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【例文20選】インターン履歴書の書き方の基本|志望動機・自己PRの書き方を解説

「インターンの履歴書って、何を書けばいいのか分からない…」

就活の第一歩として重要なインターン選考。中でも履歴書は、あなたの人柄や意欲を伝える大切な書類です。

しかし、限られたスペースで志望動機や自己PRをどう書けばいいか悩む学生は少なくありません。

そこで本記事では、インターン履歴書の基本的な書き方から、業界別・強み別の例文集までをわかりやすく解説していきます。

書類通過率を上げたい方は、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

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目次

インターンの履歴書とは?

インターンの履歴書は、学生としての自分を企業に伝えるための基本的な情報をまとめたものです。名前や学歴だけでなく、志望動機や自己PRも含まれます。

一見すると簡単に感じるかもしれませんが、企業はその限られたスペースから「この学生と会ってみたいか」を判断しています。

インターン段階であっても、企業は今後の採用候補として見る可能性があります。

だからこそ、準備段階から手を抜かず、きちんと履歴書に向き合う姿勢が、後の就活にもつながるはずですよ。

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インターンの履歴書で企業が知りたいポイント

企業が履歴書で見ているのは、学生の熱意やスキルだけではありません。自社との相性や将来性まで含めて、多角的に判断しています。ここでは、担当者が注目している具体的なポイントを紹介します。

  1. なぜこの企業のインターンに応募したのか?
  2. 企業で活かせるスキルや強みが明確に書かれているか?
  3. インターンに対する意欲や熱意は感じられるか?
  4. 将来のキャリアビジョンがインターン先と合っているか?
  5. 自己PRにエピソードや具体性はあるか?
  6. 学業や課外活動での実績はどう評価されるか?
  7. 協調性・主体性などの人物面が伝わっているか?
  8. 企業文化や業界への理解度が読み取れるか?

① なぜこの企業のインターンに応募したのか?

志望理由が明確であることは、履歴書のなかでも特に重視されるポイントです。企業側は、応募者がなぜ自社を選んだのかを知りたいと考えています

たとえば「大学で学んだ〇〇に関心があり、貴社の□□事業に強く惹かれました」といったように、自分の経験や興味と企業との接点を具体的に示すと効果的です。

逆に「成長できそうだから」などの抽象的な理由だけでは説得力に欠けてしまいます。企業への理解と自分の将来像を結び付けて伝えることが大切です。

② 企業で活かせるスキルや強みが明確に書かれているか?

自分の持つ力が企業でどう活かせるのかを伝えると、担当者に強い印象を与えられます。たとえば「接客のアルバイトを通して相手のニーズをくみ取る力を培いました。

その経験を御社のサービス提案に活かしたいです」といったように、具体的なエピソードと意欲をセットで示しましょう。

スキルは、ただ並べるだけでは伝わりません。背景となる経験や成果を添えることで、説得力がぐっと高まります

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③ インターンに対する意欲や熱意は感じられるか?

企業は、意欲のある学生を求めています。なぜなら、インターンは短期間で成果を出すことが求められるからです。

履歴書では「〇〇の業務に携わり、自分の△△という弱点を克服したい」といった前向きな姿勢を盛り込むと、熱意が伝わります。

うわべだけの志望動機ではなく、目的や意図がはっきりしていることが信頼につながるでしょう。本気度を見せることが、インターン選考通過のカギです。

④ 将来のキャリアビジョンがインターン先と合っているか?

インターン先と、将来のキャリアにどんなつながりがあるのかを明示できれば、説得力が一気に増します。

「将来〇〇職に就きたいと考えており、その第一歩として貴社の□□業務に携わりたいと考えました」といった具合に、明確なビジョンを持っていることを伝えましょう。

インターンを通して何を得たいのか、そしてその経験をどう活かすのかまで考えている学生は、評価されやすくなります。

⑤ 自己PRにエピソードや具体性はあるか?

