エントリーシートに使う封筒とペンはどれ？太さや色から郵送の注意点まで徹底解説

就活生の皆さん、エントリーシート(ES)や履歴書を郵送する際、どんな封筒やペンを使えばいいか悩んだことはありませんか？

実は、これらの選び方一つで採用担当者への印象が大きく変わります。

本記事では、ESや履歴書に最適な封筒とペンの選び方から、郵送時の注意点まで徹底的に解説します。

封筒の色やサイズ、ペンの種類や太さ、さらには送付状の書き方など、細かいポイントを押さえることで、あなたの熱意と誠実さを効果的にアピールできます。

就活でのES・履歴書に使用するペンの種類と太さ

就活でエントリーシート（ES）や履歴書を作成する際、適切なペンを選ぶことは重要です。

ペンの種類や太さによって、書類の印象が大きく変わるからです。

ここでは、ES・履歴書作成に最適なペンの種類と太さについて詳しく解説するとともに、避けるべきペンの種類や太さについても紹介します。

1. 「黒の油性ボールペン」が最適
2. 「1.6mm」がペンの太さの目安
3. ES・履歴書の送付に適さないペン

①「黒の油性ボールペン」が最適

ES・履歴書作成には、黒の油性ボールペンを使用するのが最適です。黒の油性ボールペンは耐水性が高く、にじみにくいため、長期保存に適しています。

また、ビジネス文書の標準的な色である黒を使用すると、清潔感のある印象を与えることができるでしょう。

さらに、濃く鮮明に書けるため、読みやすい文書を作成できます。

②「1.6mm」がペンの太さの目安

ペンの太さは、1.6mm程度のものを選ぶのが良いでしょう。

この太さは文字が読みやすく、適度な太さで書きやすいなどの特徴があります。

また、封筒の宛名書きにも適しているため、ES・履歴書本体と封筒の両方に使用できる点も便利です。

細すぎるペンや太すぎるペンを使用すると、文字が読みづらくなる可能性があるため注意が必要しましょう。

③ES・履歴書の送付に適さないペン

ES・履歴書の作成には適さないペンがいくつかあります。

これらのペンを使用すると、書類の印象が悪くなったり、内容が読みづらくなるでしょう。

以下に、ES・履歴書の送付に適さないペンの種類を詳しく説明します。

1. マジックペン・マッキーペン
2. 水性ペン
3. 消せるボールペン（フリクション）
4. 万年筆・筆ペン
5. シャープペンシル

①マジックペン・マッキーペン

マジックペンやマッキーペンは、ES・履歴書の作成には適していません。

これらのペンは太字で書けるため目立ちますが、文字が太すぎて読みづらくなる可能性があります。

また、マジックペンやマッキーペンは通常のビジネス文書では使用されないため、非常識な印象を与えかねません。

②水性ペン

水性ペンは、ES・履歴書の作成には適していません。

水性ペンは書きやすく、インクの発色も良好ですが、耐水性が低いなどの欠点があります。

そのため、書類が水に濡れてしまうと文字がにじんだり、消えたりしてしまう可能性があります。

ES・履歴書は長期保存される可能性があるため、耐水性が高く、長期間変色しない油性ペンの使用が望ましいでしょう。

③消せるボールペン（フリクション）

消せるボールペン（フリクション）は、ES・履歴書の作成には適していません。

これらのペンは便利ですが、高温にさらされると文字が消えてしまう可能性があります。

例えば、夏場の車内に放置したり、コピー機で複写したりすると文字が消えることがあるでしょう。

また、消せるペンを使用すると、書類の信頼性が低下します。

④万年筆・筆ペン

万年筆や筆ペンは、ES・履歴書の作成には適していません。

これらのペンは美しい文字を書くことができますが、インクのにじみや裏抜けが起こりやすいなどの欠点があります。

また、万年筆や筆ペンは個人の好みや個性が強く出るため、ビジネス文書としては適切とは言えません。

さらに、これらのペンは扱いに慣れていないと、文字の太さが一定にならず、読みづらくなるでしょう。

⑤シャープペンシル

シャープペンシルは、ES・履歴書の作成には適していません。

シャープペンシルは書きやすく、細かい文字も書けますが、簡単に消せてしまうなどの欠点があります。

そのため、書類の信頼性が低下します。ES・履歴書は長期保存される可能性があるため、消えない油性ペンの使用が望ましいでしょう。

就活でのES・履歴書の送付に最適な封筒の選び方

エントリーシート（ES）や履歴書を送付する際、適切な封筒を選ぶことは重要です。

封筒の選び方一つで、企業に対する印象が大きく変わる可能性があるからです。

ここでは、就活でのES・履歴書の送付に最適な封筒の選び方について詳しく解説します。

1. 白色のシンプルな封筒を選ぶ
2. 「角形2合（角2）サイズ」が最適

①白色のシンプルな封筒を選ぶ

ES・履歴書の送付には、白色のシンプルな封筒を選ぶことをおすすめします。

白色の封筒は清潔感があり、ビジネス文書の郵送に適しているでしょう。

また、封筒の表面に「履歴書在中」と朱書きする際、白地であれば文字が目立ちやすくなります。

ただし、白色の封筒は透けやすい傾向があるため、十分な厚さのあるものを選びましょう。

派手な柄や色物の封筒は避け、シンプルなデザインのものを選ぶことが大切です。

②「角形2合（角2）サイズ」が最適

ES・履歴書の送付には、「角形2合（角2）サイズ」の封筒が最適です。

このサイズは、A4サイズの書類を折り曲げずに入れることができるため、書類の見栄えを損なわずに送付できます。

角形2号は240mm×332mmのサイズで、一般的なA4サイズの書類（210mm×297mm）よりも一回り大きいため、複数の書類を入れる場合でも余裕を持って封入できますよ。

