プログラマー(PG)の志望動機はどう書く?例文付きで未経験者・経験者のどちらも解説
プログラマーを目指す方にとって、志望動機をどう書くかは大きな悩みの種ですよね。
経験者なら自分のスキルや経験をどうアピールするか、未経験者なら何を強調すれば採用担当者に響くのか、迷うことも多いでしょう。
実は、いくつかのポイントを押さえることで、志望動機を効果的に伝えることができます。
この記事では、経験者と未経験者それぞれに合った志望動機の書き方を具体例とともに解説し、よくあるミスやNG例も紹介します。
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記事の監修者
人事 鈴木
新卒でベンチャー企業で求人広告の新規営業を経験 入社半年でテレアポ獲得数社内1位。新卒売り上げ1位を獲得。 その後Cmind groupの人事部に入社し、新卒採用を担当。 現在は学生の面談だけではなく採用戦略や広報にも携わっている。
記事の監修者
吉田
新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。プロフィール詳細
プログラマーの志望動機で押さえるべき7つのポイント

プログラマーの志望動機を考える際、押さえておきたい重要なポイントがいくつかあります。
以下の3つに分けて合計7個のポイントを見ていきましょう。
①全員が押さえておくべきポイント
まずはプログラマーを志望する人全員が意識しておくべきポイントを2つ解説します。
この2つは、面接で必ず聞かれるうえに、意外と見逃しがちなので注意が必要です。
1. その企業を選んだ理由を明確にする
志望動機では、まずなぜその企業を選んだのかの明確な説明が必要です。
企業のビジョンやプロジェクトに共感した理由や、その企業でしか得られない経験をどう評価しているかを具体的に示しましょう。
例えば、企業の技術的な挑戦や社会的な影響力に感銘を受け、それが自身の価値観や目標と一致している点を述べると効果的です。
企業選びの理由の深掘りにより、採用担当者に対して熱意と理解が伝わります。
2. 将来的なキャリアプランを考えておく
志望動機には、自分が将来どんなキャリアを築いていきたいか、そしてその企業がそのキャリアにどう貢献できるかの明確な記述も重要です。
企業での成長をどう考えているか、特にどんなスキルや経験を積み重ねていくつもりかを具体的に説明しましょう。
例えば、「プロジェクトマネージャーとしての経験を積み、将来的にはリーダーシップを発揮してチームを指揮したい」などの目標を掲げることで、長期的な視点と企業への貢献意欲を示すことができます。
②経験者に特に重要なポイント
続いて、プログラマー経験者の方に特に重要なポイントを2つ解説していきます。
こちらも、経験者ならではの加点になるぜひアピールしたい要素です。
1. 仕事に対するこだわりを見せる
経験者が志望動機を述べる際には、これまでの仕事に対するこだわりや信念を伝えることが効果的です。
具体的なプロジェクトを例に挙げ、その中で直面した課題に対してどんな工夫を凝らし、どんな結果を導き出したのかを詳述しましょう。
2. 過去の経験や前職でのスキルがどう活きるか説明する
過去の経験や前職で培ったスキルが、志望する企業でどう役立つかを具体的に示すことも、経験者にとって非常に重要です。
例えば、前職でのシステム設計やプロジェクト管理の経験が、新しい職場でどう活用できるかを詳細に説明しましょう。
技術的なスキルだけでなく、チームワークや問題解決能力などのソフトスキルが、新しい環境で活きることを伝えられます。
③未経験者・新卒に特に重要なポイント
最後に、未経験者の方に特に重要な要素を3つ紹介していきます。
プログラマー未経験者の方は、経験者と異なり即戦力としては期待されていないので、自分のポテンシャルのアピールが重要です。
1. プログラマーになりたい理由を明確にする
未経験者や新卒の場合、なぜプログラマーを志望するのか、その理由を明確に述べることが求められます。
プログラミングに対する興味や、どんなきっかけでこの職業を選んだのかを具体的に説明しましょう。
たとえば、初めて触れたプログラミング言語や、それを通じて解決した問題など、自分の経験を交えて話すことで、志望理由に説得力を持たせることができます。
