【例文4選】志望動機が書けない人の原因と書き方のコツを徹底解説
就活を始めたけど、「志望動機がかけない…」「受かりやすい志望動機のコツが知りたい。」などの悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
本記事では、志望動機が書けない人の原因・書き方のコツなどを詳しく解説します!
志望動機の例文まで解説しているので、書き方がわからない人はぜひ参考にしてくださいね。
志望動機が書けない原因3つ
「企業に応募するために志望動機を書こうとしたけど、うまく文章にして書けない…」そんな悩みを抱える人も多いのでは?まず初めに、志望動機が書けない原因を3つ解説していきます。
- そもそも志望動機が思いついていない
- 頭で考えていることを文章にできない
- 情報量が少ない
①そもそも志望動機が思いついていない
そもそも志望動機が思いつかない人は、将来のビジョンや大切にしている価値観を明確にし、企業研究や業界への知識を深めることが重要です。
将来のビジョンや大切にしている価値観を見つけるには、自己分析を徹底しましょう。過去の経験や興味、将来何をやりたいのかを具体的に洗い出すことで、自分自身への理解が深まりますよ。
また自己分析が完了したら、企業研究や業界知識を深める必要があります。情報収集を怠らず、企業の価値観や事業内容を理解することで説得力のある志望動機ができますよ。
②頭で考えていることを文章にできない
自分の考えや気持ちを言語化することを難しいと感じる人も多いのでは?志望動機が書けない原因として、言語化して文章で表現することが難しいことも挙げられます。
自分の本当の気持ちや価値観を文章で表現するには、具体的なエピソードや学んだことを書き出したり、言葉に出してみることが大切です。頭の中だけで留まっていた抽象的な感情や価値観が、具体的で説得力のある文章として表現できますよ。
また、自分が書いた文章を身近な人に読んでもらうことで、気持ちをより鮮明に表現するスキルが身に着きます。積極的にアドバイスをもらう機会を作りましょう。
③情報量が少ない
志望する業界や企業に関する情報量が少ない場合も、志望動機をかけない原因になります。企業への興味関心を広げるためにも、業界・企業研究を徹底して行いましょう。
そうすることで、就職活動の視野も広がり自分の可能性を最大限高められますよ。
業界や企業を知る手段として、代表的には企業ホームページやSNS、OBOG訪問などがあります。様々な方法を活用し、企業への志望度を高めて自分なりの動機を見つけることが大切ですよ。
志望動機が思いつかない人がやるべきこと
志望動機がそもそも思い浮かばない場合はどうすれば良いのでしょうか。ここでは、志望動機が思いつかない時にやるべきことを3つ紹介します。
- 質問形式で自己分析をする
- 業界・企業研究を徹底する
- 主体的に行動してみる
①質問形式で自己分析をする
志望動機が書けない場合にまずやるべきことは、質問形式で自己分析することです。自分の経験やそれについて学んだこと、強みなどを言語化できるため自己理解が深まりますよ。
また、質問形式で自己分析を行うことで、回答を考えすぎることなく素直な自分の気持ちを整理することができます。自分の本当の気持ちに向き合い、企業との適性や価値観のマッチ度を考えて志望動機を作成しましょう。
②業界・企業研究を徹底する
自己分析を行った後は、業界・企業研究を行いましょう。企業のホームページやSNSなどを通じて企業と自分の共通点を見出すことで、志望動機がより鮮明になりますよ。
業界・企業研究で特に重要なポイントは、魅力的なポイントを自分の中で言語化すること。
志望動機として自分の言葉で書けるようにすると、他の就活生と被らないオリジナルな文章で志望度をアピールできます。採用担当の目に止まりやすい志望動機を作成しましょう。
③主体的に行動してみる
自己分析、企業研究を行った後は実際に行動することが重要です。就活関連の本を読んだり、業界イベントに参加したりなど主体的に就活を行うことで、自分らしい志望動機を書くことができます。
実際に行動することで自分自身と向き合い、新たなアイデアや熱意を見つけるきっかけになりますよ。
志望動機の書き方の3つのポイント
ここまで、志望動機がかけない原因やすべきことに関して解説してきました。ここからは、実際に志望動機を書く際のポイントを3つ紹介します。
- 伝わりやすさ重視で結論から書く
- 過去のエピソードを具体的に書く
- 入社後の目標を書く
①伝わりやすさ重視で結論から書く
志望動機は読みやすさを重視して、結論から簡潔に書くことが重要です。
なぜなら、企業の採用担当は多くの学生の志望動機を目にしており、読みやすく伝わりやすい内容を書くことで目に止まりやすくなるためです。
また、結論を簡潔に述べた後は自分の経験やスキルを具体的に示しましょう。なぜその職種が自分に合っているのかを明確にし、具体的な理由を見つけることで説得力の高い志望動機が完成します。
