【例文8選】食品業界の志望動機の書き方|業界の現状や魅力も紹介
「食品業界に入りたいけど、志望動機がわからない」そのようにお悩みではありませんか?
たしかに食品業界は人気で競争率が高いため、志望動機の作成で悩みますよね。
そこでこの記事では、「食品業界の志望動機の作り方」や「ポイント」などを詳しく解説します。
食品業界を志望するうえで知っておくべきビジネスモデルや、部署についても紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
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記事の監修者
人事 鈴木
新卒でベンチャー企業で求人広告の新規営業を経験 入社半年でテレアポ獲得数社内1位。新卒売り上げ1位を獲得。 その後Cmind groupの人事部に入社し、新卒採用を担当。 現在は学生の面談だけではなく採用戦略や広報にも携わっている。
記事の監修者
吉田
新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。プロフィール詳細
食品業界とは

食品業界とは、食品に関する事業を行っている業界のことで、生きていくうえで欠かせない「食」を提供しており、生活を支えています。
同じ食品業界であっても企業ごとで得意としている製品は異なり、食品メーカーであれば、大豆製品やレトルト・冷凍食品などの加工食品のほか、清涼飲料水の製造・販売をしています。
就活生のイメージといえば企業のイメージが強いかも知れませんが、農業や漁業なども食品業界ですよ。
食品業界のビジネスモデル

一口に食品業界といっても、さまざまな企業が関わっています。食品業界のビジネスモデルは、以下の3つで成り立っています。
これから紹介する内容は志望動機を作成するうえで欠かせないため、必ず押さえておきましょう。
①【第一次産業】農業や漁業を担う
第一次産業とは、農業や漁業、木材の提供まで行っている産業のことです。
原材料を提供しており、私達の生活は第一次産業で成り立っているといっても過言ではありません。
生活に必要不可欠な産業であるものの、少子高齢化の影響や後継者不足などの理由から、深刻な人手不足に陥っています。
②【商社】第一次産業と食品メーカーをつなぐ
商社は、先に紹介した第一次産業と食品メーカーを仲介する役割を担っており、特に海外から原材料を仕入れる場合は、商社が流通をしています。
中には特定の分野を専門としている商社もあり、いずれも製造者と消費者をつなぐうえで欠かせない存在です。
近年は価格を抑えるために商社を介さない食品メーカーもあるものの、商社は取引を円滑にするうえで欠かせません。
③【食品メーカー】製造した食品を消費者に届ける
食品メーカーは、商社を介して第一次産業から原材料を仕入れ、食品を製造して消費者に届けています。
私達が普段口にしている加工食品や、調味料などの食品原料、お菓子などもすべて食品メーカーが製造・販売しているものです。
食品メーカーごとで得意とする分野は異なり、加工食品に特化した企業があれば、清涼飲料水が売上の多くを占めている企業もありますよ。
志望動機を考える際は、志望する企業がどこに強みを持っているのかを調べておきましょう。
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食品業界の現状

ここでは、食品業界の現状を以下の5つ紹介します。
それぞれの現状を詳しく見ていきましょう。
①産地直送のサービスの普及
新型コロナウイルスの影響で、外食産業は休業・時短申請を余儀なくされ、農作物や水産物が手元に余ってしまう状況になりました。
このような事態を解決するために生まれたのが、インターネットを介して生産者から直接食材を購入できる「産地直送」ですよ。
また、食品業界でもSDGsへの取り組みが広まっており、多くの企業が力を入れています。
今後はどのようにフードロスを減らせるか、SDGsを意識できるかが、大事なポイントです。
②健康意識の高まり
2015年に開始した特定保健用食品や機能性表示食品などの制度の後押しから、ハイカカオチョコレートやオートミールなどの健康食材が注目されています。
また、塩分や糖質などを控えた商品の開発に注力している企業も多く、「糖質オフ」「減塩」といった製品が販売されています。
健康意識の高まりから、今後は手間を減らしながら効率よく栄養を摂取できる食品が注目されるでしょう。
③原材料にこだわった差別化
食が多様化したり、国内消費が落ちている現在で生き残るために、差別化を図る必要があり、原材料にこだわる企業が増えています。
コンビニのホットスナックや、独自の製品などがイメージしやすいでしょう。
プレミアムやオリジナルといったキーワードを使用して、企業ならではの特徴をアピールしています。
④冷凍・加工食品の需要拡大
現在は夫婦共働き世帯や単身世帯が増加していることを理由に、冷凍・加工食品の需要が増えています。
冷凍チャーハンや冷凍唐揚げは電子レンジで温めるだけにもかかわらず、クオリティの高い商品を食べることが可能です。
他にも温めるだけで食べられるお弁当サービスがあり、今後も手軽さに特化した製品は需要が増えるでしょう。
