自己PRで「責任感」をアピールするには?高評価の例文も紹介!
「自己PRで責任感をアピールするには、どうしたらいいのかな」と悩んでいませんか?
企業は、業種に関わらず責任感のある人を採用したいので、就活において「責任感」は大きなアピールポイントになります。
そこで、企業が求める責任感とは何かを解説し、責任感を効果的にアピールする4つのポイントを職種別の7つの例文を交えて紹介します。
また、間違った責任感をアピールしないように、注意点や話の流れなども解説するので是非参考にして下さい。
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記事の監修者
人事 鈴木
新卒でベンチャー企業で求人広告の新規営業を経験 入社半年でテレアポ獲得数社内1位。新卒売り上げ1位を獲得。 その後Cmind groupの人事部に入社し、新卒採用を担当。 現在は学生の面談だけではなく採用戦略や広報にも携わっている。
記事の監修者
紙谷
新卒1年目の段階では訪問営業でトップセールス獲得し、3階級役職をあげる。 現在は企業コンサルとキャリアアドバイザーを兼任。
記事の監修者
吉田
新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。
企業が求める責任感とは?

企業が求める責任感とは、企業に貢献できるかどうかです。
例えば、「会社の利益確保のために売り上げを達成する」、「契約を取り付けるためにクライアントといい関係を築く」などがそれに当たります。
企業に貢献するには大きく分けて2つの責任感が必要です。
責任感とはいいつつも企業はどのような要素の強みを求めているのか気になりますよね。
実際にビジネスマンが負うべき責任をしっかりと確認してから自己PRの作成に移りましょう。
①自責の責任感
企業に貢献できる人は、自分に責任があると考えられる「自責思考」の持ち主です。
仕事上でトラブルが起きた際に、自ら行動し解決しようと積極的に動けるリーダーシップタイプでしょう。
逆に、自分には非はないと誰かのせいにする人は、責任感がないと判断されます。
②当事者意識の責任感
会社に貢献できる人は、物事を自分のこととして捉えられる「当事者意識」の持ち主です。
他部署でトラブルが起きた際でも、自分にできることはないかと動ける協調性タイプでしょう。個々の力も大事ですが、会社は組織なのでチームワークも求められます。
自分の仕事をするだけでなく、同僚が困っていたら手を差し伸べる能動的に行動できる人は責任感があると判断されるでしょう。
「自分の強みが分からない…本当にこの強みで良いのだろうか…」と自分らしい強みが見つからず不安な方もいますよね。
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職種による求められる「責任感」の違い

応募する職種の違いで、求められる責任感は異なります。どのような職業に就くかによって、仕事内容と同様に求められる責任感も違うからです。
ここでは、代表的な4つの職種の責任感の違いを解説します。
①営業職
営業職は、「売り上げ達成」や「顧客との信頼関係」に対する責任感を求められます。
お客様のニーズを常にとらえ応えようとする姿勢をアピールしましょう。また、営業経験のある方は顧客や取引先のエピソードなどを交えると説得力が増しますよ。
営業職では、日々自身に割り振られた予算との闘いがあります。その中で数字を達成することで責任を果たすという側面もあります。
お客様のニーズに答えつつもしっかりと数字的な成果を出す責任感が必要ですよ。
②事務職
事務職は、「仕事の正確性やスピード」、「営業のサポート」に対する責任感を求められます。
そのため、事務職を希望する方はパソコンスキルに触れたり、持っている資格をアピールすると有効です。
また、事務経験のある方は、仕事でミスをしないために工夫した点などを強調すれば向上心の高さもうかがえて好印象になります。
③販売職
販売職は、営業と似ていて「販売目標達成」や「接客」に対する責任感を求められます。
