動物病院の志望動機のポイントを解説|将来性をアピールした例文も紹介
獣医師・動物看護師・動物病院トリマー・動物病院の受付・同じ動物病院でも職種によってどんな内容を書いたらいいのかわかりませんよね。
本記事ではまず動物病院の志望動機のポイントを解説し、次に職種別のアピール内容を含む例文を紹介します。
飼い主にとって家族同然の動物の健康のために、動物病院で働きたい意思をしっかり病院長に伝えていきましょう。
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記事の監修者
人事 鈴木
新卒でベンチャー企業で求人広告の新規営業を経験 入社半年でテレアポ獲得数社内1位。新卒売り上げ1位を獲得。 その後Cmind groupの人事部に入社し、新卒採用を担当。 現在は学生の面談だけではなく採用戦略や広報にも携わっている。
記事の監修者
吉田
新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。
動物病院では専門知識とポテンシャルの高さをアピールする
動物病院に勤務するためには、いかなる職種であっても動物に関する専門知識とポテンシャルが必要です。
ポテンシャルとは、「将来の可能性」「成長性」を意味しており、今はまだ表立って力は発揮されていない物の、いつか発揮される可能性を秘めた力のことを指します。
ポテンシャルが高い人は、病院長からの期待も大きいといえるでしょう。
志望する動物病院の選び方2選
ここでは、志望する動物病院の選び方を解説します。
①動物病院の種類
実は動物病院といっても、さまざまな種類があります。
かかりつけ医院 専門病院 夜間・救急病院 大学附属病院 往診病院 |
一般的な動物病院とは街のかかりつけ医院になりますが、動物の症状によって治療できる限度が決まっているため、獣医師や動物看護師は習得したいスキルで選ぶことをおすすめします。
また往診病院では、飼い主が、高齢の動物にとって体力的な負担をかけることなく、慣れ親しんだ自宅での治療を希望する際に一般的な内科的診察をお願いするケースが多いです。
それとは逆に、最先端の高度なスキルが身につけたいのであれば、獣医学部のある大学附属病院を選択するとよいでしょう。
まずは自分が「どの業務をこなしたいのか」から始めて、キャリアビジョンや働き方についての希望を決めつつ、適切な職種を選ぶ必要があります。
ここでミスマッチを作ってしまうと、のちのちの選考にも響いてしまうため、自己分析はしっかり行ないましょう。
②診療対象動物や治療方針から決める
志望する動物病院が診療対象としている動物から決める方法も良い選択の1つといえるでしょう。
なぜならトカゲや蛇などの爬虫類も動物病院には診療対象動物としている病院もあるからです。
また獣医師は犬や猫だけでなく、飼育動物(牛、馬、めん羊、山羊、豚、犬、猫、鶏、うずら)など獣医師法第十七条で定められているものを診療できます。
これらの診察対象動物や治療方針から決める選択肢もあるでしょう。
また獣医師として動物病院に勤務しながら、地方自治体の公衆衛生獣医師の「狂犬病予防員」「と畜検査員」「食鳥検査員」としての道もあります。
【職種別】動物病院の仕事内容
ここでは、職種別に動物病院の仕事内容や特徴を解説します。
また、合わせてそれぞれの職種に求められる力についても解説しているので参考にしてください。
①獣医師
獣医師は、犬や猫、小鳥、ウサギなどの小動物から、馬や牛などの大型の動物まで、幅広い種類の動物の病気の診察・治療・手術などの医療行為を行います。
飼い主と動物が共存し豊かな暮らしができる環境を築くという役割もあります。
つまり、動物病院に勤務する獣医師に求められることは、正しい知識と経験をもって動物の治療に当たり、飼い主に安心と信頼されることです。
そのためには、新薬や最新の治療法に目を向け、日々精進することや、知識とともにより多くの症例経験を積んで継続的に成長することが求められるでしょう。
獣医師はさまざまな動物相手に治療をする必要があるため、動物の扱いに慣れている必要もあります。他にも、飼い主から症状を聞くコミュニケーション力も必須です。
②動物看護師