履歴書の自己PRは、具体的なエピソードがあってこそ魅力的になります。「責任感があります」とだけ書いても印象には残りません。

「ゼミでリーダーを務め、メンバー間の意見調整を行い、発表準備をまとめあげた」といったように、行動の内容や成果を伝えることで説得力が生まれます。

他の応募者との差をつけるには、自分らしい体験を盛り込むことが必要です。

⑥ 学業や課外活動での実績はどう評価されるか?

企業は、学生がどのように大学生活を過ごしてきたかにも注目しています。学業・サークル活動・アルバイトなど、何に取り組み、どんな成果や成長を得たのかを伝えましょう。

「ゼミで月1回の発表を担当し、わかりやすく伝える力が身につきました」といった形で、成果を具体的に述べることがポイントです。どのように努力してきたかを丁寧に書けば、評価されやすくなります。

⑦ 協調性・主体性などの人物面が伝わっているか?

企業はスキルだけでなく、人柄も重視しています。とくにインターンではチームで動く場面も多いため、協調性や主体性のある学生が求められます

「文化祭の実行委員として、困っている後輩をサポートしながら作業を進めた」など、エピソードを通じて自分の姿勢を伝えましょう。肩書きよりも、どう行動したかが重要です。

⑧ 企業文化や業界への理解度が読み取れるか?

企業研究がしっかりできているかどうかは、履歴書からも伝わってきます

「〇〇という貴社の方針に共感し、□□という取り組みに魅力を感じました」といった一文があれば、他の応募者と差をつけられるでしょう。

業界の動向や企業の理念を理解したうえで、自分との接点を伝えることで、「この学生は調べているな」と好印象を与えられます。

インターンの履歴書は手書きとPCどちらで作成すべき?

履歴書を手書きにするべきか、PCで作成するべきかは、多くの就活生が迷うポイントです。それぞれにメリットと注意点があるため、応募先に合った方法を選ぶことが重要です。

ここでは、両者の特徴を整理し、適切な選び方について解説します。

  1. 手書きの履歴書のメリット・デメリット
  2. PC作成の履歴書のメリット・デメリット
  3. 応募先の指定がある場合

① 手書きの履歴書のメリット・デメリット

手書きの履歴書には、温かみや誠実さが伝わりやすいという強みがあります。採用担当者によっては、字から人柄や丁寧さを感じ取りやすいと評価する場合もあるでしょう。

特に、中小企業や伝統ある企業では、手書きを好まれるケースも見られます。ただし、誤字があると一から書き直す必要があり、時間がかかる点がネックです。

読みづらい文字や書き損じはマイナス印象になりやすいため、丁寧に仕上げる自信がある人に向いています

② PC作成の履歴書のメリット・デメリット

PCで作成した履歴書は、見た目が整いやすく、ミスの修正もしやすいため効率的です。多くの企業ではPDFなどの形式での提出を求めることがあり、特にIT系や大企業では一般的でしょう。

