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【就活生向け】履歴書に使うメールアドレスの正しい選び方と注意点

「履歴書に書くメールアドレス、普段使ってるもので大丈夫かな…?」

就活の連絡手段として欠かせないメールアドレスですが、内容次第では採用担当者にマイナスの印象を与えてしまうこともあります。

見落とされがちですが、メールアドレスは“社会人としての第一印象”を左右する重要な情報のひとつなのです

そこで本記事では、履歴書にふさわしいメールアドレスの選び方から、就活にNGなアドレスの特徴、記入ルールや送信マナーまでを詳しく解説します。

企業に信頼される一通を届けるために、一緒にチェックしておきましょう。

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目次

履歴書には就活専用のメールアドレスを使おう

就活で履歴書に記載するメールアドレスは、普段使っているものではなく、専用のアドレスを用意するのが望ましいです。

就活専用にすることで私的な連絡と分けやすくなり、大事なメールを見逃す心配も減るでしょう。

企業側から見ても、整ったアドレスはきちんと準備している印象を与えやすく、信頼性にもつながります

履歴書は、第一印象を左右する大切な書類です。細かい部分にも気を配ることで、採用担当者の印象に残る就活を進められるはずです。

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就活用にメアドを作るメリットとは? 

就活では、普段使っているメールアドレスではなく専用のものを用意するのがおすすめです。見落としの防止や社会人としての意識づけにもつながります。

ここでは、就活専用のアドレスを使うことで得られる具体的なメリットを紹介しましょう。

  1. 情報整理がしやすくなる
  2. 企業からのメールを見逃しにくくなる
  3. プライベートと就活の連絡を分けられる
  4. セキュリティ面で安心できる
  5. 社会人としての意識をアピールできる
  6. 就活後もビジネスに再利用できる

メリット① 情報整理がしやすくなる

就活専用のメールアドレスを使えば、企業とのやり取りだけをまとめて管理できます。メールをフォルダごとに分けたり、必要な連絡をすぐ検索できたりすることで、効率的に整理できます。

一方、プライベート用のアドレスを使っていると、通知や広告メールに大事な連絡が埋もれてしまうおそれがあるでしょう。

メールの確認ミスは、選考への影響にもつながるため注意が必要です。就活専用アドレスを持つことで、不要な情報をカットし、スムーズに対応できる環境を整えられるでしょう。

メリット② 企業からのメールを見逃しにくくなる

就活では、面接日程や選考結果など重要な連絡がメールで届くことがほとんどです。就活専用のアドレスを用意することで、通知にすぐ気づけるようになります。

特に、Gmailのように信頼性が高いフリーメールを使えば、迷惑メールに振り分けられるリスクも抑えられるでしょう。

日常使いのアドレスでは他のやり取りに紛れてしまうことがありますが、専用にすれば目的が明確になり、確認頻度も自然と上がるはずです。

大事な連絡を見逃さない体制づくりが、選考通過への第一歩といえるでしょう。

メリット③ プライベートと就活の連絡を分けられる

ひとつのメールアドレスで就活も私生活も管理していると、通知の量が増えて混乱しやすくなります。

たとえばSNSの通知や通販のメールが多いと、大切な企業からの連絡が埋もれる可能性もあるでしょう。就活専用のアドレスを用意しておけば、必要な連絡だけに集中できる環境が作れます

また、就活が終わったあともスムーズにメール整理ができるので、心の切り替えもしやすくなるメリットも。情報の管理を分けておくことで、気持ちにも余裕が生まれるでしょう。

メリット④ セキュリティ面で安心できる

プライベート用のメールアドレスには、通販サイトやサブスクなど多くの情報がひも付いています。そこに企業との就活連絡まで集まると、万が一の情報漏えい時に被害が広がるリスクがあります。

就活専用アドレスなら、用途が限定されているぶん安心です。スパムメールの影響や、不正アクセス時のリスクも最小限に抑えられるでしょう。

選考中は個人情報もやりとりされる場面があるため、安全面を意識した対応が求められます。セキュリティ対策は、信頼される就活生でいるための基本です。

メリット⑤ 社会人としての意識をアピールできる

履歴書に書かれたメールアドレスは、企業担当者が最初に目にする連絡先のひとつです。整ったアドレスを使っていれば、それだけで「準備ができている」と好印象につながることがあります。

