旅行会社に好印象の志望動機作成!3ステップで書く方法と例文4つ
「旅行会社に就職したい!選考を有利に進める志望動機を書きたいけれど、どう書けばいいんだろう…」
そのように悩んでいるのではないでしょうか。
志望動機は入社意思を伝えるもので、選考の第一段階を突破する重要な鍵です。「なぜ志望したのか」をアピールできず書類選考で落ちてしまい、内定を獲得できないのは避けたいですよね。
当記事では、上記の悩みを抱えている方に向けて、書類選考をクリアし、内定獲得につながる志望動機を作成する方法を紹介します。
良い例文・悪い例文を紹介しながら具体的に解説するので、旅行会社に就職したい方はぜひ参考にしてください。
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記事の監修者
人事 鈴木
新卒でベンチャー企業で求人広告の新規営業を経験 入社半年でテレアポ獲得数社内1位。新卒売り上げ1位を獲得。 その後Cmind groupの人事部に入社し、新卒採用を担当。 現在は学生の面談だけではなく採用戦略や広報にも携わっている。
記事の監修者
吉田
新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。
旅行業界の基本情報

内定獲得につながる志望動機を書くには、業界の動向に関する深い知識が必要です。
特に以下の2つは、旅行会社を志望する際の基礎となる情報です。確実に押さえて、自分の言葉でわかりやすく説明できるよう理解を深めておきましょう。
①業界の動向
業界の現状を理解するキーワードは、「コロナからの回復」と「オーバーツーリズムへの対策」です。
旅行業界は新型コロナウイルスの流行により大打撃を受けましたが、現在の業績は回復傾向にあります。
業界回復を支えている大きな要因は、訪日外国人観光客の増加です。海外からの旅行客は今後も増加が見込まれており、さらなる業界規模の拡大が期待されています。
しかし、観光客の増加に伴い問題視されるようになったのが「オーバーツーリズム」です。オーバーツーリズムとは、観光地のキャパシティを超える観光客が訪れることで、地域住民や環境に悪影響が出ることを指します。
例えば、公共交通機関が混雑し、地元住民が利用しにくくなるなどの問題が発生しています。今後の観光業界では、観光客を増やす施策とともに、オーバーツーリズムへの対応が課題と言えるでしょう。
②旅行会社と旅行代理店は違う
旅行業界は「旅行業」と「旅行業者代理業」の2つに分かれます。
業種 | 会社区分 | 詳細 |
---|---|---|
旅行業 | 旅行会社 | ツアーなどを企画して お客様に販売し利益を得る。 |
旅行業者 代理業 | 旅行代理店 | 旅行会社が企画したツアーを 販売し、仲介手数料を得る。 |
中には、JTBやHISなどのように旅行会社と旅行代理店の両方を担っている会社もあり、違いがわかりづらくなっています。
それゆえに、違いを理解しておくと他の就活生と差がつきます。自分の言葉でわかりやすく説明できるよう、理解を深めておきましょう。
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旅行会社の主な職種

旅行会社には様々な職種があるため、どんな職種がどのような業務を扱っているかを把握しておくことが大切です。
旅行会社によって呼び方が変わることもありますが、代表的な職種は以下の4つです。それぞれの業務内容を確認しておきましょう。
①カウンター
カウンターという職種は、店舗に来店したお客様に対して、旅行プランを販売します。お客様の要望を聞き、最適なプランを提案したり、検討しているツアーの魅力を説明するのが主な仕事です。
さらに、宿や交通機関の予約や旅行保険の手続き、お客様からの問い合わせへの対応も担当します。
お客様とやり取りする時間が長いため、コミュニケーション力が重要な職種です。
②ツアープランナー
ツアープランナーは、ツアーの企画や開発を行います。新しいツアーを提案するために旅行先を探したり、宿泊施設や交通会社と交渉したりすることもありますよ。
採算性を考慮しつつお客様のニーズに合ったツアーを企画・商品化しなければならないため、ビジネスセンスや高い分析力、企画力、交渉力など、幅広いスキルが求められます。