⑤購入手段の多様化
以前はスーパー、コンビニで買い物をするのが一般的でしたが、現在はネットスーパーが普及して購入手段が多様化しています。
その背景には、共働き世帯の普及やタイムパフォーマンス、時間対効果を重視する人が増えているためです。
現在は、多くの企業がネットスーパーに力を入れています。また、飲食店のフードデリバリーも増えていますよ。
食品業界の職種

食品業界といっても、職種ごとで業務内容が大きく異なります。まずは、食品業界の職種である以下の4つを押さえておきましょう。
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①開発・生産部門
研究・生産部門では、味の研究をして、商品開発に必要なデータを集める部門で、企画部門のアイデアを元に実際に製品を作り上げていきます。
企業によっては自社で研究所を持っており、味の改良や原材料の研究を行っていますよ。生産を行う工場の場合は、生産計画に基づいて製品を生産するのが役割です。
決められた手順で製品が作られているか、味やサイズに問題がないかなど、品質チェックも行われます。
なお、開発・生産部門では専門知識が求められるため、理系知識があることを条件にしている企業がほとんどですよ。
②商品企画・マーケティング
商品企画・マーケティングは新商品の企画を担う部門で、具体的な業務はトレンドや消費者のニーズ調査、それらのデータ分析です。
トレンドに敏感であるか、調査する力はあるかなどが重視されます。
③管理部門
管理部門とは、経理や人事・広報・経営など企業全体を管理する部署のことで、ほとんどの場合、製品そのものに関わることはありません。
また、管理部門は企業にかかわらず共通している業務が多いため、志望動機が考えやすいですが、中には自社製品や食品業界の知識を求められるケースもあります。
例として、広報であれば自社製品の知識、法務であれば食品業界のトラブル事例などです。
当然ですが、ありきたりな志望動機は通過率が下がるため避けましょう。あくまで、食品業界の管理部門を選んだ理由を考えるようにしてください。
④営業・販売部門
営業・販売部門では、自社製品を飲食店やスーパーに取り扱ってもらうよう営業をするのが仕事です。
製品を売り込む以外にも、消費者に興味を持ってもらうためのイベントや、店舗でのキャンペーンの開催もしますよ。
能力としては、消費者のニーズの把握、営業のヒアリング能力などが求められます。自社製品が多くの人の手に渡るには、営業・販売部門がとても重要です。
食品業界の魅力

ここでは、食品業界の魅力を以下の4つの項目に分けて詳しく紹介します。
食品業界ならではの魅力を詳しく見ていきましょう。
①安定した業界である
食品は人間が生きていくのに必要不可欠なものなので、食品のトレンドの変化はあっても、食品自体が不要になることはありません。
インターネット業界とは異なり、技術の影響を受けにくく、常に需要があり安定した業界なのはイメージできるでしょう。
実際、食品業界には創業100年を超える企業が多くあります。
また、知名度が低い企業であっても、特定のジャンルや販売網を強みに経営基盤がしっかりとしています。
②国内食品は海外からの注目度も高い
国内食品は、安全性の高さを理由に海外からの注目を集めています。
食品業界が海外進出している理由には、シェア率の拡大や原材料価格の高騰などもありますが、海外では日本食ブームや安全性の高さから、日本の商品を買いたいと思う消費者が多くいることも挙げられます。
また、そもそも商社では海外から食品を輸入することも多いため、海外業務の機会も珍しくありません。
海外業務に憧れがある方や、日本食を世界に発信したい方からすれば、食品業界で働くやりがいになるでしょう。
③自社商品を目にできる
食品は目に見える製品であり、SNSやマスコミで話題になりやすいことから、自社商品の反応を身近に感じられます。
自分が関わった商品が陳列されていたり、美味しいといった感想が耳に入ったりすれば、仕事へのモチベーションも上がるでしょう。
④Uターン、Iターン転職でキャリアの視野が広がる
食品業界は全国各所に事業所があるため、他の業界よりも地方・首都圏に移住するUターン、Iターンがしやすい傾向です。
近年はUターン、Iターンのニーズが高まっていることもあり、食品業界の魅力の1つです。
選択肢は多く持っておきたい、キャリアが具体的になっていない場合は、全国各所に事業所のある食品業界が有利です。
食品業界の志望動機を作るときの流れ

ここでは、食品業界の志望動機を作るときの流れを紹介します。具体的な流れは、以下の6つです。それぞれの流れを詳しく見ていきましょう。
- 食品業界を志望する理由を深掘りする
- 食品業界が求める人物像を考える
- 仕事で実現したいことはなにか
- 企業を選んだ理由はなにか
- 選んだ企業でどのように活躍したいか
- 志望動機のフレームワークに沿って内容を考える
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①食品業界を志望する理由を深掘りする
志望動機を作成する際は、なぜ食品業界を志望するのか理由を深掘りしましょう。
