一般事務の志望動機の作成ポイントを解説|仕事内容から例文まで紹介
「一般事務の志望動機が思いつかない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。何をアピールしたら良いのか分からないですよね。
本記事では、一般事務職の志望動機を作成するポイント・例文・仕事内容などを徹底解説します。
一般事務に関する知識が深まり、自分をアピールするポイントも見つけられる内容となっているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
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記事の監修者
人事 鈴木
新卒でベンチャー企業で求人広告の新規営業を経験 入社半年でテレアポ獲得数社内1位。新卒売り上げ1位を獲得。 その後Cmind groupの人事部に入社し、新卒採用を担当。 現在は学生の面談だけではなく採用戦略や広報にも携わっている。
記事の監修者
吉田
新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。プロフィール詳細
一般事務の仕事内容は様々ある!
一般事務の仕事は、社員のサポート業務がメインとなります。
具体的には書類関係の業務や、パソコン作業、来客や電話の対応、コピー業務、飲み物の準備、備品管理などです。
書類関係では、契約書の作成や仕分け、他部署への回送、郵送物の確認と発送などを行います。パソコン作業はデータ入力や管理業務で、社内システムによっては特殊な作業が必要になる場合もありますよ。
また、来客対応や電話応対、コピー業務、飲み物の用意、備品の購入と管理も一般事務の重要な役割。特に電話応対や受付では、率先して対応することが求められがちです。
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さらに、本記事の後半では実際に、一般事務を志望する際の志望動機を添削しています!
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一般事務の志望動機に活かせる資格・スキル

では続いて、一般事務の志望動機に活かせる資格・スキルを紹介します。今資格やスキルを持っていなくても、これから取得することを視野に入れてくださいね。
- 一般事務の志望動機に活かせるスキル
- 一般事務の志望動機で活かせる資格
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①一般事務の志望動機に活かせるスキル
一般事務職には、コミュニケーション能力、臨機応変な対応力、分析力、そして忍耐力が求められます。
まず、仕事を円滑に進めるためにはコミュニケーション能力と臨機応変な対応が欠かせません。事務職は社内でサポート業務が中心となるため、スムーズな連携が不可欠だからです。
また、日々の業務で書類やデータを扱うことから、分析力も重要なスキルの一つ。分析を通じて適切に業務を遂行できるようになります。
一方でサポート業務では、自身の意見が反映されるわけではないため、忍耐力が必要です。上司や他部署への気遣いと、一定の忍耐心が求められるのが事務職の特徴と言えるでしょう。
②一般事務の志望動機で活かせる資格
一般事務職で活かせる資格には、語学関連とパソコン関連のものがあります。これらの資格を持っていれば即戦力として期待されるでしょう。
具体的には、英語力を証明するTOEIC800点以上、パソコンスキルを示すMOSやワープロ検定、秘書としての基礎力が認められる秘書検定などが挙げられます。
外資系企業に就職する場合は、英文の読み書きや電話対応が求められることも。MOSやワープロ検定があれば、ビジネスで日常的に使うエクセルやワード、メールの運用がすぐにできると印象付けられますよ。
一方、秘書検定を持っていれば、一般事務職に必要な基本的な動作やマナーを身につけていると評価されるでしょう。
【一般事務の志望動機】作成のポイント3選

仕事内容や資格、スキルを説明した後は、一般事務職の志望動機作成のポイントを3つ紹介します。
- なぜこの企業を選んだのか?を明確に
- エピソードを具体的に説明する
- 求める人材との合致をアピール
