【就活】履歴書の封筒サイズ完全ガイド|選び方・書き方・渡し方
就活を始めたばかりで、「履歴書の封筒ってどのサイズを選べばいいのか分からない…」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、履歴書に適した封筒サイズの選び方から、封筒の書き方や手渡し・郵送時のマナーまで、就活に役立つ情報を詳しく紹介します。
履歴書を送る際に最低限押さえておくべきポイントを押さえて、しっかりとした印象を与えましょう。
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履歴書に適した封筒サイズとは?

就活で履歴書を提出するとき、封筒のサイズはつい見落とされがちですが、実はとても重要なポイントです。
採用担当者が受け取った瞬間の印象は、封筒の選び方や扱い方によって左右されることもあります。
ここでは、履歴書にふさわしい封筒サイズや、選び方の注意点をわかりやすく解説します。
- A4サイズの履歴書には角形2号を選ぶのが一般的
- B5サイズの履歴書には角形4号が最適
- 履歴書を折らずに入れられる封筒を選ぶのがマナー
①A4サイズの履歴書には角形2号を選ぶのが一般的
就活で使用する履歴書の多くは、A4サイズで作成されています。そのため、封筒もそれに合わせて、角形2号を選ぶのが一般的です。A4サイズを折らずに入れられることで、書類のヨレや折れを防げます。
企業の担当者が封筒を開けたとき、きれいな履歴書がまっすぐ入っていると、それだけで誠実な印象を持ってもらいやすくなるでしょう。
逆に、少し小さい封筒に無理やり入れたような状態では、雑な印象を与えてしまう可能性があるため、サイズ選びには十分注意しましょう。
②B5サイズの履歴書には角形4号が最適
一部の市販履歴書では、B5サイズが使われていることがあります。この場合は、角形4号の封筒を使うと、用紙を折らずにきれいに収めることができます。
封筒の中で履歴書が動きすぎると見栄えが悪くなるため、ちょうどよいサイズを選ぶことが大切です。
ただし、B5サイズはやや小さめな印象を与えるため、企業によってはA4サイズの使用を推奨している場合もあります。
履歴書の形式を選ぶときには、封筒のサイズとの相性も考え、全体として好印象を持たれる提出方法を意識しましょう。
③履歴書を折らずに入れられる封筒を選ぶのがマナー
就活では、履歴書を折らずに提出するのがマナーとされています。書類をきれいに届けることは、応募者としての最低限の気配りといえるでしょう。
内容がどれだけ丁寧に書かれていても、折り目がついていたり、ヨレがあったりすると、それだけで印象が悪くなる可能性もあります。
封筒の選び方一つで印象が変わるため、自分が使用する履歴書のサイズをよく確認したうえで、必ず折らずに入れられる封筒を選んでください。
封筒のサイズ選びが、書類提出の質を大きく左右するポイントになります。
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履歴書を入れる封筒の選び方

履歴書の封筒は、サイズだけでなく、色や素材、表記や構造まで気を配る必要があります。封筒の印象次第で、あなたの印象までも左右されることがあるからです。
ここでは、就活にふさわしい封筒を選ぶために押さえておきたい基本ポイントを紹介します。
- 白色で無地の封筒を選ぶ
- ビジネス感のある紙質・厚みの封筒を選ぶ
- 履歴書在中の印字やスタンプがある封筒を選ぶ
- 封筒のフラップにも注意する
- 市販の履歴書セット封筒をそのまま使うかを見極める
①白色で無地の封筒を選ぶ
履歴書を入れる封筒は、白色で無地のものを選ぶのが基本です。白封筒はビジネス文書にふさわしい色であり、就活でも多くの企業がこれを前提としています。
