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エントリーシート(ES)の例文集|企業が見ているポイントや項目ごとの例文も紹介

この記事では、エントリーシート(ES)の書き方や例文を徹底解説しています。

また、書き方だけでなく、企業が見ている評価ポイントやESの項目である「志望動機・自己PR・ガクチカ」の例文も紹介しています。ESで選考通過を目指したい方は必見の内容になっていますよ。

エントリーシートのお助けアイテム

目次

エントリーシート(ES)とは?

エントリーシート(ES)は、就職活動で企業に提出する書類の一つです。志望動機や自己PR、学生時代に力を入れたことなどを通して、自分の人柄や価値観を伝える重要な役割を果たします。

主に書類選考の段階で使われるため、面接に進むための第一関門ともいえるでしょう。

ESは、企業に「この人に会ってみたい」と思わせるための手段です。なぜなら、新卒採用では実務経験がない分、ESの中身で人物像を判断されるからです。

たとえば、どんな目標を持ち、どのように取り組み、何を得たのかが伝われば、書類選考の通過率も高まるはずです。

一方で、目的を理解しないまま書くと、伝えたい内容がぼやけてしまいがちです。表面的な言葉だけでは、企業の関心を引くことは難しいでしょう。

だからこそ、ESの役割や評価ポイントを踏まえた上で、自分の強みを的確に表現することが重要です。

ESは単なる提出物ではなく、企業への第一印象を決める大切な資料です。志望先への理解や準備の深さも表れるため、戦略的に内容を構成してください。

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企業がエントリーシート(ES)で見ているポイント

エントリーシートは、企業が応募者の人柄や適性を見極めるための重要な資料です。内容次第でその後の選考に大きく影響するため、評価されるポイントを押さえておくことが大切です。

ここでは、採用担当者が注目している6つの観点について解説します。

  1. 企業が求める人物像とマッチしているか
  2. 行動の背景や理由が具体的に語られているか
  3. 企業に対する志望度や熱意が伝わっているか
  4. チームや社会に与えた影響が表れているか
  5. 自社との相性やカルチャーフィットが読み取れるか
  6. 入社後の成長や活躍をイメージできる内容か

① 企業が求める人物像とマッチしているか

企業は、エントリーシートを通じて「自社に合った人物かどうか」を見極めようとします。たとえば、柔軟性や挑戦心を重視する企業であれば、そのような資質が読み取れる経験や考え方が求められます。

ただ単に実績を並べるだけでは評価されにくく、応募先が求めている価値観や行動特性に照らし合わせたうえで、自分の強みを示すことが必要です。

企業研究を通じてキーワードを把握し、自分の経験と重ねて表現することで、説得力が増します。

② 行動の背景や理由が具体的に語られているか

企業は、応募者がどのような思考のもとで行動したのかを重視しています。「何をしたか」だけでなく、「なぜそうしたのか」「そのとき何を考えたのか」まで伝えることが重要です。

たとえば、売上向上に貢献した経験があったとしても、その工夫の背景や課題認識、周囲との連携など、行動の根拠が具体的に描かれていれば、理解力や計画性のある人物だと評価されやすくなります。

結果よりも過程に注目して文章を構成するのがポイントです。

③ 企業に対する志望度や熱意が伝わっているか

エントリーシートでは、企業に対してどれだけ真剣に向き合っているかが見抜かれます。内容がどこでも使い回せるような一般的な文章では、志望度が低いと判断される可能性があります。

その企業ならではの事業や理念にどのような関心を抱いたのか、共感する理由を具体的に述べるとよいでしょう。

さらに、自分がどう貢献したいか、将来どんな役割を担いたいかを明確にすれば、熱意がより伝わりやすくなります。

④ チームや社会に与えた影響が表れているか

企業は、個人の成果だけでなく、チーム全体への影響にも目を向けています。実際の業務では、他者と協働する場面が多いため、協調性や周囲との関係性も重視されます。

たとえば、自分の工夫によってチームの成果が上がったり、同僚の意識が変わった経験などは高く評価されるでしょう。

成果を語る際には「自分一人で完結した話」ではなく、周囲との関わりや連携も含めて語ることが効果的です。

⑤ 自社との相性やカルチャーフィットが読み取れるか

企業文化にマッチしているかどうかも、評価の大きなポイントです。たとえば、上下関係がフラットで自由な社風の企業であれば、自主性や自律的な行動が伝わる経験が好まれます。

逆に、組織のルールや目標に基づいて動く風土の企業であれば、計画性や責任感が問われます。

企業研究を踏まえたうえで、過去の経験や価値観を企業の特徴に結びつけることで、相性の良さを自然に伝えることができます。

⑥ 入社後の成長や活躍をイメージできる内容か

企業が注目しているのは、学生時代の成果だけではありません。「この人は入社後にどのように成長していくのか」「どんな形で活躍しそうか」といった将来性も大切な評価軸です。

