【コスメ好き必見】美容部員・BAの志望動機の作り方!例文付きで好印象な伝え方を解説
美容業界に興味があり、美容部員(ビューティーアドバイザー)を目指す人が居ますが、採用において重要なポイントの1つが「志望動機」です。
面接官に好印象を与えるためには、自分の熱意や適性をしっかり伝える内容が求められます。
しかし、美容部員になるための志望動機を書き方を知らない方がほとんとです。
本記事では、志望動機の作り方や注意点を詳しく解説し、例文を交えて成功するためのポイントを紹介します。
美容部員を目指す方、あるいは現在準備中の方に役立つ情報を提供しますので、ぜひ参考にしてください。
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記事の監修者
人事 鈴木
新卒でベンチャー企業で求人広告の新規営業を経験 入社半年でテレアポ獲得数社内1位。新卒売り上げ1位を獲得。 その後Cmind groupの人事部に入社し、新卒採用を担当。 現在は学生の面談だけではなく採用戦略や広報にも携わっている。
記事の監修者
吉田
新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。
記事の監修者
紙谷
新卒1年目の段階では訪問営業でトップセールス獲得し、3階級役職をあげる。 現在は企業コンサルとキャリアアドバイザーを兼任。
知っておきたい美容部員・BAの基礎知識

美容部員(ビューティーアドバイザー)になるためには、まず仕事の基礎知識を理解しておきましょう。
どんな業務を行い、どんな場所で働くのかを知っておけば、適切な志望動機を作成するための土台が作れます。
①美容部員・BAの仕事内容は接客と販売
美容部員の主な業務は、お客様のニーズをヒアリングし、適切な商品を提案するのが基本的な役割です。
カウンセリングを通して肌の悩みや希望を聞き出し、要望に応じた商品の紹介を行います。
また、商品の使い方や効果的なメイクテクニックのアドバイスも行うため、商品の知識や美容のスキルが必要です。
販売だけでなく、お客様とのコミュニケーションを通じて信頼関係を築くのが求められる仕事といえるでしょう。
②主な勤務場所は百貨店からドラッグストアまで様々
美容部員は、百貨店の化粧品売り場や専門店、さらにはドラッグストアでも活躍できます。
勤務場所に応じて求められるスキルや接客スタイルが異なる場合もあるため、勤務先を選ぶ際には自分に合った環境を考慮しましょう。
百貨店では、高級ブランドの化粧品を扱うケースが多く、落ち着いた接客が求められる一方、ドラッグストアでは幅広い層のお客様に対応するため、効率的かつ親しみやすい接客が必要です。
自分の性格や接客スタイルに合った職場を選べば、より充実したキャリアを築けるでしょう。
美容部員・BAの仕事の魅力は大きく4つ
美容部員の仕事には、お客様とのふれあいや自身の美容知識の向上などの魅力があります。
人によって感じる魅力に違いがありますが、ここからは以下の4つを紹介します。
①お客さんから直接感謝されやりがいになる
美容部員として働く中で、接客を通じてお客様から直接「ありがとう」と言われる瞬間は大きなやりがいになるでしょう。
自分のアドバイスでお客様が喜んでくれたとき、感謝の言葉が次へのモチベーションです。
もちろん、仕事をしていると嫌な出来事はありますが、感謝の言葉が継続のきっかけとなるでしょう。
②自分の実力や努力が売上に直結する
化粧品の販売は、自分の接客スキルや知識が売上に直結する仕事です。
お客様に商品を購入していただけるかどうかは、自分の提案力次第で変わります。
そのため、美容に関する勉強や商品に対する理解度が明確に出るため、努力が目に見えて楽しくなる職業といえるでしょう。
③最新の美容トレンドをいち早くつかめる
美容部員は、常に最新のコスメやスキンケア製品に触れられるため、業界のトレンドをいち早くキャッチできるポジションにいます。
ある程度のリサーチは必要ですが、自分自身の美容知識も自然と高まりますよ。
友達や家族だけではなく、お客様から「美容のプロ」として信頼される存在になれるでしょう。
④周りから刺激を受け自分の美意識も高く保てる
美容部員として働く環境では、常に美に対する意識が高く保たれます。
周りの同僚や上司も美容に対する関心が高いため、自然と自分の美意識も向上し、自分自身がより輝けるようになるメリットもありますよ。
美意識が高くなれば、お客様から信頼されるだけではなく、人生そのものが楽しくなるでしょう。
美容部員で志望理由を聞かれる理由と評価ポイント

美容部員として働きたい理由を面接で聞かれるのは、応募者が美容分野に本当に興味を持っているか、興味がどれだけ長く続くかを確認するためです。
また、会社の価値観や職場の環境にマッチするかも評価されるポイントです。
①美容分野への興味が本当にあるのか?
