【就活生向け】履歴書をメールで送信する方法とマナー|メール作成時のポイントも紹介
この記事では、就活で履歴書をメールで送る際の正しい方法を徹底解説しています。
また、履歴書の送信の流れや作成する際のポイント、企業からのメールに対しての返信マナーも収録しているので、就活生必見の内容になっていますよ。
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履歴書をメールで送る方法

履歴書をメールで送るときは、単にファイルを添付して送信するだけでは不十分でしょう。就職活動におけるメールは、企業との最初の接点になる重要なやり取りです。
細かな部分にも注意を払うことで、誠実な印象を与えることができます。ここでは、送信時に気をつけたいポイントを3つご紹介しています。
- 送信元メールアドレスは就活用のものを使う
- 送付タイミングは営業時間内にする
- 誤送信を防ぐため、事前にメールの下書きを作成する
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① 送信元メールアドレスは就活用のものを使う
就活でメールを送る際は、使用するメールアドレスにも気を配る必要があります。
たとえば、ニックネームや絵文字が含まれたアドレスでは、社会人としての自覚が足りないと見なされることがあるでしょう。
信頼感を与えるためには、本名を含んだアドレスや、学校から付与された大学のメールアドレスを使うのが安心です。
文面が丁寧でも、送信元の印象が悪ければ台無しになるかもしれません。まだ就活専用のメールアドレスを用意していない場合は、フリーメールでかまわないので早めに作成してください。
第一印象の一部として、メールアドレスも立派な評価材料になります。
② 送付タイミングは営業時間内にする
履歴書の送付は、送る時間帯によっても印象が変わります。たとえば、深夜や早朝に送信してしまうと、非常識な印象を与えるおそれがあります。
基本的には企業の営業時間中、具体的には平日10時〜17時ごろが望ましいでしょう。この時間帯であれば、採用担当者もリアルタイムで確認しやすく、返信もスムーズに進む可能性があります。
夜中に準備が整ってしまった場合は、送信予約機能を使えば解決できるでしょう。送る内容だけでなく、送るタイミングにもマナーが求められると考えて行動してください。
③ 誤送信を防ぐため、事前にメールの下書きを作成する
履歴書を送るメールでは、宛先の間違いや添付忘れといった初歩的なミスが致命的になることもあります。こうしたミスを防ぐには、送信前に下書きを用意しておくのが効果的です。
あらかじめ文面を整えておけば、内容や添付ファイルの有無、宛名の記載などを落ち着いて確認できます。
とくに複数の企業に応募している場合は、企業名や担当者名の記載ミスが起こりやすくなるため、注意が必要です。
テンプレートを活用しつつも、一通一通を丁寧に見直してください。準備の丁寧さが、信頼を築く第一歩になります。
履歴書を添付したメールを作成する際のポイント

履歴書をメールで送るときは、ただ添付して送れば良いというものではありません。メールの文面には、あなたの印象やマナーがそのまま表れます。
伝え方ひとつで印象は大きく変わるため、基本を押さえて丁寧に作成しましょう。ここでは、履歴書送付メールで気をつけるべきポイントを4つに分けて紹介します。
- 件名は「履歴書送付_氏名」で統一する
- 本文は挨拶・自己紹介・送付理由・締めの順で構成する
- ファイル添付忘れ防止のために本文にも添付記載を入れる
- 署名は大学名・学部・名前・連絡先を明記する
① 件名は「履歴書送付_氏名」で統一する
件名は、採用担当者がメールの中身を確認するかどうかを左右する大事な部分です。「履歴書送付氏名」といったシンプルで明確な形式にしておくと、相手にも内容が伝わりやすくなります。
たとえば、「履歴書送付東京大学_山田太郎」と記載すれば、誰から何のメールかがすぐに把握できるでしょう。
件名があいまいだと、開封が後回しになったり、最悪の場合は見落とされてしまったりすることもあります。最初に目に入る項目だからこそ、読みやすく整理された件名を意識して作成してください。
② 本文は挨拶・自己紹介・送付理由・締めの順で構成する
メール本文は、読み手にとって分かりやすく整理されていることが大切です。冒頭では「お世話になっております」といった挨拶を入れ、その後に大学名や氏名などの自己紹介を記載します。
