【新卒・転職】看護師の志望動機の書き方|内定につながるコツや例文も紹介
看護師として就職や転職を目指す際に、志望動機は自分をアピールできる重要なポイントです。
しかし「看護師の志望動機ってどう書いたら良い?」や「看護師を目指している指導動機の例文が見たい」などの疑問を抱いている方もいるでしょう。
本記事では、看護師として内定を勝ち取るための志望動機の書き方や、例文、NGな表現についても解説します。
志望動機がうまく書けない方は、本記事を参考にして好印象を勝ち取れる文章を目指してみてください。
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記事の監修者
吉田
新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。
記事の監修者
紙谷
新卒1年目の段階では訪問営業でトップセールス獲得し、3階級役職をあげる。 現在は企業コンサルとキャリアアドバイザーを兼任。
看護師の志望動機で重要な要素3つ

看護師の志望動機をうまく書けない方は、必要な要素を理解していない可能性があります。
以下で紹介する3つの要素をしっかりと盛り込めれば、説得力のある志望動機が完成するでしょう。
①今までの経験やそこで感じた気持ち
まず、過去の経験について触れ、看護師を目指すきっかけになったエピソードを伝えましょう。
たとえば、学生時代の実習や前職での看護経験、または関連するボランティア活動などです。
学び感じた内容を具体的に書ければ、あなたの人柄や価値観が伝わります。
面接官は「どんなきっかけで看護師を目指すようになったのか」を知りたいので、率直に自分の気持ちを述べましょう。
②応募先の病院や施設の魅力的な側面
志望する病院や、施設の特長や理念に共感している意志を示すことも、志望動機に求められる内容です。
応募先の病院や施設に対する魅力が含まれていないと、自院で働きたい意志がないと判断されてしまいます。
たとえば、「貴院は地域密着型の医療を提供しており、患者一人一人に寄り添う姿勢に共感しています」など具体的な例を挙げると良いでしょう。
自分が応募先の病院でどう貢献したいかをしっかりと伝える志望動機を書いてください。
③目指す看護や強み・経験
看護師の志望動機では、あなたが目指している看護師像や、自分の強みについても触れましょう。
志望動機に自分の強みや夢が書かれていないと、他人と差別化がしづらくなってしまいます。
例えば「私は患者さんとのコミュニケーションを大切にし、信頼関係を築くことに自信があります」など、具体的な強みを伝えれば、より印象に残りやすくなるでしょう。
また、過去の経験と照らし合わせて、どんな看護師を目指しているのかを説明すると、説得力が増します。
強みや自身の経験は志望動機を好印象にするために重要な要素になります。
「就職したい!」という思いを全面に出すのではなく、就職した後にどのように活躍するのかを伝える必要がありますよ。
【書けない人向け】看護師の志望動機を書く時のポイント7つ

ここからは、看護師の志望動機を書く際の具体的なポイントを7つに分けて解説します。
①まず志望先の情報はしっかり調べる
志望動機を書く際には、まず志望先の病院や施設について詳しく調べましょう。
志望先について何も情報がない状態で志望動機を書くと、「自院で本当に働く気があるのかな?」と判断されてしまう恐れもあります。
そのため、病院の理念、診療科目、地域へ貢献している姿勢など、インターネットやパンフレットを通じて情報を収集してください。
情報を収集できれば、志望動機に具体的な根拠が加わり、面接官に「この病院をしっかり理解している」と感じてもらるでしょう。
②例文を参考にアレンジしてから使う
志望動機を書く際には、例文を参考にするのも効果的です。
しかし、例文をそのまま使用するのではなく、必ず自分自身の経験や思いを織り交ぜてアレンジしましょう。
同じような言葉でも、あなたの経験や考えを反映させれば、オリジナリティが生まれます。
面接官に「自分の言葉で語っている」印象を与える志望動機にしましょう。
志望動機の書き方や型が分からず最初は手が止まってしまいますよね。
