不動産事務の志望動機の書き方を紹介!新卒・転職・未経験・パートごとの例文
「不動産事務の志望動機の書き方が分からない」と悩んでいませんか?「受かる」不動産事務の志望動機を書くには、仕事内容や求められる人物像を知っておく必要があります。
そこで、本記事では不動産事務の仕事内容や求められる人物像、志望動機を書くポイントやNGワード、状況に応じた例文も紹介しますので、是非参考にしてください。
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記事の監修者
人事 鈴木
新卒でベンチャー企業で求人広告の新規営業を経験 入社半年でテレアポ獲得数社内1位。新卒売り上げ1位を獲得。 その後Cmind groupの人事部に入社し、新卒採用を担当。 現在は学生の面談だけではなく採用戦略や広報にも携わっている。
記事の監修者
吉田
新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。
まず、不動産事務の仕事を知ろう!

不動産事務と一言でいっても、会社の規模や業務内容によっても異なります。専門性が高いわりに、一度仕事を覚えてしまえば長く働ける特徴があるので人気の職業の一つです。
不動産事務の詳しい仕事内容を見てみましょう。
①電話・メール対応
不動産事務は、一般事務と変わらず電話受付やメールの対応も行います。お客様からの問い合わせもあれば、同業他社からの問い合わせもあり柔軟な対応が必要です。
また、最近ではネットで検索して、複数の不動産へ来店する方も多いので電話やメールでの印象は成約を決めるカギになりますよ。
②来客対応
不動産事務は、お客様が来店された際の対応も行いますので、会社の顔と言っても過言ではありません。
物件の詳しい案内は営業がしてくれますが、簡単な来店アンケートや飲み物の提供なども行うので接客もします。
印象よくスムーズに営業への架け橋になるようにこやかな表情で対応するように心がけましょう。
事務作業が主な仕事ではありますが、コミュニケーション力が必要な機会もあるため、志望動機を書く際はそれらの仕事も責任を持ってこなすことを伝えましょう。
③資料作成&データ管理
不動産事務は、「重要事項説明書」や「契約書」などを作成するので、基本的なパソコンスキルが必要です。
不動産業界もIT化が進み、顧客情報の入力作業や物件の情報管理などデータで管理しています。
しかし、紙の資料でファイリングすることもあるので、どこに何があるのか分かりやすく整理整頓しておくことも不動産事務の仕事ですよ。
④宣伝業務
不動産事務とは業務内容が違うように感じるかもしれませんが、集客を目的とした宣伝業務も重要な任務です。
大手の不動産では広告会社とのやり取りになりますが、中小企業では事務自らがTikTokやInstagram、Xなどの媒体を使ってお店を宣伝します。
そこで働く人々が出演・宣伝することで、親しみを感じ、身近な存在に感じてもらえる効果があるのです。
中小やベンチャー系の不動産事務を狙っている人は、マーケティングの知識や、ニーズをとらえる力もあると良いですね。
不動産事務で求められる人物像を理解しよう!