反対に、意味のない文字列や遊び半分のようなアドレスでは、ビジネスマナーへの意識を疑われるかもしれません。

名前や生年月日を含めた分かりやすい形式であれば、相手も覚えやすく、やり取りもしやすいでしょう。細かい部分にも気を配れる姿勢は、面接以前の評価にも影響を与えるポイントです。

メリット⑥ 就活後もビジネスに再利用できる

就活が終わったあとも、そのままビジネス用メールアドレスとして使えるのが専用アドレスの良いところです。

特に、名前を使ったシンプルなアドレスであれば、転職活動や名刺に載せるときにも違和感がありません。

最初から長く使えるアドレスを用意しておくことで、あとから作り直す手間も省けるでしょう。就活の準備は、将来のキャリアにもつながっていきます。

履歴書にメールアドレスを書くときのルール

履歴書にメールアドレスを記載する際は、ただ正確に書けば良いわけではありません。採用担当者にきちんと伝わるよう、見やすさや伝達ミスの防止にも気を配る必要があります。

ここでは、記載時に押さえておきたい基本ルールを4つ紹介しています。

  1. ブロック体で丁寧に書く
  2. 判別しにくい文字にはフリガナをふる
  3. メールアドレスが長い場合は枠内に収める工夫をする
  4. 記入欄がない・複数ある場合は適切に対応する

① ブロック体で丁寧に書く

メールアドレスは、履歴書を通じて企業に連絡手段を示す重要な情報です。特に英数字の多いアドレスでは、崩れた文字や流れるような書き方では読み間違いが起こりかねません。

ひと文字ずつブロック体で丁寧に書くことで、相手に正しく伝わりやすくなります。読み手が迷わないように配慮する姿勢は、ビジネスマナーの一つといえるでしょう。

きれいに書こうとするより、はっきり読み取れることを優先してください。

② 判別しにくい文字にはフリガナをふる

アルファベットの「O(オー)」と数字の「0(ゼロ)」、また「I(アイ)」と「l(エル)」などは、特に手書きだと区別が難しい文字です。そのまま書くと、読み手に混乱を与えるかもしれません。

判別が難しい箇所には、小さく「ゼロ」「アイ」などの補足を加えておくと、読み間違いを防げます

ちょっとした気配りが、情報伝達の正確さを高めるカギになりますので、面倒でも手を抜かないようにしましょう。

③ メールアドレスが長い場合は枠内に収める工夫をする

メールアドレスが長いと、履歴書の指定欄からはみ出してしまうことがあります。無理に詰め込んで読みにくくなるよりも、文字サイズを少し小さくしたり、適度な間隔で改行したりする工夫が大切です。

ただし、欄外にはみ出すような記載は避けてください。全体のレイアウトやバランスを見ながら、丁寧に収めることを心がけましょう。

読みやすさと整った見た目の両方を意識すると、書類全体の印象も良くなります。

④ 記入欄がない・複数ある場合は適切に対応する

履歴書の様式によっては、メールアドレス欄が用意されていないこともあります。その場合は、電話番号などの連絡先欄の下に「メール:xxxx@example.com」と明記してください。

また、2か所ある場合には、普段使っているメインアドレスを上の欄に、サブアドレスを下に書くと分かりやすくなります。

どちらの場合も、相手が迷わず連絡できるように、端的で見やすい記載を意識しましょう。

就活におすすめのメールアドレス

履歴書に記載するメールアドレスは、内容によって第一印象が変わることがあります。企業が安心して連絡できるような、ビジネスにふさわしいアドレスを選ぶことが大切です。

ここでは、就活生におすすめのメールアドレスの作り方を4つ紹介します。

  1. 大学ドメインのメールアドレスを使う
  2. Gmailなどのフリーメールアドレスを使う
  3. 名前や誕生日を含む分かりやすいメールアドレスにする
  4. シンプルで短いメールアドレスにする