動物看護師は、獣医師の診察のサポートや、手術中の器具出し、入院中動物のお世話、獣医師の指示のもと薬剤の調合をすることなど多くの業務をこなします。
その他にも、飼い主へ診療内容の一部説明を行うこともあるため、高いコミュニケーションスキルが必要です。
また近年のペットブームにより犬や猫だけでなく、珍しい動物もペットとして一般家庭で飼う人が増え、その分獣医師と同様に動物に関する知識量を磨いていくことが求められます。
飼い主にとってペットはただの動物ではなく、大切な家族であるため、動物看護師が診察中の様子などを伝えるだけで飼い主は心から安心することができるでしょう。
したがって、治療の補助だけでなく、不安を抱える飼い主の心に寄り添い気遣いができることも大切な業務の一環といえます。
③動物病院トリマー
動物病院トリマーは、動物病院に併設された施設などで動物の治療や病気の予防としてトリミングを行うことが業務となります。
ペットショップのトリマーとの大きな違いは、皮膚疾患の診療に必要な治療の一環としてトリミングをすることですよ。
またペットショップでは難しい高齢期の動物のトリミングを行うため、できるだけ動物に負担をかけないよう短時間で安全にトリミングを仕上げる技術が必要となります。
動物病院トリマーが担当する動物のほとんどが高齢期の動物になるため、いかに素早く不要な毛の処理をしながら、見た目にも配慮できる技術力が必要な仕事といえるでしょう。
また、動物病院のトリマーになるための国家資格はありませんが、民間のトリマーの資格があるので取得しておくと就活する際のアピールとなるのでおすすめです。
④動物病院受付事務
動物病院受付事務の主な業務は、病気の動物と飼い主が来院した際の接客・処方箋の発行、カルテの作成・管理、電話応対です。
動物病院受付事務になるための特別な資格はありませんが、獣医師が治療内容を書いたカルテを読んで診療明細書を発行するため、業務を通して知識を高めていきたい意欲がある人が向いていますよ。
また動物病院受付事務が病気で弱っている動物と不安な気持ちを抱える飼い主との最初に話しをするポジションのため、心からの慈悲と親切な対応が必要です。
したがって、求められる人物とは、カルテはPCで作成するため基本的なPCスキルと、整理・管理を任されるため几帳面な性格、動物や人に対する思いやりの気持ちのある人でしょう。
受付事務に特別な資格は必要ないため、医者の資格や看護学校での経験は必要ありません。しかし、カルテの内容を理解する程度の、動物医療の知識は必要ですよ。
動物病院の志望動機に取り入れたいポイント3選
ここでは、動物病院の志望動機に取り入れたいポイントを3つ解説します。
職種に限らず、動物病院の勤務を志望する際に取り入れるとよいポイントとなっているので、参考にしてくださいね。
①自己研鑽を惜しまない
動物病院は、治療に関する高い技術を磨くために自己研鑽を惜しまないことや、受付事務のような専門職でない場合にも飼い主から簡単な質問に答えられる知識を身につけたい意欲をアピールしましょう。
動物病院とは、可愛い動物を見て癒される場所ではなく、動物に適切な治療をする場所です。
よって、どの職種であっても常にそれぞれが向上心をもって動物病院のスタッフとして成長できる人でないといけません。
また、たくさんの知識をインプットするだけでなく、飼い主にわかりやすく診療内容を説明する力も必要です。
飼い主の張り詰めた気持ちに寄り添い、和らげるコミュニケーションスキルも理解していることも志望動機でアピールすると良いでしょう。
②実践で知見を広げたい
特に獣医師の志望動機で重要視されることとして、動物病院で実践を積みながら、さまざまな知見を広げたいということをアピールしましょう。
また志望する病院を選択した理由として、具体的に「〇〇という疾患に対する手術の症例数が多いため実践を通して経験をしたい」ことを伝えるのも効果的です。
動物病院トリマーを志望動機には、高齢期の動物の扱い方を身につけたいなど志望動機の理由がはっきり書かれている方が採用されやすくなるでしょう。
③飼い主に安心して任せられる人になりたい
「飼い主に安心してペットを任せてもらえるように、動物病院の一員として仕事をしたい」というような、気質や人柄がわかる言葉を志望動機に書くようにしましょう。