例として、食への関心の強さや食品業界が抱えている問題などに触れると、熱意をアピールできます。
同時に、食品業界で働きたいとなったきっかけや背景などを実体験とともに伝えると、説得力と具体性が増します。
②食品業界が求める人物像を考える
食品業界において消費者のニーズの移り変わりは早く、時代に合わせて新しい製品を生み出す必要があり、失敗を恐れずに自主的に行動することが大切です。
また、開発した商品をリピートしてもらうように考えることも欠かせないため、今の製品を良くするためにどうするべきか、考えてチャレンジする力も求められます。
また、食品は口にするものであるため、年配の方やアレルギーへの対処も必要なため、安心して食べられるものを生産するという責任感も大切ですよ。
③仕事で実現したいことはなにか
将来的に仕事でどのようなことを実現したいのかも考えましょう。同じ食品業界の企業であっても、取り組んでいる事業はそれぞれの会社で異なります。
先に仕事で実現したいことを考えることで、自ずと自分に向いている企業が自ずとわかるようになるでしょう。
先に企業を選んでから志望動機を考えるパターンもありますが、この場合は志望動機を考えるのに時間がかかったり、矛盾が生じたりする可能性があるため、先に仕事で実現したいことを考えてから企業を選ぶのがおすすめです。
④企業を選んだ理由はなにか
企業の志望理由を言語化しましょう。「大好物がその企業の食品だから」といった志望動機は避けてください。
先に考えた仕事で実現したいことと、その企業の強みや注力している事業などを絡めると、オリジナリティと説得力のある理由が生まれます。
志望動機に具体性をもたせるには、企業研究が欠かせません。企業の注力している事業や特徴などを把握して、志望動機に盛り込んでいきましょう。
⑤選んだ企業でどのように活躍したいか
選んだ企業でどのように活躍したいのかを言語化してください。企業の志望理由や食に興味を持ったきっかけなどを踏まえて、将来的にどのような仕事を行いたいのかを考えてみましょう。
企業にとって大事なのは、消費者から購入される食品を考えて生み出すことです。自分視点ではなく、世の中のニーズも踏まえて実現したいことを考えてみましょう。
⑥志望動機のフレームワークに沿って内容を考える
最後は、志望動機のフレームワークに沿って考えた内容を整理しましょう。志望動機のフレームワークは、以下の通りです。
- 志望動機を一言で話す
- 理由を簡潔かつわかりやすく伝える
- 過去のきっかけを踏まえて志望理由を具体的に伝える
- 入社後の目標を伝える
わかりやすい文章にすれば採用担当者も理解しやすくなり、魅力が伝わりやすくなります。
文章力に不安がある方は、第三者に確認してもらうと安心です。
【職種別】食品業界の志望動機例文8選
食品業界では、職種ごとに求められるスキルや強みが異なります。自分の志望職種に合った視点で動機を伝えることが重要です。
本章では、職種別に志望動機の例文を紹介し、求められる適性や伝え方のコツも解説します。自身の経験と照らし合わせてご覧ください。
- 開発・生産部門|素材・成分の改良
- 開発・生産部門|製品の差別化・独自性
- 商品企画・マーケティング職|消費者ニーズの分析
- 商品企画・マーケティング職|ブランディング戦略
- 生産管理・品質管理職|安全性・安定供給への貢献
- 営業職|小売・飲料メーカー向け
- 営業職|法人営業・BtoB
- 海外事業担当|現地との連携
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【関連記事】
赤ペンESを徹底解説!エントリーシート無料添削サービスとは
①開発・生産部門|素材・成分の改良
今回の例文は、食品業界の開発・生産部門を目指す人向けの志望動機です。
素材や成分の改良という業務に焦点を当て、研究への関心や大学での経験から企業選び、入社後の貢献意欲まで一貫して述べられている点がポイントです。
【結論】 私は、人々の健康や生活の質を支える食品の素材・成分の改良に携わりたいと考え、貴社の開発・生産部門を志望いたしました。 |
添削コメント|結論の冒頭で志望する職種領域(素材・成分の改良)と企業への志望理由を簡潔に明示している点は非常に良いですね。しかし肝心の「開発・生産部門」志望であることが示されていなかったため、追記しています。 |
【根拠となるエピソード】 中学生の頃、食物アレルギーを持つ友人が「自分だけ違うものを食べるのがつらい」と話していたのがきっかけで、 |
添削コメント|「安心して楽しめる食品への関心」は具体的な心理状態が分かりづらい表現です。修正後は、友人の発言から関心が広がった経緯が明確になり、エピソードの説得力が増しています。 |
【エピソード詳細】 大学では栄養学を学び、ゼミでは植物由来の代替素材について研究しました。市販品の比較や成分分析を行う中で、 |
添削コメント|「やりがいを実感した」は主観的すぎて志望動機とのつながりが見えづらいため、実験内容や工夫を具体的に示す表現に変更。研究スキルや課題対応力が明確になり、専門性が伝わりやすくなりました。 |
【企業を選んだ理由】 貴社は独自技術で栄養機能を保ちながら、 |
