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【例文6選】大学事務の志望動機の書き方|仕事内容や向いている人の特徴も紹介

この記事では、大学事務職の志望動機の書き方を例文付きで解説しています。

志望動機の基本的な書き方だけではなく、仕事内容別の志望動機やNG例、大学事務の志望動機のコツも詳しく紹介しています。

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人事 鈴木

記事の監修者

人事 鈴木

新卒でベンチャー企業で求人広告の新規営業を経験 入社半年でテレアポ獲得数社内1位。新卒売り上げ1位を獲得。 その後Cmind groupの人事部に入社し、新卒採用を担当。 現在は学生の面談だけではなく採用戦略や広報にも携わっている。

吉田

記事の監修者

吉田

新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。プロフィール詳細

大学事務職の仕事内容とは?

大学の事務職を目指す方の中には、「具体的にどんな仕事をするのか分かりづらい」と感じている方も多いかもしれません。

大学の事務業務は多岐にわたるため、まずは基本的な仕事の種類を理解することが大切です。ここでは、大学事務職における主な4つの業務を紹介します。それぞれの特徴や役割を把握することで、職務理解が深まります。

  1. 学生支援
  2. 入試・広報
  3. 総務・経理
  4. 研究支援

① 学生支援

学生支援とは、学生が安心して学業に取り組めるよう支える業務です。

履修に関する相談対応や奨学金の手続き、留学支援など、学生生活を支える場面は多岐にわたります。とくに不安や悩みを抱える学生にとっては、日常的なサポートが学業の継続に大きく影響します。

たとえば、履修登録期間中にはガイダンスを行い、質問対応も並行して実施されます。また、奨学金制度についての案内や書類の確認業務も日常的です。

学生支援は、大学の中でももっとも学生と接する機会が多く、日々の運営に直結する重要な役割を担っています。

② 入試・広報

入試・広報の役割は、大学の魅力や方針を外部に適切に伝えることにあります。

入試業務では、オープンキャンパスや説明会の企画、願書受付、当日の試験対応などを担当します。一方、広報では大学案内の制作、ウェブやSNSでの発信、地域連携イベントなどを通じて情報を届けます。

たとえば、年間スケジュールに沿ってイベントを企画し、教職員や外部関係者と連携しながら運営を進めます。タイムリーかつ正確な情報発信が求められます。

大学の対外的なイメージを形づくる業務であり、コミュニケーション能力や企画力が活きる分野といえるでしょう。

③ 総務・経理

総務・経理は、大学という組織全体を安定して機能させるための土台を支えています。

備品の調達、予算や決算の処理、契約関連の手続き、職員の勤怠管理などが日常的な業務です。正確性が求められるだけでなく、ルールやスケジュールの順守も重要です。

例として、新年度の予算策定では学内各所との調整を行い、契約関連では外部業者との書類確認なども担当します。

見えにくいところで組織全体を支える仕事であり、信頼性や安定性を重視する職種といえるでしょう。

④ 研究支援

研究支援は、大学内で行われる研究活動が円滑に進むよう、事務面から支援する業務です。

科研費や補助金の申請支援、研究費の執行管理、外部との共同研究に関する契約処理など、専門的な知識と調整力が求められます。

たとえば、年度末には研究費の精算や成果報告書の取りまとめが集中し、関係機関とのやり取りも増加します。法制度や学内規定への理解も必要です。

教育活動とは異なる角度から大学を支える領域であり、知的環境を維持するうえで欠かせない存在です。

大学事務職を志望する人に求められるスキルとは

大学事務の仕事を担うには、職務の特性に応じたスキルが求められます。特に重視されるのは、次の4つの能力です。

  1. コミュニケーション能力
  2. 事務処理能力
  3. 語学力
  4. スケジュール管理能力

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① コミュニケーション能力

大学事務では、コミュニケーション能力が重要視されます。

その背景には、対応する相手の幅広さがあります。学生や教職員だけでなく、企業・行政機関など、さまざまな立場の人とのやり取りが日常的に発生します。

窓口では学生の状況を丁寧に聞き取り、わかりやすく説明する力が必要です。教員との調整業務では、相手に正確な情報を伝える配慮も欠かせません。

こうした多様な対応においては、話すだけでなく聞く姿勢や伝達力も含めた、総合的な対人スキルが求められます。

② 事務処理能力

大学の事務業務は、正確さと効率の両立が求められます。

日々の仕事は、学生情報の入力、書類の作成・整理、会計処理など、細かなタスクが大半を占めます。

入力ミスや確認漏れが業務全体に影響を及ぼすこともあるため、注意深さは必須です。また、一定のスピードで作業をこなす力も欠かせません。

繰り返し発生する定型業務を、確実に処理し続ける力が、現場では高く評価されます。

③ 語学力

国際化の進展にともない、語学力を活かす場面が増えています。英語を中心に、読み書きや会話を求められる業務が一部存在します。

留学生の対応や、海外大学との連絡、英文書類の確認業務など、語学を使う状況は多岐にわたります。

対応範囲が広がることで、より柔軟で実務的な能力が期待される点も特徴です。

④ スケジュール管理能力

多くの業務を並行して進める大学事務では、時間管理能力も必要です。授業日程、行事の準備、各種締切など、年間を通じて業務が集中する時期も多くあります。

作業の優先順位を的確に判断し、タスクを無理なく割り振ることが求められます。段取りの悪さが、他部署や関係者に影響を及ぼすこともあるため、先を見据えた調整力が欠かせません。