書類を折り曲げずに送付すると、丁寧さと細やかな配慮をアピールできるでしょう。

ES・履歴書を郵送するときの封筒の書き方

エントリーシート（ES）や履歴書を郵送する際の封筒の書き方は、採用担当者に好印象を与える重要な要素です。

表面と裏面それぞれに適切な情報を記載すれば、あなたの丁寧さと細やかな配慮をアピールできますよ。

ここでは、封筒の表面と裏面の正しい書き方を詳しく解説します。

1. 表面の書き方
2. 裏面の書き方

①表面の書き方

封筒の表面には、宛先情報を正確に記載することが重要です。

住所、宛名、そして応募書類であることを示す記載を適切に行うことで、確実に採用担当者の手元に届くようにします。

また、丁寧な字で書くことで、あなたの誠実さや細やかさをアピールできるでしょう。

ここでは、封筒表面の書き方について、住所の書き方、宛名の敬称、そして応募書類であることを示す記載方法を詳しく説明します。

1. 住所を省略せずに書く
2. 宛名は敬称に注意して書く
3. 左下に赤字で「応募書類在中」と書く

1.住所を省略せずに書く

東京都千代田区丸の内1-2-3 ◯◯ビル4階

宛先の住所は、都道府県名から番地、建物名まで省略せずに正確に記載します。

郵便番号は封筒右上の枠内に記入し、その下に住所を縦書きで書きます。

ビル名や階数まで記載されている場合は、それらも省略せずに書きましょう。

2.宛名は敬称に注意して書く

・株式会社◯◯ 人事部採用担当 御中 ・株式会社◯◯ 人事部 採用担当 山田太郎様

宛名は会社名と部署名、担当者名を正確に記載します。

会社名は略さず正式名称で書き、部署名も募集要項に記載されている通りに書きます。

敬称は、会社宛ての場合は「御中」、個人宛ての場合は「様」を使用しましょう。

正しい敬称を使用すると、ビジネスマナーへの理解を示すことができます。

3.左下に赤字で「応募書類在中」と書く

封筒の左下に赤いペンで「応募書類在中」と書き、枠で囲みましょう。

これにより、封筒の中身が重要な応募書類であることを一目で分かるようにします。

「応募書類在中」の文字は、他の文字よりも少し大きめに書くとより目立つでしょう。

赤字で書くことで、採用担当者の目に留まりやすくなり、取り扱いに注意を促すことができます。

②裏面の書き方

封筒の裏面には、差出人の情報と郵送日、そして封をした印を記載します。

これらの情報を適切に記載すれば、万が一配達できなかった場合の返送先を明確にし、また郵送の日付を明示できますよ。

裏面の情報は、あなたの応募に対する真剣さと丁寧さを示す重要な要素です。

ここでは、封筒裏面の正しい書き方について、郵送日の記載、差出人の情報、そして封印の方法を詳しく説明します。

1. 郵送した日付を書く
2. 封筒の左に自分の所属を書く
3. 封をした箇所に「〆」を書く

1.郵送した日付を書く

・令和6年4月1日 ・2024年4月1日

封筒の裏面左上に、和暦または西暦で郵送した日付を記入します。

この日付は、応募書類を発送した日を明確にするためのものです。

郵送日を明記すれば、あなたの几帳面さと時間管理能力をアピールする良い機会となるでしょう。

2.封筒の左に自分の所属を書く

〒100-0001 東京都千代田区千代田1-1-1 就活太郎 ◯◯大学◯◯学部

封筒裏面の左側に、あなたの所属情報を郵便番号、住所、氏名、そして所属大学名を順に記載します。