美容部員は、化粧品やスキンケア商品を扱うため、美容に対する関心が必要です。
面接官は、応募者が本当に美容に興味を持っているかどうかを確認し、興味の深さや持続性を見極めます。
単に「化粧品が好き」だけではなく、具体的にどんな部分に興味があるのか、普段から美容の知識を深めているのかが問われますよ。
他の志望者と差別化を図るためにも、明確に興味を持っている部分を伝えましょう。
美容だけではなく、メーカーなどでも「商品が好きだから」という志望動機になっていないか注意しましょう。
あくまで商品を使用していたり、好きなのは大前提でその魅力を伝えていくのが美容部員の仕事になるのでより具体的な志望動機にする必要がありますよ。
②自社の美容部員として働きたい理由が明確か?
応募先の企業やブランドに対して特別な関心や理由があるかどうかも重要なポイントです。
なぜその会社で働きたいのかを明確に伝えられれば、志望動機に説得力を持たせられます。
志望先でなくてはならない理由がない場合、仕事に対する熱意が伝わらないため、採用担当者は魅力に感じません。
競合他社ではなく、志望企業を選んだ理由を具体的に伝えれば、面接官に「この会社に入りたい」などの強い意志を伝えられます。
③過去の経験やパーソナリティは仕事や職場に合っているか?
美容部員の仕事は接客業であるため、過去の経験や人柄も大切な要素です。
過去に接客経験やチームで働いた経験があるかどうかは、重要な評価基準となるでしょう。
また、他のスタッフやお客様と協力しながら仕事を進めるため、柔軟性やコミュニケーション能力も必要です。
過去の経験を具体的に話し、今後の仕事にどう生かせるかをアピールしましょう。
説得力ある美容部員の志望動機を作る4つのポイント

説得力のある志望動機を作るためには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。
以下の4つのポイントに沿って準備すれば、面接官に強い印象を与えられるでしょう。
- 応募先の仕事内容や理念を複数の情報源から理解する
- 美容部員を目指したきっかけを具体的なエピソードとともに伝える
- 美容部員としての将来像ややりたい仕事を明確にする
- 自分を採用することで応募先側のメリットも整理する
①応募先の仕事内容や理念を複数の情報源から理解する
まず、応募先の企業やブランドがどんな理念を持ち、業務を行っているかを徹底的にリサーチしましょう。
公式サイトやニュース、SNSなど複数の情報源から情報を集め、応募先の強みや特徴を理解してください。
リサーチした情報を元に、自分の価値観や目指す方向性とどう一致するのかを考え、その部分を志望動機に組み込みます。
少しでも多く応募先の情報を盛り込めば、自社に興味があると採用担当者は考えるでしょう。
選考では自社にマッチする学生を採用するため、仕事内容や理念の理解がしっかりとできている学生は好印象です。
選考通過の判断がしやすくなる可能性が高く、志望度の高さも伝わるので志望動機を書く前にはぜひ確認しておきましょう。
②美容部員を目指したきっかけを具体的なエピソードと共に伝える
「なぜ美容部員になりたいのか」などの質問に対しては、具体的なエピソードを交えた回答で、説得力を高められます。
例えば、初めて使った化粧品の体験や、誰かに美容アドバイスをして喜ばれた経験など、自分だけのストーリーが効果的です。
具体的なエピソードを通じて、単なる興味から一歩踏み出し、美容に対する情熱を示しましょう。
③美容部員としての将来像ややりたい仕事を明確にする
美容部員として働きたいなら、将来的に成長したいのか、またどんな仕事に携わりたいのかを明確にしましょう。
長期的なビジョンを持っているかどうかは、採用担当者にとって重要な判断材料です。
キャリアプランが明確であれば、会社側も「この人を育てたい」と感じます。
将来のビジョンをしっかり持ち、それを志望動機に反映させましょう。
将来像がはっきりしていないと「自社に入社する志望度はあまり高くないのでは?」と判断される場合があります。
志望度が高ければ、入社後にどのようなことを実現したいのかが自然と出てくるはずなので、しっかりと伝えましょう。
④自分を採用することでの応募先側のメリットも整理する
最後に、自分を採用すれば応募先にどんなメリットがあるのかを伝えましょう。
例えば、「前職で培った接客スキルを活かし、多様なお客様に対応できる自信があります」などの形で、自分の強みを企業のニーズに結びつけることが重要です。