次に履歴書を送る理由や目的を簡潔に述べ、最後に「ご確認のほどよろしくお願いいたします」などの締めくくりを入れると自然な流れになるでしょう。
難しい表現や装飾は必要ありません。誤字脱字に注意し、丁寧な文面であることを心がけてください。伝えたいことを過不足なく、簡潔に伝える姿勢が好印象につながります。
③ ファイル添付忘れ防止のために本文にも添付記載を入れる
メール送信時にありがちなのが、履歴書の添付を忘れてしまうミス。これを防ぐためには、メール本文の中に「履歴書を添付しております」と記載しておくのが効果的です。
本文に明記しておけば、自分自身も送信前に添付ファイルの有無を意識しやすくなりますし、相手にも意図が正しく伝わります。
万が一、添付忘れが発生した際も、本文に添付の旨が記載されていれば、再送時に誠実な対応が取りやすくなるでしょう。些細な工夫かもしれませんが、トラブルを防ぐ確かな方法です。
④ 署名は大学名・学部・名前・連絡先を明記する
メールの最後に入れる署名も、就職活動では欠かせない要素です。署名がないと、誰からの連絡かを確認する手間が増え、相手に不親切な印象を与えてしまいます。
署名には、大学名・学部・氏名・電話番号・メールアドレスを記載してください。区切り線を使って署名部分を目立たせると、見た目にも整理されて読みやすくなります。
担当者がスムーズに返信できるように配慮することが、メールマナーの基本といえるでしょう。
履歴書をPDF化してメール送付する方法

履歴書をメールで送るときは、ファイル形式にも注意が必要です。WordやExcelのままでは、企業側でうまく開けない場合があります。
ここでは、履歴書をPDFに変換して送信する方法を3つに分けて解説します。
- WordやExcel形式の履歴書をPDFに変換する
- 履歴書ファイル名を「履歴書_氏名.pdf」に設定する
- スマートフォンからはアプリを使う
① WordやExcel形式の履歴書をPDFに変換する
履歴書をPDFにする目的は、どの端末でも同じように表示できるようにするためです。WordやExcelのままだと、相手の環境によってはレイアウトが崩れることがあります。
PDFなら見た目が固定され、安心して送信できるでしょう。変換方法は簡単で、WordやExcelの「名前を付けて保存」からファイル形式をPDFに指定すれば完了です。
特別なソフトは必要ありません。印刷プレビューで最終確認をしてから保存すると、より安心でしょう。こうした一手間が、企業への信頼感を高めることにつながります。
② 履歴書ファイル名を「履歴書_氏名.pdf」に設定する
ファイル名も、意外と見られているポイントです。「履歴書.pdf」や「新規ドキュメント.pdf」では、誰のファイルかわからず企業側が困ってしまうかもしれません。
そこで「履歴書_山田太郎.pdf」のように、氏名を入れておくのが親切です。ファイル名は保存時や、保存後に右クリックで簡単に変更できます。
企業によっては指定の書き方がある場合もあるため、応募前に募集要項を確認してください。見落としがちな部分ですが、丁寧な対応が好印象につながります。
③ スマートフォンからはアプリを使う
パソコンが使えない場合でも、スマートフォンからPDFに変換して履歴書を送ることが可能です。たとえば、履歴書作成アプリやスキャンアプリを使えば、簡単にPDF形式に変換できます。
GoogleドキュメントやiPhoneのファイルアプリなども便利です。PDFに変換したら、そのままメールに添付して送信するだけでOK。
ただし、変換後のレイアウトが崩れていないか、自分の端末で必ず確認してから送ってください。スマホでも丁寧な作業を心がけることが、就活において信頼される第一歩になります。
履歴書にパスワードを設定する手順

履歴書をメールで送るとき、情報流出を防ぐためにパスワードを設定しておくと安心です。特に氏名や住所、学歴といった個人情報が含まれる履歴書は、適切に管理する必要があります。
ここでは、その具体的な設定方法と注意点について解説しましょう。
パスワードを設定すべき理由は、万が一メールが誤送信された場合に情報漏えいのリスクを減らせるからです。
企業によってはセキュリティ意識が高く、パスワード付きファイルでの提出を求められるケースもあります。
PDF形式で履歴書を保存した後、無料のPDF編集ソフトや、Word・Excelなどのオフィスソフトでパスワードをかけることが可能です。設定後は必ず、正しく開けるか自分で確認してください。
