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継続力をアピールする自己PR例文6選!要点を抑えて書くコツも解説

「企業に伝わるエントリーシートの書き方はあるの?」そのように悩んでいる学生さんも多いのではないでしょうか?

確かに就職セミナーや学内支援センターの利用などもありますが、実際にはそこまで手厚く添削してくれるわけではないので不安ですよね。

この記事では、エントリーシートの自己PRが高評価となる書き方のコツをご紹介します。

さらに、継続力をしっかりとアピールするための自己PRの例文を6つも解説しているので、ぜひ参考にしてください。

人事 鈴木

記事の監修者

人事 鈴木

新卒でベンチャー企業で求人広告の新規営業を経験 入社半年でテレアポ獲得数社内1位。新卒売り上げ1位を獲得。 その後Cmind groupの人事部に入社し、新卒採用を担当。 現在は学生の面談だけではなく採用戦略や広報にも携わっている。

吉田

記事の監修者

吉田

新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。プロフィール詳細

紙谷

記事の監修者

紙谷

新卒1年目の段階では訪問営業でトップセールス獲得し、3階級役職をあげる。 現在は企業コンサルとキャリアアドバイザーを兼任。

目次

自己PRで「継続力」のアピールが有利な点とは?

自己PRで「継続力」をアピールすると、精神力や忍耐力の強さ・人知れずコツコツ目標に向かって努力する様子などで、良いイメージと捉えてもらうことができます。

特に企業の新規採用において、現在も継続して何か行動している場合は自己PRとして有利です。

  1. どんな仕事も最後までやり抜くことができるから
  2. 同じ仕事もアップデートしながら続けることができるから
  3. 長期的に働いてくれることが期待できるから

①どんな仕事も最後までやり抜くことができるから

継続力があるということは、精神的に人より秀でており、どんな仕事でも最後までやり抜く力が備わっていると思われます。

慣れていることでも困難にぶつかることはあり得ますし、初めて取り組むことであれば壁にぶつかることは容易に想像できます。

そんなときに、これまで継続して努力を積み重ねてきたことを人に胸を張ってアピールができれば、仕事において適宜対処できる逸材として認めてくれるはずです。

企業はそういう人材を求めているので、継続力を自己PRできる人は大いにプラスの印象となることは間違いないでしょう。

②同じ仕事もアップデートしながら成長できるから

継続力は、より良い結果を追求する粘り強のアピールにも繋がります。

企業は商品やサービス品質を維持し続けながら、より良いものを提供することが必要不可欠です。

何事も、維持し続けるには継続力が必要になります。

今の現状に満足するだけでなく、もっと先の目標に向けて努力を続けられると示しましょう。努力によって前進できる力は、特に企業が求めているものだからです。

③長期的に働いてくれることが期待できるから

実際の人事採用面接において、新卒社会人が長期的に勤務できるかどうかはかなり重要視されています。

企業にとってすぐに辞めてしまう人材は一人前になる前に退職してしまうので、会社側からすると採用したいとは思いません。

継続力をアピールすることで、スキルを蓄積しながら長く働ける人材なのだと示せます。企業側にとっても、成長しながら長期的に働ける人材は非常に魅力的な存在。

その点でも「継続力」は就活でのアピールで有利だと言えますね。

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さらに、本記事の後半では実際に「継続力」を自己PRにする際の例文を添削しています!

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自己PRで効果的に「継続力」をアピールする方法

それでは、自己PRで効果的に「継続力」をアピールする方法をご紹介します。

  1. ステップ1|結論
  2. ステップ2|具体的なエピソード
  3. ステップ3|結果・学んだこと
  4. ステップ4|入社後どのように活かすか

フレームワークに当てはめながら自己PRを論じると、相手も理解しやすいからです。

ステップ1|結論

自己PRの冒頭では、結論となる継続力のことから書き始めるようにします

端的に自分の継続力を主張することで、アピール内容を相手に意識させることができるからです。

ステップ2|具体的なエピソード

なぜ自分が継続してこれたのか、具体的なエピソードを踏まえて書くようにします。

継続力とは「物事を続けるために必要とされる能力や資質」と定義されており、行動や動作を続けるために必要な力といえます。

継続力の根拠となる部分がわかるように、時系列を意識して書くとまとまりのある文章となるでしょう。

ステップ3|結果・学んだこと

具体的なエピソード内容を継続してきた結果から学んだことや、その前後の心境の変化について書きます。

企業が重視しているのは、たとえどのような結果であっても、そこから学んだことを生かして自分なりの努力の仕方を見ているからです。

自分が次のステップでどう改善させたかを書くことで、企業が求める継続力にあっているか、ほしい人材かを判断されていると思ってください。

ステップ4|入社後どのように活かすか

これまで培ってきた継続力を、入社後の企業でどう活かしていけるか考えることです。

どの職種や仕事内容においても継続力があることは大切ですが、それぞれの目標に対して、どのような姿勢で取り組むかは企業によって異なります。

たとえば、研究職のように専門職であれば、研究結果が出るまでひたすら比較検証を行う粘り強さと研究への情熱や探究心が求められるでしょう。

また建築のような技術職を極める業種であれば、一人前になるまで時間を要するまでに必要な忍耐力や自主性といった学ぶ姿勢を継続していかなければいけません。

したがって、同じ継続力でも応募する企業が求める継続力とはどういうことか、ホームページや求人情報、あらゆる情報から会社理念や社風などを調べ、企業研究を深堀して考えていく必要があります。

