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インターンの自己紹介は何を話せばいい?構成と例文を紹介

インターンシップの初日、他の学生の前で行う自己紹介は、第一印象に大きな影響を与える重要な瞬間です。印象的な自己紹介ができれば、その後のインターンシップを円滑に進められるでしょう。

ただ、多くの学生が「インターンでの自己紹介では何を話したらいいのか、どんな点に気をつけるべきか」と頭を悩ませています。

そこで本記事では、インターンでの自己紹介における重要なポイントについて詳しく説明します。実際の例文やNGポイントについても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

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人事 鈴木

記事の監修者

人事 鈴木

新卒でベンチャー企業で求人広告の新規営業を経験 入社半年でテレアポ獲得数社内1位。新卒売り上げ1位を獲得。 その後Cmind groupの人事部に入社し、新卒採用を担当。 現在は学生の面談だけではなく採用戦略や広報にも携わっている。

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吉田

記事の監修者

吉田

新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。プロフィール詳細

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インターンシップの自己紹介は第一印象になる

インターンシップで行う自己紹介は、企業や他の学生に対して、あなたがどのような人物かを示す機会となります。

簡潔で分かりやすい自己紹介を行うことで、インターンシップでの活躍も期待できるでしょう。一方で不適切な自己紹介は、他者との間に壁を作り出す原因にもなり得ます。

自己紹介では自分の長所や目指すべき目標をはっきりと伝えることが求められているので、ポイントを絞り、繰り返し練習して印象に残る自己紹介を完成させましょう

自己紹介は「話の内容」だけでなく、表情や声のトーンも大事です。どんなに内容が良くても、暗い表情や小さな声では伝わりきらないですよね。

自己紹介が上手くできれば、緊張もほぐせてその後の議論や発言もスムーズにいきやすくなります。その際、話すスピードや姿勢といった細部の配慮も信頼につながりますよ。

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インターンシップで話す自己紹介の構成

ここからは、インターンシップで行う自己紹介の構成要素を紹介します。自己紹介を言う際は、以下の構成に沿って書くことをおすすめします。

  1. 簡単な挨拶
  2. プライベートの紹介
  3. 意気込み
  4. 締めの挨拶

①簡単な挨拶

自己紹介の際は、明るい挨拶から始めることがマナーです。「おはようございます」「こんにちは」または「はじめまして」といったフレーズで、相手に声を掛けましょう。

次に、所属する大学名・専攻・氏名を明確に述べます。ここでのポイントは、複雑に考え過ぎずに、シンプルで理解しやすい自己紹介を心がけることです。親しみやすい態度で、はっきりと話すことが重要です。

企業によっては大学名をいう必要はないと言われる場合があります。指定がある場合はそれに沿った簡単な挨拶を行ってくださいね。

②プライべ―トの紹介

インターンシップでの自己紹介では、学校で学んでいることや趣味・バイトなど個人的な話をすることで、自分自身を理解してもらいます

あなたの趣味や関心事を通じて、個性を出せるでしょう。さらに、同じ興味を持つ人々との話題にもなり、交流へと発展させる可能性もあります。

しかし、プライベートの内容を話す際にも、常識の範囲内で留めることが肝要です。不適切な内容を共有してしまうと、望ましくない印象を与えかねないので注意しましょう。

③意気込み

自己紹介の場では、インターンシップへの取り組みに対する熱意を伝えることが重要です。インターンシップに応募した動機や、そこで達成したい目標を明確にすることで、あなたの情熱を示せるでしょう。

また、特定の企業や業界に対する興味を強調することで、あなたの専門性や適性をアピールできます。もし、その企業での就職を目指しているなら、その熱意を強く表現してみてくださいね。

しかし、自己紹介では過度なアピールは避け、自分自身に正直な姿勢を保つことが肝心です。制限時間内に、周りの学生のことも考慮したアピールを行ってくださいね。

意気込みを伝える際に重要なのは、具体的にどのような成果や学びを得たいかを言葉にすることです。例えば「課題解決力を磨きたい」のような軸を持つと、熱意が伝わりやすいですよ。