添削コメント|「おいしさも両立した商品開発に取り組んでいる」といった抽象的な賛辞は読み手に印象が残りづらいため削除し、製品の具体的な特性と自身の研究経験を結び付ける表現に変更。これにより「なぜ貴社を志望するのか」がより明確になっています。 |
【入社後】 入社後は、原料の選定から試作・検証まで主体的に関わり、 |
添削コメント|「貢献したい」などの抽象的な表現を具体的な行動と成果に置き換えることで、入社後の働き方がイメージしやすくなっています。特に「多様なニーズに応える素材開発」や「選ばれる商品の市場拡大」といった目標の明示により、入社後の意欲をアピールしました。 |
【NGポイント】
友人との会話から関心が芽生えたとしつつも、後続の行動が具体性に欠けていました。企業を選んだ理由は一般的な賛辞が中心で、入社後の目標も抽象的でした。研究についても、技術的な難しさや成果が伝わりにくい内容となっていました。
【添削内容】
動機部分に素材改良への関心が深まる具体的な流れを補強し、研究では組成や温度調整などの実験内容を明示しました。企業理由は製品特性と自身の経験を結び付けて根拠を強化。入社後の目標はアレルギー対応素材の開発に絞りました。
【どう変わった?】
動機から企業選択、入社後の目標までが一貫し、説得力が向上しました。技術的工夫や専門性が具体的に伝わるようになり、志望者の実務適応力や貢献イメージが明確に伝わる内容に改善されています。
・原体験と行動を因果で結ぶ ・研究成果と試行工夫を具体数値と工程で示す ・企業の独自技術と自身の強みを結合する |
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②開発・生産部門|製品の差別化・独自性
今回の例文は、食品業界の開発・生産部門のうち「製品の差別化・独自性」をテーマにした志望動機です。
このテーマでは、単なる製品開発への意欲だけでなく、「なぜその差別化・独自性に価値があると考えるのか」を伝えましょう。
【結論】 私は、消費者の心に残る商品を開発し、食品を通じて日常に小さな幸せを届けたいと考え、 |
添削コメント|元の文章では「貴社でなければならない理由」がやや弱く、他社でも通用するように見えてしまう点が課題でした。志望先の技術と自身の開発志向を結び付ける一文を加えることで、「開発・生産部門で何を実現したいのか」が明確になりました。 |
【根拠となるエピソード】 きっかけは、幼少期に家族で食べたある乳製品です。 |
添削コメント|「人を笑顔にする力がある」といった表現だけでは動機の根拠が伝わりにくいため、祖父の発言を加え、情景が明確にして説得力を高めました。さらに、その経験を通じた自身の気づきに言及することで、志望動機とのつながりが強化されました。 |
【エピソード詳細】 大学では農学部で食品衛生や製造工程を学びながら、ゼミでは地域特産品を活用したレシピ開発を行いました。試作を重ねた結果、地域イベントで商品化が決まり実際に販売までつながり、 |
添削コメント|「やりがいを体感」では成果や学びの深さが伝わりにくい点が課題でした。「求められる味・形」を数値で評価し改良したプロセスを明示することで、論理的思考力や改善力が伝わり、技術職志望としての適性がより明確になりました。 |
【企業を選んだ理由】 貴社は独自の製法で差別化された製品開発に力を入れており、 |
添削コメント|「魅力を感じました」といった主観的な表現では読み手に響きにくいため、具体的な製品を挙げました。低温発酵技術による差別化や市場対応力に言及することで、企業研究の深さが伝わり、志望理由の説得力が大きく高まりました。 |
【入社後】 入社後は原料選定から製造工程までを幅広く学び、 |
添削コメント|「ブランド価値向上」といった目標だけでは具体的な行動が見えにくく、説得力に欠けていました。官能評価の活用や商品ライン拡充といったアプローチを示すことで、入社後の役割や貢献イメージが明確になり、即戦力としての期待が持てる内容に仕上がっています。 |
【NGポイント】
エピソードも感情表現が中心で行動や成果が曖昧、企業理由は一般的な賛辞に留まり、同業他社との差が示せていませんでした。入社後の目標も漠然としており、具体的な行動計画が見えない点が課題でした。
【添削内容】
結論では独自技術と自身の志向をつなげて熱意を明示しました。企業理由では低温発酵製品を挙げて差別化を強調し、入社後は官能評価や商品ライン拡充など具体施策に落とし込みました。
【どう変わった?】
志望動機に一貫性と具体性が生まれ、企業との適合性や成長意欲が伝わる内容に。行動や学びが数値とともに描かれ、再現性と実務適性が明確になったことで、採用担当が将来像を具体的にイメージしやすくなりました。
・結論で企業独自技術と接続し熱意を示す ・具体的数値と発話提示で再現性をさらに高める ・入社後の行動計画を工程別に細かく提示する |
③商品企画・マーケティング職|消費者ニーズの分析
今回の例文は、食品業界の商品企画・マーケティング職のうち「消費者ニーズの分析」をテーマにした志望動機です。
ニーズ分析を扱うテーマでは、過去の経験を通じて「どのように情報を集め、分析し、課題や提案に結び付けたのか」を示しましょう。