自己PRに使える「継続力」を伝える例文6選

ここからは、自己PRで使える「継続力」の伝え方の例文を5つご紹介します。

面接の自己PRで自分がアピールしたい内容の参考例文として活用してください。

  1. 自己PRで使える「継続力」を伝える例文|アルバイト編
  2. 自己PRで使える「継続力」を伝える例文|部活動編
  3. 自己PRで使える「継続力」を伝える例文|学業編
  4. 自己PRで使える「継続力」を伝える例文|資格勉強編
  5. 自己PRで使える「継続力」を伝える例文|サークル活動編
  6. 自己PRで使える「継続力」を伝える例文|留学編

また、自己PRがそもそも書けずに困っている人は、就活マガジンの自動作成ツールを試してみてください!まずはサクッと作成して、悩む時間を減らしましょう。

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自己PRで使える「継続力」を伝える例文|アルバイト編

  1. 飲食店のアルバイトの場合
  2. コンビニエンスストアでのアルバイトの場合

飲食店のアルバイトの場合

アルバイトのエピソードで継続力をアピールする例文を添削しました。日々周囲から学びを得ていった姿勢を強調しています。

継続力の自己PR
【結論】私は、一つのことを継続して努力し続ける力を持っています。私の長所は、一つのことに粘り強く取り組み、継続して努力を重ねられることです。この力を活かして、入社後も粘り強く仕事に取り組みたいと考えています。継続的な成長を遂げ、会社に貢献していきたいと考えています。
添削コメント|「粘り強く仕事に取り組みたい」という抽象的な表現を削除し、「継続的な成長を遂げ、会社に貢献していきたいと考えている」とより深みのある表現に変更しました。
【エピソード】私は、学生時代に飲食店のアルバイトを続け、忙しい環境の中でも、お客様に満足してもらえるよう意識しながら働いていました。3年間続けました。最初は接客の経験がなく、忙しい環境に戸惑うこともありましたが、常にお客様に満足していただけるサービスを提供することを意識し、取り組んできました。
添削コメント|「アルバイトを3年間続けた」と具体的な年数を明示することで、継続力の自己PRに説得力が生まれています。
【エピソード詳細】飲食店では、長時間の立ち仕事や体力的に厳しい場面もありましたが、体調管理に気を配りながら毎日働き続けました。特に、繁忙期のピーク時には、一度に多くのお客様を対応しながらも、ミスなく効率的に業務を進めることが求められました。また、お客様が快適に過ごせるよう、接客の仕方を工夫したり、効率よく動くことを心掛けました。当初はスムーズに対応できず焦ることもありましたが、改善点をメモし、先輩や店長の接客を観察しながら、自分なりに最適な動きを日々習得していったのです。
添削コメント|「先輩や店長の接客を観察しながら、自分なりに最適な動きを日々習得していった」という表現で、継続的に周囲を学びを得ていった姿勢が強調されています。
【成果】その結果、店長から「安定した働きぶり」と評価していただきました。され、後輩の指導も任されるようになりました。また、お客様から感謝の言葉をいただくこともあり、継続して努力することの大切さを学びました。さらに、常連のお客様から「いつも接客が丁寧で安心できる」と声をかけていただく機会が増え、自分の努力が形になっていることを実感しました。この経験を通じて、目の前の業務を継続的に改善し、成果につなげる力を得られたと感じています。
添削コメント|店長とお客様からの言葉だけで終わっていた成果に「目の前の業務を継続的に改善し、成果につなげる力を得られた」という文言を追加し、継続力と効果的に繋げています。
【入社後】入社後は、この経験を活かし、仕事を長く続けながらスキルを磨き、成長していきたいと考えています。この継続力を活かし、業務を深く理解しながら着実にスキルを磨いていきます。常に安定した働き方を心掛け、周囲の方々と協力しながら貢献していきます。粘り強く挑戦し続けることで、長期的に会社に貢献できる人材へと成長していきたいと考えています。
添削コメント|「仕事を長く続けながらスキルを磨き、成長する」という曖昧な表現を「業務を深く理解しながら着実にスキルを磨いていく」と変更し、入社後の行動を具体的に示しました。

【NGポイント】元の文章では、「粘り強く仕事に取り組みたい」「仕事を長く続けながらスキルを磨く」といった表現が曖昧で、継続力がどのように業務に活かされるのかが明確ではありませんでした。

【添削内容】「3年間続けた」と具体的な期間を明示し、継続力の証拠を強調しました。また、「先輩や店長の接客を観察しながら、自分なりに最適な動きを日々習得していった」という文言を追加し、継続的な学びの姿勢をアピールしています。