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① なぜこの企業を選んだのか?を明確に
まずは、その企業を選定した理由を明確に説明しましょう。他社ではなく、なぜその企業を選んだのかを具体的に示すことが重要です。
例えば、企業独自の特定の業務内容や社風、将来のキャリアプランなどに惹かれた点を具体的に語ることをおすすめします。抽象的な理由ばかりでは、他社でもできそうだと受け止められかねません。
志望動機では、単に企業の名前を挙げるだけでなく、なぜその会社を選んだのかを明確に説明し、他の就活生と差をつけることが大切です。
志望する企業へ熱意を伝えられるよう、具体例を挙げながらアピールしましょう。
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② エピソードを具体的に説明する
面接では、自身の経験をしっかりとアピールすることが重要です。事務職の経験があれば、即戦力となる可能性を示せます。
また、自分の経験を伝える際には、志望動機と同様に具体的に伝えるよう心がけましょう。なぜその経験から一般事務への志望動機につながるのかを説明すれば、説得力のある志望動機となるはずです。
具体的なエピソードでは、ゼミの会議で議事録係を務めていたなど、事務的なスキルが発揮できた経験があれば積極的にアピールするとよいでしょう。
③ 求める人材との合致をアピール
企業が求める人材との合致を示すことが、面接では重要なポイント。なぜなら採用担当者が一番心配しているのは、入社後にミスマッチが起こることだからです。
そこで、企業が求める人材を事前に研究し、自分がその特徴に合致していると面接でアピールしましょう。
加えて、入社後も努力を怠らない成長意欲を伝えることで、安心して採用できる人材だと判断してもらえるはずです。
また、個人だけでなく組織全体に貢献したい意欲を示せば、より高く評価されるでしょう。採用担当者に「この人を雇えば、周りにもよい影響を与えてくれそうだ」と思わせることが選考突破のコツです。
【志望理由別】一般事務の志望動機例文8選
一般事務は専門性よりも人柄や姿勢が重視される傾向があるため、志望動機を書く際には自分らしさをどう表現するかが重要です。
そこで、ここからは一般事務職への志望動機例文を、志望理由ごとに分けて紹介します。自分の強みや経験に近い内容を探し、説得力のある志望動機作成のヒントにしてください。
- 長期的に組織に貢献し続けたい
- サポート業務を通じて貢献したい
- コミュニケーション力を活かしたい
- PCスキルを活かしたい
- 正確性・几帳面さを活かしたい
- 企業理念や事業内容に共感した
- 素早く成長し即戦力を目指したい
- インターンの経験を活かしたい
さらに今回は、現在も就活生を内定に導いている現役のキャリアアドバイザーが、8つの例文を本気で添削!どんなポイントに注目して書くべきか知りたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。
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赤ペンESを徹底解説!エントリーシート無料添削サービスとは
①長期的に組織に貢献し続けたい
ここでは、「長期的に組織に貢献し続けたい」という志望理由をもとにした、一般事務職の志望動機文を添削しました。
一般事務職の志望動機では、「なぜ継続的に貢献できるのか」を自分の経験と企業の特徴の両面から具体的に伝えることが重要です。
【結論】 私は、長期的に組織に貢献しながら、周囲を支える一般事務職を志望します。 |
添削コメント|抽象的だった「安定した環境」「縁の下の力持ち」を、企業視点での価値提供を前提とした「業務の土台を整える」「継続的に貢献」と言い換えることで、より主体的な志望動機にしました。 |
【根拠となるエピソード】 この考えの原点には、大学のゼミ活動での経験があります。私はゼミの運営を担当し、資料作成やスケジュール調整などの裏方業務を一手に引き受けてきました。 |
添削コメント|ゼミという身近な環境を通して裏方の業務にやりがいを見出した点が、等身大の説得力を持っており好印象です。経験内容と志望動機の関連も明確で、企業担当者が納得しやすい構成になっています。 |