そのため、自分が過去の経験から得た学びをどのように活かし、どのような姿を目指しているのかを具体的に伝えましょう。

将来のキャリア像や挑戦したい分野を述べることで、入社後のイメージが湧きやすくなり、ポテンシャルの高さを示すことにつながります。

エントリーシート(ES)の書き方構成

エントリーシートは、企業が学生の人柄や志望度を見極めるうえで非常に重要な書類です。ここでは、基本情報から自己PRまで、各項目にどのような内容を記載すれば良いのかを解説します。

構成ごとのポイントを理解しておくと、相手に伝わるエントリーシートが作成しやすくなります。

  1. 基本情報
  2. 学歴・職歴
  3. 志望動機
  4. 自己PR
  5. 学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)
  6. 長所・短所
  7. 趣味・特技

① 基本情報

基本情報はエントリーシート全体の信頼性を支える土台です。氏名や連絡先、大学名などに誤りがあると、どれだけ内容が良くても評価が下がるおそれがあります。

まずは正確に記入し、読みやすい文字を心がけましょう。メールアドレスについても、ビジネスにふさわしい形式を選んでください。

たとえば、ニックネームや絵文字が含まれたアドレスは避けるほうが無難です。細かな部分に注意が払えるかどうかで、全体の印象が変わるため、軽視せず丁寧に仕上げましょう。

② 学歴・職歴

学歴や職歴は、これまでの経歴を時系列で簡潔に伝えるための項目です。記載内容は事実に基づき、表記のルールを統一することが大切です。

たとえば「○○大学 経済学部 経済学科 入学・卒業」のように正式名称で書きましょう。また、アルバイト経験は職歴に含めず、自己PRの中で触れるのが一般的です。

誤字や表記ゆれがあると、読み手に不信感を与える可能性があります。書き終えた後には、必ず見直しを行ってください。内容の正確さと見やすさが評価の前提となります。

③ 志望動機

志望動機では、「なぜその企業を選んだのか」「なぜ今その業界に興味があるのか」を明確にすることが求められます。

表面的な理由ではなく、自分の経験や価値観と企業の方向性との接点を示すことで説得力が増します。

たとえば、「〇〇の事業内容に共感し、△△の経験を活かして貢献したい」といった書き方が好印象です。

他社にも当てはまりそうな内容では評価されにくいため、企業ごとの理解を深めたうえで、自分とのつながりを具体的に書き出しましょう。

④ 自己PR

自己PRでは、自分の強みを一つに絞り、それを証明するエピソードとセットで伝えると効果的です。

まず「自分らしさとは何か」を明確にしたうえで、その強みがどんな場面で発揮されたのかを具体的に説明してください。

たとえば「粘り強さ」が強みなら、困難に直面したときにどう工夫し、乗り越えたかを語ると説得力が生まれます。

強みを伝えるだけでなく、それが入社後にどう役立つかまで結びつけることで、企業にとっての価値を示せるでしょう。

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⑤ 学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)

ガクチカでは、成果そのものよりも取り組みの過程に焦点を当てましょう。

どのような目的で活動に取り組み、どのような課題をどう乗り越えたかを具体的に書くことで、行動力や考える力をアピールできます。

日常的なアルバイトやサークル活動でも、自分なりの工夫や主体性があれば十分に評価されます。自己PRと内容が重複しないようにすることも大切です。

異なるテーマや視点を意識することで、多面的な人間性を伝えられるでしょう。

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⑥ 長所・短所

長所と短所では、自己認識の深さと改善への姿勢が問われます。長所については、それが活かされた具体的な経験を添えてアピールすると信ぴょう性が増します。

短所については、そのまま伝えるのではなく、どのように克服しようとしているのか、あるいはどんな工夫をしているのかまで書くと前向きな印象になります。

たとえば「慎重すぎる」ことが短所なら、「確認を重ねることでミスが減った」など、ポジティブな転換ができると良いでしょう。

⑦ 趣味・特技

趣味や特技は、あなたの人柄や価値観を伝える役割を果たします。

たとえば「読書」や「音楽鑑賞」といった一般的なものでも、「どのように取り組んでいるか」や「どんなジャンルに興味があるのか」まで踏み込むと、より個性が伝わりやすくなります。

企業は業務外でも人となりを見ています。面接での会話のきっかけにもなるため、単なる記入項目と捉えず、印象に残る工夫を加えてみてください。

エントリーシート(ES)作成のコツ

エントリーシートで差がつくのは、見た目よりも内容です。自分をどう伝えるかが重要であり、伝えたいことがしっかりと読み手に届くかどうかが合否を左右します。

ここでは、読みやすく印象に残るエントリーシートに仕上げるための4つのポイントをご紹介します。

  1. 文章は結論から書くようにする
  2. 読み手を意識した簡潔な文章を心がける
  3. 具体的なエピソードで説得力を持たせる
  4. 企業ごとの設問意図に合わせて回答する

① 文章は結論から書くようにする

エントリーシートでは冒頭の一文が全体の印象を決めるといっても過言ではありません。最初に「何を伝えたいか」という結論をはっきりと書くことで、読み手の理解が深まりやすくなります。