たとえ履歴書の内容が丁寧に作られていても、封筒が不適切なものだと、それだけでマイナス評価につながる可能性があります。
第一印象で「きちんと感」や「清潔感」を伝えるには、無地の白封筒が最も適しているといえるでしょう。
個性を出したくなる場面かもしれませんが、履歴書では堅実で無難な選択こそが安心感を与えるポイントになります。
②ビジネス感のある紙質・厚みの封筒を選ぶ
封筒は色だけでなく、紙質や厚みにも気を配りましょう。
しっかりとした厚みのある封筒を選べば、中に入れた書類をきれいな状態で保てるうえ、企業側にきちんと準備をしているという好印象を残すことができます。
履歴書は、あなた自身を表す大切な書類です。その入れ物である封筒も含めて、全体として整った印象になるよう意識してください。
③履歴書在中の印字やスタンプがある封筒を選ぶ
「履歴書在中」と印字されているものや、スタンプ欄が付いているものを選びましょう。封筒には「履歴書在中」と明記するのが基本マナーです。
この表記があると、受け取った側が中身をひと目で把握しやすくなるでしょう。もし手書きするなら、赤いペンで縦書きにして、丁寧に書いてください。
記載がないと、処理が遅れたり印象を損ねたりする可能性もあるため、忘れずに記入しましょう。
④封筒のフラップにも注意する
封筒の構造、特にフラップ(ふた)部分にも目を向けましょう。
フラップがしっかり閉じられない仕様だったり、のりの粘着力が弱かったりすると、郵送中や持ち運び中に封が開き、書類が飛び出してしまうリスクがあります。
開閉しやすさと、密閉性の両方を兼ね備えた封筒が望ましいでしょう。小さな部分ですが、こうした細部にまで注意が行き届いていることが、あなたの丁寧さをさりげなく伝える要素になります。
⑤市販の履歴書セット封筒をそのまま使うかを見極める
市販の履歴書セットには封筒が同梱されていますが、内容を確認せずそのまま使うのは危険です。
セットの封筒が茶色だったり、紙が薄すぎたりすることもあり、ビジネスマナーに合わない場合があります。
使用前には、色・サイズ・紙の質感・記載の有無を必ず確認しましょう。不安な点がある場合は、封筒だけ別途購入する判断も必要です。見た目の印象を軽視せず、丁寧に選ぶことが大切になります。
就活で避けるべき封筒の特徴

履歴書の内容がいくら丁寧でも、封筒が不適切だとマイナス評価につながることがあります。就活では細部の印象も見られるため、封筒選びは想像以上に重要です。
ここでは、選んではいけない封筒の特徴を具体的に整理して紹介します。
- 封筒が小さく履歴書を折る必要があるもの
- 茶封筒や柄付きのカジュアルなもの
- 長形や洋形など特殊な封筒
- 封筒の紙が薄すぎて中身が透けるもの
- 汚れ・折れ・ヨレのある封筒
①封筒が小さく履歴書を折る必要があるもの
履歴書は、なるべく折らずに提出するのがマナーですが、小さな封筒では書類を折らなければならず、見た目が悪くなりがちです。
三つ折りにして長形封筒に入れると、封筒から取り出す際に折れた履歴書が開きにくく、採用担当者にとっても扱いづらくなります。
また、折り目のせいで履歴書の印象が損なわれることもあるでしょう。封筒のサイズ選びには、十分な注意が必要です。
②茶封筒や柄付きのカジュアルなもの
茶封筒やデザイン入りの封筒は、カジュアルすぎてビジネスには不向きです。就活では、派手さよりも清潔感や落ち着きが求められます。
たとえオリジナリティを出したいと思っても、見た人に「マナーを知らない」と思われるリスクがあるでしょう。
白色で無地の封筒を選ぶことで、誠実な印象を伝えやすくなるので、迷ったら無難な選択をしてください。
③長形や洋形など特殊な封筒
封筒の形状も、重要なチェックポイントです。長形封筒は縦長で、A4サイズを三つ折りにしないと入りません。洋形封筒はカードや招待状用で、ビジネス用途には適していません。
