一次面接の通過率は身だしなみと第一印象で上げられる!コツや準備のポイントを解説
書類選考後の一次面接では、面接官に与える印象によって通過率が大きく変わります。面接は、段階ごとに確認している部分が異なり、一次面接は主に印象が良いかどうかを見ているのです。
そこで本記事では一次面接で印象を上げ、通過率を高める方法を解説しているので、是非参考にしてくださいね。
一次面接は身だしなみとマナーが重要
一次面接の通過率を上げるためには、身だしなみとマナーに注意して、第一印象を良くすることが最も大事になります。
面接で話す内容に気を取られて、服装やマナーが後回しになっている場合も。まずは基本的なビジネスマナーを確認しましょう。
スーツのしわやネクタイが曲がっていないかなど、面接前に確認しておくと良いですよ。
一次面接の通過率は平均30%
一次面接の通過率は平均的には30%ほどと言われていますが、企業の規模によって数値には開きがあります。
ここでは企業規模によって通過率が異なる理由を解説します。
- 有名な大企業なら20~30%
- ベンチャー企業は40%ほどの通過率になることも
大手企業は20~30%
大企業の一次面接通過率は競争が激しいこともあり、約20〜30%と言われています。
募集定員に対して応募人数が多くなるとその分だけ通過率は下がります。大企業に関しては、ベンチャー企業などに比べて募集人数がかなり多い傾向にあります。
ただ、現在の日本では大企業に応募が集中する潮流もあり、募集人数に対して応募者が過多になっているのです。
そのため集団面接や、一次面接で基本的な身だしなみやマナーができていない場合は通過が厳しくなる傾向にあります。
ベンチャー企業は40%
ベンチャー企業の一次面接通過率は約40%となります。
大企業とは違い参加者が少なく、内定後の辞退も多い傾向にあるため、そのリスクを想定し通過率は高めになっています。
また、ベンチャー企業は募集人数が少ないこともあり、通過率はやや高めになっています。
しかし通過率が高いからと言って、簡単に通過できるわけではありません。企業の規模に限らず第一印象は大切になるのでしっかりと対策してくださいね。
一次面接の通過率を予測して対策する方法
比較的低い一次面接の通過率ですが、企業によって異なる通過率を予測する方法が2つあります。
- 応募人数に対する採用人数を調べる
- 社員1人に求められるスキルの高さを調べる
それぞれ詳しく解説していきますね。
①【倍率】応募人数に対する採用人数で計算する
まずは、四季報を用いて採用倍率を調べてみましょう。大企業であれば採用倍率が四季報に記載されています。
四季報にも載っていない場合は、ホームページで募集要項を確認してみましょう。採用人数が乗っているので、応募人数に対する採用人数を割り出すことで計算できます。
ある程度の概算にはなりますが、気になる場合は確認してみると良いですよ。
②【能力】採用基準について確認する
社員に求めているスキルを確認することで通過率を予測することも可能です。
詳細情報は企業のホームページにある社員紹介ページを確認してみましょう。求める人物像はどのくらいスキルレベルが高い人物なのか、予想してみて下さい。
一人ひとりに求めているスキルレベルが高ければそれだけ通過率は低くなる傾向があります。
一次面接の通過率を上げるコツ3つ
一次面接を通過するためにはいくつかコツがあります。ひとつずつ確認し、対策を行いましょう。
- 身だしなみに気を付けて第一印象を良くする
- 自己分析を行う
- 明るくはっきりとした受け答えをする
①第一印象を身だしなみから意識する
一次面接では、身だしなみにこだわりましょう。仕事では、第一印象がとても重要で、面接の際も注意深く確認されています。
特に高価な服装やオシャレを意識する必要はありません。最も大事なのは清潔感を意識することです。
髪の毛を整えたり襟をそろえたりするなど、簡単な確認でできることばかりなので、面接の前はトイレの鏡などで確認すると良いですね。
②自己分析を深めて内容の濃い回答を心がける
面接の通過率を高めるために、自己分析を事前に行うことも効果的です。
面接の際に話す内容に迷いがある方は、自己分析をより深ぼってから面接に挑んでください。
より細かく自分自身のやりたいことが明確になると、面接で自信をもって話せるようになるでしょう。
その自信が姿勢に現れて、結果的に好印象を獲得することも期待できます。
③笑顔で元気良く受け答えをする
一次面接の通過率を上げるためには、受け答えで明るくはっきりを意識することも効果的です。
話し方だけではなく受け答えでも好印象を残すことは可能。特別な対応をとる必要はないのですが、いつもより少しだけ声を大きくトーンを明るくを意識しましょう。
面接官からの質問に対してうまく答えなくてはと緊張してしまい、声が小さくなりがちですよね。
うまく答えられなくても問題ないので、まずは声を明るく・トーンを高めにすると好印象になりますよ。
一次面接の通過率は準備で左右される!
一次面接の通過率を上げるために必要な準備が2つあります。基本的なことですが、対策が甘い就活生も多いので、しっかりと確認しておきましょう。
- よくある質問の答えを準備していく
- 模擬練習をしっかりと行う
①よくある質問の答えを準備していく
一次面接で質問されそうな項目はある程度決まっているので、事前に答えを用意しておきましょう。
よく聞かれる項目
- 自己紹介
- ガクチカ
- 志望動機
特にガクチカや志望動機に関しては必ず質問される項目で、かつ選考の合否にもかかわるものです。一次面接前に整理して頭の中で混ざらないようにしてくださいね。
事前準備をしっかりと行うと、自信をもって選考に望めますよ。
②模擬練習をしっかりと行う
一次面接の通過率を上げるためには、模擬練習も必ず行いましょう。
面接でいきなり本番だと誰しもうまく話せないものです。一度でも模擬練習をしておくと、緊張感や自分が忘れがちな部分などを明確化できるでしょう。
練習相手がいない場合は一人で声を出してしゃべる形でも効果的。シュミレーションを行い、伝え方の感覚をつかんでおきましょう。
第一印象を意識して一次面接を通過しよう!
ここまで、一次選考の通過率を上げる方法を解説してきました。身だしなみはもちろん、話す内容により時間をかけて対策を行えば、低い通過率の企業でも通過する可能性が高まるでしょう。
通過率を確認して安心したい気持ちは誰にでもありますが、いくら高くても通過率100%の企業はありません。いずれにしてもしっかりとした準備を怠らず、自信をもって面接に挑んでくださいね。