【例文10選】インターンシップの参加メールの書き方|ポイントや注意点も紹介
「インターンの参加メールって、どこまで丁寧に書けばいいの?」そんな不安を感じる就活生の声はとても多く、返信の仕方ひとつで印象が変わるのも事実です。
特にインターンは本選考につながる入口として企業側も注目しており、参加メールの内容やマナー次第で評価が左右される場合も。
そこで本記事では、インターン参加メールの基本マナー・書き方のコツ・シーン別の例文まで詳しく解説します。
これからインターンに参加する予定のある方は、ぜひ最後までご覧ください。
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インターン参加メールとは?

インターン参加メールとは、企業からの案内や選考通過の連絡に対して、自分が参加する意思を伝えるためのメールです。
企業側はメール対応を通して、マナーや誠意、文章力などをチェックしていることが多いため、丁寧でわかりやすい表現が求められます。
さらに、参加メールの内容が評価対象になるケースも珍しくありません。「この学生は礼儀正しいか」「社会人としての意識があるか」といった点を、やりとりの中で見ている企業もあるのです。
特別な言い回しが必要というわけではありませんが、基本的なマナーや気配りが自然に表れている文章は、それだけで好印象につながります。
インターン参加メールは、就職活動の第一歩としての信頼構築にもつながる大切な機会です。形式だけにとらわれず、自分の姿勢をしっかり伝える文章を心がけてください。
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インターン参加メールの基本マナー

インターン参加メールは、内容だけでなく全体のマナーも重要です。社会人とやり取りする最初の機会になるため、丁寧で読みやすいメールを心がけましょう。
ここでは、特に意識したい基本マナーを、4つに分けて紹介しています。
- 企業からのメールにはできるだけ早く返信する
- フォーマルな敬語や言い回しを使う
- 読みやすさを意識して段落を分ける
- 送信前に内容を確認し、誤字脱字を修正する
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① 企業からのメールにはできるだけ早く返信する
インターンに関する連絡が届いた場合は、なるべく早めに返信することが大切です。目安としては、24時間以内に返信するのが理想的とされています。
返信が遅れてしまうと、企業側に「連絡が取りづらい人」という印象を与えてしまったり、「参加の意欲が低いのではないか」と受け取られてしまったりする可能性も。
その結果として、信頼を損ね、インターンの参加機会自体を逃すかもしれません。
返信のスピードは、社会人としての基本的な意識や誠実な姿勢を示す手段のひとつであり、印象を大きく左右しますよ。
② フォーマルな敬語や言い回しを使う
企業とのメールのやり取りでは、日常会話とは異なる丁寧な表現や敬語を使うことが基本です。
たとえば、「了解しました」ではなく「承知いたしました」、「すみません」ではなく「申し訳ございません」など、よりフォーマルな言い回しを意識して使いましょう。
些細な言葉遣いの違いでも、相手に与える印象は大きく変わります。敬語が適切に使えることで、ビジネスマナーが身についていると評価され、信頼感につながるでしょう。
特に最初のメールでは、誠実さや真剣さを丁寧な言葉で表現することが大切です。
③ 読みやすさを意識して段落を分ける
メールの内容が多少長くなったとしても、伝える項目ごとに段落を分けることで、全体がぐっと読みやすくなります。
自己紹介、インターン参加の意思、お礼の言葉、質問事項などは、それぞれ独立した段落にすると、相手も読み進めやすくなるでしょう。
また、1つの段落が長くなりすぎないように改行を活用し、視認性にも配慮してください。文字数の多さよりも、構成やレイアウトが読みやすさに直結します。
受け取る相手の立場に立ち、ストレスなく読める文章を心がけることがマナーのひとつです。
④ 送信前に内容を確認し、誤字脱字を修正する
どんなに丁寧な文面でも、誤字や脱字が含まれていると、それだけで印象が悪くなってしまう可能性があります。特に企業名や担当者の名前を間違えると、大きなマイナス評価につながる恐れも。
