自己PRの添削は必要?メリットと添削のチェックポイントを解説!
「自己PRの添削は必要なのか」と、悩んでいる就活生の方はいませんか?自己PRの添削は、自分では気づけない間違った部分を見つけたり、良い内容に修正できたりする大切な機会です。
ブラッシュアップした自己PRは、書類選考の結果を大きく左右する可能性があります。
本記事では、自己PR文の添削ポイントや書き方を解説しているため、自己PRの内容に自信がない就活生の方は参考にしてください。
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自己PR添削の必要性
自己PRは、採用担当者へ自分の強みをアピールして「採用メリットがある」と伝える意味を持ちます。より良い内容へ修正して採用担当者の目に留まるためにも、自己PR添削は必要です。
また、ほかの選考者と大きな差をつけられるため、書類選考にも通過しやすくなります。採用担当者や面接官が就活生の自己PRでチェックしているポイントは、以下のとおりです。
- 自社が求める人材か
- 長期間の活躍・貢献をしてくれそうか
- 自社への入社熱意はあるか
- 就活生の人柄や強みがわかりやすいか
自己PR添削によって、内容に具体性を持たせたり、ミスした部分に気付いたりできます。
さらに、自社へ貢献できるような内容であれば、採用担当者から「話を聞いてみたい」と興味を持たれる可能性に期待できるでしょう。
自己PRを添削するメリット
自己PRの添削は、以下3つのメリットがあります。
自己PRを作成してすぐに提出する方もいますが、添削に時間をかければ良い内容で提出可能です。
本章では、自己PRを添削するメリットについて解説します。
メリット①第三者の目線でアドバイスがもらえる
自己PRの添削は、第三者の目線からアドバイスをもらえるメリットがあります。読み手の目線から、文章の間違いや疑問点などを指摘してくれるため、気付いていない部分の修正が可能です。
例えば、読み手が「わからない」と感じた内容は、アピールポイントとエピソードがミスマッチしています。また、言い回しや違和感の指摘によって、自分の癖にも気づきやすくなるでしょう。
自己PRの内容を一人で考えた場合、主観的に書いてしまうため、読み手に伝わりにくい文章になる方も少なくありません。主観的・客観的な目線も加わり、自己PRのクオリティが高まるでしょう。
メリット②自信を持ってアピールができる
一人で自己PRを完成させて、「本当に良い内容なのか」と不安を感じる方にとって、添削は自信を持ってアピールできるようになるメリットがあります。自己PRは履歴書だけではなく、面接でも聞かれる項目でもあるため、添削の専門家からアドバイスを受けましょう。
専門知識に基づいた細かな指摘やアドバイスを受けて修正すると、最初の内容よりも高いクオリティになります。
また、アピールポイントとエピソードがマッチしているか、内容は伝わりやすいかなどの相談も可能です。自己PRの添削によって、ブラッシュアップされた内容は、面接の場でも堂々と自信を持って伝えられます。
メリット③ほかの選考者より印象を残しやすい
自己PRを高いクオリティで添削すると、ほかの選考者よりも良い印象を残しやすいです。採用担当者は、さまざまな就活生の自己PRをチェックしており、似通った文章は印象に残りにくくなる傾向があります。
ほかの選考者と差をつけるために、自己PRの添削でオリジナル要素を含めましょう。例えば、アルバイト経験にアピールポイントを絞る就活生が多い場合、「積極性」「努力」などの内容が集まりがちです。
しかし、オリジナル要素を加えれば、ほかの選考者よりも大きな印象を採用担当者へ与えられます。採用担当者や面接官が「もっと話を聞いてみたい」という、前向きな印象を残せるため、書類選考を通過する可能性が高まるでしょう。
自己PRの添削が必要な人
自己PRの添削は、採用担当者に正しくアピールするために、必ず実施しておきましょう。
就活生のなかで、特に自己PRの添削が必要な方の特徴は、以下のとおりです。
本章では、自己PRの添削が必要な方について解説します。
①自己PRを完成させた直後の人
自己PRの内容を完成させたばかりの人は、添削が必要です。内容を書き上げるまで、一文をじっくり考えたり頭の中で復唱したりするため、文章全体にある小さなミスを見逃す可能性があります。
自己PRの添削や十分な読み返しがなければ、修正しないまま採用担当者へ提出してしまうため、選考の通過が厳しくなりかねません。また、改善点に気づかずにミスを繰り返す可能性もあります。
