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履歴書に記載する日付はいつ?提出方法別に正しい書き方を解説

「履歴書に記載する日付はいつ?」と迷ったことがある人も多いのではないでしょうか。履歴書の日付は、見た目だけでなく、採用担当者に与える印象にも大きく影響します。

そこでこの記事では、提出方法別に正しい日付の記入方法や、履歴書に記載する際に気を付けるべきマナーを詳しく解説します。

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目次

履歴書にはいつの日付を書くべき?

履歴書に記載する日付は、基本的に「提出日」を基準にするのが適切です。手渡しであれば持参日、郵送ならポストに投函する日、メールであれば送信日を記入してください。

企業側は、履歴書を受け取った日付を参考に選考の管理を行っているため、提出日と一致していることが望ましいです。

反対に、記入日や印刷日などが記載されていると、書類に不整合が生じたり、準備が不十分という印象を持たれてしまう可能性があります。

また、提出日が急に変更されることもあります。あらかじめ日付を書いておくと、書き直しの恐れがあるため、履歴書の日付は提出直前に記入するようにしましょう。

日付ひとつとっても、採用担当者は応募者の丁寧さや誠実さを見ています。履歴書を書くときは、いつ書いたかではなく、いつ提出するのかを意識して記載してください。

履歴書の日付が重要な理由

履歴書に記入する日付は、単なる形式的な項目ではありません。実はこの日付ひとつで、採用担当者に与える印象が大きく変わることがあります。

就職活動では、書類選考が第一関門となるため、細かい部分まで気を配る姿勢が求められます。ここでは、履歴書の日付が重要である理由を5つの観点から解説します。

  1. 日付から応募者の誠実さや準備度を判断されるから
  2. 書類選考の第一印象に関わるから
  3. 履歴書と他の書類の日付がずれていると信頼を失うから
  4. 提出日と履歴書の日付に差があるとトラブルの原因になるから
  5. 採用担当者が管理・記録をしやすくなるから

① 日付から応募者の誠実さや準備度を判断されるから

履歴書に記載された日付は、採用担当者が応募者の誠実さや就職活動への姿勢を読み取るためのヒントになります。

たとえば、明らかに古い日付が書かれていれば、「以前に作成した履歴書をそのまま使い回しているのではないか」といった疑念を抱かれてしまうでしょう。

反対に、提出日と一致した日付がしっかりと記入されていれば、「この応募者は今回の応募のために書類をきちんと準備している」と、好印象を持たれる可能性が高まります。

採用担当者は、書類の完成度だけでなく、細部から応募者の人物像や仕事への取り組み方を見ています。

日付のような細かい情報であっても、そこに気を配れていないと「雑な人」と受け取られてしまうこともあるのです。履歴書は自分の代わりに第一印象を作る重要なツールです。

その一部である日付欄も、誠実さや準備度をアピールできる重要な要素として丁寧に扱うべきでしょう。また、企業側は応募者がその企業への本気度を見極めようとしています。

提出日に合わせて日付を記入するという小さな行動が、そうした誠意を伝える手段になることも。「誰にでもできる配慮」をきちんと実践できているかが、評価に差を生むのです。

② 書類選考の第一印象に関わるから

履歴書は、企業と応募者が最初に接するコミュニケーション手段です。

書類選考は、実際に会う前に行われる「第一審査」とも言える存在であり、その中でも日付は一番上に位置するため、最初に目に入る項目。

日付が未記入であったり、未来の日付、あるいは提出日よりも不自然に古い日付が記載されていると、「マナーがなっていない」「管理が甘い」と感じられてしまう可能性があります。

採用担当者は、多数の書類に目を通す中で、限られた情報から応募者の人柄やビジネスセンスを判断しています。

内容がどれだけ優れていても、形式的なミスやズレがあれば、マイナス評価につながるリスクがあります。「内容が良ければ大丈夫」という思い込みは、就活では通用しません。

日付が丁寧に書かれていることで、書類全体の印象も整います。

逆に言えば、日付ひとつで「この人は抜けが多いかもしれない」「細かい部分に注意が向かないタイプかも」といった印象を持たれることさえあるのです。

見落としやすいポイントだからこそ、他の応募者と差をつけるためにも、日付欄の記入には特に注意を払っておくとよいでしょう。

③ 履歴書と他の書類の日付がずれていると信頼を失うから

履歴書は通常、エントリーシートや送付状など他の書類とセットで提出されます。そのため、すべての書類で日付が揃っているかどうかは、採用担当者が最初に確認するポイントのひとつです。

