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【例文9選】情報収集力を自己PRでアピールする方法!言い換えや注意点も紹介

情報収集力を自己PRでアピールしたいものの、どうやって伝えたら良いのか悩む人も多いでしょう。

しかし、「情報収集が得意です」というありきたりな自己PRでは、採用担当者の印象に残りません。情報収集力を強みとしてアピールするためには、コツや例文を押さえることが大切です。

本記事では、まず情報収集が得意な人の強みや言い換え表現を解説した上で、情報収集力をアピールするコツや例文を紹介します。NG例文や注意点も紹介するので、自己PRの書き方でお悩みの人はぜひ参考にしてください。

人事 鈴木

記事の監修者

人事 鈴木

新卒でベンチャー企業で求人広告の新規営業を経験 入社半年でテレアポ獲得数社内1位。新卒売り上げ1位を獲得。 その後Cmind groupの人事部に入社し、新卒採用を担当。 現在は学生の面談だけではなく採用戦略や広報にも携わっている。

吉田

記事の監修者

吉田

新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。プロフィール詳細

情報収集力は強み・長所として仕事に活かせる!

情報収集力は、自己PRで積極的にアピールしたい、仕事に活かせる強みですよ。情報収集力が活かせる職種と理由は以下の通りです。

職種情報収集力を活かせる理由
営業職自社商品の魅力や顧客の要望、
競合他社の情報をリサーチするため
研究職論文や文献、統計、
過去の実験データを調べるため
SE
(システムエンジニア)
最新のIT技術はもちろん、顧客や
チームの悩みや問題を知るため
コンサルティング顧客の悩みに合わせ市場や
競合他社の分析、
顧客へのプレゼンテーションに
必要な情報を集めるため
マーケティング市場や競合他社の分析、
顧客の動向や需要を調査するため

上記のように、情報収集力は幅広い職種・業務内容で役立つ力です。自己PRで情報収集力を強みや長所としてアピールし、どのように仕事に活かせるのかを具体的に伝えていきましょう。

そもそも情報収集力とは?

ここからは、そもそも情報収集力とは、どのような力なのかを確認しましょう。正しく意味を理解することで、より具体的で魅力的な自己PRを作成できますよ。

  1. 必要情報を集める力
  2. 関連した情報を集める力
  3. 得た情報を読み解く力
  4. 得た情報を活用する力

それぞれ詳しく解説します。

①必要情報を集める力

情報収集力は、必要な情報を集める力です。

ただし、ただ「情報を集める」だけでは魅力的なアピールにはなりません。なぜなら、一昔前と異なり、インターネットが普及したことで情報収集が容易になったからです。

しかし一方で、インターネット上の情報には信ぴょう性に欠けるものも少なくありません。

就活でアピールできる「情報収集力」とは、収集した情報を整理しながら信ぴょう性があるかを判断し、正しく評価できる力であると理解しましょう。

② 関連した情報を集める力

情報収集力について自己PRで述べるなら、得た情報と関連した情報まで集められるとアピールできるとよいでしょう。

関連した情報も加味して総合的に判断することで、より良い選択ができることもあります。また、幅広く知識を得ることで自身も成長できますよ。

多くの関連する情報の中から必要なものを選び取り、情報の確度を見極めて活用できる人は、「情報収集力がある」とアピールしてください。

③ 得た情報を読み解く力

情報は集めるだけではなく、得た情報を読み解く力も求められます。必要な情報を得られても、内容が理解できなければ意味がありません。

また、「情報を読み解く力」とは、単に「言葉の意味を理解する」だけではありません。その情報の裏にある背景や、他の情報との重なりを理解し読み解く必要があります。

また、このように考える力のある人は、洞察力に優れていて人間関係を良好に築ける人が多い傾向にありますよ。良好な人間関係の構築は、どんな企業でも求められる力です。

そのため、この力を適切にアピールできれば、好印象を与えられるでしょう。

④ 得た情報を活用する力

情報収集力には、得た情報を活用する力も含まれますよ。情報は得るだけでなく、活用できなければ意味がありません。企業は、得た情報を活かして適切な選択ができる人材を求めています。

例えば営業職では、持っている情報をすべて提示すればいいわけではありません。適切なシーンで適切な情報を提示する必要があります。仮に情報を持っていたとしても、共有しない方が有利に話が進むこともあるのです。

そのほか、プレゼンテーションやコミュニケーションに情報を活用できてこそ、情報収集力が高いと言えます。

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情報収集力が得意な人の強み4選

こちらでは、情報収集力が得意な人の強みを紹介します。

  1. 主体性がある
  2. 計画性がある
  3. 論理的思考力が高い
  4. 実行力がある

情報収集力がある人は、これらの力も合わせてアピールできる可能性があります。それぞれ詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

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①主体性がある

情報収集力が高い人には、自らが主体となって行動できる人が多い傾向にあります。情報収集は、自らが目的を持って計画的に行わなければ、価値ある情報を収集できないからです。

