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【例文8選】「粘り強さ」を自己PRで強みとして伝える方法|注意点や添削例も紹介

「粘り強さを自己PRでアピールしたいけど、どうやったら魅力的に伝わるかな…」と悩んでいる方はいるのではないでしょうか。他の就活生とアピール内容が被ってしまうかも心配ですよね。

本記事では、自己PRで粘り強さをアピールする方法・活用できる例文などを紹介します。言い換え表現も3つ紹介するので、ぜひ参考にしながら自分なりの自己PRを作成してみてください。

人事 鈴木

記事の監修者

人事 鈴木

新卒でベンチャー企業で求人広告の新規営業を経験 入社半年でテレアポ獲得数社内1位。新卒売り上げ1位を獲得。 その後Cmind groupの人事部に入社し、新卒採用を担当。 現在は学生の面談だけではなく採用戦略や広報にも携わっている。

吉田

記事の監修者

吉田

新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。プロフィール詳細

目次

粘り強さを自己PRで伝えたらどんな印象?

粘り強さとは、目標達成のために努力を続ける姿勢を指します。多くの企業が粘り強さを評価するため、上手にアピールすることで採用面接での評価が高まりますよ

仕事をする上で粘り強さがあると、困難な状況でも成果を出し続けるという印象を与えます。そのため、企業からも成長を期待される存在です。

しかし、時には粘り強さが逆効果になることも。柔軟な対応が難しいと見なされたり、非効率的だと思われることもあります。

自己PRの際には、マイナスなイメージを与えないよう注意し、企業が求める人材像に合わせたアピールを心掛けることが大切です。

【自己PRで使える】粘り強さの種類3つを理解しよう

続いて、粘り強さの種類3つを紹介します。企業ごとに合わせた粘り強さを選び、自己PRに活用してくださいね。

  1. 責任感強く最後までやり通す
  2. 打たれ強く壁に当たっても乗り越えられる
  3. 負けず嫌いで努力を惜しまない

①責任感強く最後までやり通す

どんな仕事でも、最後まで責任を持ってやり遂げられる人は企業にとって貴重な存在です。

忍耐強く目標に向かって努力できる人は、多少ハードルが高い仕事でも、最後までやり遂げられると判断されます。

そのため、安心して仕事を任せられる頼りになる人材として評価されるでしょう。将来有望な人材として、管理職を任される可能性も高くなりますよ。

②打たれ強く壁に当たっても乗り越えられる

どんな仕事でも、必ずしも順風満帆とは限りません。

様々な壁に直面しても、打たれ強く粘り強く取り組める人は、仕事で成果を出すために必要な資質です。

失敗から学び、経験を糧にして成長できる人材は、企業にとっても大きな戦力となりますよ。困難な状況でも粘り強く努力を続けられる人は、次回の成功に向けて必ず成果を上げられるでしょう。

③負けず嫌いで努力を惜しまない

粘り強い人は、負けず嫌いな性格であることも特徴の一つです。仕事がうまくいかなくても、諦めずに何度も挑戦し、経験を積み重ねることで成長できますよ。

周りよりも成績が劣っていると感じたら、さらに努力を積み重ねて結果が出るまで追求する向上心も持ち合わせています。

企業は常に競争を勝ち抜くことが重要。そのため、努力を惜しまずに結果を出せる人材は、企業にとって貴重な存在と言えるでしょう。

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さらに、本記事の後半では実際に、粘り強さを強みにした自己PRの例文を添削しています!

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【3STEP】自己PRで粘り強さを上手にアピールする方法