送信前には必ず全文を読み直し、文章の構成や言葉の使い方、誤字脱字がないかを丁寧に確認しましょう。音読してみることで、違和感のある表現やミスにも気づきやすくなります。
細部まで気を配る姿勢があるかどうかも、相手にとっては信頼や安心感につながる大切なポイントです。
インターン参加メールの書き方

インターン参加メールは、相手に好印象を与えるために、基本構成を正しく押さえることが大切です。ここでは「件名・宛名・本文・署名」の4つの要素に分けて、ポイントを解説します。
- 件名:簡潔に用件をまとめる
- 宛名:企業名と担当者名を正確に記載する
- 本文:要点を押さえて丁寧に書く
- 署名:大学名・学部・氏名・連絡先を記載する
① 件名:簡潔に用件をまとめる
件名はメールの冒頭に表示されるため、第一印象を大きく左右する非常に重要な要素です。
たとえば「インターン参加のご連絡(○○大学・氏名)」のように、用件と自分の情報がひと目で分かる形にすると、受け取った側がスムーズに内容を把握できるでしょう。
件名が長すぎると、表示が途中で切れてしまい、かえって分かりにくくなることも。そのため、簡潔かつ的確に用件を表現することがポイントです。
ビジネスメールでは、件名からすでにマナーが問われていると考えましょう。
② 宛名:企業名と担当者名を正確に記載する
宛名には、会社名、部署名、担当者名のすべてを正確に記載するよう心がけましょう。「株式会社」や「御中」「様」などの敬称を省略してしまうと、形式に不慣れな印象を与えてしまうことも。
また、漢字の誤りや読み間違いによる記載ミスは特に注意が必要です。担当者の名前が不明な場合は、「人事ご担当者様」などと書いても問題ありません。
宛名はメールの冒頭に位置し、読み手にとって最初に目にする部分ですので、誤りがないよう慎重に確認しましょう。
③ 本文:要点を押さえて丁寧に書く
本文では、自己紹介・参加の意思・お礼など、伝えるべき要素を順序立てて丁寧に書きましょう。
たとえば「このたびはインターンのご案内をいただき、誠にありがとうございます。ぜひ参加させていただきたく、ご連絡いたしました」といった丁寧な表現が好印象です。
内容が伝わりやすいよう、ひとつの文に詰め込みすぎず、段落ごとに情報を整理すると読みやすくなります。
また、過剰に丁寧すぎて回りくどくならないように注意し、伝えたいことを簡潔に表現することも大切ですよ。
④ 署名:大学名・学部・氏名・連絡先を記載する
メールの最後には、必ず署名をつけることがビジネスマナーとして求められます。署名には、大学名・学部・学年・氏名・電話番号・メールアドレスといった基本情報を明記してください。
これらの情報があることで、相手はすぐに送り主を特定でき、返信や管理もしやすくなるでしょう。
署名がないと、誰からの連絡なのか分かりにくくなり、相手に不要な手間をかけてしまう可能性も。
派手な装飾や過度なデザインは控え、シンプルで読みやすいレイアウトを心がけると良いでしょう。
企業に好印象を与えるインターン参加メールのポイント

インターン参加メールは、出席の意思を伝えるだけでなく、あなたの人柄や社会人としての意識が表れる場でもあります。ここでは、企業に好印象を与えるために意識したい4つのポイントを紹介しましょう。
- 前向きな姿勢や志望理由を文中に盛り込む
- 丁寧な言葉遣いで礼儀正しさを伝える
- 返信メールにはお礼の一言を加える
- 相手企業の情報をリサーチしたうえで文面に反映させる
① 前向きな姿勢や志望理由を文中に盛り込む
インターン参加のメールを送る際には、ただ「参加します」と伝えるだけでなく、自分の前向きな気持ちや応募に至った理由も必ず添えましょう。
たとえば、「御社の取り組みに強く共感し、実際に現場で学びたいと考えました」といった形で、自分の言葉で意欲を伝えることで、受け取る側に真剣な思いが伝わりやすくなります。
企業は、熱意ある学生に対して好印象を持ちやすく、選考や今後の評価にも良い影響を与えるかもしれません。
長文でなくても構いませんので、あなたの姿勢が伝わる一文を加えるだけで、印象は大きく変わります。
② 丁寧な言葉遣いで礼儀正しさを伝える
インターンに関するやり取りでは、日常会話とは異なる丁寧で礼儀正しい表現を使うことが基本です。