一方で、フォーマットが均一になりやすく、個性が伝わりづらい面もあります。

また、文字サイズや行間、フォントに注意しないと見づらくなることもあるため、レイアウトや読みやすさへの配慮が欠かせません

③ 応募先の指定がある場合

最も重要なのは、応募先の企業が履歴書の形式を指定しているかどうかを確認することです。

「手書きで提出」「専用フォーマットを使用」「PDF形式で提出」などの指定がある場合、それに従わなければ選考対象外になることもあります。

応募前には募集要項や案内メールをしっかり読み、指示に従ってください。形式を守ることは、ビジネスマナーの基本でもあります。

インターンの履歴書用紙の選び方

履歴書は書く内容だけでなく、どのような用紙を使うかも重要です。項目の構成や余白の広さなどによって、伝えたい情報の印象も変わってきます。

ここでは、履歴書用紙を選ぶときに注目したい4つのポイントを紹介しています。

  1. A4サイズの履歴書を選ぶ
  2. 志望動機や自己PR欄が広い履歴書を選ぶ
  3. 本人希望記入欄がある履歴書を選ぶ
  4. 学歴・資格欄が整理された履歴書を選ぶ

① A4サイズの履歴書を選ぶ

企業に提出する履歴書は、基本的にA4サイズが推奨されます。印刷しても見やすく、PC作成・手書きのどちらにも対応しやすいためです。

オンライン提出が増えている今、A4で整った見た目の履歴書は扱いやすく、採用担当者の目にも止まりやすいでしょう。

逆にB5など小さめのサイズだと、文字が詰まりやすく情報量も限られがちです。迷ったときはA4サイズを選んでおけば安心でしょう。

② 志望動機や自己PR欄が広い履歴書を選ぶ

自分の強みをしっかり伝えるには、志望動機や自己PR欄が広い履歴書が適しています。欄が小さいと、内容を削る必要が出てしまい、印象に残りにくくなります。

広めのスペースがあれば、具体的なエピソードも書きやすく、あなたらしさを伝える文章にもつながるでしょう。履歴書を選ぶときは、項目の有無だけでなく欄の広さにも目を向けてみてください

③ 本人希望記入欄がある履歴書を選ぶ

インターンでは、希望する期間や勤務可能日をあらかじめ伝えておくことが大切になります。その際に便利なのが「本人希望記入欄」です。

この欄がある履歴書を使えば、無理のないスケジュール調整につながり、企業との行き違いも避けやすくなります。

記載欄がない場合、別紙で伝える手間が増えるため、最初からこの欄があるフォーマットを選んでおくのが無難です。

④ 学歴・資格欄が整理された履歴書を選ぶ

学歴や資格を見やすく記載できるかどうかも、大事なポイントです。欄が整っていて、記入スペースに余裕がある履歴書は、読む側にも優しく伝わりやすい特徴があります。

情報を分かりやすく届けるためには、罫線や余白のバランスも意識してください。書きやすさと読みやすさの両方を意識して履歴書を選ぶと、好印象につながりやすくなります。

インターンの履歴書の基本的な書き方

履歴書は、第一印象を左右する大切な書類です。内容が整っていることはもちろん、読みやすさや丁寧さも評価されます。ここでは、各項目ごとの書き方のポイントを紹介しましょう。

  1. 日付
  2. 基本情報
  3. 学歴
  4. 資格・免許
  5. 志望動機
  6. 自己PR
  7. 趣味・特技
  8. 本人希望

① 日付

履歴書の日付は「提出日」または「郵送日」を記載してください。作成日ではなく、実際に相手へ渡す日を基準にします。

日付が古いと、「使いまわしかな?」と思われる可能性もあるため、書き直してでも最新の日付にしておきましょう。

和暦・西暦は履歴書全体で統一するのが基本です。どちらかに決めたら、他の項目でも揃えることが求められます。

② 基本情報

氏名・住所・連絡先などの基本情報は、丁寧に誤字なく記入することが大前提です。特に、メールアドレスや電話番号の記載ミスは連絡不能につながるため、慎重に見直してください。

ふりがなは「ひらがな」で統一し、氏名の漢字との対応が合っているかも確認が必要です。履歴書は第一印象を左右する書類なので、丁寧な文字や整ったレイアウトを心がけましょう。

③ 学歴

学歴は、中学校卒業から記入を始めるのが一般的です。学校名は略称を避け、正式名称で記載しましょう。

「○○中学校 卒業」「○○高等学校 入学・卒業」「○○大学○○学部○○学科 在学中」など、年号とともに時系列で整然と並べることが大切です。

また、和暦・西暦の表記は他の項目と合わせて統一してください。大学については、学部や学科まで具体的に書くことで、学んでいる分野を企業側が把握しやすくなるでしょう。

項目の揃え方や書き方一つで、全体の読みやすさや印象が大きく変わってきます。

④ 資格・免許

取得している資格や免許がある場合は、正式名称で記載し、取得した年月順に並べていきましょう。たとえば「2023年3月 実用英語技能検定2級合格」といった書き方が基本です。