① 大学ドメインのメールアドレスを使う

大学から付与されているメールアドレスは、就活用として利用できます。学校名が含まれているため、企業側に安心感を与えやすいのが利点です。

また、本人確認にも役立ち、信頼性の高い連絡先として評価されることもあります。ただし、卒業後に使用できなくなる可能性があるため、長期間の利用には向いていません。

就活が本格化する時期には、別のアドレスと併用することをおすすめします。

② Gmailなどのフリーメールアドレスを使う

フリーメールは、就活で最も多く使われている形式のひとつです。中でもGmailは使い勝手が良く、迷惑メール対策の機能も優れています

スマートフォンやパソコンから、いつでもアクセスできる点も便利です。さらに、卒業後も引き続き利用できるため、長期的な運用にも適しています。

ただし、アドレスの文字列には注意してください。遊び感覚の言葉や、意味のない文字列は避けるのが基本です。企業に不安を与えないよう、落ち着いた表現を選びましょう。

③ 名前や誕生日を含む分かりやすいメールアドレスにする

メールアドレスは、誰が使っているのかを伝える手段でもあります。そのため、自分の名前や誕生日など、わかりやすい要素を入れるのが有効です。

たとえば、「taro.sato1999」のように、簡潔で明確な内容であれば、企業側にも覚えてもらいやすいでしょう。

複雑な文字列を避けることで、読み間違いや入力ミスも防げます。読みやすさと識別のしやすさを意識することが、選考時の印象アップにもつながるでしょう。

④ シンプルで短いメールアドレスにする

メールアドレスは、可能な限り短くシンプルにすることが理想です。長すぎると読みにくく、入力時にミスが発生しやすくなります。

また、記号が多いと迷惑メールと間違えられる場合もあるため注意が必要です。たとえば、氏名と誕生年などのシンプルな構成にしておけば、見た目もすっきりし、信頼感も高まります。

読み手の負担を減らす配慮は、書類全体の印象にも影響するでしょう。伝わりやすさを意識したメールアドレスを選んでください。

就活にふさわしくないメールアドレス

履歴書に書くメールアドレスは、内容によって企業に与える印象が大きく変わります。

思わぬマイナス評価を避けるためにも、使うべきではないアドレスの特徴を事前に知っておくことが大切です。

ここでは、就活で避けるべきメールアドレスの代表例を4つ紹介します。

  1. キャリアメールの使用は避ける
  2. 会社のメールアドレスは避ける
  3. 無意味な文字列や記号を含むものは避ける
  4. ふざけた印象を与えるものは避ける

① キャリアメールの使用は避ける

@docomo.ne.jpや@ezweb.ne.jpなどのキャリアメールは、就活には不向きです。受信制限が原因で企業からのメールが届かない場合があり、設定もやや複雑です。

加えて、スマートフォンの機種変更によりアドレスが変わってしまうリスクも考えられます。確実に連絡を受け取るためには、安定して使えるGmailなどのフリーメールを選ぶほうが安心でしょう。

履歴書には、企業側が不安を感じない信頼性の高いアドレスを記載してください。

② 会社のメールアドレスは避ける

現在働いているアルバイト先などのメールアドレスを履歴書に使うのは避けるべきです。

私用の目的で業務用のメールを使う行為はマナー違反と受け取られる可能性があり、就業中にこっそり就活していると誤解されかねません。

就職活動には、個人で管理できるメールアドレスを使いましょう。ビジネス上の信用にもかかわる部分なので、私用アドレスで一貫して対応することが望ましいです。

③ 無意味な文字列や記号を含むものは避ける

「x9qz_8kjs」など、意味のない英数字や記号を含むメールアドレスは読みづらく、相手に不信感を与えてしまいます。さらに、入力ミスが発生しやすく、正確な連絡が取れないリスクも高まります。

アドレスは自分の名前や誕生日など、わかりやすく覚えやすい構成にすると安心です。採用担当者にとって読みやすく、信頼できると感じてもらえるよう意識して作成してください。

④ ふざけた印象を与えるものは避ける

「love」「baka」「warai」など、軽率な印象を与える言葉を含むメールアドレスはビジネスに不適切です。本人に悪意がなくても、相手に不真面目な印象を持たれる可能性があります。

メールアドレスも選考の一部と考え、社会人としてふさわしいものを使用しましょう。印象は小さな部分から積み重なるため、細かい点にも注意を払ってください。

履歴書に書いたメールアドレスが使われる具体的な場面

履歴書に記載したメールアドレスは、企業との連絡手段として重要な役割を果たします。いつ、どのような連絡が来るのかを把握しておけば、チャンスを逃さず対応できるでしょう。