【どう変わった?】「継続力」が単なる忍耐力ではなく、「試行錯誤を重ねながら改善し、成果を出す力」であることが明確になりました。また、エピソードに具体性を持たせることで、実際に継続して努力し成長した過程が伝わりやすくなっています。

【今回の自己PRのコツ】
・自分の長所を明確に示す
・具体的な期間を示してアピールする
・日々の学びの成果を強調する

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コンビニエンスストアでのアルバイトの場合

コンビニエンスストアでのアルバイトのエピソードで継続力をアピールする例文を添削しました。最初は苦手だった業務を克服していく様子が描かれています。

継続力の自己PR
【結論】私は、一つのことを継続して取り組む力を持っています。私の長所は、膨大な業務も一つ一つ丁寧に習得し、継続的に努力できることです。困難な状況でも諦めずに努力を続けることで、成長し、自分の力を発揮できると考えています。業務の幅が広く、日々新しい課題に直面する環境でも諦めずに挑戦することで、自分の力を発揮できると考えています。
添削コメント|「一つのことを継続して取り組む力」という一般的な表現を削除し、「私の長所は、膨大な業務も一つ一つ丁寧に習得し、継続的に努力できる」と具体的に表現しています。
【エピソード】私は、学生時代にコンビニエンスストアでアルバイトをしていました。4年間アルバイトを続けました。仕事を覚えるのに時間がかかり、最初は戸惑うことも多かったですが、続けていくことで徐々に慣れていきました。コンビニ業務は、レジ対応や品出しにとどまらず、宅配受付、公共料金の支払い対応、商品の発注・管理など、多岐にわたる業務を担います。最初は覚えることの多さに圧倒されましたが、一つひとつの業務を丁寧に習得し、継続して取り組みました。
添削コメント|「4年間アルバイトを続けた」と具体的な期間を明示し、継続力があることに説得力を持たせています。
【エピソード詳細】特に忙しい時間帯は、お客様対応や商品の補充で慌ただしく、ミスをしてしまうこともありました。しかし、辞めることなく続けることで、少しずつ仕事をスムーズにこなせるようになりました。また、経験を積むことで後輩の指導を任されるようになりました。宅配便の受付や公共料金の支払い対応といった専門性の高い業務は、一度学んで終わりにせず、マニュアルを見直したり、実践を通じて知識を深めたりすることで、スムーズに対応できるようになったのです。
添削コメント|「宅配便の受付や公共料金の支払い対応」といった具体的な業務内容を明示し、継続的に学び続ける必要があったことを明示しています。
【成果】その結果、最後までアルバイトを続けることができ、自分の仕事に自信を持てるようになりました。こうした継続的な努力の結果、店長から「どの業務も安心して任せられる」と評価され、シフトの中核を担うようになりました。最初は苦手だった接客も、積極的にお客様とコミュニケーションを取れるようになり、店舗の雰囲気作りに貢献できました。幅広い業務を経験しながら試行錯誤を重ねたことで、仕事の全体像を把握し、効率的に動けるようになったのです。
添削コメント|「自分の仕事に自信を持てるようになった」という主観的な表現を「店長から『どの業務も安心して任せられる』と評価された」と第三者からの評価に置き換え、説得力を持たせています。
【入社後】入社後は、この継続力を活かし、業務の中で困難に直面しても諦めずに努力し続けたいと考えています。膨大な業務でも一つ一つ着実に習得しながら知識を深め、業務全体を素早く理解できるよう努めます。また、周囲と協力しながら仕事を進め、企業の発展に貢献できるよう成長していきます。また、常に改善を意識し、より効率的な働き方を模索しながら成果を上げていきたいと考えています。
添削コメント|「困難に直面しても諦めずに努力し続けたい」を「膨大な業務でも一つ一つ着実に習得しながら知識を深める」とし、自己PR全体に一貫性を持たせました。

【NGポイント】元の文章では、「継続的に努力できる力」があることは述べられていましたが、具体性が不足していました。アルバイト経験の期間や業務の詳細、成長の過程や第三者からの評価を加えることで、説得力をもっと高められます。

【添削内容】「継続力がある」ことをより具体的に伝えるために、「4年間アルバイトを続けた」と期間を明示し、業務内容の詳細を追加しました。また、「自信がついた」という主観的表現を店長からの評価に置き換え、信頼性を高めました。

【どう変わった?】
添削後は、継続的な努力が明確になり、実績の裏付けがしっかりとできています。エピソードの一貫性も生まれ、企業が求める「粘り強く学び、成長できる人材」としての印象がより強く伝わる内容になりました。

