歯科衛生士の志望動機の好印象な書き方!例文付きでポイントを解説【新卒・転職】
歯科衛生士は人気の職業で、採用を勝ち取るためには、魅力的かつ的確な志望動機の作成が不可欠です。
しかし、多くの方が「志望動機で何を伝えればよいか?」「この医院を選んだ理由はどう書けばよいのか?」と悩んでいるのも事実です。
そこで本記事では、希望の歯科医院への就職を成功させるための志望動機のポイントを解説し、具体的な例文も紹介します。志望動機の書き方に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
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記事の監修者
人事 鈴木
新卒でベンチャー企業で求人広告の新規営業を経験 入社半年でテレアポ獲得数社内1位。新卒売り上げ1位を獲得。 その後Cmind groupの人事部に入社し、新卒採用を担当。 現在は学生の面談だけではなく採用戦略や広報にも携わっている。
記事の監修者
吉田
新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。プロフィール詳細
歯科衛生士の志望動機の通過率をあげるポイント

志望動機を効果的にアピールするためには、いくつかの重要なポイントを押さえる必要があります。
以下では、歯科衛生士の志望動機による通過率を上げるためのポイントについて詳しく説明します。
- 結論を一文でまとめる
- なぜ応募先に医院を選んだのかを明確にする
- 求められる人物像を理解し近づける
- 自分の強みや過去の経験で他の候補者と差別化する
- 入社後のビジョンやキャリアプランで本気度を示す
①結論を一文でまとめる
志望動機を書く際、最初に結論を一文で簡潔に伝えましょう。
採用担当者は忙しく、多くの応募書類に目を通すため、長々とした前置きは避けるべきです。
また結論を先に提示し、何を伝えたいのかを明確にすることで、採用担当者の興味を引きやすくなるでしょう。
例えば、「私は、貴院の患者中心のケアに共感し、これまでの経験を活かして貢献したいと考えています」などの形で、なぜ応募先を選んだのかを簡潔に記載すると伝わりやすいですよ。
②なぜ応募先の医院を選んだのかを明確にする
志望動機は、なぜその医院を選んだのか具体的に述べるようにしましょう。
競合他社や他の医院ではなく、なぜその医院なのかを明確に伝えるやり方により、応募者の本気度が伝わりますよ。
例えば「貴院が地域医療に力を入れており、患者一人ひとりに寄り添ったケアを提供している点に魅力を感じました」というように、医院の特徴や理念に共感していることを伝えましょう。
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③求められる人物像を理解し近づける
医院が求めている人物像を理解し、それに合わせた自己アピールを行いましょう。
求人情報や医院のウェブサイトをチェックし、どんなスキルや性格が求められているかを把握した上で志望動機を作成してください。
例えば、チームワークを重視する医院であれば「私はこれまで、チームの一員として協力しながら業務を遂行してきました。」などの具体的なエピソードを交えるのもおすすめですよ。
④自分の強みや過去の経験で他の候補者と差別化する
多くの応募者の中から選ばれるためには、自分の強みや過去の経験を活かして差別化する必要があります。
過去の経験から得たスキルや知識をアピールし、どう貢献できるかを具体的に示すと、他の候補者よりも一緒に働いているイメージがつきやすくなるでしょう。
例えば、「前職で培った歯周病治療の知識を活かし、貴院でも患者さんの健康を守るために貢献したい」という形で、自分ならではの経験やスキルを強調しアピールしましょう。
⑤入社後のビジョンやキャリアプランで本気度を示す
入社後のビジョンやキャリアプランを明確に伝え、医院への長期的な貢献意欲を示しましょう。
志望動機に入社後のプランをを含める内容は、採用担当者に対して強い印象を残せる可能性を高めてくれます。
例えば、「前職で培った歯周病治療の知識を活かし、貴院でも患者さんの健康を守るために貢献したい」と表現すると採用担当者に本気度が伝わるでしょう。
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キャリア別の志望動機の書き方

志望動機は、応募者のキャリア状況によって異なるアプローチが求められるでしょう。
以下では、新卒者・中途採用者・ブランクのある方それぞれのケースに応じた志望動機の書き方を解説します。
- 新卒で歯科衛生士を志す場合
- 中途で歯科衛生士経験者の場合