ここでは、実際にメールが使われる代表的な場面を紹介します。

  1. 面接日程の調整時
  2. 選考結果を通知する際
  3. 課題や資料を送付する時

① 面接日程の調整時

選考が進むと、企業から面接日程に関する案内が届きます。その連絡手段として、履歴書に記載したメールアドレスが活用されることが一般的です。

電話連絡よりも、日時や場所などを文面で正確に伝えられるメールの方が好まれる傾向があります。

もしメールに気づかない、あるいは返信が遅れると、「連絡が取りづらい応募者」と受け取られてしまう恐れがあります。

スムーズに日程調整を行うには、メールをこまめにチェックする習慣を身につけておくことが大切になります。

② 選考結果を通知する際

選考の合否は、現在では電話よりもメールで通知されることが多くなってきました。特に、書類選考や1次面接など、早い段階の結果連絡はメールのみで行われる企業が多数を占めています。

結果通知のメールには、単に合否の結果だけでなく、次の面接の日程案内や追加書類の提出依頼など、重要な内容が含まれていることもあります。

タイミングを逃さず行動するためにも、通知メールにはなるべく早く目を通し、必要に応じて即座に対応できるようにしておくと安心です。

③ 課題や資料を送付する時

企業によっては、面接前や面接後に課題提出を求められたり、当日使用する資料を事前に送ってきたりすることがあります。

重要なファイルを見落としてしまえば、選考に遅れが出たり、準備不足のまま面接に臨むことになってしまうかもしれません。

あらかじめ受信設定を調整し、大事なメールを確実に受け取れるようにしておくと安心です。

就活専用のアドレスを用意することで、プライベートと混在せず、こうした重要なメールにも迅速に対応しやすくなります。

就活用のメアド作成後にしておくと良いこと

メールアドレスを作成しただけで満足してしまうのは早計です。就活でスムーズにやり取りを進めるためには、使いやすく信頼されやすいメール環境を整えておくことが大切です。

ここでは、アドレス作成後に行っておくべき3つの設定を紹介します。

  1. スマホとメールを同期させておく
  2. 署名を設定しておく
  3. 送信者名をフルネームに設定しておく

① スマホとメールを同期させておく

企業からの連絡にすぐ気づけるよう、スマートフォンとメールアドレスをしっかり連携させておくことが大切です。特に選考が進むと、日程調整や連絡事項などのメールが突然届く場面も増えていきます。

そのときにすぐ確認できる環境を整えておけば、焦らず落ち着いて対応できるでしょう。Gmailなどのメールアプリをスマホに入れて通知設定をオンにしておくことで、リアルタイムで受信通知を確認できます。

また、定期的に迷惑メールフォルダも確認する習慣をつけておけば、大事な案内が埋もれるのを防げるでしょう。日常的にメールチェックを行う癖をつけておくことが、信頼される就活生への第一歩です。

② 署名を設定しておく

メールの文末に自動的に挿入される署名は、就活生にとって小さな工夫ですが、相手への印象を大きく左右します。署名には、自分の氏名・大学名・電話番号などの連絡先を明記しておきましょう。

こうすることで、相手がすぐに連絡手段を把握でき、信頼感のある丁寧なメールになります。

毎回手入力する必要がなくなるため、メールを送るたびに時短にもつながりますし、形式としても統一感が生まれます。

メールアプリごとに署名の設定方法は異なりますが、最初に一度だけ設定すれば、その後は自動で反映されるので非常に便利です。

③ 送信者名をフルネームに設定しておく

メールの送信者名が「ニックネーム」や「不明なローマ字表記」になっていると、企業の採用担当者に不信感を与えてしまうおそれがあります。

メールの第一印象は、件名や本文よりもまず送信者名で決まるといっても過言ではありません。そのため、送信者名は必ず本名のフルネームで設定しておくことがマナーです。

自分では気づきにくい点なので、一度アカウント設定を開いて表示名を確認し、適切に修正しておきましょう

履歴書をメールで送るときのマナー

メールで履歴書を送信する際には、ビジネスマナーをしっかりと守ることが大切です。何気ないミスが、印象の低下につながる可能性もあるため、送信前の確認と準備は欠かせません。

