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ES写真の疑問を一挙解決!証明・自己PRの注意点と対処法まとめ

エントリーシート(ES)に写真を添付する際、どんな写真を使えばよいか、どこに注意すれば良いのか迷うことも多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、ESに必要な証明写真や自己PR写真の撮影方法や選び方、さらにはよくある質問についても詳しく解説します。

エントリーシートのお助けアイテム

目次

エントリーシートに添付する写真の目的

エントリーシート(ES)に写真を添付する理由がよく分からず、なんとなく提出している人も多いのではないでしょうか。しかし、写真には顔を確認する以上に大事な役割があります。

ESに写真を添付する大きな目的の1つは、本人確認です。氏名や学歴などの記載情報と、写真に写る人物が一致しているかを企業側が確認することで、なりすましや誤登録といったリスクを防いでいます。

もう1つの重要な目的は、第一印象のチェックです。採用担当者は、写真から就活生の清潔感や身だしなみ、表情から伝わる印象を見ています。

ES写真は単なる「添付資料」ではなく、あなた自身の第一印象を代弁する存在です。写真1枚の準備をおろそかにしないことが、選考通過の大きな一歩になるでしょう。

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ES用証明写真と自己PR写真の違い

就活で使う写真と聞くと、「とりあえず証明写真を貼ればよい」と思っていませんか?実はエントリーシートで求められる写真には大きく2種類あり、それぞれの役割や使い方も異なります。

ESに添付する証明写真は、企業側が書類上の本人確認を行うために必要で、多くの企業で提出が求められます。一方で、自己PR写真は任意であり、提出を求める企業は限られています。

では、なぜこのような写真が存在するのでしょうか。証明写真は、基本的にスーツ姿で正面から撮影された、「お堅い写真」です。

対して自己PR写真は、あなたの人柄や活動内容、強みを視覚的に伝えることが目的で、自由度の高い写真といえます。例えばボランティア中の様子など、言葉では伝えにくい魅力を補足する役割を果たしています。

写真の種類ごとに目的を理解し、正しく使い分けることが、ES全体の完成度を高めるポイントといえるでしょう。

ESの証明写真に求められる基本ルール

証明写真は、エントリーシートで見落とされがちな要素ですが、選考においては第一印象を左右する大切な材料です。ルールを知らずに撮影すると、見た目の印象だけで損をする可能性もあります。

ここでは、就活生が守るべき基本的なポイントを整理して紹介しています。

  1. 提出日の3か月以内に撮影したものを使用する
  2. 写真のサイズは「縦40mm×横30mm」に合わせる
  3. 背景は白・青・グレーなど無地のものを選ぶ
  4. 写真はカラーで鮮明に撮影されたものを使用する
  5. 顔全体がはっきり写っている写真を使う

①提出日の3か月以内に撮影したものを使用する

証明写真は、できるだけ最近撮影したものを使うのが基本です。具体的には、提出日から逆算して3か月以内に撮ったものが推奨されます。

たとえ見た目が変わっていないと思っていても、髪の長さや表情の印象が少しでも違うと、「古い写真を使っている」と感じさせてしまう可能性があるでしょう。

採用担当者に誠実な印象を与えるためにも、多少手間に感じても、就活用として写真を撮り直すほうが無難です。新しい写真は、あなたの今の雰囲気や印象を正確に伝える手助けとなります。

②写真のサイズは「縦40mm×横30mm」に合わせる

ESで使用される証明写真の基本サイズは、縦40mm×横30mmです。これは多くの企業で共通して求められる標準サイズであり、ESの指定枠にピッタリと収まるように設計されています。

規定サイズからずれてしまうと、枠から写真がはみ出したり、余白が目立ったりして、見た目の印象を損ねる恐れがあります。

印刷やカットを自分で行う場合は、ミリ単位でのズレにも注意が必要です。写真を貼りつける際の美しさも評価の一部と考え、きちんと規定通りのサイズに整えて提出するようにしましょう。

③背景は白・青・グレーなど無地のものを選ぶ

証明写真の背景は、シンプルで落ち着いた色を選ぶのが基本です。一般的には白や薄いブルー、ライトグレーといった無地の背景が好まれます。

こうした背景は顔立ちや表情が際立ちやすく、清潔感や誠実さも伝わりやすくなるでしょう。逆に、模様入りの背景や派手な色合いのものは視線が散りやすく、人物の印象が弱くなる原因になってしまいます。