【エピソード詳細】 ゼミのメンバーが円滑に活動できるよう、毎週の進捗をまとめた報告書を作成し、教員や学生との連絡調整も行いました。 |
添削コメント|元の表現では「感謝された=やりがい」と自己満足に見える恐れがありました。改善後は、調整業務→やりがい→価値観形成と因果関係を明示し、企業での活躍イメージも想起しやすい構成に仕上げています。 |
【企業を選んだ理由】 貴社は、社員一人ひとりが長く働ける環境づくりに注力されており、 |
添削コメント|抽象的だった「腰を据えてスキルを磨ける」という表現に代えて、企業の特徴(業務改善)と自身の志向(仕組みづくりに関わりたい)を関連づけ、説得力を高めました。 |
【入社後】 入社後は、 |
添削コメント|「支える存在」という抽象的な表現から、具体的な行動目標(業務遂行、後輩育成)に言い換えたことで、入社後の成長イメージが明確になりました。企業は「どう活躍するか」が見える志望動機を好みます。 |
【NGポイント】
「エピソードのどの部分が事務職志望に繋がるのか」など、志望理由の本質がぼやけていました。また、入社後の目標もやや漠然としており、企業が評価するべき再現性や成長要素が伝わりにくくなっていました。
【添削内容】
「組織の土台を整える役割にやりがいを感じた」といった明確な志向を文章に落とし込みました。エピソードも「支えることにやりがいを感じるまでのプロセスを明記し、感情ではなく行動の裏付けで説得力を持たせました。
【どう変わった?】
志望動機全体に一貫した論理性と具体性が加わり、企業側が「この人物は当社で長く活躍しそうだ」と感じやすい内容になりました。特に、事務職の本質である「正確性」「支援型の貢献」「継続的な姿勢」といった要素が言語化されています。
・主体的な姿勢が伝わるように書く ・企業の特徴と自分の志向とのマッチ度を示す ・裏方として支えたいと感じたきっかけを伝える |
「上手く志望動機が書けない…書いてもしっくりこない」と悩む人は、まずは無料で受け取れる志望動機のテンプレシートを使ってみましょう!1分でダウンロードでき、テンプレシートの質問に答えるだけで、好印象な志望動機を作成できますよ。
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②サポート業務を通じて貢献したい
ここでは、「サポート業務を通して貢献したい」という志望理由をもとにした、一般事務職の志望動機文を添削しました。
サポート志向の志望動機では、「何を支え、どう貢献するか」を明確にし、具体的な経験と企業理解を結びつけることが重要です。
【結論】 私は、一般事務として周囲を支えることで、組織全体の円滑な運営に貢献したいと考えています。人の前に立つよりも、サポートに徹することで組織の基盤を支える働きにやりがいを感じています。 |
添削コメント|元の文章でも志望理由を簡潔に伝えており良い構成です。添削ではさらに一歩踏み込んで、自身の価値観や仕事への向き合い方を加えることで、「サポート業務を通じて貢献したい」という志望理由をより強調しました。 |
【根拠となるエピソード】 大学ではサークルでの事務係を担当し、 |
添削コメント|「サポート役に徹してきました」は抽象的で、エピソードの概要が伝わりにくくなっています。改善後は「積極的に引き受けた」「工夫して行動した」と具体的に言い換えることで、主体性と実行力が伝わる表現にしています。 |
【エピソード詳細】 具体的には、資料の作成や会議の日程調整、外部サークルとの連絡などを担当しました。 |
添削コメント|「感謝された」ことがサポート役志望の理由になっており、自己満足的な印象を与えていました。改善後は、どのような行動をしたか(会議調整)と、その結果どう感じたか(支える役割に価値を感じた)という流れを明確にしています。 |
【企業を選んだ理由】 貴社は |
添削コメント|「事務職の役割が重要視されている」「未経験者の育成に力を入れている」といった抽象表現は、どの企業にも当てはまるため評価が下がりがちです。企業の業務特性や制度の具体例を盛り込むことで、「なぜこの企業を選んだか」が説得力をもって伝わるようになります。 |
【入社後】 入社後は、正確で丁寧な業務を心がけ、 |