さらに、熱意や、成長していくための意欲を強調すると、採用担当者に対して真剣な姿勢をアピールできます。
2. 勉強中のスキルや言語でプログラマーへの興味を示す
未経験者や新卒の志望動機では、現在勉強中のスキルやプログラミング言語について具体的に述べ、他の職種ではなく「プログラマーに興味があること」を示すことも重要です。
例えば、特定のプログラミング言語やフレームワークに対する関心や、それに対してどう学習を進めているかを説明しましょう。
また、自分がどんなプロジェクトに興味を持ち、それが企業の業務内容とどう関連しているかを述べることができれば、より強い興味のアピールもできます。
3. プログラミング以外のスキルもPRする
未経験者や新卒の場合、プログラミング以外のスキルの積極的なアピールが大切です。
たとえば、コミュニケーション能力やチームワーク、問題解決能力などのスキルが、プログラマーとしての業務にどう役立つかを具体的に説明しましょう。
また、これまでの経験や学業を通じて培ったこれらの能力が、プログラミングのスキルとどう相乗効果を発揮できるかを示すことで、総合的な強みをアピールできます。
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さらに、本記事の後半では実際に、プログラマーを志望する際の志望動機を添削しています!
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【経験者】プログラマーの志望動機の例文とNG例

経験者としての志望動機を書く際には、具体的な経験やスキルをどう志望企業で活かせるかの明確化が大切です。
ここでは、よい例文とよくあるミス、そしてNG例文を紹介していきます。
さらに今回は、現在も就活生を内定に導いている現役のキャリアアドバイザーが、これらの例文を本気で添削!どんなポイントに注目して書くべきか知りたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。
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【関連記事】
赤ペンESを徹底解説!エントリーシート無料添削サービスとは
①経験者の志望動機のよい例文
経験者の場合は、前職の経験を活かした志望動機を作ることになるでしょう。
その際、具体的な経験と、それを転職先でもどう活かせるかを示すことが重要です。ここでは、2つの例文を見ていきましょう。
例文1:「大規模プロジェクトでのパフォーマンス最適化の経験」
今回は、大学時代の開発経験を軸にパフォーマンス最適化の視点から企業貢献を伝える志望動機を添削しています。
自身の経験を活かして、企業に貢献できる内容を強調するのがポイントですよ。
【結論】 私は、大学時代に取り組んだ大規模開発プロジェクトで得た知識と経験を活かし、貴社でより多くの人に使われるサービス開発に貢献したいと考えています。特に、パフォーマンス改善に関する知見を活かして、ユーザーにとって使いやすく快適な大規模サービスの提供に貢献したいと考え、志望いたしました。 |
添削コメント|元の文章では、どのように貢献していくのかが伝わりにくいため、「パフォーマンス改善に関する知見」という表現を加え、説得力と志望熱意がある文章にしました。 |
【根拠となるエピソード】 大学の情報系のゼミで、 |
添削コメント|「学内向け掲示板アプリ」だけでは規模感が不明確で、開発のインパクトが伝わりづらいです。そのため「1000人」など具体的な数字を入れることで、開発価値や影響度、実用性が伴った開発経験であることをアピールできるよう修正しました。 |
【エピソード詳細】 プロジェクトでは主にバックエンドを担当し、アクセス集中時の処理遅延対応に取り組みました。 |
添削コメント|「設計の最適化」「大幅に改善」などの表現は漠然としがちです。どんなことを行ったのかイメージできるよう、改善内容を非同期処理の導入や、データベースインデックスの再設計などを具体的な用語を交えて示しました。 |
【企業を選んだ理由】 貴社は大規模なユーザー基盤を持ち、 |