そのため、お客様としっかり向き合う姿勢やコミュニケーション能力の高さをアピールしましょう。
販売員の態度や表情、話し方一つで購買意欲を損ねかねないため、親身になった対応が必要です。
販売職では個人の売上もそうですが、店舗でも売上目標があります。
そのため個人の予算達成も重要ですがそれ以上に、店舗の売り上げ目標達成も視野に入れつつ業務をするアピールなどが効果的ですよ。
④技術職
技術職は、チームでプロジェクトに取り組むため、責任感を持って他者と協力する必要があります。
そのため、複数人と協力して問題解決に努めたエピソードを盛り込むといいでしょう。
技術職は、性能やクオリティーにこだわりながらも納期に間に合わせなくてはいけないので能動的な責任感が備わっているかが重要です。
責任感を効果的にアピールする4つのポイント

責任感を効果的にアピールするには、伝え方が大事です。伝え方次第で、より印象深くなり採用確率もアップします。
そこで、責任感を効果的にアピールするポイントを4つ紹介しましょう。
①目標に向かって最後まで諦めない
企業は、仕事上でうまくいかないことがあっても「目標に向かって最後まで諦めない」人を求めています。
そのため、学生時代の部活動や受験勉強など、目標に向かって最後まで諦めなかったことを自己PRに盛り込んで下さい。
目標と向き合い、できる限りの努力をした自己PRは、責任感を効果的にアピールできます。
仕事はうまくいかないことの連続であり「ここまででいっか」「明日でいっか」と思ってしまうケースもありますよね。
その中でもくじけることなく最後まで目標に向かって進み続ける責任感はとても大切です。しかし、最後までやりきれない社会人が多いことも事実なので、しっかりとアピールできれば好印象を獲得できますよ。
②常に主体性を持って行動する
企業は、常に主体性をもって行動できる人を求めています。企業が求める主体性とは、自ら課題を見つけ解決へと導く行動力のある人です。
具体的には、生徒会活動やボランティア活動でのエピソードなどを盛り込むといいでしょう。
③どんな困難があってもやり遂げる
ただ何かを成し遂げただけではなく、困難はあったけどやり遂げることができれば、責任感があると言えます。
まず、自己分析し過去の自分を振り返ってみて下さい。
例えば、甲子園への出場がかかっていた試合の前に、怪我をしてしまったけど、テーピングを巻いて出場し甲子園への切符を勝ち取ったエピソードなどでもいいでしょう。
困難な状況の大小ではなく、困難な状況から逃げ出さずにやり遂げることができれば好印象です。
実際に過去経験でうまくいかなかったことに対して自身がどのように向き合い解決したのかを明確に伝えましょう。
実際に困難なことをやり遂げたエピソードがあれば強力なアピールポイントになりますよ。
④成果を出すために努力する
自己PRで「責任感」をアピールする際は、成果を出すために努力することがポイントです。
ただし、ここで大事になってくるのは、努力したことではなく「どんな成果を出したか」が重要になります。仕事で求められる責任感は、努力することは当たり前で、努力した結果が大事です。
具体的な数字などを用いてどのくらいの成果を出すことができたのかをアピールしましょう。
「責任感」を好印象に言い換える表現を6つ紹介

就活で自己PRする際に、「責任感」という言葉を使うと抽象的になってしまい本当に伝えたい事柄が伝わらない可能性があります。
そこで、「責任感」を別の言葉に言い換えて、他の就活生に差をつけましょう。
責任感を6つの言葉で言い換えると次のような言葉になります。
①リーダーシップがある
責任感は、具体的に言うと「リーダーシップ」に言い換えられます。リーダーシップは、「統率力」とも表現され、目標に向かって個人やチームに対し行動を促すことですよ。
例えば、チームで全国大会へ行く目標を掲げたとします。チーム全体で全国大会へ行くために、メンバーを鼓舞しそれぞれがどう行動すべきかを導いてあげられればリーダーシップがあると言えるでしょう。
有名な経営学者ピーター・ドラッカーの「リーダーシップ論」によると、リーダーシップは「仕事・責任・信頼」という言葉を使って定義づけられています。