②過去のエピソードを具体的に書く
志望動機には、具体的な経験やエピソードを盛り込みましょう。自分の成長や学んだことを具体的に示すことで、志望動機の説得力や自分の考えの一貫性を示せるためです。
また、経験を通じて培ったスキルや価値観を、企業へどう貢献するのか明確にしてください。入社後の活躍をイメージしてもらうことで、採用確率が大きく上がります。
より説得力のある志望動機を書くには、過去の経験を具体的に書くことが重要になります。
③入社後の目標を書く
志望動機の最後には、入社後の目標を書いて文章を締めましょう。具体的かつ現実的な入社後の目標を書くことがポイントになります。
入社後の目標は、会社や自分自身の価値観をマッチさせ、かつチームで協力して成果を上げる意欲を表したものを書きましょう。
これにより、企業への志望理由をより鮮明にさせ、さらに入社後の活躍もアピールすることができますよ。
志望動機が書けない人必見!志望動機の例文4つ
では、実際にどんな志望動機が理想とされるのでしょうか。ここでは、志望動機の例文を4つ紹介します。
- 業界に興味を持っていたため
- 企業理念に共感したため
- 人の役に立ちたいため
- その仕事にやりがいを感じたため
例文①業界に興味を持っていたため
私が貴社を志望した理由は、〇〇業界に興味を持っているためです。大学の研究で〇〇業界のニュースを参考にするため調べていくうちに、〇〇業界で働きたいという思いが強くなりました。 業界関係者と連携した際に、現場で活躍する社員さんを間近で拝見しました。その際に社員の方々の生き生きとした姿、自分の信念を持って活躍する姿に感銘を受けました。 さらに、実際の現場を経験することで、自分のアイデアや努力が業界で役立つ可能性に期待を抱くようになりました。 これらの経験から、将来的には〇〇業界の最前線で活躍する貴社の成長に貢献したいと考えております。 |
上記の志望動機は、大学の研究を通じて業界への興味が深まり、実務経験を通じて魅力を感じたことを示す例文です。
具体的な過去の経験と学んだことを書くことで、説得力のある志望動機になっています。
例文②企業理念に共感したため
私が貴社を志望した理由は、貴社の〇〇という企業理念に共感したためです。貴社の価値観や目指す方向性は、私が生きてきた中で大切にしている価値観との共通点を感じました。 貴社の社会貢献や環境への取り組みに感銘を受け、自分もその一員となり貴社に貢献できる人材になりたいと考えています。 私はサークルの幹事長を務めた経験から、チームで成果を上げるには〇〇が重要であると学び、貴社の企業理念とマッチすると感じました。 貴社の企業理念を重要視しながら成長をし、企業の成長に貢献したいと考えています。 |
企業理念への共感を通じて、自身の学んだことと企業理念の一致を示した志望動機になっています。
また、過去の具体的な経験や貢献への意欲を示すことで、他の就活生と違ったオリジナリティ溢れる志望動機になっていますよ。
例文③人の役に立ちたいため
私が貴社を希望した理由は、人の役に立ちたいという想いが強いためです。貴社のビジネスはニーズを的確に掴んだヒット商品を様々生み出すなど、人々の生活を豊かにする重要な役割をになっており、非常に魅力を感じております。 私は飲食店のアルバイトにおいて、アルバイトリーダーを務めた経験があります。その際に、アルバイトメンバーが困っていることや解決のサポートが自分のやりがいであると気が付きました。 貴社のビジネスは社会問題、生活の中での課題解決に貢献した幅広い事業展開が魅力であり、私もその一員となって幅広く社会や人々の生活に貢献したいと考えております。 |
個人の経験を通じたやりがいや企業への共感を具体的に示し、未来への貢献意欲を強調した熱意のある志望動機になっています。
例文④その仕事にやりがいを感じたため
私が貴社を志望する理由は、夏のインターンシップに参加した際に企業の課題を解決するビジネスや、チームで活動することにやりがいを感じたためです。 インターンシップでは、チームメンバーと協力して難題を解決し、成果を上げる過程に大きな充実感を感じました。 また、私は大学でプログラミングを学んでおり、スキルや専門知識を活かす場面が多く、チームやその結果に貢献できたことにも喜びを感じました。 残りの学生生活ではより自分の専門分野を極め、貴社に貢献できるよう自己成長をし、貴社のビジネスを支えられる人材になりたいと考えております。 |
夏のインターンシップでの経験やチームで協力して学んだことをアピールし、これを通じての成長と貢献への意欲を表現した志望動機になっています。
志望動機が書けない時は自己分析と企業研究を徹底しよう
今回は、志望動機が書けない人の原因や書き方のコツについて紹介しました。志望動機を書くには、徹底した情報収集と自己分析が重要になります。
焦らず、まずは自己分析から始めて気になる企業と自分の共通点を見つけるところから始めましょう!しっかりと準備をして志望動機を作成することで、あなた独自の志望動機ができますよ。