自己PRを完成させた直後のタイミングで添削を受けられれば、内容の具体性や言い回しなどの修正が可能です。自己PRの添削は、内容をブラッシュアップするために、完成させた直後の方におすすめですよ。
②書類選考になかなか通らない人
書類選考になかなか通らず、頭を抱えている方は、自己PRの添削が必要です。採用担当者は、書類選考の際に多くの自己PR文を確認しています。
ほかの選考者の書類の自己PRと比較した際に、魅力を感じなかったり、誤字が多く修正されていなかったりすると、選考の通過が難しいです。特に、採用担当者にとって、わかりにくい・アピールポイントが伝わらないなどの内容になっていると、印象に残らず、書類選考に通りにくくなります。
ほかの選考者と差をつけるために、自己PRの添削を受けて、採用担当者に伝わる良い内容へ仕上げていきましょう。自己PRの添削は、なかなか書類選考に通らないと悩む方ほど必要です。
③自己PRの書き方がわからない人
自己PRを初めて書く、あるいは書き方がわからない場合は、自己PRの添削が必要です。自己PRの書き方がわからない人の多くは、自分のアピールポイントを理解していなかったり、内容の深め方がわからなかったりします。
作成に時間がかかって余裕を持って提出ができない原因にもなるため、わからない場合は早めに添削を受けるのがおすすめです。第三者に書き方のアドバイスを求めれば、自己PRを効率良く作成できるため、一人で悩み続ける必要もありません。
自分だけでは考えつかない・内容の浅さ・文字数の問題などに悩む方は、自己PRの添削を受けて完成させましょう。
自己PR文の添削をする方法
自己PR文を添削する方法は、以下のとおりです。
自己PR文の添削方法は、自分の状況に合わせて選びましょう。本章では、自己PR文の各添削方法について紹介します。
①ハローワークの添削サービスを受ける
自己PRの添削に「ハローワークの添削サービス」を利用しましょう。管轄地域のハローワークでは、就活生を対象にしたエントリーシートや履歴書などの書類作成、面接対策の支援をしています。
ハローワークの職員や専門アドバイザーから、実践的なアドバイスを対面で受けられるため、すぐに自己PRのブラッシュアップが可能です。
また、豊富な求人情報を取り扱っており、仲介も担当しているハローワークは、実際にそれぞれの企業が求める人材を把握しています。アピールポイントを相談しながら、自己PRの内容変更が可能ですよ。
企業目線の意見を聞いて自己PRを修正したい方は、ハローワークの添削サービスを利用しましょう。
②学校のキャリアセンターに指導してもらう
自己PRの添削は、大学や専門学校の「キャリアセンター」で指導してもらいましょう。大学などにあるキャリアセンターでは、就職活動の全面的な支援をしているため、在校生や一部の卒業生が無料で支援を受けられます。
また、キャリアアドバイザーは自己分析のサポートもしており、自分の強みや経験を整理して自己PRの作成が可能です。
模擬面接のサポート対応もしており、面接時に自己PR文の内容とズレがないかのチェックもしてもらえますよ。
自己PR文の添削と合わせて面接の対策もしたい方は、学校のキャリアセンターに指導してもらいましょう。
③就活を経験した先輩に添削してもらう
社会人になった先輩に、自己PRの添削をしてもらう方法があります。すでに就職活動を経験しており、自分の経験に基づいて自己PRの改善点や注意点などのアドバイスをもらえるのがメリットです。
また、企業の一社員として、もしくは社会人の目線で内容を読んでもらえば、採用担当者や面接官が感じる疑問もわかります。
自己PRの添削を効率的にするためには、先輩に添削してもらってから、キャリアセンターなどの専門家を頼るのもよいでしょう。
先に、経験者からの指摘で内容を練り直したうえで、専門家のアドバイスを受けると、より良くブラッシュアップができます。
④身近な友人や家族に添削してもらう
自己PRの添削を身近な友人や家族にしてもらう方法です。身近な人ほど、自分の性格や良さを知っている可能性が高いため、アドバイザーでは気づかないポイントを指摘してくれます。
友人や家族によっては立場や読む視点が異なり、新たなアピールポイントに気づきやすいでしょう。また、複数人の添削を受ければ、自分の強みに自信を持てます。
自分と真剣に向き合ってくれるため、間違いの指摘や率直な言葉でフィードバックをしてくれるでしょう。自己PRの添削を身近な友人や家族にしてもらうと、自分の人柄がよくわかる自己PRの作成ができます。
⑤Webの添削ツールを利用する
自己PRの添削に「WEB添削ツール」を利用する方法があります。WEBツールは、スマートフォンで気軽に添削してもらいたい方や、適切な添削相手が見つからない方などにおすすめです。