動物病院には、動物の治療の他に、飼い主の人に対してのアフターフォローをすることも必要となります。なぜなら最善の治療を尽くしたけれど、命を落とす動物もいるからです。
飼い主にとっては、動物は家族であり、その家族が命を落とすことは、自分の命が削られる思いであり、なかなかすぐに受け入れることは難しいでしょう。
そのような状態でも、飼い主の方から「この動物病院で診てもらってよかった」と思ってもらえる人が動物病院の志望動機には大切なことと考えられているはずです。
動物病院は動物を治療する場ですが、動物たちを連れてくるのは飼い主さんのため、彼らから信頼されることも、動物病院勤務の人間として重要な要素ですよ。
動物病院での志望動機として向いていない人3選
ここでは、動物病院での志望動機として向いていない人の特徴を3つ解説します。
①志望理由の明確さに欠ける人
なぜ貴院を志望したのか明確な志望理由がわからないと、志望動機として不十分と捉えられてしまうでしょう。
例えば、獣医学部の大学附属病院を志望する場合は、「最新医療設備が整っている規模の大きい病院で技術を身につけたいと考えているため」など志望理由に具体性がないといけません。
他にも地域の動物病院を志望するのであれば、志望する病院の理念や特徴をよく理解できていることを伝えられる志望動機になるよう言葉を選んで書く必要があります。
そのため動物病院の就職を目指そうと思ったきっかけや、実際に動物病院の外観からでも雰囲気を見学してみた旨など、具体的にアピールすることが大切ですよ。
基本的に、志望動機が曖昧な人は自己分析が足りず、選考のどこかで採用担当に悪印象を与える可能性が高いですね。
「志望動機がそもそも明確ではない」というのも、悪印象を与えがちなポイントの1つです。自己分析は深くまで行なっておきましょう。
②受け身のスタンスをとる人
動物病院では、常に動物医療に関する知識をインプットする必要があるため、どの職種でも受け身の姿勢では勤まらない職場といえます。
そのため動物病院の志望動機には、動物医療の関心や、自発的に学ぶ姿勢を伝える必要があります。
動物病院受付事務の志望動機は、最初から具体的な動物医療に関する内容を書くことはできないにしても、本やネットで実際の動物病院の様子などを調べ適していると思ったからと書くと良いでしょう。
③メンタルが弱い人
どんなに最善を尽くしても、助からない命があることを理解することや、助からなかったことをいつまでも引きずってばかりでは動物病院は勤まりません。
それに加え、動物の命を預かるという責任感のある人でないと勤まらないでしょう。
そのためには、動物の医療関係者としての使命を理解し、役割を果たす覚悟が必要です。
自分自身が動物の命を助ける仕事であることをよく理解し、そしてできる限りの手を尽くした結果を受け入れられるメンタルの強さをもてる人が動物病院で勤務できる人といえるでしょう。
命を取り扱う仕事では、仕事内容そのものがストレスになりがちなため、自分にストレス耐性があるかどうかも今一度考えた上で志望してくださいね。
動物病院の志望理由のフレームワーク
ここからは、動物病院の志望理由のフレームワークを紹介します。
動物が好きであることは前提とした上で、具体的にどのような理由で動物病院で働きたいのかを述べるようにしていきましょう。
①動物に関わる職種を志望するきっかけ
最初に動物に関わる職種を志望するきっかけを述べてください。
職種にもよりますが、この部分は端的に述べることで、相手の理解度が増します。
例えば、「治療に専念していた動物が回復して元気になった姿を見ることにやりがいを感じることができると考えたから」という一文から書き始めると良いでしょう。
②動物病院勤務を目指した理由
次に動物病院に勤務を目指した理由を述べるようにしてください。
動物に関わる仕事がしたいのであれば、動物園や水族館、ペットショップなど動物病院以外にも存在します。
その中で、「なぜ動物病院を志望するのか」を明確に伝えることが必要です。
昔、猫を飼っていて動物病院で診てもらったことがきっかけという理由でも大丈夫ですよ。
