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【例文あり】面接で好きな教科を聞かれた場合の答え方や質問の意図を解説

就職活動の面接では、意外にも学生時代に好きだった教科に関する質問が投げかけられることがあります

一見シンプルな質問ですが、答え方によっては自分の強みや適性を効果的に伝えるチャンスにもなり得ます。

そこでこの記事では、面接で「好きな教科」を聞かれた場合の、好印象を与える答え方や注意すべきポイントを例文とともに詳しく解説します。

 

目次

面接で「好きな教科」を聞く理由とは?

就職活動の面接で「好きな教科」を聞かれると、少し意外に感じるかもしれません。しかし、この質問には採用側のはっきりとした意図があります。

ここでは、面接官がこの質問を通じて見ているポイントを解説します。

  1. 面接官が適性を見極めるため
  2. 学生の強みや価値観を知るため
  3. 緊張を和らげるアイスブレイクとして

明日、面接があるけど不安すぎる…
どんな質問が来るか分からず、緊張してしまう…


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① 面接官が適性を見極めるため

企業は、自社の仕事に合う人材を採用したいと考えています。「好きな教科」という質問を通じて、学生の得意分野や考え方の傾向を確認しているのです。

たとえば、分析力が求められる職種において、「数学が好き」と答えた学生は好印象を持たれやすいでしょう。

このように、教科の好みと職種がうまく結びつくと、適性を自然にアピールできます。

大事なのは、ただ「好きです」と言うだけでなく、なぜその教科が好きなのか、どんな経験からそう思うようになったのかを具体的に伝えることです。

② 学生の強みや価値観を知るため

「好きな教科」は、その人の価値観や考え方を知る手がかりになります。たとえば、歴史が好きだと話す学生は、出来事の背景や因果関係に関心を持っている傾向があるかもしれません。

また、その教科に関連する具体的なエピソードを交えると、より説得力のある自己PRになるでしょう。

単に「得意だったから」ではなく、「どんな学びがあったのか」「それをどう活かしてきたのか」といった視点を意識して答えると、自分の強みを自然に伝えられます。

③ 緊張を和らげるアイスブレイクとして

面接の最初はどうしても緊張しがちです。そんなとき、答えやすい質問を投げかけることで、場の空気を和らげる狙いがあります。

「好きな教科」はその代表例で、学生が自分の言葉で話しやすくなる話題です。ここで表情が和らいだり、自然な受け答えができたりすると、面接全体の雰囲気も良くなります

実際、第一印象は最初の数分で決まることが多いため、こうした質問にもしっかりと備えておくことが大切です。

面接で好きな教科を答える際の基本ポイント

「好きな教科は何ですか?」という質問は、雑談のように感じるかもしれませんが、実は自己PRや企業理解を伝えるチャンスでもあります。

ここでは、面接で好印象を与えるために知っておきたい基本のポイントを紹介します。

  1. 教科名だけでなく理由も述べる
  2. 具体的なエピソードを添える
  3. 企業との関連性を意識する

① 教科名だけでなく理由も述べる

面接で「好きな教科」を聞かれたとき、教科名だけを答えるのはもったいないです。なぜその教科が好きなのかまで伝えることで、自分の価値観や考え方を自然に表現できます。

たとえば「国語が好き」と答えるだけでなく、「文章の背景や意図を考えるのが面白く、読解力を伸ばすことができたから」と具体的に伝えると、説得力が増します。

面接官はその理由から、あなたの人柄や志望職種との関連を探っているのです。教科名と理由をセットで話すだけで、自分らしさをより明確にアピールできるでしょう。

② 具体的なエピソードを添える

回答に説得力を持たせたいなら、エピソードを加えるのが効果的です。エピソードを使えば、教科への興味だけでなく、そこから何を得たのか、どう行動したのかまで伝えられます

ただ「地理が好き」と伝えるより、「高校時代の調べ学習を通じて異文化に興味を持ち、大学では国際関係を学ぶようになった」などの具体例があると、印象がぐっと強まります。

