自分に合う仕事を見つけよう!探し方・自己分析の方法まで紹介
自分の適性や志向性に合わない仕事に就いてしまうと、やがてやる気が失せてしまい、キャリアアップの足かせにもなりかねません。しかし、多くの就活生が自分に合う仕事が何か理解していないのが現状です。
この記事では、自分に合った仕事を探す方法・重要な自己分析の方法を紹介します。自分自身を理解できれば、理想の職業選びにも確実に役立つはずですので、ぜひ参考にしてください。
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記事の監修者
吉田
新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。
自分に合う仕事を探す理由を解説
まずは、自分に合った仕事をなぜ探すべきなのかを解説します。重要性を理解して、自分に合った仕事を探すきっかけを作りましょう。
- 仕事に対するモチベーションを上げるため
- 給料を上げたいため
①仕事に対するモチベーションを上げるため
自分の適性や興味に沿った職場環境であれば、日頃の仕事にモチベーションを持ち続けられます。自分の長所を最大限に発揮でき、充実感を感じながら業務に従事できるでしょう。
さらに、自分の得意分野で活躍することで、将来的なキャリアビジョンが明確になり、目標に向かって着実に歩を進めていけます。
一方で、自分にマッチしない職種に就いてしまうと、早い段階でやる気が失せてしまい、離職に至ってしまう危険性も。
このように、適職に就くことはモチベーション維持だけでなく、キャリア全体を左右する大きな要素なのです。
②給料を上げたいため
自分に合った仕事を選ぶことは、給与を上げるチャンスを掴みやすい点でもおすすめです。自分の適性や関心事に沿った仕事であれば、業務に対するモチベーションが自然と高まります。つまり、惰性で仕事をこなすのではなく、前向きに取り組めるのです。
一方、自分に合わない職種に就いてしまうと、いくら頑張ってもなかなか上達が望めません。興味関心が薄いと、どうしてもモチベーションが継続しづらくなってしまうからです。
このように、適職に就くことで自身のスキルを伸ばしやすくなり、その分優れた業務成績を収めやすくなります。上司からの高い評価を得られれば、将来的に給与アップのチャンスにも恵まれやすくなるのです。
自分に合う仕事を探せない3つの要因

「自分に合った仕事が何かわからない。」と悩む方はたくさんいるのではないでしょうか。ここでは、自分に合う仕事を探せない3つの要因を紹介します。
- 社会人経験がなくイメージが湧かないため
- 特技・趣味などがないため
- 企業理解が浅いため
①社会人経験がなくイメージが湧かないため
自分に合う仕事が分からない要因の1つとして、社会人としての実務経験が乏しいことが挙げられます。
もちろん、多くの学生がアルバイトの経験はあるでしょう。しかし、アルバイトの仕事内容は限定的で、本格的な社会人の責任感や業務量を体験することは難しいのが現状です。
そこで、大学生のうちから社会人と同様の仕事を経験し、自分の適性を知る良い方法が「長期インターンシップ」です。長期インターンでは、実際の企業に長期間籍を置き、社員と肩を並べて業務に当たります。つまり、社会人と同じ環境下で仕事を体感できるのです。
社会人経験が浅いがゆえに適職選びに困難を感じている学生の皆さんは、ぜひ長期インターンへの参加を検討してみてはいかがでしょうか。
②特技・趣味などがないため
就職活動で自分に合った仕事が見つからない要因の一つに、自身の得意分野・趣味を明確に把握できていないことが挙げられます。自分の長所がわからないと、どの職種が向いているのかを判断する手がかりを得ることができません。
周りを見渡せば優秀な人材がたくさんいて、自分には人並み以上の才能がないように思えてしまうかもしれません。しかし、決して他人と比較する必要はありません。
重要なのは、自分なりの長所を認識し、それを大切にすること。過去の経験を振り返れば、きっと得意だったことがあるはずです。そういった自分だけの強みを自覚することが、適職選びの第一歩となるのです。
③企業理解が浅いため
自分に合う仕事が見つけられない要因の1つとして、企業の事業内容や業務の実態を正しく理解できていないことが挙げられます。
企業のウェブサイトやパンフレットなどの表面的な情報だけでは、自分に適した職種なのかを判断する手がかりを得られません。
