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【例文4選】OB訪問のリマインドメールの書き方|書く内容や注意点も紹介

「OB訪問の前日って、何か連絡したほうがいいのかな?」そう迷う就活生も多いかもしれません。社会人の先輩に予定を思い出してもらうためにも、リマインドメールの送信は非常に大切なマナーです。

リマインドメールは、単なる予定確認ではなく、相手への配慮や誠実さを伝えるチャンスにもなります。とはいえ、どんなタイミングで、どんな内容で送れば良いのか不安になることもあるでしょう。

この記事では、リマインドメールの必要性や効果、具体的な書き方、送る際の注意点までわかりやすく解説しています。

すぐに使える例文も多数紹介していますので、印象をより良くするためにも、ぜひ参考にしてください。

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目次

リマインドメールとは

リマインドメールとは、予定している面会やイベントの前日に、相手に対して再確認やお礼を伝えるために送るメールのこと。

就活におけるOB訪問では、こうしたリマインドメールがマナーとして重視されており、相手への配慮を伝える大切な手段です。

社会人との信頼関係を築く第一歩としても、見過ごせないポイントといえるでしょう。

逆に、こうしたメールを送らずにいると「マナーを知らない学生」と思われるリスクがあるでしょう。

小さなことに思えるかもしれませんが、こうした気遣いは相手の印象を左右し、今後の選考や推薦に影響する可能性もありますよ。

OB訪問のリマインドメールの必要性

OB訪問の前日に送るリマインドメールは、単なる予定の確認を超えた意味を持ちます。忙しい社会人とのやり取りだからこそ、細やかな気配りがあなたの印象に大きく影響するのです。

ここでは、リマインドメールの意義を5つの視点からわかりやすく解説します。

  1. 相手に予定を思い出してもらうため
  2. 忙しい社会人への配慮を示すため
  3. 約束の再確認でトラブルを防ぐため
  4. 誠実さや礼儀正しさを伝えるため
  5. 第一印象を良くするチャンスになるため

① 相手に予定を思い出してもらうため

リマインドメールの基本的な目的は、OB訪問の予定を相手に思い出してもらうことです。社会人は日々多くの予定を抱えており、前日になっても連絡がなければ、約束自体を忘れてしまう可能性があります。

そうした事態を防ぐためにも、前日のうちに簡潔なリマインドを送っておくと安心です。

「明日の○時にお会いできるのを楽しみにしております」といった前向きな一言を添えると、好印象を与えやすくなります。

たった一通のメールでも、相手の予定に再度意識を向けさせることができるため、大切な一歩と言えるでしょう。

② 忙しい社会人への配慮を示すため

リマインドメールは、相手への気遣いを表す行動でもあります。社会人は日々忙しく、プライベートの時間を削ってOB訪問に応じてくれているケースが多いです。

だからこそ、前日に「予定は覚えていますか?」と念押しするのではなく、「明日のご予定に変更などありませんでしょうか」など、丁寧で思いやりのある表現を心がけましょう。

そうすることで、「この学生は礼儀をわきまえている」と感じてもらえる可能性が高まります。小さな配慮が、信頼へとつながるのです。

③ 約束の再確認でトラブルを防ぐため

訪問の日時や場所を事前に確認し合うことは、行き違いやトラブルを未然に防ぐために欠かせません。自分が正確に覚えていても、相手が別の日時と勘違いしていることもあり得ます。

リマインドメールでは、「7月15日(月)15:00より、○○カフェにてお待ちしております」といった具体的な情報を明記してください。それだけで、認識のズレがないか確認してもらえます。

こうした慎重な確認こそが、安心して訪問できる状況を作る鍵になります。

④ 誠実さや礼儀正しさを伝えるため

リマインドメールを丁寧に書くことは、あなたの誠実さや礼儀を相手に伝える手段となります。特に初対面のOB・OGに対しては、メールの印象があなた自身の印象に直結するのです。

