志望動機の作り方がわからない人必見!作成方法・業界別の例文も
「志望動機の書き方がわからない…」「納得いく志望動機が書けない」と悩んでいる方も多いのでは無いでしょうか。
本記事では、志望動機の作成方法・業界別の例文などを紹介します。作成のポイントを細かく解説するので、是非最後まで読んでくださいね。
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記事の監修者
吉田
新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。プロフィール詳細
記事の監修者
人事 鈴木
新卒でベンチャー企業で求人広告の新規営業を経験 入社半年でテレアポ獲得数社内1位。新卒売り上げ1位を獲得。 その後Cmind groupの人事部に入社し、新卒採用を担当。 現在は学生の面談だけではなく採用戦略や広報にも携わっている。
志望動機で採用担当が確認したいポイント3つ

まず、志望動機で採用担当が確認しているポイントを3つ紹介します。
①仕事への意欲
企業が求職者の志望動機を評価する際、最も重視するのはその文面から熱意が伝わってくるかです。自然と、熱心に働きたいという意欲が感じられる志望動機は、採用担当者にも好印象を与えます。
そのため、志望動機を練る際には、自分の情熱が伝わるような表現を心がけることが大切です。
また、企業での成長への意欲も示すことで、採用の可能性を高められます。この点を踏まえ、志望動機を作成する際には、自分の熱意が伝わるよう工夫を凝らしましょう。
②求める人物像と合う人材か
企業は、志望動機を通じて、就活生が自社に適した人材かどうかを見極めています。志望者の価値観や性格が企業の文化と合致していなければ、双方にとって仕事は満足のいくものにはなりません。
そのため、就職活動を行う学生はもちろん、企業にとっても、志望動機には就活生と企業のマッチング度が反映されるべき。自分が企業にフィットする理由を、志望動機にはっきりと書き記すことが重要です。
「自分の強みが分からない…本当にこの強みで良いのだろうか…」と、自分らしい強みが見つからず不安な方もいますよね。
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③大切にしているポイントの確認
企業は、志望動機を検討する際に、就活生が何を重要視しているかを見極めたいと考えています。就職活動をする皆さんが企業選びにおいて優先する点が、企業の重んじる価値と異なる場合選考に影響を及ぼすことも。
そのため、志望動機を作成する時は、企業の大切にしている点を理解し、それに合わせた内容を盛り込むことが肝心です。
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さらに、本記事の後半では実際に、職種別に志望動機を添削しています!
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志望動機の3つの作成方法

続いて、志望動機を実際に作成する際の方法を3つ紹介します。
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①自己理解から根拠を作る
志望動機を作成する際には、まず自己理解から始めることが肝心です。自分の強みや、その企業で実現したい目標を明確にし、それを根拠として動機を構築しましょう。
嘘や飾りのない、自分自身の真実を反映させた志望動機は、一貫性があり、説得力を持ちます。自己分析を深めることで、自分だけの独特な志望動機が形成されるでしょう。
自分の力だけで自己分析が難しければ、就活エージェントやキャリアセンターなどを活用しましょう。
②企業研究を進める
自己分析を終えた後は、企業研究に取り組み、その企業で働くことへの強い動機を見つけ出すことが大切。浅はかな理由では、志望動機も薄っぺらなものになりがちです。
企業研究をしっかり行い、自分がその企業で働きたいと思う根本的な理由を明確にすることで、志望動機に説得力と熱意を持たせられます。志望動機がより一層、充実したものになるでしょう。
③入社後活かせる強みを見つける
企業に応募する際は、自分の強みがその企業でどのように活かせるかを明確にしてください。企業研究を深め、自己分析を経て、自分だけが持つ独自の強みを発見しましょう。