また、パスワードは「1234」や誕生日など、推測されやすいものは避けましょう。英数字を組み合わせた8文字以上のものが安全です。送信時には、履歴書とパスワードを別のメールで送るのが基本マナーとなっています。
以下の手順を参考にして、履歴書にパスワード設定をしてみましょう。
《手順》
1.まずは、無料で使える圧縮ソフトをあらかじめパソコンにインストールしておきます。 2.次に、新規フォルダを作成しておきましょう。 3.作成したフォルダに、送信する履歴書のPDFファイルを移動させます。 4.そのフォルダの上で右クリックし、「圧縮」メニューを選択します。 5.表示されたメニューの中から「zip(pass)」や、使っている圧縮ソフト名が付いたzip形式を選びます。 6.ポップアップでパスワード入力画面が表示されたら、任意のパスワードを入力して「OK」を押します。 |
パスワードを設定して対策をしておけば、万一のトラブル時でも安心です。セキュリティ対策は、就活生としての信頼にもつながるので、手間を惜しまず丁寧に対応しましょう。
履歴書を送る際のメール例文

履歴書を送る場面は応募方法や企業との関係性によってさまざまです。どのケースでもマナーを押さえたメール文面が求められるため、適切な文例を把握しておくことが重要でしょう。
ここでは、代表的な8つのケースに分けて、状況ごとのメール例文を紹介します。
- ①企業に直接応募する場合の例文
- ②求人サイト経由で応募する場合の例文
- ③採用担当者に送付を指示された場合の例文
- ④面接後に追加で履歴書を求められた場合の例文
- ⑤企業説明会後の応募メール例文
- ⑥パスワード送付メールの例文(別送)
- ⑦担当者名がわからない場合の例文
- ⑧返信が来ない場合の再送メール例文
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① 企業に直接応募する場合の例文
企業の採用ページなどを通じて直接応募する場合は、初めての接点になるメールだからこそ、丁寧な言葉遣いと簡潔な構成が大切です。第一印象で誠実さが伝わるような文面を心がけましょう。
《例文》
件名:履歴書送付の件(〇〇大学・氏名) 〇〇株式会社 人事部 採用ご担当者様 突然のご連絡失礼いたします。 私は〇〇大学△△学部△△学科に在学中の□□と申します。 貴社の採用情報を拝見し、ぜひ選考に参加させていただきたく、履歴書をお送りいたします。 大学ではゼミ活動を通じてプレゼン力と協調性を磨いてまいりました。貴社の「チームで成果を出す」という理念に強く共感し、志望いたしました。 何卒、ご確認のほどよろしくお願い申し上げます。 ―――――――――――― 氏名:□□ □□ 大学:〇〇大学△△学部△△学科 電話番号:090-xxxx-xxxx メールアドレス:xxxx@example.com ―――――――――――― |
《解説》
自己紹介と応募の目的をはっきり伝え、企業に興味を持った理由も簡潔に述べるのがポイント。志望理由は企業の理念や事業と結びつけて書くと好印象です。
② 求人サイト経由で応募する場合の例文
求人サイト経由での応募は、企業と直接コンタクトを取る初めての場面になるため、丁寧さと明確さが特に求められます。どの求人を見て応募しているかを明記し、応募の意思をしっかり伝えましょう。
《例文》
件名:求人サイト経由での履歴書送付のご連絡(〇〇大学・氏名) 〇〇株式会社 採用ご担当者様 お世話になっております。 私は〇〇大学△△学部に在学中の□□と申します。 このたび、求人サイト「〇〇ナビ」にて貴社の求人情報を拝見し、ぜひ応募させていただきたく、履歴書をお送りいたします。 学生時代はアルバイトで接客を経験し、人と関わることのやりがいを実感しました。 貴社の「お客様第一」の考え方に共感し、志望いたしました。 ご多忙のところ恐れ入りますが、何卒よろしくお願い申し上げます。 ―――――――――――― 氏名:□□ □□ 大学:〇〇大学△△学部 電話番号:090-xxxx-xxxx メールアドレス:xxxx@example.com ―――――――――――― |
《解説》
求人サイト名や求人を見たきっかけを具体的に書くと、企業側も把握しやすくなります。自分の経験と企業理念をリンクさせて志望理由を書くのが効果的です。
③ 採用担当者に送付を指示された場合の例文
面接や説明会、または電話やメールで採用担当者から履歴書の送付を依頼された場合は、感謝の気持ちとともに、指示に応じた行動であることを明確に伝える文面が適切です。