そのため、情報収集力に長けている人は、自然と主体性が身についている可能性があります。

サークルや部活動、また旅行などのプライベートな場でも、自らが主となり行動したエピソードがないか振り返ってみましょう。主体性はどんな仕事においても必要なスキルですので、ぜひ積極的にアピールしてください。

② 計画性がある

目的のために情報を集める場合、目的達成までの筋道を立てる計画性も必要です。そのため、目的のためにスムーズに情報を収集できる人は、計画性が備わっていると考えられます。

こうした計画性は、スケジュール管理やタスク管理でも活かせる能力です。事務や管理などの計画性が必要な職を志望している方は、情報収集力とあわせて計画性もアピールすると高評価を得られるでしょう。

例えば、限られた期間内で効率的に情報を集めて課題を解決した経験を伝えると、実践的なスキルとしてアピールできますよ。

③ 論理的思考力が高い

情報収集力が高い人は、情報や問題について冷静に分析し、的確に判断できる論理的思考力が高いことも強みです。

情報収集力と倫理的思考力の両方が備わっていれば、「問題を解決に導く力を持っている」と高く評価されやすいですよ。

情報収集力と論理的思考力を活かし、最適な解決策を提示できると積極的にアピールしましょう。

④ 実行力がある

情報収集が得意な人は、集めた情報をもとにアイデアを形にし、実行に移せる力も持っています。どれだけ有益な情報を得ても、活用できなければ成果にはつながりません。

また、計画を立てるだけでなく、最後までやり遂げる力があることも重要です。適切なタイミングで判断し、行動に移せる人は、企業にとって貴重な存在となるでしょう。

この実行力は、業務改善やプロジェクト推進など、さまざまな場面で活かせます。情報収集力と実行力を兼ね備えていることをアピールできれば、高い評価を得られますよ。

情報収集力が得意な人の言い換え表現4選

ここからは自己PRに活かせるよう、情報収集力が得意な人の言い換え表現もチェックしておきましょう。

  1. 探究心が強い
  2. 知的好奇心が旺盛
  3. 視野が広い
  4. 取捨選択する能力がある

シンプルに「情報収集力が得意」と伝えるよりも、上記のように言い換えることで、個性をアピールできます。

他の就活生の志望動機と差をつけるために言い換え表現を活用し、自己PRの幅を広げましょう。

① 探究心が強い

情報収集力は、探究心が強いと言い換えられます。

仕事では、課題に根気強く向き合う力が求められます。自ら疑問を持って積極的に知識を得ようとする姿勢は、企業が求める力の1つです。

わからないことはすぐに調べ、目的達成のために幅広い知識や情報を得て努力したエピソードを伝えられると良いですね。

さらに、知り得た知識・情報を活かし、アイデアや成長につなげられることを伝えると、入社後に役立つ人材であるとアピールできるでしょう。

② 知的好奇心が旺盛

情報収集力は、「知的好奇心が旺盛」とも言い換えられます。

新しい情報やトレンドを敏感にキャッチする必要がある業界や職種において特に効果的な表現で、未知のことに積極的に取り組めるとアピールしたい場合におすすめです。

その他の業界でも、「知的好奇心が旺盛」と言い換えることで、前向きかつ積極的に仕事に取り組める人材であると印象付けられますよ。

③ 視野が広い

情報収集力が高い人は、物事をさまざまな角度から捉えられるため、「視野が広い」とも言い換えられます。

視野が狭く情報収集に偏りがあると、客観的な判断ができず情報の確度が下がります。特定の情報にとらわれず、多角的な視点から正しい判断を下せるとアピールするのが効果的です。

例えば、「異なる意見を積極的に取り入れた」「相手の立場を考えながら情報を取捨選択した」など、視野が広くバランスの取れた情報収集ができることを伝えるとよいでしょう。

④ 取捨選択する能力がある

情報収集力が高い人は、取捨選択する能力があります。取捨選択とは、不要なものを捨て、必要なものやより良いものを選択できる能力です。

本当に必要な情報や質の高い情報を選び取る力は、情報が溢れる現代において欠かせないスキルであり、企業が求めている力でもあります。

情報収集力をアピールする応募者が多いなかで「取捨選択する能力」と言い換えてアピールすることで、個性を出せ、採用担当者の印象にも残りやすいでしょう。

自己PRを書くための準備

続いて、自己PRを書くための準備を紹介します。

  1. 企業が何を求めているか把握する
  2. 情報収集力が活きたエピソードがないか振り返る
  3. 入社後に活かせそうなエピソードに絞る
  4. 情報収集力の定義を決めておく

内定を勝ち取る志望動機を作るために、上記4つのポイントを押さえてから志望動機の作成に進んでください。業界や企業研究、自己分析を行うことで、解像度の高い志望動機が作れますよ。

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① 企業が何を求めているか把握する

自己PRを書くときには、まず企業が何を求めているかを把握しましょう。そもそも企業が求めているスキルではない場合、採用される確率が低くなってしまいます。

まずは企業研究を徹底的に行い、企業がどのような人材を求めているのかリサーチしてください。求めている人材については、各企業のホームページや求人情報・採用ページに掲載されています。