- ブランクのある歯科衛生士経験者の場合
①新卒で歯科衛生士を志す場合
新卒で歯科衛生士を目指す場合、学んできた知識や実習での経験をもとに、貢献できるかをアピールしましょう。
学生の頃に学んだ経験が応募先の企業に、就職してから業務で活躍できるかを志望動機に記載すると、自分を採用するメリットを提示できます。
また、医院の教育制度や研修制度に興味がある内容を記載すると、面接官へ好印象を与えやすくなるでしょう。
歯科衛生士に対する熱意や得意分野を記載するのも1つの方法ですが、学生らしさを出し、学んだ経験を活かせる内容にするのも大切ですよ。
②中途で歯科衛生士経験者の場合
中途採用の場合、前職の経験やスキルをどう活かすかが鍵です。
前職での具体的な業務内容や達成した成果を交えて、医院での貢献方法を伝える内容が求められます。
また転職の理由を聞かれた際に、マイナスな理由を提示してしまう方が多いですが、マイナスな一面を志望動機に記載するのは悪い印象を生みかねないので注意が必要ですよ。
③ブランクのある歯科衛生士経験者の場合
ブランクがある場合、休止期間に得た新たな経験やスキルを前向きに伝えましょう。
なぜなら、休止期間で得た経験を明確にした場合、なぜ休んでいたかを志望動機を読んだ人に伝えられるからです。
また、再度業務に復帰する意欲と準備をしっかりとアピールする意思が求められます。
再就職する前に「ホワイトニングコーディネーター」や「トリートメントコーディネーター」の資格など、歯科衛生士に関連する資格を取得すると良いでしょう。
【分野別】歯科衛生士の志望動機の例文

歯科衛生士の志望動機を書くなら、分野によって求められる人物像に沿うような文章を書きましょう。
ここからは、歯科衛生士として応募する際に参考となる分野別の志望動機の例文を、新卒者と中途採用者それぞれに分けて、合計10個紹介します。
- 一般歯科に応募する場合
- 小児歯科を特に希望する場合
- 訪問歯科を特に希望する場合
- 審美歯科・矯正歯科を特に希望する場合
- 口腔外科を特に希望する場合
さらに今回は、現在も就活生を内定に導いている現役のキャリアアドバイザーが、10個の例文を本気で添削!どんなポイントに注目して書くべきか知りたい人は、ぜひ参考にしてくださいね。
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【関連記事】
赤ペンESを徹底解説!エントリーシート無料添削サービスとは
①一般歯科に応募する場合
一般歯科は、虫歯や歯周病治療などを手掛ける診療科という分野です。
学生の頃や前職で得た経験をどう活かせるかを意識して志望動機を記載しましょう。
下記に、新卒と中途採用の例文を記載しておくので参考にしてください。
1. 新卒の場合の例文
最初に紹介する例文は、新卒で一般歯科に応募する場合の志望動機です。
過去の原体験とともに志望先との共通点を示すことで、意欲と適性の両面を効果的にアピールできる構成に仕上げました。
【結論】 私は、患者様一人一人 |
添削コメント|「不安や緊張を和らげる」という働きかけを明示し、入社後にもどのような対応をするのかを採用担当者にイメージさせやすい表現を加えました。 |
【根拠となるエピソード】 小学生の頃、虫歯の治療が怖くて通院を嫌がっていた私は、歯科衛生士の方の |
添削コメント|「どのように変わったのか」が伝わりづらかったため、実際のやりとりと心情の変化を詳細に描きました。志望者の原体験がよりリアルに伝わることで、志望動機に深みが出ます。 |
【エピソード詳細】 その方は、治療の流れを丁寧に説明し、不安な気持ちをくみ取ってくれました。おかげで私は |
添削コメント|体験の変化を「治療台に座れるようになった」と可視化することで、読者が情景をイメージしやすくなっています。 |
【企業を選んだ理由】 |
添削コメント|「診療方針に共感」はどの医院にも使えるため、HPや口コミなどで見られる具体的な姿勢を挿入することで、志望先に対する理解の深さと適性が伝わる志望動機になります。 |
【入社後】 入社後は、患者様に寄り添った丁寧な対応を心がけ、 |
添削コメント|「どうすれば信頼されるのか」という行動に落とし込むことで、採用担当者が重視する「日常業務の質」や「継続的な配慮の姿勢」を示すことができ、活躍がイメージされやすくなります。 |
【NGポイント】
どのような対応をするのか、どんな経験を通じて思考が変化したのかが曖昧になっていました。また、一般的な表現が多く本人ならではの行動や価値観が伝わりづらい状態でした。
【添削内容】
行動や体験の変化を描写する文に差し替えました。志望先の特徴についても、公式サイトなどで確認できる情報をもとに明示しました。