まだ合否が出ていない試験については、「2025年7月 ○○検定受験」などと書いても構いません。

資格が少ない場合や記入できる内容がない場合は、空欄のままにせず「特になし」と記載した方が履歴書全体のバランスがとれ、見栄えも整います。

内容の正確さと丁寧な記入が、あなたの誠実な姿勢を伝えることにつながるでしょう。

⑤ 志望動機

志望動機欄では、「なぜその企業でインターンをしたいのか」という自分の思いや背景を具体的に伝えることが重要です。

企業の特徴や事業内容、社風などを事前に調べ、自分の関心や将来の目標とどうつながるかを丁寧に言葉で表現しましょう。

「御社の○○事業に関心を持ちました」「○○のスキルを実務で学びたいと考えています」など、具体的な理由を入れると説得力が増します。

抽象的な表現では印象に残りにくいため、自分の言葉でしっかりと動機を伝えることがポイントです。

⑥ 自己PR

自己PRでは、自分の強みを伝えるだけでなく、その強みがどのような経験から生まれたのかを合わせて説明すると説得力が高まります。

たとえば「接客アルバイトでの経験を通じて、相手の立場を考えた行動を心がけるようになった」など、具体的な場面やエピソードを交えて書くと効果的です。

すべての強みを網羅する必要はなく、一つに絞って深く掘り下げる方が印象に残りやすくなります。自分の力が企業でどのように役立つか、という視点を持って書くことが大切です。

⑦ 趣味・特技

趣味・特技欄は、履歴書のなかでもあなたらしさが表れる部分です。短い内容でもかまいませんが、少し工夫を加えるだけで、読み手の印象は大きく変わります。

たとえば「読書」だけでなく「歴史小説を中心に読んでいます」と書くことで、より具体的で人柄が伝わりやすくなります。

また、特技が思いつかない場合は、「早起き」「料理をすること」など、日常生活で自然に行っていることでも十分にアピールになるでしょう。

面接の際の話題にもつながるので、自信を持って記入してください

⑧ 本人希望

本人希望欄は、勤務可能な曜日や時間帯など、自分のスケジュールに関する要望を伝えるところです。

インターンでは学業との両立が前提となるため、「週3日勤務、午後2時以降を希望」など、具体的かつ現実的な記入が求められます。

希望がある場合は率直に書いて問題ありませんが、特に伝えるべき要望がない場合は、「貴社のご都合に合わせます」などと記載しておくと丁寧な印象になるでしょう。

内容の簡潔さと配慮のバランスが大切です。

インターンの履歴書を記入するときのポイント

履歴書は、企業が応募者を知るための大切な書類です。どんなに内容が良くても、読みづらいと印象を下げかねません。

ここでは、書き方や表現など、記入時に意識したい基本ポイントを紹介します。

  1. 消せるペンはNG、基本は黒インクのペンで記入する
  2. 読みやすさを意識して丁寧に書く
  3. 改行やスペースで読みやすさを意識する
  4. 適切な敬語・表現を使い丁寧な文章を心がける
  5. 志望動機と自己PRに一貫性を持たせる
  6. 修正は不可、ミスがあれば履歴書は書き直す

① 消せるペンはNG、基本は黒インクのペンで記入する

履歴書を書く際には、消せるペンではなく黒インクのボールペンや万年筆を用いるのが基本です。

消えるインクは、あとから内容を書き換えられる可能性があるため信頼性に欠け、企業側に不安を与えるおそれがあります。

また、シャープペンシルや薄い色のペンはコピーを取ったときに文字がかすれやすい点にも注意が必要です。

なるべくインクの濃いペンを選び、書き出しから終わりまで筆跡の濃さがムラにならないよう意識しましょう。文字が薄くならないよう、筆圧を一定に保ち、はっきりとした線で書くことが大切です。

② 読みやすさを意識して丁寧に書く

字に自信がない場合でも、ゆっくり丁寧に書くことで誠実さは十分に伝わります。面接官は短時間で多数の履歴書を確認するため、雑な字や乱れた行間はネガティブな印象を与えかねません。