実際にこの記事でも紹介している例文を参考にしつつ、まずはサクッと志望動機作成ツールを使用して作ってみるのをおすすめします。
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③ポジティブな考えを伝える
志望動機はできるだけポジティブな内容でまとめましょう。
転職の際に前職を「人間関係がうまくいかなかった」などの理由で辞めたと伝えると、自院でも同じ関係値が築かれると判断されてしまいます。
そのため、転職の場合でも「前職の環境が合わなかった」などの理由より、「新たな環境で成長したい」などの前向きな理由を伝える方が好印象を与えます。
志望動機の内容は、ベガティブな内容を含めず、ポジティブな考え方に変換して作成しましょう。
④応募先で長く働けることをアピールする
面接官は、長く働いてくれる人材を求めています。
そのため、志望動機には「長期的に働く意欲」を示す内容を含むと、長い間勤務してくれる印象を生みます。
たとえば、「入社後のキャリア」を語れば、安定した職務だけではなく、仕事に対して前向きな姿勢を持っていると伝わりますよ。
志望動機は、採用担当者が求めている人材を分析し、採用したくなる文章にしましょう。
⑤自分と志望先を絡めたアピールをする
自分の特技や経験を、志望先の特徴や方針に絡めてアピールすると、より説得力のある文章にできるでしょう。
たとえば「私は〇〇の経験があり、貴院の△△△の理念に共感しています。私の経験は、貴院で生かされると考えており、活躍できると考えています」などの形で、具体的に伝える内容が求められます。
そのため、志望先で勤務するとなったら、仕事にどう貢献できるかまで書くと、クリニック・病院側に採用するメリットを伝えられるので効果的です。
⑥学んだこと・経験を織り交ぜる
看護師の志望動機には、過去の経験や学んだ内容を盛り込むと、より説得力が増します。
実習でのエピソードや前職で得たスキルなど、具体的なエピソードを挙げて、どう役立つかを説明しましょう。
「〇〇の実習で学んだスキルを生かして貴院で貢献したい」などの形でアピールするのがポイントです。
看護師になってからも勉強することが多いため、過去経験として勉強への取り組み方や、努力していたことなどを伝えてみましょう。
⑦文字数200文字~300文字程度におさめる
志望動機は長すぎても読まれにくいため、200~300文字程度にまとめる内容を目標にしましょう。
簡潔かつ要点を押さえた文章を心がけると、読み手にとってもわかりやすく、好印象を与えられます。
そのため、極力無駄な表現を省き、端的に伝える志望動機を作成しましょう。
【施設・シチュエーション別】看護師の志望動機例文10選
ここでは、さまざまな施設やシチュエーションに応じた志望動機の例文を紹介します。
自分の状況に合った例文を参考にし、アレンジして活用してください。
- 新卒で応募する場合のパターン①
- 新卒で応募する場合パターン②
- 【経験者】転職で応募する場合
- 【未経験者】転職で応募する場合
- ブランクがあった人の場合
- クリニックに応募する場合
- 介護施設に応募する場合
- 小児科病棟に応募する場合
- 急性期病院に応募する場合
- 美容外科・美容皮膚クリニックに応募する場合
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①新卒で応募する場合パターンA
新卒で看護師の志望動機を作成するなら、大学や専門学校で生んだ経験をどう活かせるかを考えたエピソードを交えるとよいでしょう。
学んだ経験を看護師の立場で活かせる内容を考えている事実は、就職した後でも役に立つ可能性があり、仕事に対して前向きな姿勢を表します。
そのため、以下の例文を参考にして、志望動機を作成すると良いでしょう。
私は、患者さんの健康回復を支える看護師という仕事に強い使命感を感じています。 大学での学びを通じ、病気やケガだけでなく、患者さんの心のケアにも注力できる看護師を目指してきました。 貴院では、地域医療に貢献しながら患者に寄り添う姿勢が評価されており、私もその一員として成長し、貢献したいと考えています。 |
②新卒で応募する場合パターンB