【どう変わった?】
「気持ちに寄り添う対応」や「小さな気配りを重ねる姿勢」など、歯科衛生士としての業務と行動が示されたことで、採用担当者が応募者の働く姿を自然に想像しやすくなりました。
・行動をイメージできる表現にする ・志望先ならではの特徴に言及する ・心境の変化が分かりやすいように表現する |
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2. 中途の場合の例文
続いては、一般歯科の中途採用に活用できる志望動機の例文を紹介します。
一般歯科の「地域密着」「信頼関係重視」といった特徴を反映しながら、実務経験をどのように活かしていくかを意識しましょう。
【結論】 |
添削コメント|元の文章は汎用的であるため、一般歯科を志望する意図や志望先への関心が伝わりにくいです。「地域に根ざす」「信頼関係を重視」といった一般歯科に特化した特徴を盛り込みました。 |
【根拠となるエピソード】 以前勤務していた一般歯科では、 |
添削コメント|「重要性を伝える取り組み」という表現から、問診・情報共有といった実務的な行動に言い換えることで、エピソードの説得力を高めました。 |
【エピソード詳細】 毎回の検診後に患者様の生活習慣に合わせたブラッシング指導や、 |
添削コメント|「食生活に配慮」「続けて通いたい」という具体的な状況や成果に置き換え、採用担当者に前職での実際の業務と成果が伝わりやすいよう工夫しました。 |
【志望先を選んだ理由】 貴院が地域密着型の診療体制を大切にされており、 |
添削コメント|応募先の特長と自分の経験をより結びつけた文章にしました。「丁寧に向き合う診療姿勢」「耳を傾ける経験」という言葉で説得力と一貫性を強化しています。 |
【入職後】 入職後は、 |
添削コメント|「観察力やヒアリング」といった能力、「継続的な通院支援」といった行動目標を明示することで、他の応募者との差別化を図れる文章になりました。 |
【NGポイント】
「なぜ一般歯科に応募したのか」「どのような経験を活かせるのか」といった点が曖昧でした。他の応募者との差が見えにくく、印象に残りづらい文章となっていました。
【添削内容】
「地域密着型」「継続的な通院支援」など、抽象語を具体的な行動・成果に置き換えました。また、応募先との接点を明確にし、本人の経験がどう活かされるかが伝わるよう整理しました。
【どう変わった?】
応募者がどのような思考でこの医院を選んだのかが明確になりました。「実務力」や「共感性」が明確に伝わるようになったため、信頼感や入社後の活躍がよりイメージしやすくなったでしょう。
・他の応募者との差別化を図る表現を使う ・視野の広さやスキルをアピールする ・漠然とした表現は実務的な行動に置き換える |
②小児歯科を特に希望する場合
小児歯科は、名前の通り子供に対して歯科診療をする役職です。
以下の例文を参考にして、学校で学んだ内容や前職の経験を活かした志望動機を作成しましょう。
1. 新卒の場合の例文
小児歯科を志望する新卒向けの志望動機例文を紹介します。
小児歯科を志望する際は、「子どもへの関わり方」や「不安への配慮」といった職種特有の視点を表現することが重要です。
【結論】 私は、歯の健康を通じて笑顔を支える存在になりたいと考え、貴院を志望します。 |
添削コメント|「関心を持った」だけでなく、小児歯科に対してどう貢献したいかまで踏み込んだ表現にすることで、意欲と適性が明確に伝わるようになりました。 |
【根拠となるエピソード】 幼少期に虫歯の治療で通っていた歯科医院の歯科衛生士さんが、 |
添削コメント|「優しく丁寧」では対応のどこが良かったのかが伝わりません。どんな行動が心に残ったのかを描写することで、エピソードとしての説得力が高まります。 |
【エピソード詳細】 |
添削コメント|行動について詳細に説明することで、志望度の高さを表すことが出来ます。また、「小児歯科=丁寧な説明が重要」という職種理解ともつながり、内容の一貫性が高まります。 |
【志望先を選んだ理由】 貴院が「子どもの気持ちに寄り添う対応」を重視されている点に共感しました。 |
添削コメント|「年齢に応じた対応方法」では他院との違いが分かりにくくなります。志望先研究をもとにした実際の取り組みを挙げることで、応募者の志望度と企業理解の深さが伝わります。 |
【入職後】 入職後は、専門的な知識や技術の習得に努めるとともに、 |
添削コメント|「信頼関係を築く力を伸ばす」は抽象的かつ努力目標にとどまっています。採用担当者に向けて実際の行動を示すことで成長意欲をアピールしましょう。 |
【NGポイント】