業務の正確さだけでなく、流れ全体を見通す視点が大切になります。

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大学事務職に向いている人の特徴

大学の事務職には、一定の特性を持った人が向いているとされています。事務職という共通点はあっても、大学特有の環境や業務内容に適性があるかどうかは別の話です。

ここでは、大学事務に適しているとされる人物像を3つの観点から整理して紹介します。

  1. 人のサポートが好き
  2. 調整や連携が得意
  3. 几帳面・正確に仕事ができる

① 人のサポートが好き

大学事務職に向いている人のひとつの特徴は、「人を支えることに喜びを感じる性格である」点です。

大学では、学生や教職員の相談・問い合わせへの対応が日常的に発生します。対面での受付業務から電話・メールの応対、各種申請の手続き支援など、他者の問題や要望に寄り添う姿勢が求められます。

これらの業務では、目立たなくても周囲の役に立つことにやりがいを見いだせる人が、仕事を円滑に進めやすいです。

こうしたことから、人を支えることが好きな人は、大学事務という環境に自然とフィットするでしょう。

② 調整や連携が得意

大学事務に向いている人のもう一つの特徴は、「多くの関係者との調整や連携をスムーズに行える」ことです。

大学の中では、学生・教職員・他部署・外部業者など、さまざまな関係者と関わりながら業務を進めます。

授業スケジュールの調整、施設利用の申請管理、会議資料の準備など、各方面とタイミングや内容をすり合わせながら正確に調整する力が求められます。

自分本位ではなく、全体のバランスを見て判断できる視点が不可欠です。

このような業務において、調整力やチームワークを苦にしない人は非常に適しています。

③ 几帳面・正確に仕事ができる

大学事務に適している人の三つ目の特性は、「細部まで気を配れる几帳面さと正確な処理能力を持っている」ことです。

事務業務の中でも、特に大学では履修登録、試験成績、予算申請、外部提出資料など、正確性が強く求められる業務が多くあります。

1つの入力ミスや計算違いが学生の進路や予算管理に大きく影響するケースも少なくありません。したがって、作業をスピードよりも丁寧さや正確さを重視して進めることができる人材が重宝されます。

そのため、慎重で丁寧な性格の方は、大学事務職の業務と相性が良いといえるでしょう。

大学事務職の志望動機の作成手順

大学事務の志望動機を考える際、「どこから書けばよいのか分からない」「例文を読んでも、自分の言葉に置き換えられない」と悩む方は多いでしょう。

とくに初めて志望動機を作成する場合は、大学という特有の職場に合った視点や構成が必要になるため、戸惑ってしまうのも無理はありません。ここでは、大学事務職を目指す際に押さえるべき志望動機の作成手順について、4つの視点からわかりやすく解説します。

一般的な事務職との違いを踏まえ、「なぜ教育業界なのか」「なぜその大学なのか」といった観点から、採用担当者に響く内容を整理していきます。

  1. なぜ教育業界なのか
  2. なぜその大学なのか
  3. 自分の強みや経験をどう活かせるのか
  4. 仕事を通じて何を成し遂げたいのか

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① なぜ教育業界なのか

大学事務を志望する場合、まず「なぜ教育業界に関心を持ったのか」を明確にすることが重要です。事務職といっても、企業と大学では仕事の目的や役割がまったく異なります。

そのため大学側は、「教育に対する関心や適性があるかどうか」を重視して見ているのです。

たとえば、「人の成長を支える仕事に魅力を感じる」「学びの場を裏方から支える仕事がしたい」といった考えは、教育業界を志望する理由として自然なものといえるでしょう。

これまでの経験や価値観と結びつけながら、「なぜ教育の現場で働きたいと思ったのか」を自分の言葉で伝えることが大切です。まずはこのような教育への関心を自分の中で整理してみてください。

② なぜその大学なのか

教育業界への関心が伝わっても、「なぜその大学を選んだのか」が曖昧なままだと、志望動機としては不十分です。

大学事務の仕事は全国の多くの大学に存在するため、志望先への強い思いや理由がなければ、「どの大学でもいいのでは」と受け取られてしまいかねません。

ここでは、志望大学が掲げている教育理念や特色、取り組みに注目し、それに共感した点を具体的に示しましょう。また、自分との関わりがあれば、それを含めることで説得力が増します。

たとえば、大学の公開講座に参加した経験や、知人が通っていたことで興味を持ったといった背景があると、自然な流れになります。

大学事務の志望動機を考える際には、志望先に対する独自の視点を入れることが、他の応募者との差別化にもつながります。

③ 自分の強みや経験をどう活かせるのか

大学事務の仕事には、学生対応、書類処理、イベント運営など多岐にわたる業務が含まれます。そのため、「これまでの経験や強みがどう役立つのか」を具体的に伝えることが、採用のうえで重要なポイントになります。