WEB添削ツールには、テキスト型・アドバイザーに送信するサービス型の2種類あります。それぞれのツールやサービスによって特徴が異なるため、自分が求めているものに合わせて選びましょう。
近年では、AIによる添削ツールも増えているため、併用しながら自己PRの作成が可能です。
⑥自分でセルフ添削する
自己PRの添削には、自分でセルフ添削する方法があります。以下3つのポイントを意識しましょう。
- 誤字・脱字
- 読んだときのリズム
- 内容の一貫性
例えば、簡単な誤字・脱字が多いと注意散漫で確認・修正をしない、多数の句読点で読みにくいと、文章を書けないと評価されます。
また、内容に一貫性がなければ、面接時に「自己PR文と違う」と思われるでしょう。繰り返しチェックしましょう。客観的に見る自信がない場合は、第三者の添削と併用するのがおすすめです。
自己PRの添削を依頼する際の注意点
自己PRの添削を第三者やサービスへ依頼する場合、以下の注意点に気をつけましょう。
本章では、自己PRの添削を依頼する際の各注意点について解説します。
①事前に自分でできる部分を添削する
自己PRの添削を依頼する前に、自分でできる部分の間違いを修正しておきましょう。添削をする第三者の負担を減らして、添削の時間短縮も可能です。
簡単な誤字脱字が多いほど、指摘箇所も増えるため、添削する方は修正を待たなければなりません。
また、添削する方の都合を考えて、限られた時間内でスムーズな添削ができるよう完成後は読み直して、自分で修正しておきましょう。
自己PRの添削は、基本的に自分からお願いするため、添削する方へのマナーでもあります。
②多くの人から添削を受けておく
できる限り多くの方から対面で添削を受けましょう。対面の添削は立場や視点によって、アドバイス・修正・指摘が異なるため、自己PRのクオリティ向上につながります。
特に、志望業界の社会人もしくは、先輩からの添削がおすすめです。業界視点でアドバイスをもらえる可能性があるため、アピールポイントとエピソードの見直しができます。
最終的に、正しい文章にしたり、表現を変えたりしたい場合はWEBツールの使用を検討してもよいでしょう。
③余裕あるスケジュールで添削をお願いする
自己PRの添削を依頼する場合、相手のスケジュール・修正する期間・提出期限を考えておきましょう。余裕あるスケジュールを組めば、十分な添削時間が取れなかったり、期限ギリギリの提出を防いだりできます。
自己PRの添削依頼を考えている方は、提出日から逆算して、早めに添削を依頼しましょう。
添削ツールを使用する際は、迅速な対応や返信をしてくれるか、即日の添削はできるかの確認が大切です。自己PRの添削依頼は雑な内容になってしまわないよう、余裕あるスケジュールを組んでおきましょう。
自己PRのセルフ添削は7つのチェックポイントに気をつけよう
自己PRを書き終えたあとは、少し時間を空けてからのチェックが大切です。自己PRをセルフ添削する際は、7つのチェックポイントを確認しながら進めていきましょう。
- 誤字・脱字はないか
- 一文が長すぎないか
- アピールポイントが明確になっているか
- 主語・述語を間違えていないか
- 内容に一貫性があるか
- 簡潔かつ結論から書いているか
- 自分の強みが企業とマッチした内容になっているか
①誤字脱字はないか
自己PRのセルフ添削では、誤字脱字を最初にチェックしましょう。自己PRに誤字脱字が多ければ、「注意力に欠ける」「入社熱意が低いのではないか」など、採用担当者にマイナスな印象を与えます。
また、「ビジネス向けの文章が書けない人」と思われる可能性もあり、書類選考の結果を大きく左右しかねません。
セルフ添削の場合、Microsoft Wordの校正機能や、WEBの無料校正ツールの活用がおすすめです。校正機能は、誤字脱字を見つけるだけではなく、文法の説明や修正案を提示してくれます。
誤字脱字は、自分でも見つけられる基本的な修正部分でもあるため、見落としがないようにしましょう。
②一文が長すぎないか
自己PRをセルフ添削する際は、一文が長すぎないかのチェックが大切です。一文が長くなるほど、内容が複雑になるため、採用担当者にアピールポイントが伝えられません。
一文の意味が分かるように、適切な部分で区切りましょう。読みやすく内容をすっきり伝えられる一文は、以下のコツを参考にしながら作成してください。
一文のコツ | ポイント |
一文は50文字前後にまとめる | ・接続詞を多用しない・冗長表現を言い換える「~すること→~できます。」など |
適切な部分で区切る | ・20文字前後に読点を入れる・一文の読点は2つまで |