リーダーは通常のメンバーよりも責任が大きくなります。なので、リーダー経験をしっかりとやり切れていたら責任感をリーダーシップがあると言い換えてみましょう。
実際に責任感を持ってチームを率いて、成果を出した経験などがあればぜひアピールしましょう。
②真面目で几帳面
責任感のある人の性格は、真面目で几帳面などに言い換えてOKです。真面目で几帳面な性格の人は、任された仕事に誠実に向き合い、最後までやり遂げようとします。
また、真面目で几帳面な人は、ルールや時間、約束をきちんと守り周囲から信頼される存在でしょう。
「真面目で几帳面」な一面が垣間見れるエピソードであれば、責任感を具体的にアピールできます。
③粘り強い
責任感の強い人は、「粘り強い」と言えるでしょう。たとえ、任された仕事が自分には出来そうもない難しいと感じるものであっても、粘り強さがあれば克服できます。
責任感を持って仕事をやり抜くためには「粘り強さ」が重要です。
すなわち、「粘り強さ」をアピールできるエピソードであれば、責任感があると感じてもらえるでしょう。
最後まで責任をもってやり切った経験があれば粘り強さのアピールも効果的です。
粘り強さと責任感のアピールは似ていますが、少し差別化したい人は「粘り強さ」と言い換えても良いかもしれませんね。
④問題解決力がある
今ある問題を放置せずに解決しようとする姿勢は、責任感があると言えるでしょう。
「問題解決力がある」人は、主体性が強いため周囲と良好な関係を築きながら仕事を進められます。
特に、流通やサービス業では主体性を重視されるため「問題解決力」をアピールすると好感を持たれる傾向です。
⑤使命感が強い
辞書で調べると、使命感とは「自分に課せられた任務を果たそうとする気概」です。言い換えれば、責任感があると言えますね。
使命感と聞くと仰々しく感じるかもしれませんが、ボランティア活動や生徒会活動に使命感を持って活動していたエピソードなどは有効です。
また、リーダーや部長に抜擢された経験のある方は、使命感を持って奮起したことをアピールできると好印象になり責任感をアピールできます。
任された業務をただこなすのではなく、明確な目的をもって取り組む際に使命感のアピールもできます。
ただこなすのではなくお客様や会社、チームメンバーのために使命感を持って仕事ができる人は、熱量で周囲の人を巻き込める力もあります。
⑥周囲から信頼がある
責任感のある人は、「周囲から信頼がある」と言い換えれるでしょう。仕事をする上で、社内でも社外でも信頼関係の構築は最も重要と言えます。
企業が求める人材は、周囲と協力でき、より高い成果を上げることができる人です。
周囲と協力し、信頼関係を築けたエピソードとともに、その結果どんな成果をあげられたかまでアピールできるとより好印象になるでしょう。
「責任感」を自己PRする流れ

実際に、「責任感」のある自己PRを作成するには事前準備と構成を考える必要があります。まず、事前準備として、「自己分析」と「企業研究」をしましょう。
その次に、結論→エピソード→最終的に仕事につなげる構成を組み立てていきます。
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①自己分析をする
まず自己分析し、自分の性格や経験を振り返り、責任感を言語化して下さい。言語化すると、考えが自然と整理され、自分の価値観を知れます。
印象深い出来事だと記憶に鮮明に残っていますが、その時の出来事や感じたことを日記に記す習慣をつけておくと、より自己分析しやすいでしょう。
自己分析は仕事選びや自己PR作成以外にも、入社後の自分のためにもなります。
しっかりと自己分析しておくことで入社してからの認識相違をなくすことができ、自分に合った職場環境で活躍できるようになりますよ。
自分1人での自己分析に不安がある方は、就活のプロと一緒に自己分析をしてみませんか?あなたらしい長所や強みが見つかり、就活がより楽になりますよ。
②企業研究をする
応募する企業が求める人物像を企業研究して下さい。企業が求める人物像は、企業のHPや求人情報、会社説明会やSNSでも確認できます。