自分の強みや経験が応募先にどう貢献できるかを考え、それを具体的にアピールしましょう。
美容部員・BAの志望動機の分かりやすい構成【4ステップ】

志望動機を効果的に伝えるためには、話す順序や内容が非常に重要です。
以下の4ステップで構成すれば、説得力のある志望動機を作成できます。
①なぜ美容部員を志望しているかを述べる
まず、美容部員を目指している理由を明確に伝えましょう。
美容に対する興味や、自分が美容部員を選んだきっかけを述べれば、面接官に共感を得られます。
また、志望動機を目指した理由から書けば、採用担当者に何を伝えたいかがはっきりしますよ。
そのため、採用担当者にアピールしたい部分を最初に伝えるようにしましょう。
志望理由は面接官に「なぜ?」と質問されそうな箇所を探しながら添削してみましょう。
「きっかけがあったので志望しました」だけではアピールが弱いので、きっかけの中でどのような感情の変化があったのかまで伝えるとより好印象になります。
②その中でも応募先の職場を志望する理由を明確にする
次に、なぜその企業やブランドを選んだのかを具体的に説明しましょう。
志望先を選んだ理由が書かれていない場合、採用担当者から企業に対して興味がないと判断されてしまいます。
そのため、競合他社ではなく、その企業を選んだ理由を明確にし、強い志望動機をアピールしましょう。
③原体験の具体的なエピソードや将来像で理由を補強する
志望動機を強化するために、具体的なエピソードや将来のキャリアビジョンを組み込みましょう。
美容に関するエピソードを明確に伝えると、採用担当者にどんな人かをアピールできますよ。
また、将来像まで明確になっていると、仕事に対す熱意を伝えられるため、強力な志望動機が完成します。
具体的なエピソードは、志望理由に説得力を持たせるために効果的なので、積極的に取り入れましょう。
④最後に就職後にどう貢献できるか・活躍したいかで締める
最後に、志望会社で自分がどう貢献できるか、将来的にどう成長していきたいかを述べて締めくくります。
自分が会社で活躍ができる部分を明確にすれば、企業にとって採用するメリットを提示できますよ。
採用担当者も就職した後の会社を想像しやすくなるため、最後にはどう貢献したいかや活躍したいかを記載しておきましょう。
美容部員・BAの好印象な志望動機例文6選

美容部員・BAに求められる志望動機の書き方を解説してきましたが、明確なイメージができない人がいるのも事実です。
そこでここからは、美容部員・BAの選考を受けるにあたって、好印象な志望動機の例文を6つ紹介していきます。
- 例文1:美容に対する熱意をアピール
- 例文2:実際に店舗に足を運んだ実体験を伝える
- 例文3:志望先の商品を使った体験を伝える
- 例文4:友達に商品をおすすめしたのがきっかけ
- 例文5:志望先の経営理念に魅力を感じた
- 例文6:美容部員・BAにおすすめされた商品で肌荒れが改善した
また今回は、現在も就活生を内定に導いている現役のキャリアアドバイザーが、6つの例文を本気で添削!どこに気を付けるべきか気になる人は、ぜひ参考にしてくださいね。
また、志望動機がそもそも書けずに困っている人は、就活マガジンの志望動機テンプレを試してみてください!まずはサクッと作成して、悩む時間を減らしましょう。
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【関連記事】
赤ペンESを徹底解説!エントリーシート無料添削サービスとは
例文1:美容に対する熱意をアピール
まずは、美容に対する熱意をアピールする志望動機です。
熱意を伝えるためには「なぜ美容に関心があるのか」「熱意を活かしてどんなことをしたのか」などを深掘りし、詳しくアピールするのがポイントですよ。
【結論】私は、貴社の美容部員として、美容に対する熱意を活かして多くの人に自分の魅力を引き出してもらいたいと考え |
添削コメント|結論部分はなるべく簡潔かつ、一文ですっきりとまとまる形にしましょう。ここでは情報量を減らし、まずは「志望理由が何なのか」をシンプルに伝えることで、採用担当がこの先を読み進めやすくなるよう修正しました。 |
【根拠となるエピソード】 |
添削コメント|「なぜ美容に関心があったのか」の理由を追記して納得感を持たせつつ、「美容を通じて人を笑顔にすること」とは具体的に何をしたのかを軽く説明しました。これにより、志望動機のきっかけとなるエピソードがどんなものか、読み手に伝わりやすくなります。 |