全体を通して、どのような行動や思考に基づいて志望しているのかが不明確になっていました。特に「関心を持った」「丁寧だった」といった語は、志望動機内で効果的ではありません。
【添削内容】
志望理由やエピソードにおける抽象語を、実際に起きた出来事や具体的な対応に変換しました。また、企業の特徴を活かした内容に調整し、企業理解と適性が伝わるよう表現を強化しました。
【どう変わった?】
単なる「やさしさ」や「共感」ではなく、小児歯科で求められる説明力・観察力・環境配慮などが伝わる内容となり、企業にとって採用したい人物像に近づいた志望動機に仕上がりました。
・志望先ならではの特徴と志望理由をつなぐ ・行動ベースで入職後の展望を語る ・子供への関わり方をアピールする |
2. 中途の場合の例文
続いて、中途採用で小児歯科を志望する際の志望動機例文です。
子どもへの対応経験を軸に、自身の行動や成果を具体的に述べつつ、企業の理念との接続や将来の活躍意欲まで明確に示した構成になるように注意しましょう。
【結論】 小児歯科に特化した知識と経験を活かし、 |
添削コメント|「成長に寄り添いたい」を「歯科衛生面から支える」と職務に即した具体性を持たせた表現に変更することで、志望の方向性が明確になります。 |
【根拠となるエピソード】 前職では地域密着型の歯科医院に勤務し、予防歯科の担当として多くの小児患者さんと接する機会がありました。特に、 |
添削コメント|緊張を和らげる対応の行動内容を明示することで再現性が生まれ、応募者の実力を分かりやすく伝えることが出来ます。 |
【エピソード詳細】 診療を極端に怖がるお子さまに対して、ブラッシング指導や日常的な声かけを通じて信頼関係を築くことができました。 |
添削コメント|保護者の声や「やりがい」という主観的な表現を、診療継続・予防意識といった“成果”につなげ、「小児歯科である必要性」としての説得力を強化しました。 |
【志望先を選んだ理由】 貴院は「子どもに寄り添った診療」を理念に掲げ、歯科衛生士が主体となって予防やケアに取り組む体制に魅力を感じました。また、継続的なスキル研修も行われており、 |
添削コメント|「自身の成長」は応募者目線すぎるため、企業で学びながらどう社会貢献したいか(=親子の安心感)を軸にして志望理由として再構成しました。 |
【入職後】 入職後は、これまでの経験を活かしてお子さま一人一人に寄り添いながら、 |
添削コメント|「不安の軽減と予防意識の定着」は抽象的すぎるため、具体的な行動(声かけや関わり方)と目標(印象づけ・予防行動)を示し、行動レベルでの再現性を持たせました。 |
【NGポイント】
小児歯科への適性や前の職場での経験が伝わりづらい文章になっていました。また、「やりがいを感じた」といった応募者目線の感情表現が多く、志望度や貢献意欲も不明瞭でした。
【添削内容】
小児歯科を選ぶ動機や、子どもとの関わり方の中で得た気づきについて、具体的なエピソードを用いて補足しました。また、「子どもの歯科体験をどう支えたいか」という軸を通し、主観的な感情を避けながら再構成しました。
【どう変わった?】
「この応募者なら現場でも通用する」と判断されやすい内容に改善されました。特に、実践的な対応や行動を記述することで再現性や即戦力が感じられ、採用後の活躍イメージが浮かびやすくなったでしょう。
・自分の成長だけでなく貢献意欲を強調する ・評価は客観的に表現する ・どのように子どもの対応ができるのかを伝える |
③訪問歯科を特に希望する場合
訪問歯科は、病気や持病などが原因で病院に通えない方の自宅へ訪問して治療をする役職です。
そのため、過去に治療の経験や前職で体験したエピソードがあると選考で有利になるでしょう。
以下に、新卒と中途採用の訪問歯科への志望動機を例文で紹介しているため、参考にして作成してください。
1. 訪問歯科(新卒)の場合の例文
新卒の応募者の訪問歯科への志望動機を、原体験とボランティア経験の両面から構成した例文を紹介します。
志望先が行っている業務内容との接点を明確にしながら、歯科衛生士としての役割意識を具体的に伝えることが大切です。
【結論】 私は、歯科医院へ通うことが難しい方にも |
添削コメント|より採用担当に意欲が伝わる志望動機にするには、「どんな人に」「どんな支援を」という視点を明確にしましょう。「継続的な口腔ケア」という訪問歯科ならではの特徴を盛り込むことで、志望分野が明確になりました。 |
【根拠となるエピソード】 祖母が寝たきりになってから歯科医院に通えず、食事がしづらくなった経験を通じて、 |
添削コメント|「通院困難な方にこそ」は少し強調し過ぎている表現です。ここでは訪問歯科の必要性をより広く捉え、「診療の必要性」と「支援の重要性」に分けて記述しました。 |