ではここで、自己PRで粘り強さを上手にアピールする3つの方法を紹介します。面接官の印象に残る自己PRを作成して、他の就活生の差をつけましょう。

  1. 具体的なエピソードで粘り強さをアピール
  2. 粘り強さを活かせた経験を具体的に述べる
  3. 入社後の粘り強さを活かした目標を述べる

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①具体的なエピソードで粘り強さをアピール

面接では、まず分かりやすい言葉で、具体的なエピソードを交えて粘り強さを伝えましょう。そうすることで、説得力のある自己PRとなりますよ。

「我慢強い」「物事を最後までやり遂げる」「何事にも諦めない」など、一言で表現することで、相手にあなたの特徴をイメージしやすくなります。

冗長な文章はアピール内容をぼやけさせてしまうので、簡潔にまとめることがポイントですよ。

②粘り強さを活かせた経験を具体的に述べる

続いて、粘り強さがどんな場面で活かされたのか、具体的なエピソードを盛り込みましょう。

ただ続けただけではなく、どのような状況で何をして、どのような結果につながったのかを詳細に話すことが大切です。

エピソードを話す際には、伝わりやすい話の構成を考えアピールしましょう。

③入社後の粘り強さを活かした目標を述べる

入社後、粘り強さをどのように活かせるのかを具体的に述べましょう。

「困難な状況下でも最後までやり通します。」のように、粘り強さが仕事上でしっかり発揮できるとアピールすることが重要です。

会社に与えるメリットを明確にすることで、実際にあなたが仕事で活躍する姿を採用担当者がイメージしやすくなりますよ

自己PRで粘り強さをアピールする際にすべきこと2点

続いて、自己PRで粘り強さをアピールする際にすべきポイントを2つ紹介します。自己PRを作成する際にぜひ取り入れてみてください。

  1. 言い換え表現で自分なりにアピールする
  2. 粘り強さの原動力をアピールする

①言い換え表現で自分なりにアピールする

「粘り強い」という表現は、人によって解釈が異なる場合があります。より具体的に粘り強さを伝えるためには、別の言葉に言い換えてみましょう

例えば、「メンタルが強い」「努力を怠らない」「継続出来る」「責任感が強い」「打たれ強い」「諦めない」など、粘り強さの言い換え表現を用いることで、相手にあなたの粘り強さを明確に伝えられます。

企業担当者も就活生の長所を把握できれば、採用後に活躍する姿をイメージしやすくなりますよ

②粘り強さの原動力をアピールする

単に「粘り強い」と伝えるだけでなく、なぜ粘り強く行動できるのか、その原動力を説明することが大切です。

物事に我慢強く取り組める理由を明確にすることで、「耐えているだけなのでは?」と面接官に誤解されるのを防げます。

例えば、「困難を乗り越える達成感が好きだから」「目標を達成するために努力を惜しまない」「最後までやり遂げる責任感がある」など、あなたの粘り強さの原動力を具体的に説明しましょう。

粘り強さを伝える自己PR例文|エピソード別にわかりやすく紹介

「粘り強さ」を伝える際に「最後までやり遂げた」と言うだけでは不十分で、どのような壁にぶつかり、どのように工夫して乗り越えたのかを具体的に伝えることが重要です。

本章では、粘り強さをアピールする自己PR例文を、エピソードの種類ごとに紹介します。

  1. 部活動でレギュラー獲得を目指して努力し続けた経験
  2. アルバイトで売上向上のために改善を重ねた経験
  3. サークル活動でイベント準備をやり抜いた経験
  4. ゼミ・研究で卒業論文をやりきった経験
  5. インターンで課題解決に向けて取り組んだ経験
  6. 留学中に語学と文化の壁を乗り越えた経験
  7. 趣味で高い目標に向けて継続的に努力した経験
  8. 資格取得を目指して苦手分野を克服した経験

自身の強みをより魅力的に伝えるためのヒントとして、ぜひ参考にしてください。

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①部活動でレギュラー獲得を目指して努力し続けた経験

この例文では、部活動でレギュラー獲得を目指して努力し続けた経験を通じて「粘り強さ」を伝えている自己PRを添削しています。

「目標に向けて何を工夫したのか」「どのように行動を継続したのか」を明確に示すことが、説得力のある文章を作る上で重要です。

部活動をもとにした自己PR
【結論】
私の強みは、目標に向かって粘り強く努力を続けられることです。
添削コメント|この結論は簡潔かつ「粘り強さ」という強みを明確に伝えられており、好印象です。テーマである「粘り強さ」が一文で明示されており、読み手が強みを冒頭で把握しやすくなっています。
【エピソード】
大学のテニスサークルでは、入部当初は実力が足りず、レギュラーに選ばれることはありませんでした。しかし、どうしても試合に出場したいという思いから、継続的な努力を重ねてきました。そこで、自分の実力を見つめ直し、まずは基礎技術と体力の強化を目的に毎日の練習計画を立て、継続して取り組みました。
添削コメント|「試合に出場したい気持ち」だけでは行動の中身が伝わらず、説得力に欠ける表現でした。改善後は「課題認識→計画→実行」という過程が明確になっており、「粘り強さ」が実際の行動として明確に伝わる文章になりました。
【エピソード詳細】
具体的には、毎日の自主練習を欠かさず続け、平日は授業後に1時間の自主練習を行い、特に苦手だったバックハンドの精度向上に注力しました。技術面の向上に加えて、体力トレーニングや先輩への積極的なアドバイス依頼も行いました。週3回のランニングを続けて基礎体力をつけるとともに、先輩に毎週アドバイスをもらい、自分の改善点をメモして次の練習に活かしていました。また、学業との両立を図るため、時間管理にも工夫を加えることで、効率的に取り組む姿勢を身につけました。授業の合間に課題を終わらせるよう時間を調整し、練習と学業の両立を意識した行動を取りました。
添削コメント|この段落では「何をどうしたか」が不明瞭な表現が多く、行動の説得力が弱くなっていました。改善後は練習内容・頻度・工夫の具体性が増し、「粘り強さ」が具体的な工夫や改善の積み重ねから読み取れる内容になっています。
【成果】
その結果、3年生の夏には念願のレギュラーに選出され、チームの大会ではベスト4進出に貢献することができました。周囲からも「継続力がある」と評価されることが増え、自信につながりました。監督からも「日々の積み重ねが実ったな」と声をかけられ、自分の継続力が結果に結びついたことを実感できました。
添削コメント|「評価されることが増えた」という表現は主観的かつ曖昧であり、具体的な場面や人物の情報が不足していました。改善文では監督の評価という客観的かつ信頼性のあるエピソードを加えることで、成果の裏付けが明確になっています。
【入社後】
今後もこの粘り強さを活かし、壁にぶつかっても諦めずに、課題解決に向けて前向きに取り組んでまいります。新しい業務や困難な状況に直面しても、焦らずに試行錯誤を重ね、継続的に学びながら着実に成果を出していける人材を目指します。
添削コメント|「諦めずに、前向きに取り組む」といった抽象的かつ根性論に寄りすぎている表現では、業務との結びつきや説得力が弱く、再現性が伝わりにくいです。改善後は、ビジネスシーンで求められる行動として具体化されています。