新卒で看護師の志望動機を書くなら、インターンシップや臨床実習などで得た経験を交えたエピソードも効果的です。
看護師の仕事は、離職率が高まっている職業ですが、やりがいを感じている意志を伝えれば、長期的に働いてくれると判断されます。
以下の例文を参考に、自分のエピソードを取り入れた志望動機を作成しましょう。
私は、人々の健康を促進する看護の役割に感銘を受け、看護師を志望しました。 臨床実習を通じ、患者の回復に向けたチーム医療の大切さと、看護師としての細やかな配慮が重要であることを学びました。 貴院の最新医療技術と温かな看護ケアの両立に魅力を感じ、活躍できる看護師として成長したいと考えています。 |
③【経験者】転職で応募する場合
続いて、経験者の方が転職で看護師に応募する際の志望動機の例文を紹介します。
離職していた際に得た経験がどう看護師の仕事に役立つかを明確にしましょう。
下記例文は、子育てで離職していた場合の志望動機です。
私は子育てのため一時的に看護師職を離れておりましたが、その期間も医療や看護に対する関心は失わず、復職への強い意欲を持ち続けてきました。 育児を通じて得た「人を思いやる心」や「時間管理能力」を活かし、貴院で再び1人1人の患者さんに寄り添った真心の込めた看護を実践したいと考えています。 長期のブランクを埋めるため、最新の医療知識や技術の研鑽にも努めてまいりました。 |
④【未経験者】転職で応募する場合
未経験者が看護師の志望動機を書く際は、前職の経験がどう活かせるかが重要な内容です。
経験をしていない分、看護師としての仕事には遅れを取るため、前職の経験が活かせる内容が求められます。
以下の例文を参考に、志望動機を作成してみてください。
私は未経験ながら、看護師という職業に強い関心を持っています。 前職で培ったコミュニケーション能力や、チームで協力して目標を達成する経験を活かし、看護の現場でも患者さんやスタッフと良好な関係を築きたいと考えています。 貴院では、患者一人ずつに寄り添った看護をされており、私もその一員として成長しながら貢献できると確信しています。 看護学校での学びと情熱をもって、貴院で看護師としての道を歩みたいです。 |
⑤ブランクがあった人の場合
看護師の仕事に対してブランクあった場合、離職していた期間で学んだ内容が問われます。
たとえば、育児に専念していた場合、命の重みを知ったなど、再就職したいと思ったきっかけを述べましょう。
私は看護師としての経験を持ちながら、家庭の事情により一時的に現場を離れておりました。 しかし、その期間中も看護の仕事に対する情熱は変わらず、復職に向けて最新の医療知識や技術の習得に努めてきました。 看護の現場で患者さんに寄り添い、安心感を与えられる存在になりたいと強く思っています。 貴院の患者中心のさまざまなケアに共感し、私の経験と新たな学びを活かして貢献できると考え、再び看護の道を進む決意をしました。 |
⑥クリニックに応募する場合
クリニックの看護師に応募する場合、志望する院に良いと感じたエピソードや特徴を交えた志望動機を作成しましょう。
また、なぜクリニックに志望したのか、きっかけまで志望動機にできると、説得力のある内容が出来上がります。
以下の例文を参考に、クリニックに応募する志望動機を作成してください。
私は、患者さんとの密接なコミュニケーションが求められるクリニックの看護に魅力を感じ、応募させていただきました。 これまで培った看護経験を活かし、患者さん全員に寄り添った丁寧で心のこもったケアを提供したいと考えております。 特に貴院の地域医療への貢献や、患者さんとの信頼関係を大切にする姿勢に共感し、私もその一員として貢献したいと強く思っています。 柔軟な対応力とコミュニケーション能力を活かし、クリニックの看護師として患者さんに安心感を提供できるよう努めます。 |
⑦介護施設に応募する場合
介護施設に応募する際は、なぜ介護の職に就きたいかと応募先が良いと思った理由を志望動機に取り入れましょう。
一言で看護師といっても、細かく分かれた職種が存在するため、介護を選んだ理由があれば魅力的な志望動機が作成できます。
以下の例文を参考に、介護施設へ応募する志望動機を作成しましょう。