「了解しました」の代わりに「承知いたしました」、「すみません」ではなく「申し訳ございません」といった具合に、フォーマルな言い回しを選んでください。
こうした丁寧な言葉遣いは、社会人としての基本的なマナーを身につけていることの表れでもあり、信頼感や誠実さを感じてもらえる要素となります。
特に、メールのやり取りでは、文面だけが相手に伝わる情報となるため、言葉の選び方一つひとつが重要になるでしょう。
③ 返信メールにはお礼の一言を加える
企業からインターンの案内や詳細の連絡を受けた際に返信するメールでは、単に「参加します」と伝えるだけでなく、感謝の気持ちをひと言添えることが大切です。
「ご案内いただき、誠にありがとうございます」や「ご連絡をいただき、心より感謝申し上げます」といった表現を冒頭または結びに入れるだけで、相手への敬意や誠実な気持ちがしっかりと伝わります。
たとえ短い定型表現であっても、受け取った側に安心感や信頼感を与える効果があるでしょう。ビジネスメールでは、そうした些細な心配りが印象を左右する重要なポイントです。
④ 相手企業の情報をリサーチしたうえで文面に反映させる
インターンに参加する企業について、事前にホームページやニュース記事などで情報を集めておくことは非常に大切です。
そのうえで、気になった点や共感できた取り組みなどを、自分の言葉でメール文中に取り入れることで、興味や熱意を具体的に伝えられます。
たとえば、「御社の〇〇というプロジェクトに強く惹かれ、自分もそのような現場で学びたいと感じました」といった一文を加えると、企業側も「しっかり調べている」と前向きに受け取ってくれるでしょう。
表面的な情報の羅列ではなく、自分なりの視点や考えを添えることが、好印象につながります。
【シーン別】インターン参加メールの例文

インターンに関する連絡は、タイミングや内容によって使い分けが必要です。「どの場面で、どんなメールを送ればいいのか分からない」と不安を感じる方も多いでしょう。
ここでは、シーン別に分けて具体的なインターン参加メールの例文を紹介します。各状況に応じた書き方を押さえることで、企業に失礼のない印象を与えましょう。
- インターンシップに参加申し込みするメール例文
- インターン選考通過後の参加意思を伝えるメール例文
- インターンの日程調整を依頼するメール例文
- インターン面接日程の確認・調整メール例文
- インターン受け入れ通知への返信メール例文
- インターン当日の確認事項に関するメール例文
- インターン終了後のお礼メール例文
- インターンに関する質問・問い合わせメール例文
- インターン辞退を申し出るメール例文
- 参加意思確認メールへの返信が遅れた場合のフォローメール例文
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① インターンシップに参加申し込みするメール例文
インターンシップに参加を希望する際の初回連絡では、簡潔かつ丁寧に意思を伝えることが大切です。ここでは、大学生が実際に応募のきっかけとなったエピソードを含んだ例文を紹介します。
《例文》
件名:インターンシップ参加のご連絡(○○大学・氏名) 株式会社○○ 人事部 ○○様 突然のご連絡失礼いたします。○○大学○○学部○年の○○と申します。 貴社のウェブサイトを拝見し、「若手社員が主体的に活躍している社風」に強く惹かれ、ぜひインターンシップに参加させていただきたくご連絡いたしました。 私は学生時代、サークル活動でリーダーを務め、メンバーとともにイベントを成功させた経験があります。この経験を活かし、貴社のインターンを通じてさらに実践的な学びを得たいと考えております。 インターンシップの詳細や今後の選考についてご案内いただけましたら幸いです。 お忙しいところ恐縮ですが、何卒よろしくお願い申し上げます。 ============================== ○○大学○○学部○年 氏名(ふりがな) 電話番号:090-xxxx-xxxx メールアドレス:xxxxx@example.com ============================== |
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《解説》