ただ単に「事務経験がある」と述べるだけでは十分とはいえません。

たとえば、「接客の仕事で培った丁寧な対応力を活かして学生と接したい」や、「データ入力の正確さを大学の業務に応用したい」といったように、自分のスキルが大学事務の現場でどのように生きるのかを示すことが求められます。

このように、自分ならではの視点で志望動機を構成することで、説得力のある内容に仕上がるでしょう。

④ 仕事を通じて何を成し遂げたいのか

志望動機の最後に必要なのは、「この仕事を通じてどのような貢献ができるか」という将来のビジョンです。

大学は長期的な勤務を前提とすることが多く、採用担当者も「長く働いてくれそうか」「成長していけそうか」といった視点で応募者を見ています。

たとえば、「学生一人ひとりの学びを支える環境づくりに関わりたい」や、「教育の質を高める仕組み作りに貢献したい」といった思いを示すことで、将来的にどのような役割を果たしたいかを伝えられます。

入職の動機だけでなく、自分なりの目標や挑戦したいことに触れることで、前向きな印象を与えることができるでしょう。

このように、大学事務の志望動機には、「今後どう成長していきたいか」という視点も忘れずに盛り込むよう意識してください。

【ケース別例文6選】説得力ある大学事務職の志望動機

大学事務職を目指す理由は人それぞれです。その背景や動機を具体的に伝えることは、採用担当者にとっても応募者の人柄や価値観を知る大切な手がかりとなります。

ここでは、さまざまな立場や経験を持つ方が、どのようにして大学事務職を志望するに至ったのか、説得力ある例文とともに紹介します。

自分の考えを言葉にするヒントとして、ぜひ活用してみてください。

  1. 大学の理念・方針に共感した
  2. 大学事務職の仕事内容に魅力を感じた
  3. 母校で働きたい
  4. 自分のスキル(語学・PCなど)を活かしたい
  5. 地域や社会に貢献したい
  6. 学生時代の経験が志望のきっかけ

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【関連記事】
赤ペンESを徹底解説!エントリーシート無料添削サービスとは

①大学の理念・方針に共感した

ここでは、「大学の理念に共感した」ことを軸にした、大学事務職の志望動機例文を添削しています。

志望動機を作成する際は、感情表現に頼らず、どのような体験が動機に直結しているかを明確にすることが重要です。

「大学の理念・方針に共感した」
【結論】
私は、学生一人ひとりの成長を支える環境づくりに携わりたいと考え、学びの場を制度面や運営面から支え、学生が安心して学びに集中できる環境を整えたいと考え、貴学の事務職を志望いたしました。
添削コメント|「大学事務職を志望いたしました」は汎用的で他職種にも使い回せるため、志望度が伝わりづらくなります。大学事務の役割と志望者の思いを接続する表現に変えることで、志望理由の具体性が向上しました。
【根拠となるエピソード】
大学時代に所属していた学生団体で、新入生向けの履修相談会の運営を経験し履修相談会の企画・進行管理を担い、裏方として人を支える仕事にやりがいを感じたことがきっかけです。
添削コメント|「運営を経験し」では実際に何をしたのかが曖昧で、受動的な印象を与えてしまいます。「企画・進行管理」と明記することで、主体性や実行力をもって業務に関与していた姿が具体的に伝わります。
【エピソード詳細】
履修に不安を抱える新入生の声に丁寧に耳を傾け、先輩としてできる限りのアドバイスや資料作成を行いました。相談後に「安心しました」と笑顔で言ってもらえた経験から学内制度を正しく伝えることで学生の不安を軽減し、主体的な学びを後押しできることに気づいた経験から、目立たないながらも人の学びや挑戦を支える役割に魅力を感じるようになりました。
添削コメント|元の表現では志望動機に繋がるエピソードとしては説得力に欠けます。大学事務職の本質である「制度の正確な運用・説明」を通じて学生の学習を支える構造に気づいた点を強調し、大学の理念とも自然にリンクする形にしています。
【志望先を選んだ理由】
貴学が掲げる「主体的な学びを促す教育支援」という理念に強く共感しました。学生の多様な学びを尊重する姿勢に惹かれ、事務職として運営面から教育環境を支えたいと感じましたその理念を体現するために、制度設計や学生支援の場面で貢献したいと考えました
添削コメント|「運営面から教育を支えたい」という表現のみでは、他大学でも通用する内容に留まりがちです。「制度設計」や「支援の場面」など大学事務職ならではの関わり方を明示することで志望先との結びつきが明確になります。
【入職後】
入職後は、学生と教職員の橋渡し役として、円滑な学内運営に貢献したいと考えています。また、学生目線を活かした丁寧で迅速な対応を心がけ、信頼される職員を目指しますさらに、学生の声を正確に拾い上げ、改善提案や仕組みづくりに反映できる職員を目指します
添削コメント|「丁寧で迅速な対応」はよくある表現ですが、本人ならではの強みが見えづらくなります。実体験とつなげて「声を拾い、制度に活かす」と表現することで、課題発見力と提案力を持つ人材として印象づけられます。

【NGポイント】
理念への共感やエピソードに関して、大学事務職である必要性が伝わらず、他業界・他職種でも成立してしまう表現が散見されました。また、志望動機との繋がりが弱く、採用担当にとっては根拠が弱いと受け取られた可能性が高いです。