たとえば「私は接客のアルバイトで継続力を身につけました」と書いてから具体例に移れば、内容がすんなりと伝わるでしょう。

限られた文字数のなかで効果的に自分をアピールするには、回りくどい表現は避け、はじめに要点を提示することが大切です。

② 読み手を意識した簡潔な文章を心がける

企業の採用担当者は多くのエントリーシートに目を通しています。要点がすぐに伝わるかどうかで評価が分かれる場面も少なくありません。

そのため、長くなりすぎる文章や難しい言い回しは避けて、1文ごとの情報量を絞りながら書くと読みやすくなります。

たとえば「~を経験し、~を学びました」というシンプルな構成にするだけで、内容がぐっと明確になります。読み手の視点に立ち、わかりやすく伝える意識が重要です。

③ 具体的なエピソードで説得力を持たせる

抽象的な表現ばかりでは印象に残りにくく、説得力も弱くなります。自分の強みや学びを伝えるときは、必ず具体的なエピソードを交えるようにしましょう。

たとえば「リーダーシップがあります」と書くだけでは伝わりませんが、「文化祭で実行委員長として20人のメンバーをまとめ、来場者1,000人のイベントを成功させた」と記せば、その能力がリアルに伝わります。

実際の経験をもとに語ることで、あなたの魅力がより鮮明になります。

④ 企業ごとの設問意図に合わせて回答する

どの企業も、エントリーシートの設問には明確な意図を持っています。その意図をくみ取らずにテンプレートのような回答をしてしまうと、評価は得られにくいでしょう。

たとえば「学生時代に力を入れたこと」という設問は、主体性や粘り強さを確認したい狙いがあることが多いです。

その背景を読み取り、自分の経験と結びつけることで、企業が求める人物像に合致する内容を届けられます。質問の意図を意識したうえで、内容を構成してください。

エントリーシート(ES)を書く際の注意点

エントリーシートを作成するときは、内容の質だけでなく、表現や見た目にも注意が必要です。小さなミスが印象を下げる要因となるため、細部まで丁寧に仕上げることが大切です。

以下の4点に気をつけることで、読み手に好印象を与えるエントリーシートになります。

  1. 話し言葉や顔文字などは使わない
  2. 誤字・脱字をしっかり確認する
  3. 余白や改行を調整して読みやすさを意識する
  4. 提出前に第三者に確認してもらう

① 話し言葉や顔文字などは使わない

話し言葉や顔文字は親しみやすさがある反面、ビジネス文書としては不適切です。エントリーシートは企業に提出する正式な書類であるため、丁寧で落ち着いた文章が求められます。

たとえば、「すごく頑張りました」ではなく「非常に努力しました」、「めっちゃ嬉しかったです」ではなく「大変嬉しく感じました」といった表現に言い換えてください。

自分の想いを伝えることは大切ですが、社会人としてふさわしい表現であるかどうかを意識しましょう。

② 誤字・脱字をしっかり確認する

内容がどれだけ魅力的でも、誤字や脱字があると注意力に欠ける印象を与えてしまいます。

エントリーシートでは、限られた文字数の中で正確に伝えることが求められるため、小さなミスで損をするのは避けたいところです。

提出前には必ず時間を取って見直しを行ってください。パソコンで作成した場合も、自動変換や校正機能に頼り切らず、自分の目で確認することが大切です。

紙に印刷して読むと、見落としに気づきやすくなります。

③ 余白や改行を調整して読みやすさを意識する

読みやすさは内容の伝わり方に直結します。文字を詰めすぎたり、改行が少なかったりすると、読む側に負担がかかり、印象も下がってしまうかもしれません。

段落ごとに適度な改行を入れることで、論理の流れが明確になり、読み手の理解も深まります。また、全体のバランスを見ながら行間や文字サイズにも注意を払ってください。

見た目の工夫が、内容の良さをより引き立ててくれます。

④ 提出前に第三者に確認してもらう

エントリーシートは一人で仕上げず、第三者に確認してもらうことで完成度が高まります。

自分では見落としていた表現のあいまいさや誤字に気づけるだけでなく、伝えたい内容が正しく伝わっているかを客観的に判断できます。

信頼できる友人や家族、大学のキャリアセンターのスタッフなどにお願いするのが良いでしょう。他者の視点を取り入れることで、より説得力のある文章に仕上がります。

志望動機のエントリーシート(ES)例文

志望動機をどう書けばよいか悩んでいる方は多いでしょう。企業ごとに求める人物像やポイントが異なるため、自分に合った伝え方を見つけるのは簡単ではありません。

ここでは、よくある志望動機の切り口ごとに例文を紹介し、自分に重ねやすい表現を見つけられるようにまとめました。

  1. 企業理念に共感した志望動機の例文
  2. 仕事内容や事業内容に惹かれた志望動機の例文
  3. 将来のビジョンと重なる志望動機の例文
  4. 自分の経験と結びつけた志望動機の例文
  5. 職種への適性をアピールする志望動機の例文