ペンを持つ角度を安定させ、行の中心を意識しながら書くと文字が揃いやすくなります。誤字脱字の防止にもつながるため、焦らず時間をかけることが重要です。

全体のバランスを見て、余白との対比が美しくなるよう気を配りましょう。

③ 改行やスペースで読みやすさを意識する

内容だけでなく、視覚的なレイアウトも読みやすさを左右します。長い文章は適度に改行を入れ、段落ごとに1行空けると情報が整理され、目が滑りにくくなるでしょう。

文と文の間に少しスペースを取るだけで、読み手の負担が軽減され、内容が頭に入りやすくなる効果があります。

行末まで文字を詰め込むと窮屈に見えるため、語尾を調整して余白を適度に残すのもポイントです。全体を俯瞰して、見た目のリズムが整うように心がけましょう。

④ 適切な敬語・表現を使い丁寧な文章を心がける

履歴書では、正しい敬語を用いることが信頼につながります。「です・ます」調で統一し、「貴社」「御社」などの呼称を誤用しないよう注意してください。

たとえば「御社様」のような二重敬語は避けるべき表現です。また、話し言葉や略語を混ぜるとカジュアル過ぎる印象になるため、ビジネス文書としてのフォーマルさを保ちましょう。

文章を作成したら、一度声に出して読んでみると不自然な表現や言い回しを見つけやすくなります。

⑤ 志望動機と自己PRに一貫性を持たせる

志望動機と自己PRの内容が食い違っていると、伝えたいメッセージがぼやけてしまいます。

まず、自分の強みが応募先でどう役立つかを具体的に整理し、双方で同じキーワードやエピソードを活用すると一貫性が生まれるでしょう。

たとえば「チームワーク」を強みとして挙げるなら、志望動機でも「チームで成果を上げる経験を活かしたい」と触れると説得力が増します。

全体の構成を先に決めることで、論理の流れがスムーズになり、読み手に安心感を与えることが可能です。

⑥ 修正は不可、ミスがあれば履歴書は書き直す

履歴書は正式なビジネス文書であり、誤字脱字を修正テープや二重線で訂正するのは望ましくありません。ミスに気づいたら、新しい用紙に最初から書き直すのが原則です。

下書きを別紙に行い、内容に問題がないか十分に確認してから清書に移ると効率的でしょう。書き損じを減らすため、薄く鉛筆でガイドラインを引き、清書後に丁寧に消す方法も有効です。

コピー用紙で数回練習してから本番に臨むと、文章の流れや字の配置が安定し、完成度を高められます。

【業界別】インターンの履歴書に記載する志望動機の例文

「志望動機の書き方がわからない」「業界ごとの書き分け方に自信がない」と感じている方も多いのではないでしょうか。

ここでは、インターン応募時に役立つ業界別の志望動機の例文を紹介します。

志望先の業界に合わせて、自分の経験や関心をどう言語化すればよいかの参考にしてください。

  1. 例文① IT業界向けの志望動機
  2. 例文② 金融業界向けの志望動機
  3. 例文③ 商社業界向けの志望動機
  4. 例文④ 人材業界向けの志望動機
  5. 例文⑤ 不動産業界向けの志望動機
  6. 例文⑥ 出版業界向けの志望動機
  7. 例文⑦ マスコミ業界向けの志望動機
  8. 例文⑧ コンサル業界向けの志望動機
  9. 例文⑨ サービス業界向けの志望動機
  10. 例文⑩ 食品メーカー業界向けの志望動機

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【関連記事】
赤ペンESを徹底解説!エントリーシート無料添削サービスとは