ツアーの評価は会社の評価に影響するうえ、自分の企画が商品として形になりお客様の喜びにつながるため、大きなやりがいを感じられる職種です。
③ツアーコンダクター
ツアーコンダクターは、ツアーに同行し、お客様が旅行を楽しめるようサポートします。
観光地の案内やスケジュール管理のほか、ツアー中のトラブルにも臨機応変に対応する必要がありますよ。対応力や決断力、調整力、コミュニケーション力など、多様なスキルが求められる職種です。
ツアーに同行するだけでなく、担当ツアーに関連する部署や現地スタッフとの打合せ、ツアー先の情報収集、ツアー客の確認など、事前の業務も幅広く担当します。タスクを管理し、やり遂げていく計画性も必要です。
④法人営業
店舗を訪れる旅行客ではなく、企業や官公庁、学校などに対し、旅行プランの提案や販売を行います。
企業であれば社員旅行や社員研修、学校であれば修学旅行など、目的やニーズを把握し、予算に合ったオーダーメイドのプランを作成しますよ。
クライアントが法人だと旅行規模が大きくなる場合が多いため、一件成約すると会社にとって大きな利益となります。旅行会社の収益に影響を与える、重要な職種と言えるでしょう。
企画力や交渉力のほか、クライアントと良い関係性を構築していくコミュニケーション力が求められます。
旅行会社の目に留まる志望動機を書くための事前準備

志望動機は、書き始める前の準備が大切です。入念に事前準備をして書くことで、内容が整理され説得力のある良い志望動機が書けます。
①旅行業界を志望する理由を明確にする
世の中にたくさんの業界がある中で、なぜ旅行業界を選んだのかを明確にしましょう。明確化する際は「旅行業界ならではの理由になっているか」がポイントです。
例えば、「英語力を活かしたかったから」という理由では、教育業界や航空業界など他の業界でも良いのでは?と思われる可能性があります。ありがちな理由で、他の就活生とも差がつきません。
説得力があり個性が光る志望動機にするためには、旅行業界でしか実現できない理由を伝えることが重要です。
「旅行を通じてお客様に幸せな時間を提供したい」「海外の方に地方の魅力を伝えたい」など、旅行業界ならではの理由を述べましょう。
②その旅行会社を志望する理由を明確にする
多くの企業がある中で、「なぜ志望企業を選んだのか」を明確にしましょう。世の中には多くの企業が存在し、それぞれの企業にそれぞれの強みや特徴があります。
どこの企業にも当てはまるような志望動機では「うちじゃなくても良いのでは?」と思われてしまい、入社意思が弱いと判断されてしまいますよ。
志望動機は、企業に入社の意思を伝える役割があります。入社への熱意が伝わるよう、「他の企業でなく、志望企業でないといけない理由」を明確に伝えましょう。
③自分の強みや価値観を明確にする
自分の強みと志望企業が求める力を関連づけてアピールすることは、説得力があり自分らしさが光る志望動機を作成するために大切です。
旅行業界は、就活生に人気があります。説得力とオリジナリティのある志望動機でなければ、他の就活生と同じような内容になってしまうため人事担当者の印象に残りません。
また、自身の仕事に対する価値観を深く理解し「なぜこの企業でないとだめなのか」を明確にすれば、キャリアビジョンを具体的に示せますよ。
高評価を得るには、入社後の目標を明確にして企業への貢献度を具体的にアピールすることが大事です。内定獲得につながる志望動機となるよう、企業分析と自己分析は入念に行いましょう。
「自分の強みが分からない…本当にこの強みで良いのだろうか…」と、自分らしい強みが見つからず不安な方もいますよね。
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④自己PRとの違いを理解する
志望動機と自己PRの役割には違いがあるため、2つを区別して理解することが大切です。
志望動機 | 企業を志望した理由と 入社後に実現したい目標を伝える |
自己PR | 自分の経験やスキルをアピールし、 企業に自分を採用するメリットを伝える |
志望動機は「未来に実現したいこと」を伝える、自己PRは「過去や現在の実績」を伝えるものと考えると、理解しやすいでしょう。
混同しやすいため、2つが似た内容になっている就活生も少なくありません。違いを把握し適切に使い分けて、他の就活生と差をつけましょう!
