の計画に迅速に役立てられる仕組みをマニュアル化して、他のマネージャーと共有しました。
添削コメント|さまざまな努力をしていることは伝わるのですが、そのぶん、個々の努力内容が曖昧になっていたため「どのようにサポートを行ったのか」「再現性がある努力か」「成果に繋がっているか」を重視して、より具体的な努力内容に変更しました。
【成果】この経験を通じて、結果的に選手たちが練習に集中しやすい環境を整えることができました。のコンディションが整っただけでなく、自分の苦手や得意を把握してトレーニングができる選手が増え、その結果、チーム全体の成績が向上し、目標としていた大会地区大会への出場も達成することができました。を達成した選手が前年に比べて40%も増えたのです。
添削コメント|「目標としていた大会に出場できた」だけでは成果としてやや説得力が足りないため、具体的な数字と実績内容を補強して「地区大会へ出場できた選手が40%増えた」と修正しました。これにより、確実に成果を出したことが伝わりやすくなります。
【入社後】この経験で培った観察力と対応力を活かし、職場でも効率的に業務を進め、周囲と協力して目標を達成していきたいと考えています。状況に応じた柔軟なサポートを心がけ、自分だけでなく職場全体の成果向上に貢献していきます。
添削コメント|元の文章では「何に貢献したいのか」がよく分からず、採用担当に「自分の活躍イメージが固まっていないのでは?」と不信感を持たれる可能性がありました。そこで「職場やチーム全体の成果を向上させたい」という具体的な目標を示しています。

【NGポイント】「観察力」と「対応力」という強みの根拠であるエピソード内容がやや不明瞭で、本当にこの強みを持っているのか、入社後でも活躍できるかが分かりにくいです。

【添削内容】エピソード内容部分をより具体的に盛り込み、強みである「観察力」を使って選手の練習量の調整を提案したことや、「対応力」を活かして選手のケアやサポート内容のマニュアル化を行ったことを示しました。

【どう変わった?】自分の強みをどう活かしたかがより明確に伝わる自己PRになりました。また、具体的な数字を使った成果も示したことで、強みを使って確実に成果が出せたことも示せたため、魅力的にアピールできています。

【今回の自己PRのコツ】
・結論部分で強みが何かを明確にする
・強みの根拠をエピソードで示す
・強みを活かした努力内容をエピソードに入れる

③野球部

次に、野球部のマネージャーをしていた人の自己PRです。

チームで行うスポーツのマネージャーであり、プレッシャーのかかる選手のサポートをしてきたことを強調した例文になります。

野球部×問題解決力の自己PR
【結論】私の強みは、野球部のマネージャー経験を通じて得た選手を支えながらチーム全体の運営をサポートする中で、冷静な判断力と問題解決力です。を身につけました。この力を活かし、御社でもチームの目標達成に貢献したいと考えています。選手を支えながらチーム全体の運営をサポートする中で培いました。
添削コメント|強みが何かを先にきっぱりと主張しつつ、それがどうして身についたのかをざっくりと添える形に修正しました。自己PRの結論部分では「強みが何か」が最も重要なため、他の情報は冗長になる部分を削るのがポイントですよ。
【エピソード】私は野球部のマネージャーとして、試合や練習の準備、後片付け、試合中の記録係、さらには選手のメンタルケアまで、幅広い役割を担いました。多岐にわたる業務を担当しました。その中でも特に、選手がミスをした際にすぐフォローし、次のプレーに集中できるようサポートすることを心がけました。の迅速なフォローとケアを得意としていました。
添削コメント|エピソードの冒頭では「自分が何をしていたか」「具体的にどんな場面で強みを発揮したか」などを魅力的かつ簡潔に伝え、次のエピソード詳細に繋げることが重要です。今回は冗長表現を削りつつ「マネージャーとしてどう活躍したか」に焦点を当てました。
【エピソード詳細】例えば、大事な試合中にエースピッチャーが失点を許した際、すぐに声をかけて状況を整理し、自信を取り戻せるような言葉を伝えました。次に取るべきプレーに集中できるよう具体的なアドバイスを伝えました。また、試合後には記録を基に振り返りを行い、失点の原因や改善点を選手やコーチに共有することで次の練習に活かしました。しつつ、次の試合に向けた具体的な練習計画を提案しました。
添削コメント|ミスをした選手に対して励ますだけでなく、具体的なアドバイスを添えたことを示し、分析力と対応力があることを示しました。また、アフターフォローとしてミス改善の計画提案もできるとアピールすることで、問題解決力を強調しています。
【成果】その結果、選手たちがプレーに集中しやすい環境を整えることができ、整えた結果、チームの士気向上に貢献しました。また、私の記録やサポートが次の試合の戦略立案に役立ち、目標としていた大会でベスト4進出という好成績を収めることができました。
添削コメント|「好成績を収めた」だけでは成果のアピールとして弱いため、「ベスト4進出」という具体的な数字を使った成果に修正しています。
【入社後】この経験で培った冷静な判断力や問題解決力を活かし、貴社でも困難な課題に柔軟に対応し、チームの成果向上に貢献したいと考えています。のプロジェクトにおいてチーム全体を支える役割を担いたいと考えています。周囲との協力を大切にしながら、常に最良の結果を目指して取り組みます。また、データや分析結果を基に効率的な戦略を立案し、日々の進捗に合わせて柔軟に対応しつつ、目標達成を目指します。
添削コメント|エピソードで発揮した強みを活用した目標設定に修正しています。これにより入社後の成長意欲も伝わり、また、採用担当が志望者の活躍ぶりをイメージしやすくなりました。