【添削内容】
一貫して大学事務職ならではの役割や業務内容を意識した表現に改めました。抽象的だった志望理由には制度運営や環境整備という具体的な語を加え、経験や大学の理念との関連性が分かるようにしました。

【どう変わった?】

大学事務の仕事を正しく理解し、理念との接続を具体的に語れている点が評価されやすくなりました。行動ベースで語られているため、企業側も入職後の活躍イメージを持ちやすくなっています。

【今回の志望動機のコツ】
・志望理由を職種ならではの特徴に結びつける
・共感した理念と自分の経験を結び付ける
・感情表現に背景を添える

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②大学事務職の仕事内容に魅力を感じた

ここでは、「仕事内容に魅力を感じた」ことを軸にした、大学事務職の志望動機例文を添削しています。

裏方として学びや成長を支える事務職の役割への共感や、自身の経験をもとにした志望理由の深堀りがポイントとなっています。

大学事務職の仕事内容に魅力を感じた人向けの志望動機
【結論】
私は、学生一人ひとりの成長を支える環境づくりに貢献したいと考え大学での多様な業務を通じて、学生の挑戦や日々の学びが円滑に進むよう支援できる事務職に魅力を感じ、貴学を志望いたしました。
添削コメント|:「成長を支える」は曖昧であり、どのように貢献したいかが不明確でした。そのため、「多様な業務」「学生の挑戦と日々の学びの円滑化」という観点から、大学事務の幅広さ・裏方としての支援の内容を前面に出した表現に修正しています。
【根拠となるエピソード】
私は学生時代、就職活動のサポートを受けた際に、大学職員の方の丁寧な対応に何度も助けられました履歴書添削や面接練習など、実務的な支援を受ける中で、大学職員の方が学生の状況を把握し、的確な支援を行っていたことに感銘を受けました。その経験を通じて、学生生活を陰から支える事務職の重要性を実感しました。
添削コメント|元の文は「丁寧な対応」という抽象表現に留まり、実際の支援内容が不明瞭でした。具体的な支援内容とそこから受けた印象を加えることで、職務理解と動機に説得力を持たせました。
【エピソード詳細】
特に就職支援窓口での面談時、将来に不安を感じていた私に対し、職員の方が親身に話を聞き、進路の選択肢を一緒に整理してくださいました。自分の興味や強みを踏まえて、複数の進路を具体的に示してくださり、迷いのあった進路選択に前向きな気持ちを持つことができました。その対応が心の支えとなり、安心して就職活動に臨むことができましたそれにより、学生が不安を感じたときに頼れる存在として機能する大学職員の価値を実感し、自分もそのような立場から支えたいと考えるようになりました
添削コメント|元の文章の表現だけでは、やや志望理由との接点が弱く、読んだ人の納得にはつながりにくいです。そこで、支援を受けて「どのように感じたか」だけでなく、「それが志望にどうつながったか」まで踏み込んで記述し、エピソードの説得力を高めました。
【志望先を選んだ理由】
貴学は学生サポート体制が非常に充実しており、学生中心の学びを支える姿勢に共感しています。説明会で感じた温かい雰囲気も、ここで働きたいという思いを強くしました。特に学修支援センターの取り組みでは、個別対応や履修相談など学生一人ひとりに寄り添う体制が整っており、そうした環境で自分も支援側として成長したいと感じました。
添削コメント|「温かい雰囲気」は主観的すぎて志望理由として弱い印象でした。代わりに、実際のサポート体制を示すことで、採用担当者に強い納得感を与えられる構成に改善しました。
【入職後】
学生にとって安心できる窓口となれるよう、正確で丁寧な対応を心がけ自身が支援を受けた経験を活かして学生の不安に寄り添いながら、適切な情報提供と的確な対応を行うことを意識し、学生生活の充実を支える事務職員として貢献してまいります。
添削コメント|「正確で丁寧な対応」という抽象表現を自身の経験と結びつけつつ、実務に即した具体的な行動目標へ置き換えました。「不安に寄り添う」と「適切な情報提供」の両面を盛り込むことで、入社後の活躍イメージを明確に描くことができています。

【NGポイント】
当初の文章では、印象や感情を中心とした表現が多く、大学事務職の職務内容や大学独自の取り組みとの結びつきが弱い部分が目立ちました。また、「丁寧な対応」や「支えたい」といった定型的な言い回しが多く、他の就活生と差別化しづらい構成になっていました。

【添削内容】
「何を支えたいのか」「どのように支えるのか」を具体化するために、実際に受けた支援内容や大学職員の行動を細かく描写しました。また、大学固有の取り組みへの理解や共感を明示し、「なぜ貴学を選んだのか」に納得できるよう調整しました。

【どう変わった?】
全体を通して、志望動機に一貫性と納得感が生まれました。経験を起点に動機へと論理的に展開し、大学事務職を通じてどう貢献できるかが明確になっています。大学側から見ても、「働く意義を理解している応募者」と評価されやすくなるでしょう。