【エピソード詳細】例えば肌荒れに悩む友人に、日々のスキンケアで避けるべき成分や効果的な保湿の方法を提案し、肌タイプに合ったクレンジングと化粧水を提案して実践してもらった結果、「肌の調子が良くなった」と喜んでもらえた経験があります。また、自分で新しい化粧品を試し、その効果 |
添削コメント|エピソードの中で応募者が具体的に何をしたかが曖昧だったため、友人への美容のアドバイス内容や、化粧品の効果を分析した方法をより具体的に追記しました。これにより当時の状況がイメージしやすくなり、志望動機に説得力が生まれています。 |
【企業を選んだ理由】貴社は、高品質な商品と |
添削コメント|志望企業の特徴について「~と伺いました」という消極的な表現を言い切り表現に変え「店舗訪問時の具体的なエピソード」を盛り込むことで、応募者の関心が単なる憶測ではないことを示しました。これにより、企業理解度の高さをアピールできています。 |
【入社後】入社後は、美容に関する知識と技術をさらに磨き、お客様一人ひとりに合った提案ができる美容部員を目指します。 |
添削コメント|「お客様に安心して相談される存在になりたい」という抽象的な目標だけでなく、「そのために丁寧なカウンセリングを心がけたい」という具体的な行動目標を添えることで、憧れや理想論だけでなく、成長意欲がある人間だということを示しています。 |
【NGポイント】全体的に具体性に欠けていて、特にエピソード内容について「自分がどうして美容に興味を持ったのか」「それによりどんな行動を取ったのか」が曖昧でした。そのため志望動機そのものに説得力がない状態になっています。
【添削内容】エピソード内容をより深掘りし、美容への関心の理由や、過去にどんな努力をしつつ美容への意識を高めたのかを具体的に追記しました。また、企業の特徴を自分の実体験に基づいて説明し、企業理解度をアピールしています。
【どう変わった?】美容への興味関心やそのための行動を示したことで、志望動機に納得感を与えるだけでなく、応募者自身の思慮深さや主体性も強調できています。また、企業理解度の高さを示すことで、単なる憧れで志望してはいないことも示せました。
・結論はなるべく一文で簡潔にまとめる ・美容に関心があった理由をエピソードで示す ・憧れではなく成長意欲があると示す |
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例文2:実際に店舗に足を運んだ実体験を伝える
次に、美容部員の方の対応を受けた際の実体験がきっかけとなった志望動機です。
どんな対応を受けて、それがどのように心に響いたかをより詳細に、納得感のある文章で説明することで、志望意欲の高さを示せますよ。
【結論】私は、美容を通じてお客様の魅力を引き出し、 |
添削コメント|結論部分で早々に「貴社の美容部員のようになりたい」と伝えつつ、具体的に「丁寧で的確な接客を通じてお客様に寄り添いたい」と行動目標を添えました。これにより、成長目標を備えつつ志望していることをアピールできています。 |
【根拠となるエピソード】私は以前、貴社の店舗に足を運び、スタッフの接客を受けたことがあります。その際 |
添削コメント|「親切で丁寧な対応」という表現を「肌の悩みに共感し、解決策を一緒に考えてくださった」と具体化し、スタッフの対応を詳細に描写しました。これにより、エピソードがより信憑性を持ち、感情的な共感が得られるようになります。 |
【エピソード詳細】 |
添削コメント|元の文章は、美容部員の方の対応が非常にあっさりとしており、インパクトに欠けています。そこで、美容部員の方の対応について詳細に追記して、より「この経験をきっかけに美容部員を目指した」という志望動機に説得力を持たせました。 |
【企業を選んだ理由】貴社は、美容業界の中でも幅広い商品ラインナップを持ち、多くのお客様に支持されている企業です。また、 |
添削コメント|企業の接客について「悩みを詳しく聞き取り、希望に合わせて的確に対応する姿勢」とより詳しく記載し、自身の目標に関しても「ここで働きたい」だけでなく「お客様に寄り添って信頼を築きたい」と寄り具体的な行動目標に修正しました。 |
【入社後】入社後は、貴社の商品知識を深めながら、お客様一人ひとりに寄り添った接客を心がけたいです。そして、お客様の肌やライフスタイルに合った提案を心がけ、貴社の商品と接客サービスを通じて、多くのお客様に笑顔と満足を届けられる美容部員として成長していきたいと考えています。 |