旅行会社の印象に残る志望動機の書き方3ステップ

旅行会社に提出する志望動機は、3ステップで書き進めましょう。
人事担当者の印象に残り、選考を有利に進める志望動機の書き方を、以下に解説します。
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①志望動機をひと言で述べる
まずは、志望企業を選んだ理由を簡潔に伝えましょう。
志望動機に限らず言えることですが、就活では「結論ファースト」が大事です。結論から述べることでこれから展開される話がイメージできるため、話の内容が伝わりやすくなり好印象につながります。
志望動機の結論に当たるのは、「志望企業を選んだ理由」です。人事担当に「続きを読みたい」「熱意がある」と感じてもらえる言葉を選び、志望した理由を簡潔に伝えましょう。
②志望動機を具体的なエピソードと共に伝える
次に、志望する根拠になったエピソードを具体的に伝えましょう。経験に基づく具体的なエピソードを加えることで説得力が増し、「理想で語っているのではない」と感じさせる効果がありますよ。
さらに、オリジナリティのある内容になり、他の就活生の志望動機と差別化する効果もあります。
志望動機を裏付けるエピソードは、自分らしい志望動機を作成するために大切です。ありきたりな内容になっていないかチェックしながら、できるだけ具体的に書きましょう。
③入社後のビジョンを具体的に示し締めくくる
最後に書くのが、入社後のビジョンです。
企業は、入社後に活躍してくれる人材を採用したいと考えています。そのため、入社後に取り組む仕事の理解度を示し、どう貢献できるかを言語化して詳しく伝えると好印象につながりますよ。
文章の最後は、最も印象に残る部分です。「熱意がある」「入社後、活躍してくれそうだ」と感じてもらえるよう、ポジティブな言葉で締めくくりましょう。
【旅行会社の志望動機】OK例文を職種別に紹介

続いて、旅行会社の志望動機の例文を職種別に紹介します。
さらに今回は、現在も就活生を内定に導いている現役のキャリアアドバイザーが、4つの例文を本気で添削!どんなポイントに注目して書くべきか知りたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。
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【関連記事】
赤ペンESを徹底解説!エントリーシート無料添削サービスとは
①事務職
旅行会社の事務職を志望している例文を添削しています。
学生時代の経験をもとに、事務職への適性をアピールしましょう。
【結論】 私は、 |
添削コメント|元の文章は志望職種である事務職との関連性が薄いため、「事務職としてツアー運営を支える」という表現に変え、職務への理解の高さが伝わるよう修正しました。 |
【根拠となるエピソード】 大学時代、サークル活動でイベントの受付・運営事務を担当し、 |
添削コメント|「裏方から支える役割にやりがいを感じた」だけでは差別化を図りにくいため、どのような行動を通じて達成感を得たのかを明確に示し、解像度が上がるよう修正しました。 |
【エピソード詳細】 新入生歓迎会の運営では、参加者リストの作成や連絡調整、当日の受付管理を一手に引き受けました。 |
添削コメント|具体的な行動(リスト修正、連絡徹底)とそれによる成果(トラブル防止)を示すことで、単なる体験談で終わらず、自身のスキルを自然にアピールできる形に修正しました。 |
【企業を選んだ理由】 貴社は国内外問わず幅広いツアーを展開しており、 |
添削コメント|元の文章は、他の企業にも当てはまる内容が多く、やや汎用的でした。そのため具体的な企業活動(ツアー展開、緊急対応策)を根拠に挙げつつ、自分のやりたい役割と結び付けることで、志望度の高さを示しました。 |
【入社後】 事務職として、正確でスピーディな対応を心がけ、お客様の期待に応えられる体制づくりに貢献したいです。 |
添削コメント|「チーム全体を支える」という表現を、「業務効率化」や「ミス防止」といった具体的な行動目標に言い換えることで、事務職としての役割理解や適性が伝わる内容に修正しました。 |
【NGポイント】