【今回の志望動機のコツ】
・自分が受けた支援内容を具体的に書く
・貴学ならではの支援体制に言及する
・自分の変化を明確に表現する

③母校で働きたい

ここでは、「母校で働きたい」という想いを軸にした、大学事務職の志望動機例文を添削しています。

在学中の体験と母校への想いを結びつけ、エピソードに具体性を持たせることで、志望動機に説得力を持たせているのがポイントです。

母校で働きたい人向けの志望動機
【結論】
私は、在学中に受けた留学サポートの経験から、今度は支える立場として学生一人ひとりの挑戦を陰ながら支え、大学全体の教育活動を円滑に進める立場として母校で働きたいと考え、貴学の事務職を志望しました。
添削コメント|「今度は支える立場として」は抽象的で、事務職の役割や自分の貢献意識が見えにくいため、大学事務職の本質(裏方としての支援・全体運営)を言語化することで、業務理解度と貢献意欲を具体的に表現しました。
【根拠となるエピソード】
大学2年次に短期留学を希望した際、国際交流課の職員の方に親身に相談に乗っていただき、不安を安心に変えることができました。留学に関する不安を一つひとつ解消でき、自信をもって準備を進めることができました。きく貢献できる仕事に魅力を感じました。
添削コメント|抽象的な「不安を安心に変えることができた」ではなく、「不安→解消→準備」という具体的なプロセスに落とし込むことで、事務職への関心が生まれたエピソードの説得力とストーリー性を持たせました。
【エピソード詳細】
語学力や現地での生活、手続きに不安を感じていた私に対し、職員の方は必要な情報を的確に提供し、細かな点まで丁寧に説明してくださいました。その対応のおかげで、安心して準備を進めることができ、留学先でも前向きに学びに取り組むことができました。その結果、事前準備をスムーズに進めることができ、現地では授業への積極的な参加や異文化交流にも自信を持って取り組めました。この経験が、大学事務という仕事の価値を実感するきっかけになりました。
添削コメント|抽象的な「安心して準備できた」や「前向きに学びに取り組めた」ではなく、実際の行動(授業参加・異文化交流)に言及することで、「大学事務のサポートが学生の成果に直結する」構造を示し、事務職という仕事の価値の実感につなげています。
【志望先を選んだ理由】
学生時代に支えていただいた母校だからこそ、その仕組みや文化を理解したうえで、より利用者目線での支援ができると感じています。実際に学生として制度やサービスを利用した経験があるからこそ、学生がどのような場面でつまずきやすいか、どのような支援が求められているかを理解し、それを活かした支援ができると考えています。
添削コメント|「仕組みや文化を理解」や「利用者目線の支援」は抽象的すぎるため、学生としての利用体験を通じて得た具体的な視点と、それをどのように活かすかを明記し、母校ならではの適応力と即戦力性をアピールしました。
【入職後】
今度は私が、学生の挑戦を後押しできる存在となり、信頼される事務職員として学生が安心して学びに集中できる環境づくりに貢献し、職員間や教員との連携を通じて大学運営の一助となるよう努めたいと考えています。
添削コメント|「信頼される事務職員」という表現を「どう行動して信頼を得たいのか」の視点に切り替え、「安心できる環境づくり」や「連携による運営貢献」といった具体的な職務イメージに落とし込み、採用担当者が実務場面を想像しやすいように改善しました。

【NGポイント】
志望動機に関わるキーワードや体験は悪くなかったものの、どのように支えるのか、どう信頼されるのかといった説明が不足していました。また、成果や行動に触れていない場面が多く、読み手が納得しにくい構成になっていた点も課題でした。

【添削内容】
具体的な行動や成果に置き換え、特に留学準備の場面では「授業参加」「異文化交流」といった実際の経験を明示しました。また、「母校の文化を理解」などの曖昧な表現も、利用経験に基づいた視点として再構築しています。

【どう変わった?】
体験と志望動機の一貫性が明確になり、採用担当者が現場での活躍イメージを想像しやすい構成に変わりました。入職後の行動イメージまで描けており、大学事務職への理解度の深さと意欲の高さが伝わる内容に仕上がっています。