添削コメント|ここでも、「自分が将来どうなっていたいか」という抽象的になりがちな表現だけでなく「入社後すぐに何をしたいか」という目標を示し、短期・長期両方の成長イメージを持っていることを示しました。 |
【NGポイント】実体験の内容が曖昧でイメージしにくく、本当にそれが志望動機に繋がったのか、納得感のない文章になっていました。また、企業を選んだ理由についても、美容部員の接客についての言及が少なく、志望意欲の高さに信憑性がありません。
【添削内容】美容部員の方にどんな接客をされたのか、当時の自分の状態やアドバイス内容を詳細に追記しました。また、その対応をどのように受け止めたかをより詳しく評価し、「その企業を選んだ理由」として追加しています。
【どう変わった?】接客内容が具体的になったことで、応募者に与えた影響の大きさが分かりやすくなり、美容部員を志望した理由として説得力のあるものになりました。
・美容部員の対応を詳細に記述する ・実体験の際の感動を具体的に記す ・入社後の行動目標を具体的に示す |
例文3:志望先の商品を使った体験を伝える
次に、志望先の商品に感動したことがきっかけの志望動機です。
採用担当に不信感を与えないよう、商品の何が良かったかに加えて、そんな商品を出せる志望企業への理解度の高さを具体的に示すことが重要ですよ。
【結論】私は、 |
添削コメント|元の文章では、商品に対する言及も少なく、志望動機自体が曖昧で熱意が伝わりにくかったです。そこで「志望企業の商品の価値をお客様に伝えたい」という志望動機を軸として、商品の価値に言及しつつ分かりやすく結論をまとめました。 |
【根拠となるエピソード】 |
添削コメント|商品を使った際の自身の肌トラブルの状況や、その商品を使った結果どう感じたかを端的に追記しました。これにより応募者自身が感じた「感動」や「美容の力」が伝わりやすくなり、志望動機そのものへの納得感が高まります。 |
【エピソード詳細】私が使用したのは貴社の保湿化粧水と美容液で、特に「成分が肌にやさしく浸透する感覚」に驚きました。 |
添削コメント|商品の効果や成分に具体的に言及することで、実際に商品を使ったことや、そのときの感動に対して説得力を持たせました。さらに「研究開発力の高さ」に言及することで、企業への理解と共感を強調しました。 |
【企業を選んだ理由】貴社は |
添削コメント|志望企業の商品について「多くの人に愛される」という曖昧な基準を取り除き、「5年連続お客様満足度90%以上」という具体的な数字を使って、商品への熱意や理解度をアピールしています。 |
【入社後】入社後は、 |
添削コメント|「商品に関する知識を磨きたい」「お客様の悩みに的確に答えたい」という目的を重視することで、商品が好きなだけでなく、その良さを活用してどうお客様に貢献したいか、具体的な熱意をアピールできています。 |
【NGポイント】全体的に、志望企業の商品に関する知識や発見が曖昧になっていました。特に、【企業を選んだ理由】や【入社後の目標】で語られている商品理解が浅く、採用担当に「本当に自社の商品に興味があるのか?」と思われる志望動機になっています。
【添削内容】エピソード部分で商品の成分の内訳や企業努力について触れ、企業を選んだ理由として、企業の商品のお客様満足度を追記しました。入社後の目標でも「商品知識を活用したい」と伝え、商品に対する熱意を示しています。
【どう変わった?】商品の成分内容やその効果、具体的な数字を使っての客観的な商品の満足度を示すことで、商品への熱意と理解を示し、志望意欲の高さをアピールできていますね。
・商品に感動した経緯を具体的に記す ・成分や満足度など客観的な商品評価を示す ・商品への熱意を入社後の目標で記す |
例文4:友達に商品をおすすめしたのがきっかけ
次に、友人に商品を勧めたのがきっかけで美容部員を目指したという志望動機です。
いったいどんな成功体験だったのかを詳細に記しつつ、どうして志望企業である必要があったのかについて、所々で言及することが重要ですよ。
【結論】私は、 |
添削コメント|ただお客様のために頑張りたいと主張するだけでなく「多くの方に信頼される貴社で働きたい」とすることで、「志望企業だからこそ」という姿勢を強調しました。 |
【根拠となるエピソード】これまで、友人に化粧品やスキンケア商品のアドバイスをする機会が多くありました。その中で、自分が提案した商品を使った友人が効果を実感し、肌の変化に喜んでいる姿を見て、 |
添削コメント|「美容の仕事に興味を持ちました」だけではやや説得力が足りないため、友人にアドバイスした経験を「知識が人の役に立つ喜びを感じた」という心境の変化に結びつけ、志望動機に対する説得力を高めました。 |