こうした封筒は書類が折れたり曲がったりしやすく、扱いにくい印象を与えてしまいます。採用担当者が封筒を開けたとき、思わぬ形の書類が出てくると戸惑いや違和感を抱かせてしまうかもしれません。
履歴書はビジネス文書ですので、それにふさわしい定番のサイズと形の封筒を選ぶことが大切です。基本に忠実であることが評価につながります。
④封筒の紙が薄すぎて中身が透けるもの
紙が薄い封筒を使用すると、封筒越しに履歴書の文字や顔写真が透けてしまうことがあります。
これは、プライバシーへの配慮が欠けていると見なされる可能性があり、就活においては大きなマイナス要素です。
また、紙が薄い封筒は破れやすく、配送中や持ち運び中に破損してしまうリスクも否めません。書類の状態が崩れるだけでなく、企業に届く前に紛失してしまう恐れもあります。
そのため、透けない程度の厚みがあり、しっかりとした作りの封筒を選ぶことで、内容物の安全性と信頼性を確保しましょう。
⑤汚れ・折れ・ヨレのある封筒
封筒に汚れやシワ、折れ目などがあると、それだけで全体の印象が損なわれてしまいます。
どれだけ履歴書を丁寧に仕上げていても、外側の封筒が不潔だったり、古びた印象だったりすると、「書類全体への気配りが足りない」と思われかねません。
特に、カバンの中で押しつぶされてヨレた封筒や、再利用されたような封筒は避けるべきです。封筒の状態は、あなたの丁寧さや真剣さを映し出す鏡とも言えます。
提出前には必ず封筒を見直し、気になる部分があれば新しいものに取り替えるよう心がけましょう。
履歴書を入れる封筒の書き方

封筒の書き方ひとつで、就活における第一印象が大きく変わることがあります。丁寧さや正確さが求められる場面だからこそ、基本的なルールに従って書くことが大切です。
ここでは、履歴書封筒に関する正しい書き方のポイントをわかりやすく解説します。
- 黒の油性ペンで記入する
- 表面には縦書きで宛名・住所・履歴書在中を明記する
- 「履歴書在中」は赤字・縦書きで記載する
- 裏面には差出人情報と「〆」マークを記入する
- 手渡しする場合は宛先の記載を省略する
①黒の油性ペンで記入する
封筒への記入には、黒の油性ペンを使うのが基本です。ボールペンや水性ペンはインクがにじみやすく、時間が経つと文字が薄くなる可能性があります。
鉛筆やシャープペンシルは消えるおそれがあり、公式な文書の記載には不向きです。おすすめは、中字程度の油性ペンで、文字が太すぎず読みやすくなるもの。
記入前にはペンのインクの出具合を確認し、できれば試し書きをしてから使うと安心です。また、筆圧が強すぎると紙が破れたり裏写りしたりするため、封筒の素材に合わせて丁寧に書くことが求められます。
封筒の文字も履歴書と同様、あなたの誠実さを伝える大切な要素です。
②表面には縦書きで宛名・住所・履歴書在中を明記する
封筒の表面には、送付先の企業名・部署名・担当者名と、その住所を縦書きで記入しましょう。書く位置にもマナーがあり、封筒の中央よりやや右側に宛名や住所を記載するのが基本とされています。
会社名などは略さず、正式名称で記載するのが信頼感を高めるポイントです。部署名や役職名も略さずに丁寧に書くよう意識してください。
記入する際には、バランスよく配置することも大切で、字の大きさや行間、左右の余白などにも気を配ると、より整った印象になります。
誤字や脱字があると信頼性が損なわれるため、記入前に内容をよく確認しておきましょう。
③「履歴書在中」は赤字・縦書きで記載する
「履歴書在中」の表示は、封筒の左側に赤いペンで縦書きするのが一般的なマナーです。この表記によって、企業の担当者が封筒の内容を一目で判断でき、処理をスムーズに進められます。
市販の封筒にすでに印字されている場合は、あらためて書き加える必要はありません。ただし、手書きする際は、字のかすれや傾きに注意し、定規を使って真っすぐ記入すると見栄えが良くなります。