自分が動物病院勤務でないといけない理由をはっきりと伝え、そこでどのような働き方をしたいと考えているのか述べるようにしましょう。
必ずしも動物に触れあった経験でなくても大丈夫ですが「なぜ人間の病院ではなく動物病院なのか」などの観点から、読み手を納得させる理由をアピールしましょう。
③貴院を志望した理由
貴院の動物病院を選んだ理由を述べ、貴院にしかない魅力を理解しているからこそ本気で働きたい意思を伝えるようにしましょう。
例え、治療方針や対象となる動物、キャリアアップなどです。
この部分が志望動機の核となる部分となるので、具体的に貴院を志望した理由を書き、真剣さをアピールするようにしてください。
④自分の将来像を述べる
最後に、自分自身が将来どのようになりたいと考えているか、志望する動物病院で働くスタッフとしてどのような貢献ができるかを書くようにします。
動物病院で働くには、どの職種であっても、与えられた仕事をただこなしていくだけでなく自分自身の意思や目標をもって取り組むことが重要です。
また来院してきた飼い主に対してどのような対応をするか、それぞれの職種の観点をもって説明する必要があるでしょう。
このような点を踏まえて、動物病院で自分がどう働くつもりで考えているのか将来像を述べて締めくくるようにしてください。
自分が病院で働く姿をイメージしてアピールすることで、採用担当も、志望者がどのように病院で活躍してくれるかを想像しやすくなりますよ。
動物病院の志望動機の例文5選
最後に、動物病院の志望動機の例文を職種別に5つ紹介します。
また今回は、現在も就活生を内定に導いている現役のキャリアアドバイザーが、5つの例文を本気で添削!コツやNGポイントが分からない人は、ぜひ参考にしてくださいね。
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①獣医師編
獣医師の志望動機の例文を添削しました。なぜこの病院で働きたいのかを効果的にアピールできていることがポイントです。
【結論】私が貴院で獣医師として働きたいと考えた理由は、 |
添削コメント|元の文章では「貴院が提供する環境に魅力を感じている」と伝えつつも、その環境についての言及がありませんでした。そこで「高度な医療技術を学び続けられる貴院の環境」に焦点を当て、企業の特徴を踏まえた志望動機に変更することで説得力を向上させました。 |
【根拠となるエピソード】私が獣医師を目指したきっかけは、幼少期に近所の動物園に通い、「動物のお医者さん」の仕事を見て感動したことです。特に、ケガをした動物が元気になっていく姿を見て、自分も「動物を助ける存在」になりたいと思いました。 |
添削コメント|「特に~」という文章を追加し、根拠となるエピソードにより具体性を持たせています。「動物を助ける存在になりたい」というフレーズを追加し、志望動機の本質を強調しました。 |
【エピソード詳細】中学生のころには飼っていた猫が体調を崩し、動物病院で治療を受けた経験があります。その際、獣医師の方が |
添削コメント|修正後は「飼い主の不安に寄り添いながら治療を進めていた姿」という具体的な描写を追加し、印象的なエピソードに改良しました。動物の命を救うだけではなく、飼い主の心のケアを行っていたことにも着目しています。 |
【企業を選んだ理由】貴院を志望した理由は、 |
添削コメント|修正後は「幅広い症例を通じて実践的な経験を積む機会が豊富」という具体的な環境面の強調に加え、地域社会への貢献という理念の共感ポイントを加えました。企業の独自性や方針に対する共感を盛り込むことで、企業研究の深さをアピールしています。 |
【入社後】入社後は、 |
添削コメント|修正後は「基礎から最新技術まで学ぶ意欲」を明確にし、現場での経験を重視する姿勢を強調しました。また、将来的なキャリアビジョンとして「現場での経験を積み重ねる」という要素を加えることで、貴院での貢献範囲の広さを示しています。 |
【NGポイント】獣医師としての専門性や企業独自の環境への具体的な魅力が表現不足でした。また、志望動機が抽象的で、動物医療における成長意欲や貢献意識が十分に伝わらない内容です。