【エピソード詳細】 学生時代、介護施設でのボランティア活動を通じて、咀嚼や嚥下に悩む高齢者が多いことを知りました。口腔ケアが栄養や会話への意欲にも影響することを学び、 |
添削コメント|訪問歯科の実践に踏み出す意欲を言語化することで、エピソードと志望動機がしっかりつながり、説得力が増します。「なぜ訪問分野なのか」が納得できる構成になりました。 |
【志望先を選んだ理由】 貴院は地域に根ざし、 |
添削コメント|「単なる施術ではなく〜」は抽象的な印象を与えるため、訪問歯科ならではの“継続性”“生活支援”という文脈で再構成し、志望先の特色と自身の志望理由が結びつくようにしました。 |
【入職後】 入職後は、「食べる楽しみ」や「話す喜び」を支える口腔ケアを通じて、 |
添削コメント|訪問歯科では、継続的な観察力と関係構築が重要です。その点を明文化することで、より実務的で企業に響く内容へと強化しました。 |
【NGポイント】
訪問歯科を希望する理由が全体的に抽象的で、「通院が困難な方への支援」という大枠はあっても、具体性に欠けていた点が課題でした。また主観的な表現もあり、読み手に伝わりづらい部分が散見されました。
【添削内容】
訪問歯科の特徴や現場への理解が伝わるように調整しました。企業の支援方針との共通点も明示することで、志望先とのつながりを強調しています。
【どう変わった?】
訪問歯科に対する理解と意欲がより伝わる志望動機に仕上がりました。なぜ訪問歯科なのか、なぜこの医院なのかが一貫して説明されており、採用担当の印象に残りやすくなっています。
・「訪問歯科である必要性」を明確にする ・5W1Hを意識した文章を書く ・どう支援したいのかをアピールする |
2. 中途の場合の例文
次は、中途採用で訪問歯科を志望される方に向けた志望動機の例文を紹介します。
訪問歯科を志望する理由として、「現場での経験」と「訪問歯科の必要性への気づき」を盛り込むことを意識しましょう。
【結論】 訪問歯科の現場で、 |
添削コメント|訪問歯科における具体的な課題意識(通院の困難・継続的ケア)を入れることで、分野に合った具体的な志望理由として説得力を高めています。 |
【根拠となるエピソード】 以前勤務していた一般歯科医院では、 |
添削コメント|「苦労した経験」は主観的な表現だったため、事実ベースに改善しました。採用担当者は再現性のある事実描写を重視します。 |
【エピソード詳細】 特に印象に残っているのは、通院が困難な高齢患者様が、 |
添削コメント|「無理に来院された」という言葉はネガティブな印象を与えるため、「複数人がかりで支えた」と事実に即した柔らかい表現へ修正しました。 |
【志望先を選んだ理由】 貴院は訪問歯科診療に注力されており、 |
添削コメント|「研修制度」「チーム医療」は汎用的で、他院との違いが伝わりにくいため、訪問歯科ならではの「柔軟な対応」「多職種連携」など、企業の強みと自分の志望動機がつながるように言い換えました。 |
【入職後】 入職後は、 |
添削コメント|訪問歯科の特性上、単なる処置技術だけでなく、生活背景や家族対応への配慮も重視されます。そのため、より具体的な貢献内容に言い換えることで、入社後のイメージが明確になり評価が上がりやすくなります。 |
【NGポイント】
他業種でも通用する一般的なフレーズが見られ、訪問歯科という分野に特化した動機としての説得力に欠けていました。また、エピソードの描写もやや曖昧で、読み手が状況をイメージしづらい内容となっていました。
【添削内容】
「寄り添う」「丁寧な対応」などの曖昧な語を、訪問歯科に即した表現に言い換えました。また、事実描写を明確にするために、来院困難な事例の状況を再構築し、読み手の共感を得やすいよう調整しています。
【どう変わった?】
訪問歯科という分野性が明確になり、なぜその職場で働きたいのかが納得感のある形で伝わるようになりました。志望理由と企業特徴が一致し、企業視点でも好印象な内容になっています。
・転職理由を裏付ける原体験を明記する ・生活背景や家族対応への配慮もアピールする ・他院とはどう違うのかを言語化する |
④審美歯科・矯正歯科を特に希望する場合
審美歯科と矯正歯科は、口元や歯並びをきれいに整える分野です。
ホワイトニングや矯正関連の資格を取得していると、志望動機を作成しやすくなるため、事前に取得しておくのをおすすめします。
ここからは、審美歯科と矯正歯科に通用する志望動機の例文を紹介します。
1. 新卒の場合の例文
新卒で審美歯科や矯正歯科を志望する際の志望動機の例文を紹介します。
抽象的な感情表現は避け、技術や対応が患者に与える影響まで言及することで、専門性と自身の適性を伝える志望動機にしましょう。