証明写真を撮影する際には、背景の色や質感にも気を配り、自分の良さが引き立つような環境で撮影を行うことが重要です。

④写真はカラーで鮮明に撮影されたものを使用する

ESに添付する写真は、必ずカラーで明るく鮮明に撮影されたものを選んでください。暗くぼやけた写真や、ピントがずれている写真は、それだけでマイナスの印象を与えてしまいます。

特に顔の表情や輪郭が不鮮明だと、本人確認の意味を果たせず、丁寧さや準備不足と見なされるリスクもあるでしょう。明るさの目安としては、自然光に近い照明環境が理想です。

撮影後には画質を確認し、細部までしっかり映っているか、色味に違和感がないかをチェックしてから提出しましょう。

⑤顔全体がはっきり写っている写真を使う

証明写真では、顔が中央に収まり、全体がはっきりと写っていることが求められます

前髪が目にかかっていたり、頭が写真の枠から切れていたり、体が斜めに傾いていたりすると、見る人に対してぼんやりとした印象を与えてしまうでしょう。

正面を向き、背筋を伸ばし、目線はカメラにまっすぐ合わせてください。その姿勢からは自信や誠実さも伝わります。

撮影時は、服装や表情だけでなく、フレーミングやポーズにも意識を向けると、より印象の良い写真に仕上がるでしょう。

ES用の証明写真を撮影する方法

証明写真の撮影方法はいくつかありますが、それぞれ特徴や仕上がりに差があります。就活で提出する以上、見た目の印象も選考の一部です。

ここでは、就活生にとって代表的な3つの撮影方法を比較しながら解説します。

  1. 写真館やフォトスタジオでプロに撮影してもらう
  2. スピード写真機を利用する
  3. スマホアプリを使用して自宅で撮る

①写真館やフォトスタジオでプロに撮影してもらう

仕上がりにこだわるなら、写真館やスタジオでの撮影が最も安心です。プロが明るさや角度を調整しながら撮ってくれるため、自然な表情で好印象を残しやすいでしょう。

ナチュラルな補正や丁寧なアドバイスも受けられるので、初めての撮影でも心配ありません。

ただし、費用はやや高めで、予約が必要な場合もあります。スケジュールや予算に余裕があれば、確実におすすめできる選択肢です。

②スピード写真機を利用する

駅や商業施設にあるスピード写真機は、手軽さが魅力です。予約不要で短時間で撮れるため、忙しい就活生にとってはありがたい存在でしょう。

最近は就活向けの撮影モードが備わっている機種もあり、見た目の品質も改善されています。ただし、自動で撮影が進むため、表情が固くなったり背景が暗くなったりすることもあります

納得のいく1枚が撮れるまで、繰り返し挑戦してみてください。

③スマホアプリを使用して自宅で撮る

コストを抑えたい人には、スマホアプリを使った自宅撮影も選択肢のひとつです。無料や低価格で証明写真が作成でき、コンビニで簡単に印刷できる点も便利です。

ただし、自分でライティングや背景、姿勢を整える必要があるため、意外と難易度は高め。見落としがちな、服装や髪型の乱れも注意が必要です。

企業によっては写真の印象も評価に含まれるため、使う場面は慎重に見極めましょう。

ES用の証明写真撮影時の服装・髪型・表情

証明写真は、ただ写っていれば良いというものではありません。服装や髪型、表情などの細かな要素が印象を左右し、面接官の評価に大きく関わります。

ここでは、就活生が撮影前に意識すべきポイントを5つに分けて解説しましょう。

  1. 就活にふさわしいスーツとシャツを着用する
  2. 清潔感のある髪型と髪色に整える
  3. 眉毛とヒゲの手入れをしておく
  4. ナチュラルメイクで控えめに仕上げる
  5. 表情は口角を少し上げた自然な笑顔を心がける

