四電工の平均年収と初任給を紹介!事業内容や他社との比較も
四電工は配電事業を中心に事業展開をしている企業です。総合設備企業として、電気・空調・給排水・エコ関連・電気供給などの設備工事を行っています。
日本のインフラを支える四電工ですが、具体的な従業員の年収や初任給は知らないという方も多いでしょう。
そこで本記事では、四電工の初任給や平均年収、事業内容や企業理念など詳しく解説します。同業他社との比較もしているので、ぜひ参考にしてください。
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四電工の平均年収は696万
四電工の従業員の平均年収は696万円です。これは、国税庁の「令和4年分 民間給与実態統計調査」による2022年の全国平均給与458万円を大きく上回っています。
平均年収 | 696万円 |
平均年齢 | 40.6歳 |
平均勤続年数 | 16.6年 |
従業員数 | 2,610人 |
平均年齢は40.6歳、平均勤続年数は17.1年であることから、長期的に働ける環境が整っていると考えられるでしょう。
四電工の初任給
四電工の初任給は、以下の通りです。学歴が上がるにつれて金額も上昇します。最も高いのは修士修了者で、241,100円です。
初任給 | |
高校卒 | 187,900円 |
専門・短大卒 | 200,700円 |
高専卒 | 206,700円 |
学部卒 | 231,500円 |
修士了 | 241,100円 |
四電工では、技術職と事務職で初任給に差がなく、職種に関わらず、学歴で分けられています。全国平均に比べ、初任給の水準が高いのがポイントです(参照元:厚生労働省「令和元年賃金構造基本統計調査(初任給)の概況」)。
四電工の募集要項
四電工の新卒採用の募集要項は以下の通りです。2025年3月卒業予定の学生を対象に、技術職と事務職の募集がされています。
応募資格 | 2025年3月に大学・大学院・短大・高専・専門学校を卒業見込みの方 |
募集職種 | ・技術職(施工管理、営業、設計・積算など) ・事務職(企画・広報、事業開発、総務・法規、人事・労務、システム開発・運用など) |
募集人数 | ・技術職:110名程度(うち大学や短大・大学院・高専・専門学校から約50名程度) ・事務職:若干名 |
休日・休暇 | 週休2日制(土日)・年間休日は127日・年末年始や夏季の休暇・会社創立記念日・年次有給休暇・慶弔や結婚、出産などで取得できる特別休暇・育児や介護の休業制度 |
勤務地 | 四国地方の四県や東京大阪などの事業所 |
福利厚生 | 各種保険完備・慶弔見舞金・財形貯蓄制度・企業年金・貸付金制度・従業員持株会・保養所・世帯社宅・独身寮 |
年間休日は127日もあるのは嬉しいですね。夏休みや年末年始休暇もあるので、プライベートも充実できます。勤務地は四国を中心ですが、東京や大阪の事業所配属の可能性もあるでしょう。
福利厚生も充実しており、各種保険はもちろん、財形貯蓄や企業年金制度も整っています。さらに、社宅や独身寮の制度もあるので地方の方も安心です。
四電工の企業情報3つ
ここからは四電工の競合企業を3社紹介します。競合他社との差別化や比較をする際の参考にしてください。
- 四電工の事業内容
- 四電工の売り上げ・実績
- 四電工の基本理念
①四電工の事業内容
四電工は、送配電工事を中心に幅広い事業を展開する総合エンジニアリング企業です。1963年に四国の電気工事会社が合併して誕生し、高度な専門技術と豊富な工事実績を強みとしています。
主力の送配電工事に加え、建築設備事業も手がけており、電気や空調、給排水など、建物に必要な設備を一手に担ってるのが特徴です。さらに近年は、時代のニーズに応えて情報通信事業や環境事業、公共関連事業にも進出しました。
活動エリアも拡大し、四国だけでなく首都圏や関西でも事業を展開しています。
②四電工の売り上げ・実績