【今回の自己PRのコツ】
・長所を簡潔に説明する
・具体的な期間を明示する
・継続力がアピールできる経験を用いる

自己PRで使える「継続力」を伝える例文|部活動編

部活動のエピソードで継続力をアピールする例文を添削しました。ノートに記録しながら筋トレを続けたことをアピールしています。

継続力の自己PR
【結論】私は、何事も継続して取り組む力を持っています。私の長所は、目標達成に向けて継続的に努力し、試行錯誤を重ねながら成果を生み出す力があることです。一つのことを長く続けることで、自分の成長を実感し、より良い成果を出すことを大切にしています。物事を長く続けるだけでなく、より良い結果を出すために改善を重ねることを大切にしています。
添削コメント|「何事も継続して取り組む力を持っている」という一般的な表現を「目標達成に向けて継続的に努力し、試行錯誤を重ねながら成果を生み出す力がある」とより具体的に示しました。
【エピソード】私は、学生時代に部活動で筋力トレーニングに励んでいました。より効果的なトレーニング方法を見つけるために、さまざまな方法を試しながら取り組みました。ただ継続するのではなく、より効果的なトレーニング方法を模索しながら取り組み、自分の成長を実感できるよう努めました。
添削コメント|「さまざまな方法を試しながら取り組んだ」を「自分の成長を実感できるよう努めた」という文言を付け足し、何を目標に取り組んだかを明確にしました。
【エピソード詳細】具体的には、いくつもの筋トレ方法を試しては、自分の体の変化や効果をメモに記録することを続けました。複数のトレーニング方法を試し、効果を記録する習慣を続けました。最初は手探りでしたが、少しずつ改善点を見つけることで、自分に合ったトレーニングを確立することができました。データを蓄積することで改善点が明確になり、より効率的なトレーニングを確立できました。その結果、気がつけばノートが膨大な数になっていました。記録したノートは20冊以上に達し、身体の変化を数値や感覚として把握できるようになったのです。
添削コメント|「気がつけばノートが膨大な数になっていた」という抽象的な表現を削除し、「20冊以上に達し、身体の変化を数値や感覚として把握できるようになった」と具体的な数を述べました。
【成果】この経験を通じて、継続することの大切さを学びました。と、ただ続けるだけではなく工夫しながら取り組むことの重要性を学びました。記録を取りながら試行錯誤を重ねることで、成果が目に見える形で表れることを実感し、続けることの重要性を強く感じました。試行錯誤を繰り返し、データをもとに改善を重ねることで、目に見える成果を出せるようになり、計画的に努力を積み重ねられたのです。
添削コメント|「記録を取りながら試行錯誤を重ねる」という一般的な表現を「試行錯誤を繰り返し、データをもとに改善を重ねる」と具体的に述べています。
【入社後】入社後は、この継続力を活かし、業務に対して粘り強く取り組んでいきます。と改善意識を活かし、業務に主体的に取り組んでいきます。新しい知識を学び続ける姿勢を大切にしながら、成長し、貴社の発展に貢献できるよう努力していきたいと考えています。吸収し、PDCAを回しながら成果につなげ、貴社の発展に貢献できるよう努力してまいります。
添削コメント|「新しい知識を学び続ける姿勢を大切にする」を「新しい知識を吸収し、PDCAを回しながら成果につなげる」とし、より詳細に入社後の行動を説明しました。

【NGポイント】元の文章では、「継続する力」があることは示されていましたが、単に続けるだけでなく「試行錯誤を重ねながら成果を生み出す力」を持つ点が明確になっていませんでした。

【添削内容】「目標達成に向けて継続的に努力し、試行錯誤を重ねながら成果を生み出す力」という表現を追加しました。また「ノートが膨大な数」という抽象的表現を「20冊以上に達し、身体の変化を数値や感覚として把握できる」と具体化しました。

【どう変わった?】添削後は、単なる継続力だけでなく「改善しながら成果を出す力」を持つことが伝わるようになりました。また、数値や具体例を加えることで説得力が増し、企業側が仕事の進め方をイメージしやすい内容になっています。