企業が求める人物像が分かったら、その人物像と自分の共通点を見つけだしアピールできる材料を探しましょう。
③結論を書く
初めに結論を伝えることで、その先の内容を聞く体制が整い、理解を深めることができるでしょう。
まず、自分の1番の強みを一言で分かりやすくアピールします。
自己分析と企業研究が終わったら、自己PRを書き始めます。
自己PRはまずは「私の強みは○○です。その背景は….」という形で文章を書き始めると良いですよ。
④具体的なエピソードを書く
責任感をアピールするエピソードは、具体的な内容を書くことが大事です。
自分だけの経験談やエピソードを書くことで、他の応募者にはないオリジナリティーあふれる自己PRが出来上がりますよ。
また体験談を話すことで感情移入でき、より担当者の目に留まる印象深い自己PRになります。
経験やエピソードを作成する際は、数字を使うことでよりリアルに目に見えるような臨場感も演出できるのでおすすめです。
⑤仕事につなげて書く
最後に、責任感のあるエピソードをどう仕事へ活かすかを伝えて下さい。
採用担当者は応募者の強みや経験を聞いて、自社でどのように活躍してくれるかをイメージしています。
逆に、責任感をアピールしたエピソードが仕事に活かせないものであれば、どんなに優れた責任感でも評価されません。
そのため、応募企業が求める人物像に寄せたエピソードで、入社後の活躍をイメージできる締めにする必要があります。
強みをアピールするだけでは、自身のすごさは伝わりますが入社後に自社にマッチして活躍してくれるかは分かりません。
ただ自身のすごさを伝えるのが自己PRではなく、入社後にどのように活躍するかまでがセットなので、注意してくださいね。
【職種別】責任感をアピールする7つの例文

職種別に責任感をアピールする7つの例文を紹介しますので、参考にしてみて下さい。
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【関連記事】
赤ペンESを徹底解説!エントリーシート無料添削サービスとは
①営業職
営業職で責任感をアピールする例文を添削しました。責任感を持って取り組んだエピソードを効果的に伝えているのがポイントです。
【結論】私 |
添削コメント|「粘り強さと責任感の強さ」というキーワードを追加することで強みがはっきりと伝わり、印象強く長所をアピールしています。 |
【エピソード】私は小学生から大学生までの13年間、バレー部に所属しておりました。 |
添削コメント|「背が小さかった」というネガティブな表現を削除し、「ハンデを逆手に取り」という文言に変更しました。リベロとしてチームを支えてきたことを効果的に述べています。 |
【エピソード詳細】どんな難しいレシーブでも対応できるよう、部活終了後、毎日100本のレシーブ練習を13年間継続しました。特に試合を想定した練習メニューを自ら考案し、体力面だけでなく戦術面でもスキル向上に努めました。この努力を13年間継続できたのは、リベロとしてチームの砦となりたいという強い責任感があったからです。 |
添削コメント|「毎日100本の練習を13年間継続した」という具体的な取り組みに加え、練習の工夫や努力を支えた思いを補足し、エピソードの印象を強めています。 |
【成果】 |
添削コメント|「県の優秀選手に選ばれた」という表現に「チームの守備力向上」「県大会で準優勝」という文言を加え、成果により深みを持たせています。 |
【入社後】私の強みである粘り強さと責任感は、営業職においても大いに活かせると考えております。貴社でも、一度決めた目標 |
添削コメント|「最後まで諦めず」という曖昧な表現を「目標に達成するために日々の業務を計画的に進める」と変更し、目標達成のための手段を明確にアピールしています。 |
【NGポイント】自己PRの核となる「粘り強さ」と「責任感」が各部分で明確に結びついておらず、表面的な強みのアピールに留まっていました。具体性や強みを支える根拠が薄く、説得力が欠けています。