履歴書の日付が7月10日、エントリーシートが7月12日、送付状が7月11日とバラバラであれば、「複数の企業用に作成した書類を使い回しているのでは?」という疑念を抱かれてしまいかねません。

たとえ意図していなくても、日付の不一致は「ずさんな管理」「誠意が感じられない」という印象につながってしまいます。就職活動では、一貫性と整合性が信頼の証です。

どんなに志望動機が熱意に満ちていても、日付の不一致ひとつで「言っていることと行動が伴っていない」と判断される可能性もあります。

そのため、書類を提出する前には、すべての書類に記載されている日付を見直す習慣をつけておくことが重要です。

特に複数企業に応募する際は、前回使った書類を流用するケースもあるため、コピーやPDFファイルの内容確認を怠らないようにしましょう。

信頼は一瞬で失われるものですが、積み重ねるには丁寧な準備が必要です。

④ 提出日と履歴書の日付に差があるとトラブルの原因になるから

履歴書に書かれた日付が、実際の提出日と大きくずれていると、さまざまな問題が発生する可能性があります。

たとえば企業が履歴書の日付をもとに書類の受領日を判断している場合、選考期間外として扱われてしまうこともあるでしょう。

さらに、提出後の選考プロセスで「この履歴書はいつ作成されたのですか?」と聞かれた際に、日付のズレがあると説明に困る状況も考えられます。

こうしたトラブルは、ちょっとした見落としや「まあ大丈夫だろう」という油断から起こるものです。

とくに郵送やメールで送付する場合は、実際に相手に届くまでタイムラグがあるため、なおさら日付の整合性に注意する必要があります。

提出日とずれた日付が記載されていると、「提出までに日数がかかっている=準備が遅い」といった印象を与える場合もあります。

また、選考スケジュールがタイトな企業では、書類の不備によるトラブルに対応してくれるとは限りません。提出日と日付欄を揃えることは、自分自身を守る行動でもあります。

スムーズな選考を進めるためにも、履歴書の日付は提出日にしっかりと合わせて記入しましょう。

⑤ 採用担当者が管理・記録をしやすくなるから

履歴書に正確な日付が記載されていると、採用担当者にとっての業務負担を減らすことができます。

企業では、日々多くの応募書類を受け取っており、それらを効率よく管理・記録していくためには、書類に記載されている情報が整っていることが前提になります。

中でも日付は、書類を並べ替えたり、提出順に整理したりするうえで欠かせない要素のひとつです。

もし日付が空欄であったり、他の書類とズレていたりすると、採用側は内容の確認や再分類の手間が増えます。

結果として「手間をかけさせる応募者」というネガティブな印象を持たれる可能性もあるでしょう。応募者として、相手の作業負担を軽減することは立派なマナーです。

また、選考結果を記録する際にも、日付が明記されていることで履歴が整理しやすくなります。

採用フローにおいては、誰がいつどのタイミングで応募してきたのかを明確にしておく必要があり、その基準となるのが履歴書の日付なのです。

応募者がスムーズな管理に協力できる姿勢を持っていると、それだけで企業との信頼関係の第一歩になります。

細やかな気遣いができる人として評価されるためにも、日付欄の記入は怠らないようにしましょう。

提出方法別の履歴書の日付の正しい書き方

履歴書に記入する日付は、提出方法によって変える必要があります。間違った日付を記載してしまうと、「使い回した書類かもしれない」と思われ、印象を下げてしまうリスクがあるでしょう。

ここでは、提出方法ごとに適切な日付の書き方を紹介します。

  1. 手渡し:持参日を記入する
  2. 郵送:投函日を記入する
  3. メール:送信日を記入する
  4. WEBエントリーシステム:アップロード日を記入する

① 手渡し:持参日を記入する

履歴書を企業に直接持参する場合は、持参する当日の日付を記入してください。採用担当者がその場で受け取る書類だからこそ、実際の提出日と履歴書の日付が一致している必要があります。

前日に日付を記入してしまうと、提出日とのズレが生じて不自然に見えてしまうおそれがあります。たとえ1日だけの違いであっても、「雑に準備された印象」を与えることがあるため注意が必要です。