この例文では、参加の動機を明確に伝えつつ、自分の強みを簡潔に表現しています。エピソードは簡単で具体的なものを選ぶと、信頼感のある文面になります。
② インターン選考通過後の参加意思を伝えるメール例文
インターン選考に通過した後は、早めに参加意思を伝えることが大切です。ここでは、大学生らしい素直な姿勢と丁寧な表現を意識した返信メールの例文を紹介します。
《例文》
件名:インターンシップ参加のご連絡(○○大学・氏名) 株式会社○○ 人事部 ○○様 お世話になっております。○○大学○○学部○年の○○と申します。 このたびは、貴社インターンシップの選考通過のご連絡をいただき、誠にありがとうございます。ぜひ参加させていただきたく、心よりお願い申し上げます。 以前、学外活動で企業の方とプロジェクトを進める機会があり、その経験から実際の現場で学ぶことの大切さを強く感じました。 今回のインターンでは、御社の業務に積極的に関わり、自分の力を試したいと考えております。 当日までに必要な準備やご提出事項などございましたら、お知らせいただけますと幸いです。 何卒よろしくお願いいたします。 ============================== ○○大学○○学部○年 氏名(ふりがな) 電話番号:090-xxxx-xxxx メールアドレス:xxxxx@example.com ============================== |
上記の【メールは自動作成シート】で作成したものです
《解説》
選考通過後の返信では、感謝と参加の意思を明確に伝えるのがポイントです。意欲と背景を短く盛り込むと好印象につながります。
③ インターンの日程調整を依頼するメール例文
授業やゼミの都合でインターンの日程調整が必要な場合もあるでしょう。ここでは、誠意を持ってスケジュール変更をお願いする例文を紹介します。
《例文》
件名:インターンシップ日程に関するご相談(○○大学・氏名) 株式会社○○ 人事部 ○○様 お世話になっております。○○大学○○学部○年の○○と申します。 先日はインターンシップのご案内をいただき、誠にありがとうございました。 大変恐縮ですが、インターンの日程についてご相談がありご連絡いたしました。 現在ご提示いただいている○月○日ですが、大学の授業と重なっており、出席が必須となっております。 つきましては、可能であれば別日程での調整をご検討いただけないでしょうか。 ご迷惑をおかけして申し訳ありませんが、ご対応いただけますと幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。 ============================== ○○大学○○学部○年 氏名(ふりがな) 電話番号:090-xxxx-xxxx メールアドレス:xxxxx@example.com ============================== |
上記の【メールは自動作成シート】で作成したものです
《解説》
日程調整を依頼する際は、相手の都合に配慮した表現を心がけましょう。申し訳ない気持ちを丁寧に伝えると印象がよくなります。
④ インターン面接日程の確認・調整メール例文
企業から面接日程の案内を受け取ったら、速やかに返信し、日時の確認や調整を行いましょう。ここでは、丁寧かつスムーズにやり取りするためのメール例文を紹介します。
《例文》
件名:インターンシップ面接日程のご確認(○○大学・氏名) 株式会社○○ 人事部 ○○様 お世話になっております。○○大学○○学部○年の○○と申します。 このたびはインターンシップの面接日時についてご連絡いただき、誠にありがとうございます。 ご案内いただきました○月○日(○)○時の面接について、問題なく参加可能ですので、どうぞよろしくお願いいたします。 もし何か事前に準備すべき事項などがございましたら、ご教示いただけますと幸いです。 面接当日は、どうぞよろしくお願いいたします。 ============================== ○○大学○○学部○年 氏名(ふりがな) 電話番号:090-xxxx-xxxx メールアドレス:xxxxx@example.com ============================== |
《解説》
面接日程の確認メールでは、参加の可否を明確に伝え、返信のスピードも重要です。当日の姿勢が想像できるような丁寧な文面を意識しましょう。