とはいえ、意気込みを語る際に背伸びしすぎると、協調性に欠けるイメージに繋がることも。自分の関心や成長意欲を素直に言葉にすることが、結果的に信頼につながりますよ。

④締めの挨拶

最後に、締めの挨拶をします。最後にその日の意気込みや周りの人に向けた声掛けを行うと、完結に締めくくれるうえ、明るい印象を与えられるでしょう。

時間が長い場合などには、自己紹介の締めくくりに、上司や先輩社員への指導をお願いする言葉を添えてみましょう。ここでの言葉選びは明るく、ポジティブな印象を与えるよう心がけ、短いながらも記憶に残るメッセージを目指してくださいね。

【時間別】インターンシップの自己紹介例文3選

続いて、インターンシップでの自己紹介の例文を3つ紹介します。時間ごとに分けて紹介しているので、全パターンを参考に自分バージョンのものを考えておきましょう。

  1. 15秒の自己紹介例文
  2. 30秒の自己紹介例文
  3. 1分の自己紹介例文

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①15秒の自己紹介例文

まずは15秒の自己紹介例文を紹介します。15秒なので簡単に名前と意気込みを述べましょう。少しオーバーしてしまっても大丈夫なので、落ち着いて話すことを意識してくださいね。

はじめまして、〇〇大学の〇〇です。大学では〇〇を専攻しています。
今回のインターンシップを通じて、〇〇を身につけたいと考えています。よろしくお願いいたします。

15秒という短い時間では、情報を盛り込みすぎないことが肝心です。最も大切なのは「印象に残る一言」を添えることですよ。

また、話すスピードや声のトーンも大きなポイントになります。緊張しても「一呼吸おく」だけで聞きやすさがぐっと変わるため、意識してみてくださいね。

②30秒の自己紹介例文

30秒の自己紹介では、15秒の自己紹介に加えて自分の趣味などのプライベートの内容を付け加えましょう

はじめまして、〇〇大学の〇〇です。大学では〇〇について学んでいます。
プライベートでは、運動が好きでフットサルチームに所属しています。写真を撮ることも好きなのでチームでの合宿の際などに、写真撮影を担当しています。
今回のインターンに参加した理由は、〇〇についての理解を深めたいと考えたためです。短い時間ではありますが、本日はよろしくお願いいたします。

30秒の自己紹介では、学業や専攻分野に加えて趣味や関心事を織り交ぜることで、人柄が伝わりやすくなります。特に趣味を具体的に伝えると、面接官との会話の糸口になりやすいですよ。

とはいえ、長く話しすぎると冗長になってしまうので、趣味や特技は1つに絞り、エピソードも簡潔にまとめましょう。

③1分の自己紹介例文

最後に1分の自己紹介例文を紹介します。1分は300文字ほどをスムーズに話した時の長さに該当するので、エントリーシートに書く300文字の自己紹介なども参考に考えてみましょう。

はじめまして、〇〇大学の〇〇です。大学では〇〇学部に所属していて、〇〇についての勉強を行っております。
学校ではテニスサークルのマネージャーをしていて、地区大会連覇という目標に向けてチーム一丸となって取り組んでいます。また洋楽を聞くことも好きです。もし洋楽に詳しい方がいらっしゃいましたら、ぜひ空き時間などにお話しできたら嬉しいです。
今回は、IT業界への理解を深めるために、〇〇社のインターンシップに参加しました。マネージャ―経験で議事録を取る機会が多くあり、今回はその力を活かしたいと思っているので、書記業務に挑戦したいと考えています。
社員さんのアドバイスなどを受けながら良い刺激を受けられる2日間にしたいと思っています。短い期間にはなりますが最後までよろしくお願いいたします。

1分の自己紹介は内容が濃くなる分、情報の取捨選択がカギです。学業・課外活動・趣味を盛り込みながらも「インターン参加の目的」と「自分の強みの活かし方」を明確に伝えることが重要です。