【添削内容】「粘り強さ」と「責任感」をキーワードに据え、具体的なエピソードや成果を補足しました。特に、練習の工夫や努力を支えた信念、成果のチームへの影響を加えることで深みを持たせています。
【どう変わった?】具体的な取り組みと応募者の信念を述べることで、強みが明確になり、自己PR全体に説得力が増しました。また、応募者の強みと営業職が結び付けらています。
・強みと営業職を結び付ける ・成果を明確に示して信憑性を高める ・入社後にどう活躍したいか述べる |
「エントリーシート(ES)が選考通過するか不安….ESを誰かに添削してほしい….」そんな就活生の声に答えて、就活マガジンでは無料ES添削サービスである「赤ペンES」を運営しています。
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②事務職
事務職で責任感をアピールする例文を添削しました。几帳面さが伝わるエピソードを盛り込んでいるのがポイントです。
【結論】私 |
添削コメント|「私の強みは」から文章を開始することで、わかりやすく長所を伝えています。「真面目で几帳面な性格なので」を「~を活かし」に変更し、責任感と効果的に繋げています。 |
【エピソード】大学時代 |
添削コメント|「会計担当」という役割の重要性を強調し、責任感が求められる背景を明確にしました。役割を具体的に記載することで、採用側に具体的なイメージを与えられます。 |
【エピソード詳細】 |
添削コメント|「お金の誤差があってはならないと思い」という主観的な表現を削除し、行動に焦点を当てました。「収支管理の工夫」や「Excel活用」といった具体例を加え、主体的に行動したことをアピールしています。 |
【成果】 |
添削コメント|「無事に終了することができた」という表現を「成功に導いた」と変更し、応募者の行動が学園祭に与えた影響をアピールしています。 |
【入社後】貴社に入社した際にも、 |
添削コメント|「お役に立てたら」という消極的に感じられる表現を削除し、「正確な業務処理を通じて業務に貢献する」という具体的な行動目標を示しました。 |
【NGポイント】元の文章では「真面目で几帳面な性格」や「責任感」といった強みの具体例が不足しており、どのように発揮されたかが曖昧でした。また、成果や入社後の目標が抽象的で、採用担当者に詳細なイメージを伝えられていません。
【添削内容】エピソードでは「会計担当」の重要性を明示し、エピソード詳細では「収支管理の工夫」と「Excel活用」といった具体的な行動を追加しています。入社後は行動目標を明確に述べています。
【どう変わった?】強みを支える具体例が加わり、応募者の実績が明確になりました。また、入社後の貢献内容を詳細に示すことで、即戦力としての適性が伝わる魅力的な自己PRに仕上がっています。
・事務作業をしたエピソードを詳細に述べる ・主体性を持って行動した経験を伝える ・強みとエピソードを結び付ける |
③販売職
販売職で責任感をアピールする例文を添削しました。職場から信頼されていたことがわかるエピソードを盛り込み、説得力を高めています。
【結論】私 |
添削コメント|「任された仕事」という受動的な表現を削除し、「最善を尽くせるよう努力できる」という文言を追加しました。強みが効果的にアピールできています。 |
【エピソード】 |
添削コメント|冗長となる表現は削除し、「お客様への提案や接客業務」とエピソードを端的にまとめ、わかりやすく伝えています。 |
【エピソード詳細】 |
添削コメント|「もやもやした気持ち」という感覚的表現を「課題を感じるようになりました」とし、論理性を高めました。行動を「振り返ることを続けました」から「反省点を記録」と具体化することで、主体性が強調されます。 |
【成果】その結果、 |
添削コメント|「接客アンケート1位を獲得した」という成果に加え、「重要な販売業務を任された」という評価も追加し、成果に深みを持たせています。 |
【入社後】貴社に入社後はこの経験を活かし、 |
添削コメント|「販売の仕事に貢献できれば」という消極的な表現を削除し「売上向上に貢献する」として、インパクトの強い表現に変更しています。 |