「お忙しい中、お時間をいただきありがとうございます」といった一文があるだけで、礼儀を重んじる姿勢が伝わるでしょう。

逆に、必要な情報が抜けていたり、誤字脱字があるようでは印象が下がってしまいます。誠実な対応は、訪問前から始まっていると意識することが大切です。

⑤ 第一印象を良くするチャンスになるため

リマインドメールは、OB訪問の前に自分を印象づける貴重な機会です。初めてやり取りをする相手にとって、あなたがどのような人物かを判断する材料となる場合もあります。

正しい敬語や丁寧な言い回しが使われていれば、それだけで「しっかりした学生だ」と感じてもらえるでしょう。一方、雑な表現や略語ばかりでは、印象が悪くなる恐れも。

第一印象はその後の会話にも影響を与えるため、メール1通にもしっかりと気を配ってください。

OB訪問のリマインドメールを送る効果

OB訪問の前日に送るリマインドメールには、ただ予定を確認するだけではなく、信頼感やマナーを伝える大切な役割があります。

相手との関係を良好にし、当日のやり取りをスムーズに進めるためにも欠かせない要素です。ここでは、リマインドメールを送ることで得られる効果を紹介します。

  1. 予定の再確認によって安心感を与える
  2. 返信が来ることで当日の不安を軽減できる
  3. メールマナーの良さが評価につながる
  4. 当日のスムーズな進行につながる

① 予定の再確認によって安心感を与える

リマインドメールのもっとも基本的な目的は、予定の再確認です。社会人は日々忙しく、うっかり約束を忘れてしまうこともあります。

だからこそ、前日に時間や場所を改めて伝えることで、相手にも安心してもらえるでしょう。また、丁寧な文面で連絡することで、「しっかり準備している学生」という印象を持たれやすくなります。

余計な不安を取り除き、気持ちよく当日を迎えるためにも、リマインドメールは欠かさないようにしてください。

時間・場所・目的といった基本情報を整理しつつ、確認の意味も込めて送ることで、トラブルの芽を事前に摘むことにもつながります。

② 返信が来ることで当日の不安を軽減できる

前日のリマインドメールに返信があると、相手が予定を把握していることが明確になります。それだけで「本当に会えるのか」という不安がかなり軽くなるはずです。

たとえ返信がなかった場合でも、こちらから丁寧に連絡した事実があることで安心感が得られます。もし予定の変更があったとしても、早めに気づければ対処も可能です。

たった一通のメールが、当日を落ち着いて迎えるための大きな支えになるでしょう。特に初めての訪問や、相手とのやり取りが少ない場合は、この一通が精神的な安心材料になります。

③ メールマナーの良さが評価につながる

リマインドメールは、メールマナーを自然にアピールできるチャンスです。丁寧な言葉遣い、簡潔な内容、適切な送信タイミングなど、どれも社会人として重要なスキルとされています。

マナーが行き届いている学生は、相手にも「一緒に働きたい」と思ってもらえる可能性が高まります。日頃からメールに気を配ることができる人は、実際の仕事でも信頼されやすいでしょう。

見えにくい部分だからこそ、細かい配慮が印象に残ります。

また、正しい敬語や文の構成力は、ビジネスシーンでの基礎力として評価されることもあるため、メール一通でも油断せず丁寧に仕上げる姿勢が求められるでしょう。

④ 当日のスムーズな進行につながる

訪問当日の混乱を防ぐためにも、リマインドメールは有効です。集合場所の目印や、持ち物の確認事項などをあらかじめ伝えておくと、待ち合わせのときも慌てずにすみます。

また、相手もスケジュールを再確認できるため、予定が食い違うリスクも下がるのです。お互いにスムーズな行動が取れることで、訪問の本来の目的に集中できるでしょう。

事前準備の丁寧さが、全体の印象を引き上げる大切な要素になります。

さらに、メールで内容を明確にしておくと、当日の進行が計画通りに進みやすくなり、話に集中できる時間も増えるため、結果として訪問の成果も高まりやすくなるでしょう。

OB訪問のリマインドメールに書く内容

OB訪問の前日に送るリマインドメールは、予定を再確認するだけでなく、礼儀や印象づけのチャンスにもなります。

内容を誤ると失礼になったり、情報の伝達ミスにつながることもあるため、押さえておくべきポイントを正しく理解しておきましょう。ここでは、リマインドメールに書くべき5つの基本要素を紹介します。

  1. 件名:簡潔に目的を伝える
  2. 宛名:相手の所属と名前を正確に記載する
  3. 本文:訪問日時・場所・目的を明確に書く
  4. お礼:訪問を受け入れてくれることへの感謝を述べる
  5. 署名:大学名・氏名・連絡先を記載する

① 件名:簡潔に目的を伝える

メールの件名は、内容がひと目で伝わるように書くことが大切です。社会人は1日に多くのメールを受け取るため、長すぎたり曖昧だったりすると見落とされるおそれがあります。

「【リマインド】明日のOB訪問について(○○大学・氏名)」のように、目的と差出人がすぐに分かる件名にしておきましょう。件名だけで内容の概要がつかめると、相手にも親切です。