私は、介護施設において高齢者一人ひとりに寄り添った看護を提供することに大きなやりがいを感じ、応募いたしました。 これまでの看護経験で培った技術に加え、傾聴や思いやりを大切にし、入居者の方々の生活の質を向上させるお手伝いをしたいと考えています。 貴施設では、医療ケアと生活支援が一体となった包括的なケアを提供しており、私もそのチームの一員として、高齢者が安心して生活できる環境づくりに貢献したいと思っています。 |
⑧小児科病棟に応募する場合
小児科病棟に応募する場合は、職種に感じた魅力と必要なスキルを志望動機に取り入れると良いでしょう。
小児科の仕事は、大人を相手にするよりも仕事の数が多いため、最も必要と感じているスキルをアピールできると採用担当者に良い印象を与えられます。
以下の例文をもとに、オリジナリティのある志望動機を作成してください。
私は、子どもたちの成長を支えながら医療に貢献できる小児科病棟での看護に強い魅力を感じ、応募いたしました。 子どもたちは身体的にも精神的にも繊細であり、そのケアには特別な配慮が必要だと感じています。 私は患者との信頼関係を大切にし、笑顔や優しさで不安を和らげる看護を心がけています。 貴院の小児科病棟で、医療と心のケアを通じて子どもたちとその家族を支える一員として貢献し、成長していきたいと強く願っています。 |
⑨急性期病院に応募する場合
急性期病院に応募する際は、体験談などのエピソードを交えた志望動機が効果的です。
また、名前の通り迅速な処置が必要な職種なため、前職などの体験をもとに、判断力や仕事のスピード感をアピールするとよいでしょう。
以下例文を参考にして、急性期病院に適切な志望動機を作成してください。
私は、急性期病院での高度な医療技術を駆使した迅速な対応に強く惹かれ、応募いたしました。 急性期の現場では、患者さんの迅速な回復を目指すため、的確な判断力とスピード感が求められます。 これまでの看護経験で培った技術を活かし、チーム医療の一員として、患者さん一人ひとりに最適なケアを提供したいと考えています。 貴院の最前線での医療提供に貢献しながら、看護師としての知識とスキルをさらに磨き、成長していきたいと強く願っています。 |
⑩美容外科・美容皮膚クリニックに応募する場合
美容外科・美容皮膚クリニックに応募する際は、自分が診察を受けた際の体験を取り入れるとよいでしょう。
また、大学や専門学校などで学んだ知識や経験を持ち、志望先でどう貢献できるかが書ければ魅力的な文章を作成できます。
私は、美容外科・美容皮膚科における患者様の美と健康をサポートする看護に強い関心を持ち、応募いたしました。 これまでの看護経験を通じて培った細やかな配慮や高い技術を活かし、患者様が安心して治療を受けられるようサポートしたいと考えています。 特に貴院が提供する高品質な医療サービスと、患者様一人ひとりに寄り添ったケアに共感し、私もその一員として患者様の美と自信を引き出すお手伝いをしたいと思っています。 |
看護師の志望動機でNGな表現・内容5つ

看護師の志望動機で避けるべきNG表現や内容を5つ紹介します。
以下5つのポイントを避ければ、より効果的な志望動機を作成できるでしょう。
好印象な志望動機を作成できたと思っていても、実はNG項目を含んでしまているケースもあります。
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①福利厚生や給料に関する内容
看護師の志望動機では、福利厚生や給料に関する内容に触れるのはNGです。
福利厚生や給料に触れた志望動機は、仕事に対する熱意がなく、採用しても適当に仕事されそうと印象を与えます。
そのため、以下の志望動機は避けるようにしましょう。
私は、貴院が提供する充実した福利厚生や給与制度に魅力を感じ、応募いたしました。 看護師としての成長を目指す中で、安定した職場環境や働きやすい制度があることで、より安心して患者さんに向き合い、質の高いケアを提供できると考えています。 貴院の職員を大切にする姿勢に共感し、私もその一員として、長期的に貢献できる職場でさらなるスキルアップを目指していきたいと思っています。 |
②志望動機が明確になっていない