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①企業理念に共感した志望動機の例文

企業理念に共感したことを軸に志望動機を書く際は、「なぜその理念に惹かれたのか」「どんな経験や価値観と結びついているのか」を明確にすることが大切です。

ここでは、ボランティア経験を通じて企業理念に共感した例文を紹介します。

《例文》

私は大学時代に地域の子ども食堂でボランティア活動を続けてきました。

家庭の事情で十分な食事を取れない子どもたちに、温かいご飯を提供する中で、誰もが安心して暮らせる社会の大切さを実感しました。

御社の「人と人のつながりを重んじ、地域社会に貢献する」という理念を知ったとき、その価値観が自分の経験と重なり、強く惹かれました。

私も御社の一員として、商品やサービスを通じて社会に貢献し、多くの人の支えとなれる仕事に携わりたいと考えています。

《解説》
理念への共感だけでなく、自身の経験とどう重なるかを具体的に伝えることがポイントです。理念をただ褒めるのではなく、自分の言葉で説明しましょう。

②仕事内容や事業内容に惹かれた志望動機の例文

仕事内容や事業内容に惹かれた志望動機では、「なぜその仕事に興味を持ったのか」「企業のどんな点に魅力を感じたのか」を具体的に述べることが大切です。

今回は、アルバイト経験を通じて関心を持ったケースの例文を紹介します。

《例文》

私は大学時代、書店でアルバイトをしていました。

本の陳列や接客を通じて、お客様のニーズに合った一冊を提案できたときに大きなやりがいを感じ、モノを通じて人の生活を豊かにする仕事に関心を持つようになりました。

御社の事業内容を知った際、商品開発から販売戦略まで一貫して携われる点に魅力を感じました。

特に、お客様の声をもとに改良を重ねる姿勢に共感し、自分もその一員としてお客様の暮らしをより良くする提案をしていきたいと強く感じました。

《解説》
仕事内容に惹かれた理由に自分の体験を重ねると説得力が増します。企業の事業内容と自身の価値観をしっかり結びつけましょう。

③将来のビジョンと重なる志望動機の例文

将来の目標と企業の方向性が一致している場合は、その共通点を明確に示すことが効果的です。ここでは、学生時代の活動をきっかけに将来像を描き、企業との一致を見出した例文を紹介します。

《例文》

私は将来、「人と人をつなぐ仕事」に携わりたいと考えています。

大学時代、学園祭の実行委員として地域住民との交流イベントを企画し、多くの人に喜んでもらえた経験から、誰かの架け橋になれる仕事に魅力を感じました。

御社の「地域と共に成長する」という方針を知り、自分の将来像と重なると感じました。

単なる商品やサービスの提供にとどまらず、人と人のつながりを生み出す事業を展開されている御社で、地域に根差した価値創造に貢献したいと考えています。

《解説》
将来やりたいことと企業の方向性が似ているときは、「なぜそう思ったか」と「企業のどの部分に共感したか」を具体的に書くと説得力が高まります。

④自分の経験と結びつけた志望動機の例文

自分の経験を軸に志望動機を書く場合は、「その経験から何を学んだか」と「その学びがどう企業選びにつながったか」を丁寧に伝えることが重要です。

今回は、サークル活動での経験をもとにした例文を紹介します。

《例文》

私は大学時代、フリーペーパーを制作するサークルに所属し、企画から取材、編集までを担当していました。

特に、読者の声をもとに記事内容を改善し続けた経験から、「誰かの声を起点に価値を生み出すこと」のやりがいを感じました。

御社がユーザー目線を重視し、常にサービスを改善されている姿勢に惹かれ、自分の経験や価値観と通じるものを感じました。

入社後は、利用者の声に耳を傾け、期待を超えるサービスを提案できる存在を目指したいと考えています。

《解説》
体験だけでなく、そこから得た気づきや価値観の変化に触れると、志望動機に深みが出ます。企業との共通点を丁寧に結びつけましょう。

⑤職種への適性をアピールする志望動機の例文

志望する職種への適性を伝える際は、自分の強みや経験がその職種でどう活かせるかを具体的に説明することが重要です。ここでは、営業職を目指す学生の例文を紹介します。

《例文》

私は大学時代、アパレルショップで接客のアルバイトをしていました。

初めは商品知識も接客スキルもなく戸惑いましたが、お客様のニーズを聞き出す工夫や提案力を磨くことで、指名される機会も増えていきました。

この経験を通じて、人と接しながら信頼関係を築き、相手に合った提案をすることにやりがいを感じるようになりました。

御社の営業職は、ただ商品を売るだけでなく、お客様の課題に寄り添った提案が求められると知り、自分の強みを活かせる仕事だと感じました。

将来的には、より多くのお客様から信頼される営業を目指したいです。

《解説》
適性を示すには、経験の中で発揮した強みや成長を具体的に述べることが効果的です。職種に合ったエピソード選びがカギとなります。

自己PRのエントリーシート(ES)例文

自己PRで何をアピールすればよいのか迷う方は多いのではないでしょうか。ここでは、就活でよく求められる自己PRのテーマごとに例文を紹介します。

自分の強みに近い内容を見つけて参考にしてください。

  1. リーダーシップを発揮した自己PRの例文
  2. 継続力を強みにした自己PRの例文
  3. 協調性をアピールした自己PRの例文
  4. 課題解決力を伝える自己PRの例文
  5. チャレンジ精神を示した自己PRの例文