【今回の志望動機のコツ】
・間接支援という役割を表現する
・志望理由とエピソードの一貫性を意識する
・貢献意欲を業務視点で明確に示す

④自分のスキル(語学・PCなど)を活かしたい

ここでは、「語学力やPCスキル」をアピールポイントとした、大学事務職の志望動機例文を添削しています。

スキルをただ述べるのではなく、「誰にどう役立てるか」という視点を持って構成することが、説得力のある志望動機を作成する鍵になりますよ。

自分のスキルを活かしたい人向けの志望動機
【結論】
私は、これまでに培ってきたパソコンスキルや語学力を活かし、大学の教育・研究活動を支える事務職として貢献したいと考え、貴学を志望いたしました。大学の運営に携わる立場として、教職員や学生が安心して学び働ける環境を支えたいと考えております。
添削コメント|「貴学を志望いたしました」では、志望動機としての締めが弱くなっています。そこで、語学・PCスキルを「誰のために、どう活かすか」という観点で掘り下げ、大学事務職の意義との接続を明確化しました。
【根拠となるエピソード】
大学時代に国際交流イベントの運営を担当した経験から、裏方として人や組織を支えることにやりがいを感じるようになりました。自分のスキルを活かして、多様な人々の活動をスムーズに進めるサポート役にやりがいを感じました。
添削コメント|「裏方で支える」は抽象的で再現性が伝わりません。「語学やPCスキルがどう役立ったのか」に言及し、学生目線でも語れる、納得感ある表現に修正しました。
【エピソード詳細】
ゼミの一環で海外提携校との交流会を企画し、資料作成や英語でのメール対応、当日の司会進行までを担当しました。イベントが成功し、参加者から「安心して参加できた」と言っていただけた「資料がわかりやすく、安心して参加できた」と感想をもらえたことが強く印象に残っています。この経験から、正確かつ丁寧な対応の大切さと、支える立場の仕事の意義を実感しました。相手の立場に立って伝わる資料をつくる工夫や、迅速な対応の重要性を学びました。
添削コメント|感情表現(例:「安心して参加できた」)は、その背景となる行動や成果を加えることで初めて評価されます。また、「丁寧な対応」なども具体化し、再現性とスキルとの接続を意識した表現に改めました。
【志望先を選んだ理由】
貴学は国際交流にも力を入れており、多様な学生・教職員が活躍する環境があります。海外の大学との連携や、留学生支援制度など国際性のある取り組みが充実している点に魅力を感じました。私の語学力や事務処理能力を活かせる場だと感じ活かし志望いたしました。教育活動の下支えとして、自分のスキルが活用できる場だと確信しています。
添削コメント|「多様な学生が活躍〜」は汎用的であり、「貴学だからこそ」の特徴が見えません。修正後は、実際の大学の施策に即した表現にすることで、企業研究の深さと志望の一貫性が伝わる文章へと改善しました。
【入職後】
入職後は、基本業務を正確に行うことはもちろん、学内外の関係者との円滑なコミュニケーションを心がけ、教育現場の円滑な運営に貢献してまいります。学生や教職員からの問い合わせに対して丁寧で迅速な対応を心がけ、資料作成やデータ管理などの面から円滑な大学運営を支えてまいります。
添削コメント|「円滑なコミュニケーション」「円滑な運営」といった抽象語が繰り返され、印象がぼやけていました。大学事務職の実務に即した行動を加え、語学・PCスキルの活用につながる内容に変更しています。

【NGポイント】
語学力やPCスキルというテーマがあるにもかかわらず、それらを活かして「誰に、どのように貢献するか」が一部の段落で抽象的すぎた点がありました。また、「やりがいを感じた」など感情ベースの言い回しも多く、説得力が弱まっていました。

【添削内容】
行動や成果を付け加えることで、スキルの再現性と職務適性を示しました。特に「支える仕事」という表現に関しては、語学対応や資料作成といった行動に置き換えることで実務イメージを明確化しました。

【どう変わった?】
全体として「スキルを使えるから」ではなく、「誰のためにどのように使いたいか」という軸が明確になりました。企業視点からも、「この応募者は実務の中で再現性のある貢献ができそうだ」と感じてもらえる構成に改善されています。

【今回の志望動機のコツ】
・「誰のために、どう活かすか」を掘り下げる
・感情表現の背景を詳細に描写する
・志望理由の独自性を強化する

⑤地域や社会に貢献したい

ここでは、「地域や社会への貢献」をアピールポイントとした、大学事務職の志望動機例文を添削しています。

大学の役割や事務職の職務を理解し、どのように貢献できるかを筋道立てて伝えることを意識しましょう。

地域や社会に貢献したい人向けの志望動機
【結論】
私は、大学を地域に開かれた知の拠点として支え、学生や地域の方々が安心して学び合える環境づくりに貢献したいと考え、考えております。貴学の事務職を志望いたしましたその理念を実現するために、地域連携活動や学生支援に積極的に取り組む貴学の事務職に強く魅力を感じ、志望いたしました。
添削コメント|元の表現では本人の意欲や価値観は伝わりますが、「貴学の事務職」とのつながりが弱かったため、「理念」と「貴学の取り組み」を関連づけることで、結論と志望先選びの理由の一貫性を強化しました。
【根拠となるエピソード】
きっかけは、高校時代に地域の公開講座に参加し、大学の職員の方が参加者に丁寧に一人ひとりの質問に耳を傾け、分かりやすく説明している様子に接したことで対応していた姿を見たことでした。
添削コメント|「丁寧に」では、何をもって丁寧と感じたかを説明できなければ説得力に欠けます。「質問に耳を傾け、説明していた」と置き換えることで、読者が職員の様子を思い浮かべやすくなります。
【エピソード詳細】
当時、進路に迷っていた私に対し、職員の方が講座の案内や大学生活の情報を親身に説明してくださいました私の関心に合わせて、資料を見せながら具体的に説明してくださいました。その経験を通じて、大学の事務職は学生だけでなく地域とも関わり、安心と信頼を提供する多様な立場の人にとって分かりやすく、信頼される窓口としての役割を担う存在であると感じました。自分も将来、誰かの学びを支える立場になりたいと考えるようになりましたこの経験をきっかけに、自分も誰かの学びや進路の一助となる事務職の仕事に強い関心を持ちました
添削コメント|「親身に説明」「安心と信頼を提供する存在」「支える立場」はどれも内容が曖昧になりがちです。修正後は、行動描写や職務の意義を取り入れることで、応募者の志望動機や適性が一貫して伝わる内容へと改善されています。
【志望先を選んだ理由】
その中でも貴学は、地域連携や社会貢献に力を入れており、事務職員が積極的に地域行事や学外活動にも関与している点に強く共感しました「地域連携プロジェクト」や「地域高大連携講座」など、具体的な取り組みを通じて地域との信頼関係を築いている点に魅力を感じました。こうした活動に事務職員も関与している点から、貴学の姿勢に強く共感しています。
添削コメント|「事務職員も関与している点に共感しました」だけでは理由として弱いため、大学固有の活動名や取り組みを示すことで志望先の理解度と調査意欲をアピールしました。具体性を持たせることで差別化も図っています。
【入職後】
事務として採用後は、来学者や学生一人ひとりに寄り添った対応を心がけるとともに、地域と大学の架け橋となれるような取り組みにもオープンキャンパスや地域向け講座の運営など、地域と大学をつなぐ場づくりにも積極的に関わっていきたいと考えております。
添削コメント|「架け橋となれるような取り組み」は、実際の仕事との接点が曖昧です。「オープンキャンパス」「講座運営」といった実務を示すことで、実現可能性のある活躍イメージとして評価されやすい構成になっています。