【結論】 私は消費者の声を形にし、より多くの人に喜ばれる商品を届けたいと考え、生活者視点を重視した企画を展開する貴社のマーケティング職を志望いたしました。 |
添削コメント|会社の特徴(生活者視点の企画展開)を盛り込み、「なぜこの企業を志望したのか」に答えられる導入に改めることで、企業志望の必然性とマーケター志向が一読で伝わるようになりました。 |
【根拠となるエピソード】 きっかけは、大学のゼミ活動で地域特産品の試食会を企画・運営した経験です。消費者の反応を間近で見る中で、 |
添削コメント|「やりがいを感じた」だけではなく、購買要因の分析や消費者視点での気づきを加えたことで、実際に行動した内容と得られた学びが明確になりました。仮説を立てて検証する姿勢が伝わり、マーケティング職との関連性や適性がより具体的に表現されています。 |
【エピソード詳細】 試食会では、参加者の年齢や性別ごとに好みが異なることに気づき、アンケート項目を追加しながら分析を行いました。 |
添削コメント|「商品化に向けたプロジェクトの立ち上げ」という経験は、学生の立場では権限や役割が不明確で誇張に見える恐れがあります。実際の行動である試作品の改良や企業へのフィードバックに絞ることで、現実味と説得力が高まりました。 |
【企業を選んだ理由】 中でも貴社は、 |
添削コメント|「消費者起点の商品開発」といった表現では他社との差別化が難しいため、SNS活用や生活者分析チームといった志望先独自の取り組みに言及しました。企業の強みと自身の関心や経験が結び付いたことで、志望先を選んだ理由に説得力が加わりました。 |
【入社後】 入社後は、生活者の潜在ニーズに寄り添いながら、 |
添削コメント|「愛される商品」だけでは意図が伝わりにくいため、ターゲットごとの購買動機を分析し、価値訴求に基づいた企画を行うという具体的な行動に置き換えた点が有効です。入社後に担う業務の範囲や視点が明確になり、即戦力としてのイメージが高まりました。 |
【NGポイント】
過去エピソード中の行動や成果がぼんやりしていたほか、「商品化プロジェクトの立ち上げ」といった表現は学生の立場としては誇張に見えるおそれがありました。選社理由も一般的で、志望度や信頼性が伝わりにくい内容でした。
【添削内容】
体験は「データ収集・分析・提案」に絞り、行動と成果を明確化しました。選社理由ではSNS活用など貴社独自の強みに触れ、入社後の取り組みもターゲット別施策として具体化しました。
【どう変わった?】
行動や成果が具体に置き換わり、内容の信頼性が向上しました。企業の強みと自身の経験がつながったことで志望理由に説得力が生まれ、入社後の役割も具体的にイメージできる内容になりました。
・データは数値で示し提案に説得力を持たせる ・企業の強みと経験を結び志望理由を明確にする ・施策はターゲット別・数値付きで具体化する |
④商品企画・マーケティング職|ブランディング戦略
今回の例文は、ブランディングをテーマにした商品企画・マーケティング職志望者の志望動機を添削したものです。
企業のブランド戦略に共感した理由を、具体的な経験や考察と結びつけて説明することが、説得力のある志望動機につながりますよ。
【結論】 人々の食生活に新たな価値を提案できる商品を生み出したいという思いから、 |
添削コメント|冒頭は志望動機全体の要約となるため、「なぜこの企業でなければならないのか」を簡潔に伝える必要があります。改善後は地域性や素材活用という企業の特色に触れることで、テーマであるブランディング戦略志望との一貫性が強まりました。 |
【根拠となるエピソード】 私が食品を通じた価値創出に関心を持つようになったのは、大学時代にスーパーで試食販売のアルバイトを経験したことがきっかけです。 |
添削コメント|志望動機の背景として、特別な体験ではなく一般的な大学生でも経験し得る内容を選んでいる点が好印象です。読み手にとって共感性が高く、食品業界を目指すきっかけとして自然で説得力があります。 |
【エピソード詳細】 アルバイトでは、同じ商品でも「健康に良い」という訴求と「時短できる」という訴求とで売れ行きが大きく変わることを体感しました。どのように伝えるかで消費者の行動が変わることに魅力を感じ、 |
添削コメント|「学びました」だけでは抽象的で、企業側は何をどう行動したのかを分かりません。改善後は具体的な行動と成果を明示しており、商品企画やマーケティング職への適性がより伝わる構成となっています。 |
【企業を選んだ理由】 貴社は地域性や素材の強みを活かしながら、SNSや若年層向けキャンペーンを通じて独自のブランド価値を築いている点に惹かれました。 |
添削コメント|企業選びの根拠が「共感」に終始していたため説得力に欠けていました。改善後は具体的な商品や施策に言及することで、企業研究の深さと志望度の高さが明確に伝わります。 |
【入社後】 入社後は、現場や消費者の声に丁寧に耳を傾けながら、ブランドの魅力が伝わる企画立案に取り組み、 |
添削コメント|「食べたいを生み出す」はややキャッチコピー的な表現で、どのような業務に関わりたいのかが不明瞭でした。改善後は「商品コンセプト〜販売戦略」という業務範囲を明示し、具体的な活躍イメージを持たせています。 |