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①リーダーシップを発揮した自己PRの例文

リーダーシップをテーマに自己PRを書く場合は、具体的な役割や行動を通じて、どのようにチームをまとめ成果を出したかを明確にすることが大切です。

ここでは学園祭の経験をもとにした例文を紹介します。

《例文》

私は大学の学園祭実行委員会で、模擬店エリアのリーダーを務めました。約30店舗の調整や配置、進行管理を任される中で、情報の行き違いや連携不足が課題となりました。

そこで、週1回の全体ミーティングとは別に、各店舗代表との個別相談時間を設け、現場の声を丁寧に拾う体制を整えました。

その結果、トラブルが大幅に減少し、前年より来場者満足度が向上しました。この経験から、周囲の意見に耳を傾けながら、全体を俯瞰して動く力が自分の強みだと感じています。

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《解説》
リーダーシップを示す際は、「どんな課題があって、どう解決したか」を明確に述べると伝わりやすくなります。成果を数字や具体的変化で示すと説得力が増します。

②継続力を強みにした自己PRの例文

継続力をアピールするには、「どんな目標に向けて、どのような工夫をしながら続けたか」を具体的に伝えることが重要です。ここでは、資格取得に取り組んだ学生の例を紹介します。

《例文》

私は大学2年生のときに、簿記の資格を取得することを目標に掲げました。経済学部に在籍しているものの、数字への苦手意識があり、最初はテキストの内容すら理解できませんでした。

そこで毎日30分だけでも机に向かう習慣をつけ、授業とは別にオンライン講座を活用するなど、学びやすい環境を自分なりに工夫しました。

3か月後には基礎が身につき、最終的には日商簿記2級に合格することができました。この経験から、苦手なことでも粘り強く取り組む姿勢と、続ける力には自信があります。

《解説》
継続した内容だけでなく、その過程での工夫や成長もセットで伝えると印象が深まります。定量的な成果があると、より説得力が増します。

③協調性をアピールした自己PRの例文

協調性をテーマにする際は、自分がどう周囲と関わり、チーム全体にどんな影響を与えたのかを具体的に伝えると効果的です。ここでは、ゼミ活動でのエピソードを紹介します。

《例文》

私は大学3年のゼミで、企業と連携した地域活性化プロジェクトに参加しました。5人のチームで取り組んだのですが、当初はメンバーの意見がまとまらず、議論が空回りすることが多くありました。

私はまず、各メンバーの意見を丁寧にヒアリングし、それぞれの意見の共通点を見つけて共有することを意識しました。

その結果、メンバーの発言が活発になり、最終的に地元企業の方から高評価をいただく企画を完成させることができました。

この経験を通して、多様な意見を尊重しながらチームをまとめる力を培うことができたと感じています。

《解説》
協調性を示すには、「自分がどのように働きかけたか」と「その結果どうなったか」の流れが大切です。チーム全体の成果に言及すると説得力が高まります。

④課題解決力を伝える自己PRの例文

課題解決力をアピールする際は、どんな課題に直面し、どのように考えて行動し、どのような成果を出したのかというプロセスを明確に伝えることが重要です。

今回は、アルバイト先での改善提案の例を紹介します。

《例文》

私は大学時代、カフェでアルバイトをしていました。平日の昼間は客足が少なく、売上が伸び悩んでいたため、店長に新しいランチメニューを提案しました。

ターゲットを近隣のオフィスワーカーに絞り、価格帯や提供時間の工夫、SNSを使った告知などもあわせて行いました。

店長と相談しながら試験的に導入した結果、平日昼の来客数が以前より約1.5倍に増え、売上向上にもつながりました。

この経験から、現状を冷静に分析し、行動に移す力を身につけました。課題に直面したときには、まず原因を掘り下げ、周囲を巻き込みながら解決に向けて動く姿勢を大切にしています。

《解説》
課題解決力を示すには「課題→分析→行動→結果」の流れが効果的です。行動だけでなく、成果や学びまで書くとより印象に残ります。

⑤チャレンジ精神を示した自己PRの例文

チャレンジ精神をアピールする際は、「なぜその挑戦を選んだのか」「どんな困難があったのか」「どう乗り越えたのか」をセットで伝えることが重要です。ここでは語学学習に挑戦したエピソードを紹介します。