例文① IT業界向けの志望動機

IT業界のインターンに応募する際は、「なぜIT業界に興味を持ったのか」と「どのような学びを得たいか」が伝わる志望動機が効果的です。

ここでは、プログラミングやIT技術への関心をもとにした例文を紹介します。

《例文》

私は、大学の授業で初めてプログラミングに触れたことをきっかけに、IT技術が社会の仕組みを根本から支えていることに強く興味を持ちました。

特に、Webサービスやアプリ開発を通じて多くの人の課題を解決する力がある点に魅力を感じ、情報系のゼミに所属して実践的な開発を学んでいます。

今回のインターンでは、貴社が提供しているサービスの設計思想やチームでの開発プロセスを実際に体験し、自分の技術力を実務にどう活かせるのかを学びたいと考えています。

IT業界で働くことを将来のキャリアの軸にしたいと考えており、本インターンでの経験を通して、その第一歩を踏み出したいです。

《解説》
身近なきっかけから興味を持ち、学んでいる内容と企業での学びの接続点を示すことで説得力が生まれます。技術だけでなく「なぜその企業か」も必ず含めましょう

例文② 金融業界向けの志望動機

金融業界のインターンでは、「数字に強いこと」や「社会との接点に興味があること」などが伝わる志望動機が効果的です。

ここでは、経済への関心や学業の延長としての金融志向を軸にした例文を紹介します。

《例文》

私は、高校時代に起きた円安の影響で家計に変化があった経験から、経済の動きが人々の生活に大きな影響を与えることに興味を持ちました。

大学では経済学を専攻し、ゼミでは金融政策と企業経営の関係について学んでいます。

特に貴社が個人・法人向けに提供している資産運用や融資サービスに関心があり、実際にどのようにお客様と向き合い、信頼を築いているのかを現場で学びたいと思いました。

金融の知識を深め、実務を通じてお客様との関係性の大切さを体感し、将来の進路選択に活かしたいと考えています。

《解説》
身近な経験から金融への関心が芽生えた流れを丁寧に伝えることで、説得力が増します。学業と企業への関心がつながる構成を意識しましょう。

例文③ 商社業界向けの志望動機

商社業界では、幅広い分野への関心や異文化への理解力、また人と関わる姿勢が重要視されます。ここは、海外経験や多様な価値観に触れたエピソードを踏まえた志望動機の例文を紹介しましょう。

《例文》

私は、大学1年時に参加した海外ボランティア活動で、現地の人々との交流を通じて、言語や文化の違いを越えて価値を届けることの難しさとやりがいを実感しました。

その経験から、多様な人々と協力しながら新しい価値を創出するビジネスに関心を持ち、現在は国際経済に関する講義やゼミに取り組んでいます。

貴社が扱う幅広い商材やグローバルな事業展開に魅力を感じており、インターンを通して、実際の商談やチームでの業務プロセスを学びたいと考えています。

多様な文化を橋渡しする商社の仕事に携わることで、グローバルに活躍できる力を身につけたいです。

《解説》
異文化体験をきっかけにした動機づけが商社との親和性を高めます。自分の価値観や学びが企業の特徴とどう重なるかを意識しましょう。

例文④ 人材業界向けの志望動機

人材業界への志望動機では、「人の成長を支えたい」という想いや、「誰かの役に立ちたい」という気持ちが伝わる内容が好印象です。

ここでは、アルバイト経験を通じた気づきをもとにした例文を紹介します。

《例文》

私は、大学2年時に学習塾でアルバイトをしており、生徒一人ひとりに寄り添うことで学力や自信が着実に伸びていく姿に大きなやりがいを感じました。

その経験を通じて、人の成長に関わることの喜びや責任を学び、人材業界への関心を持つようになりました。

中でも貴社は新卒採用支援から企業研修まで幅広く展開されており、多様な人や企業をつなぐ力があると感じています。

インターンでは、現場の業務を体験することで、自分が人のキャリア支援にどう関われるかを深く学びたいと考えています。将来は、多くの人の可能性を引き出せる社会人になりたいです。

《解説》
人材業界は「人との関わり」に軸を置く業界です。具体的な経験を通じて、人の成長に喜びを感じた過程を丁寧に書くことで、説得力が増します。

例文⑤ 不動産業界向けの志望動機

不動産業界では、「人の暮らしに関わる仕事がしたい」「地域や社会に貢献したい」といった思いをベースにした志望動機が好印象です。

ここでは、引っ越し経験を通して関心を持ったエピソードを使った例文を紹介します。

《例文》

私は、大学進学時に一人暮らしを始めたことをきっかけに、住まいが生活の安心や満足度に大きく影響することを実感しました。

部屋探しの際に担当してくださった不動産営業の方が、私の条件を丁寧にヒアリングしながら親身に対応してくださったことが強く印象に残っています。

その経験から、不動産業界に対する興味を持つようになり、現在は都市開発や街づくりについて学んでいます。

貴社のインターンでは、実際の業務を体験することで、お客様との信頼関係の築き方や不動産の社会的役割について理解を深めたいです。

《解説》
不動産との接点となる体験を通して「人との関わり」や「社会とのつながり」を描くと好印象です。自分の体験が関心にどうつながったかを明確に書きましょう。

例文⑥ 出版業界向けの志望動機

出版業界への志望動機では、本に対する関心だけでなく、「なぜ作り手として関わりたいのか」を伝えることが重要です。ここでは、読書体験を通じて出版に興味を持った例文を紹介します。