不動産事務の志望動機を作成するために重要なのが、求められている人物像を理解し活用することです。
不動産事務に求められている人物像は次の通りです。
①不動産に関する資格や知識
不動産事務は資格や知識がなくても入社できますが、所持している方が有利ではあるでしょう。
また、不動産の資格や知識があることは不動産に興味があり、学ぶ意欲や熱意を持っている証拠のようなものです。
入社後の即戦力になるだけでなく、企業側が教育する手間も省けます。不動産に関する代表的な資格は以下の通りです。
宅地建物取引士/賃貸不動産経営管理士/マンション管理士/管理業務主任者/不動産鑑定士/土地家屋調査士/FP(ファイナンシャルプランナー)など |
新卒の場合はポテンシャル採用になるため、そこまで資格の有無を重要視する必要はありません。しかし、持っている場合は積極的にアピールするのがおすすめです。
また、資格取得の過程をガクチカでアピールしたり、資格を強みとして自己PRでアピールしてもOK。志望動機以外にも活用できるので、取って損はありません。
②コミュニケーション能力
不動産事務と聞けば、一見裏方のイメージがあるかもしれません。しかし、不動産事務は、電話対応や来客対応、繁忙期になれば営業だけでは手が回らず、物件案内することもあります。
不動産事務といえども、接客も求められるため、初対面の人でもスムーズにコミュニケーションをとれる能力が必要です。
③パソコンスキル
不動産事務は、資料を作成したり、データを入力する作業があるので、基本的なパソコンスキルが必要です。
また検索エンジンで調べものをしたり、日々物件チェックするなどルーチンワークも多いでしょう。
Word・Excel・PowerPointなどが使いこなせれば、業務に早く慣れ5月病になる可能性も少なくなります。
パソコンスキルは事務として必須の力と言えるため、学生のうちにツールは使いこなせるようになっておくと良いでしょう。
もちろんスキルがなくても採用される可能性はありますが、周囲の就活生と差をつけるためにも、スキルを取得しておくのが無難です。
④気遣い・心遣い
不動産事務は、常にお客様への気遣いや、営業への心遣いが求められるでしょう。お客様が来店された際にお茶出ししたり、電話を取り次いだり営業のサポートを求められます。
お客様の第一印象が悪ければ契約自体がなくなることもあるので、営業とお客様をつなぐ縁の下の力持ち的な存在です。
不動産事務の志望動機を書くポイント

不動産事務の仕事内容や求められる人物像を踏まえ、不動産事務の志望動機を書くポイントを5つ紹介します。
①不動産業界を選んだ理由
「不動産業界になぜ就職したいと思ったのか」を明確に答えられるようにしましょう。
異業種からの転職の場合は特に、今までの経験を活かせない業界を志望した理由について聞かれる可能性が高いです。
不動産業界を目指す強いきっかけがあると、説得力のある志望動機になります。
②その企業を選んだ理由
「何故、その企業に就職したいのか」を明確に答えましょう。応募企業独自の志望動機を作成するためには、企業研究が必要です。
他社と比較した際の業界内での立ち位置や、その企業ならではの特徴を理由にすれば、志望度の高さもうかがえます。
早期退職に繋がるのを防ぐため、企業は志望者とのマッチ度を非常に重視します。ポテンシャル採用である新卒ならなおさらです。
そこで「この企業だからこそ」という点を強調することで、企業とのマッチ度の高さをアピールするのが非常におすすめです。
③事務職を選んだ理由
「何故、不動産事務をやりたいのか」を明確にしましょう。
事務は、一般事務・貿易事務・金融事務など業種によって異なりますので、事務の中でも「不動産事務」を志望した理由が必要です。
不動産事務の場合、裏方の事務以外にも接客も行うため、「営業の事務サポートだけでなく、接客にも携わりたい」ことを盛り込むといいでしょう。
不動産事務という仕事に対して「ここが自分の就活の軸と合うから」「〇〇の業務で自分の力を発揮できるから」など、より納得感のある主張をしましょう。
④自分を採用するメリット
不動産事務の志望動機を書くポイントは、「自分を採用した際のメリット」をアピールすることです。