【NGポイント】
もとの文章では、行動が「努力」「継続」など抽象的に表現されており、実際にどんな取り組みをしたかが読み手に伝わりにくい状態でした。また、成果についても主観的で、全体としての説得力がありませんでした。

【添削内容】
「何をどのように行動したか」を明確に伝えるために、具体的な練習内容や頻度、取り組み方を明記しました。さらに、成果については監督の発言という客観的事実を盛り込み、説得力のある構成へと修正しました。

【どう変わった?】
添削後は、粘り強さという強みが「課題発見→具体行動→成果獲得」という行動で裏付けられたことで、企業に強みの再現性が伝わる自己PRになっています。根拠が明確になり、全体的に説得力が向上しています。

【今回の自己PRのコツ】
・行動の内容を具体的に書く
・評価や成果を客観的に示す
・読み手が状況をイメージしやすい表現を用いる

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②アルバイトで売上向上のために改善を重ねた経験

この例文では、アルバイトで売上向上のために改善を重ねた経験をもとに粘り強さをアピールした自己PRの添削をしています。

「何を・どのように粘り強く取り組んだか」を具体的に示し、数字や行動を根拠に説得力を持たせることが重要です。

アルバイトをもとにした自己PR
【結論】
私は、課題に直面しても粘り強く取り組む力があります原因を分析し、効果が出るまで試行錯誤を続ける粘り強さがあります
添削コメント|「粘り強く取り組む」だけでも悪くありませんが、ありきたりで他の応募者との差別化になりにくいため、自分ならではの強みとして具体性(原因分析・試行錯誤)を加えて印象を強めました。自分の粘り強さがより伝わる構成にしています。
【エピソード】
大学時代に飲食店でアルバイトをしていた際、売上が低迷していた平日の集客向上を任されました平日の売上が落ち込んでいる状況に対し、改善提案を行うよう店長から相談を受けました。
添削コメント|アルバイトで「売上改善を任された」という表現は、実態に対して誇張気味に感じられる恐れがあります。「提案を求められた」などアルバイトとして現実的な役割に言い換えることで、納得感を高めました。
【エピソード詳細】
私はまず、お客様が少ない時間帯や曜日を洗い出し、SNSを使った割引告知やランチメニューの見直しを提案しました。しかし、初めは思うように成果が出ず、何度も改善を繰り返しました最初の施策では来店数の伸びがわずかであったため、改善に向けてアンケートやヒアリングを行いました。例えば、近隣の学生や会社員のニーズに合わせてメニューの内容や価格を調整したり、チラシの配布場所を変更したりと、試行錯誤を重ねながら取り組みました配布の時間帯や場所も再検討し、大学の昼休みに合わせた配布戦略などを実行しました
添削コメント|この部分は最も粘り強さをアピールすべき段落です。抽象的な表現や冗長な言い回しを避け、行動の具体性(何を、どこで、どう変えたか)を明示することで、強みの説得力を高めました。
【成果】
その結果、対象となる時間帯の来店客数が約1.5倍に増加し、平日の売上が前年比で20%向上しました2か月後には来店客数が1.5倍、売上は前年比20%まで改善しました。
添削コメント|成果を数字で示すことは良いポイントですが、「どのくらいの期間で売上が伸びたのか」の情報がないと評価されにくいです。比較対象や期間を明示することで、客観性と説得力が増します。
【入社後】
入社後もこの経験を活かし、困難な状況でも粘り強く考え、実行し続ける姿勢で業務に貢献してまいります粘り強く状況を見極め、改善策を検討・実行し続ける力を、貴社の業務改善や課題解決にも活かしていきたいと考えています。
添削コメント|もとの文章の言い回しはやや抽象的で伝わりにくいため、「業務改善」「課題解決」など企業側のニーズに言及した内容に言い換え、入社後の活躍イメージを具体化しました。

【NGポイント】
全体的に「粘り強さ」を伝えるには抽象的で根拠のない表現が多く、現実味や説得力がありませんでした。また、成果の部分も具体的な期間などの情報が不足しており、信頼性に欠ける恐れがありました。