志望動機が曖昧だと、面接官に「この病院で働きたい理由がはっきりしない」と思われてしまいます。
自分がなぜその病院を選んだのかを明確にするため、しっかりと理由を述べましょう。
NGな例文を以下に作成したので、参考にしてください。
私は、具体的な志望動機がまだ明確になっていないのですが、看護師として働ける病院を探している中で貴院を知りました。 これまでの経験を活かしつつ、いろいろなスキルを磨きたいと考えています。給料や福利厚生も充実していると聞いたので、働きやすい環境だと思います。 まだ詳しいことは分かりませんが、入職後に徐々に理解を深めていきたいと考えています。 これからどういった看護を提供していくかは、学びながら考えていきたいです。 |
③例文をそのままつかったような内容
志望動機の例文は単調かつオリジナリティに欠けるため、そのまま使用するのは避けましょう。
自分の言葉で書かれていないと、面接官にすぐに見抜かれます。
自分自身の経験や思いを反映させた内容を心がけましょう。
私は、患者さんに寄り添った思いやりのあるケアを提供することに魅力を感じ、看護師を志望しました。 これまでの経験を活かし、貴院で成長しながら貢献したいと考えています。 また、貴院が地域医療に貢献している点にも共感し、私もその一員として力を発揮したいです。 チーム医療の中で協力しながら働くことが大切だと思っており、貴院で働くことで患者さんに安心感を与えられる看護師を目指していきたいと考えています。 |
④病院の立地に関する内容
「家から近い」などの理由で志望動機を述べるのは避けましょう。
病院の立地に関する内容は、あなたの職務への意欲を示すものではなく、ただの個人的な都合にしか聞こえません。
以下は、仕事への熱意が感じられない例文です。
私は、貴院が自宅から近く通いやすいため、応募させていただきました。自宅からの距離が短いことで通勤時間が短縮でき、プライベートとの両立がしやすいと考えています。また、勤務地が近いことで急なシフト変更にも対応しやすく、働きやすい環境だと思います。病院の場所が便利だという点は、私にとって大きな魅力です。これまでの経験を活かしながら、通勤のしやすさを活かして貴院で長期的に働ければと考えています。 |
⑤受け身な印象を与える表現
看護師の志望動機で、受け身な印象を与える表現は避けましょう。
「指導してもらいたい」「教えてもらいたい」などの受け身な表現は避け、積極的な姿勢をアピールしてください。
以下に受け身な印象を与えてしまうNGな例文を作成したので、参考にしてください。
私は、特にこれといった理由があるわけではないのですが、看護師として働ける場所を探していたところ、貴院の募集を見つけて応募しました。 自分に合った環境かどうかは実際に働いてみないと分からないと思いますし、どのようなスキルが必要かも入職後に学んでいきたいと考えています。 貴院で働くことで自分にどのような可能性があるかを見つけていければ良いなと思っております。よろしくご検討いただければ幸いです。 |
【ケース別】看護師の志望動機例文4選

さまざまなケースに合わせた志望動機の例文を4つ紹介します。
自分の状況に合ったものを参考に、志望動機に応用してください。
①キャリアアップ・スキルアップを目的とした例文
キャリアアップやスキルアップを目的とした志望動機は、採用してから主体的に仕事をしてくれると判断されやすいです。
以下の例文を参考に、キャリアアップやスキルアップをアピールする志望動機を作成しましょう。
私は、看護師としてさらにキャリアアップを目指し、貴院に応募いたしました。 これまでの看護経験で培った知識と技術を基盤にしつつ、貴院が提供する高度な医療技術や多様な症例に触れることで、スキルアップを図りたいと考えています。 特に、チーム医療や専門的なケアの現場でさらなる成長を遂げることができる環境に魅力を感じております。 貴院での経験を通じて、看護師としての総合的な能力を高め、より多くの患者さんに貢献できる人材になりたいと思っています。 |
仕事に対して積極的な姿勢を見せると、長期的に仕事をこなしてくれると判断されるため、通過率を上げられますよ。
②ライフワークバランス改善を目的とした例文