【NGポイント】全体的に大きな問題はありませんが、冗長な表現がやや多く、アピールの邪魔になっていました。また、強みと入社後の目標が微妙にかみ合っておらず、志望意欲の高さが伝わりにくかったですね。

【添削内容】冗長表現を全体的に削り、特に冒頭部分は簡潔さを重視した構成に変更しました。入社後の目標も、判断力や問題解決力をアピールできるものに変えつつ、マネージャー経験をもとにして、チーム全体を支えたいという意欲を追記しました。

【どう変わった?】全体的に読みやすくなったほか、内容が濃い箇所をより強調できた志望動機になりました。入社後の目標でも、エピソードを踏まえた上で「企業でできること」を示せていて、入社後の活躍イメージに説得力がありますね。

【今回の自己PRのコツ】
・冗長表現はけずって簡潔に
・エピソード内での行動や成果は具体的に
・強みを活用した活躍イメージを示す

④テニスサークル

次に、テニスサークルのマネージャー経験がある人の自己PRです。

柔軟な対応力とスケジュール管理能力を強みとしており、「どうしてその力が必要だったのか」「どう問題に対処したのか」を掘り下げたいところですね。

テニスサークル×対応力の自己PR
【結論】私の強みは、大学時代のテニスサークルのマネージャー経験で培った、柔軟な対応力とスケジュール管理能力です。これらを活かして、職場でもチームの目標達成に向けて貢献したいと考えています。
添削コメント|自己PRの冒頭では、あくまでも強みが何かに焦点を当て、簡潔に表現することが重要です。今回は強みが何か、どこで培ったものかを中心に描き、それ以外の情報を削って、一番伝えたいことを強調しています。
【エピソード】当時はマネージャーの数が十分でなく、練習のスケジュール調整がおざなりだったり、トラブルが起きた際の対応が間に合わなかったりして、練習スケジュールの調整やトラブルへの対応が遅れることで、選手のやる気が続かない状況が続いていました。選手がスムーズに練習を進められない状況でした。結果的に選手たちの士気が下がり、試合結果も芳しくありませんでした。
添削コメント|「練習スケジュールの調整やトラブル対応が万全でなかった」だけでは当時起こっていた問題として弱い印象があるため、それが「試合結果にも響いていた」という悪循環を示すことで、マネージャーの仕事の重要性を強調しています。
【エピソード詳細】そこで、例えば急な雨天により練習場が使用できなくなった際、選手が混乱する前に素早く他の施設を予約し、全員が混乱なく移動できるようストレスなく練習に移れるよう調整しました。また、それぞれの選手に合わせたトレーニングメニューを設定しつつ、試合前には選手の体調を気遣い、一人ひとりの体調や練習状況を観察し、練習の負荷を調整するなど、個々の状況に合わせた対応を行いました。
添削コメント|問題に対してどのように対処したかをより深くまで掘り下げ、強みである対応力・スケジュール管理力をより具体的にアピールしました。
【成果】その結果、メンバー全員がスムーズに練習や試合をこなすことができ、当日のトラブルで練習日が減ることがなくなり、練習のし過ぎでけがをする選手も減りました。それによって、チーム全体の士気を高めることができたと感じています。向上につながり、ここ5年ほど叶わなかった県大会への出場も達成できたのです。また、選手との信頼関係を築くことができたことで、さらに効率的にサポート業務を進められるようになりました。
添削コメント|成果に客観性がなかったため、「県大会出場」という具体的で分かりやすい成果を付け加えています。また「スケジュール調整やトラブル対応が遅れる」という当初の問題が解決できたことも示し、努力が確実に成果につながっていることを示しました。
【入社後】この経験を活かし、営業事務としてスケジュール管理や柔軟な問題解決を通じて、チームの効率化と成果向上に貢献したいです。営業の方が効率的に成果を出せるようサポートしたいと考えています。常に周囲と営業担当の方と連携を取りながら、最良の結果を目指して取り組んでまいります。
添削コメント|元の文章では志望職種に対しての言及が少なく、企業分析が足りない印象がありました。そこで「営業事務」という志望職種を追記しつつ、その業務内でどう強みを活用したいのかをより強く主張しています。