文字が薄かったり雑だったりすると、「丁寧さに欠ける」と思われかねません。特に、履歴書は第一印象を左右する重要な書類なので、封筒にも同様の意識を持って丁寧に記載することが求められます。
④裏面には差出人情報と「〆」マークを記入する
封筒の裏面には、必ず差出人であるあなたの氏名と住所を記入しましょう。記載位置は、封筒中央よりやや下側の部分に縦書きで書くのが基本です。
見やすく、読みやすい字を意識して丁寧に記入してください。さらに、封を閉じたら、封じ目の中央に「〆(しめ)」のマークを書くのも重要なマナーです。
これは、封がきちんと閉じられていることを示す目印であり、企業側への信頼感にもつながります。
また、のり付けが不十分なままだと、書類が封筒から抜け落ちてしまう可能性もあるため、封をしたあとはしっかりと密閉されているかを確認してください。見えない部分こそ、丁寧さが問われます。
⑤手渡しする場合は宛先の記載を省略する
履歴書を直接手渡しする場合は、封筒の表面に企業の宛名や住所を記載する必要はありません。手渡しでは郵送とは異なり、誰に届くかが明確なため、宛先情報は省略しても問題ないためです。
ただし、裏面にはあなたの氏名を記入し、誰の書類かがひと目でわかるようにしておくことが重要です。
企業によっては、手渡しであっても封筒の書式にこだわる場合もあるため、不安な場合は事前に確認すると安心でしょう。
宛先の省略によって失礼にならないかと不安に思うかもしれませんが、手渡しのマナーとしては問題ありません。必要な情報は確実に記入しつつ、提出形式にふさわしい対応を心がけてください。
履歴書を封筒に入れる正しい方法

履歴書を封筒に入れる際は、見落とされがちなマナーも含めて丁寧に準備することが大切です。
相手に与える第一印象を左右するため、封入の順番や書類の向き、封筒内でのズレ防止までしっかり確認しておきましょう。
- 履歴書をクリアファイルに入れてから封筒へ入れる
- 「送付状→履歴書→資格証明書」の順で封入する
- 書類の向きは封筒の表面と同じ向きにそろえる
- 封筒の中で書類がズレないように入れる
①履歴書をクリアファイルに入れてから封筒へ入れる
履歴書や証明書などの書類は、クリアファイルにまとめてから封筒に入れるのが基本です。直接入れてしまうと、角が折れたり汚れたりする恐れがあります。
ファイルは、無地で透明なものを選んでください。派手な色や柄入りのものは避けたほうが無難です。書類の見た目が整い、かつ中身の保護にもつながるため、結果として印象アップが期待できるでしょう。
②「送付状→履歴書→資格証明書」の順で封入する
書類を入れる順番にもマナーがあります。最初に送付状を置き、その次に履歴書、最後に資格証明書や必要な書類などを入れるとよいでしょう。
これは、開封した担当者が自然な流れで書類に目を通せるようにするための工夫です。順序がバラバラだと見づらくなり、配慮が足りない印象を与えかねません。
ちょっとした手間ですが、気配りの現れとして好印象を残すポイントです。
③書類の向きは封筒の表面と同じ向きにそろえる
書類は、封筒の表面に書かれた文字と同じ向きにそろえて入れることが大切です。たとえば、縦書きの宛名であれば、封入する書類も縦向きにそろえましょう。
こうすることで、受け取った側がスムーズに内容を確認できます。向きがバラバラだと、手間がかかるうえに雑な印象を与えてしまいかねません。
小さな配慮ですが、丁寧さが伝わる工夫として取り入れてみてください。
④封筒の中で書類がズレないように入れる
封筒に入れた書類が中でズレてしまうと、取り出しにくくなるだけでなく、全体の印象も損なわれかねません。
クリアファイルや封筒のサイズが合っていない場合に起こりやすいため、封入前に確認してください。また、封筒の中で書類が動くようなら、厚紙でしっかり固定しておきましょう。