【添削内容】
抽象的な表現を具体的な行動と結果で補足しました。エピソード詳細では5W1Hを意識して、どんな行動をどのように粘り強く継続したかを明示しています。成果部分では期間を加えることで信頼性を向上させました。

【どう変わった?】
粘り強さを「継続的努力」や「主体的な改善行動」として表現しており、実際の業務に活かせるイメージが湧きやすくなりました。数字と工夫の両面で説得力が増し、自己PRとしての完成度が高まっているでしょう。

【今回の自己PRのコツ】
・粘り強さは行動や工夫で示す
・抽象的な表現は具体化する
・成果は期間や数値で根拠を示す

③サークル活動でイベント準備をやり抜いた経験

サークル活動で実行責任者としてイベント準備をやり抜いた経験をもとに、「粘り強さ」をアピールする自己PRを添削しました。

「どんな困難をどのように乗り越えたのか」を数字や行動で具体的に表すことが重要です。

サークル活動をもとにした自己PR
【結論】
私は最後までやり抜く粘り強さに自信がありますを武器に、設定した目標を必ず達成してきました。
添削コメント|「自信がある」だけでは根拠が乏しく再現性を示せません。成果に結びつけて強みをアピールすることで、「入社後も同様に結果を出せる人材」とイメージしやすいようにしました。
【エピソード】
大学のサークル活動では学園祭の模擬店出店を担当し、準備リーダー10人のチームを束ねる実行責任者を務めました。
添削コメント|役職名だけでは規模感が伝わりにくいので、人数と責任範囲を明示してタスクの重さを具体化しました。
【エピソード詳細】
当初は準備が思うように進まずメンバー間のモチベーションに差が出る状況でした。私はスケジュールを細分化して進捗を「見える化」し全体の意識を揃えることに注力しました。また、直前に必要備品が手配できていないトラブルがありましたが、すぐに代替案を提案し、深夜まで対応し続けましたさらに開催10日前に仕入れ先がキャンセルした際には深夜まで電話交渉を続け、翌日中に代替業者を確保し計画を立て直しました。
添削コメント|「代替案を提案」「深夜まで対応」だけでは当時の状況が読み手に伝わりにくいため、具体的なトラブル内容・行動・期限を言語化しました。5W1Hを満たすことで、粘り強さが「課題解決へ粘り強く行動」であることに説得力を持たせられます。
【成果】
結果として当日の模擬店は大盛況となり、学園内で「最も来場者の多いブース」に選ばれました初日に400食を完売し、売上目標比150%の20万円を達成しました。さらに学生実行委員会から最優秀運営賞を受賞しました。計画通りに進まない中でも諦めず最後まで行動し続けた経験が私の粘り強さを支えています。
添削コメント|「来場者が多い」では客観性が弱いため、数量・金額・受賞名を提示し、成果を定量的に示しました。定量的に根拠を示すことで、強みと成果の因果関係を証明しています。
【入社後】
仕事においても、困難な状況に直面しても粘り強く取り組む姿勢で貢献していきたいです入社後は業務における課題の要因を分析し、計画を柔軟に修正しながら粘り強く成果創出に挑み、売上拡大と顧客満足向上に貢献します。
添削コメント|もとの文章では、具体的にどう粘り強さを発揮するのか、行動が示せていませんでした。そこで、業務における具体的な行動目標を示すことで、自身の強みが企業の利益創出に繋がるイメージを持たせました。

【NGポイント】
「粘り強さ」を裏付ける根拠がなく、「強みがどのように発揮されたか」「どのような成果に結びついたか」が不明確でした。また、「来場者が多かった」など曖昧な表現が多く、信頼性が伝わりにくい点も課題でした。

【添削内容】
エピソードでは、役割とチーム規模を明記し、トラブルとその対応を具体的な行動で示しました。成果は、売上の数字や受賞など事実で定量的に示し、強みの説得力を向上させています。

【どう変わった?】
粘り強さが単なる性格ではなく「成果に繋がる行動ができる力」として伝わる内容になりました。具体的な行動から入社後の働き方を想像しやすくなり、説得力のある自己PRとなったでしょう。