【結論】 私は、患者様の笑顔に直接貢献できる審美歯科・矯正歯科の分野で、歯科衛生士として働きたいと考えています。衛生士として働きたいと考えています。 |
添削コメント|志望職種と希望分野を明確に示しており、簡潔でわかりやすい構成になっています。志望動機の主旨が最初に伝わるため、採用担当者も読みやすく好印象です。 |
【根拠となるエピソード】 きっかけは、学生時代に受けた矯正治療を通して、 |
添削コメント|「自信を持って笑えるようになった」をさらに詳細に表現し、行動や性格の変化に踏み込むことでより審美歯科への関心が伝わる文章にしています。「具体的な行動や気持ちの変化」で根拠を補強することが重要です。 |
【エピソード詳細】 その経験から、私も外見だけでなく気持ちまで明るくできる仕事がしたいと思いました。専門学校での |
添削コメント|より信憑性のあるエピソードに仕上げるために、実習経験を通して得た患者の声の引用を用いました。審美歯科ならではの意義と職種理解の深さが伝わり、効果的な文章になりました。 |
【志望先を選んだ理由】 貴院が掲げる「一人ひとりに合わせたトータルケア」の方針に |
添削コメント|貴院の具体的な取り組みと自分の価値観との接点に言い換えることで、より志望度が伝わる文章に修正しました。理念への共感に加え「自分との相性」も言語化すると強みになります。 |
【入職後】 入職後は、患者様の |
添削コメント|「ニーズをくみ取る」「寄り添う」といった抽象語を、「悩みや要望を伺う」「前向きな気持ちで治療に臨めるようにする」と具体化し、歯科が期待する“患者対応力”と“技術力”の両立を明確に示しました。 |
【NGポイント】
抽象表現によって、志望動機としての説得力がやや弱い箇所がありました。また、自身の経験も感情面の記述にとどまり、行動や意識の変化が見えにくかった点が課題でした。
【添削内容】
場面描写や患者とのやりとりなど実体験に基づいた文に言い換えました。また、企業選定理由も理念と自分の経験を結びつけて説得力を高めています。
【どう変わった?】
「どんな経験から志望しているのか」「自分がどのように活躍できるのか」が明確になり、採用側から見て審美・矯正を希望する動機が一貫して伝わり、納得感のある志望動機に仕上がりました。
・一般歯科との差別化を図る ・場面描写に客観性を持たせる ・経営理念と自分の価値観を結びつける |
2. 中途の場合の例文
続いて、中途採用で審美歯科・矯正歯科を志望する際の志望動機を紹介します。
自己成長だけでなく、志望先への貢献を重視した構成に整えることが重要です。常に「相手視点」を意識して作成しましょう。
【結論】 患者様の口元に自信と笑顔を届けられる歯科衛生士として、 |
添削コメント|「経験を活かす」「即戦力として関わる」など、企業に貢献する姿勢を明確にした表現に変更し、採用担当者に好印象を与えやすい文章になりました。 |
【根拠となるエピソード】 前職では一般歯科にて予防処置や保健指導に従事する中で、口元の見た目に悩む患者様が前向きな表情を取り戻す様子に触れ、 |
添削コメント|「美しさも健康の一部と感じた」という表現は個人的な感想にとどまっているため、業務経験に裏打ちされた気づきに変えることで、エピソードに深みを出しました。 |
【エピソード詳細】 特に、矯正治療を終えた10代の患者様が「これで笑えるようになった」と話してくれた姿が印象的でした。その経験から、 |
添削コメント|「経験を積みたい」は応募者側のメリットに重きが置かれているため、あくまで患者目線を大切にすることをアピールできるような表現に変更しました。 |
【志望先を選んだ理由】 |
添削コメント|「症例数が多い」などの表現は他院にも通用しやすく、動機に独自性が感じられません。具体的な診療方針や支援体制に触れることで、志望先への理解度を強調できるでしょう。 |
【入職後】 |
添削コメント|「技術と知識を深めたい」は自己成長が主語になりやすく、採用側には貢献イメージが伝わりません。採用者目線で「どう役立てるか」にフォーカスすることで、採用担当の評価も高まります。 |
【NGポイント】
自己成長を軸にしすぎた表現が多く、貢献意欲が不明瞭になっていました。また、「魅力を感じました」が連続して用いられており、志望度の強さが伝わりづらかった点も課題です。
【添削内容】
「貢献できる人物」として伝わるよう、自身の経験をどう活かすかを強調しました。さらに、「なぜこの歯科なのか」が明確になるよう、特徴と自分の価値観を結びつけています。
【どう変わった?】
自己成長ベースだった内容が、即戦力性や貢献意識に置き換わったことで、採用側が評価しやすい内容になりました。内容全体の論理性と一貫性も高まり、説得力ある志望動機に仕上がっています。