①就活にふさわしいスーツとシャツを着用する

証明写真で着用する服装は、第一印象を左右する重要な要素です。

黒や濃紺といった落ち着いた色のスーツが定番であり、白いシャツとシンプルなネクタイを組み合わせることで、誠実さや信頼感を演出できます。

リクルートスーツでなくても構いませんが、あくまで「清潔感」と「堅実さ」が伝わることが大前提です。

撮影前には全身を鏡で確認し、服の乱れや汚れがないかを丁寧にチェックしておきましょう。

②清潔感のある髪型と髪色に整える

髪型と髪色は、顔の印象に大きな影響を与えるポイントです。前髪が目にかかっていたり、髪がボサボサだったりすると、それだけで表情が暗く見えてしまう可能性があります。

男女問わず、おでこや目元が見えるように整えることで、表情が明るく見え、信頼感も高まるでしょう。

髪色については、自然なトーンが好まれます。明るすぎる茶色やカラーリングが目立つ場合、企業によってはマイナス評価を受けることもあるため注意が必要です。

事前に美容室で整えておくと、清潔感を高く保ちやすくなります。

③眉毛とヒゲの手入れをしておく

証明写真では、眉毛やヒゲの状態も意外と目立ちます。男性はヒゲをきちんと剃っておくことが基本であり、無精ひげは清潔感や真面目さを損ねる大きな要因です。

眉毛についても、整っていないと顔全体の印象がぼやけて見えるため、軽く手入れをして形を整えておくと良いでしょう。

眉もラインを整えることで目元がすっきり見え、写真映えにもつながります。撮影前には明るい鏡の前で顔全体をチェックし、不自然な点や整え忘れがないか最終確認をしておくことをおすすめします。

④ナチュラルメイクで控えめに仕上げる

就活用の証明写真にふさわしいメイクは、あくまでナチュラルで控えめな仕上がりが基本です。

ベースメイクで肌のトーンを整え、チークやリップで血色感をプラスすることで、健康的な印象に仕上がります。

アイメイクは濃くなりすぎないよう注意し、アイラインやマスカラは必要最低限にとどめましょう。カラー選びも落ち着いたトーンを心がけると、全体的に品のある印象になります。

派手なメイクやラメ入りの化粧品は避け、自然体の中に清潔感や好感を感じさせるメイクを意識してください。

⑤表情は口角を少し上げた自然な笑顔を心がける

表情は、写真の印象を大きく左右する要素です。無表情だと冷たく見える一方、作り笑いは不自然さが目立ってしまいます。

自然な笑顔を作るには、口角をほんの少しだけ上げ、リラックスした雰囲気を意識することが大切です。目元にも優しさが出るよう、軽く力を抜くとよいでしょう。

カメラをまっすぐ見つめ、背筋を伸ばすことで姿勢も整い、表情全体にまとまりが生まれます。

緊張しやすい人は、撮影直前に深呼吸をしてから臨むと、顔のこわばりが和らぎ自然な表情になりやすくなるでしょう。

ESに貼る証明写真で好印象を与えるポイント

証明写真は、見た目を整えるだけでなく、面接官に良い第一印象を残す重要な材料です。細かなポイントを押さえておくことで、写真から伝わる印象が格段に変わるでしょう。

ここでは、撮影時に意識したい4つのポイントを紹介します。

  1. 自然光に近い照明で撮影する
  2. 姿勢は背筋を伸ばし正面を向く
  3. 目線はまっすぐカメラを見つめる
  4. 加工は肌補正程度にとどめ自然な見た目を維持する

①自然光に近い照明で撮影する

証明写真を撮る際は、肌や表情が明るく自然に見えるよう、照明に気を配ることが大切です。

特に、自然光に近い白色照明を使うと、顔色が健康的に映りやすく、目元や口元の陰影もきれいに表現されます。

逆に、逆光の環境や暗い場所で撮影すると、顔に不自然な影ができたり、表情が読み取りにくくなったりする原因になることも。

自宅で撮る場合は、昼間の窓際など柔らかい自然光が入る場所を選ぶのがコツです。スタジオでの撮影でも、照明のあたり方を鏡で確認したり、明るさの調整をお願いするのが安心でしょう。

②姿勢は背筋を伸ばし正面を向く

証明写真では、正しい姿勢が清潔感や信頼感を与える大きなポイントになります。猫背になっていたり、肩の高さが左右でずれていたりすると、それだけで印象がだらしなく見えてしまうことも。