【エピソード詳細】例えば、友人が肌の乾燥に悩んでいたとき、 |
添削コメント|「自分が普段使っているクリームを勧めた」ではアドバイスとして説得力に欠けるため、「成分の説明」や「使い方のアドバイス」を加えた具体的な行動に変更しました。これにより、自分の取り組みや行動力がより明確に伝わります。 |
【企業を選んだ理由】貴社は、様々な肌質に合わせた商品展開と高品質な成分配合の製品で多くのお客様に信頼されて |
添削コメント|「幅広い商品」という表現をより具体的に「様々な肌質に合わせた商品展開」と修正し、企業理解の深さを示しました。また、「成長できる環境が整っている」というフレーズを追加し、主体的に学ぼうとしている意識を強調しています。 |
【入社後】入社後は、貴社の美容部員として、お客様に寄り添いながら最適な提案を行いたいと思います。また、商品を通じてお客様に美容の楽しさや効果を実感していただくことで、お客様に自信と笑顔をお届け |
添削コメント|お客様の満足度を高めたいという目標だけでなく、最終的に「志望企業のブランド価値を向上させたい」と伝えることで、企業へ貢献する意識があることもアピールできています。 |
【NGポイント】過去のエピソードの中の努力内容が曖昧で、「過去の経験から美容部員として人を笑顔にしたいと感じた」という志望動機の信憑性も低くなっています。また、企業の特徴についてもありきたりでインパクトに欠けていました。
【添削内容】自分が友人にどんなアドバイスをして、どんな成果が出たから美容部員を志望したのか、より深く掘り下げて強調しています。また、志望企業の製品の詳しい特徴や新人教育に言及し、「この企業だからこそ」という要素を盛り込みました。
【どう変わった?】エピソードの深堀りのおかげで志望理由に納得感が出たほか、社員教育の質の高さに言及し、企業理解を示しました。これにより「接客を頑張りたい」という志望理由と絡めて、成長意欲があることをアピールできています。
・エピソード内の努力内容は具体的に ・志望企業だからこそ、という熱意を伝える ・企業の成長に貢献したい意思も示す |
例文5:志望先の経営理念を魅力的に感じた
次に、志望企業の経営理念に魅力を感じたという志望動機です。
理念に共感した場合は、どんなエピソードがあって同じ理念を持つようになったのか、なるべく具体的に表現しつつ、企業への理解度の高さを示すことが重要ですね。
【結論】私は、「お客様一人ひとりに寄り添う」という貴社の経営理念に深く共感し、美容を通じて多くの方々に笑顔を届けたいと考えており、貴社の美容部員としてその実現に貢献した |
添削コメント|「経営理念に魅力を感じた」ということがこの志望動機の主題なので、結論部分にははっきりとそれを記しましょう。 |
【根拠となるエピソード】 |
添削コメント|元の文章はエピソード内容ではなく、この志望動機の結論部分にあたる文章になっていました。ここではエピソードのさわりの部分を簡潔にまとめ、どんな経験がきっかけで美容部員を目指すようになったのかを端的に説明しました。 |
【エピソード詳細】具体的には、 |
添削コメント|スタッフの対応内容を具体的に記述し、「どのような提案を受けたか」「どんな結果が得られたか」を明確にしました。また、「美容部員の力」についてより深い洞察を加えることで、志望動機に直結させています。 |
【企業を選んだ理由】貴社は、商品力だけでなく、お客様一人ひとりの特徴を捉えた接客の質の高さにも定評があることから、私自身も貴社の経営理念に基づき、お客様に信頼される美容部員を目指せると考えました。また、研修制度が充実している点にも魅力を感じています。 |
添削コメント|「経営理念に基づいて接客の質を高めたい」と主張することで、成長意欲と共に、志望動機の熱意を再三アピールし、採用担当に印象付けることができています。 |
【入社後】入社後は、経営理念を大切にしながら、お客様一人ひとりに寄り添った接客を心がけます。 |
添削コメント|「スキルを磨く」というやや包括的すぎる目標をより具体的にして「徹底したヒアリング」や「美容知識を活かした最適な提案」など、詳細な取り組みの目標を記載することで、実行力をアピールしました。 |
【NGポイント】そもそも結論部分できちんと志望動機に言及できておらず、この例文の軸が宙に浮いている印象です。また、エピソードもあまり文章量がなく、どうして理念に共感するようになったのか、納得感を与えられていませんでした。