【今回の自己PRのコツ】
・強みは行動と成果で証明する
・成果は数字や受賞歴で定量的に示す
・強みの入社後の活かし方を明記する

④ゼミ・研究で卒業論文をやりきった経験

ゼミ活動における卒業論文執筆の経験をもとに、粘り強さをアピールしている自己PRを添削しました。

論理性や行動の具体性が伝わるよう、努力の過程を示すことが大切です。

ゼミ・研究をもとにした自己PR
【結論】
私の強みは、最後まで諦めずに粘り強く取り組む姿勢課題に直面しても冷静に分析し、解決策を探りながらやり抜く粘り強さです。
添削コメント|「最後まで諦めない」という表現はありきたりな印象があり、自分ならではの強みとして印象に残りにくいです。「課題解決」と「やり抜く姿勢」を掛け合わせ、自身の強みがより具体的かつ独自性を持って伝わる表現に修正しました。
【エピソード】
大学ではゼミ活動の一環として、1年間かけて卒業論文の執筆に取り組みました。当初はテーマ設定に迷い、初めて扱う分野だったため、関連文献を読み込みながら、どういった切り口で進めるかを模索しました。途中、指導教員から修正の指摘を受けることも多く、なかなか方向性が定まりませんでした。研究の土台から考え直す場面もありました。。
添削コメント|「テーマ設定に迷った」「方向性が定まらない」といった表現は、内容がやや漠然としており、当時の具体的な課題や困難が伝わりづらいです。改善後は、研究における課題や主体的な行動を具体的に示し、強みが必要だった状況がより伝わる文章にしました。
【エピソード詳細】
納得のいくテーマに辿り着くまでに文献を30本以上読み込み、教員との面談を10回以上重ねました。面談では毎回課題を整理し、次にすべき行動を明確にすることを意識しました。途中、研究が行き詰まり提出期限が迫る中でも、毎日図書館に通って調査を続け、論文の完成に向けて一歩一歩地道に取り組みました。
添削コメント|「10回以上重ねた」は努力の量は伝わるものの、内容が曖昧で面談を通して何を意識したのか、何を得たのかが分かりません。改善後では、「課題の整理」「次の行動の明確化」といった行動の中身を具体的に示しました。
【成果】
その結果、ゼミ内でも高評価をいただき、大学の卒論優秀賞に選ばれることができました。特に、課題に直面してもあきらめずに試行錯誤を続けた姿勢を評価されました。分析手法の工夫や構成の論理性を重視した姿勢が高く評価されました。
添削コメント|「試行錯誤を続けた」過程は他者から評価しにくく部分のため、内容に説得力がありません。改善後では、「分析手法」「構成の論理性」などの成果物における具体的な評価ポイントを伝え、客観的かつ信憑性のある内容にしました。
【入社後】
仕事でも、予期せぬ困難や壁にぶつかることは多いと思いますが、突発的な課題や想定外の事態にも冷静に対応しながら、地道にやりきる力を活かして貢献していきたいと考えています。
添削コメント|「予期せぬ困難や壁にぶつかることは多いと思いますが」という文章だと、就活生の視点を述べるだけで終わっており、具体的な行動が伝わりません。修正後は、ビジネスシーンにおける自身の行動を示し、強みをどう発揮するかを明示しました。

【NGポイント】
抽象的な表現が多く、どのように粘り強さを発揮したのかが見えづらくなっていました。また、努力の量に言及している部分も、具体的な行動や成果につながっておらず、アピールが弱くなっていました。

【添削内容】
行動の背景や具体性を加えることで、粘り強く取り組んだ過程が明確に伝わるようにしました。また、エピソードにおける自身の行動の主体性を示すことで、強みを強調しています。

【どう変わった?】
「何をどう粘ったか」が具体的に伝わる内容になりました困難に直面した際にどう行動するのかが想像しやすくなり、職場でも粘り強く成果を出せる人材として評価しやすくなったでしょう。

【今回の自己PRのコツ】
・抽象的な言い回しは具体化する
・強みの根拠となる行動を示す
・粘り強さを発揮した過程を明確にする

⑤インターンで課題解決に向けて取り組んだ経験

インターンシップ中の業務改善提案において粘り強さを発揮した経験をもとに、強みをアピールしている自己PRを添削しました。

取り組みの主体性や行動の具体性を意識して文章を構成すると、粘り強さがより伝わりやすくなるでしょう。

インターンシップをもとにした自己PR
【結論】
私の強みは、困難な状況でもあきらめずに粘り強く取り組み、最後までやり遂げる力です。
添削コメント|この一文は、粘り強さという強みを簡潔かつ的確に表現できており、企業側にも伝わりやすい内容です。
【エピソード】
大学3年次に参加した長期インターンでは、売上が伸び悩んでいる商品の改善提案を任されました。しかし、情報も少なく、初めは何から手を付けてよいか分からない状態でした。課題の背景や情報が整理されておらず、どこから取り組むべきか判断が難しい状況でしたが、自ら情報収集から始める必要があると考えました。
添削コメント|「何から手を付けてよいか分からない」という表現は、受け身かつ自信のない印象を与えるため、粘り強さのアピールとして不適切です。改善後は、状況の難しさを示しつつ、「自ら考え動いた」姿勢を明確にしており、強みの一貫性を保ちました。
【エピソード詳細】
そこで私は、過去の売上データやアンケート結果を一つひとつ洗い出し、原因を分析しました。仮説を立てて資料にまとめ、週1回のミーティングで何度も提案を繰り返しました。初回は否定的な意見が多かったものの、初回の提案では承認まで行きませんでしたが、担当社員のアドバイスをもとに改良を重ね、5回目の提案でようやく承認を得られました。
添削コメント|「否定的な意見が多かったものの」はややネガティブな表現で、成果よりも失敗の印象が強いです。改善後は「受け入れられなかった」という事実にとどめ、改善への粘り強い行動が引き立つ流れにしています。
【成果】
その提案が実施された結果、対象商品の売上が前月比で約20%向上し、社内でも取り組み姿勢を評価していただきました。
添削コメント|この成果は「定量的な改善」と「第三者評価」の2点が含まれており説得力があります。売上の変化を具体的に示せている点で、企業の評価軸(実績・再現性)にしっかり対応できています。
【入社後】
貴社でも、課題に直面しても粘り強く考え抜き、成果につながるまで取り組む姿勢を活かして貢献していきたいと考えております。入社後は、業務上の課題にも自ら向き合い、原因を徹底的に分析しながら、粘り強く解決に導く姿勢を活かして貢献したいと考えています。
添削コメント|「課題に直面しても粘り強く考え抜き、成果につながるまで取り組む」という表現は、抽象的で業務への再現性が見えづらい印象がありました。改善後は、業務における行動目標を示すことで、企業内で再現できる強みであることを伝えています。