添削コメント|「信頼される存在」は良い目標ですが抽象度が高いため、採用担当者には伝わりにくいことがあります。改善後の文章では、具体的な行動に落とし込むことで、志望者が入社後にどのように行動し貢献するかを明確にしました。 |
【NGポイント】
元の文章では、エピソードがありきたりで差別化が難しく、企業選びの理由も抽象的でした。また、入社後の姿も具体性に欠けていたため、企業側に「この人である理由」が伝わりづらかったといえます。
【添削内容】
評価につながりにくい表現や、どの企業にも当てはまる志望理由を削除し、原体験を詳細に示しつつ事務職に関連性のある具体的な内容に差し替えました。抽象表現を具体化した点が大きな改善点です。
【どう変わった?】
企業視点では、実体験に基づいた説得力のある志望動機となり、「この人物がどう貢献できるのか」が明確になりました。再現性のあるエピソードと具体的な行動意識が加わり、実務での活躍イメージが湧きやすくなっています。
・原体験は曖昧にせず詳細にまとめる ・企業でどうサポートしたいのか明確に示す ・実現可能性の高い「入社後の目標」を提示する |
③コミュニケーション力を活かしたい
ここでは、「コミュニケーション力を活かして貢献したい」という志望理由をもとにした、一般事務職の志望動機文を添削しました。
コミュニケーション力をテーマとする場合は、抽象表現ではなく、具体的な行動や工夫を交えてどのように企業で再現できるか伝えることが重要です。
【結論】 私は、 |
添削コメント|「コミュニケーション力」は抽象的かつ他の就活生と内容が重なりやすいため、より具体的に「相手の立場に配慮したコミュニケーション」という対人スキルとして定義づけました。 |
【根拠となるエピソード】 大学では学園祭実行委員として活動し、外部業者や他団体との調整業務を通じて、 |
添削コメント|「丁寧な対応の大切さ」は抽象的すぎて伝わりにくいため、「どう伝えたか」「何に気を配ったか」を明文化することで能力の再現性を示す文章に修正しました。 |
【エピソード詳細】 当日は備品の発注漏れが判明し、急ぎ業者との調整が必要になりましたが、 |
添削コメント|元の表現では「状況を整理した」が漠然としており、実際にどう対応したのかが伝わりづらい印象でした。改善後は行動の具体性が高まり、問題解決力や情報整理力が明確に伝わるようになっています。 |
【企業を選んだ理由】 貴社はチームでの連携を重視し、 |
添削コメント|「業務改善に関われる」「考えて動ける環境」は他社でも使いまわせてしまうため、企業独自の取り組みや文化に基づいた理由を挙げることで、志望度の高さを示しました。 |
【入社後】 入社後は、正確で丁寧な対応を徹底するとともに、部署間の調整役として信頼される存在になれるよう努めてまいります。また、関係者とのやり取りの中で得た気づきを活かし、業務のスムーズな進行にも積極的に貢献していきたいと考えています。 |
添削コメント|元の文でも丁寧な対応を意識する姿勢は伝わりますが、それだけでは受け身な印象になる可能性があります。能動的に「気づきを活かす」「貢献する」姿勢を加えることで、主体性と成長意欲をより明確に伝えています。 |
【NGポイント】
元の文章では、「丁寧な対応」や「業務改善に関われる点に魅力を感じた」など漠然とした表現があり、志望動機の具体性に欠けていました。また、行動内容が曖昧なままで、再現性や実務適性をアピールしきれていませんでした。
【添削内容】
抽象的な言い回しを削り、具体的な状況説明や行動の詳細を挿入しました。特にエピソード部分では、「どう伝えたか」「どんな工夫をしたか」を明示し、企業理解に関する記述にも、固有の制度や社風への言及を加えました。
【どう変わった?】
志望理由やエピソードの再現性が明確になり、「この学生なら実際の業務でもしっかり対応できそうだ」と判断しやすくなっています。また、行動・判断・意識の3点が具体化され、質の高い志望動機になりました。
・「どう伝え、何に気を配ったか」を明文化する ・志望先ならではの特徴を踏まえて書く ・能動的に貢献する意欲をアピールする |
④PCスキルを活かしたい
ここでは、「PCスキルを活かして貢献したい」という志望理由をもとにした、一般事務職の志望動機文を添削しました。
PCスキルに限らず、志望動機では抽象的な言い回しを避け、実際の業務でどう貢献できるかを具体的に示すことが重要です。