採用担当者は、他社ではなく自社を選んだ理由、就活生が自社にどのような価値をもたらすかを知りたがっています。自分の強みを志望動機に織り交ぜることで、企業に対してポジティブな印象を与えられます。
入社後の活躍イメージを伝えられると採用可能性が高まります。
【重要】志望動機を作る際のポイント4つ

ではここで、志望動機を作成する際のポイントを4つ紹介します。
①結論から書く
文章作成において、最初に結論をはっきりさせることが重要です。例えば、「貴社を選んだ理由は、〇〇であるためです」と冒頭で明確に述べることで、読み手にとって理解しやすい内容となります。
面接官が多くの志望動機を読む中で、自分の動機を明瞭に伝えるためにも、結論を先に述べてください。
②業界の選択理由を述べる
志望動機を綴る際には、企業を選んだ理由だけでなく、その業界を選んだ背景も加えると、より深みのある内容になります。企業を知る第一歩として、どのようにしてその業界に興味を持ったのか、その動機を明確にすることが大切です。
採用担当者は、就活生がどのような経緯で自社を見つけ、業界に関心を持ったのかを重視します。しかし、文章が長くなりすぎないよう、業界選択の理由は簡潔にまとめ、企業への志望理由を中心に据えることが望ましいでしょう。
③具体的な経験を選ぶ
志望動機を述べる際には、自分の経験を具体的に語ることで、理由がより鮮明になります。例えば、あるメーカーの製品に感銘を受けたり、困った時にその製品に助けられたりした経験は、志望理由を説得力のあるものにしますよ。
しかし、実際に体験したことのみを述べることが大切です。真実のエピソードを用いて、熱意ある志望動機を形作りましょう。
④キャリアビジョンも考えておく
企業への入社後を見据え、自分のキャリアビジョンを描くことが重要です。入社してからの働き方や、数年後に目指す業務内容を具体的に考えることで、志望動機に深みが増します。
面接ではキャリアプランについて問われることもありますので、一貫性のあるビジョンを持つことがおすすめ。この視点を忘れずに、将来の展望を踏まえた志望動機を構築しましょう。
【例文8選】志望動機の例文を職種別に解説!
ここでは、志望動機の例文を職種別に8つ紹介します。「やり方は理解できたけど、お手本が見たい!」という方はぜひ参考にしてくださいね。
- 総合職の志望動機
- 営業職の志望動機
- 事務職の志望動機
- 企画職の志望動機
- マーケティング職の志望動機
- 技術職・エンジニアの志望動機
- 研究職の志望動機
- サービス職の志望動機
さらに今回は、現在も就活生を内定に導いている現役のキャリアアドバイザーが、8つの例文を本気で添削!どんなポイントに注目して書くべきか知りたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。
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①総合職の志望動機
総合職を志望する例文を添削しました。
学園祭での経験を軸に、行動の背景と成果を具体的に伝えている点がポイントです。
【結論】 私は、人とチームで協力しながら目標に向かって取り組むことにやりがいを感じて |
添削コメント|「その力」では何を指すのかが不明確で評価者に伝わりづらいため、後半で展開される具体的なスキルに置き換えています。特に総合職の志望動機では「活かしたい能力」が明確であることが大切です。 |
【根拠となるエピソード】 この想いの原点は、大学時代に経験した学園祭実行委員の活動にあります。 |
添削コメント|「価値観に大きな影響を与えました」という表現は少しあいまいで、読み手には伝わりにくくなってしまいます。「多様なバッググラウンドを持つ~」という文章を追加し、何を学んだのかを具体的に書き、エピソードの印象を高めています。 |
【エピソード詳細】 私は実行委員会で企画リーダーを務め、約30人のメンバーをまとめながら、 |
添削コメント|全体的に、どのような努力をしたかが漠然としていて、読み手に伝わりにくいです。修正後は「メンバー間で話し合いの場を設け」など詳細なアクションを盛り込み、あなたがどう行動し、どのように問題を解決したのかを明確にしています。 |
【企業を選んだ理由】 説明会で社員の方々が分野を超えて連携し、 |