【添削内容】「結論」では動物医療における高度な技術を学ぶ意欲を明示し、「企業を選んだ理由」では幅広い症例と地域貢献を強調しています。「入社後」では基礎から最新技術までの成長意欲と、命を守る使命感を具体的に盛り込みました。
【どう変わった?】獣医師としての動機と企業の魅力が結びつき、説得力が向上しました。さらに、貴院での医療技術を活用しながら動物命への貢献意欲を具体的に示すことで、企業側に即戦力としての期待感を与える内容になっています。
・病院の独自性に触れた志望動機を作成する ・獣医師を目指したきっかけを具体的に伝える ・入社後の貢献を詳細に述べる |
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②動物看護師編
動物看護師の志望動機の例文を添削しました。自分の過去の経験から、看護師が飼い主に寄り添うことの大切さをアピールしてします。
【結論】私が動物看護師を目指した理由は、飼い主の気持ちに寄り添う仕事に憧れを持ったからです。愛猫を失った際に支えとなった動物看護師の方の存在が、「自分も誰かの助けになりたい」という思いを抱くきっかけとなりました。 |
添削コメント|修正後は志望動機をより具体的で感情を込めた表現に変更しました。その際に支えとなった動物看護師の存在に焦点を当てることで、応募者が看護師として目指す姿が具体的にイメージできます。 |
【根拠となるエピソード】実家で飼っていた猫が病気になり、 |
添削コメント|修正後は冗長な部分を削ぎ落とし、簡潔ながら印象深いエピソードとして仕上げました。「動物医療の現場で飼い主の心に寄り添う重要性を感じた」といった具体的な表現を加えることで、応募者の動機が単なる感情的なものではなく、現場での学びに基づいていることを伝えています。 |
【エピソード詳細】治療後、動物病院の看護師の方が |
添削コメント|「安心感を与えた」という言葉だけでなく、何に安心感を感じたのか、どのような気持ちになったのかを明確にすることで、病院側が応募者の思いをより深く理解できる内容になっています。 また、飼い主の不安に寄り添う姿勢を志望動機と直接結びつけたことで、病院側に一貫性のある動機を示しています。 |
【企業を選んだ理由】貴院の「飼い主に寄り添う治療」という方針を知り、私自身が動物病院で感じたような安心感を、他の飼い主の方にも届けられるのではないかと思い、志望しました。貴院が大切にしている飼い主とのコミュニケーション |
添削コメント|応募者の過去の経験を病院の方針に重ね合わせることで、個人的な動機と病院の理念が一致していることを強調しました。「幅広い症例に対応している」という魅力も合わせて挙げることで、企業(病院)研究がしっかり行われていることもアピールでき、好印象を与える内容になっています。 |
【入社後】入社後は、 |
添削コメント|「命を守る」だけでなく「安心感を届ける」という目標を加えることで、理想の看護師像に一貫性を持たせました。さらに、教育体制や成長環境に触れ、具体的な技術目標を持っていることをアピールしています。 |
【NGポイント】動物看護師を目指す理由が抽象的で、応募者の経験や感情と職業への具体的な関連性が薄かったです。また、この病院を選ぶ理由や入社後の目標が差別化できておらず、どう成長していきたいのか明確になっていません。
【添削内容】「結論」では経験に基づいた使命感を強調し、「企業を選んだ理由」では「飼い主に寄り添う治療」という病院の方針に共感したことを示しています。「入社後」では、安心感を与える役割と、教育体制を活用して成長するという目標を追加しました。
【どう変わった?】志望動機が「動物看護師」という職業特性と一致し、具体的な経験や感情を通じて説得力が高まりました。また、企業の特徴に基づいた共感や将来的な成長ビジョンを示し、企業にとって魅力的な人材像を明確化しました。
・具体的なエピソードで志望動機に信憑性を持たせる ・病院の理念と自分の価値観が一致していることをアピールする ・入社後にどのような看護師になりたいか示す |
③動物病院トリマー編
動物病院トリマーの志望動機の例文を添削しました。高齢動物にとってのトリミングの大切さをアピールできている点がポイントです。