【今回の自己PRのコツ】
・強みを端的に述べる
・続けた実績をもとに強みを伝える
・具体的な数字を述べてアピールする

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自己PRで使える「継続力」を伝える例文|学業編

大学での勉強の経験で継続力をアピールする例文を添削しました。効果的に学習計画を立てて取り組んだことを述べています。

継続力の自己PR
【結論】私は、一つのことを長期間続けることができる継続力を強みとしています。私の長所は、目標達成に向けて継続的に努力し、試行錯誤を重ねながら成果を生み出せることです。努力を続けることで成果を生み出し、自分の目標を達成する力を持っています。ただ続けるだけでなく、より良い成果を出すために工夫しながら取り組むことを大切にしています。
添削コメント|「一つのことを長期間続けることができる」という曖昧な表現を「目標達成に向けて継続的に努力し、試行錯誤を重ねながら成果を生み出せる」と具体的に述べました。
【エピソード】私は、大学時代に毎日図書館で勉強することを習慣にしていました。最初は長時間集中することが難しく、勉強の仕方もわからない状態でしたが、続けるうちに効率的な学習方法を身につけることができました。学習方法も手探りの状態でしたが、効率的な勉強方法を模索しながら継続することで、学習効果を高めていったのです。
添削コメント|「続けるうちに効率的な学習方法を身につけることができた」を「効率的な勉強方法を模索しながら継続することで、学習効果を高めていった」と因果関係を明確に示しました。
【エピソード詳細】具体的には、授業の復習を欠かさず行い、わからない部分は調べて理解を深めるようにしました。徹底し、理解が不十分な部分は関連書籍やオンライン資料を活用して深掘りしました。また、学習計画を立てて、毎日決まった時間に勉強することで、知識を着実に身につけました。
添削コメント|「わからない部分は調べて理解を深めた」という抽象的な表現を「関連書籍やオンライン資料を活用して深掘りした」と変更し、具体的に取った行動を明確にしています。
【成果】その結果、大学での成績が向上し、最終的には首席で卒業することができました。継続して努力を重ねることで、目標を達成できることを実感しました。ただ努力を続けるだけでなく、改善を重ねながら取り組むことで、目標を達成できることを実感したのです。この経験を通じて、粘り強く物事に取り組むことの大切さを学びました。
添削コメント|「継続して努力を重ねることで、目標を達成できることを実感した」という一般的な表現を「ただ努力を続けるだけでなく、改善を重ねながら取り組む」と具体的に示しています。
【入社後】入社後は、この継続力を活かし、業務の習得やスキル向上に努めます。と改善意識を活かし、業務の効率化や成果向上を目指して取り組みます。新しいことにも挑戦しながら、日々の積み重ねを大切にし、成長し続けることで会社に貢献できるよう努力していきます。新しい業務に対しても主体的に学び、課題が生じた際には原因を分析しながら最適な解決策を導き出せるよう努めます。そして、着実な成長を重ねながら、貴社の目標達成に貢献できる人材を目指します。
添削コメント|「新しいことにも挑戦しながら、日々の積み重ねを大切にする」という表現を「主体的に学び、課題が生じた際には原因を分析しながら最適な解決策を導き出す」と具体的に示しました。

【NGポイント】元の文章では、「継続力」があることは伝わるものの、「試行錯誤を重ねながら成果を出せる力」が明確に示されていませんでした。また、エピソードにおいても、具体的な学習方法や取り組みの工夫が不足しています。

【添削内容】「一つのことを長期間続けることができる」という表現を「目標達成に向けて継続的に努力し、試行錯誤を重ねながら成果を生み出せる」に変更し、継続の目的を明確化しました。

【どう変わった?】添削後は、単なる継続力だけでなく「工夫しながら成長できる力」が強調され、より実践的な印象を与える内容になりました。説得力も増し、企業が求める人材であることが伝わる自己PRに仕上がっています。

【今回の自己PRのコツ】
・わかりやすく簡潔に長所を示す
・持続的な取り組みをアピールする
・入社後の行動指針を明確にする

自己PRで使える「継続力」を伝える例文|資格勉強編

資格勉強で継続力をアピールする例文を添削しました。具体的な成果を明確に示してアピールしています。

継続力の自己PR
【結論】私は、一つの目標に向かって地道に努力を続ける継続力を持っています。私の長所は、目標に向かって継続的に努力し、1つのやり方に固執するのではなく、試行錯誤を重ねながら成果を生み出せることです。途中で困難に直面しても諦めずに取り組み、自分を成長させることを大切にしてきました。課題を分析しながら改善策を講じることで、自分の成長に繋げられます。
添削コメント|「一つの目標に向かって地道に努力を続ける継続力」を「目標に向かって継続的に努力し、1つのやり方に固執するのではなく、試行錯誤を重ねながら成果を生み出せる」とより詳細に書き換えました。
【エピソード】私は、英語力を向上させるためにTOEFLの勉強に取り組みました。最初のスコアは370点と低く、思うように結果が出ずに悔しい思いをしました。しかし、どうすれば点数を上げられるのかを考えながら、学習を続けました。そこで、学習方法を見直し、単語暗記・リスニング・ライティングのバランスを調整しながら、より効率的に学習を進める方法を模索しました。
添削コメント|「どうすれば点数を上げられるのかを考えながら、学習を続けた」という曖昧な表現を「単語暗記・リスニング・ライティングのバランスを調整した」とし、具体的に明示しています。
【エピソード詳細】毎日単語を覚えることから始め、リスニングやライティングの練習にも力を入れました。また、模擬試験を定期的に受けることで、自分の弱点を把握し、改善するようにしました。具体的には、単語を暗記するだけでなく、実際に文章の中で活用することで定着を図りました。また、リスニングは海外ニュースを聞く方法から、スクリプトを活用して聞き取れない部分を分析する方法に変更しました。学習を続ける中で、少しずつ理解できる内容が増え、問題の解答スピードも上がっていきました。このように学習方法を調整しながら進めたことで、理解できる範囲が広がり、解答スピードが大幅に向上したのです。
添削コメント|「模擬試験を定期的に受けることで、自分の弱点を把握する」という一般的な勉強方法を「スクリプトを活用して聞き取れない部分を分析する」とし、より強いインパクトを持たせています。
【成果】その結果、最終的にTOEFLのスコアを460点まで伸ばすことができました。途中で伸び悩む時期もありましたが、諦めずに努力を続けたことで、目標に向かって着実に成長できることを実感しました。学習方法を振り返り、効果的なアプローチに切り替えながら継続したことで、目標達成につながりました。この経験を通じて、単に努力を積み重ねるだけでなく、柔軟に改善を重ねることの重要性を学んだのです。
添削コメント|「諦めずに努力を続けた」を「効果的なアプローチに切り替えながら継続した」と変更し、試行錯誤を重ねたことをアピールしています。
【入社後】入社後も、継続力を活かし、新しい知識やスキルの習得に努めます。は、この継続力と試行錯誤を重ねる姿勢を活かし、業務の習得やスキル向上に積極的に取り組みます。業務で直面する課題にも粘り強く取り組み、自分の成長と会社への貢献を両立できるよう努力していきます。一つのやり方に固執するのではなく、効果的な方法を模索しながら成果につなげていきます。
添削コメント|「一つのやり方に固執するのではなく、効果的な方法を模索しながら成果につなげる」と締めくくり、自己PRに一貫性が生まれています。