シンプルで明確な件名は、読みやすさと配慮の両方を示せるポイントになります。

② 宛名:相手の所属と名前を正確に記載する

宛名には、会社名・部署名・氏名を正確に記載してください。特に名前の漢字や役職名を間違えると、大きな失礼にあたります。

「○○株式会社 △△部 ○○様」のような形式で丁寧に書き始めましょう。もし不安な場合は、事前に名刺や連絡履歴を確認しておくと安心です。

正確な宛名は、相手への敬意を示すだけでなく、ビジネス文書としての基本でもあります。

③ 本文:訪問日時・場所・目的を明確に書く

本文では、訪問日時・場所・目的を明確に記す必要があります。「7月15日(月)15:00より、○○カフェにて、OB訪問の目的でお時間を頂戴します」のように、事実を簡潔に伝えましょう。

日時や場所は数字で具体的に書き、曖昧な表現は避けてください。相手のスケジュールと一致しているかどうかの確認にもなります。

また、訪問の目的が明確であると、相手も準備がしやすくなるでしょう。

④ お礼:訪問を受け入れてくれることへの感謝を述べる

本文の中に、感謝の言葉を必ず入れてください。忙しい中で時間を割いてくれる相手への敬意が伝わります。

「お忙しいところお時間をいただき、ありがとうございます」といった一文を添えるだけでも、印象が大きく変わりますよ。

形式的であっても、心のこもった感謝の言葉は誠意の証として受け取ってもらえるでしょう。

⑤ 署名:大学名・氏名・連絡先を記載する

メールの末尾には、大学名・学部名・氏名・連絡先を忘れずに記載しましょう。これがないと、相手が連絡しづらくなってしまいます。

「○○大学 ○○学部 3年 氏名/電話番号/メールアドレス」のような形式が一般的です。

連絡先が明確に書かれていると、変更や確認が必要なときにもすぐ対応できます。最後まで丁寧に締めくくることが、信頼感につながるポイントです。

OB訪問のリマインドメールの例文

リマインドメールを書こうとしても、「何をどんな順番で書けばいいのか分からない」と悩む方は多いのではないでしょうか。

ここでは、具体的な文章の例を通じて、実際に使える表現を分かりやすく紹介します。

  1. 基本的なリマインドメールの例文
  2. 訪問日時・場所の確認を含む例文
  3. 返信を促す表現を含んだ例文
  4. 相手が多忙な場合を想定した配慮のある例文

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①基本的なリマインドメールの例文

OB訪問の前日に送る、基本的な構成のリマインドメールの例文です。相手に丁寧な印象を与えつつ、必要な情報を過不足なく伝えることを意識しています。

《例文》

件名:明日のOB訪問についてのご連絡

〇〇株式会社
〇〇部 〇〇様

お世話になっております。〇〇大学〇〇学部〇〇学科の〇〇と申します。

明日〇月〇日(〇)に予定しておりますOB訪問について、改めてご連絡いたします。

当日は〇〇時に、貴社〇〇ビル1階ロビーへ伺う予定です。お忙しい中、お時間を頂戴し誠にありがとうございます。

お話を伺えることを心より楽しみにしております。
万が一、変更等ございましたら、お手数ですがご一報いただけますと幸いです。

何卒よろしくお願い申し上げます。

――――――――――
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
氏名:〇〇〇〇
電話:090-××××-××××
メール:xxxx@example.com
――――――――――

《解説》

訪問日時や場所を明確に伝えたうえで、感謝と敬意を丁寧な言葉で示しています。特に迷ったときは、短くても「誠実さ」が伝わる表現を心がけてください。

②訪問日時・場所の確認を含む例文

ここでは、OB訪問の前日に送るリマインドメールの中でも、「日時」と「場所」を明確に伝えるための例文を紹介します。特に初めての訪問で不安がある場合に効果的です。

《例文》

件名:明日のOB訪問に関するご確認

〇〇株式会社
〇〇部 〇〇様

明日〇月〇日(〇)〇時より予定しておりますOB訪問につきまして、改めてご連絡いたします。

当日は、貴社〇〇ビル正面入り口付近に〇時前に到着する予定です。待ち合わせ場所やお時間に変更等ございましたら、ご一報いただけますと幸いです。

ご多忙のところ貴重なお時間を頂戴し、誠にありがとうございます。
お話を伺える機会をいただき、大変光栄に存じます。当日お目にかかれることを、心より楽しみにしております。

――――――――――
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
氏名:〇〇〇〇
電話:090-××××-××××
メール:xxxx@example.com
――――――――――