⑤ インターン受け入れ通知への返信メール例文
企業からインターン受け入れの連絡を受け取った際は、感謝の気持ちと参加の意思を明確に伝えることが大切です。ここでは、その例文を紹介しています。
《例文》
件名:インターンシップ受け入れの御礼とご連絡(○○大学・氏名) 株式会社○○ 人事部 ○○様 お世話になっております。○○大学○○学部○年の○○と申します。 このたびは、インターンシップ受け入れのご連絡をいただき、誠にありがとうございます。心より御礼申し上げます。 大学のゼミ活動を通して、実際のビジネスの流れに触れることに興味を持ちました。貴社でのインターンを通じて、社会人としての基礎力を身につけ、実践的な経験を積みたいと考えております。 当日までにご準備が必要な資料やご確認事項がございましたら、ご指示いただけますと幸いです。 何卒よろしくお願いいたします。 ============================== ○○大学○○学部○年 氏名(ふりがな) 電話番号:090-xxxx-xxxx メールアドレス:xxxxx@example.com ============================== |
《解説》
受け入れ通知への返信では、お礼・参加意思・意欲を端的に伝えるのがポイントです。前向きな姿勢を見せる一文を加えるとより丁寧になります。
⑥ インターン当日の確認事項に関するメール例文
インターン当日が近づいてきたら、集合場所や持ち物などの確認を事前に行っておくと安心です。ここでは、丁寧に確認を依頼するメールの例文を紹介します。
《例文》
件名:インターンシップ当日の確認について(○○大学・氏名) 株式会社○○ 人事部 ○○様 お世話になっております。○○大学○○学部○年の○○と申します。 来週○月○日よりインターンシップに参加させていただく予定となっており、事前のご連絡を差し上げました。 当日の集合場所や持参物、服装の指定など、事前に確認しておくべき事項がございましたらご教示いただけますと幸いです。 初めての職場体験で不慣れな点もございますが、ご迷惑をおかけしないよう、しっかり準備を整えて当日に臨みたいと考えております。 お忙しい中恐れ入りますが、何卒よろしくお願いいたします。 ============================== ○○大学○○学部○年 氏名(ふりがな) 電話番号:090-xxxx-xxxx メールアドレス:xxxxx@example.com ============================== |
《解説》
インターン直前の確認メールでは、不安や誠意を率直に伝えると好印象です。「教えてください」よりも「ご教示ください」と丁寧な表現を心がけましょう。
⑦ インターン終了後のお礼メール例文
インターン終了後には、感謝の気持ちを込めたお礼メールを送ることで、好印象を残せるでしょう。ここでは、実習後すぐに送る丁寧なお礼メールの例文を紹介します。
《例文》
件名:インターンシップ御礼(○○大学・氏名) 株式会社○○ 人事部 ○○様 お世話になっております。○○大学○○学部○年の○○と申します。 このたびは貴社のインターンシップに参加させていただき、誠にありがとうございました。 短い期間ではありましたが、現場の雰囲気や業務の流れを肌で感じることができ、非常に学びの多い時間となりました。 特に、社員の皆さまの丁寧なご指導や温かい雰囲気に触れ、より一層この業界で働きたいという気持ちが強まりました。 今後の就職活動にも今回の経験を活かしてまいります。 末筆ながら、貴社の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。 ============================== ○○大学○○学部○年 氏名(ふりがな) 電話番号:090-xxxx-xxxx メールアドレス:xxxxx@example.com ============================== |
《解説》
お礼メールでは、学びと感謝の両方を具体的に伝えると好印象です。印象に残った出来事に触れることで、誠実さが伝わります。
⑧ インターンに関する質問・問い合わせメール例文
インターン参加前には、疑問点や不安を事前に解消しておくことが大切です。ここでは、丁寧に質問する姿勢を示す問い合わせメールの例文を紹介します。