添削コメント|「新しい価値を創出している」という言葉はどの企業にも当てはまりやすいため、志望理由としては伝わりにくいです。そこで、「部門を越えて一体となって~」と具体的な印象に言い換えることで、説明会でしっかり企業研究を行っていることを伝えています。 |
【入社後】 入社後は、 |
添削コメント|「周囲との連携」だけでは連携相手が曖昧なので、「関係部署と協力しながら」と書き換えました。これによって、どの部署とどう連携するかがイメージしやすくなり、入社後の働き方のイメージが伝わりやすくなっています。 |
【NGポイント】
志望動機そのものに関して「力を生かせる」や、「私の価値観に大きな影響を与えました」といった曖昧な表現が続き、志望意欲がうまく伝わらない文章になっていました。企業を選んだ理由も浅く、応募者の強みや行動の再現性が伝わりづらくなっていました。
【添削内容】
「その力」という表現を「調整力と周囲を巻き込む力」に言い換え、スキルの明確化を図りました。さらに企業選びの理由では「部門を越えて一体となって課題に向き合う社風」と具体的な印象に置き換えています。
【どう変わった?】
応募者が発揮した力と行動内容が明確になったことで、実務でも活かせると判断しやすくなりました。また、志望理由に企業研究の成果が反映されたことで、職場適応性が伝わる内容に変化しています。
・抽象表現は具体的行動で補足する ・指示語はなるべく具体語に言い換える ・職種とエピソードの一貫性を意識する |
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②営業職の志望動機
営業職を志望する例文を添削しました。
「企業のどのような営業スタイルに魅力を感じたのか」「自分の経験とどう結びつくのか」を言語化することが重要です。
【結論】 私は、人と関わることが好きで、 |
添削コメント|「信頼関係を築きながら成果を出す」という表現は、営業職に不可欠な行動が読み取りにくい状態でした。「ニーズを把握し、最適な提案を通じて成果につなげる」という形へと改善し、営業職への理解と職務適性の高さを印象づける内容となっています。 |
【根拠となるエピソード】 大学時代に飲食店でアルバイトをしていた際、お客様との会話や |
添削コメント|「丁寧な接客」という表現では、応募者なら誰でも言いそうな印象になりやすく、評価につながりにくいです。そこで「提案を意識した接客」と言い換え、営業職とのつながりが見えやすくなり、現場でも活かせる力として伝わるようになりました。 |
【エピソード詳細】 特に、常連のお客様の好みや来店時間帯を把握しておくことで、自然と信頼関係が生まれ、「あなたがいるから来たよ」と声をかけていただけたとき、大きなやりがいを感じました。 |
添削コメント|「寄り添った対応」「関係を深める力」は表現が曖昧で、営業職との結びつきが弱くなります。顧客の状況を「先回りして把握する」「提案につなげる」といった営業活動に直結する表現にすることで、志望動機の一貫性と説得力が強化されました。 |
【企業を選んだ理由】 貴社はお客様の課題を丁寧にヒアリングし、最適な提案を行うスタイルにこだわっている点に強く共感しました。 |
添削コメント|「人を重視する営業姿勢」という表現では、企業の個性や志望理由が伝わりづらくなっていました。そこで「提案力と関係構築の強み」を意識した表現に改善しています。自分の経験と企業の特徴を結びつけたことで、なぜその企業なのかが伝わりやすくなります。 |
【入社後】 入社後は、相手のニーズを的確に把握し、信頼される営業担当として成果を出せるよう努力してまいります。 |
添削コメント|「段階を追って知識と経験を積みたい」という表現はよく見かける言い回しで、印象に残りにくいです。「大口案件を担当できる営業になる」「チーム全体の売上に貢献する」といった目標を加え、自分の意志や成長に対する考え方がより伝わりやすくなっています。 |
【NGポイント】
行動の意図やスキルの活かし方がはっきり見えない表現が見受けられました。「信頼関係を築く」「丁寧な接客」「人を重視する営業姿勢」などの言葉は、意味の幅が広いため、再現性や職種理解が伝わりにくいです。
【添削内容】
「営業職で求められる力」を伝えることを目的に、表現を見直しました。例えば、「信頼関係を築く」を「ニーズを把握し、提案を通じて成果につなげる」といった営業プロセスが想像できる表現へと言い換えています。
【どう変わった?】