この情報は、万が一配達できなかった場合の返送先です。

また、採用担当者があなたの基本情報を即座に確認できるようにする役割もあり、正確で読みやすい文字で丁寧な記入しましょう。

3.封をした箇所に「〆」を書く

封筒を封じた後、封じ目の中央に「〆」（しめ）と書きます。

これは封筒が開封されていないことを示す印です。「〆」は一筆で書くのが正式で、×（バツ）印とは異なります。

黒のペンを使用し、封筒の色に対してはっきりと見えるように書きましょう。

この「〆」を書くことで、封筒の内容が途中で開封されていないことを示し、書類の機密性を保てます。

ペンと封筒以外に準備しておくべきもの

エントリーシート（ES）や履歴書を送付する際には、ペンと封筒以外にもいくつか準備しておくべきものがあります。

ここでは、書類を入れるクリアファイル、シンプルな切手、スティックのり、そして送付状について詳しく説明します。

1. 書類を入れるクリアファイル
2. シンプルな切手
3. スティックのり
4. 送付状

①書類を入れるクリアファイル

ES・履歴書を送付する際は、書類を保護するためにクリアファイルを使用しましょう。

クリアファイルは書類の折れや汚れを防ぎ、清潔で丁寧な印象を与えます。

選ぶ際は、透明で無地のものの使用し、カラフルなデザインや柄物は避け、シンプルなものを選びましょう。

また、書類の厚さに合わせて適切なサイズのクリアファイルを選び、書類が封筒の中でずれたり、しわになったりするのを防ぐことも重要です。

②シンプルな切手

封筒に貼る切手は、シンプルなデザインのものを選びましょう。

記念切手やキャラクター切手は避け、通常の普通切手の使用をお勧めします。切手の金額は、封筒の重さと大きさに応じて適切なものを選びます。

ただし、同封する書類が多い場合は重さが増すため、郵便局で確認するのが確実です。

また、切手は封筒の右上にきれいに貼るよう心がけましょう。

③スティックのり

ES・履歴書を作成する際や、封筒を封をする際に使用するスティックのりを準備しておきましょう。

液体のりは紙をシワにする可能性があるため、スティックタイプのものを選ぶのが適切です。

写真を貼る際や、封筒を閉じる際に使用し、のりは均一に薄く塗るようにして、はみ出さないよう注意しましょう。

また、乾きが早く、長時間接着力が持続するものを選ぶと良いでしょう。

④送付状

ES・履歴書を送付する際は、送付状を同封するのが礼儀です。

送付状は、書類の内容を簡潔に説明し、丁寧な印象を与える重要な役割を果たします。A4サイズの白い用紙を使用し、黒のボールペンで記入しましょう。

送付状には、宛先、日付、件名、本文、差出人の情報を記載します。本文では、送付する書類の内容と、選考への意欲を簡潔に伝えます。

送付状を添えることで、より誠実で熱意のある応募者だと印象づけられるでしょう。

ES・履歴書の封筒に同封する送付状の書き方

エントリーシート（ES）や履歴書を郵送する際には、送付状を同封するのがビジネスマナーです。

送付状は、書類の内容を簡潔に説明し、丁寧な印象を与える重要な役割を果たしますよ。

ここでは、ES・履歴書の封筒に同封する送付状の正しい書き方について、具体的に解説していきます。

1. 右上に送付日を書く
2. 宛先を正式名称で書く
3. 自分の所属と連絡先を書く
4. 件名を中央に書く
5. 頭語と本文と結語を書く
6. 記書きを中央下部に、「以上」を右下に書く