添削コメント|「高トラフィックな環境」という表現はややイメージしずらく、競合他社との差別化においても弱い印象があるため、企業の事業特性に即したキーワードを加え、説得力を高めました。 |
【入社後】 入社後は、ユーザー目線と技術視点を両立させながら、安定かつ高品質なサービス開発に尽力していきたいと考えています。特にアクセスの集中する状況でも快適に使える設計や改善を通じて、サービス全体のパフォーマンス向上に貢献していきたいと考えています。 |
添削コメント|元の文章だけでも十分に伝わりますが、より企業理解の深さや自分の意欲が伝わるように具体的な行動目標を加え、テーマに沿った内容に仕上げました。 |
【NGポイント】
成果や取り組み内容の伝え方が漠然としており、どんな技術を使ってどんな工夫をしたのかが読み手に伝わりづらい状態でした。
【添削内容】
インデックスの再設計など実際に行った工夫を明記し、利用者数などの数字を加えることで、開発経験の規模や中身が伝わるように整えました。
【どう変わった?】
技術的な工夫や問題解決の流れがはっきりと読み取れる内容になり、企業が求める「現場で活かせる力」が読み取れる仕上がりになりました。
・自身が工夫した内容を書く ・数字で経験の影響度を伝える ・自分の役割と行動をはっきりさせる |
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例文2:「新技術導入によるシステム改善を実現した経験」
今回は、大学のグループワークでのシステム開発経験を軸に、プログラマーとしての適性や意欲を伝える志望動機を添削しています。
自分の工夫や成果がどのように価値を生んだかを示し、実務でも再現可能な力としてアピールしましょう。
【結論】 私は、日々進化する技術を活用して、より便利で快適な社会の実現に貢献したいと考え、プログラマーを志望しています。特に、最先端技術を用いた身近な課題解決に携わりたいです。 |
添削コメント|元の文章は結論は伝わるものの、「どのような場面で貢献したいのか」が少し曖昧でした。そこで、「最先端技術を用いた身近な課題解決」という一文を加えることで、関心の対象がより明確になりました。 |
【根拠となるエピソード】 大学のゼミで課題解決型のグループワークに取り組んだ際、 |
添削コメント|元の文章ではツール提案を行った背景にある課題や状況が伝わってきませんでした。取り組みの主体性や課題意識を明示することで、自ら問題を見つけ、解決に向けて主体的に動いた経験として説得力が増しました。 |
【エピソード詳細】 当初は紙ベースで進めていた共有タスクの管理に非効率を感じたため、独学でプログラミングを学び、Web上で予定を共有・更新できる |
添削コメント|「簡易ツール」「他グループ」という表現は曖昧で、どんな用途のツールなのか、周囲への影響はどのくらいなのかが十分に伝わりません。ツールの機能や使用状況を明示し、評価された点を示すことで、「再現性のある成果」に繋がるよう修正しました。 |
【企業を選んだ理由】 貴社は最新技術の導入に積極的で、自社開発にも力を入れておられる点に魅力を感じました。 |
添削コメント|元の文章では、「なぜこの企業なのか」という点が伝わってこないため、企業の具体的な方針や強みに言及することで、企業理解の深さと志望度の高さを示せるよう修正しました。 |
【入社後】 入社後は、基本的な開発スキルの習得に励むとともに、 |
添削コメント|「より使いやすいシステム」では漠然としており、入社後の方向性が伝わりづらくなります。現場密着やユーザー視点といった切り口を取り入れることで、企業側に「入社後にどのように価値を発揮するか」が明確になりました。 |
【NGポイント】
伝えたい方向性は見えるものの、「どのように行動し、何を実現したか」がぼんやりとしており、他の就活生と差別化しにくい内容になっていました。
【添削内容】
取り組みの中でどんな課題にどう向き合い、どう役立ったかを明示し、自分の考えや働きが企業側に伝わるよう整理しました。
【どう変わった?】
課題への向き合い方や行動の影響度が明確になったことで、取り組みの意義や自身の強みがより伝わる内容になりました。
・取り組みの背景を明記する ・自分の工夫と成果を示す ・企業の特徴と自分の強みを繋げる |