【NGポイント】
企業独自性や具体的行動・成果が乏しく、学生の強みと企業貢献のつながりが不明確でした。また、「共感した」という表現どまりの企業選びや抽象的な入社後目標も説得力を欠いていました。
【添削内容】
結論で地域性と素材活用などの企業特性を明示。エピソードでは調査と販促提案の実行内容を加え、企業選びには具体施策を根拠化。入社後は商品開発~販売戦略までの関与を描き、全体に一貫した因果関係を持たせました。
【どう変わった?】
企業との接点と自分の強みが明確につながり、職務適性と志望度が伝わる構成になりました。採用側は貢献場面を具体的に想像でき、論理性・実現性ともに高まった内容となりました。
・企業ならではの取り組みを具体的な事例で示す ・行動と成果を数値で証明し説得力を高める ・入社後のビジョンを職務範囲で示す |
⑤生産管理・品質管理職|安全性・安定供給への貢献
今回の例文は、食品業界の生産管理・品質管理職のうち「安全性・安定供給への貢献」をテーマにした志望動機です。
身近な出来事や問題意識が芽生えた原体験を示し、「なぜその職種を志すのか」の土台を明確にしましょう。
【結論】 私は、食品の安全性と安定供給を支える品質管理の仕事を通じて、 |
添削コメント|「人々の健康と安心に貢献したい」といった広い表現に留めず、「食品の安全性」や「社会的信頼の向上」といった職種特有の目的に焦点を当てました。品質管理職との関連性が明確になり、入社後の貢献イメージを採用側が具体的に思い描きやすい内容になりました。 |
【根拠となるエピソード】 この志を持つようになったきっかけは、幼少期にアレルギー体質であった妹が、 |
添削コメント|「食品表示の不備」と断定する表現は企業側の過失を示す印象を与えるため、より中立的な「誤認」という表現に置き換えました。誰にでも起こり得る事例として読み手に伝わりやすくなり、食品表示への問題意識が自然に伝わる構成となりました。 |
【エピソード詳細】 家族で原因を調べた結果、 |
添削コメント|「アレルゲン表示の漏れ」といった法令違反を示す断定的な表現は避け、「表示と原材料の差異」などの表現に修正しました。また、家族で原因を調べたという主体的な行動を残すことで、問題意識の高さや志望動機の妥当性が自然に伝わる内容になっています。 |
【企業を選んだ理由】 貴社は |
添削コメント|単なる企業紹介にとどまらず、「データ活用」や「挑戦的な姿勢」といった企業の特徴に、自身の価値観や志向を結び付けました。企業の取り組みに対する共感と、自分の将来像を重ねることで、志望理由としての説得力と具体性を高めています。 |
【入社後】 入社後は、品質管理の業務を基礎から丁寧に学び、 |
添削コメント|「是正判断」や「対策立案」といった具体的な行動に置き換えることで、学ぶ姿勢から現場での貢献までの流れが明確になり、採用担当にとって成長イメージが描きやすい内容に仕上がっています。 |
【NGポイント】
志望理由が「健康への貢献」といった一般的な表現にとどまり、妹の体験も「表示漏れ」と断定しており、事実確認が難しい印象を与えていました。企業紹介は表面的で、価値観との接点が見えず、入社後の目標も具体的に示されていませんでした。
【添削内容】
原体験は「表示の誤認によるトラブル」へと言い換え、信頼性を確保。またデータ活用による品質改善への取り組みに共感し、自身の価値観と接続しました。入社後は「異常の早期発見から是正判断・対策提案」など成長の道筋を描きました。
【どう変わった?】
食品の安全を担う職種としての志向が明確になり、企業との接点も論理的に伝わるようになりました。原体験は現実味をもち、共感性も高まり、入社後の行動計画が具体的に描かれたことで、採用担当が貢献イメージを持ちやすい構成に改善されました。
・原体験は事実で伝え信頼性を高める ・企業の特徴と自分の考えを重ねる ・入社後の行動と成果を一文で具体的に示す |
⑥営業職|小売・飲料メーカー向け
今回の例文は、食品業界の営業職のうち「小売・飲料メーカー向け営業」をテーマにした志望動機です。
小売・飲料メーカー向け営業の志望動機では、「取引先の課題に対して自分がどう価値を提供できるか」を示すことが重要です。
【結論】 人々の暮らしに欠かせない「食」を通じて、 |
添削コメント|「信頼される商品を届ける」を「安全性やおいしさをデータで訴求する」と営業手法に置き換えたことで、業務内容との結び付きが明確になりました。営業職としてどのような価値を提供したいかがはっきりしました。 |
【根拠となるエピソード】 大学時代にスーパーマーケットでアルバイトをしていた際、 |
添削コメント|主観的な表現を「週50名」「説明内容」と数字で補強し、エピソードの規模感と自分の行動量を可視化しました。読み手が状況を追体験しやすくなり、志望動機の根拠が一層説得力を増しました。 |
【エピソード詳細】 特に印象に残っているのは、ご高齢のお客様がどの商品を選べばよいか迷っていた場面です。私は商品の特徴や調理法、売れ筋を丁寧にご案内しました。その後、そのお客様が「あなたの説明で安心して買えた」と再来店してくださり、接客を通じて信頼を築けた実感がありました。 |