《例文》
件名:履歴書送付のご連絡(〇〇大学・氏名) 〇〇株式会社 採用ご担当者様 お世話になっております。 先日はご連絡をいただき、誠にありがとうございました。 ご指示いただきました履歴書を、本メールにて送付させていただきます。 私は大学でゼミ活動のリーダーを務め、メンバーをまとめる中で相手の意見を尊重する大切さを学びました。この経験を活かし、貴社のチームで貢献できる人材を目指してまいります。 ご確認のほど、よろしくお願い申し上げます。 ―――――――――――― 氏名:□□ □□ 大学:〇〇大学△△学部 電話番号:090-xxxx-xxxx メールアドレス:xxxx@example.com ―――――――――――― |
《解説》
指示を受けたことへの感謝と、迅速な対応をアピールするのが重要です。自身の経験と意欲をさりげなく盛り込み、応募姿勢の真剣さを伝えましょう。
④ 面接後に追加で履歴書を求められた場合の例文
面接後に履歴書の提出を依頼された場合は、面接の機会をいただいた感謝を伝えるとともに、履歴書送付の旨を明確に述べることが大切です。丁寧かつ前向きな印象を与える文章を心がけましょう。
《例文》
件名:履歴書送付の件(〇〇大学・氏名) 〇〇株式会社 採用ご担当者様 お世話になっております。 先日は面接のお時間をいただき、誠にありがとうございました。 ご依頼いただきました履歴書を、本メールに添付のうえ送付させていただきます。 面接を通じて、貴社の事業内容や働く環境に対する理解が一層深まり、ぜひ御社の一員として貢献したいという思いが強まりました。 ご多忙のところ恐縮ですが、ご確認のほどよろしくお願い申し上げます。 ―――――――――――― 氏名:□□ □□ 大学:〇〇大学△△学部 電話番号:090-xxxx-xxxx メールアドレス:xxxx@example.com ―――――――――――― |
《解説》
感謝・送付理由・志望意欲の3点を簡潔に伝える構成が理想です。面接を受けたことで気持ちが強まったという流れは、好印象を残しやすくなります。
⑤ 企業説明会後の応募メール例文
企業説明会に参加したあとで応募メールを送る際は、説明会への感謝と学びをしっかり伝えた上で、志望の意志を明確にすることが重要です。自分なりの気づきや印象に残った点を具体的に述べましょう。
《例文》
件名:履歴書送付のご連絡(〇〇大学・氏名) 〇〇株式会社 採用ご担当者様 お世話になっております。 先日、貴社の企業説明会に参加させていただきました、〇〇大学△△学部の□□と申します。 このたび、説明会で貴社の事業や社風に触れ、ぜひ選考に参加させていただきたく、履歴書を送付させていただきます。 特に、「若手のうちから挑戦できる環境」というお話に魅力を感じ、自分の力を試してみたいと強く思いました。 何卒ご確認のほど、よろしくお願い申し上げます。 ―――――――――――― 氏名:□□ □□ 大学:〇〇大学△△学部 電話番号:090-xxxx-xxxx メールアドレス:xxxx@example.com ―――――――――――― |
《解説》
説明会で印象に残った点を具体的に伝えると、志望動機に説得力が出ます。内容は長くせず、簡潔に自分の気づきと応募の意志を結びつけましょう。
⑥ パスワード送付メールの例文(別送)
履歴書をパスワード付きで送付した場合は、ファイル送信後にパスワードを別メールで送るのが基本マナーです。シンプルで分かりやすく、相手がすぐに内容を把握できる文面を意識しましょう。
《例文》
件名:履歴書ファイルのパスワード送付(〇〇大学・氏名) 〇〇株式会社 採用ご担当者様 お世話になっております。 先ほど、履歴書を添付したメールを送付させていただきました、〇〇大学△△学部の□□と申します。 本メールにて、添付ファイルに設定したパスワードをお知らせいたします。 【パスワード】xxxx1234 お手数をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。 ご不明点などございましたら、どうぞお気軽にご連絡くださいませ。 ―――――――――――― 氏名:□□ □□ 大学:〇〇大学△△学部 電話番号:090-xxxx-xxxx メールアドレス:xxxx@example.com ―――――――――――― |
《解説》