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②経験者の志望動機のよくあるミスとNG例文
経験者の方にありがちなミスは、抽象的な表現に終止してしまい、せっかくの経験や熱意がうまく伝わらない志望動機になってしまうことです。
ここでは、具体的に2つのNG例を見ていきましょう。
志望企業でやりたいことが明確になっていない
これまで幅広いプロジェクトを経験してきました。貴社でもこの経験を活かし、貢献できると考えています。幅広いスキルを活かし、成長したいと思っています。 |
この例文では、何を通じて成長したいのかの具体的な目標設定が不十分であり、採用担当者に対して明確なビジョンを提示できていません。
現職の経験やスキルが明確になっていない
現在の職場ではシステム開発を担当しており、多くの経験を積んでいます。 貴社でそのスキルを活かしたいと考えています。これまで培ったスキルが、貴社のプロジェクトで役立つと思います。 |
この例文では、どんなスキルを持っているのかが曖昧で、具体的にどう企業に貢献できるかが不明確です。
また、スキルの具体的な内容を説明せずに漠然とした表現に留まっており、採用担当者にとって説得力に欠けるもったいない志望動機になっています。
【未経験者】プログラマーの志望動機の例文とNG例

未経験者としてプログラマーを志望する際には、学習している内容やプログラミングへの熱意を伝えることが求められます。
こちらも、よい例文とよくあるミス、そしてNG例文を紹介します。
ここでもまた、現在も就活生を内定に導いている現役のキャリアアドバイザーが、これらの例文を本気で添削!どんなポイントに注目して書くべきか知りたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。
また、志望動機がそもそも書けずに困っている人は、就活マガジンの志望動機テンプレを試してみてください!まずはサクッと作成して、悩む時間を減らしましょう。
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赤ペンESを徹底解説!エントリーシート無料添削サービスとは
①未経験者の志望動機のよい例文
未経験者の場合は、個人としての過去の経験を活かした志望動機を作ることになるでしょう。
その際、具体的な興味を過去の経験も交えて説明することも大切です。ここでも、2つの例文を見ていきましょう。
例文1:「独学で学んだPythonを活かして即戦力に」
今回は、独学経験を軸にしたプログラマーの志望動機を添削しています。
未経験者や独学者の場合は、成長意欲と学ぶ姿勢を前向きに伝えましょう。
【結論】 私は、独学で身につけたプログラミングスキルを活かし、 |
添削コメント|「社会の課題を解決する」という表現は範囲が広すぎて、未経験者の立場では説得力を持たせにくいです。そこで、「多くの人に使われるシステム開発に携わりたい」という表現にし、身近なことに言及した内容に修正しました。 |
【根拠となるエピソード】 きっかけは、大学のゼミで行った地域課題に関する調査活動です。非効率な情報共有に課題を感じたため、 |
添削コメント|「興味を持ちました」だけでは志望動機としての説得力がやや弱く感じられます。なぜIT技術を用いたのかの理由を示すことで、ITに対する動機の強さと方向性を明確にしました。 |
【エピソード詳細】 |
添削コメント|「不安もありましたが」は曖昧かつやや弱気な印象を与えかねません。未経験でも前向きに学ぶ姿勢を強調するために、「理解に苦労しましたが」と言い換えることで、成長意欲と粘り強さを両立して伝える構成にしました。 |
【企業を選んだ理由】 貴社は未経験者の成長を支援する教育体制に定評があり、 |
添削コメント|「社会貢献性が高い」はありきたりで、他社との差別化になりづらいため、具体的な事業領域(医療・教育)を挙げて説得力を強化しました。 |
【入社後】 入社後は基礎技術を確実に習得し、将来的にはユーザー視点を大切にした開発で、 |
添削コメント|「チームに貢献できる」は汎用的すぎて、目指す姿が伝わりにくい表現です。改善文では「わかりやすく使いやすい設計を提案できる」という目標を示し、未経験者でも前向きかつ明確なキャリアビジョンを印象づけるよう修正しました。 |