これらをくまなく確認して、求められている人材にマッチする強みや長所を効果的にアピールしましょう。

② 情報収集力が活きたエピソードがないか振り返る

自己PRに説得力を持たせるための材料として、実際に情報収集力が活きたエピソードがないか振り返ってみましょう。成果が出たエピソードを具体的に示すことで、採用担当者の印象にも残りやすくなります。

また、エピソードには数字を盛り込むのが効果的です。「〇日間続けた」「〇%向上した」と示すと、努力の過程や成果を評価してもらいやすくなりますので、可能な限り定量化してみましょう。

大きな成果ではなく小さな成果でも問題ありません。提出した論文やレポートの他、学内のプロジェクト、アルバイトといった身近な経験から思い出してみましょう。

③ 入社後に活かせそうなエピソードに絞る

次に、振り返ったエピソードを入社後に活かせそうなものに絞ります。この時大切なのが、応募する企業に合わせてエピソードを選ぶことです。

応募先企業で求められている人材に合わないエピソードでは印象に残らないで毛ではなく、「情報収集が不十分」とみなされ、アピールしたい力と矛盾してしまいます。

同じ「情報収集力」をアピールするエピソードでも、下記のように、志望する企業の特徴や職種に合ったエピソードを適切に選ぶ必要があります。

職種エピソードの例
営業職アルバイト先の客層や導線の調査を行い、
売上アップに貢献できた
研究職論文の作成でインターネットの
情報だけに頼らず、現地に足を運んで
情報収集を行ったことで高い評価を得た

④ 情報収集力の定義を決めておく

自己PRを書く時は、情報収集力の定義を決めておくとブレずに一貫性のあるアピールができますよ。情報収集力といっても、記事前半でお伝えした通り、さまざまな力があります。

  • 必要情報を集める力
  • 関連した情報を集める力
  • 得た情報を読み解く力
  • 得た情報を活用する力

情報収集力の明確な定義を決め、エピソードや志望理由にブレがないように意識してください。

【5ステップで完結】情報収集力を強みとして伝えるコツ

ここからは、自己PR作成の5つのステップを見ていきましょう。

  1. 結論から始める
  2. 理由を伝える
  3. 具体的なエピソードを述べる
  4. 学んだことを伝える
  5. 入社後の展望で締める

これらのコツを踏まえ、自己PR作成に役立ててください。

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① 結論から始める

結論ファーストは、志望動機やプレゼンでも活用される有効な手法です。自己PRでも、一番アピールしたい「情報収集力が強みだ」と伝える文章で始めましょう。

例えば、「私の強みは情報収集力の高さで、本質をしっかり見抜く力があります。」のように1文目でハッキリと伝えられると、伝えたかったことが伝わらないという事態を防げます。

また、これにより応募者がこれから何を伝えようとしているのかを知れるので、採用担当者がその後の内容をスムーズに理解しやすくなるメリットがあります。

② 理由を伝える

結論の後には、なぜ情報収集力の高さが強みなのか、その理由を伝えます。ただし、理由は長くならないよう、簡潔に伝えることが大切です。

理由を示すことで、結論があなたの主観的な意見ではなく、論理的な根拠に基いていることを裏付けられます。

結論を補足する形で、その後に述べるエピソードへつなげていくと、自然な流れになりますよ。

また、理由を述べずにエピソードに入ってしまうと内容にズレが生じやすく、結論の裏付けにつながらないので注意してください。

③ 具体的なエピソードを述べる

次に具体的なエピソードを述べます。情報収集力を活かして成果が出たエピソードを盛り込み、独自性と説得力を高めましょう。

成果については実績や結果だけでなく、そこに至るまでの過程や実際に経験した内容を具体的に伝えます。これにより、貴方の人間性をアピールできますよ。

ただし、結論と理由につながりの薄いエピソードを選ばないよう注意してください。選んだエピソードに自信がない場合は、作成後に第三者に読んでもらってアドバイスをもらいましょう。

④ 学んだことを伝える

エピソードの後には、経験の中で学んだことを伝えましょう。学んだことを明確にすることで、入社後の成長をイメージさせられます。

自分の強みや実績のアピールだけで終わってしまうと、ただの自慢話と捉えられてしまうこともあります。以下のように伝えることで、学ぶ意欲のある人材であるとアピールできますよ。

客層の分析や近隣店舗・競合店の調査を行い、需要に合わせた商品提案や売り場づくりを行い、20%の売上アップにつながりました。
この経験により、市場の動向を見極め、データをもとに戦略を立てることの重要性を学びました