【NGポイント】全体的なバランスは良いのですが、一つひとつの要素の掘り下げが弱く、通して読むと印象の薄い自己PRになっていました。特に「サークルでどんな問題があったのか」「どう対処し、どんな成果が出たのか」により具体性が必要でした。

【添削内容】当時の問題点について、マネージャーが不足していたことだけでなく、それが試合結果にまで響いていたことを強調。対処法についても掘り下げつつ、最終的に「県大会出場を果たした」という客観的な成果を追記しています。

【どう変わった?】全体的に情報が追記されたことで、当時の状況や問題点、どのように対処してどんな具体的成果が出たのかが分かり、説得力のある強みがアピールできています。

【今回の自己PRのコツ】
・当時の状況を具体的に示す
・問題解決のためにどう動いたかを具体化
・対応力や管理力を発揮したプロセスを示す

⑤ソフトボールサークル

次に、ソフトボールサークルのマネージャー経験から、コミュニケーション能力と分析力をアピールしている自己PRです。

自己PRでは曖昧な表現や口語的表現をつい使ってしまいがちですが、的確に自分の強みを伝えるためにも、簡潔に具体的な表現を使うのがポイントです。

ソフトボール×分析力の自己PR
【結論】ソフトボールサークルのマネージャー経験を通じて、私はコミュニケーション能力と分析力を培いました。この力を活かし、貴社でも貴社においてデータ分析や効率的な業務運営を通じて、チーム全体の目標達成に貢献したいと考えています。
添削コメント|強みを活かして企業で何をしたいのか、より具体的に表現しています。業務内容に関連付けることで、企業分析を十分にやっていることを示し、説得力を高めています。
【エピソード】サークルの選手たちは一人ひとり、異なる悩みや弱点を抱えながら練習をしていました。私は選手たちが最大限のパフォーマンスを発揮できるよう、個々の状況を観察し、主に彼らのメンタルサポートや原因分析などを行い、弱点の解消や試合成績の向上に繋がるようサポートを続けてきました。
添削コメント|エピソード内で「自分が何をしたか」だけでなく、「何の目的のために何をしたか」まで示すことで、何事にも目的意識を持って動ける人材であることをアピールしています。
【エピソード詳細】例えば、自分のボールの投げ方が下手だと感じて自信を失っていた選手には、これまでの試合のデータやフォーム映像を分析し、必要な部分の筋力が弱いだけなのではないかと分析し、筋トレのメニュー提案と共に伝えました。具体的な改善点を提示しました。投球フォームのバランスに関する課題を特定し、必要な筋力を鍛えるトレーニングメニューを提案しました。また、このような分析をメンバー全員に行ない、他の選手に対しても同様に個別分析を行い、それぞれの弱点と対策を伝える「反省会」を定期的に開催しました。
添削コメント|「必要な部分の筋力が弱いだけ」という曖昧な分析を「投球フォームのバランスに関する課題」と具体化しました。これにより、分析力の高さがよりダイレクトに伝わります。
【成果】結果的に、選手たちは各々の弱点を改善していったことで試合の流れも良くなり、個々の弱点を克服し、試合の流れがスムーズになり、練習試合の勝率が3割ほどアップしたのです。メンバーからは「あなたのおかげで間違った練習をしなくてすんだ」「自分の弱点に合わせた的確なアドバイスのおかげで、効果的な練習ができた」と感謝され、練習内容の効率化に貢献できたことを実感しました。
添削コメント|メンバーからの感謝の言葉について「マネージャーの行動のどこに感謝しているのか」「選手にとってどんな効果があったのか」を示す形に修正し、マネージャーとしての行動の影響力を強調し、自己PRに説得力を持たせました。
【入社後】この経験で得たコミュニケーション能力とリーダーシップを活かし、貴社でも周囲との連携を大切にしながら目標達成を目指します。特に、データ分析や効率的なタスク管理を通じて、チームがより良い結果を出せるよう柔軟に対応し、積極的にサポートしていきます。業務全体の生産性向上に貢献したいです。
添削コメント|「データ分析」「効率的なタスク管理」といった具体的な業務内容を加え、志望企業でどう強みを活用していくつもりかを伝えています。これにより、企業への理解度の高さや志望意欲をアピールできています。