また、300文字程度になると、話すテンポや間の取り方で印象が大きく変わります。本番前に声に出して時間を測ってみて、自分にあった息遣いを確認してみましょう。

インターンシップの自己紹介で意識したい2つのポイント

ここでは、インターンシップで自己紹介をする際に意識したいポイントを2つ紹介します。意識するだけでチーム全体の雰囲気向上にも繋がるので、是非意識してみて下さいね。

  1. 笑顔ではっきりと話す
  2. 他の学生の時間は相槌を打つ

①笑顔ではっきりと話す

インターンシップでの自己紹介では、笑顔とはっきりとした話し方が重要です。笑顔は周りに親近感と肯定的なイメージを与えられます。

さらに、明瞭で自信に満ちた話し方は、あなたの自己信頼とコミュニケーションスキルを前面に出すのに役立ちます。

表情と話し方が印象的であれば、他者との関係構築が容易になり、インターンシップを進めていくうえでも周りと良好な関係を築いていけるでしょう。

笑顔とハキハキとした話し方は、第一印象を左右する大きな要素です。表情と声のトーンを意識するだけで、相手の安心感や信頼感は格段に高まりますよ。

声の大きさはもちろん、間の取り方やアイコンタクトも相手の記憶に残る要素です。ちょっとした意識で評価が変わる点を押さえて自己紹介に臨みましょう。

②他の学生の時間は相槌を打つ

インターンシップでの自己紹介は、話術だけでなく、その他の行動も同様に大切です。例えば他の参加者が自己紹介をしている際には、積極的に相槌をしてくださいね。

積極的なリアクションは、相手に好印象を与え、協力しながらインターンに参加したいと思えるようになるでしょう。

さらに、相槌を打つだけでなく、適切なタイミングで質問をしたり、共感を示すコメントを加えることで、コミュニケーションはより豊かになりますよ。

インターンシップでの自己紹介のNGポイント4つ

最後に、インターンシップで自己紹介をする際にしてはいけないNGポイントを4つ紹介します。一緒にインターンに参加する学生に対しても、企業に対しても悪い印象を与えてしまう行為は以下の4つです。

  1. だらだらと話す
  2. 緊張で黙り込む
  3. 自己PRとの違いをできていない
  4. ネガティブな話をする

①だらだら話さない

インターンシップでの自己紹介は、簡潔さが重要です。ポイントを絞り、明確かつ短く伝えることを心がけましょう

興味を惹くためには、自分の特技や経験、目指していることをはっきりと示すことが重要です。生き生きとしたエピソードを織り交ぜることで、自己紹介で個性も表せるでしょう。

しかし、細部に深入りしすぎず、聞き手の関心を引きつける情報に焦点を当てることが肝心です。簡潔に情報を伝える一方で、相手との対話にも配慮してくださいね。

自己紹介で「だらだら話してしまう」場合、準備不足やエピソードの選択ができていないことが多いです。伝えるべきことはシンプルに3点程度に絞るのが効果的でしょう。

練習の際はタイマーを使い、想定時間内に収める習慣をつけることをおすすめします。短く端的な表現ができれば「話の整理力」も自然に伝わり、評価につながりますよ。

②緊張で黙り込まない

インターンシップでの自己紹介時には、緊張することが自然ですが、沈黙は避けてください。緊張を感じやすい方は、事前に内容を準備し、繰り返し練習することが有効です。

また、リラックスするための深呼吸やリラックス法を取り入れることで、緊張を軽減し、スムーズな自己紹介が可能になります。このような準備は、自信にも繋がるので積極的に取り入れてみてくださいね

緊張で黙り込んでしまうと、「準備不足」という印象を与えてしまいがちです。特に、沈黙は相手にとって長く感じられるため、短くても声を出し続ける工夫が大切ですよ。

「まず一言発する」ことを優先し、自己紹介時の最初の一言を決めておくと安心です。緊張は当たり前ですが、言葉が出なくなりやすい人は、事前に用意しておきましょう。

③自己PRとの違いを意識する

インターンシップの場では、自己紹介と自己PRの違いを明確にすることが求められます。自己PRはあなたの強みや経験を前面に出すものですが、自己紹介はあなたが誰であるかを伝えるためのものです。

チームとして参加するうえで、協力的な姿勢を示し、人当たりの良さを感じさせるような自己紹介を意識しましょう。

④ネガティブな話をする

インターンシップでの自己紹介は、前向きな印象を与える機会です。そのため過去の失敗や困難な経験などのネガティブな内容について話す時間ではありません

積極的に取り組んでいるプロジェクトや、新しいスキルを習得するための情熱を強調することで、インターンに対して積極的な姿勢を示せます。

仮に過去の挫折に触れるとしても、それをどのように克服し、未来の成功にどう結びつけるかを話してくださいね。印象を悪くさせるような内容は述べないようにしましょう。

インターンでは自己紹介が第一印象になる

本記事では、インターンでの自己紹介の構成やポイント・例文を紹介しました。

自己紹介は、周りの学生があなたに感じる第一印象をよくする上で非常に重要です。チーム戦となることの多いインターンでは、最初に親しみやすい印象を周りに与え、協力しあえる環境づくりを意識してくださいね。

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    編集部

    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。