《例文》
件名:インターンシップに関するご質問(○○大学・氏名) 株式会社○○ 人事部 ○○様 お世話になっております。○○大学○○学部○年の○○と申します。 このたびは貴社インターンシップの機会をいただき、誠にありがとうございます。参加にあたり、事前に確認させていただきたい点があり、ご連絡差し上げました。 当日の服装について、スーツとご案内をいただいておりますが、クールビズ対応や上着の着用有無など、詳細があればご教示いただけますと幸いです。 初めてのインターン参加となるため、ご迷惑をおかけしないよう事前に確認をさせていただきました。 ご多忙のところ恐れ入りますが、何卒よろしくお願い申し上げます。 ============================== ○○大学○○学部○年 氏名(ふりがな) 電話番号:090-xxxx-xxxx メールアドレス:xxxxx@example.com ============================== |
《解説》
質問・問い合わせメールでは、結論を先に述べたうえで丁寧に理由を添えると好印象です。「確認したい理由」があると説得力が増します。
⑨ インターン辞退を申し出るメール例文
やむを得ない事情でインターンの参加を辞退する場合は、なるべく早く丁寧に伝えることが大切です。ここでは、誠意を込めて辞退を申し出る例文を紹介します。
《例文》
件名:インターンシップ辞退のご連絡(○○大学・氏名) 株式会社○○ 人事部 ○○様 お世話になっております。○○大学○○学部○年の○○と申します。 このたびは貴社インターンシップにご案内いただき、誠にありがとうございました。 大変恐縮ではございますが、家庭の事情により○月○日から予定しておりましたインターンシップへの参加が難しくなってしまいました。ご迷惑をおかけする形となり、心よりお詫び申し上げます。 貴社でのインターンを心から楽しみにしておりましたが、やむを得ず辞退させていただきたく、本メールにてご連絡いたします。ご理解賜れますと幸いです。 ご多忙の中、このようなご連絡となり大変恐縮ですが、何卒よろしくお願いいたします。 ============================== ○○大学○○学部○年 氏名(ふりがな) 電話番号:090-xxxx-xxxx メールアドレス:xxxxx@example.com ============================== |
《解説》
辞退メールでは、理由は簡潔に、誠意と感謝をしっかり伝えるのがポイント。できるだけ早く連絡することもマナーのひとつです。
⑩ 参加意思確認メールへの返信が遅れた場合のフォローメール例文
返信が遅れてしまった場合でも、きちんとお詫びと参加の意思を伝えることで、信頼を取り戻すことが可能です。ここでは、誠意あるフォローメールの例文を紹介します。
《例文》
件名:インターンシップ参加のご連絡(○○大学・氏名) 株式会社○○ 人事部 ○○様 お世話になっております。○○大学○○学部○年の○○と申します。 このたびは、インターンシップ参加についてのご案内をいただき、誠にありがとうございました。 ご返信が遅れてしまい、大変申し訳ございません。メールを確認した後、大学の課題や予定に追われてしまい、すぐにご連絡できないまま日が経ってしまいました。 参加の意思に変わりはなく、ぜひインターンに参加させていただきたく思っております。すでに締切等が過ぎている場合でも、ご対応いただけるようでしたら幸いです。 このたびはご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。何卒よろしくお願いいたします。 ============================== ○○大学○○学部○年 氏名(ふりがな) 電話番号:090-xxxx-xxxx メールアドレス:xxxxx@example.com ============================== |
《解説》
返信が遅れた場合は、まずお詫びと理由を簡潔に伝えましょう。その上で参加の意思を明確に示すことで、信頼回復につながります。
インターン参加メールで避けるべき表現

インターン参加メールでは、誠実で丁寧な印象を与えることが大切です。何気ない一文がマナー違反と受け取られてしまう可能性もあるため、注意が必要になるでしょう。