【NGポイント】
元の例文では、読者にとって応募者の志望意図が明確に伝わりづらい表現になっていました。また、エピソードでの状況や心境の説明が少なく、大学事務職との接点が希薄だったことで、志望動機に必要な説得力を欠いていました。

【添削内容】

抽象語を具体的な描写に置き換えることで、応募者の体験や考えが読み手に視覚的に伝わるよう改善しました。また、大学事務職の業務や取り組みと接点が見えるよう、活動内容や役割の明示に努めました。共感の表現も実例を交えて再構成しています。

【どう変わった?】
地域社会との接点や大学職員としての貢献イメージが明確になりました。また、動機が可視化されているため、採用側も応募者の志向と業務適性を把握しやすい志望動機に仕上がっています。

【今回の志望動機のコツ】
・地域に開かれた大学の役割を明確にする
・活動内容は具体的に言及する
・共感した点とその根拠を明示する

⑥学生時代の経験が志望のきっかけ

ここでは、「学生時代の経験」をきっかけとした、大学事務職の志望動機例文を添削しています。

志望動機では「なぜ」「どのように」の視点を大切にし、行動の背景や具体性を伴って書くことが重要です。

学生時代の経験がきっかけの人向け志望動機
【結論】
私は、学生生活を支える縁の下の力持ちとして学生が安心して学業に専念できる環境を整える支援者として、大学事務職に携わりたいと考え、貴学を志望いたしました。
添削コメント|「縁の下の力持ちとして携わりたい」はやや抽象的で、他の就活生との差別化も難しくなります。改善後は、大学事務職の役割を具体化することで、志望動機が明確になり、支援業務への関心や適性が伝わりやすくなりました。
【根拠となるエピソード】
大学時代、履修や奨学金について相談した際、丁寧かつ親身に対応してくださった職員の方の姿に支えられた経験があります学生に寄り添い、状況に応じて的確にアドバイスしてくださった職員の方の対応が、当時大きな支えとなりました
添削コメント|「丁寧かつ親身に対応してくださった」という説明は、読んだ側にその職員の行動が伝わりにくいため修正しました。「状況に応じた的確なアドバイス」という行動描写を入れ、採用担当者がイメージしやすいよう具体性を持たせています。
【エピソード詳細】
特に履修登録の手続きに悩んでいた際、窓口の方が私の履修状況や将来の進路まで考慮した上で履修条件や自分の興味を丁寧に確認しながら、一緒にスケジュールを立ててくださったことが印象に残っています。その経験を通して、事務職は学生の学びと成長を支える重要な役割であると感じました。このときの対応を通して、大学事務職が学生にとって身近で心強い存在であり、学修の基盤を支える仕事であると実感しました。
添削コメント|「進路まで考慮」は再現性に欠ける表現です。また、「重要な役割」も説得力が不足していました。改善後は、事務職が果たす役割を「身近で心強い存在」「基盤を支える」と再定義しています。
【志望先を選んだ理由】
なかでも貴学は、学生支援体制が充実しており、「対話を大切にする運営方針」に強く共感しました。学生相談窓口の拡充や履修サポート制度など、学生支援への具体的な取り組みに魅力を感じました。学生一人ひとりに寄り添う姿勢が、私の理想と一致しています。
添削コメント|「支援体制が充実」「方針に共感」は、どの大学にも当てはまりやすく、志望先ならではの動機になっていませんでした。大学の施策内容を挙げて具体的に書くことで、なぜその大学を選んだかが明確になっています。
【入職後】
採用していただいた後は、学生の悩みに真摯に向き合い、不安を解消できるような対応を心がけ制度や手続きを分かりやすく案内し、安心して学生生活を送れるよう丁寧な対応を行い、円滑な大学運営に貢献してまいります。
添削コメント|「不安を解消できるような対応」は曖昧で、具体的な行動が伝わりません。修正では大学事務としてどう貢献するかを「制度の案内」や「丁寧な対応」に落とし込んだことで、入社後の役割意識が明確になりました。