【NGポイント】元の文章では、「任された仕事」という受動的な表現や感覚的な言葉が多く、主体性が不足していました。また、強みを実績や行動に結びつける記述が足りず、自己PRの説得力が弱くなっています。
【添削内容】受動的な表現を削除し、責任感を強調する具体例や行動を追加しました。成果に「重要な業務を任された」という実績を加え、職場で信頼されていたことがわかる文章となっています。
【どう変わった?】責任感の強さが具体的な行動や成果に結びつけられ、説得力が増しました。また、主体的な取り組みが明確になり、入社後の貢献イメージが伝わりやすくなっています。
・主体的な表現を多用する ・成果を追加して信憑性を高める ・入社後の行動を明確に伝える |
④技術職
技術職で責任感をアピールする例文を添削しました。自分のデータ分析が研究の基盤となったことを効果的に伝えています。
【結論】私 |
添削コメント|「物事に取り組むことができる」を「責任感を持って物事を正確にやり遂げる」と変更し、強みをより効果的にアピールしています。 |
【エピソード】大学では |
添削コメント|「データ収集と分析」と研究発表の際に自分が担った役割について説明し、主に何に力を入れていたのかわかりやすく説明しています。 |
【エピソード詳細】 |
添削コメント|「自分が研究の基盤を支える」という文言を追加し、自分の業務に責任感を持って一生懸命取り組んだことを示しています。 |
【成果】その結果、研究発表では |
添削コメント|「データが役に立ったと言われた」といったインパクトに欠ける表現を「私がまとめたデータが中心となった」と変更し、研究発表の成功に貢献したことをアピールしています。 |
【入社後】貴社に入社後は、責任感を持って |
添削コメント|「仕事に取り組み」といった抽象的な表現を「問題に真摯に向き合い」と具体的に示しました。また、「データを正確に収集できる技術者」という文言を追加し、入社後の貢献内容を述べています。 |
【NGポイント】元の文章では、強みである「責任感」を具体的な行動や成果に結びつける記述が不足していました。また、役割や成果が抽象的で、どのように責任感が発揮されたかが分かりにくいです。
【添削内容】「物事に取り組む」を「責任感を持って物事を正確にやり遂げる」と変更し、強みを明確にしました。また、エピソード詳細に「自分が研究の基盤を支える」という文言を追加し、行動の動機としての責任感を強調しました。
【どう変わった?】責任感が具体的な行動や成果に直結し、説得力が増しました。さらに、「データを正確に収集できる技術者」という入社後の貢献内容を具体的に記述することで、企業に対する適性が伝わっています。
・責任感が伝わるエピソードを述べる ・強みを明確に伝える ・入社後の貢献内容をアピールする |
⑤看護師編
看護師で責任感をアピールする例文を添削しました。看護実習で学んだことを最大限に伝えていることがポイントです。
【結論】私 |
添削コメント|「責任感を持って物事に取り組む」というインパクトに欠ける表現を変更し、「看護という業務に」と自分の職種を強調する文言を追加しています。 |
【エピソード】看護大学の実習中、 |
添削コメント|「患者さんのケア」というざっくりとした文言を変更し、「バイタルサイン測定と健康状態の記録を担当した」と具体的に記述しました。なぜ責任感が求められる業務なのかも説明しています。 |
【エピソード詳細】私は、 |
添削コメント|「指導者に相談し、アドバイスを元に対応を改善した」という曖昧な内容を、全体的により具体的に記述しています。「アドバイスを業務に反映させた」という文言で、主体性を強調しました。 |
【成果】その結果、 |
添削コメント|「診療方針の決定に大いに役立った」という医療チームからの感謝の言葉を加えることで、応募者の成果に信憑性を持たせています。 |
【入社後】看護師として |
添削コメント|「患者様の状態を正確に把握する力を活かし、医療チームと円滑に連携する」という文言を追加し、エピソードで説明した経験を入社後の展望と結びつけています。 |