ここでは避けるべき表現を、4つのポイントに分けて紹介します。
- カジュアルすぎる言葉遣いを避ける
- 略語や顔文字、絵文字を使用を避ける
- 感情的すぎる表現や過度な自己主張を避ける
- 改行なしの読みづらい文章を避ける
① カジュアルすぎる言葉遣いを避ける
インターンに関するメールは、企業の担当者との正式なやり取りであるため、話し言葉のようなカジュアルな表現は避けましょう。
「了解です」「よろしくお願いしますー」といった言い回しは、親しみやすさよりも軽さが目立ってしまいます。
代わりに「承知いたしました」「何卒よろしくお願いいたします」といった、フォーマルで丁寧な表現を使いましょう。
言葉遣いひとつで相手に与える印象は大きく変わるため、社会人としての基本的なマナーが身についているかどうかを見られている意識を常に持つことが重要です。
② 略語や顔文字、絵文字を使用を避ける
「りょ」「w」「(^_^)」「笑」などの略語や顔文字、絵文字といったカジュアルな表現は、ビジネスメールでの使用は避けましょう。
普段の友人とのやり取りではよく使う表現かもしれませんが、企業とのやり取りにおいては不適切と判断されることがほとんどです。
文章だけで自分の意図や感情を伝えるビジネスメールでは、表現の選び方がそのまま信頼性や誠意に直結します。読み手に違和感や不安を与えないよう、常に落ち着いた語調で書くことを心がけましょう。
③ 感情的すぎる表現や過度な自己主張を避ける
「絶対に参加したいです!」「どうしても御社に行きたいです!」といった感情の強すぎる表現は、相手によっては過剰であると受け取られ、逆に印象を悪くしてしまう可能性があります。
熱意を伝えること自体は良いことですが、丁寧で落ち着いた言い回しを選ぶことが大切です。
たとえば「ぜひ参加させていただければ幸いです」や「貴社の取り組みに強く関心を持ち、学ばせていただければと思っております」など、誠実さが伝わる表現に置き換えてみましょう。
礼儀正しさと前向きな気持ちをバランスよく伝えることが、好印象につながります。
④ 改行なしの読みづらい文章を避ける
メール本文を改行せずに一つの段落に詰め込んでしまうと、非常に読みづらくなってしまいます。
読み手の立場を考慮して、挨拶・要件・結びなどの内容ごとに段落を分け、適切なタイミングで改行を入れましょう。
文章にリズムが生まれ、内容も整理されて伝わりやすくなります。また、読みやすさだけでなく、丁寧に構成されたメールは「相手に配慮できる人」という印象を与えられるでしょう。
細かな気配りの積み重ねが、全体としての好印象につながるのです。
インターン参加メールを書く際の注意点

インターン参加メールでは、内容だけでなく送信時のマナーも評価の対象になります。細かな点にも配慮することで、社会人としての基本的な意識が伝わるでしょう。
ここでは、送信前に確認しておきたい注意点を5つ紹介します。
- 企業の営業時間内に送信する
- BCCやCCの使い方に注意する
- 返信時は件名を変えず、メール履歴を残す
- 誤送信を防ぐため送信先を再確認する
- 添付ファイルがある場合はファイル名と中身を明記する
① 企業の営業時間内に送信する
メールは基本的に、企業の営業日・営業時間内、つまり平日の午前9時から午後5時頃までの間に送信するのが望ましいとされています。
早朝や深夜に送ると、受け取った側に「常識がない」といった印象を与えてしまう可能性もあります。たとえ即時返信したい場合でも、送信時間は一度立ち止まって考えましょう。
メールの内容だけでなく、送信タイミングからも配慮やマナーが感じ取られるため、細やかな気遣いができることを示すチャンスになります。
② BCCやCCの使い方に注意する
複数の関係者に同じメールを送る場合、TO・CC・BCCの使い分けにも注意が必要です。TO欄には主な送信相手を、CCには情報共有が必要な関係者を入力するのが基本だと覚えておいてください。
BCCは受信者同士にメールアドレスが見えない設定ですが、誤解や不信感を招くおそれもあるため、用途をよく理解して使用しましょう。
誰に何の目的で送っているのかを明確にすることで、誠実な対応が伝わります。ビジネスメールにおけるこうした細かな設定も、相手への配慮の一環です。
③ 返信時は件名を変えず、メール履歴を残す