添削コメント|「食は人と人をつなぐもの」といった感情的なまとめを省き、学びの焦点を「データと具体例を組み合わせた提案力」に絞ったことで、営業職との関連性が明確になりました。入社後にも再現可能な強みとして採用担当に伝わりやすくなっています。 |
【企業を選んだ理由】 中でも貴社は、小売店や飲料メーカーに対し、 |
添削コメント|志望先の魅力について「営業に力を入れている」という抽象的な表現を「平均売上15%向上」という実績で具体化しました。他社との差別化理由を明確化したことで企業研究の深さが伝わり「なぜその企業を選んだか」の根拠がはっきりとしました。 |
【入社後】 入社後は、商品の背景や特長を的確に伝えられる営業担当として、顧客の課題を正しく理解し、信頼を積み重ねられるよう努めます。 |
添削コメント|曖昧だった将来像に「POSデータ活用」「3年以内に120%」と目標を設定して具体化しました。目標・手段・期限をセットで提示したことで、行動計画の現実味と営業職としての意欲が明確に伝わる構成になっています。 |
【NGポイント】
志望理由や将来のビジョンにおいて「信頼される」「魅力を感じた」などの表現が多く、職種との関連性が曖昧になっていました。また、過去のエピソードでどんな行動を取ったかが分かりにくく、強みのアピールとしても説得力に欠けていました。
【添削内容】
抽象表現を削減し、営業職で求められる「数値活用」「提案力」といったスキルに結びつくよう構成を再調整しました。アルバイト経験ではどのような行動と成果を出したのか、数値で具体性を加えて表現しなおしました。
【どう変わった?】
営業職ならではの提案力や数値感覚を志望動機に反映できたことで、食品業界に対する理解度や職種への適性がより明確になりました。企業側も入社後にどのように活躍するかを想像しやすくなり、説得力のある志望動機になりました。
・定量的な表現で説得力を補強する ・感情表現は行動や状況とセットで示す ・「なぜこの企業か」を数字や施策で語る |
⑦営業職|法人営業・BtoB
今回の例文は、食品業界の営業職のうち「法人営業・BtoB」をテーマにした志望動機です。
BtoB営業を志望する場合は、過去の経験をもとに「相手の立場で考え、信頼を得た行動」を示しましょう。
【結論】 私は、食を通じて人々の健康や幸せに貢献したいという想いから、直接お客様のニーズを肌で感じられる立場である、食品業界の営業職を志望しています。 |
添削コメント|「食を通じて人々の健康や幸せに貢献したい」という志望動機では、「営業職でなくてもいいのでは?」と思われる可能性があります。そこで、「直接お客様のニーズを肌で感じられる」という営業職ならではの要素を追記しました。 |
【根拠となるエピソード】 この想いは、大学時代のスーパーマーケットでのアルバイト経験を通じて芽生えました。接客を通じて、 |
添削コメント|根拠となるエピソードを踏まえて、「食の価値観は人によって異なる」「選ぶ背景には多様なニーズがある」という具体的な気づきを得たことを追記しています。これにより、応募者自身の視点や思考の深まりが明確になりました。 |
【エピソード詳細】 特に印象的だったのは、おすすめした新商品の惣菜を買ったお客様が、「家族が喜んでくれた」と笑顔で再来店された場面です。お客様との信頼関係を築き、 |
添削コメント|「やりがいを感じた」といった表現を、「提案が役立ち、再来店につながった」という結果に置き換えることで、行動と成果の因果関係が明確になりました。情報の伝え方への工夫も、BtoB営業に必要な提案力・訴求力のアピールにつながっています。 |
【企業を選んだ理由】 貴社は長年にわたり高品質な商品を安定供給し、取引先から厚い信頼を得ている点に魅力を感じています。 |
添削コメント|志望企業特有の強みである「消費者視点を活かした提案ができる体制」に焦点を当てたことで、志望理由に具体性と独自性が生まれました。企業理解の深さも伝わり、選社の納得感が高まっています。 |
【入社後】 入社後は、営業担当として商品の魅力を的確に伝え、取引先と信頼関係を築くことで売上に貢献していきたいです。 |
添削コメント|「提案型営業」といった表現を、売上への貢献と食生活への支援という二つの目標に分解したことで、入社後の行動がイメージしやすくなりました。取引先への貢献と最終消費者への価値提供の両立を目指す姿勢が明確に伝わります。 |
【NGポイント】
志望動機や企業選びが抽象的で他社にも当てはまる内容となっており、行動と成果のつながりも曖昧でした。エピソードに関しても応募者の強みが伝わりづらかった点に加え、語尾が単調で文章の読みづらさも目立ちました。
【添削内容】
アルバイト経験から得た気づきと、実際にお客様が再来店したという具体的な成果を結びつけ、具体的に強みを強調しました。企業選びの理由では、自身の経験や価値観との接点を明確にすることで、志望動機に説得力を持たせました。
【どう変わった?】
体験に基づいたストーリー構成で説得力が増し、行動と成果の因果が明確に。企業との接点や提案力も具体化され、入社後の活躍を採用担当が自然にイメージできる内容になりました。
・経験から成果までを一貫して示す ・抽象語は行動や数値で具体化する ・企業の強みと自身の経験をつなげる |