前職での体験や学のころからの憧れを志望動機に取り入れましょう。
志望動機で魅力に感じた理由を述べ、応募先について詳しく調べたことをアピールしてください。
私は、ライフワークバランスの改善を目指し、貴院に応募いたしました。 看護師として質の高いケアを提供するためには、心身ともに健康な状態で働ける環境が重要であると考えています。 貴院の勤務体制や福利厚生が充実している点に魅力を感じ、仕事とプライベートを両立させながら、長期的に看護に従事できると確信しています。 働きやすい環境で自分のパフォーマンスを最大限発揮し、患者さんに寄り添ったケアを提供しながら、自己成長を図っていきたいと考えています。 |
他の病院と比較できれば、厳選されたうえで選ばれていると印象を与えられるため、効果的な志望動機と言えます。
③ライフステージの変化が理由の例文
ライフステージの変化が理由で志望する場合、職場が魅力的と感じた理由と長期的な勤務を希望する旨を説明しましょう。
以下の文章を参考にして、志望動機を作成してください。
私は、ライフステージの変化を機に、新たな職場環境で看護師としてのキャリアを再スタートしたいと考え、貴院に応募いたしました。 これまでの経験に加え、家庭環境が安定した今、より一層仕事に専念できる体制が整いました。 貴院の充実したサポート体制や柔軟な勤務環境に魅力を感じており、長期的に貢献しながら自分自身も成長したいと考えています。 ライフステージの変化により得た新たな視点を活かし、患者さんにより丁寧で温かいケアを提供していきたいと思っています。 |
生活環境が変わると、職場に求める条件も違ってきますが、職場環境だけに触れるのではなく、仕事に対する熱意も伝えてください。
④地域貢献の例文
地域貢献をきっかけに看護師を目指した志望動機は、患者様との信頼関係を構築できる人と印象を受けます。
看護師としてお客様との信頼関係の構築は、病院の評判に関わるため、以下の例文を参考にして志望動機を作成してください。
私は、地域医療に貢献したいという強い思いから、貴院に応募いたしました。 地域の方々にとって身近な医療機関である貴院では、患者さんとの信頼関係を大切にしながら、一人ひとりに寄り添ったケアが求められると感じています。 地元で生まれ育った私は、この地域の医療に携わることで、長年お世話になった地域社会に恩返しをしたいと考えています。 地域に根ざした貴院の医療提供に貢献し、安心と信頼を提供できる看護師として成長していきたいです。 |
仕事をサクサクこなしつつも、患者との関係も良好に保てる必要があります。
面接で好印象を与える志望動機の伝え方ポイント3つ

面接では、ただ志望動機を話すだけでなく、どう伝えるかも重要視されます。
ここからは、面接で好印象を与えるためのポイントを3つ紹介します。
①結論・理由・展望の順番で伝える
志望動機を伝える際は、結論から話し、志望した理由を述べた後に今後の展望を伝えるのが効果的です。
結論から志望動機を始めると、何を伝えたいかがはっきりするため、説得力のある文章が完成します。
志望動機は、自分の仕事への意志を伝える文章なため、簡潔に伝わりやすい文章を心がけましょう。
②履歴書の志望動機とつなげた表現をする
面接での志望動機は、履歴書に書かれた内容と一貫性を持たせましょう。
履歴書で触れた経験やスキルについて掘り下げて話せば、面接官に対して説得力が増します。
経験やスキルを活かし、説得力のある志望動機を作成してください。
③2分を目安にアピールする
志望動機を話す際は、時間に気をつけましょう。
だらだらと話しすぎるのではなく、2分程度を目安に、簡潔に伝えてください。
短い時間でもしっかりと要点を抑え、印象に残る志望動機を目指しましょう。
看護師の志望動機はエピソードが含まれていると通りやすい!

看護師の志望動機を書く際には、過去の経験やエピソードをしっかりと盛り込む内容が求められます。
具体的なエピソードがあると、面接官にあなたの熱意や考えが伝わりやすくい内容が作成できます。
志望動機を通じて、自分の魅力を最大限にアピールし、内定を勝ち取りましょう。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。