撮影時は背筋をまっすぐに伸ばし、あごを引きすぎず自然な高さに保ちましょう。肩は力を抜いてリラックスさせ、左右が均等になるよう意識することが大切です。

椅子に座る場合は、深く腰かけすぎず、浅めに腰をかけて骨盤を立てるよう意識すると姿勢が安定します。自然な表情とも連動するため、無理のない姿勢を心がけてください。

③目線はまっすぐカメラを見つめる

証明写真で目線が下を向いていたり、焦点が合っていないように見えたりすると、自信や積極性が感じられず、マイナスの印象につながります。

レンズの中心をしっかりと見つめることで、誠実さや意欲が自然と伝わりやすくなるでしょう。目線がずれやすい人は、事前に鏡で練習しておくと安心です。

また、無理に目を見開こうとすると表情が強張る原因になるので、リラックスして自然に目を開けるよう意識しましょう。

写真の中で目はもっとも印象を与えるパーツなので、緊張せずに撮影に臨む準備が必要です。

④加工は肌補正程度にとどめ自然な見た目を維持する

証明写真の加工は、あくまでも清潔感を整えるための最低限にとどめるべきです。

ニキビやクマの軽い修正、肌の色味を均一にする程度の補正であれば問題ありませんが、顔の輪郭を細くしたり目を大きくしたりといった過度な加工は避けてください。

面接で実際に会った際に「写真と違う」と思われると、信頼を損なうリスクがあります。

また、加工によって自分の良さが隠れてしまうこともあるので、自分らしさを活かしつつ、自然にきれいに見える仕上がりを目指しましょう。

正直で誠実な印象を大切にすることが、好印象につながります。

自己PR写真のおすすめ例

自己PR写真は、自分らしさや強みを視覚的に伝えるチャンスです。文章では表現しきれない魅力を補うには、場面や雰囲気の選び方が重要になるでしょう。

ここでは、目的別におすすめの写真例を10個紹介します。

  1. 協調性をアピール:チームで活動している写真
  2. 社会貢献意識を伝える:ボランティア活動中の写真
  3. 積極性を表現:プレゼンや発表をしている写真
  4. 継続力・責任感を示す:部活動やサークルの写真
  5. 実践力・仕事への姿勢をアピール:アルバイト中の写真
  6. 国際感覚・チャレンジ精神を表現:留学中の写真
  7. 企画力や行動力をアピール:文化祭やイベントの運営風景の写真
  8. 対人スキルの高さを示す:笑顔で人と接している写真
  9. 創造性や成果を強調:作品や成果物と一緒に写る写真
  10. 信頼感と誠実さを印象づける:スーツ姿の写真

①協調性をアピール:チームで活動している写真

ゼミのディスカッションやグループワーク、サークル活動のミーティングなど、他者と協力しながら取り組んでいる場面は、協調性を伝えるうえで非常に有効です。

単に写っているだけでなく、自分が中心となって行動している様子や、意見交換を積極的に行っている姿勢がわかる写真を選びましょう。

自然な笑顔や会話中の表情が入っていると、さらに好印象を与えられます。

②社会貢献意識を伝える:ボランティア活動中の写真

地域清掃や福祉施設でのサポート、募金活動など、社会に貢献する姿を撮影した写真は、主体性と責任感を感じさせるポイントになります。

特に、積極的に行動している様子や、周囲の人と協力している場面が伝わる写真は印象に残りやすいです。

作業に夢中な姿や、やりがいを感じている表情を意識すると、より強く社会貢献への意識を伝えることができるでしょう。

③積極性を表現:プレゼンや発表をしている写真

ゼミや研究発表、学会でのプレゼンテーション、イベント司会など、人前で堂々と話している場面は、積極性や挑戦心を伝えるのにぴったりです。

手元の資料を持って説明している場面や、聴衆に向けて話している真剣な表情などを収めることで、自信を持って発言している印象が強まります。

立ち姿の姿勢や目線なども意識して、前向きで堂々とした雰囲気を写すと効果的です。

④継続力・責任感を示す:部活動やサークルの写真

何年も続けてきた部活動やサークルは、努力や継続力、仲間との信頼関係を象徴する貴重なアピール素材です。

ユニフォーム姿や道具を使っている写真は、活動の内容を具体的にイメージさせる要素となります。

チームとしての一体感や、自分の役割に責任を持って行動している様子が伝わる写真を選べば、強いメッセージとして受け取ってもらえるでしょう。

⑤実践力・仕事への姿勢をアピール:アルバイト中の写真

接客や事務、塾講師など、アルバイトの様子が分かる写真は、実際の働き方や責任感をイメージしやすくします。働く姿勢に真剣さがあり、かつ周囲との関わりが見えるような写真が望ましいです。