【結論】私が動物病院トリマーを志望する理由は、 |
添削コメント|志望動機を「動物が好き」だけでなく、動物の健康や生活の質の向上を目指す点を強調しました。具体的に働いている場面を意識した動機を盛り込むことで、トリマーへの適性と熱意が伝わる構成に変更しています。 |
【根拠となるエピソード】私がただのトリマーではなく、動物病院トリマーという職業 |
添削コメント|トリマーが動物の健康にどう関わるかを具体化しつつ、なぜ普通のトリマーでなく「動物病院トリマー」でなくてはならないのか?という理由も説明し、志望動機に説得力を持たせています。健康維持の観点を加えることで、職業への理解と関心の深さが伝わる内容に改善しています。 |
【エピソード詳細】専門学校の授業では、犬や猫の基本的なトリミング技術 |
添削コメント|具体的な技術や学びの内容を補い、応募者が得た経験とその影響を明確にしました。また、飼い主との信頼構築を志望動機に関連付けることで、対人スキルや姿勢もアピールしています。 |
【企業を選んだ理由】貴院を志望した理由は、診療とトリミングを組み合わせたサービスを提供して |
添削コメント|病院の特徴を具体的に記述し、応募者の価値観と企業の理念の一致を示しました。また、高齢動物への注力という病院の強みを取り入れることで、企業(病院)研究がしっかり行われていることをアピールしています。 |
【入社後】入社後は、トリミング技術を活かしながら、 |
添削コメント|「技術を学びたい」という抽象的な表現から、高齢動物のケアや飼い主との信頼構築といった具体的な目標を明確にしました。入社後の貢献と成長意欲を伝える内容に改善しています。 |
【NGポイント】志望動機において「動物が好き」という表現はありましたが、具体的な動機や職業の意義が明確に示されていませんでした。また、企業を選ぶ理由が抽象的で、入社後の具体的な目標や貢献意識が薄かったです。
【添削内容】結論では「動物の健康と生活の質の向上を目指していること」に焦点を当て、企業を選んだ理由では高齢動物へのケアに注力している点をピックアップ。入社後については、技術習得と信頼構築という具体的な目標を明示しています。
【どう変わった?】志望動機に具体性と一貫性が加わり、動物病院トリマーの職業特性と応募者の価値観が一致している点を強調できました。また、「なぜ他でもないこの病院で働きたいのか」が明確になった志望動機になっています。
・動物の健康とトリミングを結び付ける ・病院の特徴と共感したことをアピールする ・入社後にどのような存在になりたいか示す |
④動物病院受付事務編
動物病院受付事務の志望動機の例文を添削しました。志望する動物病院の特徴を抑えて、自分が貢献できることを述べている点がポイントです。
【結論】私が動物病院受付事務を目指した理由は、幼少期に犬に噛まれた経験を通じて、 |
添削コメント|修正後は「動物と人間の関係を築く」という抽象的な表現から、「安心して共に暮らせる環境づくり」という目的を強調しました。応募者の志望動機が職務内容に直結しており、説得力が向上しています。 |
【根拠となるエピソード】私は幼少期に、知り合いの飼っていた犬に噛まれた経験があります。その犬は予防接種を受けていたため、 |
添削コメント|冗長な表現を簡潔にまとめ、エピソードが志望動機に直結するようにしました。単なる過去の体験に留まらず、その体験から得た視点や考え方が伝わる内容に改善されています。 |
【エピソード詳細】噛まれた経験をきっかけに、動物の行動やしつけについて興味を持ち |
添削コメント|エピソードでの気づきをきっかけにして学びや行動へと発展していった点を強調しました。応募者が積極的に考え、行動していることを示す内容に改善しています。 |
【企業を選んだ理由】貴院を志望した理由は、 |
添削コメント|病院の特徴を具体的に取り上げ、応募者の価値観と病院の理念の一致を強調しました。また、「総合的に支える病院」という表現を加えることで、病院の役割への理解を示し、説得力を高めました。 |
【入社後】入社後は、受付事務として |
添削コメント|「丁寧で親しみやすい対応」や「飼い主のニーズを汲み取る」といった具体的な行動を盛り込むことで、応募者の役割意識を明確にしました。さらに、抽象的な内容は避け、入社後の目標を具体的で明確に表現しています。 |