・一般歯科との差別化を図る ・即戦力としてアピールできる表現を使う ・前職経験の活かし方を明示する |
⑤口腔外科を特に希望する場合
口腔外科は、口や顎周りの組織に生じる疾患やガンといった症状に対応する分野です。
スポーツによる外傷や親知らずの抜歯なども業務に入っているため、体験談がある方はエピソードとして志望動機に入れ込むと良いでしょう。
ここからは、口腔外科の志望動機を例文で紹介するので参考にしてください。
1. 新卒の場合の例文
口腔外科を希望する新卒向けの志望動機の例文を紹介します。
自身の経験や業務理解をもとに説得力のある文章に仕上げることがポイントです。
【結論】 私は、外科的処置の現場で患者さまの不安を軽減し、 |
添削コメント|「安心を提供できる」という汎用的な表現から「術中・術後のフォロー」という支援行動を言及することで、目指す姿がより明確に伝わります。 |
【根拠となるエピソード】 高校時代に親知らずの抜歯で不安を抱えていた際、歯科衛生士の方が |
添削コメント|「優しく声をかけた」だけでは印象が弱いため、どんな配慮が心に残ったのかを具体的に述べることで、歯科衛生士という職種への関心の深さを効果的に伝えられます。 |
【エピソード詳細】 専門学校での実習では、術前の説明補助や術後の体調管理を担当し、 |
添削コメント|単に「過程にやりがい」では表現が曖昧であるため、表情・言葉といった具体的な変化にに触れることで説得力を強化しました。 |
【志望先を選んだ理由】 貴院は、専門的な外科治療に力を入れているだけでなく、 |
添削コメント|「術後フォロー」「痛みへの配慮」といった要素を挙げることで、その医院独自の特徴と「患者目線を大事にしたい」という応募者の価値観の一致が明確になります。 |
【入職後】 入職後は、基本的な業務を確実にこなしながら、口腔外科に関する知識と技術をさらに深め、 |
添削コメント|「安心につながるサポート」も抽象的で、具体的にどのように貢献するかが伝わりません。「不安軽減」という患者目線の貢献内容にすることで、職務理解の深さと意欲を明確に打ち出せます。 |
【NGポイント】
応募者独自の視点や体験が十分に伝わっていなかった点が問題でした。特に「安心」「配慮」といった言葉は、採用担当にとって印象が薄れてしまいます。
【添削内容】
志望の根拠となる経験を説得力のあるかたちで示しました。また、その医院ならではの特徴が伝わるよう、患者対応への姿勢に焦点を当てて添削しました。
【どう変わった?】
どのような行動で貢献できるかが明確になったため、業務理解の深さや実践力が伝わりやすくなりました。応募者自身の経験と、口腔外科という専門性が一貫してつながる構成に仕上がっています。
・口腔外科の専門性に言及する ・過去の経験と志望動機をつなげる ・行動ベースで語る |
2. 中途の場合の例文
中途採用で歯科衛生士として口腔外科を志望する場合の志望動機の例文です。
前職などでの経験からや行動を軸に構成し、口腔外科の専門性に言及することで、志望動機と自分の強みがより伝わる内容に仕上げています。
【結論】 私は、患者様に寄り添いながら |
添削コメント|「高度な処置に関われる」という表現では志望分野がなぜ口腔外科なのかが伝わりづらいです。「外科的な処置に対応できる」と言い換えることで、専門性を深めたいという意図が明確になりました。 |
【根拠となるエピソード】 前職では、口腔外科も設置されている総合歯科医院に勤務し、インプラントや外科的処置のサポートを担当する中で、 |
添削コメント|「術前の説明や術後ケア」という行動ベースの内容に置き換えることで、採用担当者へのアピールとして効果的な貢献内容へと改善されました。 |
【エピソード詳細】 手術前の患者様に対して、処置の流れや術後のケア方法を丁寧にお伝えすることで、 |
添削コメント|患者からの反応(感謝の言葉)を盛り込むことで説得力を高めました。主観的な感想ではなく、行動の結果としての実感に落とし込むことで、信頼性が増す構成を心がけましょう。 |
【志望先を選んだ理由】 貴院が地域に根ざしながらも、口腔外科において専門性の高い診療体制を整えておられる点に感銘を受けました。また、 |
添削コメント|「なぜこの医院なのか」という志望理由の根拠が明確になるように添削しました。自身の経験やスキルと関連付けることで独自性が高まっています。 |
【入職後】 入職後はこれまでの経験を生かしながら、 |
添削コメント|「新たな技術」では、どのようなスキル向上を目指しているのかが伝わりにくいので、口腔外科の特徴に沿って「外科処置」「器具の取り扱い」と修正しました。 |
【NGポイント】