当初の文章では、事務職を志望しているにもかかわらず、職種に対する理解が十分に示されておらず、志望度の高さが伝わりにくい内容になっていました。
【添削内容】
志望職種とのつながりを明確にするため、「ツアー運営を支える」など職務に直結する表現へと修正しました。
【どう変わった?】
志望動機全体が「事務職としてどう貢献するか」という視点で一貫しており、企業側にとっても職種への理解が明確に伝わる内容へと改善されました。
・職務への理解の高さを示す ・背景と行動をセットにして伝える ・企業選びは具体例を交える |
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②ツアープランナー
旅行会社のツアープランナーを志望している例文を添削しています。
実体験をもとに、「旅行が自分にとってどれほど大切か」「その感動をなぜ人に届けたいか」を伝えましょう。
【結論】 私は、旅行を通じて人々の心に残る体験を提供したいと考え、ツアープランナー職を志望しました。 |
添削コメント|「旅の楽しさを伝えたい」「笑顔あふれる時間を生み出したい」という表現は抽象的でイメージがわきにくいため、「文化や交流を大切にした企画を通じて感動を届けたい」と具体的な手段に言い換え、ツアープランナーとしての意欲がより明確に伝わる構成にしました。 |
【根拠となるエピソード】 幼少期に家族旅行で訪れた沖縄のツアーに参加した際、現地ガイドの方が丁寧に文化や歴史を説明してくださり、 |
添削コメント|「深い学びの機会になる」という表現ではやや説明が不足していたため、「伝統行事や暮らしの背景に触れる」「土地の人々の想いを知る」という形でエピソードを肉付けし、その後の展開にも自然につながるように修正しました。 |
【エピソード詳細】 特に印象に残っているのは、現地の伝統工芸体験ツアーです。 |
添削コメント|「ガイドの方の工夫」「歴史や文化まで楽しく学ぶ」という表現が曖昧だったため、体験前の説明によって理解と感動が深まった点を詳細にしました。ツアーの工夫が体験価値を高めたことを示すことで、志望の根拠を補強しています。 |
【企業を選んだ理由】 貴社は、地域の文化や自然に根差したオリジナルツアーを数多く企画しています。 |
添削コメント|「旅行の価値を深める」「お客様一人ひとりに寄り添う」などの表現は競合他社にも当てはまるため、「地域連携型プログラム開発」という会社独自の取り組みに置き換えることで、志望度の高さが伝わるよう修正しました。 |
【入社後】 入社後は、各地域の文化や歴史を学び続け、現地ならではの魅力を最大限に引き出したツアー企画に携わりたいです。お客様に「この旅行に参加してよかった」と心から思っていただけるプランナーを目指します。 |
添削コメント|自然な流れで具体的な成長意欲と目標が示せています。「学び続ける姿勢」+「現地の魅力を引き出す」という行動目標がツアープランナーの職務と直結しているでしょう。 |
【NGポイント】
感情表現が中心で、どのような体験だったのか具体的行動や背景が十分に伝わらず、志望理由として説得力に欠ける点が課題でした。
【添削内容】
ツアー内容の工夫やガイドの影響に言及することで、ツアープランナー職への適性や志望理由が一貫して伝わる構成に整えました。
【どう変わった?】
「なぜツアープランナーを目指すのか」「なぜその中でも貴社を選ぶのか」といった点が、実体験と企業の特徴を結びつける形で明確になりました。
・感動ではなく体験の工夫に着目する ・企業の取り組みと自分の想いを繋げる ・エピソードに行動描写を入れる |
③ツアーコンダクター
旅行会社のツアーコンダクターを志望している例文を添削しています。
「どんな役割を果たしたいか」「どのように企業に貢献できるか」を意識して記述しましょう。
【結論】 私は、 |
添削コメント|「安心して楽しめるようサポートする」という表現から、「不安を最小限に抑える」「環境を整える」など具体的な状況に置き換えた表現にすることで、職務への理解の高さをアピールできるよう修正しました。 |
【根拠となるエピソード】 大学時代、サークル活動の一環で国内旅行を企画し、メンバーを引率する役割を担当しました。 |