本文は端的にまとめ、パスワードだけが明確に伝わるよう構成しましょう。冒頭で「先ほどのメールの件」と前置きすることで、相手も文脈を把握しやすくなります。
⑦ 担当者名がわからない場合の例文
企業の採用ページや求人情報に担当者名の記載がない場合は、失礼のないように「採用ご担当者様」といった表現を使いましょう。丁寧な文章で、相手に誠意が伝わるようにすることが大切です。
《例文》
件名:履歴書送付の件(〇〇大学・氏名) 〇〇株式会社 採用ご担当者様 お世話になっております。 〇〇大学△△学部の□□と申します。 このたび、貴社の求人情報を拝見し、ぜひ応募させていただきたく、履歴書を送付させていただきます。 大学ではサークル活動でイベントの企画運営を担当し、計画力と協調性を培ってまいりました。 貴社の「チームで成果を出す」という企業理念に強く共感し、応募いたしました。 ご多忙のところ恐縮ですが、ご確認のほどよろしくお願い申し上げます。 ―――――――――――― 氏名:□□ □□ 大学:〇〇大学△△学部 電話番号:090-xxxx-xxxx メールアドレス:xxxx@example.com ―――――――――――― |
《解説》
担当者名が不明な場合でも、丁寧な呼びかけで失礼のない印象を与えましょう。「採用ご担当者様」は一般的に使える表現としておすすめです。
⑧ 返信が来ない場合の再送メール例文
履歴書を送ってから数日経っても返信がない場合は、確認のご連絡をするのが丁寧です。催促にならないよう配慮しつつ、状況確認の形で再送メールを送りましょう。
《例文》
件名:履歴書送付のご確認(〇〇大学・氏名) 〇〇株式会社 採用ご担当者様 お世話になっております。 〇〇大学△△学部の□□と申します。 先日、貴社宛に履歴書をお送りいたしましたが、万が一届いていない可能性もあるかと思い、念のためご連絡差し上げました。 お忙しいところ大変恐縮ですが、ご確認いただけますと幸いです。 再送が必要な場合は、改めて対応させていただきますので、お手数をおかけいたしますが、どうぞよろしくお願いいたします。 ―――――――――――― 氏名:□□ □□ 大学:〇〇大学△△学部 電話番号:090-xxxx-xxxx メールアドレス:xxxx@example.com ―――――――――――― |
《解説》
「届いていない可能性がある」という表現を用いることで、催促の印象を与えずに確認できます。再送の意志を示すことで丁寧な印象になるでしょう。
送信前に確認したい履歴書メールのチェックリスト

履歴書をメールで送るときは、送信前の最終確認がとても重要です。細かい部分のミスが評価に影響することもあります。ここでは、送信前に見直しておくべき4つのポイントを紹介しましょう。
- 件名・本文・署名に誤字脱字がないか
- 添付ファイルにミスがないか
- 宛先・CC/BCCの設定は適切か
- 送信するタイミングが適切か
① 件名・本文・署名に誤字脱字がないか
文章の誤字や脱字は、読みにくさだけでなく、丁寧さに欠ける印象を与えるおそれがあります。特に企業名や担当者名のミスは、失礼にあたるので注意が必要です。
送信前には一度声に出して読むか、時間を置いてから読み直すことで見落としに気づきやすくなります。署名の大学名や連絡先もあわせて確認しておきましょう。
丁寧に仕上げたメールは、社会人としての信頼にもつながります。
② 添付ファイルにミスがないか
添付ファイルの入れ忘れや間違いは、意外によくあるミスです。防ぐためには、本文中に「履歴書を添付いたします」と記載し、送信前に添付ファイルがあるかを目で確かめるようにしましょう。
ファイル形式がPDFになっているかも確認してください。企業によってはWordやExcel形式を受け取れない場合があります。ちょっとした確認で防げるミスなので、必ず見直すようにしましょう。
③ 宛先・CC/BCCの設定は適切か
送信先のアドレス入力ミスやBCCの使い方を間違えると、相手に届かないだけでなく、情報漏えいの原因にもなります。
応募先のメールアドレスを正確に入力するのはもちろん、複数名宛ての場合にはCCの使い方も適切に行いましょう。
特に他社との同時応募時はBCCを使いがちですが、内容を共有すべき場面では使わないよう注意が必要です。設定後はもう一度確認する習慣をつけてください。
④ 送信するタイミングが適切か
履歴書を送る時間帯にも配慮が求められます。深夜や早朝の送信は、ビジネスマナーに欠けると受け取られる可能性があるため注意が必要です。