制服を着用していると職場の雰囲気が伝わりやすくなり、表情にも明るさや自信があれば、社会人としての意識の高さも印象づけることができます。

⑥国際感覚・チャレンジ精神を表現:留学中の写真

海外留学中に語学学校で授業を受けている写真や、異文化イベントに参加している場面などは、チャレンジ精神や柔軟性を伝える材料になります。

現地での交流やアクティブな学習姿勢が分かる写真は、国際感覚だけでなく環境への適応力もアピールできるでしょう。

周囲の人との関係や、文化を楽しんでいる様子を写すと、写真全体にリアリティと信頼感が生まれます。

⑦企画力や行動力をアピール:文化祭やイベントの運営風景の写真

文化祭の出し物や大学イベントでの準備・運営に携わっている場面は、企画力やリーダーシップを伝える良い材料です。

模造紙を使った看板作成や、資料のチェック、会場準備など、具体的な動きがある写真はアクティブさを印象づけます。

裏方であっても熱心に取り組んでいる様子が伝わる写真を選ぶことで、努力や責任感が相手にしっかりと届くでしょう。

⑧対人スキルの高さを示す:笑顔で人と接している写真

誰かと話している様子や、イベント会場で来場者を案内している姿などは、対人スキルの高さを伝える絶好のチャンスです。

笑顔で自然に人と接している写真は、親しみやすさや柔軟性を印象づけることができます。身だしなみや姿勢にも気を配りつつ、誠実で明るい印象が残るような構図を意識して選びましょう。

⑨創造性や成果を強調:作品や成果物と一緒に写る写真

自分の制作物や研究成果を前にして写っている写真は、努力の過程と結果を一度に伝えられる効果的なアピール材料です。

イラストやポスター、模型、レポートなど、形に残るものがあるとより説得力が増します。作った背景や目的を説明する場面の写真であれば、さらに創造性や思考力が伝わるでしょう。

⑩信頼感と誠実さを印象づける:スーツ姿の写真

スーツを着ているだけで、真面目さや誠実さといった印象を与えることができます。特に説明会やインターンでの様子を写した写真は、企業との関わりを感じさせる意味でも有効です。

正しい着こなしと姿勢、そして丁寧な表情を意識し、社会人としての自覚が感じられる写真を選びましょう。清潔感や真剣な態度が伝わるかどうかもポイントです。

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自己PR写真の選び方のコツ

自己PR写真は、自分の魅力を視覚的に伝える重要なツールです。内容と一致しない写真を選ぶと、せっかくのアピールがかえってマイナスに作用することもあるでしょう。

ここでは、印象を良くするための5つの視点を紹介します。

  1. 自分らしさが伝わるものを選ぶ
  2. 自己PRの内容と一致している写真を提出する
  3. 顔がはっきり映っている写真を使用する
  4. 写真の雰囲気と応募先企業の社風がマッチしたものを選ぶ
  5. 他人の顔が写っていない写真を優先する

①自分らしさが伝わるものを選ぶ

自己PR写真では、何よりも自分らしさが自然ににじみ出ていることが重要です。企業側が知りたいのは、あなたがどんな人間で、どのような価値観や考え方を持っているのかという点です。

趣味や課外活動、日常の中での一場面など、あなたらしい行動が垣間見える写真を選ぶと、印象に残りやすくなります。

作り込んだ写真よりも、飾らない素顔やリアルな表情のほうが魅力的に映る場合も多いです。

②自己PRの内容と一致している写真を提出する

文章でどれだけ熱意や強みを伝えても、写真と内容にギャップがあると説得力が薄れてしまいます

例えば「協調性」や「リーダーシップ」を自己PRしているなら、チーム活動やイベント運営などに関わる写真が自然です。

逆に、無関係な場面の写真を添えると、企業側が混乱する可能性があります。アピールしたい内容と一致したシーンを意識して選ぶことで、言葉とビジュアルの両面から印象を強化できるでしょう。