添削コメント|「やりがいや責任感」という表現だけでは説明不足で伝わりにくいため、トラブル・体調不良対応という具体的な行動を挙げることで、「どんなことをしたのか」「どんなことを学んだのか」が明確に伝わるようになりました。 |
【エピソード詳細】 サークルの合宿旅行では、宿泊施設や移動手段の手配だけでなく、当日のトラブル対応にも尽力しました。急な天候不良による行程変更の際には、 |
添削コメント|「臨機応変に対応」という表現を、具体的な行動(情報収集、順序組み直し)と結果(感謝の言葉)に置き換えました。行動→成果の流れが自然になり、説得力が増しました。 |
【企業を選んだ理由】 貴社は安全管理や緊急対応マニュアルの充実に力を入れている点に魅力を感じました。 |
添削コメント|「成長したい」という自己中心的な表現を改め、企業の強みへの共感と自分の役割意識を明確にしました。「なぜその企業なのか」が企業視点で説明できるようになり、説得力が強化されました。 |
【入社後】 入社後は、基本的な業務だけでなく、各地の文化や歴史に関する知識も積極的に学び、 |
添削コメント|「豊かで安全なものに」という表現はありきたりだったため、学んだことをどのように活かすかまで言及しました。入社後の行動方針が明確になり、将来を見据えた人材であることが伝わる内容に修正しました。 |
【NGポイント】
全体的に説明不足な部分が多く、ツアーコンダクターとしての職務への理解や適性が伝わりにくい構成になっていました。
【添削内容】
トラブル対応や代替案の提案など、行動と成果に焦点を当て具体的に説明しました。あわせて、企業の強みに触れ、自身の志向や適性との接点を明確にしました。
【どう変わった?】
企業理解の深さが伝わる文章になりました。また、対応力・安全意識などをアピールできており、説得力のある志望動機に仕上がりました。
・抽象的な言葉は具体的な行動で補う ・企業の強みと自分の強みを重ねて伝える ・学びをどう活かすかまで繋げる |
④法人営業
旅行会社の法人営業を志望している例文を添削しています。
実体験をもとに、「なぜ旅行業界で営業をしたいのか」「どう貢献できるか」を明確に伝えましょう。
【結論】 私は、旅行を通して人と人とのつながりを生み出す仕事に携わりたいと考え、貴社を志望いたしました。特に法人営業の立場から、 |
添削コメント|「多くのお客様に最適な提案」という表現を「企業ごとに異なる課題や目的をヒアリングし最適なプランを提案」という表現に置き換えることで、法人営業ならではの視点を示し、顧客一社一社に合わせた提案力をアピールできるように修正しました。 |
【根拠となるエピソード】 大学時代、サークル活動の合宿を企画する役割を担当し、30名以上が参加する旅行を成功させた経験があります。 |
添削コメント|「多くの人の喜びを生み出す」という表現は抽象的でイメージがわきにくいです。実際にどのような働きかけをしたのか説明することで、ヒアリング力や提案力といった営業職につながる要素がより伝わりやすくなるよう修正しました。 |
【エピソード詳細】 合宿の準備では、宿泊施設や交通手段の手配だけでなく、参加者それぞれの希望や予算をヒアリングし、調整役を務めました。 |
添削コメント|「細やかな対応」という表現では説明不足で分かりにくいため、宿泊先の交渉や移動手段の最適化といった自発的な工夫を盛り込むことで、評価につながった理由がより明確になりました。 |
【企業を選んだ理由】 貴社は法人向けのオーダーメイド型旅行に強みを持ち、ニーズに応じた柔軟な提案力に定評があります。 |
添削コメント|企業理解を示す内容として全体の流れは良いですが、「お客様一人ひとりに寄り添う提案」という表現だけでは他社と差別化できません。そこで、具体的な法人向けサービスに言及することで、企業研究をした上で志望していることをアピールできるよう修正しました。 |
【入社後】 入社後は、まずは法人営業として幅広いお客様との関係構築に努めます。そして、 |
添削コメント|「企業活動や組織力向上」という漠然とした目標を、チームビルディング旅行や表彰旅行などの具体策に言い換え、旅行を通じてどのような価値を提供できるのかが企業側に明確に伝わるよう工夫しました。 |