①右上に送付日を書く

・2024年4月1日 ・令和6年4月1日

送付状の右上には、必ず送付日　（実際に書類を発送する日）を記入します。

送付日は、西暦または和暦のどちらでも構いませんが、エントリーシートや履歴書の日付との統一をお勧めします。

送付日を明確に記すことで、企業側が応募書類の到着日を予測でき、また応募締切日との関係を確認できるでしょう。

②宛先を正式名称で書く

・株式会社〇〇〇〇 人事部採用担当 △△△△様 ・担当者名が不明な場合は、「人事部採用ご担当者様」

送付状の宛先は、左上に「株式会社」などの法人格も含めて正式名称で記載します。

その下に部署名、担当者名を記入し、宛名の敬称は、会社全体宛ての場合は「御中」、個人宛ての場合は「様」を使用します。

正確な宛名を記載すれば、あなたの注意深さと礼儀正しさを示せるでしょう。

③自分の所属と連絡先を書く

〇〇大学〇〇学部〇〇学科3年 △△△△

送付状の右側には、自分の所属と連絡先を記載します。

具体的には、大学名、学部・学科名、学年、氏名、住所、電話番号、メールアドレスを順に書きます。連絡先は日中に確実に連絡が取れるものを記載しましょう。

また、履歴書やエントリーシートに記載した情報と一致させることが重要です。

正確な連絡先を記載すれば、企業からの連絡に迅速に対応できる準備ができていることをアピールできます。

④件名を中央に書く

・エントリーシート送付の件 ・応募書類送付について

送付状の中央には、件名を大きめの文字で記載します。

件名は送付する書類の内容を簡潔に表現したものなので、件名を見るだけで送付状の目的がわかるようにすることが重要です。

また、件名の上下に一行空けることで、視覚的にも目立つようにしましょう。

適切な件名を付けることで、採用担当者が一目で書類の内容を理解でき、あなたの要点をまとめる能力をアピールできます。

⑤頭語と本文と結語を書く

拝啓 貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。 この度は貴社の新卒採用にエントリーさせていただき、エントリーシートを送付いたします。 ご多忙の折、誠に恐縮ではございますが、ご査収のほどよろしくお願い申し上げます。 敬具