そこで重要なのが、実際の企業の業務に触れることです。インターンシップへの参加は最良の機会となるでしょう。企業の現場に入り、社員の方々と直接お話を伺えば、日常の業務内容をリアルに知ることができます。また、自身の適性を確かめる絶好のチャンスにもなります。
さらに、説明会などで実際に職場で働く社員の方からお話を聞く機会を設けることをお勧めします。質疑応答を通じて、疑問点を直接質すことで業務へのイメージをより深められるはずです。
自分に合う仕事を探すポイント4つ

では、自分に合う仕事を探すためのポイントを4つ紹介します。ぜひ自己理解の方法に役立ててください。
- 自己分析を行い価値観を見つける
- 業務内容・事業内容を調べる
- 企業に共感するポイントを探す
- やりがいを感じて働けるかを考える
①自己分析を行い価値観を見つける
就職活動において、自分に合った仕事を選ぶためには、まず自己分析が欠かせません。過去の経験を振り返り、自身の長所や大切にしている価値観を明確にする作業です。
例えば、これまでの活動の中で、どのようなスキルや強みを発揮してチームに貢献できたのか、細かく思い出してみましょう。また、判断を下す際に何を最も重視していたのかを自問自答することで、自分が持つ価値観に気づけるはずです。
自己分析は、企業に志望動機を説明する際にも役立ちます。つまり、面接の場でも自己PRの好材料となり得るのです。
自分自身をよく知るためには、他己分析もおすすめ。身近な友人や家族に「私の強みはなんだと思う?」と質問してみるのが良いでしょう。
②業務内容・事業内容を調べる
自分に合った仕事を選ぶ上で、次に重要なのが企業理解。事業内容・業務内容を詳しく調べることで、自分とマッチしているかどうかが見えてくるものです。
まず企業理念については、自身の価値観と合致しているかを吟味しましょう。働く上で大切にしている信念が、会社の方針と相容れるかを確かめられます。
一方で業務内容を調べる際は、自分がやりがいを感じられるかどうかを基準に判断するとよいでしょう。ただし、ウェブサイトの記載だけでは具体的なイメージをつかみにくい場合もあります。
そんな時は、インターンシップなどで実際の業務を体験するのがおすすめです。あるいは、在職中の社員やOB・OGの方々に直接お話を伺うのも良いでしょう。
説明会や座談会等でも社員の方と交流できる機会はあります。まずは、説明会や座談会に参加してみるのもいいですね。
③企業に共感するポイントを探す
企業の価値観に共感する部分があれば、自分に合った仕事環境のある企業と言えます。まずは自己分析と企業理解をしっかりと行い、そのうえで方向性や考え方に共通点があるかを見極めましょう。
特に、企業の理念と自身の人生観が一致しているかに注目すべきです。例えば、革新的で挑戦を重んじる企業風土なのか、伝統を大切にした保守的な体質なのか、など。
また、企業の将来ビジョンや目標に共感できるかも非常に大きなポイントとなります。心から賛同できる理念であれば、その実現に向けて前向きに取り組めるはずです。
企業の歴史を読んでみると、どのような背景で会社が設立されたのかが分かるのでより理解が深まります。
④やりがいを感じて働けるかを考える
仕事の内容が自分に合っているかどうかは、仕事にやりがいを感じられるかどうかが重要です。自分が何に価値を見出し、どんな点でやりがいを感じるのかを知りましょう。
過去の経験を振り返り、やりがいを感じた瞬間を思い出してください。それが希望する企業での仕事でも感じられるか、を考えることが肝心です。
しかし、仕事の詳細を把握しても、自分がどこに意義を感じるかを見極めるのは難しいもの。OB訪問を通じて、実際にやりがいを感じる瞬間について話を聞くことをおすすめします。
過去に熱量を注いで頑張った経験や、何かを達成した経験を思い出してみましょう。
自分に合った仕事がわかる!自己分析3ステップ

では、実際に自分に合う仕事を探すための自己分析を実施してみましょう。以下の手順で解説します。
- 人生史を作成する
- 業務内容がやりがいにつながるか
- 自分がやりがいを感じる瞬間を見つける
①人生史を作成する
自分自身を深く理解するためには、ひとつひとつの人生の出来事を振り返ることが何より大切です。幼少期からこれまでの歳月を振り返り、自分の経験は何だったのかを見つめ直してみましょう。
まずは、学内と学外に分けて、印象深い出来事を書き出していくことをおすすめします。学内であれば、部活動の思い出や委員会活動、様々な学内イベントへの参加経験など、学生時代に関わったことすべてが対象となります。