四電工の売上高は2024年3月時点で921億円、営業利益は70億円を達成しました。前年度と比べると売上高は30億円増加、営業利益は15億円増加しており、着実に業績を伸ばしているでしょう(引用元:四電工「2024年3月期有価証券報告書」)。
四電工は電気・給排水・空調設備の高度な技術力が強みです。この技術を活かして、徳島中央警察署や仁淀川町本庁舎など、重要な公共施設の建築にも携わっており、企業規模を拡大しています。
③四電工の基本理念
四電工は、「今日の人々の暮らしを支えて、より新しく快適な暮らしを創ること」を企業理念に掲げています。この理念のもと、日々の事業活動を通じて社会に貢献しているのです。
ビルや工場、住宅、学校など、私たちの生活に欠かせないさまざまな施設の設備工事を手がけています。長年培ってきた技術とノウハウを活かし、快適な暮らしの実現に向けて努力を重ねている企業でしょう。
さらに、四電工は、持続可能な社会の実現を目指す総合設備企業として成長を続けています。環境に配慮しながら、より良い未来を築くことに力を注いでいるのですね。
(参考:ブランドステートメント | 企業情報 | 株式会社四電工)
四電工の競合企業3社
ここからは四電工の競合企業を3社紹介します。競合他社との差別化や比較をする際の参考にしてください。
- ユアテック
- トーエネック
- 日本電設工業
①ユアテック
ユアテックは、東北電力グループの一員として電気設備などを行っている企業です。国内での電気工事や各種設備工事はもちろん、海外にも進出し、アフリカ、東南アジア、中東など、実に20か国以上で事業を展開しています。
売上高 | 2,431億7,100万円 |
平均年収 | 711万円 |
平均年齢 | 41.9歳 |
平均勤続年数 | 19.3年 |
2023年度の売上高は2,431億円と、業界内でも屈指の規模です。平均年齢41.9歳、平均勤続年数19.1年という数字からは、長く働ける安定した職場環境が伺えます。
また、社員の平均年収は715万円と、かなりの高水準です。グローバルな視野で活躍したい方、安定と成長を求める方にぴったりの会社でしょう。
②トーエネック
トーエネックは、電気設備業界で確かな存在感を示す有名企業です。事業内容は多岐にわたり、電気通信設備や消防施設などの設備事業はもちろん、発電・送電用の機器の販売も手がけています。
売上高 | 2,528億6,300万円 |
平均年収 | 707万円 |
平均年齢 | 41.68歳 |
平均勤続年数 | 19.49年 |
2023年度の売上高は2,320億円でした。社員の平均年収は710万円と、かなり高い水準ですね。
また、平均年齢41.5歳、平均勤続年数19.3年という数字から、長く働ける安定した環境が整っていると考えられるでしょう。
トーエネックは発展途上国での事業展開にも力を入れており、グローバルに活躍している企業です。安定した業績と広域にわたる事業展開、そして国際貢献への姿勢は、トーエネックの強みと言えます。
③日本電設工業
日本電設工業は、鉄道電気工事を中心に幅広い事業を展開する企業です。特に鉄道電気工事では、機械化を進めて安全性を高める取り組みを行ってます。
売上高 | 1,940億3,100万円 |
平均年収 | 780万円 |
平均年齢 | 42.4歳 |
平均勤続年数 | 14.6年 |
2024年3月時点での売上高は1,721億円です。特筆すべきは平均年収で、780万円とかなり高水準と言えます。
従業員の平均年齢は42.4歳となっており、豊富な経験を持つベテラン社員が多い印象です。平均勤続年数は14.6年と比較的短めですが、中途採用にも積極的ことが理由として挙げられるでしょう。
専門性の高い仕事で、高収入を目指したい方にぴったりの会社かもしれませんね。
四電工の企業分析を就活に活かそう
今回紹介した、四電工の企業情報をもとに企業研究を深めましょう。年収だけでなく、福利厚生や事業内容を見ることも大切ですよ。
また、競合との違いを比較し、自分がなりたい将来像がその企業で実現できるのかをしっかり考えましょう。