たとえばパソコンスキルに長けている点や、宅建の資格を持っている点をアピールできれば、不動産事務の採用試験で有利になるでしょう。
また、不動産事務は事務だけでなく接客業務もあるため、明るい性格や仕事の正確さなどもアピールできればより好印象です。
⑤入社後の展望
不動産事務の志望動機の中に、「入社後どうなりたいか」など将来のビジョンをアピールすることも大事です。
企業側が採用試験で重視する点の1つに、「長く働いてくれそうかどうか」があります。厚生労働省の「産業別入職率・離職率(令和4年)」によれば、不動産業・物品賃貸業の離職率は13.8%と全産業のうち7番目に高い水準です。
入社後のビジョンを明確に示すことで、嫌なことがあっても粘り強く働いてくれる印象を植え付けられます。
不動産事務の志望動機のNGポイント

不動産事務の志望動機で書かない方がいい内容があります。不動産事務に限らず、どの業界においても共通する部分なので、しっかり頭に置いておきましょう。
①支離滅裂な内容や文章
まず志望動機を書く上で、文章の内容が支離滅裂では内容が伝わらないどころか文章の作成能力も疑われます。
不動産事務は、資料や契約書を作成したりするので、それでは業務を任せられないと判断されかねません。
志望動機を考える際には、伝えたいことを論理的に組み立てて表現するようにしましょう。
企業側としては、ESや履歴書で「最低限の文章作成能力があるか」も見ています。社会人としては必須の能力だからですが、事務ならなおさら重視されるでしょう。
志望動機ができあがったら、時間を置いて読み返すか、家族や友人に読んでもらって違和感がないか確かめましょう。意外と自分では気づきにくいミスがあることも。
②福利厚生や条件面の記述
不動産業界全体でみると、比較的条件や福利厚生がいいように思えますが、福利厚生を志望動機にするのはおすすめできません。
志望動機が好条件だからと分かれば、「もしかしたらもっといい条件の企業があれば自社に就職しないのではないか」と思われるからです。
働く上で条件は重要ですが、志望動機の中では触れない方が無難でしょう。
③他の業種でもあてはまる
不動産事務の志望動機は、他の業種でも当てはまるような内容は避けましょう。
どの業種でも当てはまるような志望動機だと、志望の本気度が伝わらず、志望動機を他社でも使いまわしている疑いすらかけられてしまいます。
企業の研究を重ね不動産事務に特化した内容で、実体験を交えたエピソードなどを加えると独自性が出てるのでおすすめです。
インターンシップや会社説明会などで得た情報をもとに、その企業ならではの志望動機を作成する必要があります。
不動産事務の志望動機の例文

前述で紹介した不動産事務の志望動機を書くポイントを頭に入れながら、状況に合わせた志望動機の例文を紹介します。
また今回は、現在も就活生を内定に導いている現役のキャリアアドバイザーが、4つの例文を本気で添削!コツやNGポイントが分からない人は、ぜひ参考にしてくださいね。
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➀新卒の場合
まずは、未経験新卒での不動産事務の志望動機です。経験がない代わりに、大学在学中に身につけられるパソコンスキルをアピールしているのがポイントですね。
【結論】私は自分の正確かつ効率化に特化したパソコンスキルを活かして、不動産事務として貴社に貢献したいと考えております。 |
添削コメント|結論部分は基本的に簡潔に、一行で済ませるのがポイントです。今回は「パソコンスキルを活かしたい」という志望動機なので、どんなスキルを持っているのかを最初に少し開示し、企業での活躍イメージがつきやすいように工夫しました。 |
【根拠となるエピソード】大学時代、ゼミ活動や学内のアルバイトで |
添削コメント|エピソードのざっくりとした説明も簡潔にしましょう。この後の「パソコンスキルをどのように活かして成果を出したのか」という部分に最も注目してほしいため、ここは冗長な部分を削除し、さくっと読めるようにまとめるのが重要です。 |
【エピソード詳細】ゼミでは発表用の資料を作成する際、Excelを使ってデータの整理やグラフ作成を行いました。また、Wordで分かりやすい資料作成を意識し、見やすいレイアウトやフォント選びにも工夫しました。学内アルバイトでは、データ入力や書類作成を任されたのですが、 |