【添削内容】まずは結論部分できちんと「お客様一人ひとりに寄り添う」という経営理念について言及し、エピソードでも美容部員の接客内容を詳細に追記しました。その際にどんな心境の変化があったかも添えています。
【どう変わった?】結論から入社後の目標まで、構成に一貫性がある内容になりましたね。また、美容部員の対応によって自分の心が救われたことを主張し、志望動機への納得感を与えています。
・結論で志望動機の内容を具体的に示す ・エピソードで自分の軸が生まれた経緯を記す ・理念に共感する要素を入社後の目標に絡める |
例文6:美容部員・BAにおすすめされた商品で肌荒れが改善した
最後に、美容部員におすすめされた商品で肌荒れが改善した、という過去経験をもとにした志望動機です。
「美容部員におすすめされたときの接客」と「商品そのものの良さ」の双方の視点から、志望企業を選んだ理由を示せると良いですね。
【結論】私は、 |
添削コメント|「美容部員として携わりたい」という抽象的な表現を、「貴社の商品の良さを実感し、この感動を他の人にも届けたい」という具体的な体験に基づく志望動機に変更しました。これにより、志望企業だからこそ目指している、という意欲が明らかになります。 |
【根拠となるエピソード】以前、私自身が肌荒れに悩んでいた際、美容部員の方におすすめいただいた貴社のスキンケア商品を使用したことで、アトピー性でひどく荒れていた肌の状態が改善 |
添削コメント|美容部員におすすめされたという要素だけでなく、商品のおかげで自分の肌の状態が非常に良くなったこともアピールし、商品そのものの良さについて、説得力を持つように工夫しました。 |
【エピソード詳細】私は以前からアトピー性のひどい敏感肌で、合うスキンケア用品がなかなか見つからなかったのですが、 |
添削コメント|美容部員の方の説明やアドバイスについての良さだけでなく、商品の使用感や効果、さらに研究開発の背景に感動した点も加えて修正しました。これにより、「『おすすめされた』『商品』がきっかけ」という志望動機の中の要素全てに説得力を与えられています。 |
【企業を選んだ理由】貴社は、多くのお客様に信頼されるブランドであり、美容部員の丁寧な接客や、商品の品質・研究開発力の高さが高く評価されている点に魅力を感じました。また、教育体制が充実していることから、未経験の私でも成長できる環境だと考えています。 |
添削コメント|美容部員の接客の良さだけでなく、教育体制の充実という企業の内部の魅力にも言及できているのが良いですね。商品そのものに対する理解がやや足りない印象なので、品質や研究開発力に関して追加で言及しています。 |
【入社後】入社後は、貴社の商品知識を深めるとともに、独自の成分や技術の魅力を正しくお伝えし、 |
添削コメント|商品に対する自分の理解度を上げたい、という意欲を追記しつつ、「お客様一人ひとりに寄り添う」というありきたりな目標を「悩むお客様を一人として取りこぼさない」というインパクトある表現に変更し、熱意を伝えています。 |
【NGポイント】「美容部員におすすめされた」という部分に焦点を当てすぎて、「商品がどれほど良かったのか」という視点がおろそかになっていました。あくまでも「美容部員におすすめされた商品がきっかけ」なので、商品の良さも強調したいところです。
【添削内容】結論部分で「商品に感動した」という要素を追加し、かつエピソード部分で接客だけでなく、商品そのものの効果や成分について具体的に言及し、「接客の良さ」「商品の良さ」という2つの視点を網羅しています。
【どう変わった?】接客と商品の2つの視点について企業の良さを説明したことで、企業理解が高いことや、志望意欲が高いことをより説得力のある形でアピールできています。
・接客内容だけでなく商品の良さにも言及する ・企業を選ぶ理由を接客・商品2つの視点で示す ・入社後の目標でエピソードとの一貫性を示す |
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美容部員・BAの志望動機の注意点とよくあるNG例文

続いて、美容部員・BAの志望動機を書く際の注意点を解説していきます。
NGな例文もつけているので、ご自身で執筆した志望動機と照らし合わせてみてください。
①コスメやブランドが好きという理由だけに終始しない
コスメやブランドが好きなどの理由だけの志望動機は通りません。
なぜなら、美容部員・BAを志望している人のほとんどが同じ感情を持っており、志望動機が埋もれてしまうからです。
