コスモ石油の平均年収・初任給を紹介!事業内容や他社との比較も
コスモ石油は、日本の主要な石油元売企業の一つで、石油製品の精製と販売を主な事業としています。
就活生の中には、給与や企事業内容に興味がある方も多いでしょう。
ここでは、コスモ石油の年収や初任給などの基本情報を紹介します。また、採用情報や業界内での位置づけについても触れているので、ぜひ参考にしてくださいね。
コスモ石油の平均年収は1096万円
従業員数(連結) | 平均年齢 | 勤続平均年数 | 平均年間給与 |
1,355名(2023年3月31日現在) | 42歳6ヶ月 | 17年1ヶ月 | 1,096万643円 |
コスモ石油の平均年収は約1096万円 で、これは日本の平均給与458万円を大きく上回る収入です。
従業員の平均年齢は42歳6ヶ月で、勤続年数の平均は17年1ヶ月となっているようですね。
コスモ石油の初任給
修士卒 | 学部卒 | |
事務系基幹職 | 273,050円 | 273,050円 |
技術基幹職 | 289,550円 | 273,050円 |
石油開発系基幹職 | 289,550円 | 273,050円 |
コスモ石油の公式サイトで公開されている募集要項によると、学歴や職種によって初任給が異なります。
例えば、事務系基幹職の場合、修士も学部卒も同じく273,050円となっています。一方、技術系基幹職と石油開発系基幹職では、修士が289,550円、学部卒が273,050円です。
これらの基本給に加えて、時間外労働手当や通勤交通費などの諸手当も支給され、昇給は年1回、賞与は夏と冬の2回あります。
コスモ石油の募集要項
勤務時間 | 9:00~17:30(製油所のみ8:30~17:00) いずれもフレックスタイム制あり |
休日休暇 | 完全週休2日制(土日)、祝日、メーデー、年末年始、創立記念日、 有給休暇、リフレッシュ休暇、特別休暇など |
福利厚生 | 健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険、各種社会保険完備、 財形貯蓄制度、コスモ共済会制度、慶弔見舞金支給制度、育児休職制度、介護休職制度、カフェテリアプラン他 |
教育研修 | 新入社員研修、OJT教育、部門別研修、階層別研修、国内留学制度、 自己啓発支援、資格取得支援など新入社員研修では、約2か月に渡ってビジネスマナー、石油業界及びコスモエネルギーグループに関する基礎知識の習得、製油所実習、SS販売実習などを通じて社会人としての必要な基本的スキルを習得していきます。また、配属の約半年後には新入社員フォロー研修にて、学んだスキルの定着とさらなる成長へのサポートを行います。 |
募集職種 | 事務系基幹職:全学部全学科 技術系基幹職:理系全学部全学科(機械工学、電気工学、化学工学、応用化学、材料工学、土木工学など学部専攻不問) 石油開発系基幹職:地質・資源系の学部・学科のみ |
コスモ石油の勤務時間は基本的に9時から17時30分で、フレックスタイム制も導入されています。プライベートとの両立ができる環境ですね。
募集職種は事務系、技術系、石油開発系と多岐にわたり、様々な専攻の方が応募できます。ただし、詳細は毎年変わる可能性があるので、最新情報をチェックしましょう。
コスモ石油の企業情報
ここでは、コスモ石油について、以下の 3 つの側面から紹介していきます。
- コスモ石油の事業内容・展開
- コスモ石油の業績
- コスモ石油の基本理念
コスモ石油の事業内容・展開
- 石油開発事業:アラブ首長国連邦(UAE)アブダビ首長国、カタール国において、原油を自主開発・生産
- 石油事業 (精製・販売):主に原油の調達から石油製品の製造・物流・輸出入
- 石油化学事業:石油化学コンビナートにおけるエチレンセンターとして安定的に石油化学製品を供給
- 再生可能エネルギー事業:風力発電のサイト開発から発電所の設計・建設、操業、メンテナンスまで一貫して実施できる体制を構築
主な事業内容は4つあり、それぞれ特徴的な取り組みを行っています。このように、コスモ石油はエネルギー分野で幅広く活躍している会社です。
コスモ石油の売り上げ・実績
2018年度 | 2019年度 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 | |
営業利益(億円) | 947 | 139 | 1,013 | 2,353 | 1,638 |
コスモ石油の2022年度の連結営業利益は1,638億円でした。
この数字だけを見ると、前年度の2,353億円から減少していますが、2020年度以前と比較すると、かなり成長を遂げていることが分ります。
コスモ石油の基本理念
コスモ石油は、地球、人間、そして社会の調和と共生を大切にしながら、持続可能な未来を目指しています。
「調和と共生」と「未来価値の創造」という二つの考え方を軸に、環境問題にも真剣に向き合いつつ、お客さまのニーズに応えることを目標としているそうです。
テレビでよく耳にする「ココロも満タンに」というフレーズには、コスモ石油に関わる人々の心まで満たしたい、という思いが込められています。
コスモ石油の競合企業
ここでは、コスモ石油の競合企業2社を紹介します。
- 出光興産株式会社
- ENEOSホールディングス株式会社
出光興産株式会社
社名 | 出光興産株式会社 |
創業 | 1911年6月20日 |
資本金 | 1,683億円 |
売上高 | 9.5兆円 |
平均年収 | 949万円 |
従業員数 | 2,590名(2023年3月期 連結) |
出光興産は、「人とつながるエネルギー」をモットーに掲げる大手企業です。
従業員数は2,590名で、平均年収は949万円とかなり高いと言えるでしょう。
ENEOSホールディングス株式会社
社名 | ENEOSホールディングス株式会社 |
創業 | 2010年(平成22年)4月1日 |
資本金 | 1,000億円 |
売上高 | 15,016,554(百万円) |
平均年収 | 993万円 |
連結従業員数 | 44,617人(2023年3月末時点) |
「エネルギーを、ステキに。」というキャッチコピーでおなじみのENEOSホールディングス。
ENEOSは比較的新しい会社で、2010年に設立されました。平均年収は993万円。これは業界内でもトップクラスの水準です。
コスモ石油の平均年収や業務内容を理解して就活に臨もう
コスモ石油について詳しく見てきました。平均年収が1096万円というのは、かなり高い水準で、業界内でもトップクラスだということがわかりましたね。
就活生の皆さんが企業研究をする際には、会社の公式サイトだけでなく、有価証券報告書なども併せてチェックすると、より深い理解につながるでしょう。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。