送信に適しているのは、平日の10時から17時ごろまでと覚えておきましょう。夜間に準備が整った場合は、メールの予約送信機能を使えば対応できます。
送る内容だけでなく、送るタイミングも印象を左右する要素といえるでしょう。
エラーや送信トラブル時の対処方法

履歴書をメールで送信した際に、トラブルが発生することは珍しくありません。あらかじめ対処法を知っておけば、焦らず冷静に対応できるでしょう。
ここでは、よくある5つのケースとその解決策を紹介します。
- 添付ファイルが大きすぎて送れない場合:圧縮して再送する
- 宛先アドレスが間違っていた場合:正しいアドレスを確認して再送する
- ファイルが開けないと連絡が来た場合:再度確認・修正する
- メールが届いていない場合:迷惑メールフォルダを確認するよう依頼する
- 原因不明の場合:別の連絡手段で問い合わせる
① 添付ファイルが大きすぎて送れない場合:圧縮して再送する
メールで送信できるファイルサイズには上限があり、PDFファイルが重すぎるとエラーが出ることがあります。
このような場合は、履歴書のPDFをフォルダにまとめてzip形式に圧縮し、ファイルサイズを軽くしてから改めて送信しましょう。
圧縮作業には専用のフリーソフトが必要なので、あらかじめPCにインストールしておくと安心です。送信前には、圧縮されたファイルが正常に開くかどうかを自分でも確認してください。
② 宛先アドレスが間違っていた場合:正しいアドレスを確認して再送する
メールが届かない原因としてよくあるのが、宛先メールアドレスの入力ミスです。見た目では気づきにくい小さな誤字でも、送信は失敗してしまいます。
応募先企業の公式サイトや求人票などに記載された正確なアドレスを、もう一度丁寧に確認してください。
再送する際は、「先ほどお送りしたメールに誤りがありましたため、改めてご連絡差し上げます」といったフォローの一文を添えると、誠実な印象を与えられます。
③ ファイルが開けないと連絡が来た場合:再度確認・修正する
送付した履歴書のファイルが、相手の端末でうまく開けないという連絡を受けた場合には、まず自分のパソコンやスマートフォンでファイルを開いてみて、問題がないかを確認しましょう。
それでも原因がわからないときは、ファイル形式をPDFに変換し直したり、バージョンを旧式に変えてみたりするなど、より互換性の高い状態にして再送することをおすすめします。
トラブル解消だけでなく、応募者としての細やかな配慮も伝わるポイントです。
④ メールが届いていない場合:迷惑メールフォルダを確認するよう依頼する
メールを確かに送信したにもかかわらず、数日経っても返信がない場合、相手側で迷惑メールとして処理されている可能性があります。
とくに、フリーメールアドレス(GmailやYahoo!メールなど)を使用していると、企業側のセキュリティ設定に引っかかってしまうことも考えられるでしょう。
この場合は、再度別のメールを送り、「念のため、迷惑メールフォルダもご確認いただけますと幸いです」と丁寧に伝えてみてください。
⑤ 原因不明の場合:別の連絡手段で問い合わせる
送信エラーはなく、内容にも不備が見当たらないのに返信が来ない場合は、メール以外の連絡手段を検討しましょう。
たとえば、応募に使用した就活サイトのメッセージ機能や、企業が公開している代表電話などを活用すると良いです。
「お忙しいところ恐れ入りますが、メールが届いているかのご確認をお願いできれば幸いです」といった一言を添えることで、礼儀正しく問い合わせることができます。
放置せず、早めに対応することが信頼感につながるでしょう。
履歴書受付メールの返信マナー

企業から「履歴書を受け取りました」と連絡が届いた際、そのまま無視してしまうのは印象がよくありません。返信は義務ではないものの、感謝の気持ちを伝えることで丁寧な印象を与えられます。
ここでは、返信する際の基本的なマナーをおさえておきましょう。
まず、返信はできるだけ早めに行うことが大切です。24時間以内を目安に対応すれば、誠実な印象を残せます。
件名は企業側の表現に合わせて「Re: 履歴書受領のご連絡」などとし、内容は短く簡潔にまとめましょう。
「履歴書をご確認いただきありがとうございます。引き続き、何卒よろしくお願いいたします」といった文面が無難です。
署名も忘れずに入れておくと、誰からのメールかすぐに分かりやすくなります。大学名や学部、氏名、電話番号を明記しておきましょう。返信のひと手間が、印象アップにつながります。
以下の例文を参考にして、メールを作成してみてください。