一つひとつの表現に職種との結びつきが生まれたことで、志望職種への理解や適性が伝わりやすくなりました。また、入社後の目標も現場を見据えた内容に変わったことで、成長意欲や再現性が感じられます。
・経験から得たスキルを明示する ・企業の強みと自分の経験の接点を伝える ・入社後に果たしたい役割を示す |
③事務職の志望動機
事務職を志望する例文を添削しました。
事務職の適性が感じられる経験を述べ、「なぜ自分がその職に合うのか」がしっかり伝わる志望動機です。
【結論】 私は、丁寧さと正確さを求められる事務職の仕事を通じて、 |
添削コメント|「組織全体の業務が円滑に進むよう支えたい」という一文では、具体的に何がしたいのかが伝わりません。そこで、「業務の土台を整える」「チームの成果に貢献」といった言葉に言い換え、事務職としての役割をイメージしやすい表現に改善しています。 |
【根拠となるエピソード】 大学ではゼミ活動の一環として、学外との連絡調整や資料作成を担当しました。周囲が研究に集中できるよう裏方の業務を担った |
添削コメント|「人を支える仕事にやりがいを感じた」だけでは、どんな支え方をしたのか、どこに満足感を得たのかが曖昧でした。そこで、「自分の行動がチームに与えた影響」という形に変えることで、自身の関わり方を説明できるようにしています。 |
【エピソード詳細】 具体的には、ゼミで外部講師を招く際の案内文や会場手配を一手に引き受けました。特に、日程調整や書類の誤字脱字を防ぐために、ダブルチェックや事前確認を徹底し、 |
添削コメント|「トラブルなく運営を終えることができた」という表現は、何を評価すべき成果だったのかが見えづらいです。「他者からの具体的な評価」に言い換え、自分の働きがどう受け取られたのかを示すことで、エピソードの信頼性を高めています。 |
【企業を選んだ理由】 貴社は長年にわたり多様な業界と取引を続け |
添削コメント|「信頼性」という言葉だけでは、企業のどんな点に魅力を感じたのかが伝わりづらいです。そこで、「正確な処理」や「連携」「信頼構築」といった表現に言い換えることで、事務職としてどこに関心を持ち、どのような価値観と重なるのかが伝わるようにしています。 |
【入社後】 入社後は、ミスのない丁寧な事務処理を行うのはもちろんのこと、 |
添削コメント|元の「気配りや提案」という表現は、幅が広すぎて読み手に伝わる印象がぼやけていました。改善後は「業務フローの改善」や「情報共有の工夫」といった職種に沿った行動を示すことで、どのように役割を果たしていくのかを明確にしています。 |
【NGポイント】
志望動機そのものには「組織の業務を支えたい」などの漠然とした表現が目立ち、企業への理解に関しても「魅力を感じた」など感覚的な語に頼りすぎているイメージがありました。全体的に説得力に欠けた印象だったと言えるでしょう。
【添削内容】
抽象的な語句や成果の見えにくい表現を削除し、事務職の特徴と絡めつつ「自分が何をしたいのか」「そのためにどう行動したいのか」を補いました。また、企業選定理由も職務内容とリンクする形に再構成しています。
【どう変わった?】
企業の求める「正確性」「支援力」「貢献意識」が明確に伝わる内容に変わり、職種との適性や実行力が伝わりやすくなりました。応募者の主体性や配慮の姿勢が具体例を通じて自然に浮かび上がっています。
・経験内容をイメージできる表現を使う ・他者の反応や評価を盛り込む ・企業の特徴と自分の価値観を結びつける |
④企画職の志望動機
企画職を志望する例文を添削しました。
自身の学園祭での経験をもとに「生活者に驚きや喜びを届ける仕事がしたい」という想いを伝えた志望動機例です。
【結論】 私は、生活者の心を動かす企画を生み出し、 |
添削コメント|「人々の毎日を少しでも楽しくする」という部分は読む人によってイメージが分かれやすい表現です。「驚きや喜びを生み出す」と変更し、読み手があなたの企画に期待する“働きかけのイメージ”をより思い描きやすくなっています。 |
【根拠となるエピソード】 大学の学園祭で実行委員として企画運営に携わった経験から、ゼロから考え、形にしていく過程に |
添削コメント|「大きなやりがい」という表現は気持ちが伝わる一方で、どのくらい強くそう感じたのかまでは想像しづらくなってしまいます。「強いやりがいと人に影響を与えられる面白さ」と表現を変えることで、自分の中に芽生えた熱意の強さがより深く伝わるようにしています。 |