【NGポイント】
「多くのお客様」「多くの人の喜び」という漠然とした表現が多く、法人営業職ならではの視点が欠けていた点が課題でした。
【添削内容】
法人営業の視点を加えるため、法人向けに展開するサービスや特有の業務内容を挙げて説明しました。
【どう変わった?】
企業の課題解決に貢献するという法人営業志望者としての視点が加わり、志望度の高さが伝わる内容になりました。
・ 企業の目的に寄り添う姿勢を示す ・ 顧客を「企業単位」で捉える ・取り組んだ内容と成果を明確にする |
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旅行会社の志望動機でよくあるNG例文

志望動機は、入社意思を伝えるものです。しかし、強い入社意思があっても、それが伝わらない志望動機になってしまう場合があります。
ここからは、よくある志望動機のNGパターンを見ていきましょう。
①旅行好きだから
私は旅行が好きなので、旅行に携わる仕事がしたいと思い、貴社を志望しました。 これまでにたくさんの場所に足を運んできたので、旅行会社で働けば、私の旅行経験を活かせると考えています。 また、仕事を通じて、多くの場所を訪れることができると期待しています。貴社は業界内でも評判が高いため、機会が多いと感じました。 旅行が好きな気持ちとこれまでの経験を生かし、貴社で活躍したいです。 |
「旅行が好き」という理由は、旅行業界を目指す理由としては説得力に欠けます。
旅行好きであれば航空業界やガイドブックの編集者などを目指し出版業界を選ぶこともできるため、旅行業界や志望企業を選んだ理由が伝わりにくくなってしまうからです。
「旅行を自分が楽しみたい」という理由もお客様からの目線が欠けており、自己中心的、社会人としての意識が低いと判断されてしまう可能性もあります。
「旅行が好き」という理由を盛り込む場合は、好きな気持ちをもとにどのような経験をしてきたのかエピソードを交えて具体的に述べ、社員として「お客様の旅をサポートする」視点を含めて書くよう意識しましょう。
②英語力を活かして仕事がしたい
私は英語が好きで、英語を使った仕事がしたいと考え、貴社を志望しました。 大学で英語を専攻し、海外旅行の経験も豊富です。英語力を活かして、外国のお客様とコミュニケーションを取りたいと思っています。 貴社は海外にも多くの拠点があり、英語を使う機会が多いと聞きました。貴社で働くことで旅行業界の知識も深められるうえ、自分の英語力の向上にもつながると考えています。 |
旅行業界を志望する就活生には、留学経験があったり語学力に自信のある方は多くいます。
そのため、英語力や留学経験だけでは差別化ができません。印象に残らない志望動機となり、内定獲得が遠のいてしまいます。
さらに「自身の英語力を高めたい」という理由も自分の成長に重きを置いている印象を与え、会社に対する貢献意欲が低いと判断される可能性がありますよ。
英語力や留学経験をアピールするのであれば、具体的な経験やエピソードをプラスし、あなた独自の志望動機に仕上げましょう。
志望動機で他の就活生と差をつける方法3つ

旅行業界は、就活生に人気があります。多くの志望動機が提出される中で、人事担当者に目を留めてもらわなければなりません。
選考を有利に進めるために、他の就活生との差別化を図る3つの方法を紹介します。
①サービスを体験する
説得力とオリジナリティのある志望動機を書くには、体験してみるのが1番です。体験して感じたサービスの良さや改善点が、応募動機作成のヒントになるでしょう。
顧客目線でサービスの質を実感することで、「予約サイトの操作がわかりやすい」「ガイドの説明がわかりやすかった」など具体的なエピソードを盛り込めます。
できれば店舗を訪れて旅行を申し込み参加するのが一番ですが、難しい場合は、カウンターで話を聞いたりサイトを操作したりするだけでも、企業理解が深まりますよ。
募集要項や資料を読み企業研究を深めることも重要ですが、体験に勝るものはありません。選考を有利に進めるため、サービスを利用する機会を作りましょう。
②旅行業以外の事業を調べる
旅行以外の業務にも注目すると、他の就活生との差別化が図れます。