《例文》
件名:Re: 履歴書受領のご連絡 株式会社〇〇 人事部 〇〇様 お世話になっております。 〇〇大学〇〇学部の〇〇〇〇です。 このたびは、履歴書を受領いただきまして誠にありがとうございます。 今後の選考において、何卒よろしくお願いいたします。 ―――――――――――― 氏名:□□ □□ 大学:〇〇大学△△学部△△学科 電話番号:090-xxxx-xxxx メールアドレス:xxxx@example.com ―――――――――――― |
「あなたはビジネスマナーを分かっている?」
就活が始まると、面接や説明会など社会人と接する場面が増えていきます。
そこで意外と見られているのが、言葉遣いや挨拶、メールの書き方といった「ビジネスマナー」。マナーを知らないだけで無意識のうちに印象が悪くなっているケースもあり、選考通過のためにも事前にしっかりと確認しておく必要があります。
就活マガジン編集部では、忙しい就活生のために、これだけ見ればビジネスマナーが網羅できる「ビジネスマナー攻略BOOK」を無料で配布しています。気になる方は無料ダウンロードしてみてくださいね。
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履歴書送付メールに関するよくある質問(FAQ)

履歴書をメールで送る際、意外と見落としやすいマナーや注意点があるので紹介しておきましょう。
ここでは、就活生からよく寄せられる疑問に対して丁寧に答え、安心してメールを送信できるようサポートします。
- 履歴書はいつまでに送るべき?
- メールを送る時間帯で印象は変わるか?
- スマートフォンから履歴書を送ってもいい?
- 複数企業に一斉送信しても問題ない?
① 履歴書はいつまでに送るべき?
履歴書の送信は、企業から指定された期限がある場合は必ずそれを守ってください。たとえば「○日以内」や「○月○日まで」といった指示があるケース。
もし締切がない場合でも、メールを受け取った当日か、遅くとも翌日中に送ると好印象です。迅速な対応は誠意の表れとして評価されやすいため、早めの送信を心がけましょう。
やむを得ず遅れる場合は、あらかじめ一言添えておくと丁寧です。
② メールを送る時間帯で印象は変わるか?
送信のタイミングも、印象を左右します。企業の営業時間にあたる、平日9時〜18時の間に送るのが理想的です。
夜遅くや早朝の送信は、ビジネスマナーに対する配慮が足りないと思われるおそれがあります。
どうしても夜間しか準備できない場合は、送信予約機能を活用して翌朝に自動送信されるようにしておくとよいでしょう。小さな気遣いが信頼につながります。
③ スマートフォンから履歴書を送ってもいい?
スマートフォンからの送信も問題ありませんが、注意点があります。まず、PDFファイルが正しく添付されているか確認してください。
誤送信や添付漏れを防ぐため、一度自分宛てにテスト送信しておくと安心です。また、文字入力時の誤字脱字が起こりやすいため、本文もしっかり見直しましょう。
パソコンより操作が不安定になりやすいため、いつも以上に慎重な対応をおすすめします。
④ 複数企業に一斉送信しても問題ない?
複数の企業に、同じメールを同時に送信するのは避けたほうが無難です。一斉送信は効率的に見える一方で、受け取る側には「他社と一括で対応している」といった印象を与えてしまいかねません。
また、宛先を間違えて送ってしまうと、個人情報の漏えいにつながるリスクもあります。手間はかかっても、1社ごとに個別の文面で送信し、相手に合わせた丁寧な対応を心がけましょう。
メールで履歴書を送る方法を理解して好印象を目指そう!

履歴書をメールで送信する際には、形式・内容・送信マナーのすべてにおいて細やかな配慮が必要です。
まず、就活専用のメールアドレスを使い、営業時間内に送信することで、社会人としての基本的な礼儀を示せます。
さらに、件名や本文の構成、添付ファイル名の設定、PDF変換の操作、パスワードの設定なども丁寧に行うことが信頼につながるでしょう。
送信前のチェックリストや、トラブル発生時の対応方法も押さえておけば安心です。例文を参考にすれば、状況に合ったメール文もスムーズに作成できます。
履歴書をメールで送る方法は簡単なようで奥が深く、印象を左右する重要な要素です。就活成功の第一歩として、細部まで正しく対応しましょう。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。