企業から届いたメールに返信する際は、基本的に件名を変更せず、そのまま「Re: ○○」という形で返信するのがマナーです。
件名を変えてしまうと、過去のやり取りの流れがわかりにくくなり、担当者側が混乱してしまう可能性も。
また、本文には過去のやり取り(メール履歴)が残るようにしておくことで、どの内容に対する返信なのかが明確になるでしょう。
やり取りの効率を高めるだけでなく、相手に対して丁寧で整理された印象を与えるでしょう。
④ 誤送信を防ぐため送信先を再確認する
送信ボタンを押す前には、必ず宛先となるメールアドレスをもう一度確認しましょう。
特に似たようなドメインや名前のアドレスが複数ある場合、うっかり違う人に送ってしまうというミスも起こり得ます。
誤送信は相手に迷惑をかけるだけでなく、個人情報の流出や信頼失墜にもつながるため、非常に注意が必要です。
念のため、送信前に「宛先・件名・添付ファイル・本文」の4点をチェックする習慣をつけておくと、トラブル防止に役立ちます。
⑤ 添付ファイルがある場合はファイル名と中身を明記する
履歴書やエントリーシートなどの添付ファイルを送る場合は、ファイル名を分かりやすく整理し、「氏名履歴書.pdf」や「大学名氏名_ES.pdf」など、誰のどの資料なのかが一目で分かる名前にしてください。
さらに、メール本文中にも「○○を添付いたしましたので、ご確認いただけますと幸いです」と明記することで、受け取った側にとっても確認しやすくなります。
ファイル名や添付の有無は見落とされやすいため、わかりやすく整理された配慮が評価につながるでしょう。
インターンのメールの返信を忘れた場合の対処法

就職活動中は、インターンに関するメールが多く届くため、返信をうっかり忘れることもあるでしょう。そこで大切なのは、気づいたときにどう対応するかです。
ここでは、返信を忘れたときの基本的な対処方法を3つ紹介します。
- 気づいた時点ですぐにお詫びと返信を送る
- 返信遅れの理由を簡潔に伝える
- 失礼のない言葉遣いで誠意を示す
① 気づいた時点ですぐにお詫びと返信を送る
返信を忘れていたことに気づいたら、時間が経っていても気にせず、できるだけ早くお詫びとともに返信を送りましょう。
たとえば「ご返信が遅くなり、大変申し訳ございません」といった一文を添えるだけでも、受け取る側の印象は大きく変わります。
大事なのは、遅れたことよりも、その後の対応の早さと誠実さです。丁寧な謝罪と迅速な対応を心がければ、多少のミスはリカバリーできるでしょう。
放置せず、気づいた時点ですぐに行動することが大切です。
② 返信遅れの理由を簡潔に伝える
返信が遅れた理由については、必要に応じて簡潔に説明しましょう。ただし、長々とした言い訳にならないよう注意が必要。
「確認が遅れてしまいました」「多忙により返信が遅れてしまいました」など、短く要点を伝えることが望ましいです。
理由の内容そのものよりも、「きちんと説明しようとする姿勢」が相手に誠意として伝わります。余計な情報は避け、落ち着いて簡潔に状況を伝えることが、信頼を回復する第一歩です。
③ 失礼のない言葉遣いで誠意を示す
謝罪を含むメールでは、通常以上に丁寧な敬語や適切な表現を使うことが求められます。
「ご迷惑をおかけしました」「今後はこのようなことがないよう、十分に注意いたします」など、誠実な姿勢を示す表現を心がけてください。
また、焦って返信すると誤字脱字が増えたり、失礼な言い回しになる可能性もあるため、落ち着いて文章を見直してから送信しましょう。
失敗そのものよりも、謝罪の文面で信頼を取り戻せるかどうかが、相手に与える印象を大きく左右します。
伝わるメールがインターン成功の第一歩

インターン参加メールは、企業との初めての接点となる重要なコミュニケーション手段です。丁寧な敬語や誤字脱字のない文面は、相手に対する誠意を表し、良い第一印象につながります。
また、件名や署名、構成にも注意を払いましょう。さらに、実際の場面に応じた例文を参考にすることで、状況に合った適切な表現ができます。
返信が遅れた場合も、誠意を持って対応する姿勢が大切です。今回紹介した基本マナーや注意点を押さえることで、自信を持ってメールを送れるでしょう。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。