マーケティング職の志望動機とは|例文・高評価のポイントを解説
マーケティング職は、就活生に大変人気の職種です。競争率の高いマーケティング職で内定を勝ち取るには、マーケティング職の具体的な仕事内容を理解し、志望動機に反映させることが大切ですよ。
そこで本記事では、マーケティング職を目指す就活生向けに、志望動機の例を紹介します。マーケティング職を志望する方はぜひ参考にしてくださいね。
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マーケティング職の仕事内容を解説
マーケティング職は、市場の需要を把握し、自社の商品やサービスを販売につなげる役割を担っています。以下に主要な業務内容をまとめました。
- 市場調査・データ分析
- 企画立案
- 販売促進・広告
①市場調査・データ分析
マーケティングで最も重要なのは、市場調査とデータ分析です。顧客のニーズや流行を探るために必要な作業で、競合他社の動向もチェックしますよ。
他社の商品やサービスの長所・短所を知ることで、自社の魅力的な商品を生み出せます。この情報は、企画だけでなく販売促進にも役立つものですよ。
市場調査やデータ分析がしっかり行えていないと、この後の企画立案や広告の仕事も意味がなくなってしまいます。地味に見えて大変重要なのが市場分析・データ分析です。
②企画立案
市場調査で得たデータを基に、顧客を引きつける商品やサービス、イベントを企画します。新商品の開発だけではなく、既存商品の改善も担当しますよ。
独創的なアイデアが求められる一方で、顧客のニーズに応え、企業の魅力を伝えることが重要です。ここでは、論理的な思考力や発想力が生かされる業務内容ですよ。
③販売促進・広告
商品やサービスの販売促進もマーケティング職の重要な業務です。販売戦略を立て、顧客に商品の価値を伝える方法を考えますよ。
ターゲット層に対して、どのようにアピールし、どのように販売するかがポイントで、販売結果をチェックし、効果を分析して今後の戦略に活かすPDCAサイクルも特徴です。
近年は、SNSなどさまざまな形態の消費者とのコミュニケーション方法があるので面白い分野ですよ。
マーケティングの志望動機でアピールすべき自己PR3つ
マーケティング職を志望する際には、以下の能力をアピールすると採用担当者に入社後の活躍イメージを持ってもらえますよ。
- コミュニケーション力
- 分析力
- 発想力
①コミュニケーション力
マーケティング職は、各部署との連携が欠かせません。チームで1つのプロジェクトを成功させたり、開発チームや営業チームと協力する必要があるため、コミュニケーション力が非常に重要です。
さらに、経営陣に企画を承認してもらうためのプレゼンテーションスキルも必要です。コミュニケーション能力を活かした経験や人前に立ってプレゼンをした経験、チームをまとめた経験などをアピールできると高評価に繋がりますよ。
②分析力
顧客のニーズを探るために、収集したデータを分析する能力が求められます。データの多くは数値化されるため、数字に強い人が望まれます。論理的思考力も重要で、根拠のある戦略を立案するために役立ちますよ。
分析力があると、戦略の結果も正しく見れるので次の戦略に繋がり、PDCAサイクルが生まれます。現在は、さまざまなものがデータ化できるのでデータ分析の力はどの分野でも需要が高まっていますよ。
③発想力
マーケティング職では、新しい価値を生み出す発想力が求められます。既存のアイデアを改善するだけでなく、斬新なアイデアを考えることが重要ですよ。好奇心旺盛で、日常の中で新しい発見やインスピレーションを得られる人に向いています。
発想力がないという人は、普段からさまざまな情報に触れたり過去のヒット商品の誕生ストーリーなどを読むと自然とアイデアが浮かんできますよ。
マーケティング職の志望動機例文|未経験も経験者も紹介
マーケティング職の場合、経験者と未経験者では志望動機でのアピールポイントが異なります。以下に、それぞれの例をまとめました。
- 志望動機① 未経験の場合(分析力)
- 志望動機② 未経験の場合(発想力)
- 志望動機③ 経験者の場合
志望動機①未経験の場合(分析力)
マーケティング職への志望理由は、飲食店での経験から得た分析力を新たな場所で活かしたいからです。 飲食店でのアルバイト中に、商品の売上が伸び悩んでいる問題を発見しました。顧客の声や注文データを分析し、写真が分かりにくいという問題点を見抜き、メニュー表示の改善で売上を向上させました。 この経験から、顧客の視点に立ち、適切な提案を行うことの重要性を学びました。データ駆動のマーケティングが貴社で重要視されていることを知り、私の分析力を活かし、戦略的な市場調査やキャンペーン企画に貢献したいと考えています。 |