【NGポイント】元の文章では「試行錯誤を重ねる力」があることは述べられていましたが、エピソード内で具体的な試行錯誤の過程が不足していました。特に「どのように学習方法を見直したのか」が明確ではありません。

【添削内容】「単語暗記・リスニング・ライティングのバランスを調整した」という文言を追加し、試行錯誤の過程を明確にしました。また、「スクリプトを活用して聞き取れない部分を分析」といった具体的な勉強方法も加えました。

【どう変わった?】添削後は、単なる「継続力」だけでなく「課題を分析し、最適な方法を模索しながら成果を生み出す力」が明確になりました。試行錯誤の過程が具体的に示され、自己PRの説得力が増しました。

【今回の自己PRのコツ】
・具体的な点数を述べて説得力を持たせる
・一定期間続けた成果を述べる
・入社後の方針を明確にする

自己PRで使える「継続力」を伝える例文|サークル活動編

サークル活動で継続力をアピールする例文を添削しました。諦めずに継続的に話し合いを続けたことを効果的にアピールしています。

サークル活動の自己PR
【結論】私は、一度決めたことを最後までやり抜く継続力があります。私の強みは、意見の違いがあっても諦めずに継続的に対話を続けられることです。困難な状況でも諦めずに努力を続けることで、目標を達成する力を身につけました。粘り強く話し合いを重ね、最適な解決策を見出すことで、チーム全体の成果を生み出せます。
添削コメント|「一度決めたことを最後までやり抜く」という一般的な表現を「意見の違いがあっても諦めずに継続的に対話を続けられること」とエピソードと結びつけて述べました。
【エピソード】私は大学時代、イベント運営を行うボランティアサークルに所属していました。し、地域交流イベントの企画・運営を担当しました。その活動の中で、新しい地域交流イベントの企画に取り組みました。しかし、途中でなかなか準備が進まず、メンバーのモチベーションが下がってしまいました。しかし、企画段階からメンバーの意見がまとまらず、話し合いが行き詰まる状況が続きました。中には途中で諦めかけるメンバーもおり、プロジェクトの継続自体が危ぶまれる事態になってしまったのです。
添削コメント|「メンバーのモチベーションが下がってしまった」という曖昧な表現を「プロジェクトの継続自体が危ぶまれる事態になった」と書き換え、より危機的な状況を表現しています。
【エピソード詳細】イベントを成功させるために、まずはメンバーと話し合い、できる範囲で目標を設定し直しました。私はこの状況を打開するために、まずメンバー一人ひとりと個別に話し合い、不安や意見を丁寧に聞き取りました。また、他の団体の成功事例を調べ、参考にできる点を探しました。話し合いが膠着しても決して諦めず、議論を継続的に行い、妥協点を見つけながら改善を続けたのです。
添削コメント|「話し合いが膠着しても決して諦めず、議論を継続的に行い、妥協点を見つけた」という表現で、継続力が効果的に伝わるエピソードになりました。
【成果】継続して努力したことで、イベントは多くの参加者を集め、地域の方々からも好評をいただきました。継続的な話し合いと粘り強い調整を続けたことで、イベントは無事成功し、参加者からも高い評価を得られました。また、諦めずに取り組むことで、問題が発生しても解決策を考え、前向きに行動する力が身につきました。イベント終了後には、「普段関わる機会の少ない人たちと話せて楽しかった」「こうした交流の場をもっと増やしてほしい」といった声をいただき継続開催を希望する声も多く寄せられたのです。
添削コメント|「『普段関わる機会の少ない人たちと話せて楽しかった』『こうした交流の場をもっと増やしてほしい』」といった具体的な感謝の声を盛り込むことで、成果に説得力が生まれています。
【入社後】この経験を活かし、入社後も困難な状況でも諦めずに取り組み、継続的に成果を出します。チームと協力しながら目標達成を目指し、会社に貢献できるよう努力します。チーム内で意見が分かれる場面でも、丁寧に対話を重ね、周囲を巻き込みながら最適な解決策を導き出せるよう努めます。
添削コメント|「チームと協力しながら目標達成を目指す」という一般的な表現を「丁寧に対話を重ね、周囲を巻き込みながら最適な解決策を導き出す」と具体的に書き換えました。

