就活面接がボロボロでも受かった!はあるある|受かる理由を紹介
就活の面接がボロボロだったとショックを受けていたら、選考に通った!なんて経験はありませんか。何で受かったのか、ボロボロだったのに受かるなら全員受かってるのかと気になりますよね。
本記事では、面接がボロボロでも選考に通る場面や、その理由を紹介します。面接対策も紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
面接がボロボロでも受かったという学生は多数
就活で何度も経験する面接ですが、時には思うような受け答えを出来ず、ボロボロだったと反省することはどの学生にもよくあることです。
面接直後に落ち込んでしまっても、自分だけではないので安心してくださいね。いくらボロボロだったとしても、合否が出るまで結果は分かりません。受かったと思って落ちる面接よりも、落ちたと思った面接の方が反省点が明確なので次につなげていきましょう。
ボロボロだった面接に受かった理由を4つ紹介
まずは、面接がボロボロでも受かった時の理由を4つ解説します。1つずつ見ていきましょう。
- 質問に求められる内容を答えられていた
- 熱意が伝わった
- 企業と学生の相性が良かった
- 過小評価しすぎていた
①質問に求められる内容を答えられていた
面接官の質問に充分な受け答えが出来なかった場合でも、その中で回答した内容が面接官の求める部分である可能性があります。その場合、面接官からしたらその他の部分が不十分でも、評価に左右されないのです。
緊張している様子や質問に焦る態度が出てしまっても、面接という緊張する場であることは面接官も理解しています。また多くの学生が緊張しているので、自分的にはボロボロだったとしても、客観的にはそうでもない場合も考えられます。
②熱意が伝わった
面接官に熱意が伝わった場合も、面接がボロボロでも選考に通る理由のひとつです。緊張している様子はかえって本気度が高いと捉えられたり、謝って台本通りに読んでしまっても準備をしてきてくれたことが伝わるので、熱意があると評価されることがあります。
回答内容が不十分であり、周りの学生がすごかったと感じる場合でも、誰よりも熱量を伝えられているなら、面接官に想いは伝わるでしょう。
緊張からくる言葉の乱れや戸惑いがあっても、誠実に話すことで面接官に熱意が伝わりますよ。
③企業と学生の相性が良かった
企業が求める人物像にマッチしていると、面接がボロボロでも選考に通る可能性があります。企業は面接で、学生に完璧な態度と受け答えを求めていません。数多くの学生の中から、マッチする要素を満たしている学生がどの学生かを判断しています。
周りの学生に比べてアピールポイントが無くても、雰囲気や第一印象が企業にマッチしている人は多くいます。
企業は新卒採用では即戦力ではなく、長期的に働いていけそうな相性のいい学生を求めているため、スキル面よりも相性がよさそうだと判断されたら、ボロボロと感じた面接でも選考に通ることがあるのです。
④過小評価しすぎていた
ボロボロだった面接の選考に通った際、考えられる4つ目の理由は、自分を過小評価していた場合です。面接時は緊張しやすく、不安な想いが強くなりがち。一度マイナスに考えたら、より不安が高まるものです。
そもそもそんなに緊張していなかった場合や、緊張していると思っていたけど面接官の前では現れていなかった場合、周りの学生と比べると比較的緊張していない場合など、自分のことを過小評価しすぎてしまう場合は沢山あります。
ボロボロだったと思った面接に通った時は、思ったよりも落ち着いていたんだなと受け止め、自信につなげて下さいね。むしろだめだと思っていた態度がプラスに働いた可能性もあるので、なぜ受かったかを考えてみることが重要です。
面接がボロボロになる理由3つ
ここからは、面接がボロボロになってしまう3つの理由を解説します。次回の対策方法として参考にしてみてください。
- 面接対策できていない
- 業界・企業研究が足りない
- 緊張で本領が発揮できていない
①面接対策できていない
1つ目の理由は、面接対策ができていないことです。事前の面接対策が不足すると、本番で効果的な受け答えが難しくなります。面接において適応性をアピールするためには、しっかりと自己分析を行い、企業に合わせた強みを準備していく必要があります。
企業のことを理解しているかという面でも、対策をしていない学生は志望度が低いと評価されてしまいます。集団面接などでは対策してきた他の学生との違いが明らかになり、肩身の狭い思いをしかねないので、企業ごとの面接対策は怠らないようにしましょう。
②業界・企業研究が足りない