なぜ転職したいのか、またどのような貢献ができるかについて詳しい言及が不足しており、曖昧な印象を与えていました。また、主観的な言い回しがあり、説得力が弱まっていました。
【添削内容】
業務内容に即した具体的な処置名や、患者様対応におけるエピソードの成果を盛り込みました。また、「スキルアップの場に最適」という点でなぜその医院を選んだのかを明確にしました。
【どう変わった?】
採用担当者が「この人は即戦力として活躍できそうだ」と感じられる構成に変わりました。期待できる活躍像が伝わりやすくなり、高評価も得やすい内容に仕上がっています。
・主観的な言い回しは避ける ・経験は成果とセットにする ・志望理由に独自性をもたせる |
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履歴書の印象を悪くする志望動機のNG例

履歴書における志望動機は魅力的である一方、書く内容によっては逆効果になりかねません。
以下に、履歴書から受ける印象を良くするために、避けるべきNGな志望動機の例を紹介します。
- 応募先の医院でなければならない理由がない
- 過去の経歴と志望動機が繋がっていない
- 給料や待遇ばかりを理由にしている
①応募先の医院でなければならない理由がない
「どこの医院でも良い」という印象を与える志望動機は、採用担当者にマイナスな評価につながります。
具体的に応募先でなければならない理由が記載されていないと、採用しても熱心に働いてくれないと判断されてしまうからです。
以下の例文は、応募先の医院でなければならない理由がないNG例なので、真似しないでくださいね。
私が口腔外科を中途採用で志望する理由は、これまでの歯科衛生士としての経験を基に、さらに高度な専門技術を習得し、患者さんの生活の質向上に貢献したいと考えたからです。 前職では、一般歯科や予防歯科で多様な患者さんに対応し、確かな技術とコミュニケーション能力を磨いてきましたが、より専門性の高い口腔外科の分野で新たな挑戦を求めています。 外科的処置を必要とする患者さんに対して、的確で丁寧なケアを提供することで、患者さんの痛みを和らげ、快適な生活を取り戻すサポートができると考えています。 常に学び続ける姿勢を持ちながら、信頼される歯科衛生士として成長していきたいと考えています。 |
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②過去の経歴と志望動機がつながっていない
過去の経歴や経験と志望動機が一致していない場合、志望した意図が不明瞭になってしまいます。そのため、過去の経験をどう活かして医院に貢献できるかを明確に示しましょう。
以下の例文は、過去の経歴と志望動機が繋がっていないNG例なので、真似しないでくださいね。
私が口腔外科を中途採用で志望する理由は、これまでのキャリアとは異なる新たな分野で挑戦し、専門技術を身につけたいと考えたからです。 前職では主に事務職として働いてきましたが、直接患者さんに関わる医療分野に興味を持つようになり、特に口腔外科の専門性とその重要性に強く惹かれました。これまでの経験とは異なる分野ですが、コミュニケーション能力や細やかな対応力を活かして、患者さんのサポートに貢献したいと考えています。 医療の現場で新たなスキルを学び、患者さんに安心と信頼を提供できる歯科衛生士として成長していきたいと思います。 |
③給料や待遇ばかりを理由にしている
志望動機で給料や待遇だけを理由に挙げることは、採用担当者にマイナスな印象を与えてしまいます。
もちろん待遇は重要ですが給料だけを理由にすると、長期的な働き方が期待できないと判断される可能性が高いので注意しましょう。
以下の例文は、給料や待遇ばかりを理由にしているNG例なので、真似しないでくださいね。
私が口腔外科を志望する理由は、他の職場と比べて給与が高く、待遇が良いと聞いたからです。 特に、福利厚生が充実している点や、残業が少ないといった働きやすさが魅力的だと感じました。 これまでの仕事では給与面での不満がありましたが、こちらの職場ではしっかりとした報酬が得られるため、安心して働けると考えています。 専門的なスキルを身につけることも興味がありますが、やはり給与や待遇が大きな決め手となりました。 |
歯科衛生士の志望理由は結論から伝えよう

歯科衛生士としての志望動機は、結論から明確に伝えるようにしましょう。
また、応募先の医院に対する具体的な共感や、自身の経験やスキルをどう活かせるかを明確に示す内容が求められます。
さらに、キャリア別に適切なアプローチを取り、分野別の具体的な志望動機の例文を参考にしながら、自分自身に合った内容を作成してくださいね。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。