【NGポイント】元の文章では、自己PRが一般的な内容にとどまっており、「意見の違いがあっても諦めずに継続的に対話を続けられること」を伝えられていません。具体的な行動や結果が表現されていなかったため、説得力を欠いていました。

【添削内容】曖昧な表現をより具体的にし、状況や行動を明確に伝えました。例えば、「メンバーのモチベーションが下がってしまった」を「プロジェクトの継続自体が危ぶまれる事態になった」に変更し、危機的な状況を強調しています。

【どう変わった?】継続的に対話を続ける姿勢が伝わり、成果の部分で実際の参加者の感謝の声を引用することで成果を強調しました。結果として、どんな困難な状況でも諦めずに続ける力がしっかりと伝わっています。

【今回の自己PRのコツ】
・第三者の言葉を引用して成果を強調する
・継続的に取り組んだ姿勢をアピールする
・状況をはっきりと明示する

自己PRで使える「継続力」を伝える例文|留学編

留学で継続力をアピールする例文を添削しました。持続的に努力することで言語の壁を乗り越え、好成績をおさめたことをアピールしています。

留学経験の自己PR
【結論】私の長所は、物事を最後までやり抜く継続力です。私の強みは、困難な状況でも粘り強く取り組む継続力です。困難に直面しても諦めずに努力を続けることで、目標を達成できる力を身につけました。試行錯誤を繰り返し、最終的に成果を上げる力を身につけました。
添削コメント|「諦めずに努力を続ける」という一般的な表現を「試行錯誤を繰り返し」と変更し、より具体的に強みを伝えています。
【エピソード】大学時代、私は留学を経験しました。言葉の壁や文化の違いで最初はとても苦労しました。特に、現地の授業についていくのが大変で、何度も挫折しそうになりました。言語や文化の壁に加え、授業の難易度やスピードにも苦しみ、最初のうちは授業内容を理解するのが非常に困難でした。何度も自信を失い、諦めかけた瞬間もありました。
添削コメント|「授業についていくのが大変」という表現を「何度も自信を失い、諦めかけた瞬間もあった」と変更し、置かれた状況の困難さを明確に表現しています。
【エピソード詳細】留学先では、授業内容が日本のものとは大きく異なり、理解に時間がかかりました。この現状を打開するために、私は毎日の復習に加え、理解を深めるために積極的に友人などに質問しました。しかし、私はあきらめずに毎日復習を重ね、授業後に友達と一緒に勉強したり、先生に質問をして理解を深めたのです。時には授業後に先生に個別で質問をし、理解が不十分な部分を何度も確認したのです。
添削コメント|「現状を打開するために、私は毎日の復習に加え、理解を深めるために積極的に友人などに質問した」という表現を追加し、とった行動を具体的に表現しています。
【成果】その結果、徐々に成績は向上し、最終的には学期末のテストで良い成績を収めることができました。留学を通して、困難に直面しても決して諦めず、粘り強く努力し続けることがいかに重要であるかを深く実感しました。
添削コメント|「粘り強く努力し続けることがいかに重要であるかを深く実感した」という文言を追加し、自己PRに一貫性を持たせています。
【入社後】入社後も、この経験を活かし、困難な状況でも粘り強く取り組みます。どんな困難に直面しても試行錯誤を繰り返し、周囲と協力しながら目標達成に向けて取り組みます。何か問題が起きたときには、継続的に努力を重ね、会社に貢献していきます。継続的な努力を重ねることで、貴社に貢献できる人材となりたいと考えています。
添削コメント|「困難な状況でも粘り強く取り組む」という一般的な表現を「試行錯誤を繰り返し、周囲と協力しながら目標達成に向けて取り組む」とし、効果的に結論と繋げています。

【NGポイント】元の文章では、具体的な行動や、どのようにして困難を乗り越えたのかが表現できていません。自己PRの強みが伝わりにくく、ただの「努力」の表現に終わっていました。

【添削内容】「試行錯誤を繰り返し」と具体的な行動を加え、「何度も自信を失い、諦めかけた瞬間もあった」などの困難な状況の表現を追加しました。エピソード詳細では、復習や質問を積極的に行った点を明確に記述しています。

【どう変わった?】添削後は、行動の具体性とその結果が明確に示され、困難に直面した際の継続力が強調されました。自己PRとして、どのようにして課題に取り組み、どのような成果を上げたのかがより伝わりやすくなっています。

【今回の自己PRのコツ】
・持続的な努力を強調する
・状況を具体的に描写する
・自己PRに一貫性を持たせる

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自己PRに「継続力」の要点を抑えて書くコツ

ここからは、自己PRで大切なポイントである書き方のコツをお伝えします。

最も伝えたい「継続力」の要点を抑えて簡潔に書くと相手も理解しやすくなります。

相手が読みたいと思わせるようにするには、基礎的な書き方のテクニックも取り入れながら自分だけの「継続力」を最大限に伝える文章にまとめていきましょう。

  1. 自己成長過程と結びつけながら書く
  2. 400字以内を意識して書く
  3. 「継続力」を言い換えた言葉も含めて書く
  4. 継続結果から得られた変化を伝える
  5. 「継続力」が役に立つことを論じる