最後まで気を抜かず、整った状態で提出できるようにしておいてください。
履歴書を手渡しする場合のマナー

企業へ履歴書を持参する際には、書類の扱いや言葉遣いなど、第一印象に直結するポイントを丁寧に押さえておくことが大切です。
ここでは、就活での履歴書手渡し時に意識したい基本マナーを紹介します。
- 履歴書はカバンの中で折れないように持ち運ぶ
- 渡す前に封筒から履歴書を出す
- 手渡し時は相手に正面を向けて両手で渡す
- 提出時に「よろしくお願いいたします」と一言添える
- 履歴書を机に置いて渡すのは避ける
①履歴書はカバンの中で折れないように持ち運ぶ
履歴書を企業に持参する際は、折れや汚れのない状態で渡せるよう、しっかりとした準備が必要です。
特に、バッグの中で書類が曲がったり押しつぶされたりしないように、クリアファイルに入れて保護しましょう。
さらに、ファイルごとに丈夫なドキュメントケースや、背表紙付きのホルダーに入れておけば安心です。見た目のきれいさはもちろん、管理の丁寧さもアピールになります。
企業は書類の扱いから応募者の意識や性格を判断することもあるため、些細な点にも気を配ることが大切です。
折れた履歴書を提出してしまうと、それだけで印象がマイナスになる場合もあるので注意してください。
②渡す前に封筒から履歴書を出す
履歴書は封筒に入れて持参するのが基本ですが、面接の際に提出するときは封筒から出して渡すのがビジネスマナーです。
封筒はあくまで持ち運び中の保護を目的としており、企業側に提出するのは中の書類だけで構いません。
渡す直前に封筒から出すと手間取ってしまうこともあるため、面接室へ入る前に事前に出しておくとスムーズです。
クリアファイルに入れた状態で持っておけば、見栄えもよく、手渡しの動作も自然に行えます。慌てず落ち着いて行動することが、マナーある就活生としての印象につながります。
③手渡し時は相手に正面を向けて両手で渡す
履歴書を手渡しする際は、面接官の正面に立ち、両手で丁寧に差し出すのが礼儀です。その際、書類の向きにも注意し、文字が相手から読める向きにそろえて渡すようにしてください。
片手で渡したり、相手を見ずに差し出したりすると、誠意に欠ける印象を与えてしまいます。姿勢を正し、目線を合わせて「お願いします」という気持ちを込めることが大切です。
こうした所作は面接の合否にも影響する可能性があり、小さな行動でも評価の対象になり得ます。丁寧さや気配りは、しっかり伝わるものだと意識して行動しましょう。
④提出時に「よろしくお願いいたします」と一言添える
履歴書を手渡すときは、無言で渡すのではなく、「よろしくお願いいたします」と一言添えるのが社会人としての基本的なマナーです。
この一言には、書類を丁寧に見てもらいたいという気持ちや、面接への感謝と敬意が込められます。言葉にするだけでなく、お辞儀を添えることでより丁寧な印象になるでしょう。
形式的だと感じるかもしれませんが、このような細やかな礼儀が好印象につながる場面は多くあります。丁寧なあいさつとともに渡すことで、あなたの人柄や誠意が自然と伝わるでしょう。
⑤履歴書を机に置いて渡すのは避ける
面接の場で履歴書を提出する際、相手に直接手渡すことが基本とされています。机の上に無言で置いたり、相手が手を差し出していないのに距離を取って置いてしまったりすると、雑な印象を与えかねません。
相手が取りやすいように距離を詰め、一歩前に出て、両手で手渡しするのが理想的です。面接官の動きを見ながら臨機応変に対応する姿勢も評価されています。
丁寧に差し出すことで、礼儀正しさや気配りが自然と伝わります。小さな動作にも意識を向けることで、あなたの印象はよりよいものになるでしょう。
履歴書を郵送する場合のマナー

履歴書を郵送する際は、細部への配慮が評価につながります。書類の扱いや郵送方法など、企業側に不安を与えないよう準備することが大切です。