【エピソード詳細】 地域の保育園や商店街を巻き込みながら進める中で、何度も壁にぶつかり |
添削コメント|「メンバーと協力して乗り越えた」などの言葉では、どんな場面でどのように工夫したかがつかみにくくなっていました。「進行スケジュールの遅れ」「商店街と直接交渉」といった課題と対応策を描き、課題解決に向けた動きが読み取れるよう修正しています。 |
【企業を選んだ理由】 貴社は独自の発想力を生かしたヒット商品を多数生み出して |
添削コメント|「生活者に寄り添う姿勢に共感」という表現は、どの部分に魅力を感じたのかが伝わりにくくなっていました。修正では「生活者の潜在的なニーズをくみ取った商品企画力」といったように、貴社ならではの強みに触れる内容に改善しています。 |
【入社後】 入社後は、 |
添削コメント|もとの「消費者目線を大切にしながら」という表現は、その先の動きや工夫が見えてきませんでした。「ユーザーインサイトを深く掘り下げ」と書き加えることで、どんな方法で価値を見つけていくのかが明確になります。 |
【NGポイント】
伝えたい熱意や志向は読み取れるものの、「人々の毎日を楽しくする」「大きなやりがい」といった主観的かつ曖昧な表現が多く、どのような経験やスキルを持ち、それを業務にどう活かせるかが曖昧になっていました。
【添削内容】
表現を見直し、読み手がイメージしやすいよう経験の中身や行動プロセスを明記しました。エピソード中の努力に関しても「進捗管理の見直し」「商店街との直接交渉」と実践的な行動内容を追記し、スキルがあることを示しました。
【どう変わった?】
課題対応力や調整力といった企画職に必要な資質が自然と伝わるようになりました。また、企業理解の深さや志望の納得感も高まり、「この職種にマッチしている人材だ」と感じさせる内容になっています。
・抽象表現は経験や成果と結びつける ・企業の事業内容や戦略と関連づけて説明する ・過去の行動を通して職種との適性を示す |
⑤マーケティング職の志望動機
マーケティング職を志望する例文を添削しました。
サークル活動の広報経験を通じて、職種理解と志望理由をアピールした例文です。自分と企業との接点や入社後の姿を明確にするよう添削しました。
【結論】 私は、 |
添削コメント|「人の心を動かす仕組み」という言葉だけでは読み手のマーケティング職に対する関心が捉えづらいです。そこで、「人々の行動や意識が変わるきっかけ」という表現に直すことで、どういう変化を生み出したいのかがより伝わるようにしています。 |
【根拠となるエピソード】 きっかけは、大学のサークルでイベントの集客を担当した経験です。 |
添削コメント|「工夫した」という言い方では、工夫の内容が伝わりにくいです。そこで、「ポスターやSNSに加え、近隣の保育園との連携や口コミを意識した声かけ」など、具体的に取り組んだ方法を加えることで、行動の中身が見えるように改善しています。 |
【エピソード詳細】 特に、ポスターやSNSでの発信内容には試行錯誤を重ね、ターゲットとなる親世代に響く言葉選びを工夫しました。その結果、 |
添削コメント|「大切さを実感した」という部分は、何を感じたのかが少しわかりにくかったため、「情報発信が行動を変える力を持つことを実感した」という表現に言い換えています。「伝えた結果どうなったのか」という流れがはっきりし、伝わりやすくなっています。 |
【企業を選んだ理由】 貴社は、消費者インサイトを丁寧に分析した上で商品企画からプロモーションまで一貫して関われる点に強く惹かれました。 |
添削コメント|「生活者視点を大切にする企業姿勢に共感」という言葉を修正し、共感した点を深掘りしました。「顧客の声を反映させた企画を実現している点」という事例を添えることで、「生活者視点」という言葉の中身が見えるように改善しています。 |
【入社後】 入社後は、 |
添削コメント|「発想力と行動力を活かして活躍する」では、自分の強みの中身が曖昧に伝わってしまう印象を受けました。「ターゲット視点での発信力と実行力をもとに活躍する」と修正することで、これまでの経験をベースにした強みとして説得力が出るように調整しています。 |
【NGポイント】
過去経験自体の紹介が全体的に漠然としており、経験から得たスキルが明確に伝わらない状態でした。ひいては、業務に活かせる力があるかが分からない箇所が多く見受けられ、企業にとってインパクトの薄い志望動機になっていました。