また、企業や仕事に興味がない印象を与える恐れがあるため、単純な理由だけで志望動機を書くのはやめましょう。
以下にNGな志望動機の例を記載しておくので参考にしてください。
私が貴社を志望する理由は、単純にコスメが大好きで、貴社のブランドも昔から憧れていたからです。 様々なメイクアイテムやスキンケア製品を集めることが趣味で、友人や家族にも頻繁にコスメをおすすめしています。 特に貴社の商品はデザインも素敵で、使うだけでテンションが上がります。ブランドの世界観にも共感しており、いつかこのブランドで働いてみたいと考えていました。 美容部員として働けば、もっとコスメに触れる機会が増え、自分自身も好きなブランドの商品を使いながら働けるので、とても楽しい職場になるだろうと思います。 |
②具体的なエピソードに欠ける志望動機にしない
志望動機が漠然とした印象で終わってしまうと、面接官に強い印象を与えられません。
美容部員・BAを目指すきっかけなどのエピソードを交え、志望動機に説得力を持たせましょう。
私が貴社を志望する理由は、以前から美容業界に興味があり、美容部員として働くことが自分に合っていると感じたからです。 美容に関する仕事は楽しそうで、やりがいもあると思います。また、貴社の商品は人気があり、信頼できるブランドだと思っているので、自分もその一員として働きたいです。 お客様に適切なアドバイスをし、満足してもらえるように頑張りたいと思っています。 貴社で働けば、自分自身も成長できると感じており、充実したキャリアを築きたいと考えています。 |
気を付けてはいても、抽象的な志望動機になってしまう就活生は多いです。
具体的な志望動機にするためには、自身が作成した志望動機をセルフチェックで見直し、その際に「なぜ?」という疑問が起こらなくなるまで添削すると良いですよ。
「エントリーシート(ES)が選考通過するか不安….ESを誰かに添削してほしい….」そんな就活生の声に答えて、就活マガジンでは無料ES添削サービスである「赤ペンES」を運営しています。
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③給与や福利厚生など待遇ばかりに言及しない
給与や福利厚生ばかりを強調すると、面接官には「この人は条件だけを重視しているのではないか」などの悪い印象を与えてしまいます。
もちろん待遇は大切ですが、それ以外に美容部員としてのやりがいや働く理由をしっかりと伝えましょう。
私が貴社を志望する理由は、給与や福利厚生が充実しているからです。 美容業界では待遇が良い企業を探していましたが、貴社は他社と比べて給与が高く、ボーナスや休暇制度も整っている点が魅力的です。 安定した収入を得ながら、働きやすい環境で仕事ができることを重視しているので、貴社であればその条件を満たしていると思いました。 福利厚生がしっかりしていることで、仕事に集中できるし、長く働けると考えています。 |
美容部員・BAの志望動機に関するよくある質問

最後に美容部員・BAの志望動機に関するよくある質問に回答していきます。
志望動機を書く際の不安要素を取り除けるかもしれないので、参考にしてください。
①面接で話すべき志望動機の長さはどれくらい?
志望動機は、簡潔でわかりやすくい内容が求められます。
採用担当者は、1日に複数人の志望動機を聞いているため、長々としたものは魅力に感じにくいからです。
約400文字程度が理想的な志望動機とされていますが、企業によっては条件があるかもしれないので、説明を聞いてから作成しましょう。
②志望動機作成のためにブランド研究は行うべき?
志望動機を作成する際は、ブランド研究を必ず行なってください。
応募する企業などんな経営理念で業務を行っているかが明確でなければ、的確な志望動機は書けません。
そのため、志望先の業務内容や直近のニュースなどをみて、志望動機を作成しましょう。
美容部員の志望動機は印象が大切

美容部員として採用されるためには、志望動機が非常に重要な役割を果たします。
美容に対する情熱や応募先に対する共感をしっかりと伝えれば、面接官に好印象を与えられますよ。
また、具体的なエピソードを交えつつ、自分が応募先企業にどう貢献できるかを考えて志望動機を作成するのが成功への鍵です。
志望動機を書く際は、企業について調べ尽くしてから作成しましょう。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。