ここでは、就活生が知っておくべき基本的なマナーを4つのポイントにまとめました。

  1. 履歴書はできるだけ早く送付する
  2. ファイル名には必ず氏名を入れる
  3. 件名・本文のマナーを守る
  4. 添付ファイルが重い場合は外部サービスを使う

「あなたはビジネスマナーを分かっている?」

就活が始まると、面接や説明会など社会人と接する場面が増えていきます。

そこで意外と見られているのが、言葉遣いや挨拶、メールの書き方といった「ビジネスマナー」。マナーを知らないだけで無意識のうちに印象が悪くなっているケースもあり、選考通過のためにも事前にしっかりと確認しておく必要があります。

就活マガジン編集部では、忙しい就活生のために、これだけ見ればビジネスマナーが網羅できる「ビジネスマナー攻略BOOK」を無料で配布しています。気になる方は無料ダウンロードしてみてくださいね。

① 履歴書はできるだけ早く送付する

企業から履歴書の送付を求められた場合、すぐに対応することが非常に重要です。特に選考の初期段階では、迅速な対応が印象を大きく左右することがあります。

目安としては、依頼を受けた当日中、遅くとも24時間以内に送付するのが望ましい対応です。あまりにも遅いと、やる気が感じられないと判断されてしまう恐れもあります。

送信前には、ファイルが正しく添付されているか、記載内容に誤りがないかも丁寧に確認しましょう。誠意ある対応は、採用担当者に誠実な印象を与えるきっかけになります。

② ファイル名には必ず氏名を入れる

履歴書をPDFなどのファイルで送付する際、「履歴書.pdf」や「rirekisho_final.pdf」といった曖昧な名前にしないよう注意しましょう。

採用担当者の手元には多くの応募書類が集まるため、誰のファイルかすぐに分かるように「履歴書_田中太郎.pdf」のような形式でファイル名を付けるのがマナーです。

氏名の後に日付(例:2025年7月10日)を入れると、より親切で整理もしやすくなります。また、全角やスペースの使用は避け、半角英数字とアンダースコアを使うとファイルトラブルも防げるでしょう。

③ 件名・本文のマナーを守る

メールの件名や本文は、あなたのビジネスマナーを最も直接的に示す部分です。件名が曖昧だったり不自然だったりすると、重要なメールと認識されず、開封が後回しにされるリスクもあります。

たとえば「履歴書送付の件(田中太郎)」のように、簡潔で要点がすぐに伝わる表現が適切です。

本文ではまず「お世話になっております」といった挨拶から始め、自分の氏名、応募の件名、添付ファイルの内容、連絡先、そして丁寧な結びの挨拶まで含めると、社会人としての礼儀を自然に示すことができます。

文字の装飾や顔文字などは避け、あくまで簡潔で読みやすい文章を意識してください。メールの印象一つで信頼を得ることも失うこともあるため、丁寧な文章を心がけましょう。

④ 添付ファイルが重い場合は外部サービスを使う

履歴書のファイルサイズが大きすぎてメールに添付できない場合は、無理に圧縮するよりもGoogleドライブやDropbox、OneDriveなどの外部ストレージサービスを使うのが便利です。

また、リンクを送信する際には、本文中に「こちらからご確認ください」などの文言とともに明記し、ファイル名と一致するようにしておくと親切です。

やり取りがスムーズに進むよう、事前の動作確認も忘れずに行ってください。こうした細かな準備が、就活全体の印象アップにつながります。

履歴書に書くメールアドレスに関するよくある質問(FAQ)

履歴書に記載するメールアドレスは、採用担当者と連絡を取り合う大切な窓口です。

さなミスが大きなトラブルに発展する可能性もあるため、就活生が気になりがちな疑問をQ&A形式でまとめました。

事前にチェックして、スムーズなやり取りにつなげましょう。

  1. メールアドレスを間違えて履歴書に記載してしまった場合どうすればいい?
  2. 複数のメールアドレスを持っている場合、どれを使えばいい?
  3. 学校のメールアドレスは卒業後も使える?
  4. 就活用メールアドレスはいつまで使うべきですか?
  5. メールアドレスに企業から連絡が届かない場合はどうすればいい?
  6. 履歴書をメールで送るとき、送信元のメールアドレスはどれを使えばいい?