【NGポイント】
「何から手を付けてよいか分からない」や「否定的な意見が多かった」といったネガティブな表現がマイナスな印象でした。また、抽象的な表現も多く、強みの説得力や再現性が伝わりにくい点が問題でした。

【添削内容】
マイナスな表現は、言い方を工夫することで改善しました。自身が取った能動的な行動を示し、努力の姿勢や行動の過程が伝わるようにしました。入社後の部分は、実務を想定した強みの活用場面を伝えています。

【どう変わった?】
粘り強さが論理的に伝わる構成になりました。行動の主体性や因果関係も明確になり、企業の採用担当者が「入社後にどのように活躍できそうか」を具体的にイメージしやすい自己PRになりました。

【今回の自己PRのコツ】
・主体性のある行動を示す
・行動で強みを裏付ける
・入社後の強みの活かし方を具体的に書く

⑥留学中に語学と文化の壁を乗り越えた経験

現地での語学力不足と文化の違いに直面しながらも、それを乗り越えた留学経験をもとに粘り強さを伝えている自己PRを添削しています。

乗り越えた困難の具体的な内容と、自分がその困難に対しどう行動したのかを明確に示すことが重要です。

留学をもとにした自己PR
【結論】
私の強みは、困難に直面しても粘り強く挑戦し続ける姿勢です。
添削コメント|この一文は簡潔かつ「粘り強さ」という長所を明確に示しており、読者がすぐに自己PRのテーマを把握できます。企業側も強みをすぐ理解できるため、冒頭として適切です。
【エピソード】
大学2年次に約半年間の語学留学でオーストラリアに滞在した際、英語力不足や文化の違いから、現地の授業や交流に苦労しました現地の英語のスピードや独特の言い回しに慣れず、授業の理解や日常会話に苦労し、さらに文化的背景の違いから積極的に関わることも難しい状況でした
添削コメント|元の内容でも良いですが、直面した困難の説明がやや不足しており、具体的にどんな部分において苦労したのかが伝わりにくかったです。改善後は、「英語のスピードに慣れず授業や日常会話で苦労した」と、困難の内容を具体的に書いています。
【エピソード詳細】
最初は講義内容の理解に時間がかかり、ディスカッションにも参加できず、何度も挫折しかけました自信を失いかける場面もありましたが、なぜ理解できなかったのかを一つひとつ分析し、自分に足りない部分を明確にしました。しかし、毎日授業の予習・復習を欠かさず続けその後は、からなかった単語や表現をノートに書き出し、翌日までに用法を確認して復習するなど、自分なりの方法を継続しました。また、現地の学生に自分から話しかけることを意識し、少しずつ会話の機会を増やしていきました昼休みやグループ課題の時間など、日常の中で積極的に声をかける機会を自分からつくりました。通じなかった表現をメモして復習するなど、着実に課題を乗り越える努力を続けました。
添削コメント|「予習・復習を続けた」「会話の機会を増した」では抽象度が高く、行動の実態が見えません。改善後は、行動に移すまでの課題特定の過程を示すとともに、どのような工夫・行動を粘り強く継続したのかを具体的に伝えました。
【成果】
その結果、最終月には現地学生との共同プレゼンにも積極的に参加できるまでになり、留学前よりも自信を持って英語を使えるようになりました。学期末には現地学生3人と英語でのグループプレゼンを担当し、自分のパートを的確に伝られたことで、講師から内容理解の深さを評価されました。
添削コメント|「参加できるようになった」「自信を持って英語を使えるようになった」では成長度合いや成果が曖昧です。添削後は、プレゼンの役割・成果・評価を明確にし、「努力の結果として得られた成果」を説得力を持って伝えています。
【入社後】
今後も新しい環境や困難に対しても海外企業との取引や初めての業務など新しい状況に直面しても粘り強く挑戦し、周囲と協力しながら成果を出す姿勢を大切にしていきたいです。
添削コメント|「新しい環境や困難に対しても」は抽象的で伝わりづらいため、企業における状況に言い換えました。これにより、実際の仕事に粘り強さを活かすイメージを持ってもらいやすくなります。