③顔がはっきり映っている写真を使用する

自己PR写真では、表情が相手に伝わることがとても大切です。顔がピンボケしていたり、暗かったりすると、自信や誠実さが伝わらず、せっかくの内容も埋もれてしまいます。

なるべく顔全体が中央に写っていて、目線がカメラに向かっているものを選びましょう。真っすぐな視線と自然な笑顔は、見る人に信頼感や安心感を与えやすくなるでしょう。

明るさや構図にも気を配ると、より印象的な1枚になります。

④写真の雰囲気と応募先企業の社風がマッチしたものを選ぶ

企業ごとに、求める人物像や社風には違いがあります。そのため、写真の雰囲気と企業のイメージが合っているかを確認することが大切です。

自由なカルチャーを持つベンチャー企業なら、私服やアクティブな姿の写真でも好意的に受け取られるでしょう。

一方で、金融やメーカーなど堅実な企業では、フォーマルな服装と落ち着いた表情が好まれる傾向があります。企業研究をしたうえで、写真の雰囲気を調整してください。

⑤他人の顔が写っていない写真を優先する

集合写真は場面の雰囲気を伝えるのに便利ですが、他人の顔がはっきり写っているとプライバシーへの配慮が必要になります。

また、どれが本人か分かりにくくなるため、印象に残りにくいというデメリットもあるでしょう。なるべく自分が中央で、はっきりと見える構図の写真を使うことが理想的です。

どうしても集合写真を使いたい場合は、他の人の顔が小さく写っているものや、加工でぼかすなどの工夫をすると良いでしょう。

自己PR写真がない場合の対処法

自己PR写真が手元にないときでも、工夫次第でしっかりと印象を伝えることが可能です。ここでは、写真なしでも効果的にアピールできる方法を紹介します。

  1. 家族や友人に協力してもらう
  2. 写真の代わりにイラストや図表を使う
  3. 自己PRを文章で具体的に伝える

①家族や友人に協力してもらう

自己PR用の写真が手元にない場合は、家族や友人に頼んで撮影してもらいましょう

スマホのカメラでも十分対応可能ですが、印象を左右するため、光の加減や背景、服装などには細心の注意を払ってください。撮影場所は明るく清潔感のある室内や、自然光が入る窓際がおすすめです。

姿勢を正して背筋を伸ばし、自然な笑顔を意識することで、好印象につながります。プロの写真館に行かずとも、少しの工夫で十分に魅力的な写真を仕上げることができるでしょう。

②写真の代わりにイラストや図表を使う

どうしても写真が準備できない場合には、視覚的に内容を補完できるイラストや図表を使うのも一つの方法です。

チームでの役割分担を示すフローチャートや、自分が作成した資料の一部、成果の数値グラフなどを添えることで、視覚的な説得力を高めることができます。

見た目にわかりやすく、スッキリと整理されたデザインを心がけましょう。色使いはシンプルに抑え、情報が伝わりやすい構成にすることで、読み手の理解もスムーズになります。

③自己PRを文章で具体的に伝える

写真がなくても、自己PRの内容を文章で丁寧に描写することで、十分に伝えることが可能です。その際は抽象的な表現を避け、具体的なエピソードや行動、成果を盛り込むことがポイント。

「サークルの代表として年に3回イベントを主催し、参加者数は毎回100人を超えた」「学外プレゼン大会で最優秀賞を受賞した」など、数字や実績を明確に記載すると説得力が増します。

また、自分がその経験から得た学びや成長もあわせて示すことで、より深い印象を与えることができるでしょう。

手書きのESに写真を貼る方法

手書きのエントリーシートに写真を貼る際は、清潔感と丁寧さが伝わる仕上がりが大切です。ここでは、写真の準備から貼り付けの手順まで、基本的なステップをまとめました。

  1. 写真を規定のサイズにカットする
  2. 裏面に大学名・氏名・撮影日を記入する
  3. 写真が汚れないように手を清潔にしてから作業する
  4. スティックのりまたは両面テープで四隅をしっかりと貼り付ける
  5. 枠内にまっすぐ貼る

①写真を規定のサイズにカットする

提出先の指定サイズに写真を正確にカットすることが、第一ステップです。一般的には縦40mm×横30mmのサイズが主流ですが、企業や提出形式によって微妙な違いがあるため、必ず事前に指定の寸法を確認しましょう。