⑧海外事業担当|現地との連携
今回の例文は、食品業界の海外事業担当職を志望、かつ「現地との連携」をテーマにした志望動機です。
「なぜ海外で働きたいのか」だけでなく、「現地とどう連携し、どのような価値を提供できるか」を伝えることが重要ですよ。
【結論】 私は、海外の人々にも日本の食品の魅力を届け、健康的な食生活に貢献したいと考え、貴社の海外事業担当を志望いたしました。 |
添削コメント|「海外の人々に日本の食品の魅力を届けたい」という目的と、「健康的な食生活への貢献」という提供価値が一文で明確に伝えられており、海外事業担当としての志望動機に一貫性があります。職種との結び付きが自然で、結論としての軸がぶれず、高評価です。 |
【根拠となるエピソード】 大学1年生の時、留学生の友人に手作りの和食をふるまった際、 |
添削コメント|第三者の抽象的感想を削除し、数値・行動を加えて説得力を付与しました。健康価値を自ら説明した主体性が海外事業担当で求められる発信力を裏付けています。 |
【エピソード詳細】 |
添削コメント|相手の反応を中心に描かれていた部分を、自身の行動と成果に置き換えたことで、主体性が明確になりました。また、「動画の再生1万回」といった定量的な実績を盛り込むことで説得力が向上しています。 |
【企業を選んだ理由】 貴社は長年にわたり海外市場への展開に注力し、現地ニーズに合わせた商品開発と地域との協業に力を入れておられます。 |
添削コメント|企業の事業について「現地の食生活に溶け込むよう工夫している」という汎用的な表現を、具体的な事例に差し替え、成果も数字で裏付けました。企業研究の深さを示しつつ、海外事業の発展もアピールできています。 |
【入社後】 入社後は、海外現地スタッフとの連携を大切にしながら、日本発の安全でおいしい食品を世界に広めていきたいです。 |
添削コメント|「市場価値を生み出したい」などの漠然とした目標を、「試作プロジェクトの主導→3年以内の新商品開発」という形で具体化しました。行動計画が段階的に示されており、計画性と実現可能性が伝わる内容になりました。 |
【NGポイント】
抽象表現が多く、過去エピソード中の行動と成果の繋がりが不明確でした。企業を選んだ理由についても、どの企業でも当てはまる表現が多く、企業への適性や入社意欲が示し切れていなかった点が課題でした。
【添削内容】
過去エピソードの成果や企業の魅力、入社後の目標などを具体的な数字で裏付けました。また、スーパー同行→SNS投稿→学園祭企画と段階を追って成長を可視化し、企業の海外協業実績とつなげて志望理由を差別化しました。
【どう変わった?】
過去にどんな行動と成果を出せたかが具体的に示され、企業側が評価しやすくなりました。また、企業についても海外チームと協力する姿勢や、市場価値を生み出す力を強調したことで、より企業への入社意欲が明確になっています。
・数字と主体行動で根拠と説得力を強化する ・企業の海外実績を挙げて独自性を持たせる ・入社後目標をKPIで明示し実現性を高めて示す |
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食品業界の志望動機を考えるときのポイント

ここでは、食品業界の志望動機を考えるときのポイントを紹介します。
これから紹介するポイントを押さえて、志望動機を考える際のヒントにしましょう。
①将来のビジョンを具体的に考える
企業に入社してどのように活躍したいのか、将来的に何を実現したいかを伝えましょう。ただ入社したい、企業に魅力を感じたという志望動機では、熱意は伝わりません。
新卒採用の場合は働いた経験がないため、入社後の活躍をイメージするのが難しい場合もあるでしょう。
しかし、採用担当者は入社して数年後の姿に期待して採用しています。
ビジョンを伝えるのは企業に入社後の姿をイメージしてもらうチャンスでもあるため、必ず具体性をもたせましょう。
②食品の安全性を意識する
日本の食品業界は安全性を何よりも追求しています。
食品の中に危険物が混入していれば、大きな事故につながる恐れがありますし、アレルギー持ちの人や年配者への配慮も必要です。
安全性の低い食品ともなれば、企業の信用を失ってしまいますよね。
そのため、安全性を追求できる責任感・真面目さをアピールできれば、評価してくれる可能性が高くなります。
反対に、食への関心や将来のビジョンをアピールできても、食品の安全性を追求できない人物だとみなされた場合、内定獲得は困難です。
食品業界の研究をして魅力的な志望動機を書こう

本記事では、食品業界の志望動機の作り方を紹介しました。一口に食品業界といっても、第一次産業や商社、商社メーカーと種類があり、仕事内容はそれぞれで異なり、求める人物も異なります。
とはいえ、どの業界を希望するにしても食品の安全性を意識することが大切ですよ。
日本の食品業界は安全性を追求しており、安全性の低い食品は企業の信用を失いかねません。
本記事で紹介したことをもとにして志望動機を考えて、食品業界の内定獲得を目指しましょう。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。