2つ目の理由は、業界・企業研究が足りていないことです。学生は業界・企業に興味があるから選考を受けているという前提条件があるなかで、研究が足りず理解できていない様子が露呈してしまったら、マイナスに響いてしまいます。
企業としては興味関心が高い学生の中で、スキル面や性格面から自社と相性のいい学生を探しています。そもそもの興味関心が低いと判断されると、スキル以前に不合格になってしまうのです。
③緊張で本領が発揮できていない
緊張で本領が発揮できていない場合も、面接がボロボロになってしまう理由のひとつです。緊張すると自信が無くなり、冷静な態度が保てなくなります。
質問から求められている回答を考えられなかったり、支離滅裂な回答をしてしまうことに繋がるので、面接時に過度な緊張をしてしまうのはできれば避けたいところです。
しかし、面接の場で緊張するのは誰にでも当てはまり、面接官さえも緊張しています。負のループに陥らないためにも、緊張することは当たり前であるという考え方が大事です。
面接がボロボロにならないための対策方法3つ
続いては、面接をボロボロにしないための3つの対策を紹介します。面接対策が気になる人はぜひ参考にしてくださいね。
- 質問をリストアップして回答を考えておく
- 志望度の高い企業のみ対策する
- 面接練習で緊張に慣れる
①質問をリストアップして回答を考えておく
事前に想定質問をリストアップして回答内容を準備しておくと、どんな質問が来てもある程度準備が出来ているため、緊張せずに回答できるでしょう。
想定される質問に対する考えを整理したら、面接の場だと思って声に出して練習してみて下さい。似た経験があることで面接時に冷静に対応できるようになり、ボロボロになるリスクを回避できます。
②志望度の高い企業のみ対策する
面接がボロボロにならないために対策は必須ですが、全ての企業に対策している時間がないという場合もありますよね。そんな時は、優先度の高い企業に絞って対策を行ってください。
志望度の高い企業ほど緊張しやすいため、焦りや不安につながりやすいです。志望度の低い企業で対策をできていなくても、違う企業があるからと安心できる場合が多いので、対策する場合は企業の優先度をつけてから行ってみて下さいね。
③面接練習で緊張に慣れる
3つ目の対策方法は、面接練習を重ねて緊張に慣れることです。面接はいくら対策しても緊張してしまうものです。そのため面接の緊張感や焦る気持ちに慣れることが、最も効果の高い対策ともいえます。
志望度の高い企業のみでなく、様々な企業にエントリーし、面接練習も兼ねて多くの専攻経験を積んでみて下さいね。実際の企業の面接以外に、家族や友達と模擬面接をする事でも十分慣れに繋がるのでおすすめです。
ボロボロになった面接を挽回する方法を2つ紹介
最後に、面接がボロボロになってしまった後でも挽回する方法を2つ紹介します。
- 逆質問でアピールする
- お礼メールを送って印象を与える
①逆質問でアピールする
逆質問で志望度の高さを伝えると、ボロボロな受け答えをした後でも熱意だけは伝えられます。面接の際には必ずと言っていいほど逆質問の時間があります。
その時間は、学生に与えられた最後の発言チャンスです。逆質問の中で意欲を感じさせる質問内容を考えておいて、万が一不安なときに利用してみて下さいね。
質問の例としては以下のものがあります。
- 「御社の○○に魅力を感じ、志望度高く選考を受けさせていただいているのですが、その魅力を業務の中で実感する場面はありますか?」
- 「自分には○○という強みがあり、御社ではぜひ○○を活かして働きたいと思っています。御社でより活躍するためには他にはどのようなスキルがあるといいでしょうか?」
②お礼メールを送って印象を与える
面接後に、お礼メールを送信してみましょう。お礼メールは直接的な合否には影響しないものの、丁寧かつしっかりとした学生の印象を残せます。
面接の時間を割いていただいた感謝の気持ちを伝えるとともに、上手く話せなかった部分の補足を簡潔に入れると、熱意が伝わる可能性も。どうしても悔しくてやるせない時は、面接後の最後のチャンスだと思ってメールを送ってみてくださいね。
悪い評価にはつながらないので、送ってみる価値は十分あると言えます。
面接がボロボロと感じても結果が出るまで分からない
本記事では、面接がボロボロだった時でも受かった時の理由と、ボロボロにならないための面接対策方法を紹介しました。
絶対に落ちたと思った面接でも、結果が出るまで分かりません。なんで落ちたと思ったのか、受かったとしたらなぜ受かったのかをしっかりと分析して、次回の面接に活かしていってくださいね。