実は就活でも補欠合格が!補欠合格になる理由や心構えを紹介
就職活動においても、実は補欠合格が存在します。
しかし、補欠合格はなじみがなく、正規合格との違いが分からない就活生も多いでしょう。
この記事では、補欠合格がどのような意味を持つのか、補欠になる理由を説明します。
また、補欠合格時にどのような心構えでいるべきかについても紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
就活でも補欠合格は存在している!
補欠合格は、選考で一度不合格になった学生に対して、企業側の事情で内定を出すことを指します。
受験ではなじみある言葉かもしれませんが、就職での補欠合格に驚く就活生がほとんどではないでしょうか?
すべての企業で行われているわけではありませんが、一部の企業では実際に補欠合格制度を設けています。
補欠合格は基本的に、内定者の辞退で採用枠に急遽空きが出てしまった際に、採用目標達成のために出されます。
ただ、聞きなじみがないように、これは特殊な事例です。補欠合格を前提に就職活動を進める必要はなく、そのような合格もあるのだぐらいに捉えておきましょう。
就活生に補欠合格が出る理由2つ
補欠合格は、多くの学生にとって予想外の事態ですよね。
補欠合格は完全に企業側の都合であり、ここではその理由を詳しく解説します。
①採用目標に対して想定外の内定辞退が発生した
補欠合格を出す1つ目の理由は、想定外の内定辞退が発生したからです。
企業は自社の事業展開に合わせて、必要な新卒採用人数を決め、目標を追っています。そのため、企業側からしても選考を重ねてやっと出した内定者の辞退は防ぎたいです。
しかし、就活生は1社だけの選考に参加している方が珍しく、企業側は常に内定辞退される危機感を抱えているのです。
なので、想定外の内定辞退が出ることもあり、その時に補欠合格を出します。
全ての企業が行っているわけではないですが、企業側も自社に適応する学生の獲得に必死なのです。
②従業員の急な体調不良による欠員
2つ目の理由は、既存の従業員から突然欠員が出た場合に対処するためです。
従業員が病気や退職などで、急遽人手不足になった場合、企業は早急に人員を確保する必要があります。
そんな時、僅差で不採用となった候補者のリストを再検討することがあるのです。
就活だけではなく、その企業の社内状況によっても補欠合格は左右されるのです。
就活の補欠合格の通知方法2つ
ここまで補欠合格がどのようなものかについて説明してきました。
ここでは実際にどのように企業から補欠合格の通知が来るのかについて説明します。ごくまれにですが、補欠合格になる場合もあるので確認しておきましょう。
①不採用通知に連絡が来る記載あり
補欠合格の可能性が、不採用通知に記載されている場合があります。
たとえ不採用であっても、不採用通知に「○月○日までに連絡する場合があります」のような一文があれば、補欠合格のチャンスが残っているサインです。
書かれている文言一つに注目し、補欠合格の可能性を逃さないようにしましょう。
実際に補欠合格の連絡が来る可能性もあるので、選考に落ちたからと言って、企業の連絡先はすぐに削除しないようにしましょう。
②企業側から選考参加のお誘いが来る
選考に不合格の場合でも、企業側から再度選考への参加依頼が来る場合もあります。
想定外の内定辞退や従業員の体調不良による人員不足など、企業側の事情で早急な人員確保が必要な場合に多いです。
かなりレアケースですが、もし連絡が来て志望度が高い企業なのであれば再度選考に参加するのも、選択肢の一つでしょう。
就活の補欠合格は期待しないのが正解
補欠合格はかなり珍しいケースです。なので、補欠合格に対しての過度な期待はやめましょう。
不採用は基本的に特殊な事例がない限り覆ることはありません。ただ、第一志望の企業の場合、どうしても補欠合格を期待してしまいますよね。
仮に補欠合格を行っている場合でも、企業側からすれば好印象に残っている学生に限ります。
全ての選考で妥協せず、コツコツ努力した先に補欠合格はあるので、常に全力で選考に臨みましょう!
就活での補欠合格はかなりレアケース
どうしても行きたかった企業に選考落ちしてしまうと、補欠でもいいから合格したいと思いますよね。
補欠合格はかなりレアケースなので、あまり期待しないようにしましょう。
補欠合格はもらえたらラッキーぐらいに捉えて、次の選考対策に時間を使いましょう。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。