⑤ 入社後の展望で締める

自己PRの最後は、入社後の展望で締めましょう。企業側は、強みである情報収集力が自社でどのように活かされるのかを知りたいと考えています。

強みや経験から学んだことを、その企業や職種でどのように活かしたいかを述べてください。

企業研究を徹底的に行い、企業の特色や事業展開と絡めて伝えられると、より熱意をアピールできますよ。

【エピソード別】情報収集力の自己PR例文6選

ここからは、エピソード別に情報収集力の自己PR例文を紹介します。

  1. アルバイト
  2. 部活動
  3. サークル
  4. ゼミ
  5. インターン
  6. 留学

さらに今回は、現在も就活生を内定に導いている現役のキャリアアドバイザーが、6つの例文を本気で添削!自分の強みをどうアピールしたらいいか気になる人は、ぜひ読んでみてくださいね。

また、自己PRがそもそも書けずに困っている人は、就活マガジンの自動作成ツールを試してみてください!まずはサクッと作成して、悩む時間を減らしましょう。

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【関連記事】
赤ペンESを徹底解説!エントリーシート無料添削サービスとは

① アルバイト

最初に紹介する例文は、カフェのアルバイト経験を通じて「情報収集力」をアピールする自己PR文です。

行動の背景やプロセスを具体的に描写することを意識し、単なる事実の羅列ではなく、なぜその行動を取ったのか、どう活かしたのかを明確にしましょう。

アルバイトでの「情報収集力」の自己PR
【結論】
私の強みは、目的に応じて情報を集め、最適な行動に結びつける「情報収集力」です。
添削コメント|冒頭で「情報収集力」という強みを明示しており、企業側に伝えたい要素が簡潔にまとまっています。
【エピソード】
大学時代、カフェのアルバイトで売上が伸び悩んだ際に、販促施策を提案する機会がありました。自ら課題を見つけ、改善に向けて行動しました。来店客数の減少に気づき、競合調査や顧客分析を行ったうえで改善策を提案し、売上向上に貢献しました。
添削コメント|「販促施策を提案する機会がありました」は受け身表現で、読んだ人に「たまたま頼まれたのかも?」と感じさせてしまいます。主体性を強調し、「情報収集→行動」の流れを補強する文脈へと改善しました。
【エピソード詳細】
近隣店舗との違いや自店の強み・課題を把握するため、競合調査と常連客へのヒアリングを行い、改善に向けた分析を行いました。調査をもとに「平日夕方限定のドリンクセット」の導入を提案し、上司に企画書を提出しました。平日夕方の集客に効果があると分析し、ターゲット層向けのドリンクセット企画を立案・提案しました。
添削コメント|情報→分析→判断→施策という一連のプロセスが明確になる文脈を意識して作成しましょう。
【成果】
実施後は放課後の学生層の利用が増え、該当時間帯の売上が前年比で約20%増加しました。店長からは「課題発見から解決まで一貫して行動できる点が心強い」と評価をいただきました。課題の発見から改善策の提案・実行までを主体的に行ったことで、業務改善に貢献できたと実感しています。
添削コメント|数値のある客観的な成果だけでなく、「課題の発見から実行までを行った」という強みの発揮が業務改善に貢献できたのだとアピールすることで、より強みを印象付けました。
【入社後】
入社後も、周囲からの情報や市場動向を主体的に収集・分析し、現場で得られる声や業界の動向を積極的に調査し、ニーズに即した提案を行うことで、貴社のサービス価値向上に貢献したいと考えています。
添削コメント|「主体的に収集・分析し」は強みを明確にアピールするには不十分です。「現場の声」「業界の動向」という情報源を明示することで、企業側も再現性や貢献イメージを持ちやすくなります。

【NGポイント】
「情報収集力」の強みがエピソードや成果と十分に結びついておらず、伝わりにくい構成になっていました。また、行動のきっかけに受動的に見える表現が含まれていたことで、企業に響きにくい印象を与えていた点も課題でした。

【添削内容】
行動の主語や意図が曖昧だった箇所を「自ら課題を発見」といった表現に変更し、主体的に動いた印象を強調しました。また、全体的に思考と行動のつながりを明確にするよう添削しました。

【どう変わった?】
全体を通して、「情報収集→分析→改善提案」という一貫した流れが見えるようになり、情報収集力の強みが納得感をもって伝わる構成となりました。実践的な行動力や再現性のあるスキルとして評価されやすい自己PRとして活用してください。