分析力をアピールする場合は、現状・どのようなデータからどう判断したのか・施策の結果を説明できるようにしましょう。複雑になりやすいと思いますが、できるだけ簡潔に説明できるように練習してくださいね。
志望動機②未経験の場合(発想力)
私は、柔軟かつ創造的な発想力を駆使し、イベント企画のトラブルを乗り越えた経験から、貴社のマーケティング職に挑戦したいと思いました。 昨年、新型コロナウイルスの影響でオフラインイベントが中止になりかけた際、オンラインでのイベントを工夫して実現しました。参加者同士の交流を促進するオンラインゲームや、匿名でコメントができるクイズなどを導入し、結果的にイベントは大成功となりました。 この経験から、変化の激しい市場で求められる柔軟性と実行力を貴社が持っていると感じ、私の発想力を活かして貴社のマーケティング戦略に貢献したいと考えています。 |
発想力をアピールする際は、たまたま閃いた話だと思われないように注意が必要です。普段から発想力を養うために行っていることなどを話せると入社後の活躍イメージがつきますよ。
志望動機③経験者の場合
私は、Webマーケティングの経験から得た分析力や論理的思考を活かし、メディア運用において貴社に貢献したいと考えています。 大学1年生から始めた長期インターンシップで、SEO対策に従事しました。最初はWebライティングを学びながらSEO対策を行っていましたが、徐々に提案・実行までを手掛け、後半にはディレクター業務も任せていただきました。 私が企画した記事は検索上位に表示されたり、PV数が1万を超えるものもありました。特に記憶に残るのは、ニーズを分析して執筆した記事から得た100万円の売り上げです。 貴社のメディア運営に参加し、分析ツールを活用した企画記事を提供することで、さらなる成果を生み出したいと考えています。 |
マーケティング経験を説明する際は、専門用語に注意してください。自分が行っていたマーケティングの手法が面接官に伝わるとは限らないからです。
マーケティング職の志望動機を書く際の注意点
ここまでマーケティング職の仕事内容や志望動機の例などを紹介しました。ここからは2点の注意点を紹介します。
- マーケティングに活かせるアピールポイントを書く
- 具体的にエピソードを書く
①マーケティングに活かせるアピールポイントを書く
マーケティング職に向かない長所をアピールするのは避けましょう。例えば、サポート力や慎重さ、ルーティンワークへの適性は、マーケティング業務にはそぐわない可能性があります。
アピールしたい場合は、「そのほかの長所として」補足するのがおすすめです。自分のアピールポイントがどのようにマーケティング職で生かされるのかきちんと説明できるようにしましょう。
②具体的にエピソードを書く
自己PRや志望動機には、根拠となる具体的なエピソードが必要です。「分析力を活かしたい」「発想力がある」といった抽象的な記述ではなく、自身の経験や実績を具体的に挙げることが重要です。
自己PRを差別化し、採用担当者に印象を残すために、独自のエピソードを盛り込みましょう。
また、この際エピソードの説明にならないように注意してください。あくまでもどのように自分の強みが生かされたのかを説明することにポイントを置いてくださいね。
マーケティング職の正しい企業研究の仕方
企業研究では、自社の特徴や他社との違いを明確に把握することが重要です。同じ業界でも、企業ごとに独自のアプローチや価値観がありますよ。それらを理解し、自社の個性を見出しましょう。
また、各企業がどのような方法で商品やサービスを宣伝し、顧客を獲得しているかを調査し、自身の志向と一致するか確認するのが大切です。
企業の販売促進戦略が自分の興味や価値観と一致していれば、それをアピールポイントとして強調してくださいね。
マーケティング職の志望動機は正しいスキルをアピールしよう!
マーケティング職を目指す新卒は競争が激しいため、他の就活生との差別化が重要です。個性や特別なエピソードがあれば、それを積極的にアピールしましょう。
マーケティング職に関連した経験やスキルがあれば、それを活かして自己アピールを行い、採用担当者にイメージを残してくださいね。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。