《解説》

訪問日時と集合場所を明確にしつつ、相手への配慮も忘れない構成です。「変更がある場合はご連絡ください」の一文を添えると、万が一のトラブルにも対応できます。

③返信を促す表現を含んだ例文

ここでは、OB訪問の前日に送るリマインドメールの中でも「返信をもらいたい」状況に使える表現を含んだ例文をご紹介します。返信がなく不安なときに役立ちます。

《例文》

件名:明日のOB訪問についてのご確認

〇〇株式会社
〇〇部 〇〇様

お世話になっております。〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。
明日〇月〇日(〇)に予定しておりますOB訪問につきまして、改めてご連絡いたします。

当日は〇時に、〇〇ビル1階受付前へ伺う予定です。恐れ入りますが、待ち合わせ場所やお時間に変更などございましたら、ご一報いただけますと幸いです。

ご多忙のところ、貴重なお時間を頂戴し誠にありがとうございます。
お目にかかれることを楽しみにしております。何卒よろしくお願い申し上げます。

――――――――――
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
氏名:〇〇〇〇
電話:090-××××-××××
メール:xxxx@example.com
――――――――――

《解説》

返信を求める際は、「変更があればご返信ください」のように控えめな表現を使うのがポイントです。強く求めず、相手の負担にならない文面を心がけましょう。

④相手が多忙な場合を想定した配慮のある例文

ここでは、忙しい社会人への気配りを意識したリマインドメールの例文を紹介します。相手の都合を尊重する姿勢は、信頼感のある印象づくりにつながるでしょう。

《例文》

件名:明日のOB訪問についてのご連絡

〇〇株式会社
〇〇部 〇〇様

お世話になっております。〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。
明日〇月〇日(〇)〇時より予定しておりますOB訪問につきまして、改めてご連絡いたします。

ご多用のところ誠に恐れ入りますが、当日は〇〇ビル1階ロビーへ〇時に伺う予定です。ご都合に変更などございましたら、無理のない範囲でご一報いただけますと幸いです。

お忙しい中、貴重なお時間を頂戴し心より感謝申し上げます。
ご負担とならぬよう、当日は時間に余裕をもって参ります。何卒よろしくお願い申し上げます。

――――――――――
〇〇大学〇〇学部〇〇学科
氏名:〇〇〇〇
電話:090-××××-××××
メール:xxxx@example.com
――――――――――

《解説》

「無理のない範囲でご連絡ください」といった表現を入れることで、相手に余計な負担をかけずに返信を促せるでしょう。多忙な相手ほど、こうした配慮が伝わりやすくなります。

OB訪問のリマインドメールの注意点

リマインドメールは、ただ送ればよいというものではありません。相手に失礼なく伝えるためには、文面の内容や送信のタイミングに気を配ることが大切です。

ここでは、OB訪問前日に送るリマインドメールで注意すべき点を紹介します。

  1. リマインドであることを強調しすぎない
  2. 不適切な敬語や表現を避ける
  3. メール送信の時間帯にも配慮する
  4. 誤字脱字・送信先ミスを必ずチェックする
  5. 過度にカジュアルまたは堅苦しくなりすぎないように注意する

① リマインドであることを強調しすぎない

リマインドメールの目的は予定の確認ですが、あまりにも「念押し」するような表現だと、相手に不快感を与えるおそれがあります。

たとえば、件名や冒頭で「リマインド」と強く打ち出すのは避けたほうがよいでしょう。

自然な文面で「明日の訪問について改めてご連絡させていただきます」といった柔らかい表現を使えば、押しつけがましい印象を与えません。確認の意味を込めつつ、感謝の気持ちを伝える構成が理想です。

② 不適切な敬語や表現を避ける

丁寧さを意識するあまり、誤った敬語や不自然な表現を使ってしまうことがあります。たとえば、「ご訪問させていただきます」などの二重敬語は避けたほうがよいでしょう。

敬語に自信がない場合は、無理に難しい言い回しを使わず、シンプルで正確な表現を心がけてください。

「明日はお忙しい中お時間をいただき、ありがとうございます」といった素直な言葉で十分に気持ちは伝わります。

③ メール送信の時間帯にも配慮する

リマインドメールを送る時間帯にも注意が必要です。早朝や深夜など、非常識な時間に送信すると、相手に迷惑をかけてしまうかもしれません。

基本的には、前日の午前中から夕方までに送るのが望ましいとされています。できれば19時〜20時までに送信を済ませておくとよいでしょう。時間帯への配慮も、社会人としての基本的なマナーの1つです。