旅行会社の多くが旅行業で培ったノウハウを生かし、以下のような旅行業務以外の事業も展開していますよ。
- ウェディング
- 地方振興プロジェクト
- IT関連事業
他の事業まで目を向けると、他の就活生と内容が似る可能性が下がります。
例えば「地方振興プロジェクトに参加し、地方の魅力を旅行者に知ってもらう企画を提案したい」といった内容を盛り込むと、自分らしさが加わると同時に、視野の広さも印象付けられます。
③旅行業界が求める人物像と自分の適正を照らし合わせる
企業は、入社後に長く活躍してくれる人材を採用したいと思っています。求められる人物像と自分の適性を関連付けてアピールすれば、入社後のミスマッチがなく長く活躍するイメージを与え、好印象につながりますよ。
例えば、「傾聴力を活かしてお客様に寄り添ったツアーを提案し、顧客満足度の向上に貢献したい」などの形で、企業が求める力と自分の強みを結び付けるといいですね。
そのためには、深い企業分析と自己分析が欠かせません。説得力を高め他の志望動機との差別化を図るためにも、企業の募集要項を読み込み、企業が求める力と自分の適性がマッチしている点を明確にしましょう。
志望動機の完成度を上げるには?書いた後にやること2つ

就職内定につながる志望動機の書き方やポイントを解説してきましたが、書き終わったものをそのまま提出するのは避けましょう。誤字脱字や、文章に修正が必要な箇所があるかもしれません。
志望動機は内定を勝ち取るために重要なツールであり、完成度を上げることが必要です。以下の2つの方法で、書きあがった志望動機をブラッシュアップしましょう。
①音読する
文章が読みにくい箇所や誤字脱字を明確にするためには、音読が効果的です。
黙読では読み飛ばしてしまうことがありますが、声に出して読むことで「ここは主語を加えた方がいい」「説明が多すぎるから、もう少し簡単にまとめよう」など、修正が必要な場所に気づきやすくなりますよ。
パソコンを使って書く方は、読む媒体を変えるのもおすすめです。印刷して音読すると、誤字脱字や読みにくい箇所がわかりやすくなることがあります。
特に誤字脱字は、集中力がない、注意力散漫といったマイナスイメージにつながりかねません。面接を有利に進められるよう、繰り返し音読し完成度を上げましょう。
②他の人に読んでもらう
志望動機の質を上げるには、第三者の目でチェックしてもらうことも重要です。
他の人に読んでもらうことで「主語が抜けている」「ここのエピソードがわかりにくい」「説明が不足している」といった自分では気づきにくい癖や文章が曖昧な点、改善点に気づけます。
相談先 | メリット | デメリット |
---|---|---|
家族 | お願いしやすく、意外な強みに気づかせてくれる | アドバイスが的確でない可能性がある |
友人や 先輩 | 経験に基づく実践的なアドバイスを得やすい | アドバイスが的確でない可能性がある |
志望企業の OB、OG | 志望企業の理念に沿った、具体的なアドバイスを得やすい | 連絡が取りにくい |
大学の キャリアセンター | 経済的負担が軽く、学生や大学事情に精通している | 予約が取れず、すぐに添削を受けられない場合がある |
就活 エージェント | 的確なアドバイスがもらえ、総合的なサポートが受けられる | 有料の場合がある |
ES添削 サービス | 時間や場所を問わず利用でき、オンラインで完結するため手軽 | 最新のトレンドが反映されていない場合がある |
それぞれの相談先にメリットとデメリットがあるため、自分の状況や目的に合わせて相談先を選ぶことが大切です。場合によっては、複数の相談先を組み合わせても良いでしょう。
旅行会社の志望動機は3ステップで作成!就活を有利に進めよう

志望動機は、3ステップで書き進めましょう。要点を押さえた、熱意の伝わる志望動機が書けます。
書いた後は、音読をしたり第三者の目で添削してもらったりする機会を作り、完成度を上げることも大切です。
同じ内容でも、伝え方によって印象が大きく変わります。この記事を参考に熱意が伝わる志望動機を作成し、就職活動成功につなげてくださいね。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。