一方の学外については、長年続けてきた習い事や家庭内のエピソードなど、そのときどきの日常を思い起こしてみてください。些細な習慣でさえ、自分らしさの重要な手がかりになり得るからです。
このように、人生の軌跡を懐かしく辿りながら、どのようなことに没頭し、喜びや悲しみを感じ、そこから何を学んできたのかを発見できるはずですよ。
②業務内容がやりがいにつながるか
就職活動において、企業と自分とのマッチングを考える上で、実際の業務内容が自分のやりがいにつながるかどうかは非常に重要なポイントです。仕事にやる気を持って取り組めるかは、業務から充実感を得られるかに大きく左右されます。
そこで、まずは自身のこれまでの経験を振り返り、どのようなときにやりがいを感じていたのかを見つめ直してみましょう。例えば、何かの目標に向けてチーム一丸となって活動し、成果を上げたときなど、具体的なエピソードを想起することが大切です。
次に、そうした体験から得られたやりがいが、志望企業の実際の業務内容の中にも感じられるかを検討します。同じようなモチベーションが持続可能かどうか、冷静に判断する必要があります。
ただし、ウェブサイトの情報だけでは業務の実態をつかみきれない場合が多々あります。そういった際は、OB訪問を活用するなどして、現場で働く方々の生の声を直接聞くことをおすすめしますよ。
③自分がやりがいを感じる瞬間を見つける
自分自身を知り尽くすためには、これまでの人生経験からどのようなことに喜びややりがいを感じてきたのかを探る必要があります。
振り返ってみれば、あなたは一体どんな活動に夢中になれたでしょうか。例えば、体育祭のようなイベントでは、チームで協力してリレーに取り組むことに面白みを覚えたのか、など。
このように、自分なりの楽しみ方や喜びの在処を明確にしておくことが重要。なぜなら、やりがいや楽しさを感じられない仕事に就いてしまえば、それはただの作業になってしまい、長くはモチベーションが続かないからです。
企業にとっても、そうした従業員は望ましくありません。常に熱意を持って職務に臨む人材こそが求められているのです。自分が何に喜びを感じ、やりがいを覚えるのかをしっかりと自覚しておく必要がありますよ。
自分に合った仕事がわかる!企業分析3ステップ
では最後に、自分に合う仕事を見つける企業研究の方法を3つ紹介します。自己分析をもとに、自分に合う企業を探しましょう。
- 企業の公式HPで情報を得る
- 実際の業務内容・事業内容を把握する
- 価値観が合うかを把握する
①企業の公式HPで情報を得る
企業調査の第一歩として、ホームページに掲載されている会社概要を見てみましょう。そこには、創業から現在に至るまでの歴史や、経営陣の考え方が紹介されています。特に新卒者向けの情報には、企業の基本情報が分かりやすくまとめられていますよ。
また、経営陣のインタビューに目を通すことで、その企業が大切にしている価値観や社会への貢献についての姿勢が明らかになります。企業の文化や哲学を深く理解することができるでしょう。
②実際の業務内容・事業内容を把握する
企業の情報を調べるには、事業内容・業務内容を調べると入社後のイメージが把握しやすくなります。あまりイメージが湧かない時は、社員のインタビュー記事を読むのがおすすめ。実際に働く人々の言葉から、日常の業務がどのように展開されているかが具体的に伝わってきます。
さらに、自分の関心を引く事業分野かどうかを見極めることが重要です。説明会や座談会に参加すると、社員の生の声を通じて、企業の動きやチームワークの様子も感じ取れるでしょう。
③価値観が合うかを把握する
企業の概要や事業内容を把握した後は、自分の価値観ややりがいを感じるかどうかを見極めることが大切です。自己分析を通じて、その企業での仕事に対する情熱や興味が湧くかを想像してみましょう。
また、社員インタビューを読むことで、実際の業務や企業文化が自分に合っているかの感触を得られます。仕事を通じて成長していく過程を楽しめそうか、チームの一員として働くことに魅力を感じるかも考慮に入れてください。
自分に合う仕事探しは自己分析からスタートしよう!
理想のキャリアパスを描くためには、自分に適した仕事を見つけることが鍵です。自分自身と企業の理解を深めることで、自分に合った仕事を見つけられます。価値観の合う企業を見つけられれば、長期的にキャリアを築くことも可能でしょう。
本記事を参考に、ぜひ自己分析・企業分析を進めて、自分に合った仕事を探してくださいね。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。