【NGポイント】全体的に指示語や曖昧な表現が多く、アピールしている強みのすごさが伝わりきらない可能性がありました。また入社後の目標でも、強みを業務のどこにどう活かしたいかが不明瞭で、志望意欲の高さに不安が残る自己PRでした。

【添削内容】エピソード中の行動内容はそのままに、より的確に伝わりやすい表現に修正し、強みに説得力を持たせました。また、入社後の目標にも志望企業の業務内容をいれこみ、企業理解度の高さを示しています。

【どう変わった?】全体的にフォーマルな表現や具体的な表現が増えたことで、同じ内容でも説得力が高まっています。さらに入社後の目標で、企業分析が十分にできていることと強みの活用法を示し、志望者の魅力を採用担当に強調できました。

【今回の自己PRのコツ】
・エピソード中の行動内容を具体化する
・業務への強みの活用法を明確にする
・指示語や冗長表現を簡潔にまとめる

⑥バドミントンサークル

最後に、バドミントンサークルでマネージャーとして気配り力を発揮した自己PRです。

「気配り」にも様々な種類があるため、何を考えてどうメンバーをサポートし、どんな成果につながったかを詳細に記しましょう。

バドミントン×気配りの自己PR
【結論】私の強みは、マネージャー経験で培った、「状況を的確に把握し、細やかな気配りを活かして周囲をサポートする力」の力です。これらのスキルを活かして、職場でも業務を円滑に進め、チームの目標達成に貢献したいと考えています。
添削コメント|「細やかな気配り」だけではやや抽象的なため、「状況を的確に把握し、周囲をサポート」という表現を加え、強みがどのように活かされるかを具体的に示しました。
【エピソード】バドミントンサークルのマネージャーとして、私は選手のコンディションの管理に注力してきました。体調不良や体の酷使による不調はもちろん、メンタルケアにも力を入れ、選手一人ひとりの状況を丁寧に観察し、体調面だけでなく精神面のケアも欠かさず行いました。特に大会前には細かな気配りと個々人に合わせた対応を続けました。
添削コメント|日本語の表現がやや的確でない箇所を修正し、「選手一人ひとりの状況を丁寧に観察した」という行動を追記しました。これにより、ここに合わせたサポートを行ったことをより強調できています。
【エピソード詳細】例えば、大会直前にいつも通りのサーブが打てていなかった選手がいました。彼女は自分を責めすぎるところがあったため、私はすぐに休憩を呼びかけて体調を確認しつつ、安心させるための言葉をかけて緊張がほぐれるようこれまでの練習で積み重ねた成果を具体的に伝え、「緊張でフォームが歪んでいるだけ」「実力が急に落ちることはない」と自信を取り戻すためのアドバイスをしました。
添削コメント|「安心させるための言葉」という漠然とした表現を、「練習の成果を具体的に伝える」と具体化し、そのときかけた言葉も追記しました。選手に寄り添った対応をしたプロセスが詳細に描写され、行動の的確さをアピールしています。
【成果】結果的に彼女は冷静さを取り戻して練習を再開でき、大会本番でもではこれまで以上のパフォーマンスを発揮し、個人で初めてベスト4に残る成績を残しました。この経験を通じて、日ごろから選手をよく観察し、不調に合わせたケアを細やかに行なうことが、選手のパフォーマンス向上に直結すると実感しました。
添削コメント|成果について「選手がこれまで以上のパフォーマンスを発揮」と補足し、サポートの効果を強調しました。また、客観的な成果だけでなく、自分の行動や努力による学びも追記しています。
【入社後】この経験を基に、職場でも細やかな気配りと状況把握力を活かし、スムーズな業務運営に貢献したいです。周囲との連携を大切にしながら、特に、貴社のように多様な業務が連携して進む環境において、円滑なコミュニケーションを図りながら、チーム全体の成果向上に向けて柔軟に対応していきます。
添削コメント|ただ「周囲との連携を大切にしたい」ではなく、そう思ったきっかけの「志望企業の業務の特徴(多様な業務が連携して進む)」まで記すことで、企業理解と成長意欲を同時に示しています。

【NGポイント】結論部分での強みの主張を簡潔にしすぎて、採用担当の印象に残りにくい状態でした。また、エピソード内の努力行動や成果に関わる部分が、やや言葉が足らずアピール不足な印象を受けましたね。