面接官の記憶にも残りやすく、会話が広がるきっかけにもなるでしょう。

③ 企業との関連性を意識する

好きな教科を答えるときは、志望企業や職種とのつながりも考えておくと効果的です。

もしもマーケティング職を目指す場合なら、「社会科で人の動きや市場の傾向に関心を持ち、データ分析の面白さを知った」といった話ができれば、職種との相性が伝わります。

単なる好みとして話すのではなく、「仕事に活かせる学びだった」と伝えることで、志望動機との一貫性も生まれるでしょう。

企業研究を通じて、業務内容や求められるスキルをあらかじめ調べ、自分の経験とどうつながるかを整理しておくと安心です。

【教科別】面接で好きな教科を答える際の例文

「好きな教科は何ですか?」という質問に対して、何をどう答えればよいのか悩む方は多いはずです。

ここでは代表的な教科ごとに、面接で使える具体的な回答例を紹介します。自分の経験や強みに合った教科を見つけ、答え方の参考にしてみてください。

  1. 好きな教科が国語の例文
  2. 好きな教科が数学の例文
  3. 好きな教科が英語の例文
  4. 好きな教科が日本史の例文
  5. 好きな教科が生物の例文
  6. 好きな教科が物理の例文
  7. 好きな教科が簿記の例文
  8. 好きな教科が体育の例文
  9. 好きな教科がマーケティングの例文
  10. 好きな教科がプログラミングの例文

① 好きな教科が国語の例文

「国語が好き」と伝える際は、読解力や表現力、伝える力などの長所をアピールできる例文に仕上げることが重要です。今回はその具体例を紹介します。

《例文》

私が好きな教科は国語です。中学生の頃、読書感想文で市のコンクールに入賞した経験があり、自分の考えを文章で表現する楽しさを知りました。

その経験から、本を読むだけでなく、自分の言葉で伝える力を磨こうと意識するようになりました。

大学ではレポート課題やゼミ発表の機会が多く、論理的に考え、わかりやすく伝える力が重要だと実感しています。

また、アルバイトでは後輩指導を任され、相手の理解度に合わせて説明することを心がけました。国語で培った力は、社会人としてもコミュニケーションを円滑にするために役立つと考えています。

《解説》
実体験から国語の好きな理由を語ることで、説得力が増します。抽象的な表現にせず、「伝える力」や「文章力」が活かされた具体例を入れるのがポイントです。

② 好きな教科が数学の例文

「数学が好き」という回答では、計算力よりも論理的思考力や課題解決力に焦点を当ててアピールするのが効果的です。以下はその具体例です。

《例文》

私が好きな教科は数学です。きっかけは高校時代、苦手だった図形問題を自分なりにノートにまとめて理解できたことで、考える楽しさに気づいたことでした。

大学では経済学部に進学し、統計やデータ分析の授業で数字を使って論理的に物事を捉える力がさらに磨かれました。

また、学園祭の運営では来場者数や販売数を予測して在庫管理を担当し、実際に計画通りに進められた成功体験があります。

数学で得た論理的思考力や計画力を、今後は課題発見と改善提案に活かしていきたいと考えています。

《解説》
数学の具体的な成功体験を交えつつ、実社会での応用まで言及することで説得力が増します。数字や論理をどう活かしたかを明確にすると印象が良くなるでしょう。

③ 好きな教科が英語の例文

英語が好きと伝える場合は、語学力に加え、国際的な視野や行動力をアピールできると効果的です。

《例文》

私が好きな教科は英語です。中学生の頃に観た洋画がきっかけで、英語を理解したいと思うようになりました。

高校ではALTの先生と積極的に話すようになり、大学では英会話サークルに参加して日常的に英語に触れる環境を作ったことも良い思い出となっています。

また、大学2年の夏に短期語学研修でカナダを訪れた際、現地の学生と英語で意見交換した経験が自信につながりました。

この経験から、異なる背景を持つ人とも積極的に関わる姿勢が身についたと感じています。今後も英語力を高め、グローバルな環境でも柔軟に対応できる社会人を目指したいです。

《解説》
英語を好きになったきっかけから、継続的な取り組み、実践経験まで一貫して書くと好印象です。将来のビジョンとつなげると説得力が高まります。

④ 好きな教科が日本史の例文

今回は「日本史が好き」と答える際に使える例文を紹介します。過去の出来事への関心が、考察力や分析力につながっていることを意識して構成しましょう。

《例文》

私が好きな教科は日本史です。中学生のときに大河ドラマを見て、歴史の流れや人物に興味を持ったのがきっかけでした。

高校では幕末の出来事について詳しく調べ、班活動で発表した際に、複雑な背景を自分なりにまとめて伝えることの面白さを感じたのを覚えています。

大学では日本文化や政治制度の授業を選択し、歴史が現代社会にどう影響を与えているのかを考えるようになりました。

このように日本史を学ぶことで、物事の因果関係を把握し、背景まで理解する姿勢が身についたと感じています。今後もこの考察力を、課題解決や提案の場面で活かしていきたいです。