【今回の自己PRのコツ】
・主体性が伝わる説明を心がける
・情報収集のプロセスを明確にする
・成果は定量的に示す

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② 部活動

続いて紹介する例文は、大学の部活動を題材に「情報収集力」をアピールする自己PRです。

部活動の中で、どのような情報をどの手段で収集し、どう活かしたのかを明確にすることが評価されやすいポイントです。

部活動での「情報収集力」の自己PR
【結論】
私の強みは、目的に応じて適切な手段を選び、必要な情報を集められる情報収集力です。相手のニーズや状況を把握し、行動につなげることを意識してきました。状況に応じて情報を取捨選択し、客観的な判断材料をもとに課題解決の糸口を見出す力があります。
添削コメント|結論として簡潔に強みを表現し、企業で評価されやすい情報収集力の再現性を高めました。
【エピソード】
大学では、バスケットボール部でマネージャーを務めていました。チーム力を高めるために対戦相手の戦術傾向を分析し、練習内容を最適化するために選手のプレースタイルの情報を集め、練習方針の見直しに役立てる活動を担当していました。
添削コメント|「チーム力を高めるために」は抽象的で伝わりづらく、情報収集の目的が不明瞭でした。そこで、対戦相手の戦術分析という明確な目的を提示することで、強みとの関連性と成果へのつながりをより具体的に示しています。
【エピソード詳細】
具体的には、試合映像やSNS、公式情報など多様な情報源を活用し、注目選手の特徴やチーム傾向を客観・主観の両面から分析しました。その分析結果をチーム内で共有し、実践的な改善策を提示できるよう心がけました。収集した情報を資料としてまとめ、監督や選手と話し合う中で、練習内容の調整につなげました。
添削コメント|行った取り組み内容を「資料化→対話→改善」と整理し、情報収集するだけでなく、周囲との共有や調整もうまく行える強みを合わせてアピールしています。
【成果】
こうした取り組みの結果、実際の大会では苦手としていた相手校に初勝利を収め、これまで接戦で敗れていた相手校に対して初めて接戦を制し、情報の質と活用力の重要性を実感しました。
添削コメント|「接戦で敗れていた」という事実ベースの表現に変え、情報収集の成果として説得力を持たせました。成果の明確化は企業の評価ポイントにも直結します。
【入社後】
入社後も、相手や状況に合わせた情報収集を徹底し、的確な判断と行動で成果に貢献できるよう努めてまいります。業務課題や顧客ニーズの把握に役立つ情報を多角的に収集し、分析・提案につなげる力で貢献したいと考えています。
添削コメント|「顧客ニーズ」「分析・提案」などの表現により再現性を高め、情報収集力と業務の関係性を明確にしました。採用担当者が入社後の貢献イメージをしやすい文章を意識しましょう。

【NGポイント】
情報収集力という強みを掲げていたものの、その内容が伝わりにくい表現が多く見られました。本人の行動と成果の結びつきが曖昧だった点が評価を下げる要因となってしまいます。

【添削内容】
「どんな情報を、どの手段で、どう活かしたか」に焦点を当てて添削しました。また、成果や入社後のイメージにも一貫性を持たせ、情報収集力が伝わる構成に調整しています。

【どう変わった?】
全体として、等身大の経験でありながら、情報収集の意図・過程・活用が明確になり、論理的な説得力と職務適性の両面で高評価につながる自己PRになりました。

【今回の自己PRのコツ】
・読み手が分かりやすいワードで伝える
・情報源や手法を明示する
・成果は客観的に表現する

③ サークル

大学のサークル活動において、「情報収集力」を活かして課題解決に取り組んだ経験をもとにした自己PR例文です。

情報収集の「目的・方法・活用・成果」の流れが一貫しているかを意識すると、説得力が高まります。

サークル活動での「情報収集力」の自己PR
【結論】
私は、目的に応じた最適な情報を集め、行動に活かせる情報収集力があります。サークル活動を通して、情報収集力を養い、大学生活全体がより充実したものになりました組織やプロジェクトの課題解決する力を身に着けることが出来ました
添削コメント|「大学生活が充実した」といった個人的な感想や情緒的な表現ではなく、どのような話を展開していくのかが伝わりやすい結論を作成しましょう。
【エピソード】
大学では文化系のサークルでイベント運営を担当しており、特に集客企画の立案に力を入れていました。年々参加者数が減っていたため、新たな施策が必要だと感じていました。参加者数の減少に直面し、その原因を分析した上で改善の方向性を探る必要があると考えました。
添削コメント|「必要だと感じていた」では受け身な印象が強く、主体性が伝わりにくくなります。課題の発見→仮説設定の思考力を持っていることを示す必要があり、表現を能動的に修正しました。
【エピソード詳細】
学内外の学生にアンケートを実施し、「どんなイベントに興味があるか」「過去の参加理由」などをヒアリング。どのようなイベントに魅力を感じたのか、参加の決め手や障壁になった点なども含め、具体的な理由を把握しました。調査の結果、参加型コンテンツへの関心が高いと分かり、「体験型ワークショップ」の実施を提案しました。
添削コメント|5W1Hに沿って「どこで」「誰に」「何を調査したか」を明確にしましょう。曖昧なヒアリング表現を具体化することで、情報収集力の高さと仮説立案→施策実行までの一貫した思考が伝わるよう修正しています。
【成果】
結果として、前年よりも参加者数が約1.5倍に増加。特にSNS経由での集客が全体の6割を占め、事前に得た情報を活かした施策の効果を実感しました。分析結果に基づいた施策がターゲット層のニーズと合致したことで、効果を客観的に確認できました。
添削コメント|「効果を実感しました」は主観的な表現であり、企業視点では評価しにくくなります。「誰に・どれだけ影響があったのか」を客観的な数値や因果関係で示すことで、説得力のある成果報告に修正しています。
【入社後】
入社後も、社内外のニーズや競合情報を的確に収集し、常に根拠ある提案ができる営業担当として、信頼される存在を目指したいです。また、資料作成やデータ整理といった裏方業務も積極的に担い、営業成績よりチーム全体の雰囲気を大切にしたい顧客ごとの特性を的確に把握し、説得力ある提案で信頼を築ける人材になりたいと考えています。
添削コメント|「雰囲気を大切にしたい」という表現は情緒的で貢献意欲の裏付けとして弱いため、「説得力ある提案で信頼を築ける人材になりたい」と主体的な意志の表現に修正しています。