【NGポイント】
全体的に抽象的な表現が多く、「どんな困難に直面し、どのように粘り強さを発揮したか」が曖昧でした。また、努力の具体性や成果の客観性が不足していたことで、強みが十分に伝わりづらい内容になっていました。

【添削内容】
「どの部分が困難だったか」「どんな工夫を重ねたか」「成果としてどんな評価を得たか」といった具体的な情報を追加しました。エピソード詳細では、“工夫を伴った努力”を伝えることで説得力を高めています。

【どう変わった?】
粘り強さが精神論ではなく、「分析・行動し、改善し続ける実行力」であることが伝わる構成になりました。これにより、企業側は「実務でも再現性がある強み」と判断しやすくなり、自己PRの完成度が高まりました。

【今回の自己PRのコツ】
・抽象的な表現は具体例を補足する
・工夫を伴う努力の過程を明示する
・成果には客観的な評価を入れる

⑦趣味で高い目標に向けて継続的に努力した経験

趣味で高い目標に向けて継続的に努力した経験をもとに粘り強さをアピールしている自己PRを添削しました。

「なぜ続けられたか」「どう努力したか」を具体的な行動と結びつけて説明することが重要です。

趣味をもとにした自己PR
【結論】
私の強みは、結果がすぐに出なくても諦めず、継続的に努力を重ねる目標達成まで地道な努力を惜しまず継続できる粘り強さです。
添削コメント|「結果がすぐに出なくても」という言葉は、強みを伝えるにはやや弱い印象があります。改善後は「目標達成まで地道な努力を継続する」といった意欲的な表現に言い換え、強みを強調しました。
【エピソード】
大学1年の春から始めたランニングを通じて自主的に始めたランニングにおいてフルマラソン完走という目標に挑戦しました。体力をつけたいという思いから始めたランニングを継続する中で、フルマラソン完走という高い目標を掲げるようになりました。
添削コメント|元の文はランニングを始めた背景が曖昧で、「なぜその目標を立てたのか」「どこが粘り強さと関係するのか」が不明確でした。改善後は、動機→継続→目標設定という流れを示すことで、趣味を通じた主体的な努力の過程が伝わる文章になっています。
【エピソード詳細】
最初は5km走るのもやっとでしたが走り始めの頃は体力がなく、5kmの距離でも途中で歩いてしまうことがありましたが、1年間かけて週4回の練習を継続しました。夏の暑さや冬の寒さ、体調不良の日もありましたが「やり切った先にある達成感を味わいたい」という思いを支えに練習を重ねました。天候や体調に左右される日もありましたが、朝の時間帯に固定することで習慣化を図り、モチベーションを保ちました。また、記録をつけて振り返ることで自分の成長を実感し、モチベーションを維持しました。
添削コメント|もとの文章はやや冗長で、感情に寄りすぎている印象があり、努力の過程や行動の内容がが伝わりにくかったです。改善後は「いつ・どのように・何を意識して」継続したのかを5W1Hで具体化し、粘り強く継続した過程が明確に伝わるようにしています。
【成果】
その結果、大学2年の秋に初めてフルマラソンを完走し、達成感とともに自分の限界を超える経験ができました。目標に向かって地道に取り組めば成果を出せるという自信を得ることができました。
添削コメント|「達成感」「限界を超えた」は感情に寄りすぎている表現で、適切ではありませんでした。改善後は「自信」という形で成果を明確にするとともに、社会人になってからも活かせる成長や学びを伝えた文章に修正しました。
【入社後】
社会人になってからも、困難な課題に対して粘り強く取り組み、着実に成果を出せる人材として計画を立てて行動を継続し、最後までやり切る姿勢を活かして貢献していきたいと考えています。
添削コメント|「着実に成果を出せる人材」は漠然としており、再現性が伝わりません。改善後は、具体的な行動(計画、継続、やり切る姿勢)を挙げることで、「実務でも粘り強く取り組める」と思わせられる文章に修正しています。

【NGポイント】
もとの文章では、表現が抽象的で粘り強さの具体性や再現性が読み手に伝わりづらくなっていました。また、行動の背景や過程が曖昧で、「なぜその目標を立てたのか」など動機が伝わりませんでした。

【添削内容】
主観的な感情に寄りすぎている表現を避け、行動の背景や動機、工夫を明確にしました。また、5W1Hを意識し、強みが企業の求める再現可能な能力として伝わる文章に修正しました。

【どう変わった?】
エピソードにおける動機や工夫が明示され、行動としての「粘り強さ」が明確になりました。結果として、「この学生は実務でも継続して努力できる」と判断しやすい内容へと改善されています。