【結論】 私は、これまでに培ったPCスキルを活かし、一般事務職として |
添削コメント|「組織の円滑な運営に貢献したい」は抽象的で貢献するイメージが湧きづらいです。修正後は、PCスキルを具体業務と結びつけ、採用担当者が活躍のイメージを持てる内容に仕上げています。 |
【根拠となるエピソード】 大学のゼミ活動で、資料作成やデータ管理を任される中で、PCスキルの重要性と、 |
添削コメント|「周囲の業務がスムーズになる喜び」という感情表現を修正し、「メンバーの作業負担を軽減」「成果物の質向上」など具体的な効果に置き換えることで、入社後の実務での貢献も想像しやすいようにしています。 |
【エピソード詳細】 具体的には、Excelでのアンケート集計やPowerPointでのプレゼン資料の作成を担当 |
添削コメント|曖昧な表現の「工夫を重ねた」「評価された」では読み手に詳細が伝わりにくいです。そこで、「見やすくまとめる」際にどう工夫したのか、また「分かりやすい」という評価はどの点を根拠にしているのかを中心に具体化しました。 |
【企業を選んだ理由】 貴社は |
添削コメント|「丁寧な研修制度」だけでは他社との差別化が難しいため、改善案では「段階的な育成」「成長を支援する環境」などの具体要素を追加して、企業を選んだ理由の説得力を高めています。 |
【入社後】 入社後は、正確で効率的な事務作業を通じて、 |
添削コメント|「信頼される存在」「積極的に取り組む」では活躍イメージが浮かびづらく、印象に残りません。そこで、具体的にどんな行動や成果を目指すのかを明示することで、企業側もビジネス視点で評価しやすいよう工夫しています。 |
【NGポイント】
志望動機の各所で抽象的・あいまいな表現が見られ、企業側が「何ができる人材か」「どう活躍してくれそうか」の判断が難しい内容になっていました。また、他社でも言えそうな一般的な表現も多く、独自性が感じられにくい点も課題でした。
【添削内容】
各項目において、PCスキルをどのように活かしたのか、どのように評価されたのかを具体化しました。抽象的なフレーズや主観的な感情表現を削除し、代わりに業務への影響や成果に置き換える形での添削を行いました。
【どう変わった?】
企業視点で評価されやすい「活躍の具体像」が明確になり、志望者としての再現性・即戦力性が伝わる内容に進化しました。PCスキルを活かしたいという主張に対し、その根拠と説得力が備わり、志望動機としての完成度が高まりました。
・PCスキルを具体的な業務と結びつける ・PCスキルがどのように役立ったのか明確に示す ・入社後のビジョンを行動ベースで伝える |
⑤正確性・几帳面さを活かしたい
ここでは、「正確性・几帳面さを活かして貢献したい」という志望理由をもとにした、一般事務職の志望動機文を添削しました。
この強みとともに志望理由を伝える際は、「何が正確性に繋がる行動だったか」「どんな成果が出たか」を客観的に示すことが大切です。
【結論】 私は、正確さや几帳面さを活かし、 |
添削コメント|「周囲から信頼される」は評価基準が曖昧で、企業側には再現性や根拠が伝わりにくい表現です。今回の修正では、一般事務職に求められる「業務上の正確性」と「成果の安定性」に焦点を当て、採用担当者が志望理由を具体的にイメージできるようにしました。 |
【根拠となるエピソード】 大学時代に、書店でのアルバイトを通じて在庫管理や伝票処理を担当し、 |
添削コメント|「細かい作業を正確に進める力を培いました」は凡庸な印象を与えがちです。就活生はつい抽象的な表現を使いがちですが、評価されるには「どのような環境で、どうしてその力が養われたのか」と背景を語ることが大切です。ここでは売上や顧客対応といった影響範囲を明示し、説得力を高めています。 |
【エピソード詳細】 書店では、発注書の作成や伝票の照合作業を任されており、ミスがあると納品や会計に支障が出るため、 |
添削コメント|元の文章でも正確性を発揮した流れは伝わりますが、客観性や再現性を更に高めるため、修正では「自発的に工夫した具体策」や「数値的・事実的成果」に置き換えました。 |
【企業を選んだ理由】 貴社はバックオフィスから業務全体を支える体制が整っており、正確な仕事が組織全体の円滑な運営に直結する点に魅力を感じました。また、 |