適当に切ってしまうと枠からはみ出したり余白が生まれたりして、だらしない印象を与える可能性があります。

写真を切るときは、カッターナイフや専用の裁断機を使って、端をきれいに仕上げるのがおすすめです。

②裏面に大学名・氏名・撮影日を記入する

写真が万が一、エントリーシートから剥がれてしまった場合に備えて、裏面には個人情報を記入しておきましょう。

記載内容としては、大学名、氏名、撮影日が一般的です。油性の細字ペンやボールペンなど、にじみにくい筆記具を使うのがポイント。

また、力を入れて書くと写真の表面に圧がかかって傷ついたり、凹んだりしてしまうおそれがあるため、ソフトなタッチで記入するよう注意してください。

③写真が汚れないように手を清潔にしてから作業する

写真に触れる前には、手をしっかり洗って乾かしておきましょう。皮脂や指紋、ホコリなどが写真に付着すると、せっかくの印象が台無しになってしまいます。

特にカラー写真では、汚れが目立ちやすいので注意が必要になるでしょう。直接手で持たず、ティッシュや柔らかい紙を間に挟んで扱うとより安心です。

また、作業中に飲み物や食べ物が近くにあると万が一のリスクが高まるため、作業スペースも整えておくとよいでしょう。

④スティックのりまたは両面テープで四隅をしっかりと貼り付ける

証明写真を貼る際は、紙を波打たせにくいスティックのりか、平らに接着できる両面テープの使用が適しています。液体のりは水分が多く、紙や写真を歪ませる原因となるため避けましょう。

貼るときは四隅すべてに均等にのりを付けてから、写真の端が浮かないようしっかり固定してください。

ただし、強く押し付けすぎると用紙がヨレてしまうこともあるため、写真全体をやさしく押さえる程度にとどめておくのがコツです。

⑤枠内にまっすぐ貼る

写真を貼り付ける際は、ESに設けられている写真枠の中心に、傾きなく配置することが重要です。少しのズレや傾きでも、採用担当者から「雑な印象」を持たれてしまう恐れがあります。

バランスを取るのが難しい場合は、定規などをあてながら配置を調整すると安心です。貼る前に何度か仮置きして確認し、確実に真っ直ぐになるよう慎重に作業してください。

整った見た目が、丁寧さや誠実さを自然と伝えてくれます。

WEBのESに写真をアップロードする方法

WEBエントリーシートに写真を添付するには、事前準備やアップロード手順に注意が必要です。ここでは、写真の形式や保存方法、アップロード時の確認事項について詳しく解説します。

  1. 証明写真は事前に撮影またはスキャンしてデータ化しておく
  2. 画像データはJPEGまたはPNG形式で保存する
  3. 写真のファイルサイズは企業の指定に合わせて調整する
  4. ファイル名は氏名入りに変更しておく
  5. 画質が劣化していないか確認する
  6. WEBエントリーフォームの指定箇所に正しくアップロードする
  7. 写真のアップロード後はプレビューで表示状態を必ず確認する

①証明写真は事前に撮影またはスキャンしてデータ化しておく

紙媒体しか手元にない場合は、まず証明写真をスキャンしてデジタルデータに変換する必要があります。

スマートフォンを使って撮影する際は、自然光の入る明るい場所で撮り、背景が無地であることにも注意してください。角度がつかないように真上から撮影するのもポイントです。

スキャンや撮影時には、できる限り高解像度を維持し、画質を落とさないようにすることで、写真の印象を保つことができます。

②画像データはJPEGまたはPNG形式で保存する

WEBエントリーで使用される写真の推奨形式は、ほとんどの企業でJPEGまたはPNGとなっています。これらは汎用性が高く、ほぼすべてのデバイスで問題なく表示されるためです。

まれに企業ごとに形式の指定がある場合もあるので、案内文などは必ず確認してください。

HEICやPDFなど特殊な形式はアップロード時にエラーになることもあるため、変換ツールなどを活用して正しい形式に整えておきましょう。

③写真のファイルサイズは企業の指定に合わせて調整する

企業によっては、アップロード可能なファイルサイズの上限が明確に定められている場合があります。

「2MB以下」や「500KB以内」といった指定があることも多いため、アップロード前にサイズの確認をしておくことが欠かせません。

画像編集ソフトや圧縮ツールを使って容量を調整する際には、見た目の劣化がないかも同時にチェックしてください。大きすぎても小さすぎても不都合があるため、バランスが大切です。

④ファイル名は氏名入りに変更しておく

アップロードする前に、ファイル名を「氏名証明写真.jpg」といった形式に変更しておくと、企業側の管理がしやすくなります。

自動生成された英数字のファイル名のままだと、どの応募者のデータか判別しにくくなることがあるため、氏名や用途を明記しておくと安心です。

ファイル名にスペースや特殊記号を使うと、システムがうまく読み込めないこともあるので、半角英数字とアンダースコア()で統一するのがベストでしょう。

⑤画質が劣化していないか確認する

写真をデータで提出する場合、アップロード前に画質を必ずチェックしましょう。圧縮によって顔の輪郭がぼやけていたり、画素が荒れていたりすると、全体の印象に悪影響を与える可能性があります。