【NGポイント】
全体的に熱意はあるものの、行動の内容や成長過程があいまいで、企業が重視する「入社後の伸びしろ」が伝わりにくい構成になっていました。
【添削内容】
ITに関心を持った背景と、それを独学で学び、行動に移した経験を強調しました。また、学部外での挑戦に前向きに取り組んだ姿勢を同時に示しました。
【どう変わった?】
自ら課題を見つけて学び、行動してきた姿勢が伝わる内容になりました。未経験でも前向きに成長できる力が企業に伝わる構成に改善されました。
・成長意欲を強調する ・挑戦に前向きな姿勢を伝える ・自ら動いた経験を盛り込む |
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例文2:「チームワークと自己学習の意欲で貢献する」
今回は、自身の強みであるチームワークや成長意欲を軸にプログラマーの志望動機を添削しています。
未経験者であっても、これまでの経験から学んだ姿勢や考え方を職種と結びつけて伝えることが大切ですよ。
【結論】 私は、 |
添削コメント|冒頭の「チームで一つの目標に〜」はやや冗長的な表現です。志望職種や動機をより明確に伝えるため、「チームでの協働」と「成長環境」への魅力を簡潔に表現することで、読み手に意図が伝わりやすくなりました。 |
【根拠となるエピソード】 大学では経済学を専攻しており、授業の一環でゼミ活動に取り組む中、 |
添削コメント|「物事を形にしていく面白さを知りました」という表現は具体性がなく、根拠として弱い印象があったため、チーム活動で得たスキルや学びを具体的に明示しました。 |
【エピソード詳細】 ゼミでは、経済課題のプレゼン発表に向けて、各自が調べた情報を持ち寄り、何度も議論を重ねながら資料を完成させました。 |
添削コメント|元の文章では議論の結果だけが書かれており、課題解決の過程が不明確だったため「どんなことを行い、その成果が得られたか」の過程を示し、行動の具体内容と再現性が伝わるようにしました。また、最後の一文はプログラマー職へのつながりを意識して修正しました。 |
【企業を選んだ理由】 貴社は |
添削コメント|「教育体制が充実している」だけでは他社でも言える内容であり、志望理由として弱く見えてしまいます。実際の制度名を挙げて具体化することで、企業研究の深さが伝わり、納得感のある志望理由になりました。 |
【入社後】 入社後は、まずは一日も早く現場で |
添削コメント|「信頼される」という表現は曖昧で、どのような状態を指すのかが企業に伝わりません。そこで「業務の自立した遂行」など具体的な行動が伝わる文言に変更し、企業が評価しやすい目標を示しました。 |
【NGポイント】
職種とのつながりや自分の強みが曖昧で、企業側が「なぜプログラマーなのか」「どう活躍できるのか」を読み取るには根拠が弱い構成となっていました。
【添削内容】
チームでの活動経験を通じて学んだ姿勢やスキルを明確に示し、その経験がプログラマーという職種や働き方とどのように重なるのかを補いました。
【どう変わった?】
チーム経験から得た学びがプログラマー職にどう活かせるかが明確になり、自分の強みが企業の求める人物像と重なることが伝わる内容に改善されました。
・まわりくどい表現は避ける ・企業の特徴は詳細に伝える ・経験と職種を結びつける |
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②未経験者の志望動機のよくあるミスとNG例文
未経験者の方にありがちなミスは、本当にプログラマーや志望企業に興味があるのか・熱意があるのかが伝わらない文書になってしまうことです。
ここでも、具体的に2つのNG例を見ていきましょう。
1. プログラミングへの興味が感じられない
新しい分野でチャレンジしたいと思い、プログラマーを志望しました。未経験ですが、これまでの経験を活かして貢献できると考えています。貴社で学びながら成長したいと考えています。 |
プログラミングに対する具体的な興味や情熱が感じられず「単に新しいことに挑戦したい」だけでは説得力に欠けます。
プログラミングのどの部分に興味があるのか、なぜそのスキルを身につけたいのかを明確にすると、より具体的な志望動機となるでしょう。