添削コメント|「丁寧な研修制度に安心」という表現はテンプレート的で、独自性に欠けます。今回の修正では、事務業務と親和性の高い「マニュアル整備」から企業理解を深めたことをアピールし、企業研究の深さと職種理解の的確さを両立させました。 |
【入社後】 入社後は、日々の業務に責任感を持ち、 |
添削コメント|「正確で丁寧な対応を心がける」は意気込みとしては悪くありませんが、具体性に欠けるため印象が薄くなります。事務職では「どのように業務を進めるか」の手段が求められます。修正では、自身の工夫と業務改善意識を言語化し、実行力と主体性のある人物像を演出しています。 |
【NGポイント】
正確性や几帳面さをアピールしている割には、何をどう発揮したのかがやや伝わりにくい構成になっていました。特に「徹底した」など具体的な行動や成果が見えない表現もあり、納得できる根拠や成果の具体性が不足していました。
【添削内容】
抽象的・主観的な言い回しに対して、実際にどう行動し、どんな工夫をしたかを明確にした表現に差し替えました。また、評価や成長をアピールする際には、行動の結果として得られた成果や数値的効果に置き換えました。
【どう変わった?】
業務への姿勢や成果が具体的に伝わる構成になったことで、企業側から「実際の職場でも再現可能な行動を取れる人物」だと認識されやすくなりました。アピール要素である「正確性・几帳面さ」がより一貫性をもって表現されています。
・正確さを発揮した状況背景を示す ・自分なりにどう工夫したのかを明確に示す ・自分の性格と企業との接点をアピールする |
⑥企業理念や事業内容に共感した
ここでは、「企業理念や事業内容に共感した貴社だからこそ貢献したい」という志望理由の、一般事務職の志望動機文を添削しました。
「どの理念・事業内容に共感し、それが自分の価値観や経験とどう結びつくか」を明確に示すことがポイントですよ。
【結論】 私は、 |
添削コメント|「企業理念に深く共感し」は抽象的で、どの理念のどの点に共感したのかが不明確です。実際の理念の文言を用い、自分の価値観と重なる点を明示することで、説得力が増し、企業理解の深さも伝わります。 |
【根拠となるエピソード】 大学時代、地域の清掃ボランティアに参加した経験を通じて、人の役に立つことに喜びを感じるようになり、 |
添削コメント|「誰かを支える仕事」は抽象的で、一般事務とのつながりが弱い表現でした。代わりに、裏方で支える価値に気づいたという流れにすることで、事務職との関連性を自然に感じさせ、動機としての納得感を高めています。 |
【エピソード詳細】 週末に参加していた地域清掃では、直接感謝の言葉をかけられることも多く、目立たない活動でも誰かの助けになっているという実感がありました。 |
添削コメント|冗長な説明を避けつつ、経験からの気づきと職種への結びつきを簡潔に表現しています。「誰かの成果を陰で支える」という言葉選びをすることで、事務職の仕事観と合致させ、志望動機との一貫性を保ちました。 |
【企業を選んだ理由】 貴社の「まじめに、こつこつ、人のために」という理念に、私自身が大切にしてきた価値観が重なり、自然と惹かれました。また、地域に根ざした事業を展開されており、 |
添削コメント|「社会貢献性の高い業務」では抽象的すぎて伝わりにくいため、業務と地域・人々とのつながりを明示し、志望者自身の価値観と結びつけました。企業との接点が具体的になるため、独自性と説得力が生まれています。 |
【入社後】 入社後は、日々の業務を丁寧に積み重ねることで信頼を築き、正確でスムーズな事務対応を心がけます。 |
添削コメント|「縁の下から支える」は曖昧な比喩に留まりがちです。修正後は事務職としてどんな行動で貢献するかを具体的に述べたことで、実務に直結した成長意欲や適性が企業側に伝わりやすくなっています。 |
【NGポイント】
もとの文章では説明不足な箇所が見られ、どのような経験を通じてそう感じたのかが曖昧でした。また、企業との接点も広く一般的な表現にとどまり、志望度の高さや独自性が伝わりにくい構成でした。
【添削内容】
企業理念や行動内容に即した具体的な言葉に差し替えました。特に企業理念との接点は、文言をそのまま活用しつつ、自身の価値観と結びつけて表現しました。行動ベースの説明を加えることで、エピソードにも実感が伴う内容に改善しています。
【どう変わった?】