送付状の本文は、頭語、本文、結語の3つの部分で構成されます。

頭語は「拝啓」で始まり、続いて時候の挨拶や会社への敬意を表す文章を書きます。

本文では、送付する書類の内容と送付の目的を簡潔に説明しましょう。

また、面接の機会を希望する旨も控えめに伝えるとよいでしょう。結語は「敬具」で締めくくります。

⑥記書きを中央下部に、「以上」を右下に書く

送付状の下部には、送付する書類の内容と枚数を記載する「記」の部分を設けます。

「記」と中央に書いた後、送付書類を箇条書きにするのが一般的です。

例えば、「1. エントリーシート 1部」「2. 履歴書 1部」のように記載し、最後に、右下に「以上」と書いて締めくくりましょう。

この「記」の部分により、送付書類の内容が一目でわかります。

また、「以上」を付けることで、送付状が完結していることを示します。

ES・履歴書の郵送方法と注意点

エントリーシート（ES）や履歴書を郵送する際には、適切な方法と料金で送ることが重要です。ここでは、郵送時の料金や速達の使用、締切の種類について解説します。

1. 郵送時の料金は140円から180円程度
2. ギリギリの場合は速達を使ってもよい
3. 消印有効と必着は違う

①郵送時の料金は140円から180円程度

ES・履歴書の郵送には、通常140円から180円程度の切手が必要です。

これは、一般的なA4サイズの書類を角形2号封筒で送る場合の料金で、具体的には、封筒の重さが50g以内なら140円、100g以内なら180円の切手を貼りましょう。

ただし、同封する書類の枚数や厚さによって重さが変わるため、郵便局で重さを確認するのが確実です。

②ギリギリの場合は速達を使ってもよい

提出期限が迫っている場合、速達の利用も検討しましょう。

速達を使用すると、追加料金として300円がかかりますが通常の郵便より早く届けられます。

速達を利用する場合は、封筒の表面に赤い線を引き、「速達」と記載しますが、余裕を持って準備し、通常郵便の利用がお勧めです。

速達の使用は、スケジュール管理ができていないなどの印象を与える可能性があるため、緊急時以外は避けるべきでしょう。

③消印有効と必着は違う

応募の締切には「消印有効」と「必着」の2種類があり、その違いの理解が重要です。

「消印有効」は指定された日までに郵便局で消印が押されていればよいのに対し、「必着」は指定された日までに相手先に届いている必要があります。

消印有効の場合、実際に届くのは締切日を過ぎていても問題ありませんが、必着の場合は締切日までに確実に届けなければなりません。

締切の種類を確認し、それに応じた郵送方法を選ぶことが大切です。

エントリーシートに使う封筒やペンについてのよくある質問

エントリーシート（ES）や履歴書を郵送する際、封筒やペンの使い方について疑問を持つ就活生は多く存在します。

ここでは、よくある質問とその回答を紹介します。

1. 宛名の「様」と「殿」はどう違う？
2. 「行き」や「宛」は消すべき？
3. 簡易書留で送ってもいい？
4. 修正テープや修正ペンは使ってもいい？

①宛名の「様」と「殿」はどう違う？

宛名の敬称として「様」と「殿」がありますが、エントリーシートの封筒では「様」を使用するのが一般的です。

「様」は広く使われる敬称で、目上・目下に関係なく使えます。

一方、「殿」は主に公文書で使用され、上位者から下位者に対して使われることが多く、堅苦しい印象を与える可能性があるため、避けるのが無難でしょう。

②「行き」や「宛」は消すべき？

封筒の宛名を書く際、「〇〇行き」や「〇〇宛」などの表現を使うことがありますが、エントリーシートの封筒では基本的に不要と言えます。

これらの表現は郵便物の仕分けを容易にするためのものですが、企業宛ての応募書類では省略するのが一般的です。

代わりに、会社名、部署名、担当者名を正確に記載し、最後に「様」をつけるだけで十分ですよ。

シンプルで読みやすい宛名表記を心がけることで、清潔感のある印象を与えられます。

③簡易書留で送ってもいい？

エントリーシートや履歴書を郵送する際、簡易書留を利用しても構いません。

簡易書留は通常の郵便より確実に届く上、追跡サービスも利用できるため、重要書類の送付に適していますが、企業側が指定する郵送方法がある場合は、それに従うべきです。

また、簡易書留は受け取り時に署名が必要なため、企業によっては手間と感じる場合もあります。

特に指定がない場合は、普通郵便で送付し、到着確認は電話やメールで行うのが一般的ですよ。

④修正テープや修正ペンは使ってもいい？

エントリーシートや履歴書、そして封筒の宛名書きにおいて、修正テープや修正ペンの使用は避けるべきです。

これらの修正道具を使用すると、書類の信頼性が損なわれ、不誠実な印象を与えるので、書き間違えた場合は、新しい用紙に書き直すのが最善の対処法と言えます。

どうしても修正が必要な場合は、二重線を引いて訂正印を押す方法を取りますが、これも極力避けましょう。

丁寧に準備し、ミスのない清書を心がけることが、採用担当者に好印象を与える近道です。

エントリーシートに使う封筒とペンを最適なものにしよう

エントリーシート(ES)や履歴書の作成・郵送には、適切なペンと封筒の選択が重要です。

ペンは黒の油性ボールペンで1.6mm程度の太さが最適で、封筒は白色のシンプルな角形2号サイズを選びましょう。

封筒の表面には宛先を正確に記入し、裏面には差出人情報と郵送日、封字を忘れずに書きます。

今回紹介した内容を参考に、自分の応募書類をしっかりと準備してください。細かな配慮や丁寧さは、採用担当者にも伝わります。