2. この企業でなければならない理由がない
プログラマーとして成長したいと考え、御社を志望しました。業界大手の企業で働きたいという希望があり、貴社を選びました。貴社の成長性や安定性に魅力を感じています。 |
具体的にその企業でなければならない理由が薄く、他社でも同様の志望動機が通用してしまう内容です。
よりよい志望動機にするには、企業の特徴や魅力を深掘りし、なぜその企業でなければならないのかを明確に述べる必要があります。
プログラマーの仕事内容と求められるスキル

ここでは、プログラマーとシステムエンジニアの違い、そしてプログラマーに求められる適性やスキルについて説明します。
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プログラマーの仕事内容
プログラマーの主な仕事は、システムやアプリケーションの具体的なコードを書くことです。
これには、設計書に基づいてプログラムを構築し、テストやデバッグを行い、システムが正確に動作することを確認するプロセスも含まれます。
また、チームでの作業が多いため、他のプログラマーやエンジニアと連携して作業を進める能力も重要です。
プログラマー(PG)とシステムエンジニア(SE)の違い
プログラマー(PG)とシステムエンジニア(SE)は、IT業界でよく混同される職種ですが、役割に明確な違いがあります。
プログラマーは主にコードを書くことで、具体的なシステムやアプリケーションの実装を担当する一方、システムエンジニアはシステム全体の設計や要件定義を行い、プログラマーに指示を出す役割を担います。
つまり、システムエンジニアが設計した仕様に基づいて、プログラマーがそれを実際に動作する形に仕上げる流れが一般的です。
プログラマーとシステムエンジニアは、互いに補完し合いながらプロジェクトを進める関係にあります。
プログラマーに求められる適性・スキル
プログラマーには、技術的なスキルだけでなくいくつかの重要な適性が求められます。
まず、論理的思考力は不可欠であり、複雑な問題を分解し、順序立てて解決する能力が重要です。
また、コードを書く上では注意深さや、バグを迅速に見つけて修正する力も求められます。
さらに、最新の技術トレンドに対する興味や自己学習の意欲も大切で、プログラミングの世界は常に進化しているため、新しい知識を習得し続ける姿勢が成功の鍵です。
プログラマーの志望動機を効果的に伝える・書くコツ

志望動機を効果的に伝えるためには、いくつかのポイントを押さえておくことが重要です。
①結論を最初に明示する
志望動機を書く際には、最初に結論を明示することが効果的です。
結論を先に述べることで、採用担当者に強い印象を与えることができます。例えば、「御社の成長戦略に強く共感し、貢献したいと考えています」などの形で、志望理由を最初に明確に示すことが効果的です。
その後で、その結論を裏付ける具体的な理由や背景を詳述することで、説得力を持たせることができます。
②具体的なエピソードで説得力をもたせる
志望動機には、具体的なエピソードを交えることで説得力が増します。
単に「技術力を高めたい」などの抽象的な表現をするのではなく、志望動機につながる原体験を絡めて伝えることで、説得力の増した志望動機が作れるでしょう。
③志望理由と転職理由とを矛盾させない
志望動機を書く際には、志望理由と転職理由が矛盾しないことも重要です。
例えば、前職を辞めた理由が「技術的な挑戦が少なかった」であれば、新しい企業でどうその挑戦を追求したいのかを明確に述べる必要があります。
これにより、転職理由がネガティブな印象を与えず、新しい環境でのポジティブな意欲として伝わるでしょう。
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プログラマーの効果的な志望動機の書き方についてまとめ
プログラマーの指導動機作成の際は、経験者と未経験者それぞれに合った書き方を理解し、具体的な例を参考にして、自分の強みを効果的に伝えることが大切です。
今回紹介したポイントを押さえ、志望動機に説得力を持たせることで、採用担当者に響く内容に仕上げましょう。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。