【NGポイント】
元の文章では主観的な表現が目立っていました。また、情報収集の具体性が乏しく、収集→分析→実行の流れが曖昧だったことで、強みが伝わりにくくなっていました。

【添削内容】
課題発見や調査行動の主体性を示すよう語尾や接続表現を変更しました。また、情報収集の内容を「誰に何を聞いたか」「どう分析したか」まで具体化し、施策との論理的なつながりを強めました。

【どう変わった?】
全体として、情報収集力が「行動力」「分析力」「改善提案力」につながるスキルであることが明確になり、企業にとっても再現性のある魅力として伝わる内容になりました。

【今回の自己PRのコツ】
・課題を発見する主体性を示す
・調査内容を5W1Hで書く
・成果は数字と因果で説明する

④ ゼミ

大学のゼミ活動を通じて「情報収集力」をどのように発揮したかをアピールした自己PR例文です。

ゼミ活動における、自分の行動や判断のプロセスを具体的に示すことで、企業が採用後の活躍をイメージしやすい内容にすることが大切です。

ゼミでの「情報収集力」の自己PR
【結論】
私は、物事の本質を捉えるために幅広く複数の視点から必要な情報を集めることを意識しながら情報を集め、課題に最も適した内容を見極める力があります。
添削コメント|「幅広く」では基準が不明瞭です。「複数の視点」を用いて、企業が求める「活用・判断・整理」ができる人物像を想起させる内容に強化しました。
【エピソード】
この力を発揮したのは、ゼミでのプレゼンテーション課題に取り組んだときです。テーマは「若者のSNS利用と心理的影響」でした。
添削コメント|エピソードの導入として、情報収集力を発揮した場面が明確に示されており、テーマも社会的関心の高い内容で説得力があります。強みとの結び付きも自然で、このままで問題ありません。
【エピソード詳細】
まず文献や論文、統計データを調べるだけでなく、SNS運用に詳しい他ゼミの学生にも話を聞くなどSNSマーケティングを学んでいる他ゼミの学生や、SNSを積極的に活用するインフルエンサーにもインタビューを行うなど、多角的に情報を集めました。情報が膨大だったため、ゼミ内で議論の焦点がぶれないようプレゼンの論点が明確になるように、情報を分類・精査し、内容の信頼性や関連性を基準に情報を整理し、わかりやすい構成にまとめました。
添削コメント|情報源として「他ゼミの学生」はやや弱いため、専門性のある人物や発信者への取材に置き換えることで、主体性と行動力が強調されます。また、「議論の焦点がぶれないよう」は成果との接続が弱いため、情報の整理方法を具体化しました。
【成果】
その結果、プレゼン発表では「視点が多角的で説得力がある」多角的な視点でまとめられていた点を教員から評価され、発表後には他ゼミの学生からも質問を多く受けるなど反響がありました。実際にゼミ内の発表で最も多くの質問を受けるなど、関心を集める内容として注目されました。
添削コメント|元の文では誰からどう評価されたのかが不明確で、成果の説得力に欠けていました。「教員評価」「質問数」という具体的かつ客観的な成果を示し、第三者からの評価によってアピール力を高めています。
【入社後】
入社後も、社内外の情報を的確に目的に応じて最適な方法で収集・整理し、課題の本質を捉えた提案や改善策を導くことでチームや顧客が抱える課題を多角的に捉え、根拠ある提案を行うことで、チームや顧客にとって有益な価値を提供していきたいと考えています。
添削コメント|「入社後の活かし方の解像度が低い表現が目立ちました。改善後は「目的に応じて」「根拠ある提案」など、企業内での実践イメージを強化しています。

【NGポイント】
元の文章では自己PRの中核となる言葉が抽象的で、強みの再現性が伝わりにくくなっていました。また、成果の表現においても評価者や反響の具体性に欠け、説得力が弱まっていた点が課題でした。

【添削内容】
エピソード詳細では、就活生が取った行動を5W1Hで明確に描写し、成果は誰が・どう評価したのかを明示しました。特に定量性と評価者の存在がポイントです。