特に第一志望の企業など、慎重な対応が求められる場面では、日付の取り扱いにも細心の注意を払うべきでしょう。理想は当日の朝に記入することです。

提出直前の確認作業にもなり、ミスを未然に防げます。細部にまで意識が行き届いた応募書類は、担当者に丁寧さや誠実さを感じさせるきっかけにもなるでしょう。

② 郵送:投函日を記入する

郵送で履歴書を提出する場合は、ポストに投函する日を履歴書に記載しましょう。

企業の採用担当者は、受け取った書類の発送日や到着日を確認しながら管理を行っているため、履歴書の記載日と実際の発送日が一致していると安心感があります。

逆に、数日前に記入した日付がそのまま残っていると、「この人は以前に準備したものをただ送ってきただけかもしれない」といった印象を持たれてしまう可能性があります。

特に人気企業では応募が集中するため、細かな点で評価が分かれることもあるでしょう。日付のような基本的な情報だからこそ、正確さと新しさが重視されます。

ポストに投函する前に日付をもう一度確認し、必要があれば書き直してから送付してください。丁寧さは、選考の合否に影響する要素にもなり得ます。

③ メール:送信日を記入する

メールで履歴書を提出する際は、実際にメールを送信する日付を履歴書に記入してください。

メールの送信日時は自動で記録されるため、履歴書に記載された日付と一致していないと不自然に見える可能性があります。特に、前日に作成したPDFファイルをそのまま添付するような場合は要注意です。

応募書類は「いつ作られたか」よりも「いつ提出されたか」が重視されます。古い日付が残っていると、「準備に手を抜いているのでは」と思われてしまうかもしれません。

送信直前に履歴書を開いて日付欄を確認し、必要であれば修正してから送信するようにしてください。

メールでの提出はスピーディーだからこそ、ミスのリスクも見落とされがちなので注意が必要です。

④ WEBエントリーシステム:アップロード日を記入する

WEBエントリーシステムや企業のマイページを通じて履歴書を提出する場合は、アップロードする当日の日付を記入するようにしましょう。

これらのシステムでは、提出日時がログとして記録されるため、履歴書に書かれた日付と一致していないと不自然に感じられてしまいます。

特に、以前作成した履歴書ファイルを使い回してアップロードする場合、日付が古いまま残っていることがあります。

採用担当者は細部まで見ていますので、「他の企業向けの書類をそのまま流用したのでは」と誤解されるリスクも考えられるでしょう。

アップロード前には必ず日付欄を確認し、必要であれば最新の日付に修正してください。WEB提出は便利な反面、こうした見落としが起こりやすいため、確認作業を怠らないことが大切です。

丁寧な対応が、応募者としての評価を一段上げる要因になります。

履歴書の日付を書くときのマナー

履歴書の日付は、ただ空欄を埋めればよいというものではありません。採用担当者に好印象を与えるためには、基本的なマナーを守ることが大切です。

ここでは、日付を記入する際に押さえておきたいポイントを5つ紹介します。

  1. 西暦と和暦は統一する
  2. 算用数字を使う
  3. 他の書類と日付を揃える
  4. 間違えたら新しい用紙に書き直す
  5. 綺麗な文字で書く

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① 西暦と和暦は統一する

履歴書に日付を記載する際は、西暦か和暦のどちらかに統一して使うことが大切です。

たとえば、「2025年」と記載していたにもかかわらず、別の箇所で「令和6年」と書いてしまうと、読み手に混乱を与えるだけでなく、資料としての一貫性も損なわれてしまいます。

特に履歴書は正式なビジネス文書の一つであるため、細部にまで整合性が求められるのです。どちらの形式を選んでも問題はありませんが、学歴・職歴欄など履歴書全体の記述と揃えるようにしましょう。

統一されていない記載は、「丁寧さに欠けるのではないか」といった印象を与えてしまうかもしれません。

細かな部分ですが、応募書類の完成度を高めるには、このような基本ルールの徹底が欠かせないのです。

② 算用数字を使う

履歴書に記載する日付には、漢数字ではなく算用数字(例:2025年7月11日)を使うのが基本です。

算用数字は誰が見ても一目でわかりやすく、読み間違いや誤解を防ぐことができるため、ビジネス文書においても推奨されています。

「七月十一日」といった漢数字表記は、読みにくく、読み手に負担をかけてしまう場合があるでしょう。特に採用担当者は、限られた時間で多くの応募書類に目を通さなければなりません。

だからこそ、読みやすさへの配慮は非常に重要です。日付に限らず、履歴書全体を通じて視認性を意識することで、応募書類としての完成度が高まります。

こうした細やかな気遣いが、書類選考での好印象へとつながるでしょう。

③ 他の書類と日付を揃える

履歴書と併せて提出するエントリーシートや送付状などがある場合は、それらの書類すべてで日付を統一する必要があります。

仮に履歴書が7月11日、エントリーシートが7月10日となっていれば、「どちらかが以前のものでは?」という疑念を抱かれるかもしれません。

これは書類の使い回しや、準備のずさんさといった印象を与える原因となるのです。企業側としても、全体的に整っている書類のほうが管理しやすく、また誠意や準備力の高さも感じ取れます。