添削コメント|「ミスなく効率的に作業を進めた」だけでは、パソコンスキルがあるかどうかが分かりにくくなっています。そこで「独学で関数を学んで使った」など、具体的にスキルを駆使してどんな対処法を取ったのかを示しています。 |
【企業を選んだ理由】不動産業界は |
添削コメント|企業の特徴について「~だと考えています」という言葉を使うと「自分の企業分析に自信がないのかな」と取られる可能性もあります。そこで、今回は言い切りの形にしつつ、より具体的に不動産業界の特徴を説明し、自分との相性の良さを強調しました。 |
【入社後】入社後はパソコンスキルをさらに磨きながら、書類作成やデータ管理を正確かつスムーズに行い、営業担当者の皆様が安心して業務に集中できるようサポートしていきたいです。また、学ぶ姿勢を忘れず、不動産に関する知識も積極的に身につけ |
添削コメント|不動産についての知識を学んで何に活用するつもりかを追記し、より成長意欲を強くアピールしています。 |
【NGポイント】結論やエピソードの冒頭に冗長な表現が多く、文字数を圧迫しています。また、エピソードの主軸である「パソコンスキルを活かして何をしたのか」が曖昧で、スキルに対する説得力が足りていません。
【添削内容】結論やエピソードの冒頭は、二文を一文にまとめたり必要ない表現を削りました。エピソードでは「スキルをどう駆使したか」をより深堀して、具体性を上げています。
【どう変わった?】冒頭がすっきりしたおかげで読みやすくなり、エピソードの核の部分まですぐにたどり着けるため、冗長な雰囲気がなくなりました。かつ志望者のスキルの有用性が分かるエピソードになり、企業へうまくアピールできています。
・結論やエピソードの前提は短くまとめる ・スキルをどう活用したかを示す ・企業と自分の相性の良さを示す |
「エントリーシート(ES)が選考通過するか不安….ESを誰かに添削してほしい….」そんな就活生の声に答えて、就活マガジンでは無料ES添削サービスである「赤ペンES」を運営しています。
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②経験あり・転職の場合
次に、事務経験がある場合の転職の志望動機です。事務経験があっても別業界で働いていた場合は「なぜ不動産業界に来たいのか」に焦点を当てましょう。
【結論】今回、貴社で不動産事務を募集をされていると聞き、業種は異なるものの、これまでの自分の事務経験 |
添削コメント|「これまでの事務経験を活かせるのではないか」という伝え方は、やや意志薄弱なイメージを持ってしまいます。そこで、「これまでの経験を活かしたい」という意欲を見せる伝え方に変更し、熱意をアピールしました。 |
【根拠となるエピソード】私は、これまで営業業界においてデータ入力や電話対応、パソコンを使った資料作成などを行ってきました。また、お客様とコミュニケーションを図りながら営業アシスタントとしての業務を進めてまいりました。 |
添削コメント|自分が「過去にどのような業界にいたのか」「どんな仕事をしてきたのか」が簡潔に示されていて、エピソードの冒頭として非常に分かりやすいものになっていますね。 |
【エピソード詳細】5年以上の事務経験を通し、基本的な事務作業はもちろん、その業界特有のデータ整理や資料作成も継続して学びました。そのため、別の業界でもその業界の知識や特徴を学びつつ、適切なサポートができればと考えています。営業アシスタントとしての業務にも慣れているため、業種の異なる方とのコミュニケーションにも自信があります。 |
添削コメント|過去の事務経験から「自分には何ができるのか」をここでアピールしましょう。「自分が努力し続けてきた時間」や「どのように成長できるか」なども添えつつ、自分の能力を強調することが重要です。 |
【企業を選んだ理由】私は、以前から不動産に興味があり、 |
添削コメント|資格をアピールするのは転職においても有効ですが、資格試験に二度落ちていることはマイナスに捉えられる可能性があります。そこで「不動産事務への意欲があって資格を取得した」と強調する形に修正しました。また、資格の言及がやや唐突だったため、文章の位置を変更しています。 |