特に、表情や目の印象が大切な証明写真では、鮮明さが大きな評価ポイントになるでしょう。

明るさ・コントラストも含め、全体のトーンが見やすく整っているか、事前にプレビューで確認しておくと安心です。

⑥WEBエントリーフォームの指定箇所に正しくアップロードする

WEBエントリーフォームでは、証明写真をアップロードする欄が明確に指定されています。自己PR画像やPDF添付とは別に設けられていることも多いため、誤って違う場所に添付しないよう注意が必要です。

フォームの説明文や注釈をよく読み、画像アップロードのボタンの位置や指示内容を確認してから操作を進めましょう。入力ミスや添付忘れを防ぐためにも、確認作業は丁寧に行うようにしてください。

⑦写真のアップロード後はプレビューで表示状態を必ず確認する

アップロードが完了したら、提出前に必ずプレビュー画面で写真の状態を確認することが大切です。

画像が正しく表示されているか、天地が逆になっていないか、顔が切れていないかなど、細かな点までチェックしましょう。

特に、スマホやタブレットから操作する場合は、画面サイズによって表示が変わることがあるため、可能であればPCからも確認しておくと安心です。

不備があると評価以前の問題になるので、最終チェックは怠らないようにしてください。

ESの写真に関連するよくある質問

就職活動のエントリーシートで使用する写真には、選び方やマナーに関して不安を感じる人も多いでしょう。

ここでは、よくある疑問に対して具体的に回答します。使用の可否や注意点を事前に理解して、安心して提出できるように備えてください。

  1. マスク着用の写真は使用できる?
  2. 自己PR写真に集合写真を使っても問題ない?
  3. 風景写真を自己PRに使っても良い?
  4. 過去の写真を自己PRに使っても良い?

①マスク着用の写真は使用できる?

マスクを着用した状態で撮影した写真は、原則として使用を避けてください。顔の輪郭や表情が見えにくくなり、本人確認が難しくなるためです。

特に証明写真の場合は、顔がはっきりと分かることが重要です。やむを得ない事情があるときは、その旨を説明することも検討しましょう。

応募者の印象を適切に伝えるには、マスクを外した写真の使用が安心です。

②自己PR写真に集合写真を使っても問題ない?

集合写真を使うこと自体は問題ありませんが、自分が誰なのかがはっきり分かる写真を選ぶことが前提です。単に集団の一部として写っているだけでは、評価者の印象に残りにくくなってしまいます。

自分が中心で活動している様子や、表情が読み取れる写真であれば、チームでの貢献や協調性を伝える材料として活用できます。他人が写る場合は、事前に了承を得る配慮も必要です。

③風景写真を自己PRに使っても良い?

風景だけの写真を自己PRで使うのは、適切ではありません。自己PR写真の目的は、自分自身の魅力や経験を視覚的に伝えることにあります。

風景に自分が関与している様子が写っていれば構いませんが、風景単体では意図が伝わりにくくなってしまうでしょう。主役はあくまでも自分自身であることを意識しながら、写真を選んでください

④過去の写真を自己PRに使っても良い?

過去に撮影した写真でも、自己PRの内容と一致していれば問題ありません。大切なのは、その写真が今の自分の強みや取り組みを適切に表しているかどうかです。

ただし、画質が低かったり現在の印象と大きく異なっていたりする場合は、使用を控えたほうがよいでしょう。できる限り最近の写真を選び、内容との整合性を意識することが大切です。

ESの証明写真は印象を左右する大切なもの!

エントリーシートに添付する写真は、採用担当者に第一印象を与える大切な要素です。証明写真と自己PR写真では目的が異なり、それぞれに求められるルールがあり、工夫も必要になるでしょう。

証明写真では「撮影日」「画質」「身だしなみ」が、自己PR写真では「内容との一致」「自分らしさ」が重視されます。

また、提出形式によっても準備方法が異なるため、手書き・WEBどちらの場合も事前に確認しておくのがおすすめです。

写真がない場合の代替案やよくある疑問への対処も把握しておけば、より安心して選考に臨めます。就活写真の正しい準備が、選考突破の第一歩になるでしょう。

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    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。