提出物全体の整合性を意識することは、社会人としての基本的なマナーと言えるでしょう。提出直前には、日付の確認を含めて最終チェックを行っておくと安心です。

④ 間違えたら新しい用紙に書き直す

履歴書を記入していて日付を間違えた場合、修正液や二重線で訂正してはいけません。たとえ1文字だけの誤記であっても、ビジネス文書としてふさわしくない印象を与えてしまいます。

採用担当者は、その書類がどれだけ丁寧に作成されたかを見ており、修正の跡が残る履歴書は「雑な仕事をする人かもしれない」と判断されるリスクがあるのです。

間違いに気づいたら、面倒でも新しい用紙を使って最初から書き直しましょう。履歴書は自分を表現する最初のアピール資料です。

そこに妥協があると、志望度の低さや仕事への意識の甘さを疑われることにもなりかねません。時間や労力を惜しまず、完成度の高い書類を提出することが、第一印象を大きく左右します。

⑤ 綺麗な文字で書く

履歴書の日付欄には、読みやすい丁寧な文字で記入するよう心がけてください。字の上手さよりも、正確さと視認性が重視されます。

「1」「7」「9」などの数字は、雑に書くと判別が難しくなるため、特に注意が必要です。読み手がすぐに内容を理解できるように、バランスよく整った文字を意識しましょう。

また、日付欄は履歴書の冒頭にあり、採用担当者の目に最初に入る項目です。そこに乱雑な字で記載されていると、それだけで「丁寧さに欠ける」と感じられる可能性があります。

文字を丁寧に書くという姿勢そのものが、相手への敬意や真剣さのあらわれです。見た目にも配慮された履歴書は、書類選考で一歩リードする大きな要因となるでしょう。

履歴書の日付を記入する際に迷うポイント

履歴書の日付をいつ書けばよいかは、就活生にとって意外と迷いやすいポイントです。提出日と記入日のズレや、コピーの使い回し、急なスケジュール変更など、判断が必要な場面は少なくありません。

ここでは、よくある5つのケースについて、適切な対応方法を紹介します。

  1. 書いた日から数日後に提出する場合
  2. 履歴書のコピーを使う場合
  3. 日付を書き忘れてしまった場合
  4. 急遽提出日が変わった場合
  5. パソコン作成で日付だけ手書きしたい場合

① 書いた日から数日後に提出する場合

履歴書を作成してから数日後に提出する場合は、提出日に合わせて日付を記入してください。たとえば金曜日に履歴書を作成し、翌週月曜日に提出する場合は、月曜日の日付を記載するのが正解です。

作成日をそのまま記入すると、「以前に書いたものをそのまま使っているのではないか」と思われる可能性があります。

企業側は、履歴書の日付と提出日が合っていないだけで、「他社用の使い回しかもしれない」と疑念を持つこともあるため注意が必要です。

特に第一志望の企業などでは、少しの手抜きもマイナス評価につながるおそれがあります。提出直前に日付を書き入れるように意識すれば、こうした印象を避けることができるでしょう。

② 履歴書のコピーを使う場合

履歴書は原則として毎回新たに作成するのが望ましいですが、やむを得ずコピーを使う場面もあるかもしれません。その場合でも、日付は提出日に合わせて最新のものを記入してください。

以前のままの日時が残っていると、「他社宛の履歴書をそのまま送ってきたのでは」と不信感を与えるおそれがあります。

企業によっては、書類の細かな違和感を見抜く担当者も多く、こうした小さなミスが印象を左右することも。また、コピー時の印字ズレや汚れなどにも注意が必要です。

コピーを使うときは、必ず日付や内容が正しいかを確認し、必要であれば再印刷するなど丁寧に対応しましょう。細部まで意識した行動が、信頼につながります。

③ 日付を書き忘れてしまった場合

日付の記入漏れは、思わぬ減点対象となることがあります。企業によっては、記入ミスがあるだけで書類不備として扱われるケースもあるでしょう。

特に郵送やメールで提出する場合、提出後に気づいても修正することはできません。面接時に書類を再提出する機会があればよいですが、そうでない場合は選考に進めなくなる可能性もあります。