【入社後】貴社に採用いただいた際は、これまでに培った事務経験と資格を活かして、お客様や営業マンからも頼りにされるような正確な仕事をして貢献したいと考えております。 |
添削コメント|これまでも入社後に何をしたいかはコツコツ主張してきたので、ここでは逆に締めくくりとしてあっさり終えているのがいいですね。事務のスキルがあることは強みなので、ここでもしっかりアピールしましょう。 |
【NGポイント】自身の能力のアピールがやや弱く「何ができる人なのか」「企業に入社後もその力が活かせるか」などが不明瞭でした。また、どうして不動産事務を選んだかもはっきりとせず、マッチ度の高さが分かりにくいですね。
【添削内容】自分が前職で何をしてきたかと共に、その経験から自分には何ができるのかを強めにアピールしています。また、企業の特徴と自分の企業選びの軸が合致していると示し、不動産業界への興味を追記して、マッチ度の高さも強調しました。
【どう変わった?】志望者にどんな能力があるのかが詳しく記され、企業で働いているイメージがつきやすくなりました。さらに企業理解や自己分析が十分だと納得できる内容になったため、採用担当からの印象も良くなります。
・前職での経験は細やかに説明 ・前職で培った能力をアピールする ・不動産業界を選んだ理由を示す |
③未経験・転職の場合
次に、不動産業界は未経験の方の志望動機です。経験者よりもスキルで劣るぶん、どの業界でも重宝される強みや熱意を示すことが大切ですよ。
【結論】私は、自分の今までの経験を活かしつつ、住まいを通して色んな人の生活を楽しくしたいと考え、不動産 |
添削コメント|結論部分が完結で分かりやすいのがいいですね。後半にスムーズに話を繋げるため「自分の経験を活かして貢献したい」という要素を入れています。 |
【根拠となるエピソード】これまでは、 |
添削コメント|「不動産と全く関係のない業界で働いていた」「業界も職種も未経験」など、未経験であることを強調しすぎると、必要以上にマイナスイメージを持たれてしまいます。短所になりそうなポイントはさらっと伝えて、長所や貢献できることに焦点を当てましょう。 |
【エピソード詳細】私は |
添削コメント|自分の能力についてのアピールとは関係のない部分は削り、自分が前職の経験を活かして事務職でどう活躍できるかを主張しましょう。 また、前職で出した成果も詳細に説明し、努力して成果が出せることを示しました。営業成績は事務職と関係ないように見えますが「自分の強みを活かして好成績を収めたこと」は十分評価の対象になります。 |
【企業を選んだ理由】不動産業界は取り扱う書類も多く、営業と事務との連携が非常に重要だと感じています。貴社は毎年顧客満足度1位に選ばれていることから、 |
添削コメント|今回は不動産業界での仕事が未経験なため、業界の特徴を示して企業への理解度をアピールすると共に、その業界で活躍できることを示すのがオススメです。そこで、営業と事務との連携が必要なことを伝えつつ「営業経験があること」を示してアピールしました。 |
【入社後】貴社に入社した際には、お客様と営業の架け橋 |
添削コメント|入社後の目標がやや抽象的だったため、具体的にどんなことをするつもりなのか、に焦点を当てて修正しています。また「~になりたい」「サポートさせてください」などやや受け身の姿勢が目立つため、より主体的に見えるよう語尾を変更しました。 |
【NGポイント】未経験の業界を志望しているためか、やや自分の能力のアピールに遠慮が見られますね。また、企業を選んだ理由も、企業の魅力を語るだけにとどまり、そこで何ができるかのアピールが足りていません。
【添削内容】前職でどんな成果を出したのかを具体的に数字を使って主張し、努力を結果に繋げられることを強調。さらに、企業の特徴に合わせて自分がどのように貢献できるかを主張し、マッチ度の高さをアピールしました。
【どう変わった?】「努力して成果を出す力」という、どの業界・職種でも必要な力をアピールできており、好印象を狙えます。また、マッチ度の高さも伝わりやすく、未経験業界志望だからこそ納得感を与えられる志望動機になりました。