《例文》

私は大学入学後、英語が苦手な自分を変えたいと思い、英会話に挑戦しました。

最初は外国人講師の話す内容がまったく聞き取れず、緊張して言葉も出ませんでしたが、あえて毎週の英会話スクールに通い続け、授業後には必ず講師に質問をすることを自分に課しました。

また、英語で日記をつけることで表現力も少しずつ伸ばしていきました。その結果、大学3年時には短期語学留学に参加し、現地で積極的に発言できるようになりました。

この経験を通して、苦手なことにも前向きに取り組む姿勢と、継続することで自分を成長させられるという自信を持てるようになりました。

《解説》
チャレンジの背景と成長の過程を具体的に描くことで、主体性や成長意欲を伝えやすくなります。努力の積み重ねをエピソードで示すと効果的です。

学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)のエントリーシート(ES)例文

「学生時代に力を入れたこと」は、どんな経験を通して何を学び、どう成長したかを伝える重要な項目です。

ここでは代表的な取り組み別に例文を紹介します。自分の経験に近いテーマを選び、表現の参考にしてください。

  1. アルバイトに取り組んだガクチカの例文
  2. 部活動・サークルでのガクチカの例文
  3. ゼミ・研究に打ち込んだガクチカの例文
  4. ボランティア活動に注力したガクチカの例文
  5. インターンシップ経験を活かしたガクチカの例文

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①アルバイトに取り組んだガクチカの例文

今回は、飲食店でのアルバイト経験をもとに、チームワークや責任感をアピールするガクチカ例文をご紹介します。

一般的な大学生が経験しやすいエピソードをベースに、エントリーシートで評価されやすい構成で仕上げています。

《例文》

大学2年のとき、居酒屋でのホールスタッフのアルバイトに力を入れていました。

最初は注文ミスや提供遅れが多く、店長からも注意を受けていましたが、お客様に満足していただくことの大切さに気づき、自分なりに工夫を始めました。

たとえば、メニューを事前に把握し、ピーク時のオペレーションを想定して動線を意識するなど、準備に力を入れました。

結果として、お客様から直接「ありがとう」と声をかけられることが増え、店長からも「よく頑張っている」と評価されるようになりました。

この経験から、相手の立場に立って考える力や、地道な努力の重要性を学びました。

「ガクチカの作成法がよくわからない……」「やってみたけどうまく作成できない」と悩んでいる場合は、無料で受け取れるガクチカテンプレシートをダウンロードしてみましょう!ステップごとに答えを記入していくだけで、あなたらしい長所や強みをアピールできるガクチカの作成ができますよ。

《解説》
日常的なアルバイト経験でも、どんな課題に直面し、どう工夫して乗り越えたかを具体的に書くことで説得力が増します。特に「行動」と「変化」を意識すると、読み手の印象に残りやすくなります。

②部活動・サークルでのガクチカの例文

部活動やサークルでの経験をガクチカにする際は、取り組みに対してどのような役割を果たし、どのような成果や学びを得たかを明確に伝えることがポイントです。

ここでは、サークルの運営を通じた成長の例を紹介します。

《例文》

私は大学のダンスサークルで副代表を務め、年に一度の発表会の運営を担当しました。例年は準備不足により進行が滞ることが多く、参加者から不満の声が出ていました。

そこで私は、全体スケジュールを2か月前に策定し、週ごとに進捗管理を行う体制を導入しました。さらに、出演者と運営の情報共有を徹底するため、連絡ツールも一新しました。

その結果、本番では大きなトラブルもなく、観客からも「今年はスムーズだった」との声をいただけました。

この経験を通じて、課題を見つけて改善策を実行に移す行動力と、チーム全体を見渡す視点を養うことができました。

《解説》
部活動・サークルの経験は「役割」「工夫」「成果」の流れを意識することで説得力が増します。数字や他者からの評価も盛り込むと効果的です。

③ゼミ・研究に打ち込んだガクチカの例文

ゼミや研究活動をテーマにする場合は、何をテーマに取り組み、どのような課題に直面し、それをどう乗り越えたかを具体的に伝えることが重要です。

ここでは、経済ゼミでの調査経験をもとにした例文を紹介します。

《例文》

私は大学3年次に所属した経済ゼミで、地方商店街の活性化をテーマに研究を行いました。

実地調査の一環として商店街の店舗を一軒ずつ訪問し、店主の方々にヒアリングを行いましたが、なかなか協力が得られず、調査が進まない時期が続きました。

そこで、事前に質問項目を簡潔にまとめた資料を作成し、訪問前に電話で趣旨を丁寧に説明する工夫をしました。

結果的に20店舗以上から協力を得ることができ、研究発表では教授から「現場に基づいた説得力のある分析」と評価を受けました。

この経験から、粘り強く工夫を重ねることで信頼を得られると実感しました。

《解説》
ゼミ活動では「課題設定」「行動」「成果」の流れを意識しながら書くと明確になります。自主性や工夫した点に触れると好印象です。

④ボランティア活動に注力したガクチカの例文

ボランティア活動をガクチカにする場合は、自主的な行動や周囲への働きかけ、そこから得た学びを丁寧に伝えることがポイントです。ここでは、子ども食堂での活動を軸にした例文を紹介します。