志望動機の根拠がより明確になり、企業理解と自己理解の両方を兼ね備えた一貫性のある内容になりました。企業側から見ても、理念や業務内容との相性が明確なため、配属後のイメージがつきやすく、評価につながりやすくなっています。
・事務職を志望するまでの流れを明記する ・志望先のどの点に共感しているのか濁さず書く ・自分の価値観と貴社の特徴とのマッチ度を示す |
⑦素早く成長し即戦力を目指したい
ここでは、「素早く成長し即戦力として貢献したい」という志望理由の、一般事務職の志望動機文を添削しました。
抽象的な表現を避け、成長の過程や「なぜ成長して貴社に貢献したいのか」という企業選びの理由を具体的に言語化することが大切です。
【結論】 私は、 |
添削コメント|「日々の業務を通して」は内容が抽象的で印象が弱いため削除し、代わりに“現場での自律的な行動力”という即戦力性を示す具体性ある要素を加えることで、成長意欲と事務職との親和性が明確に伝わる内容に改善しました。 |
【根拠となるエピソード】 大学時代に所属していた英会話サークルで、運営メンバーとして活動 |
添削コメント|「姿勢を学んだ」という表現は抽象的かつ主観的で、採用側には伝わりにくい傾向があります。改善後は、具体的な課題・行動・学びの流れをセットで示し、企業側が成長の実態を把握しやすくなるよう配慮しました。 |
【エピソード詳細】 当初は事務連絡や参加者管理などで戸惑うこともありましたが、先輩のやり方を観察したり、他のサークルの運営方法を調べたりしながら改善を重ねました。数か月後には、スケジュール作成や出欠管理の効率化を提案・実施し、 |
添削コメント|「信頼されたと感じた」という主観的な表現を削除し、客観的な成果や周囲の反応に置き換えることで、採用担当が能力の再現性やチーム貢献力を具体的にイメージしやすくなるように調整しています。 |
【企業を選んだ理由】 その中でも、若手にも積極的に業務を任せ、 |
添削コメント|「挑戦の機会を与えている」という文言は多くの企業が掲げる抽象表現です。制度や風土といった具体性のある内容に変えることで、応募者の企業理解の深さや、志望理由の納得感が高まりました。 |
【入社後】 入社後は、 |
添削コメント|「信頼される」という抽象表現は評価基準が曖昧なため、採用担当が期待する“具体的な行動による成果”に言い換えました。業務改善やチーム連携といった視点を加えることで、事務職の本質により近づいた表現となっています。 |
【NGポイント】
全体的に抽象的な言い回しが多く、「学びました」「信頼されました」などが主観的で曖昧でした。成長力や貢献意欲を伝えたい意図は伝わりますが、企業が判断できるだけの具体性と再現性に欠けていた点が評価を下げる要因になります。
【添削内容】
各項目で、抽象的表現や主観的な評価を削除し、代わりに「どんな場面で」「何をして」「どうなったか」を明確に記述しました。また企業への共感部分では、実際の制度や社風を仮定して盛り込むことで説得力を高めています。
【どう変わった?】
成長意欲が具体的な行動と成果を通して表現されるようになったため、即戦力志向の企業にとって非常に納得感の高い志望動機になりました。「入社後の活躍イメージ」を持ちやすく、評価されやすい内容に仕上がっています。
・成長するために自分が行った工夫を示す ・学びの背景や行動をセットにして明確に示す ・志望先ならではの特徴に触れる |
⑧インターンの経験を活かしたい
ここでは、「素早く成長し即戦力として貢献したい」という志望理由の、一般事務職の志望動機文を添削しました。
入社後にも活かせる経験があるからこそ、どのような力を得て、それをどう企業で活かしたいかを具体的に述べることが意識しましょう。
【結論】 私は、インターンシップで学んだ事務作業の経験を活かし、 |
添削コメント|「正確で円滑な業務運営に」は曖昧で誰にでも当てはまる表現です。一般事務の役割として「裏方で支える姿勢」を明示したことで、業務理解の深さと職種適性が具体的に伝わるようになりました。 |
【根拠となるエピソード】 大学3年時に参加した企業の長期インターンで、バックオフィス業務を担当する中で、 |
添削コメント|「魅力を感じたことがきっかけ」という表現は主観的すぎて、何に惹かれたかが分かりません。事務職が果たしている役割に気づいたという点に具体性を持たせることで、志望動機としての説得力を高めました。 |