《解説》
「なぜ興味を持ったか」「どう学びを活かしたか」をセットで書くと説得力が出ます。歴史を通じて得た視点や思考力を社会人としてどう活かすかを明確にしましょう。

⑤ 好きな教科が生物の例文

今回は「生物が好き」と答える際に使える例文を紹介します。自然や生命に対する興味を、観察力や探究心と結びつけてアピールすると効果的です。

《例文》

私が好きな教科は生物です。中学生の頃、理科の授業で植物の成長を観察した経験を通じて、生命の仕組みに興味を持つようになりました。

高校では特に遺伝や生態系の分野に関心を持ち、自ら図書館で関連書籍を読んで調べることが習慣に。大学では環境問題をテーマにした授業を選び、身の回りの自然現象にも関心を向けるようになりました。

ゼミ活動ではフィールドワークを通じて、生物多様性の重要性を実感しました。生物を学んできたことで、物事を深く観察し、根本から理解しようとする姿勢が身についたと感じています。

《解説》
興味のきっかけから継続的な学びに至る流れを丁寧に描くと好印象です。「生物好き」が単なる知識ではなく、思考習慣や価値観につながっている点を意識しましょう。

⑥ 好きな教科が物理の例文

今回は「物理が好き」と答える際に使える例文を紹介します。論理的に物事を考える力や、仕組みへの探究心をアピールできる内容が理想です。

《例文》

私が好きな教科は物理です。高校の授業で、身近な現象が法則に基づいて説明できると知ったことがきっかけでした。

特に力学の分野で、自転車のバランスや坂道の仕組みが理解できたときの驚きが印象に残っています。大学では日常に潜む物理法則を深く学ぶことができ、物事を構造的に捉える視点が身につきました。

ゼミ活動では簡単な実験を通じて仮説を立て、検証し、結果を発表する機会も多く、論理的に考え、伝える力を鍛えることができました。

物理を通じて得た論理的思考と問題解決力を、仕事でも活かしていきたいと考えています。

《解説》
物理の面白さを具体的な出来事で伝えると説得力が増します。「どんな気づきがあり、どう活かしたいか」を筋道立てて書くことがポイントです。

⑦ 好きな教科が簿記の例文

今回は「簿記が好き」と伝える際に使える例文を紹介します。数字への理解力や継続して学ぶ姿勢を、実体験とともに表現することがポイントです。

《例文》

私が好きな教科は簿記です。高校時代に商業科で初めて学んだとき、取引の流れが帳簿の中で整理されていく感覚に魅力を感じました。

数字が意味を持ち、会社の状況を把握する手段になることに面白さを覚え、大学でも簿記の授業を選択し、継続して学んでいます。

資格取得を目指して自主的に勉強を続け、日商簿記2級に合格しました。学園祭の模擬店では収支管理を担当し、利益計算や予算調整などにも積極的に取り組みました。

簿記を通して身についた数値管理力や責任感を、将来は経理や営業事務など、数字を扱う仕事に活かしていきたいと考えています。

《解説》
資格や実務経験に触れることで信頼感が高まります。「学んだ内容をどう活かしたか」を具体的に示すのが、伝わる文章のポイントです。

⑧ 好きな教科が体育の例文

今回は「体育が好き」と伝える際に使える例文を紹介します。体を動かすことへの関心だけでなく、チームワークや継続力も一緒にアピールすると効果的です。

《例文》

私が好きな教科は体育です。小学生の頃からスポーツが好きで、特にバスケットボールを通じて仲間と協力する楽しさを知りました。

高校時代は部活動に打ち込み、キャプテンとしてチームをまとめる経験も良い思い出となっています。大学ではサークル活動に参加し、スポーツを継続しながら、イベント運営にも携わりました。

その中で、目標に向けて努力する姿勢や、周囲と連携して物事を進める重要性を学びました。体育で得た粘り強さや協調性は、社会人としてもチームで仕事を進める際に必ず活かせると考えています。

今後も主体的に動きながら周囲を支える人材を目指したいです。

《解説》
単に「運動が好き」とするのではなく、組織の中での役割や経験に触れることで、社会人としての適性が伝わりやすくなります。リーダー経験や協調性を盛り込みましょう