・どの業界でも通用する強みをアピールする ・志望業界で貢献できることについて説明 ・自分の強みと志望業界のマッチ度を主張 |
④パートの場合
最後に、不動産事務のパート志望の志望動機です。前職の経験や、不動産業界で働くにあたって必要な資格などをアピールするのがポイントですよ。
【結論】私は、マイホームを建てたことをきっかけに不動産業界に興味を持ち、 |
添削コメント|結論部分では「不動産の仕事をしてみたい」という曖昧な主張に留まっていたため、はっきりと「不動産業界を志望して応募した」ということを言い切りの形で強調しました。 |
【能力のアピール(要約)】前職では事務の仕事をしていたので、資料作成や電話対応には自信があります。 |
添削コメント|自分が事務職としてどんな力を活用できるのか、冒頭で完結に示せていて良いですね。謙遜せず、自信があることをまっすぐに伝えられているのも好印象です。 |
【能力のアピール(詳細)】ワードやエクセルは前職でも使っていましたので基本 |
添削コメント|アピールしたいはずの能力の詳細説明が十分でないため、採用担当の印象に残らない可能性があります。そこで、ワードやエクセルが使えることだけでなく、実際にどのように使っていたのか、どんな成果に繋げていたのかをくわしく示しています。 また、今回は不動産業界未経験者の志望動機なので、熱意を見せる必要もあります。不動産業界において好印象な資格を取る準備があると伝えることで、未経験ながらも不動産業界に強い志望意欲を持っていることを示しました。 |
【企業を選んだ理由】貴社は顧客一人ひとりの要望に根気強く寄り添い、一生ものであるマイホーム選びについて非常に真摯に対応しているところに魅力を感じました。また、貴社は自宅から15分で |
添削コメント|その企業を選んだ理由について、パート志望とはいえ「近い場所から通えるから」という理由だけではやや熱意にかけてしまいます。冒頭で述べた「マイホームを建てたことをきっかけに不動産に興味を持った」という志望動機に絡めて、企業の魅力を感じた部分に言及しています。 |
【締めくくり】募集にあるように、週3日を希望しておりますが、出勤の日にちや曜日に関してはいつでも可能です。最初は不慣れな点もあるかと思いますが、資格取得を目指しつつ貴社に貢献できるよう努めていきたいと思います。 |
添削コメント|募集内容と志望者の希望とのすり合わせは、パート募集において重要なため、ここで補足事項を付け足しているのは良いですね!入社後の目標について、企業にとって嬉しい「資格取得を目指している」という内容をもう一度述べて、意欲を示しています。 |
【NGポイント】全体的にやや志望動機が短く、特に前職経験を踏まえての能力アピールや、企業のどんな点に惹かれたかが薄くなってしまっています。やや志望意欲に欠けている文章になってしまっていますね。
【添削内容】前職での経験をより詳しく説明しつつ、自分がどんな作業が得意か、どの分野で企業に貢献できるかを示しました。また企業選びの軸についても、自宅からの距離以外に、企業そのものの魅力を追記しています。
【どう変わった?】自身の能力のアピールと企業の魅力についての記載が増えたことで、より強く熱意を強調している志望動機に仕上がりました。資格取得を目指すなどの「企業にとって嬉しい努力」をしていることも分かり、意欲が伝わる内容になっています。
・前職経験を踏まえてのアピールをする ・自分の能力を謙遜せず示す ・企業そのものの魅力について言及する |
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不動産事務は、一般的な事務とは違い接客も積極的に行わなければなりません。そのため、パソコンスキルだけでなくお客様対応ができるコミュニケーション能力も必須です。
自分自身がどのように応募企業に貢献できるか、また、将来の応募企業で「どのような存在になりたいのか」を示すことで長く務める意思を明確にアピールできます。
志望動機で、採用したいと思ってもらえるように、自分自身に合った例文を参考にアレンジしながら唯一無二の志望動機を完成させましょう。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。