リズム感を考える | ・長短の文章を意識する |
自己PRの完成後、声に出して文章を読み上げると、読みやすさを確認しやすいです。時間がある場合は、一人で音読してみましょう。
③アピールポイントが明確になっているか
自己PRをセルフ添削する場合、アピールポイントが明確になっているか、チェックしましょう。
自己PR文は文字数が限られているため、アピールポイントを一つに絞って説明する方が自分の強みを伝えられます。
複数ポイントのアピールは、採用担当者に明確な強みがわからず、内容の一貫性を感じられない原因です。また、複数のアピールポイントを取り上げると、長文になり読みにくくなる可能性もあります。
企業が「採用メリットがある」と判断できるよう、一つのアピールポイントをじっくり説明できているかチェックしましょう。
④主語・述語を間違えていないか
自己PRのセルフ添削では、一文の主語・述語の使い方を間違えていないか、省略していないかのチェックが大切です。
正しく主語と述語が使えていない場合、意味を持たない文章になるため、伝えたいエピソードを正しく伝えられません。
伝わる文章にするため、「誰が」「何をした」か、意識して作成しましょう。自己PRをセルフ添削する際は、以下の良い例・悪い例を参考にしてください。
【良い例】
私の目標は、強みである積極性を発揮して、貴社の主力となる新商品を作り上げることです。 |
【悪い例】
私は、強みである積極性を発揮して、貴社の主力となる新商品を作り上げることが目標です。 |
正しい主語と述語になっているか確認する場合、ゆっくり読み上げると違和感に気づきやすくなります。
⑤内容に一貫性があるか
自己PRのセルフ添削では、内容に一貫性があるかチェックしましょう。自己PRでは自分の強みとエピソード、アピールポイントと志望動機におかしな部分はないか、入念な確認が大切です。
採用担当者が、志望動機と自己PRの内容に一貫性がない例文を紹介します。
自己PR | 志望動機 |
慎重な性格であるため、落ち着いて着実に業務に取り組めます。 | 積極的な性格であるため、スピード感ある仕事にチャレンジしたいと思い、志望いたしました。 |
明るく責任感が強い正確なため、率先して人を引っ張っていけます。 | 人の役に立てる仕事内容に惹かれて、誰かを支えたいと思い、志望いたしました。 |
採用担当者は、必ず選考者の志望動機と自己PRの内容を見聞きしているため、矛盾点や使いまわしの言葉に敏感です。面接時に指摘されかねないため、内容の一貫性をしっかりチェックしましょう。
⑥簡潔かつ結論から書いているか
自己PRのセルフ添削では、文章が簡潔かつ結論から書けているかの確認が大切です。自己PR文ではまとまった文章として読みやすくなり、面接の自己PRではアピールポイントを一言で正しく伝えられます。
また、志望動機や自己PR文の文字数・面接の時間は限られているため、書類の文章も結論から簡潔に伝える意識をしましょう。
自己PRの内容に長文が多い場合、表現を変えてみたり接続詞を削ったりすれば、すっきりした文章になります。
さらに、オリジナル要素を加えて簡潔かつ結論から書かれた内容になっていれば、ほかの選考者と大きな差をつけられます。
⑦自分の強みが企業とマッチした内容になっているか
自己PRのセルフ添削する際は、自分の強みが志望企業の人材にマッチした内容になっているかチェックしましょう。
採用担当者は、自己PRから「自社が求める人材であるか」を考えるため、内容のミスマッチは書類選考で落ちる原因になりかねません。
例えば、企業理念が「新技術を導入して改革していきたい」内容に対して、「御社で受け継がれた技術を大切にしたい」内容はミスマッチです。
企業の理念や仕事内容を理解していないとして、面接まで進めない可能性が出てきます。自己PRのセルフ添削する際は、改めて企業の理念や方針などを確認しましょう。
自己PR文を添削して書類選考を通過しよう!
自己PRの添削は、書類選考の結果を大きく左右するため、就活で大切な項目です。最初よりも高いクオリティで提出できれば、採用担当者へ良い印象を与えられます。
自己PRの添削は、対面・添削ツールやサービス・セルフ添削の方法があり、特徴を把握して使い分けましょう。
対面の添削は、余裕あるスケジュールを組んでおくと提出期限まで慌てる必要がありません。また、WEBツールの併用もおすすめです。
自己PRの添削をして、企業へ自分のアピールポイントを正しく伝えられるようにしましょう。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。