《例文》

私は大学2年生のときから、地域の子ども食堂でボランティア活動を行ってきました。

当初は配膳など簡単な作業だけでしたが、通う子どもたちとの関係を築くうちに、もっと主体的に関われることを模索するようになりました。

そこで、毎回のメニューに合わせて簡単な食育クイズを作成し、食事の前に皆で楽しめる時間を設けるよう提案しました。

この取り組みは好評で、子どもたちが食材に興味を持つきっかけにもなりました。活動を通じて、自分から課題を見つけ行動する力と、相手の立場に立って考える姿勢が身についたと実感しています。

《解説》
ボランティア経験では「自主性」と「周囲への影響」を意識して構成すると、単なる参加経験に留まらず主体性が伝わります。

⑤インターンシップ経験を活かしたガクチカの例文

インターンシップの経験をガクチカに活用する際は、どんな目標を持って取り組み、具体的にどのような行動をしたかを明確にすることが大切です。ここでは、営業同行の経験をもとにした例文を紹介します。

《例文》

私は大学3年の夏に、IT企業の営業インターンに参加しました。

1週間の短期プログラムでしたが、実際の営業同行を通じて、商品知識や提案の工夫だけでなく、信頼関係の築き方の重要性を学びました。

私はメモを取りながら先輩社員の会話を聞き、毎回の訪問後に「なぜその言い回しを使ったのか」「お客様の反応はどうだったか」などを質問し、理解を深めました。

最終日には、自分なりに考えた提案資料を発表する機会をいただき、先輩方から「お客様視点を意識できていた」とフィードバックを受けました。

この経験を通じて、自ら学ぶ姿勢と現場で考える力を養うことができました。

《解説》
インターンシップの経験は学びや成長に焦点を当てると伝わりやすくなります。短期間でも、自主性や行動力を示す工夫が効果的です。

エントリーシート(ES)を郵送する際のマナー

エントリーシートを郵送するときは、書類の中身だけでなく、送り方そのものにも注意が必要です。応募者の印象は、封筒の書き方や投函タイミングなど、細かな配慮からも大きく左右されます。

ここでは、企業に失礼のないようにするために気をつけたい5つの基本マナーを紹介します。

  1. 封筒の宛名・表書きは正式名称で丁寧に書く
  2. 添え状(送付状)には送付の目的を明記する
  3. 書類はクリアファイルに入れて折らずに送る
  4. 切手の貼り忘れや料金不足がないか確認する
  5. 締切日・消印有効日に余裕を持って投函する

「あなたはビジネスマナーを分かっている?」

就活が始まると、面接や説明会など社会人と接する場面が増えていきます。

そこで意外と見られているのが、言葉遣いや挨拶、メールの書き方といった「ビジネスマナー」。マナーを知らないだけで無意識のうちに印象が悪くなっているケースもあり、選考通過のためにも事前にしっかりと確認しておく必要があります。

就活マガジン編集部では、忙しい就活生のために、これだけ見ればビジネスマナーが網羅できる「ビジネスマナー攻略BOOK」を無料で配布しています。気になる方は無料ダウンロードしてみてくださいね。

① 封筒の宛名・表書きは正式名称で丁寧に書く

封筒の表書きは、企業に対する第一印象となる大事な部分です。会社名や部署名を略さず、正式名称を正確に記載してください。

たとえば、「〇〇株式会社 人事部 採用ご担当者様」などと明記し、敬称の「様」を忘れずに添えましょう。文字は丁寧に読みやすく書くことを意識し、誤字がないかもしっかり確認してください。

事前に下書きをするのも良い方法です。丁寧な宛名書きは、ビジネスマナーの基本であり、誠実さの表れとして評価されやすいでしょう。

② 添え状(送付状)には送付の目的を明記する

添え状は、送付する書類の目的や内容を簡潔に伝える役割があります。

「エントリーシートを送ります」とだけ記載するのではなく、「貴社の新卒採用に応募させていただくため、エントリーシート一式をお送りいたします」など、具体的に述べると伝わりやすくなります。

文章の冒頭には簡単なあいさつ、結びには「ご査収のほどお願い申し上げます」といった丁寧な言い回しを入れてください。形式を守った添え状は、書類全体の信頼感を高めてくれます。

③ 書類はクリアファイルに入れて折らずに送る

せっかく丁寧に作成した書類でも、折れたり汚れたりしていては印象が下がってしまいます。そのため、書類はA4サイズ対応の角形2号封筒に、クリアファイルに入れた状態で封入しましょう。