ここでは、正しい郵送マナーを6つに分けて解説します。
- 封筒のフラップはしっかりとのり付けする
- 郵送料金を確認し、切手の貼付ミスを防ぐ
- 速達や書留など郵送方法は企業の指定に従う
- ポスト投函ではなく郵便局の窓口で提出する
- 郵便物の追跡番号を控えておく
- 送付後には報告メールを送る
①封筒のフラップはしっかりとのり付けする
封筒のフタ(フラップ)がしっかり閉じられていないと、書類が途中で落ちてしまうおそれがあります。また、受け取った企業に雑な印象を与え、マナーを疑われる原因にもなりかねません。
必ずスティックのりや水のりを使って封をし、のりが乾くまで軽く押さえて密着させましょう。封が甘くならないよう、のりの塗り残しがないかもしっかり確認してください。
セロハンテープやホチキスでの封はビジネス文書には不適切とされるため、避けるのが無難です。きちんと封がされているかどうかで、あなたの細部への気配りが伝わります。
②郵送料金を確認し、切手の貼付ミスを防ぐ
履歴書の封筒はサイズや同封書類の枚数によって重さが変わり、それに応じて郵送料金も異なります。
料金が不足していると返送される可能性があり、提出の遅れにつながるだけでなく、企業側に迷惑をかけてしまうかもしれません。
特に、A4サイズの角形2号封筒は規格外扱いになるため注意が必要です。不安なときは郵便局の窓口で実際に重さを測ってもらい、正確な金額の切手を購入して貼ると安心でしょう。
自分で判断せず、確実な方法を選ぶことでトラブルを未然に防げます。
③速達や書留など郵送方法は企業の指定に従う
応募先から「書類は書留で郵送してください」や「速達での提出をお願いします」といった具体的な指示がある場合は、必ずそのとおりに対応してください。
これらの指定を守らなかった場合、書類の受理が遅れたり、ビジネスマナーを理解していないと受け取られる可能性もあります。
特に、採用スケジュールがタイトな企業では、提出タイミングも重要な判断材料となるでしょう。
指示がない場合でも、念のため特定記録郵便など記録が残る方法を選べば、万が一の紛失や遅延に備えることができて安心です。
④ポスト投函ではなく郵便局の窓口で提出する
履歴書のような重要書類は、なるべく郵便局の窓口で発送するのがおすすめです。ポスト投函は簡単で便利ですが、料金ミスがあっても気づかれず、返送や遅延のリスクがあります。
郵便局であれば、その場で重さと料金の確認ができ、特定記録や書留といった配送方法も選べるのが利点です。控えの発行や配達証明も付けられるため、安心感が違います。
信頼性を求められる就活では、ひと手間を惜しまず確実な手段を選んでください。
⑤郵便物の追跡番号を控えておく
履歴書を特定記録郵便や書留で送ると、追跡番号が発行されます。この番号を控えておくことで、郵送中の状況をいつでも確認できるのが大きなメリットです。
配送状況がわかれば、企業への到着タイミングを把握でき、不測の事態にも迅速に対応できます。特に締切ギリギリで提出する場合や、企業からの到着確認がない場合に備えて、控えの保管は必須です。
見落としがちなポイントですが、こうした小さな配慮が信頼感につながるでしょう。
⑥送付後には報告メールを送る
履歴書を郵送したあとには、必ず当日中に「本日、応募書類を郵送いたしました」といった報告メールを送りましょう。これは到着の目安を伝えると同時に、ビジネスマナーとしての信頼を示す行動です。
文面は簡潔で構いませんが、宛先や表現には誤りがないよう注意を払ってください。
たとえば「お世話になっております。○○大学の○○です。本日、応募書類を郵送いたしましたのでご確認いただけますと幸いです」といった一文で十分です。
丁寧で気配りある対応は、印象アップにつながるでしょう。
履歴書封筒を用意する際のチェックポイント