【添削内容】
過去のエピソードについては「どのような働きかけを行い」「誰に対してどう届いたのか」を示す記述へと言い換えています。たとえば、「人の心を動かす仕組み」は「人々の行動や意識が変わるきっかけ」と修正しました。
【どう変わった?】
職種理解の深さと、自身の強みを職務にどう活かせるかが伝わりやすくなっています。経験から得たスキルが業務でどう再現できるかを描けており、「現場で成果を出せそうだ」と判断しやすくなったでしょう。
・具体的な行動に言い換えて説得力を高める ・過去の経験と企業の独自性を結びつける ・一貫した価値観や強みを伝える |
⑥技術職・エンジニアの志望動機
技術職・エンジニアを志望する例文を添削しました。
「生活を便利にしたい」といったような抽象的な表現が目立っていた志望動機を、具体的な課題意識に基づく内容へと修正しています。
【結論】 私は、社会の課題を技術で解決し、 |
添削コメント|「人の心を動かす仕組み」は幅広い意味を持っていて、読み手にはイメージが届きにくいです。「人々の行動や意識が変わるきっかけ」と言い換えることで、どんな変化を起こしたいのかが自然に伝わるように整えています。 |
【根拠となるエピソード】 きっかけは、大学で取り組んだプログラミング演習において、 |
添削コメント|「喜ばれた」は一見ポジティブに聞こえるものの、出来事の意味が曖昧になりやすい表現です。「技術が役立ったと実感した経験」に言い換えることで、誰かの反応よりも、自分の感じた手応えや気づきを軸にエピソードを語れるように調整しています。 |
【エピソード詳細】 履修管理が煩雑だと感じた友人の声を受けて、授業ごとの課題提出日を一覧で確認できるアプリを開発しました。完成後は |
添削コメント|「感謝された」といった表現では、どのくらい周囲に影響を与えたのか伝わりにくくなっていました。「同じ悩みを抱える学生から『見やすくて使いやすい』との声をもらい」というように、誰からどんな反応があったかを入れることで、客観的に価値が伝わります。 |
【企業を選んだ理由】 貴社は、 |
添削コメント|「共感した」という書き方では、何に惹かれたのかが見えにくくなっていました。「UIやUXにもこだわっている点に強く共感した」というように、どのような取り組みに気持ちが動いたのかを明記するように改善しています。 |
【入社後】 入社後は、ユーザー視点を大切にしながら、 |
添削コメント|「多くの人の課題を解決したい」という表現は前向きですが、「どんな課題か」「どう解決したいのか」が読み手には伝わりにくいです。そこで、「小さな不便に気づいて先回りできる」という文を追加し、ユーザーの生活に寄り添う姿勢が見えるように整えています。 |
【NGポイント】
「便利にしたい」「課題を解決したい」といった志望動機は前向きである一方で、具体的に何をしたいかが分からず、意欲が伝わりづらくなっていました。また、企業のどの部分に関心を持ったのかが明確に伝わっていない状態でした。
【添削内容】
広がりすぎた言い回しを見直し、「日常にある不便さ」や「履修管理が煩雑といった悩み」など、身近な問題にフォーカスした内容に変更しています。また、企業の魅力についても、その企業独自の開発視点にくわしく言及しています。
【どう変わった?】
技術職として求められる「課題発見力」「実装力」「ユーザー視点」が、志望理由の中に表れたことで、企業側が評価しやすい構成になっています。また企業の特徴と志望動機が繋がり、納得感ある文章に改善されています。
・実現したい価値や社会的意義を描写する ・自分の行動と影響範囲を伝える ・企業と自分の志向が一致する理由を説明する |
⑦研究職の志望動機
研究職を志望する例文を添削しました。
研究への関心と企業理解をつなげ、自分の強みをどう活かせるかを丁寧に描いた志望動機です。
【結論】 私は、未知の現象を解明し、社会に新たな価値をもたらす研究開発に携わりたいと考え |
添削コメント|「未知の現象を解明し、新たな価値をもたらす」という表現は、志の高さは伝わりますが、何に取り組みたいのかが見えにくくなっています。「エネルギー効率改善材料の研究に共感し」と加えることで、研究テーマの方向性と企業との接点が伝わるようにしています。 |