【NGポイント】
結論やエピソード、入社後の目標において抽象的な表現が多く、大学事務という職種の理解度や志望動機の具体性が弱く見えてしまっていました。また、志望先である大学との接点が曖昧で、企業独自の魅力を反映出来てない印象もありました。

【添削内容】
抽象表現を排除し、エピソードから得た気づきを具体的に言語化しました。志望先に関しては、大学独自の支援体制や運営方針と自身の価値観の共通点を挙げて補強しています。また、入職後の貢献内容も行動ベースで明示しました。

【どう変わった?】
「エピソード→気づき→志望→選定理由→貢献イメージ」までが一貫しており、採用担当者が「この人物なら活躍できそう」と判断しやすい内容に仕上がりました。表現にも独自性が加わり、他の志望者との差別化にもつながっています。

【今回の志望動機のコツ】
・志望職種への適性をアピールする
・貢献イメージを明示する
・志望先と自分とのマッチ度を伝える

大学事務職の志望動機でよくあるNG例

大学事務の仕事を目指し、志望動機を考えている方の中には、「この内容で本当に伝わるのだろうか」「他の応募者と似たものになっていないか」といった不安を抱えている方も多いはずです。

実際、志望動機が魅力的でなければ、どれほど熱意があっても評価にはつながりません。ここでは、大学事務の志望動機としてありがちなNGパターンを紹介しながら、注意すべきポイントについて解説します。

ご自身の志望動機と照らし合わせて、改善のヒントを見つけてください。

  1. 志望動機が「安定した職場環境」だけになっている
  2. 母校愛だけを強調していて説得力がない
  3. 仕事内容の理解が不足した曖昧な志望動機になっている
  4. 自己PRとの違いが曖昧

① 志望動機が「安定した職場環境」だけになっている

「安定しているから大学事務を希望しました」という動機は、多くの応募者が使いがちですが、採用担当者にはあまり響かない傾向があります。

大学以外にも安定した職場は多く存在するため、それだけでは「なぜ大学でなければならないのか」が伝わりません。

「安定性を重視している」という理由そのものは問題ありませんが、それだけを理由にすると、他の応募者との差別化が難しくなるでしょう。

大学事務の志望動機として評価されるためには、「なぜ大学という場で働きたいのか」まで掘り下げて語ることが大切です。

たとえば、教育や研究を支える立場としてのやりがいや、大学の社会的役割への共感などを交えることで、より説得力のある内容になります。

② 母校愛だけを強調していて説得力がない

「母校に貢献したい」という気持ちは自然で共感も得やすいものですが、それだけでは志望動機としては不十分です。採用担当者は、「感情」ではなく「職務に対する理解」や「どのように貢献できるのか」といった視点も重視しています。

大学事務の志望動機として評価されるためには、母校への思いをベースにしつつも、事務職としての具体的な関心や業務理解を示すことが必要です。

たとえば「学生支援の仕組みに関心がある」「大学運営を支える業務に携わりたい」といった要素を加えることで、より現実的で具体的な志望動機に変わります。

母校愛だけで終わらせず、気持ちと職務内容を結びつけて伝えることが重要です。

③ 仕事内容の理解が不足した曖昧な志望動機になっている

志望動機を伝える際には、「人と関わる仕事がしたい」「事務職に興味がある」といった抽象的な表現では十分とは言えません。

大学の事務職は、学生対応、学部運営のサポート、研究費の管理など、幅広く専門性の高い業務を担っており、その役割を正しく理解していることが求められます。

仕事内容への理解が不足していると、「なぜ大学事務なのか」という問いに明確に答えることができません。

たとえば、「学生の学びを支える仕事に関心がある」「教育機関としての大学の役割に貢献したい」といった動機であれば、大学事務ならではの業務内容と結びつけて、自分の適性や意欲を具体的に説明することができます。

そのため、志望動機を考える際には、大学事務の特徴や役割を踏まえたうえで、自分との接点を明確に伝えることが大切です。

④ 自己PRとの違いが曖昧

自己PRと志望動機は似ているようで、伝えるべき内容はまったく異なります。しかし、大学事務の志望動機を作る中で、その違いが曖昧になっているケースも少なくありません。

「私は几帳面なので大学事務に向いていると思いました」といった表現は、一見志望動機のようですが、実際には自己PRに近いものです。

志望動機では「なぜ大学事務を選んだのか」、自己PRでは「自分の強みをどう活かせるか」を伝えるのが基本です。

この違いを意識して書き分けることで、それぞれの内容がより明確になり、応募書類や面接でも印象を残しやすくなります。

志望動機を作成する上では、両者の違いをよく理解して構成することがポイントになります。

業務内容をよく理解して大学事務の志望動機を作成しよう

大学事務の志望動機を考える際は、仕事内容への理解と自分の経験・強みをどう活かせるかがポイントです。

学生支援や入試広報、総務経理、研究支援など多岐にわたる業務内容を正しく把握し、「なぜ教育業界なのか」「なぜその大学なのか」を踏まえて作成することが重要です。

また、志望動機と自己PRの違いを意識し、自分の役割意識や将来のビジョンを盛り込むことで、説得力ある大学事務 志望 動機に仕上がります。

例文を参考にしつつ、自分らしい表現で構成しましょう。

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    編集部

    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。