《例文》

私は、小学生の頃から読書が好きで、本が自分の視野を広げてくれる存在であることを日々感じています。

特に、悩んでいた時期に読んだ一冊のエッセイが心を支えてくれた経験から、「読む人の人生に寄り添える本を届ける仕事」に携わりたいと思うようになりました。

大学では編集やマーケティングの講義を受けながら、学園祭のパンフレット制作に携わり、企画から編集までのプロセスの面白さと大変さを体感しました。

貴社のインターンでは、現場での編集業務や企画立案の流れを学び、出版の仕事が社会にどのように影響しているのかを深く理解したいと考えています。

《解説》
出版業界を目指すなら「本が好き」だけで終わらず、実体験や行動と結びつけるのがポイントです。具体的な体験と意欲をしっかり盛り込みましょう

例文⑦ マスコミ業界向けの志望動機

マスコミ業界では、「情報を正確に届けたい」「社会と人をつなぐ存在になりたい」といった姿勢が伝わる志望動機が評価されやすいです。

ここでは、報道に興味を持ったきっかけを軸にした例文を紹介します。

《例文》

私は、高校時代に自然災害のニュースを通じて、現場で取材する記者の姿を見たことがあり、それが情報の持つ力に関心を持つきっかけとなっています。

正確で迅速な情報が、人の行動や命にまで関わることに感銘を受け、「情報を届ける仕事」に興味を持ちました。

大学ではメディア論を学びつつ、学生新聞の編集にも関わり、自ら取材・執筆・校正を経験しています。

貴社のインターンでは、実際の番組制作や取材プロセスを通じて、報道の現場で求められる判断力や責任感を学びたいと考えています。

将来は、社会に必要な情報を届け、多くの人の行動を支えられる伝え手になりたいです。

《解説》
マスコミ志望では、「なぜ伝えたいのか」が重要です。社会的な出来事をきっかけに関心を深めたエピソードを軸にすると、説得力が高まります。

例文⑧ コンサル業界向けの志望動機

コンサル業界を志望する場合は、「課題解決への関心」や「論理的思考を活かしたい」という姿勢が伝わると効果的です。ここでは、ゼミ活動を通じて得た気づきをもとにした志望動機の例文を紹介します。

《例文》

私は大学の経営戦略ゼミで、ある企業の売上低迷の要因分析と改善策の提案に取り組んだ経験があります。

チームで仮説を立て、調査を重ねて解決策を導き出す過程に大きなやりがいを感じ、「課題を見つけ、解決に導く仕事」に強く関心を持つようになりました。

中でも貴社は、業界を問わず多様な企業の課題に向き合っており、柔軟かつ論理的にアプローチできる力が求められると感じています。

インターンでは、実際のプロジェクトの一部を体験することで、自分の強みや足りない点を見つめ直し、今後の成長につなげたいと考えています。

《解説》
コンサル志望では「課題解決」への具体的な関心や体験がカギです。ゼミや学業での経験を通して、関心の根拠を明確にしましょう。

例文⑨ サービス業界向けの志望動機

サービス業界を志望する際は、「人と関わることが好き」「誰かの役に立ちたい」といった想いを、自分の経験を通じて伝えることが大切です。

ここでは、接客アルバイトを通じて関心を深めた例文を紹介します。

《例文》

私は大学1年生からカフェでアルバイトをしており、接客を通してお客様の反応や感謝の言葉から、人と関わる仕事のやりがいを実感してきました。

お客様一人ひとりの状況に応じた対応を意識する中で、「目の前の人にどう満足してもらえるか」を考える力が身についたと感じています。

そうした経験から、サービスを通じて人の気持ちに寄り添える仕事がしたいと考えるようになり、サービス業界に興味を持ちました。

貴社のインターンでは、お客様とのやり取りや現場の対応力を実際に体験し、接客のプロとして求められる力を学びたいと考えています。

《解説》
「人と接することが好き」という思いを、具体的な接客体験を交えて書くと説得力が増します。感謝された体験や学びを盛り込むと好印象です。

例文⑩ 食品メーカー業界向けの志望動機

食品メーカーへの志望動機では、「食」に対する興味や、人の暮らしを支える役割への共感が伝わると効果的です。ここでは、家族との食卓の記憶をきっかけにした例文を紹介します。