【NGポイント】応募先の病院の特徴や自分の持つ理念との結びつきが弱く、説得力が不足していました。また、入社後にどのように病院に貢献したいのかが詳細に伝わってきません。
【添削内容】体験を簡潔かつ具体的に説明し、そこから得た学びや行動を強調しました。また、応募先の病院の理念に共感した理由や入社後の目標を明確にし、説得力を高めています。
【どう変わった?】「犬に嚙まれた」という体験が志望動機に与えた影響がわかりやすくなり、応募者の価値観や考え方が伝わる内容となりました。また、入社後にどんな人材として働きたいかがより明確になっています。
・志望動機を職務内容に結び付ける ・過去の体験が志望動機にどう関係するか説明する ・入社後にどう活躍したいか明確化する |
⑤愛玩動物看護師編
愛玩動物看護師の志望動機を添削しました。「愛玩動物看護師」は2023年から試験が始まった新しい国家資格です。
この資格を活かし、動物看護師としてさらに飛躍したい意思を志望動機として書けば、十分なアピールとなるでしょう。
【結論】私は、愛玩動物看護師として飼い主と動物の双方に安心を提供できる仕事がしたいと考えています。このたび資格を取得し、 |
添削コメント|志望動機が資格取得というきっかけから自然に発展していることを強調し、説得力を高めました。「さらなる成長を目指す」という文言を追加し、向上心が高いことをアピールしています。 |
【根拠となるエピソード】 |
添削コメント|「動物病院での勤務経験を通じて」という背景を明示することで、応募者の実務経験が強みとして伝わる内容にしました。また、具体例を盛り込むことで、この後の詳細なエピソードにスムーズに繋げられます。 |
【エピソード詳細】 |
添削コメント|待ち時間や診察後のやり取りを加え、具体的な場面を想像しやすくしました。また、第三者からの「感謝の言葉」を盛り込むことで、成果に信憑性を持たせています。 |
【企業を選んだ理由】貴院は、動物病院としての診療だけでなく地域活動にも積極的に取り組んでおり、動物と飼い主の暮らしを広くサポートしている点に感銘を受けました。 |
添削コメント|応募先の病院の特徴を具体的に挙げつつ、「自身の経験を活かし」という表現を加えることで、応募者が即戦力となるイメージを伝える内容にしました。 |
【入社後】入社後は、飼い主とのコミュニケーションを大切に |
添削コメント|「診療の不安を解消」や「信頼向上」という詳細な目標を追加し、病院における応募者の役割を明確に示しました。「飼い主のニーズ」という曖昧な表現ではなく、より具体性の高いビジョンに変更しています。 |
【NGポイント】過去の経験を志望先との結びつきとして活用する視点が不足していました。また、入社後の目標が弱く、入社後にどう活躍していきたいかのビジョンが見えてきません。
【添削内容】「動物病院での勤務経験」といった実務経験があることのアピールや、「飼い主と信頼関係を築けたエピソード」を追加しました。さらに、志望先の病院の特徴を挙げ、自分のスキルがそれを補完できる点を明示しています。
【どう変わった?】応募者の具体的な経験を強みにした志望動機へと改善され、説得力が向上しました。また、入社後の展望をより詳細に示したことで、即戦力として働けることをアピールしています。
・飼い主と動物双方への配慮を強調する ・飼い主と信頼構築ができた経験をアピールする ・応募先の病院の特徴をおさえる |
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志望動機で将来のビジョンを伝えて動物病院に勤務しよう!
この記事では、動物病院の志望動機について解説しました。
動物病院の志望動機には、動物のためと、飼い主のために、献身的な気持ちをもっていることが大切です。
このような点を踏まえながら、それぞれの職種で貢献できることを考え、志望動機に書くようにして、動物病院で勤務できるようしっかり自己PRをしてください。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。