自己成長過程と結びつけながら書く

自己PRでは継続的に続けてきた事実だけを述べるだけでなく、経験から得た成長過程と結びつけながら書くようにします。

企業がエントリーシートの自己PRで最も知りたいのは「継続してきた過程」についてです。

たとえ結果があまり好ましいものでなかったとしても、継続して努力をしている過程でその時に受けた感情や、自分が何を学び成長したと気づいたか書くようにします。

そもそも企業側も、学生の自己PRは結果よりも過程を評価する傾向にあります。結果だけをアピールしないようにしましょう。

400字以内を意識して書く

基本的に自己PRや志望動機は、400文字以内で書くように徹底してください。

400文字の文章構成は、概ね1文が50文字で、8行程度で書くことになります。

文章全体を簡潔に書くよう意識しないと、長くまとまりがない文章となってしまうので注意が必要です。

また自己PRに「継続力」を書く際は、何をどれくらい続けているのか具体的な数字を用いて伝えるようにします。

社会人になれば結果報告や評価基準の決定には明確な数字を用いて説得する必要があるため、学生の段階でしっかり定量的な数字を用いて書けるようにしておくとよいでしょう。

「継続力」を言い換えた言葉も含めて書く

自己PRをより効果的に伝えるには、類似語や言葉を言い換えて表現する方法があります。

連続して「継続力」という言葉ばかりが並んでいると説得力に欠けるので、少し抽象度を具体化した言い回しを使うようにしてみてください。

たとえば、「困難なことが立ちはだかったとしても決して諦めずに継続してやり切ることができる」(38文字)などといった文章になります。

継続結果から得られた変化を伝える

必ず自己PRには、「継続した結果で得られた変化」を書くようにします。

そのためには、まず継続して行ってきた結果そのものの変化を整理してください。

次に、結果が変化したことでこれまでの自分の体感と異なる点を箇条書きします。

そうするとある結果の変化から自分の自己成長した部分がいくつか見えてくるはずです。

「継続力」が役に立つことを論じる

企業は人事採用を通して自社に貢献してくれる人材を求めています

つまり、まだ社会経験がない半人前ながら、これから活躍する素質があることに期待しています。

文章から伝わる期待値が大きいと感じられる自己PRであれば、「継続して一緒に仕事をしてみたい」と思うでしょう。

現時点では未経験で不安もあると思いますが、一旦自分という人間がどういう人格で、貴社に貢献することができるかを前面に出した自己PRを書ききってみてください。

自己PRで「継続力」をアピールする際の注意点

ここからは、自己PRで「継続力」をアピールする際の注意点についてお伝えします。

ぜひ注意点を見落としていないかチェックしてみましょう。

  1. 具体例が継続してやるべきことか考える
  2. 断続してしまったことがないか確認する
  3. 継続してこれた根拠を書く

具体例が継続してやるべきことか考える

自己PRの具体例では、「本当に継続してやるべきだった」という内容を記載しましょう。

自己PRでは、継続的に行ってきたエピソード内容が、学生として当たり前のことをしているのであれば当然の義務として捉えられてしまうので書く必要はありません。

肝心なのは、継続力としてアピールできる内容だと受け取ってもらえるかどうかです。

これまで継続してきたことをよく振り返り、自分だからこそ継続できたと伝わるように言語化を工夫して書くようにします。

さらに自己のエピソード内容が企業が求める「継続力」と合致すると、より印象に残るエピソード内容として好印象をもってもらえるようになります。

断続してしまったことがないか確認する

継続力をアピールするエピソードの中に「継続しきれなかった話」が混ざっていないか確認しましょう。

「中には諦めてしまったこともある」と伝えると、「継続力があるのは嘘なのでは?」と誤解や疑問を与えてしまうかもしれません。

とはいえ、「病気で諦めざるを得なかった」というエピソード内容であれば問題ありませんが、より文章の工夫は必要となります。

採用選考において、エントリーシートの内容と面接の口頭内容に一貫性がないと自己分析不足と判断されかねないため、自己PRでアピールしたいエピソード内容の伝え方は丁寧に確認することをおすすめします。

継続してこれた根拠を書く

自己PRでは、アピールポイントに根拠があるかが重要になります。特にエピソードの中に「継続力がある」とわかる具体的な場面があるかどうかをチェックしましょう。

400文字以内で主張となる事実1割、エピソード内容の説明3割、自分自身に継続力があると思う根拠4割、結論2割の配分で書くようにします。

この配分は、基本のフレームワークに沿ったものです。

具体的な根拠を述べることにより、企業の人事採用の面接官に目標や課題に対する行動を通してその人がもつ価値観を判断するアピールができるようになるからです。

「継続力」をうまくアピールして好印象な自己PRを目指そう

この記事では、自己PRで継続力を伝えるコツや例文についてご紹介しました。

自己PRを書く上で、主張となる継続力を簡潔に書き、具体的なエピソード内容から学んだことを意識して書くようにしましょう。

自分の強みである「継続力」を信じ、完成度の高い自己PRを目指してください。

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    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。