履歴書を郵送や持参する前に、封筒や中身に関する基本的なチェックを行っておくことが重要です。ちょっとした見落としが評価を下げる原因になることもあるため、丁寧な確認を心がけましょう。
ここでは、履歴書封筒を用意する際のチェックするべきポイントを5つ紹介します。
- 誤字脱字がないか
- 郵送や持参のスケジュールに余裕があるか
- 提出企業名と書類内の宛名が一致しているか
- 企業ごとに封筒の指定がないか
- 送付する書類に不足がないか
①誤字脱字がないか
封筒に記載する会社名や住所などに誤字や脱字があると、基本的な確認ができていない印象を与えてしまうため、必ず誤字脱字の見直しをしてください。
特に手書きで記入する場合は、書いて満足せず、必ず見直しの時間を取りましょう。文字の抜けや変換ミスなどは、パソコンで作成した書類でも起こりやすいものです。
第三者の目でチェックしてもらうのも効果的でしょう。ちょっとした誤記が「雑な人」「注意力が足りない」と評価されることもあるため、細部まで丁寧に確認してください。
②郵送や持参のスケジュールに余裕があるか
提出期限に間に合えばよいと考えるのではなく、余裕を持ったスケジュール管理が重要です。郵送であれば、地域によって配達日数が異なるため、最低でも2~3日前には投函するよう心がけましょう。
持参する場合は、交通機関の遅延や予期せぬトラブルに備え、1時間程度の余裕を持って出発すると安心です。
時間に追われて行動するとミスが起こりやすくなるため、落ち着いて準備できるスケジュールを立ててください。
③提出企業名と書類内の宛名が一致しているか
封筒の表面に記載する企業名と、履歴書や送付状に記載した宛名とが一致していないと、「複数企業に同じ書類を流用しているのでは」といった疑念を抱かれることがあります。
もし、複数社へ応募しているのであれば、前回のデータが残っていてうっかり他社名のまま送ってしまうミスが起こりがちです。
投函前に「封筒」「履歴書」「送付状」の宛名をすべて照合し、一字一句違いがないか丁寧に確認してください。
④企業ごとに封筒の指定がないか
応募企業の中には、封筒の色・サイズ・表記の形式などに独自の指定をしているところもあります。
これを見落として自分の判断で準備してしまうと、ルールを守らない応募者としてマイナス評価を受ける可能性があるかもしれません。
指定があるかどうかは、企業の採用ページや募集要項に明記されていることが多いため、事前にしっかりと確認しましょう。
自分なりのアレンジではなく、あくまで企業の指示に忠実であることが求められます。
⑤送付する書類に不足がないか
履歴書を提出する際には、同封が求められている他の書類もすべて揃っているかをしっかり確認する必要があります。
送付状や成績証明書、資格証明書、自己PR文など、企業によって必要な書類は異なっています。封を閉じる前にチェックリストを使って再確認し、不備がないようにしてください。
不足があると、せっかくの応募が無効になる可能性もあります。内容の確認は最後の一手間ではなく、採用に直結する大切な工程と捉えて臨みましょう。
履歴書を送付する際に気をつけたい封筒のポイント

履歴書の印象は中身だけでなく、封筒の選び方や扱い方でも左右されます。特に履歴書 封筒 サイズに関しては、「折らずに入るかどうか」が重要な判断基準になるでしょう。
実際に、適切なサイズを選び、ビジネスマナーに沿って記載・封入・提出することで、相手に丁寧な印象を与えることができます。
封筒は白色で無地、厚みがあるものが基本です。小さな封筒や柄入りなどは避けてください。また、封筒の書き方や渡し方・郵送方法にも注意が必要になります。
企業ごとの指定に従い、封筒内の書類不足にも気を付けましょう。
第一印象を損なわないためにも、封筒のサイズと扱い方にはしっかり気を配ることが大切です。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。