④ 誤字脱字・送信先ミスを必ずチェックする

メールの文面に誤字脱字があると、相手に雑な印象を与えてしまいます。とくに相手の名前や会社名の誤記は、失礼にあたるため細心の注意が必要です。

送信前には、必ず文面を見直してください。音読してみると、文章の不自然な部分や誤字に気づきやすくなります。また、送信先のアドレスが正しいかどうかも忘れずに確認しましょう。

⑤ 過度にカジュアルまたは堅苦しくなりすぎないように注意する

文面のトーンも重要です。砕けすぎた表現は軽く見られる原因になりますし、逆に堅苦しすぎると緊張感が強まりすぎてしまいます。

たとえば、「よろしくお願いします!」といったラフな表現は避け、「何卒よろしくお願いいたします」と丁寧に伝えるのがよいでしょう。

ただし、硬い言葉ばかりを並べると読みにくくなるため、読み手に負担をかけない程度の柔らかさを意識してください。

OB訪問で送るリマインド以外のメール

OB訪問ではリマインドメール以外にも、状況に応じて複数のメールを使い分ける必要があります。丁寧で適切な連絡をすることが、社会人との信頼関係を築く第一歩です。

ここでは、就活生が覚えておきたい4つのメールについて紹介します。

  1. OB訪問の打診メール
  2. 返信がないときのフォローメール
  3. 日程変更のお願いメール
  4. OB訪問後に送るお礼・フォローアップメール

① OB訪問の打診メール

OB訪問は、まず打診メールから始まります。この最初の一通が、相手に与える第一印象を決めるといっても過言ではありません。失礼のない表現で、相手の時間を尊重する姿勢を示しましょう。

「突然のご連絡失礼いたします。○○大学○年の○○と申します」と名乗ったうえで、「○○様のキャリアに関心があり、お話をうかがいたくご連絡いたしました」と目的を伝えると自然です。

訪問希望日は2~3日ほど挙げ、「ご都合よろしければ短時間でも構いません」と添えると丁寧な印象になります。自分本位な言い回しは避け、誠実さを感じてもらえる文面を意識してください。

② 返信がないときのフォローメール

打診メールを送ったのに返事がない場合、2~3日ほど待ってからフォローメールを送りましょう。大切なのは、催促に聞こえないように配慮することです。

「お忙しいところ恐縮ですが、先日お送りしたご連絡が届いておりますでしょうか」といった表現で始めると柔らかい印象になります。その後に、再送であることを伝え、再度希望の旨を述べてください。

何度も送るのは避けたほうがよいため、1回きりのフォローで十分でしょう。丁寧な言葉遣いと配慮のある文面が、相手の返信を促すきっかけになります。

③ 日程変更のお願いメール

やむを得ず予定を変更する場合は、できるだけ早めに連絡を入れてください。まずは謝罪の気持ちを伝え、そのあとに変更理由を簡潔に述べましょう。

たとえば、「大変恐縮ですが、○月○日のOB訪問について体調不良により変更をお願いできますでしょうか」と書くと、事情が丁寧に伝わります。理由は詳細に書かず、必要最低限で構いません。

続けて、「ご都合がよろしければ、以下の日程の中で再調整をお願いできますと幸いです」と候補日を提示しましょう。急な変更であっても、誠実な対応があれば相手も理解してくれるはずです。

④ OB訪問後に送るお礼・フォローアップメール

OB訪問が終わったら、できるだけその日のうちにお礼メールを送りましょう。遅くとも翌日中には送信することが望ましいです。

「本日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございました」とまず感謝を伝えましょう。

次に、「○○の話が印象に残りました」「○○の考え方が勉強になりました」と、具体的に内容に触れると気持ちが伝わりやすくなります。

最後に改めて感謝を述べ、今後の就職活動に生かしていきたいという前向きな気持ちを添えると、印象がさらに良くなるでしょう。丁寧な一通が、将来のつながりにもつながるかもしれません。

OB訪問での正しいリマインドメールの作成法を知っておこう!

OB訪問の成功には、リマインドメールの送信が重要な役割を果たします。

特に忙しい社会人にとっては、丁寧なリマインドがありがたい配慮となるでしょう。また、リマインドメールには安心感を与え、当日の進行をスムーズにする効果もあります。

件名や宛名、本文の内容やお礼の言葉など、構成にも気を配ることで、相手に誠実な印象を残せるでしょう。さらに、例文や注意点を押さえておけば、どのような場面でも適切なメールが送れるはずです。

OB訪問に関する正しい知識を身につけておくことで、相手との信頼関係を築きやすくなり、就活を一歩リードできますよ。

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    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。