① メールアドレスを間違えて履歴書に記載してしまった場合どうすればいい?

誤ったメールアドレスを履歴書に記載してしまった場合は、選考に支障をきたす可能性があるため、できるだけ早く企業に連絡を入れてください

連絡手段としては、電話が確実ですが、難しい場合は別の正しいアドレスからお詫びと訂正のメールを送るのでも構いません

その際は、どの書類で誤記があったのかを具体的に伝えると丁寧です。迅速かつ誠意ある対応を心がけることで、ミスがあっても悪印象を避けることができるでしょう。

② 複数のメールアドレスを持っている場合、どれを使えばいい?

複数のメールアドレスを持っている場合は、就活専用に作成したアドレスを使用するのが理想的です。そうすることで、私用のメールと混在せず、重要な企業からの連絡を見逃すリスクを減らせます。

就活専用アドレスには、自分の氏名や生年月日などを入れてシンプルで判別しやすいものにしておくとより安心です。

大学のメールアドレスも使えますが、卒業と同時に利用停止になるケースもあるため、長期的な視点から見ると、フリーメールサービスを利用した専用アドレスを別途用意しておくことをおすすめします。

メール管理のしやすさと、信頼性の両方を意識しましょう。

③ 学校のメールアドレスは卒業後も使える?

大学のメールアドレスは、在学中は問題なく利用できますが、卒業後は自動的に使用停止になる場合があります

特に内定後の手続き連絡や入社に関する案内が卒業後に届くケースもあるため、途中でアドレスが使えなくなるのは大きなリスクになります。

これを防ぐためにも、Gmailなどの信頼性が高く使い勝手の良いフリーメールサービスで、就活専用のアドレスを早めに作成しておくと安心でしょう。

卒業後の見通しも立てたうえで、連絡手段を整えておくことが大切です。

④ 就活用メールアドレスはいつまで使うべきですか?

就活が終わり内定が決まったあとも、メールアドレスはすぐに削除しないようにしましょう。入社までの間に、企業から健康診断や書類提出、研修に関する連絡が届くことがよくあります。

特に、春の入社前後は、細かな連絡が重なることもあるため、内定後も3か月〜半年ほどはメールアドレスを有効に保ち、こまめにチェックする習慣を続けてください

また、メールアドレスを削除する前には、企業からの最終連絡がすべて完了しているかを確認する必要があります。場合によっては、そのアドレスをビジネス用として再利用するのも一つの方法です。

⑤ メールアドレスに企業から連絡が届かない場合はどうすればいい?

企業からのメールが届かない場合は、まず迷惑メールフォルダを確認してください。自動的に振り分けられてしまうケースも多く、フィルター設定が影響していることもあります。

特定のドメイン(@○○.co.jpなど)がブロックされていないかどうかもチェックしておきましょう。

加えて、履歴書に予備の連絡先(電話番号やサブアドレス)を記載しておくと、万が一メールが届かない場合でも企業側からの連絡手段が残ります。

普段からメールを定期的にチェックし、重要な連絡を見逃さないように心がけましょう。

⑥ 履歴書をメールで送るとき、送信元のメールアドレスはどれを使えばいい?

履歴書をメールで送信する際は、履歴書に記載したメールアドレスと同じものを使うようにしてください。

送信元と履歴書のアドレスが一致していないと、企業側が混乱したり、連絡の確認がスムーズにいかなくなる恐れがあります。

特に、複数のアドレスを使い分けている場合は、誤って私用のアドレスから送らないよう注意が必要です。

一貫性のあるメール運用は、誠実で整理された印象を与えるとともに、万が一のトラブル回避にもつながります。

履歴書に記載するメールアドレスのマナーを理解しておこう!

履歴書に記載するメールアドレスは、選考をスムーズに進めるための大切な連絡手段です。

就活専用のメールアドレスを用意しておけば、情報整理がしやすく、企業からのメールも見逃しにくくなります。

履歴書をメールで送付する際のマナーも守りながら、誤送信や見落としを防ぐ仕組みを整えることが、安心して就職活動を進めるカギとなりますよ。

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    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。