【添削内容】結論部分では強みだけでなく、それをどう活かしてなんの成果に繋げられるか、簡潔かつ具体的に表現。また、エピソード内で起きた問題への対応プロセスを詳細に記した上で、成果部分でも「サポート力」の効果をより強調しました。

【どう変わった?】結論部分で自分の強みをより具体的に主張でき、インパクトのある表現になりました。エピソード内の志望者の考え・行動・サポートによる成果と学びが具体的に示されて、強みの説得力がより高まっています。

【今回の自己PRのコツ】
・結論で「何に繋がる強みか」を強調する
・エピソード内の具体的な行動を描写する
・成果では客観的な結果と学びを両方示す

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マネージャー経験を自己PRに書くときの注意点

マネージャー経験を自己PRに盛り込む際には、いくつかのポイントに注意する必要があります。どんなに素晴らしい経験をしていても、それを効果的に伝えなければ採用担当者に響きません。

まずは、結論からわかりやすく伝えることが重要です。また、他の書類との矛盾がないか確認し、専門用語は避けるべきでしょう。

さらに、自己PRの中には周りからの評価を取り入れ、実際にどうチームに貢献していたのかを具体的に示します。関連性の低い長所を挙げないことも大切です。

①結論から書く

自己PRを書く際には、まず最初に結論を述べることが大切です。

採用担当者がすぐにポイントを把握できるように「私は部活動のマネージャーとして、チームの成功に貢献しました」というように簡潔にまとめましょう。

結論を先に述べることで採用担当者が話の要点をすぐに理解でき、その後の詳細な説明がより効果的になりますよ。

②他の書類と矛盾しないようにする

エントリーシートや履歴書に書いた内容と矛盾しないよう、自己PR文をまとめることも重要です。

例えば履歴書ではリーダーシップを強調しているのに、自己PRでは協調性に焦点を当てすぎると、一貫性がなくなり印象が薄くなってしまいます。

全体の流れや強調したいポイントが一致するよう、常に他の書類と照らし合わせながら文章を作成することが重要です。一貫したメッセージを伝えることで、信頼性が増しますよ。

エントリーシートと履歴書の一貫性も大切ですが、実際に面接で伝える自己PRの内容も矛盾がないように注意しましょう。

エントリーシートと履歴書のずれよりも、面接でも自己PRの矛盾の方がマイナス印象が強いので面接前に自身の提出したエントリーシートを見返すと良いですよ。

③専門用語を使わない

自己PRにおいては、専門用語や業界用語を使わないよう心掛けるべきです。

採用担当者が全ての専門的な知識を持っているわけではないため、難解な言葉は避け、誰にでも理解できる言葉で書きましょう。

例えば部活動での具体的な役割を説明する際も専門用語を使わず、「選手のサポート」や「練習の準備」などシンプルな言葉を選ぶと良いですよ。

④周りからの評価も入れる

自己PRには、周りのメンバーからの評価も含めることで、説得力が増します。

「選手たちから信頼され、試合前の準備は私が一任されていました」というように、第三者からのフィードバックを盛り込みましょう。

客観的な視点が加わり、自己評価だけではなく他者からも認められていることが示せるのです。

特に、チームや組織における自分の貢献度が具体的に伝わるため、効果的なアピールになるでしょう。

周りからの評価や具体的な根拠が自己PRにないと独りよがりのアピールになってしまい、説得力に欠けます。

説得力を高めるためにも、客観的な評価や具体的な根拠を伝えると良いですよ。

⑤関連性の低い長所を挙げない

自己PRで挙げる強みや長所は、応募する職種に関連したものでなければなりません。

マネージャーとして多くのスキルを身につけたとしても、その中で応募先の企業や職務に適しているものを選びましょう。

例えば事務職の応募に対して、体力があることを強調するのはあまり効果的ではありません。

スケジュール管理能力やチームサポート能力など、職務に役立つスキルに焦点を当てたアピールが大切ですよ。

マネージャー経験を自己PRでアピールしよう  

マネージャー経験は、自己PRの大きな強みとなり得ます。

献身性や協調性、問題解決力など、企業が求めるスキルを自然に身に付けられるため、効果的なアピールによって採用担当者に好印象を与えられるでしょう。

また自己PR文では、経験を基にした具体的なエピソードを盛り込み、どうやって得たスキルを活かせるかを明確にする作業が大切です。

結論を先に述べ、矛盾しない内容に整えることで説得力のある自己PRが完成します。マネージャーとしての経験を最大限に活かし、就職活動を成功へ導きましょう。

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    編集部

    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。