【根拠となるエピソード】 高校時代、理科の自由研究で「水質と藻類の関係性」について調べた経験があります。身近な疑問を自分なりに検証し、仮説が実証された瞬間に |
添削コメント|過去経験についての感想で文章が締めくくられており、「どんな力が身についたのか」「心境の変化はどうだったか」が伝わりにくかったです。そこで、過去経験から達成感を得たことで研究に興味を持ったことを追記し、志望動機との繋がりを明らかにしています。 |
【エピソード詳細】 大学では化学を専攻し、実験や文献調査を重ねながら有機合成の研究に取り組んできました。 |
添削コメント|「先輩のテーマを引き継いだ」だけでは主体性や工夫が見えません。研究職としてアピールすべきは、自分の視点で課題設定し改善した経験です。「再現性」や「誤差分析」など、評価されやすいキーワードを用いて強調しました。 |
【企業を選んだ理由】 貴社は基礎研究と応用開発の両面に力を入れており、 |
添削コメント|もとの文章では企業の強みや特徴が漠然としており、その企業を選んだ理由としては説得力が足りませんでした。「基礎研究から事業化までの流れをスピーディに実現している」と加え、その企業ならではの強みに言及しています。 |
【入社後】 入社後は、これまでに培ってきた実験力や分析力を活かし、 |
添削コメント|「既存の常識を超える」という表現は意欲は伝わる一方で、研究者としてどんな分野でどんな形の貢献を目指すのかがはっきりしません。「触媒設計や計測技術の分野で実用化」と加え、研究領域と具体的な取り組み方が読み手に伝わるようにしています。 |
【NGポイント】
全体として熱意は伝わるものの、「常識を超える技術を開発したい」など、漠然とした理想論に近い表現が多く含まれており、志望者の専門性や研究領域への理解が伝わりづらい構成になっていました。
【添削内容】
「やりがい」「粘り強さ」といった感情表現だけでなく、「誤差分析」「再現性の確保」といった行動ベースの要素を補強することで、研究職に求められる視点や能力が読み取れるように改善しています。
【どう変わった?】
研究職を志す上で必要な「専門性への関心」「学生時代の取り組みの再現性」が文章中に明確に現れるようになりました。採用担当者が志望者のスキルや志向性をイメージしやすくなっています。
・企業の研究分野と自分の経験を結びつける ・行動と成果によって動機を裏付ける ・取り組みの詳細を述べて説得力を高める |
⑧サービス職の志望動機
サービス職を志望する例文を添削しました。
接客経験を志望動機に盛り込むときは行動や成果を表現し、企業独自の特徴と結びつけて示すことが重要です。
【結論】 人と接する中で相手の気持ちに寄り添い、日常の中に小さな感動を届けるサービスを提供したいと考え |
添削コメント|元の文章は「どの部分に共感して応募したのか」が読み手に伝わりにくくなっていました。そこで「お客様一人ひとりの体験価値を高める工夫を重ねる貴社に魅力を感じ」と加えることで、企業への関心の方向が明確になるように整えています。 |
【根拠となるエピソード】 私は高校時代に飲食店でアルバイトをしていました。 |
添削コメント|「安心して食事できる」といった言葉は好意的ではあるものの、読み手にとっては評価の理由が見えにくくなっていました。「名前を覚えていただいた」「指名されたようなやり取りがあった」といった場面に着目し、信頼関係の深さがイメージできるように修正しました。 |
【エピソード詳細】 私はお客様の好みや様子を観察し、 |
添削コメント|丁寧さは伝わりますが、「寄り添う」姿勢をどう実践していたかが伝わりづらいです。「お冷を出すタイミング」や「追加注文の傾向に応じた提案」といった、自分の観察力と工夫が感じられる部分を軸に整えています。 |
【企業を選んだ理由】 貴社は「感動を生む接客」を理念として掲げており、 |
添削コメント|「柔軟な対応力」や「寄り添う姿勢」は企業ごとの特徴を伝えるには弱い印象でした。「スタッフ主導で改善提案ができる」「多様な業態で経験を積める」といった、仕組みや働く環境と自分の思いを結びつけるように調整しています。 |
【入社後】 入社後はまず基本的な接客スキルを磨きながら、 |
添削コメント|「相手の立場で物事を考える」という姿勢はとても大切ですが、どのような業務を通じてそれを実践していくのかが明確ではありません。「お客様の反応や声にしっかり耳を傾ける」など、具体的なステップが伝わるように書き直しています。 |