【どう変わった?】
強みが「情報収集力」であることが明確に伝わるようになり、企業側もその能力がどのように職場で活きるかを具体的に想像できる内容になりました。

【今回の自己PRのコツ】
・抽象語は必ず具体化する
・強みの再現性を意識する
・成果は第三者評価で示す

⑤ インターン

インターン経験を軸に「情報収集力」を強みとして構成した自己PR例文です。

インターン経験の中での課題に対してどのような情報を、どのように集め、どう活用したかを5W1Hで具体的に伝えることが重要です。

インターンでの「情報収集力」の自己PR
【結論】
私は、目的に応じて情報源を使い分け、必要な情報を的確に収集・活用できる力があります。
添削コメント|単なるツール操作やマニュアル的作業の話に終始しており、主体性や業務への価値提供という観点が希薄になっています。貢献できた成果まで一文で明確化しました。
【エピソード】
インターン開始当初、ある業界に関する市場調査を担当した際に資料の収集方法が曖昧で、進行が滞っている状況でした。チーム内で調査方針が共有されておらず、情報収集が非効率な状態でした。
添削コメント|「資料の収集方法が曖昧」とする表現では、課題が主観的かつ他責的に見え、読者の理解を妨げます。チーム課題を具体的に示すことで、情報収集力の介入が自然に伝わる文脈へと改善しました。
【エピソード詳細】
私はまず、調査目的を再確認し、企業が求める観点に沿って情報収集の軸を整理しました。その上で、情報の信頼性や速報性に応じて、業界レポートでは市場の全体傾向を、SNSでは顧客のリアルな声を拾うなど、媒体ごとに役割を明確にして活用しました。さらに、OB訪問を実施し、現場で感じる課題や需要動向など、生の情報も加えました。
添削コメント|5W1Hの視点を意識し、「何を、どこから、どんな目的で集めたか」を具体化し、実践的な強みとして情報収集力を際立たせました。
【成果】
情報の網羅性と実用性が評価され、私が担当した内容がグループ全体の資料構成のベースとして採用されました。またメンバーから同じチームで良かったと言われ、嬉しかったです。特に論点を整理する力と、実務を意識した視点を高く評価いただき、プレゼン資料の最終調整も任されました。
添削コメント|最終調整を任されたという事実を加えることで、情報収集力だけでなく信頼性・再現性・リーダーシップ的要素も読みとることのできる文章になっています。
【入社後】
入社後も、課題解決や企画立案において、信頼性の高い情報を的確に収集し、テーマに応じて最適な媒体や手段を選びながら、現場で求められる情報を主体的に集め、チームに貢献していきたいと考えています。
添削コメント|行動方針である、媒体の選定と主体的な収集を提示することで、入社後の活躍がリアルに想起できる構成となりました。

【NGポイント】
「どんな情報を、どのように集めたのか」というプロセスの具体性が乏しく、情報収集力の説得力が弱い状態でした。また、成果や入社後の展望についても、抽象的で行動のイメージが湧きにくい点が見受けられました。

【添削内容】
「なぜ情報収集が必要だったのか」や「どのように収集したのか」を明確にしました。また、入社後の展望については、情報収集の手段や判断軸に触れることで、活躍イメージをより鮮明に描いています。

【どう変わった?】
情報収集力という強みが、抽象的な表現から実践的なスキルとして伝わるようになり、企業側が「自社でも再現できそうだ」と感じられる自己PRとなりました。

【今回の自己PRのコツ】
・媒体ごとの使い分けを明確に
・5W1Hを意識した行動描写
・成果と入社後をつなげて表現

⑥ 留学

留学というテーマを通じて「情報収集力」を強みとしてアピールする例文です。

自己PRを作成する際は、単なる性格や行動の紹介ではなく、情報収集の手段や工夫、その結果として得た成果を具体的に描写することが重要です。

留学での「情報収集力」の自己PR
【結論】
私は、情報収集力を活かして環境に素早く適応する力があります。実際に、目的に応じた正確な情報を多角的に収集・分析し、迅速かつ柔軟に行動する力を留学経験で培いました。
添削コメント|元例文でも情報収集力という強みの概要は分かりますが、+αとしてより「強みによってどんな行動を取れるのか」を強調する文章を追記しています。
【エピソード】
大学2年時に短期留学でカナダに滞在した際、現地の生活や学習スタイルに早く馴染むため、自ら積極的に情報を集めることを意識しました生活面・学業面の双方で必要となる情報を事前に整理し、現地到着後も継続的に情報収集と更新を繰り返すことを徹底しました。
添削コメント|「意識しました」という表現では、“実際の行動力”や“再現可能性”が伝わりません。改善案では「整理」「継続」「更新」といった具体的かつ能動的な行動に置き換え、実行力のある情報収集姿勢が明示されています。
【エピソード詳細】
出発前からSNSや学校の掲示板などを活用して生活上の注意点や地域情報を調べ、現地では沢山質問して食事の習慣や授業の進め方、課題の取り組み方などを把握しました。ホストファミリーやクラスメイトとの会話から文化やマナーなどの情報を収集し、生活と学業の両面でスムーズに適応できました。授業の進行や課題にも予習やグループワークを通じて柔軟に対応しました。
添削コメント|「質問した」「把握した」など曖昧な表現では、情報収集力の中でも“行動”と“成果の因果関係”が見えにくくなるため、添削後では、収集手段や活用方法を明確に描写しています。
【成果】
渡航後1週間で生活リズムを確立し、英語の授業でも発言機会が増え授業内でのディスカッションや発表に積極的に参加し、最終的にクラスで最も積極的な日本人学生として表彰されました。また、現地の先生からも「授業理解度が高く、周囲の模範になっている」との評価をいただきました。
添削コメント|「発言機会が増えた」では成果の定量性・評価の根拠が曖昧です。改善文では、具体的な行動と第三者評価を加えることで、情報収集による変化と成果が客観的かつ説得力を持って伝わります。
【入社後】
入社後も、社内外の情報を自ら収集し、状況に応じた提案や改善策をスピーディーに発信できる人材として貢献したいと考えています。業務に必要な情報を現場や先輩社員、社外の信頼できる情報源から収集・分析し、課題に応じて最適な対応を提案できる人材として貢献したいと考えています。
添削コメント|入社後に情報収集力を「どこから・どのように活かすか」が重要視されるため、「現場・社外・先輩」といった具体的な情報源と、それをどう活用するかを明示しました。