【NGポイント】文章全体で「看護という業務になぜ責任感が求められるか」が十分に伝わってきませんでした。また、具体性に欠けた記述や抽象的な表現が多く、自己PRとしての説得力が弱い点が課題です。
【添削内容】「患者さんのケア」を「バイタルサイン測定と健康状態の記録」と具体的にし、業務に責任感が求められる理由を明確にしました。また、曖昧な表現を改善し、主体性をアピールしています。
【どう変わった?】具体性が増したことで、看護の重要性と責任感を結びつけた内容となり、説得力が向上しました。また、エピソードを入社後の展望と結びつけたことで、一貫性のある自己PRに仕上がっています。
・看護に責任感が必要な理由を述べる ・エピソードと入社後の展望を結び付ける ・看護実習での経験を具体的に伝える |
⑥保育士編
保育士で責任感をアピールする例文を添削しました。「小さな命を守ること」と「責任感」を効果的に結び付けています。
【結論】私 |
添削コメント|「物事に対して最後までやり遂げる責任感」という印象に欠ける表現を削除し、「小さな命を預かることに責任感を持つ」と変更しました。保育士としての自覚が感じられる表現になりました。 |
【エピソード】大学での保育の実習中、子どもたちの |
添削コメント|「お世話を任された」という抽象的で受動的な表現を変更し、「遊びや活動をサポートする役割を担当」と具体的に業務内容を明らかにしています。 |
【エピソード詳細】実習中、 |
添削コメント|「安全に過ごせるよう見守る」を「細かな動きにも目を配り、必要に応じて声掛けを行う」と具体的に示し、実習中に行った行動を詳細に伝えています。 |
【成果】その結果、子どもたちから「また先生と遊びたい」と言って |
添削コメント|「嬉しかった」という感情的な表現を削除し、「やりがいを感じた」と変更しています。「責任感」と「保育士としての信頼」を結び付け、一貫性のある文章となりました。 |
【入社後】私は、保育士として |
添削コメント|「小さな命を守る」という文言を追加し、子供を守るという責任感が十分に感じられる表現にしています。「努力する」という消極的な表現を削除し、「真摯に向き合う」と変更しました。 |
【NGポイント】文章全体で「責任感」に関する説明が抽象的で、エピソードや結論と結びついていませんでした。また、具体的な行動や成果が十分に示されておらず、保育士としての適性が伝わっていません。
【添削内容】「物事に対して最後までやり遂げる責任感」を削除し、「小さな命を預かる責任感」という文言に変更しました。また、受動的な表現を具体的な行動や成果に変え、実習中の役割や努力を明確にしています。
【どう変わった?】責任感を軸にエピソードと結論が結びつき、自己PR全体が一貫性を持ちました。具体的な成果を加えることで、信頼感と保育士としての適性を強く印象付ける文章に仕上がっています。
・保育士としての適性をアピールする ・保育士に責任感が必要な理由を述べる ・実習中のエピソードを効果的に伝える |
⑦公務員編
公務員で責任感をアピールする例文を添削しました。リーダーとしての経験を効果的にアピールしています。
【結論】私 |
添削コメント|「役に立てるよう努力したい」という抽象的な表現を削除し、「信頼される存在になりたい」とより具体的に示しました。 |
【エピソード】大学時代、地域の清掃ボランティア活動 |
添削コメント|「任された経験がある」という受動的な表現を削除し、「活動全体を取りまとめる役割」と主体性を感じられる表現に変更しています。 |
【エピソード詳細】活動中、 |
添削コメント|「参加者の意見を聞いて役割分業を見直す」という表現を「各参加者から状況をヒアリングし、再度割り振る」と具体的に示しました。 |
【成果】その結果、活動が |
添削コメント|第三者からの感謝の声を一つにまとめ、「リーダとしての責任を果たせた」を「信頼獲得に繋がると実感した」と変更し、この経験から学んだことを具体的に伝えています。 |
【入社後】私は、公務員として市民の皆様 |