折らずに送ることが基本です。こうしたちょっとした気配りは、相手への思いやりや仕事に対する真剣さを感じさせる要素になります。

清潔で整った状態で書類を届けることが、企業に対する敬意を表す方法のひとつです。

④ 切手の貼り忘れや料金不足がないか確認する

郵送で見落としがちなポイントが、切手の貼り忘れや料金の不足です。書類を封入すると重さが増し、通常より高い料金が必要になることもあります。

心配な場合は、郵便局の窓口で重さを量ってもらい、正しい金額の切手を購入してください。切手は封筒の左上にまっすぐ貼るのが基本です。

最後に封筒全体を見直し、宛名・差出人・切手の3点に抜けやミスがないかチェックしてから投函しましょう。

⑤ 締切日・消印有効日に余裕を持って投函する

「締切日必着」や「消印有効」などの指定がある場合、ギリギリの投函は避けるべきです。特に週末や祝日を挟むと郵便の到着が遅れることもあるため、最低でも2〜3日前には投函するのが安心です。

投函するポストの集荷時間や、郵便局の営業時間もあらかじめ確認しておくと失敗を防げます。余裕を持った行動は、自己管理能力の高さや計画性のアピールにもつながるでしょう。

エントリーシート(ES)でよくある質問

就職活動では、エントリーシートの書き方や扱い方に悩む学生が少なくありません。どこで手に入れるのか、どこまで書くべきなのかなど、初歩的な疑問も多くあります。

ここでは、そうしたよくある質問に答え、不安を解消するヒントを紹介します。

  1. エントリーシートはどこで入手できるのか?
  2. 趣味・特技欄にはどこまで書いていいのか?
  3. リーダー経験がない場合の答え方は?
  4. 自己PRとガクチカのテーマがかぶってもよいのか?
  5. 履歴書との重複は問題ないのか?

① エントリーシートはどこで入手できるのか?

エントリーシートは、多くの場合、企業の採用サイトや就職情報サイトからダウンロードできます。エントリー時に登録するマイページに専用フォーマットが用意されていることが一般的です。

また、大学のキャリアセンターでも過去のESを閲覧できる場合があります。

ネット上にはテンプレートも出回っていますが、企業ごとに形式が異なるため、必ず正規ルートで確認したものを使用してください。早めに手元に用意し、十分に内容を練る時間を確保しておくと安心です。

② 趣味・特技欄にはどこまで書いていいのか?

趣味や特技は、自分の人柄を伝える手がかりとなります。

たとえば「映画鑑賞」とだけ書くより、「ミステリー映画を通して登場人物の心理を読み解くのが好きです」といったように、自分らしさが伝わる書き方を心がけましょう。

ただし、あまりに専門的だったりマニアックすぎる内容は避けた方が無難です。ビジネスに直結しなくても構いませんが、読み手がイメージしやすい内容を意識するとよいでしょう。

エントリーシートの中でも、親しみやすさを感じてもらうための一助となる項目です。

③ リーダー経験がない場合の答え方は?

リーダー経験がなくても、誠実にチームに貢献した経験や、自ら考えて行動したエピソードを伝えれば十分に評価されます。

たとえば、裏方としてチームを支えたり、自発的に改善提案を行った経験も立派なアピールになります。

企業が見ているのは役職そのものではなく、どのような行動を取ったか、どのような価値を提供したかという点です。無理にリーダー経験をでっち上げる必要はありません。

自分の強みを素直に表現することが、結果的に好印象につながるでしょう。

④ 自己PRとガクチカのテーマがかぶってもよいのか?

自己PRとガクチカに同じテーマを使っても問題はありません。ただし、同じ体験であっても視点を変えて語る必要があります。

たとえば、アルバイト経験を両方に使う場合、自己PRでは「継続力」、ガクチカでは「課題解決力」といった具合に、切り口を分けて表現してください。

同じ内容をそのまま使い回すと、「工夫が足りない」と見なされる可能性があります。ひとつの経験を多角的に捉える姿勢が、深い自己分析として高く評価されるでしょう。

⑤ 履歴書との重複は問題ないのか?

エントリーシートと履歴書の内容が一部重複していても問題はありません。企業は、複数の書類を通して志望動機や自己PRの一貫性を確認しています。

ただし、まったく同じ文面をコピーするのではなく、書類の目的に応じて表現を変えることが大切です。

エントリーシートは記述量が多いため、履歴書よりも背景や経緯を丁寧に補足することで、説得力が増します。読み手が飽きずに読み進められるよう、言葉選びにも工夫を加えてみてください。

エントリーシート(ES)の効果的な準備と提出で差をつけよう

エントリーシート(ES)は、就職活動における最初の関門として、あなたの人物像や志望度を企業に伝える大切な書類です。

企業はESから「自社に合う人材かどうか」「具体的な行動や思考の深さ」「志望動機の一貫性」などを多角的に見ています。だからこそ、ESを書く際には構成や表現の工夫が必要です。

たとえば、PREP法を使って文章を組み立てたり、具体的なエピソードで説得力を高めたりすることが重要になります。また、誤字脱字や提出マナーにも注意が必要です。

今回紹介した例文や構成・注意点を踏まえ、企業に伝わるESを作成しましょう。適切な準備と丁寧な仕上げが、内定への第一歩につながります。

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    編集部

    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。