【今回の自己PRのコツ】
・抽象的な表現は具体的に言い換える
・目標設定の背景を明確に伝える
・業務における粘り強さの活用方法を伝える

⑧資格取得を目指して苦手分野を克服した経験

資格取得で苦手分野を克服した体験をもとに、粘り強さをアピールする自己PRを添削しました。

苦手を克服した過程を数値や具体策で示しつつ、入社後に再現できる姿まで伝えると説得力が高まります。

資格取得をもとにした自己PR
【結論】
私は、苦手分野にも粘り強く取り組み、目標を達成する力があります。
添削コメント|この結論部分は「粘り強さ」という強みを簡潔に言い切っており、好印象です。端的な主張に加え、行動と結果の両面を想起させる文であり、継続力や目標達成力につながる印象を与えられています。
【エピソード】
大学2年次に、将来の選択肢を広げるため日商簿記2級の取得を目指しました。しかし、商業高校出身ではなかった私は、特に工業簿記の分野に苦手意識があり、初学時はテキストを読んでも内容が理解できませんでした。特に工業簿記は初めて学ぶ内容が多く、独学では苦戦する場面もありましたが、理解できるまで取り組み続けました。
添削コメント|ネガティブな言い訳や理解不足を強調する表現は削除し、「挑戦への姿勢」と「乗り越える努力」を伝える内容に変更しました。粘り強さを発揮した動機や前向きな行動にフォーカスしたほうが、企業にポジティブな印象を与えることができます。
【エピソード詳細】
私は、基礎からやり直すことを決意し、毎日1時間の学習時間を設け、わからなかった箇所はノートにまとめて何度も復習しました。また、問題演習では間違えた箇所を分析し、類似問題を解くことで苦手を克服しました。半年以上この学習を継続し、模擬試験でも徐々に点数を伸ばすことができました。さらに、苦手な分野は市販問題集や動画教材などを用いて理解を深め、最終的には模擬試験で80点台まで得点を伸ばせるようになりました。
添削コメント|行動の説明がやや漠然としていたため、5W1Hを意識し、「どの教材を使って」「どのように理解を深めたか」を明示しました。また、結果の数値的な変化も入れたことで、行動と成果の因果関係がより説得力を持つようになっています。
【成果】
結果として、試験本番では工業簿記の問題をすべて解き切ることができ、日商簿記2級に合格することができました。苦手分野でも、努力すれば報われるとを実感しました。この経験を通して、苦手を放置せず地道に向き合えば、確かな自信と成果に結びつくことを体感しました。
添削コメント|「努力すれば報われる」といいう表現を、自身の学びや成長を明確に示す表現に言い換えました。「地道に向き合う」という姿勢に言及し、粘り強さの重要性をよりアピールしています。
【入社後】
入社後は、業務で必要とされる知識やスキルに対しても粘り強く学習し続け、着実にスキルを身につけていきたいと考えています。自ら学ぶ姿勢を貫き、大学時代に工業簿記の資格を取得したときのように、困難な課題にも丁寧に取り組み、最後まで成果を出す力を発揮していきたいと思います。
添削コメント|「粘り強く学習する」という表現を、企業の業務場面に結び付けて具体化しました。学生時代の粘り強さを入社後にも応用させるという意思を示すことで、入社後の活躍イメージが伝わるようにしています。

【NGポイント】
「理解できなかった」「苦手意識があった」といったネガティブな言い回しが目立っていました。また、自分の行動や成長が伝わりにくい文章でした。入社後の意欲も抽象的で実務への応用が見えにくかったです。

【添削内容】
粘り強い行動を裏付ける具体的な工夫を示しました。模擬試験の得点推移や使用教材に言及し、成果への過程を明確にしています。また、大学時代の努力と仕事の課題解決を結びつけ、強みの再現性を強調しました。

【どう変わった?】
課題に直面しても計画的に乗り越えられる姿勢が伝わる内容に改善されました。「困難な状況でも学び続けられる人材」として、入社後の成長がイメージしやすい自己PRに仕上がっています。

【今回の自己PRのコツ】
・粘り強く挑戦した姿勢を示す
・成果を数値で客観的に示し説得力を高める
・入社後への再現性を明確に書く

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【自己PR】粘り強さを述べる際に気をつけること

自己PRで粘り強さを述べる際は、過度に粘り強さを強調しないようにしましょう

粘り強さは、周囲への配慮が欠けていると受け取られることも。目標に対する情熱は大切ですが、協調性や柔軟性も同様に重要とされています。

また、計画的な行動でやり遂げた経験を伝えることで、効率よく仕事を進められるとアピールできますよ。

自己PRで粘り強さを伝える際には成果も伝えよう

自己PRでは、粘り強さをアピールすることが重要ですが、その際は成果を伝えることも忘れないでください

ただ粘り強いだけではなく、それがどのように成果に結びついたのかを示すことが、印象的な自己PRにつながります。

具体的に粘り強さを活かして成功した経験を伝えることで、面接官に粘り強さを鮮明に伝えられます。この記事を参考に、 自分なりに粘り強さをアピールする自己PRを作成し、就活を進めましょう。

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    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。