【NGポイント】
文章全体に「情報収集力」というテーマは見られたものの、行動や収集手段の記述が希薄であったため、説得力に欠ける内容となっており、企業にとっての再現性が感じられませんでした。

【添削内容】
曖昧な語句を具体的な行動や成果に置き換え、情報収集のプロセスと活用方法を明確化しました。また、第三者の評価や具体的な成果を盛り込むことで、客観性と説得力を高めています。

【どう変わった?】
エピソードの中に「誰から、何を、どうやって情報を得たか」が明確に表れたことで、情報収集力の再現性が高まりました。企業側も「この人が入社しても同様に活躍してくれそうだ」と感じやすい自己PR文です。

【今回の自己PRのコツ】
・情報収集の方法を具体化する
・抽象表現を行動レベルに落とす
・再現性のある成果で締めくくる

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【NG例文4選】情報収集力を自己PRでアピールするときの注意点

最後に、情報収集力を自己PRでアピールするときの注意点を確認しておきましょう。NG例文も紹介するので、自分の自己PRがこれに該当していないかチェックしてください。

  1. 情報収集に目的がない
  2. 内容が簡潔すぎる
  3. 集めた情報に偏りがある
  4. ただ知識量が多いだけではNG

① 情報収集に目的がない

私は情報収集力があることが強みです。インターネットを駆使して、さまざまな情報収集が可能です。

入社後は、強みである情報収集力を活かし、貴社に貢献したいと考えています。

インターネットでの情報収集は誰にでもできることであり、これだけでは魅力的な人材とは言えません。

自己PRには、具体例を交え、どんな目的でどのような情報収集ができるのかを明確にしましょう。

② 内容が簡潔すぎる

私は情報収集力が高いことが強みです。

情報収集力が活かせる場面では、必要な情報を効率的に集めて成果を上げてきました。

入社後は情報収集力を活かし、貴社に貢献いたします。

内容が簡潔すぎると印象が薄く、他の就活生との差別化もできません。差別化するためには、言い換え表現を活用し、個性をアピールしてみましょう。

また、具体的なエピソードと共に自分の強みを伝え、説得力のある自己PRを目指してください。

③ 集めた情報に偏りがある

私の強みは情報収集力が高いことです。私は国産の自動車が好きで、現在も貴社の車に乗っています。

海外自動車は高級感だけを追求し、性能が信頼できないためです。

そのため、卒業論文でも国内の自動車メーカーの性能について調査を行い発表しました。

入社後も情報収集力を活かし、国内自動車の魅力を伝えていきたいです。

主観が強く集めた情報に偏りがある自己PRは、悪い印象を与えてしまいます。上記の例文では海外自動車を非難する内容になっており、こだわりが強く扱いにくい人と敬遠される可能性も。

偏った情報ではなく、広い視野を持ち、幅広い情報を集められることを伝える必要があります。

④ ただ知識量が多いだけではNG

私は情報収集力を活かし、文化や歴史、経済、法律の他、音楽や映画など多種多様な情報を集めていきました。

入社後は情報収集力と幅広い知識を活かし、貴社に貢献したいと考えています。

ただ知識量の多さをアピールするのは、単なる自慢話に聞こえてしまう可能性があります。

情報収集力をアピールする際には、持っている情報の量をアピールするのではなく、情報を整理し活用できると伝えることが大切です。

自己PRで情報収集力を効果的にアピールしよう!

情報収集力がある人は主体性や計画性があり、強み・長所として自己PRでのアピールが可能です。

自己PRでは、情報収集力の高さを活かし、成果を出したエピソードを交えながら、将来の展望までを具体的に伝えることが大切です。

また、言い換え表現を活用すると個性を演出でき、周りと差がつく自己PRが完成します。情報取集力を効果的にアピールして、志望している企業の内定を勝ち取りましょう。

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    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。