履歴書を完成させたら、印刷やPDF出力、メール添付の前に、もう一度日付欄を確認してください。名前や連絡先と並んで、日付は基本中の基本です。

小さな見落としが評価に直結することもあるため、提出前のチェックは必須です。チェックリストを作っておくと、ミスを減らす助けになります。

④ 急遽提出日が変わった場合

予定していた提出日が急に変更になることは、就活では珍しくありません。そのような場合、履歴書に記載した日付も必ず修正する必要があります。

たとえば、前日のうちに準備していた履歴書を翌日に提出することになった場合は、新しい日付に直してから提出してください。

古い日付が残ったまま提出すると、「以前に準備したものをそのまま流用した」と見なされ、マイナスの印象を与えてしまうかもしれません。

手書きの場合は新しい用紙に書き直し、パソコン作成なら日付を修正して再印刷しましょう。時間や労力がかかっても、その一手間が選考に対する誠意として伝わります。

急な予定変更に柔軟に対応できる姿勢も、就活では大きな評価ポイントになるのです。

⑤ パソコン作成で日付だけ手書きしたい場合

履歴書をパソコンで作成し、日付だけ手書きすることは可能ですが、注意すべき点があります。文字のフォントと手書き文字が混在すると、見た目に統一感がなく、違和感を持たれることがあります。

また、日付を記入する際に書き損じたからといって修正液を使ったり、二重線で訂正したりするのはNGです。こうした行為はマナー違反とされ、印象を悪くするおそれがあります。

できるだけすべての項目をパソコンで統一して入力するか、もしくは全体を手書きにそろえるのがベストです。

どうしても手書きする場合は、見た目に配慮し、文字の大きさやバランスを意識して丁寧に記入してください。履歴書は内容だけでなく、見た目の整いも評価の対象になります。

履歴書の日付を書くときの注意点

履歴書に書く日付は、細かなようでいて印象を左右する大事な項目です。間違った書き方や配慮の足りない記入は、マイナス評価につながることもあります。

ここでは、日付を記入する際に気をつけたいポイントを4つ紹介します。

  1. 日付の空欄にせず必ず記入する
  2. 記入日と提出日が大きくずれないようにする
  3. テンプレートに印字された日付をそのまま使わないようにする
  4. 応募先ごとに最新の日付で履歴書を作り直す

① 日付の空欄にせず必ず記入する

履歴書の日付欄が空白になっていると、「手抜きではないか」「ほかの会社に出したものを使い回しているのでは」と疑われる原因になります。

日付の記入は、書類全体の信頼性や完成度に関わる基本的な部分です。急いでいてうっかり忘れることもあるかもしれませんが、提出前の最終チェックでは必ず確認しましょう。

記入漏れによる損失は大きいので、日付はしっかりと書き入れてください。

② 記入日と提出日が大きくずれないようにする

履歴書に記載する日付と、実際に企業へ提出する日が数日以上ずれていると、不自然な印象を与えることがあります。

中には選考書類を日付で管理している企業もあるため、ズレによって誤解や混乱を招く可能性も否定できません。もっとも適切なのは、提出当日の日付を書くことです。

遅くとも2〜3日以内に記入したものにしておくと、違和感を持たれる心配が少なくなります。新しい日付を入れることで、誠意も伝わりやすくなります。

③ テンプレートに印字された日付をそのまま使わないようにする

パソコンで履歴書を作る場合、過去に保存したテンプレートに古い日付が残っていることがあります。そのまま印刷して提出すると、内容がしっかりしていても「雑な印象」を与えてしまうかもしれません。

日付は書類の鮮度を示す大切な情報です。テンプレートを使うときは、印刷前に日付を必ず最新のものに変更してください。小さな確認ですが、提出先への気配りとして欠かせないポイントです。

④ 応募先ごとに最新の日付で履歴書を作り直す

複数の企業に応募する際に、同じ履歴書を使い回すのは避けるべきです。特に日付が過去のままになっていると、「別の会社に出した履歴書かもしれない」と疑念を持たれてしまいます。

履歴書はその企業のためだけに作成するという姿勢が大切です。日付を更新し、その応募先専用のものとして仕上げることで、丁寧さや真剣度が伝わりやすくなります。

わずかな手間ですが、大きな信頼を得ることにつながるでしょう。

履歴書の日付を正しく記入して印象ダウンを防ごう!

履歴書の日付をいつ書くべきかは、就活生にとって意外と悩ましいポイントです。しかし、提出日と一致していない日付を記入すると、誠実さや準備不足を疑われる可能性があります。

実際、提出方法ごとに記入すべき日付は異なり、手渡しなら持参日、郵送なら投函日、メールなら送信日を選ぶのが適切です。

また、履歴書と他の書類の日付がずれていると、採用担当者に不信感を与えるおそれもあるでしょう。だからこそ、日付の記載はマナーや注意点を押さえて丁寧に行う必要があります。

履歴書の日付はたった一行の記入ではありますが、正確さと配慮が求められる重要な項目です。提出日を基準に正しい日付を記入することで、信頼感のある印象を与えられます。

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    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。