添削コメント|「責任感を持って仕事に取り組みたい」を「安心感を提供できる存在を目指す」と変更し、入社後の展望をより詳細に伝えています。 |
【NGポイント】文章全体で「責任感を持って職務を全うする」という強みとエピソードの関連性が弱く、具体的な経験の説明が不足していました。また、入社後の展望も抽象的で、明確な目標が伝わりにくい状態です。
【添削内容】「役に立てるようにする」というインパクトに欠ける表現を削除し、「信頼される存在になりたい」と書き換えました。また、エピソード内では「意見を聞いて役割分担を見直す」を「状況をヒアリングして再度割り振る」と具体的に述べています。
【どう変わった?】「責任感を持って職務を全うする」という強みが、エピソードや成果と結びつき、一貫性が生まれました。また、入社後の展望が具体的になり、応募者の成長意欲や職務に対する適性が明確に伝わる内容に改善されています。
・責任感を発揮したエピソードを述べる ・リーダーとしての行動をアピールする ・入社後の展望を具体的に伝える |
責任感をアピールする自己PRの注意点4つ

責任感を適切にアピールしないと、逆にイメージを悪くしてしまうので注意が必要です。
そこで、責任感をアピールする際に注意したい4つのことを紹介します。
①責任感の認識のズレ
責任感をアピールする自己PRの注意点の一つに「責任感の認識のズレ」があります。社会人としての当たり前だと捉えられるものは、責任感とは異なるのでご注意ください。
例えば、会社や社会のルールに従う、遅刻しない、約束を守る、機密情報を漏洩しないなどはできて当然です。
企業が求める責任感は、いかに企業貢献できるかを基準に考えましょう。
必要最低限の責任感は社会人として必要です。なので実際に責任感をアピールする際はワンランク上の印象を与える必要があります。
ありきたりな責任感の自己PRで印象を落とさないように注意しましょう。
②マイナスイメージ
責任感を間違って伝えてしまうと、マイナスイメージになる可能性があるので注意してください。
例えば、「クラスメイトが掃除を全くしなかったので、私が一人でやりました」という文章について解説しましょう。
「クラスメイトと仲良くできない人」もしくは「困ったときに周りに頼れない人」といったイメージが生まれてきます。
責任感のエピソードを選ぶ際には、マイナスイメージにならないような伝え方にすることが大切です。
③嘘や誇張表現
志望している企業への思いがどんなに強くても、嘘や誇張表現はいけません。
例えば、持っていない資格を取得したと嘘をついたり、経験をしたこともないことを話しても必ず見破られてしまいます。
嘘や誇張表現を面接の大舞台でアピールしたともなれば、責任感をアピールするどころか人間性も疑われるでしょう。
アピールできるものの大小よりも、ありのままの自分を評価してもらうことに注力して下さい。
実は嘘や誇張は意外と分かってしまいます。
採用担当者は日々何人もの就活生と顔を合わせているため、目が肥えています。あまり多くはないと思いますが、嘘や過度な誇張表現はマイナス印象になるのでやめておきましょう。
④印象に残らない
せっかく自己PRしても、印象に残らなければ意味がありません。
他の就活生と差別化できるようなオリジナリティーあふれるエピソードを盛り込む必要があります。
また、自分を雇うことで企業にとってどのようなメリットがあるのか、仕事に活かせる経験やスキルをアピールできれば印象に残りやすいでしょう。
社会人としての責任感を自己PRでアピールしよう!
責任感は、業界や企業に関係なく評価してもらえる場合が多いですが、必ずしもプラスの評価になるとは限らないので注意が必要です。
社会人としての責任感とは、いかに企業貢献できるかどうかにかかっています。
企業貢献するには、自分に責任があると考えられる「自責の責任感」と物事を自分のこととして捉えられる「当事者意識の責任感」が必要ですよ。
企業や職種によっても求められる責任感は違うので、自己分析と企業研究をし、共通点をみつけ印象に残る責任感をアピールしましょう。


まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。