⑨ 好きな教科がマーケティングの例文

今回は「マーケティングが好き」と伝える際の例文を紹介します。数字だけでなく人の心理や行動に関心を持っている点を伝えると説得力が増すでしょう。

《例文》

私が好きな教科はマーケティングです。大学の入門講義で「人の行動には理由がある」と学んだことがきっかけで興味を持ちました。

グループワークで仮想商品を企画・宣伝する課題があり、ターゲット層のニーズを考え抜いた提案が評価されたことで、マーケティングの面白さを実感。

また、学園祭では模擬店の集客方法を工夫し、SNSの投稿タイミングや内容を分析して改善を重ねました。

その結果、前年よりも多くのお客様を集めることができ、大きな達成感を得ました。人の心を動かすにはどんな工夫が必要かを考えるこの学びを、将来は仕事でも活かしていきたいです。

《解説》
マーケティングの学びを、実際の行動や結果に結びつけることで説得力が増します。工夫や改善のプロセスを伝えることがポイントです。

⑩ 好きな教科がプログラミングの例文

今回は「プログラミングが好き」と伝える際の例文を紹介します。論理的思考や問題解決力を強みとしてアピールするのがポイントです。

《例文》

私が好きな教科はプログラミングです。高校の情報の授業で、簡単なゲームを自作できたことに感動し、そこから興味を持つようになりました。

大学では情報系の学部に進学し、授業や自主学習を通してWebアプリの開発に取り組んでいます。特に、課題の中でエラーの原因を一つ一つ探しながら解決できたときには、大きな達成感を得ました。

また、学内のハッカソンに参加し、チームでアイデアを形にした経験は、協力して物事を進める楽しさを学ぶ機会にもなりました。

プログラミングを通じて培った論理的思考や課題解決力を、今後は実務の中でも活かしていきたいと考えています。

《解説》
「好きになったきっかけ」から「実際に学んで得た力」までを流れとして描くと、内容に説得力が出ます。成果や成長につながる経験を具体的に入れるのがコツです。

好きな教科がない場合の面接での対処法

面接で「好きな教科は何ですか?」と聞かれても、特に思いつかないという人もいます。無理に答えを作る必要はありませんが、何も言えないと印象が悪くなってしまうかもしれません。

ここでは、好きな教科がない場合にどう答えればよいかを紹介します。

  1. 趣味や関心から連想してみる
  2. 得意だった教科に言い換える
  3. 過去の成功体験と結びつける

① 趣味や関心から連想してみる

教科に強い思い入れがなくても、普段の興味や関心から関連づけて話すことができます。

もし映画が好きなら、「映像を通して歴史や文化に触れる機会が多く、社会の授業に自然と興味が湧きました」といったように答えると、自分らしさを伝えるのに有効です。

何に関心があり、そこからどのような学びを得たのかを明確にすることで、無理なく教科と結びつけられるでしょう。

② 得意だった教科に言い換える

「好き」とまでは言えなくても、成績が良かったり、苦手意識のなかった教科を選んだりするのも良い方法です。「得意だったから」という視点なら、自然な回答がしやすくなります。

たとえば「理科が得意で、実験を通して課題を見つけ、解決策を考えることに楽しさを感じていました」と話せば、自分の思考スタイルや強みを伝えることにもつながります。

好きという言葉にこだわらず、自信のある教科を前向きに伝えてみてください

③ 過去の成功体験と結びつける

特定の教科が思い浮かばない場合は、成功体験や印象深い出来事と結びつけるのも効果的です。

たとえば「作文コンクールで入賞したことがあり、その経験から国語が印象に残っています」といった形で話すことができます。

内容を盛る必要はないので、実際に感じたことを、自分の言葉でしっかり伝えてください

面接で好きな教科を答えるときの注意点

面接で「好きな教科は何ですか?」と聞かれた際、どのように伝えるかによって印象が大きく変わります。

ここでは、回答する際に意識したい3つの注意点を紹介します。

  1. 嘘をつかない
  2. 抽象的な説明を避ける
  3. 表情や態度にも気を配る

① 嘘をつかない

「企業の期待に合わせたほうが良いのでは」と考えることもあるかもしれませんが、面接で事実と異なることを話すのはおすすめできません。

自分にない経験を語ると、質問を深掘りされたときにうまく答えられず、不自然さが出てしまいます

本当は苦手だった教科を「好き」と言ってしまうと、会話が続かず、かえって評価を下げる原因になるでしょう。

② 抽象的な説明を避ける

「何となく楽しかったから」といった曖昧な理由では、印象に残りにくく、評価にもつながりません。「なぜ好きか」「どんな体験があったか」を具体的に伝えることが大切です。