【NGポイント】
元の文章では、「寄り添う姿勢」や「柔軟な対応力がある」などのアピール表現が多く、本人の志向性は伝わる一方で、どのような行動や成果に基づく力かが読み取りにくくなっていました。客観的に評価しづらい構成でしたね。
【添削内容】
全体的に「自分の思い」と「企業の特性」を結びつける構成に修正しています。たとえば「感動を生む接客」といった企業の方針を軸に、自分がどのような経験や価値観をもとに共感しているのかを明示しました。
【どう変わった?】
エピソードに再現性と説得力が加わりました。特に、現場主導の改善提案や多様な業態への適応など、企業の価値観に対してどのように貢献できるかが明瞭になっている点が評価につながるといえます。
・行動やエピソードと結び付けて伝える ・企業の特徴は自分の価値観と関連付ける ・入社後の取り組みや姿勢を明確に示す |
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志望動機を作る際に気をつけるべきポイント3つ

続いて、志望動機を作成する際に気をつけるべきポイントを3つ紹介します。
①消費者の経験しか述べない
志望動機を述べる際には、単に消費者としての視点にとどまらず、商品を提供する側の視点も大切です。例えば、メーカーに応募する場合、「製品に感動した」だけでなく、「その感動を他者にも提供したい」という意欲を示すことが印象的です。
消費者ではなく、企業の一員としての自己をアピールし、商品を売る側の立場から志望動機を作ってください。このように主体性を前面に出すことで、志望動機に説得力を持たせましょう。
②転職をするつもりである
志望動機を考える際には、転職を前提としたキャリアプランを避け、長期的な視点でのキャリア形成を意識することが重要。キャリアプランを持つことは素晴らしいですが、それが踏み台となるような印象を与えないよう配慮が必要です。
志望企業での成長とステップアップを中心に、自分の将来像を描くことが望ましいでしょう。面接などでキャリアプランについて問われた際にも、その企業で実現したい目標を明確にしておいてください。
③企業のホームページ内容ばかり答える
志望動機を考える際には、企業のホームページに記載されている情報をそのまま使うのではなく、自分ならではの視点を加えることが大切です。ホームページの情報は誰でもアクセス可能なため、それだけでは自分の個性や独自性をアピールすることが難しくなります。
自分の経験や考えを踏まえ、オリジナリティあふれる志望動機を作成することで、採用担当者に強い印象を残せますよ。
履歴書の志望動機を作るときによくある2つの質問

では最後に、履歴書の志望動機の作成方法に関する質問を2つ紹介します。
①第1志望かを聞かれたら?
面接で第1志望かどうかを問われた際には、自信を持って「貴社は私の最も重視している企業群の中の一つです」と答えることが望ましいです。
第1志望であればその旨を伝え、そうでない場合でも「第3希望です」とは言わず、志望度が高いことを示す表現を用いましょう。
企業は熱意を持って応募してくる人材を求めており、志望度が低いと感じさせることには利点がありません。この点を踏まえ、自分の志望度を適切に伝えることが重要です。
②企業研究で競合調査は必要?
志望動機を述べる際に、競合他社との比較を取り入れてください。この比較は、志望理由を明確にするための根拠として機能し、印象を良くすることもあります。
ただし、比較する際には、企業名や事業内容を正確に扱い、誤解を招かないよう注意が必要です。自分の言葉で、なぜその企業を選んだのか、競合とどう違うのかを具体的に述べることで、志望動機に説得力を持たせることができます。
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志望動機の作り方は企業研究と自己分析必須!
この記事では、魅力的な志望動機を作成するための手順を紹介しました。まず、企業研究を行い、自分自身の強みや価値観を深く理解することが大切です。
その上で、具体的な例文を参考にしながら、自分だけの志望動機を形成していきましょう。丁寧に自分の言葉で志望動機を作成すれば、採用担当者に好印象を与える志望動機が完成するはずです。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。