【エピソード詳細】 主に請求書の発行補助やデータ入力、郵送物の仕分けなどを行っていました。 |
添削コメント|「進め方を見直して効率と正確性を向上させた」では成果を得た背景がぼやけます。そこで、どのような工夫をして改善したのかを示すことで、主体性と実務能力をより具体的に伝える表現に改善しました。 |
【企業を選んだ理由】 その中でも、貴社は |
添削コメント|「幅広い業務」「改善提案を歓迎」は他社でも通用する表現で、貴社を志望する理由としては弱いです。修正後は「若手にも積極的に任せる」という企業特徴に絞ることで、志望動機に具体性と企業理解が加わりました。 |
【入社後】 入社後は、正確さとスピードを意識した業務対応の中で、 |
添削コメント|「信頼される存在を目指す」の過程の記述が少なく、どう信頼を得るかが伝わりませんでした。修正後は「業務状況を把握し、自発的にサポートする姿勢」を示すことで、実行力とチーム意識の高さが伝わる表現に改善されています。 |
【NGポイント】
志望理由や企業選びの根拠が、どのような経験からそう思ったのかが曖昧でした。また、「正確さ」などの表現が背景や行動と結びついておらず、全体として、「よくある志望動機」に見えてしまう構成になっていた点が課題でした。
【添削内容】
インターンでの具体的な行動や工夫、成果に言い換えました。特にチェックリストの作成や作業改善など、主体的な取り組みの描写を追加し、説得力を高めています。また、企業選びの理由も一般論ではなく具体的な特徴に絞って修正しました。
【どう変わった?】
実際のエピソードに即した説明により、職種適性がありつつ主体的に行動できる人物像が浮かび上がりました。企業にとっては「再現性のある成長経験を持つ学生」として評価しやすくなったでしょう。
・事務職のどの点に惹かれたのか詳細に示す ・業務における再現性を意識して書く ・どのように信頼を得たいのかを明記する |
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【一般事務の志望動機】書く時に気をつける点

では最後に、一般事務の志望動機を書くときに気をつける点を2つ紹介します。
- 待遇に着目しすぎない
- 具体例を交えて説得力を高めよう
① 待遇に着目しすぎない
志望動機の際は、待遇面よりも仕事内容への熱意や適性を示すことが重要。なぜなら企業側は、入社後に活躍してくれる人材かどうかを見極めたいと考えているからです。
単に良い待遇があるからといった理由では、仕事に対する姿勢やスキルが伝わらず、企業のニーズに合う人材かどうかを判断しにくくなってしまいます。
そのため志望動機では、自身が志望する職務内容に魅力を感じている点や、その業務に貢献できる適性や経験があることをアピールしましょう。
② 具体例を交えて説得力を高めよう
志望動機を説明する際は、抽象的な表現は避け、できるだけ具体例を交えて話すことが重要です。汎用性の高い言葉を並べるだけでは、志望動機が伝わりにくくなってしまいます。
印象のよい志望動機には、必ず具体的なエピソードと説得力のある志望理由が含まれていますよ。例えば、過去に同僚をサポートした経験や、データ分析を行った経験を具体的に伝えれば、説得力が生まれるでしょう。
一方で、使いまわした志望動機の定型文を伝えると、説得力にかけてしまいます。自分の経験を具体的に伝えることで、背景や熱意が自然と伝わり、面接官を納得させられるはずです。
一般事務の志望動機はアピールポイントを具体的に!
一般事務職は人気が高く、多くの就活生が受けています。そのため、自分の志望動機を具体的に示し、他の受験者とはっきりと差をつけることが重要です。
志望動機では、漠然とした理由ではなく、なぜその会社を選んだのかを具体例を交えて説明しましょう。業務内容やキャリアプラン、社風などに惹かれた点を、実体験をベースに語れば説得力がでるはずです。
加えて、企業が求める事務スキルを持っていることをアピールすれば、即戦力となれる人材だと高く評価されることでしょう。ぜひ、本記事の内容を参考に、自分なりの志望動機と強みをまとめてみてください。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。