たとえば、「物語の中で登場人物の感情を読み取るのが面白く、表現する力を伸ばすきっかけになった」と話せば、関心の深さや学びの内容が伝わります。

自分らしさが出るように、できるだけ明確なエピソードを添えてください

③ 表情や態度にも気を配る

「好きな教科」という身近なテーマこそ、話すときの表情や雰囲気が大切です。どんなに内容が良くても、声が小さかったり視線が合わなかったりすると、熱意が伝わりません。

自然な笑顔や落ち着いた話し方を意識すれば、好印象につながりやすくなります。

面接では、言葉だけでなく、表情や姿勢などの非言語的な要素も評価の対象になります。緊張していても、前向きな姿勢を見せることが重要です。

面接での好きな教科の回答に関するよくある質問

「好きな教科は何ですか?」という質問は、就活の面接でよく聞かれます。ただ、答え方によっては印象を左右することもあります。

ここでは、よくある疑問に答えながら、伝え方のポイントをわかりやすく解説します。

  1. 苦手科目についても聞かれたらどう答える?
  2. 好きな教科がマイナス印象になることはある?
  3. 好きな教科と志望動機が結びつかないと不利になる?
  4. 面接で同じ教科を答える人が多いと印象が薄れる?
  5. 好きな教科が職種と関係ない場合はどうするべき?

① 苦手科目についても聞かれたらどう答える?

苦手な教科を聞かれたときは、単に「できませんでした」と言うだけではもったいないです。どのように努力したかや、そこから得た学びを伝えてください

例を挙げるなら「英語が苦手でしたが、留学経験を通して少しずつ話せるようになり、自信がつきました」といったように、前向きな姿勢を見せることが大切です。

苦手でも成長しようとする姿勢は、評価につながりやすいでしょう。

② 好きな教科がマイナス印象になることはある?

好きな教科そのものが評価を下げることは、基本的にありません。ただし、理由が浅かったり、熱意が伝わらないと印象に残りにくい可能性はあります。

たとえば「体育が好き。楽だったから」というような答えではなく、「チームで協力する楽しさを学び、リーダーシップを意識するようになった」といった前向きな要素を含めるようにしてください

③ 好きな教科と志望動機が結びつかないと不利になる?

結びつきがないこと自体は、特に問題になりません。無理に関連付けようとするよりも、教科を通じて得たスキルや考え方がどう活きるかを伝えるほうが自然です。

たとえるならば「美術が好きで、アイデアを形にする力を磨きました。それが企画職でも活かせると考えています」と話すことで、ポジティブな印象を与えられます。

④ 面接で同じ教科を答える人が多いと印象が薄れる?

答える教科が他の学生とかぶっていても、あまり心配はいりません重要なのは、その教科を好きになった理由や、そこから何を学んだかを自分の言葉で伝えることです。

「国語が好き」という人は多くても、「小説の読解を通じて、人の考えを深く理解する力がついた」といった具体的なエピソードがあれば、印象に残りやすくなります。

⑤ 好きな教科が職種と関係ない場合はどうするべき?

直接関係がなくても、学んだ姿勢や得た能力をどう活かせるかが伝えられれば問題ありません

もし「音楽が好き」という人なら、「楽器の練習を何度も重ねて本番に臨む中で、集中力や粘り強さが身につきました」と伝えれば、職種に関係なく自分の強みとして活用できます。

教科名ではなく、自分の経験にフォーカスするよう心がけましょう

「好きな教科」の回答法をマスターして面接で好印象を目指そう!

面接で「好きな教科」を尋ねられたとき、どう答えるかによって印象は大きく変わります。結論から言えば、自分の経験や価値観と教科を結びつけ、自然に話せるかがカギです

理由を添えた回答や具体的なエピソードを盛り込むことで、説得力が生まれます。また、企業との関連性や志望動機との一貫性があれば、評価にもつながるでしょう。

例文を参考にしつつ、自分なりの視点で「好きな教科 」の質問に備えておくことが重要です。

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    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。