《例文》

私が食品業界に興味を持ったのは、幼い頃から家族と囲んだ食卓の時間が、私にとってかけがえのない思い出であったことがきっかけです。

特に、忙しかった父が「この時間が一番落ち着く」と話していたことが印象に残っており、「食」は単なる栄養ではなく、人と人をつなぐ大切な存在だと感じました。

大学では食品と健康に関する講義を受け、加工技術や衛生管理についての知識を深めています。貴社の商品が多くの家庭の食卓に並んでいることを知り、その一部に携わりたいと思いました。

インターンを通じて製造や開発の現場を学び、より良い「食」の提供について考える力を身につけたいと考えています。

《解説》
食品業界では「食の価値」への共感が重要です。日常の経験や家族とのエピソードをもとに、自分が食にどう関わってきたかを丁寧に表現しましょう。

【強み別】インターンの履歴書に記載する自己PRの例文

「自己PRに何を書けばいいのかわからない」「自分の強みがうまく言語化できない」と感じている方も多いのではないでしょうか。

ここでは、代表的な強みごとに分けて、自己PRの例文を紹介します。

自分に近いエピソードを参考にしながら、履歴書に使える表現を見つけてみてください。

  1. 例文① コミュニケーション能力をアピールする自己PR
  2. 例文② 協調性をアピールする自己PR
  3. 例文③ 論理的思考力をアピールする自己PR
  4. 例文④ リーダーシップをアピールする自己PR
  5. 例文⑤ 責任感をアピールする自己PR
  6. 例文⑥ 継続力をアピールする自己PR
  7. 例文⑦ 行動力をアピールする自己PR
  8. 例文⑧ 忍耐力をアピールする自己PR
  9. 例文⑨ 計画性をアピールする自己PR
  10. 例文⑩ 傾聴力をアピールする自己PR

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【関連記事】
赤ペンESを徹底解説!エントリーシート無料添削サービスとは

例文① コミュニケーション能力をアピールする自己PR

コミュニケーション能力はどの業界でも重視されるスキルのひとつです。ここでは、サークル活動での経験をもとに、周囲との関係構築や伝える力をアピールした例文を紹介します。

《例文》

私は、大学のテニスサークルで幹事を務めており、メンバーの意見をまとめたり、新入生との関係を築いたりする中で、円滑なコミュニケーションの重要性を実感しました。

特に、新歓イベントの運営では、参加者の緊張を和らげる声かけや、雰囲気づくりを心がけていたのを覚えています。

そして、多くの新入生がその後も継続的に参加してくれる結果につながりました。また、LINEグループやミーティングを通じて、必要な情報をわかりやすく伝える工夫も行ってきました。

こうした経験から、相手の立場に立って考える姿勢と、言葉で円滑な関係を築く力には自信があります。

《解説》
具体的な場面と成果を交えて伝えることで、コミュニケーション能力がよりリアルに伝わります。単なる「話す力」だけでなく、相手目線の姿勢も表現しましょう。

例文② 協調性をアピールする自己PR

協調性はチームでの仕事に欠かせない要素です。ここでは、ゼミ活動やグループワークでの実体験をもとに、周囲と連携して成果を出した経験を交えた自己PRの例文を紹介します。

《例文》

私は、大学のゼミでプレゼンテーション大会に出場した際、5人のチームで資料作成と発表準備を進めた経験があります。

意見がぶつかる場面もありましたが、私は全員の意見を一度受け止めた上で、共通点を見つけてまとめ直すことを心がけました。

また、役割分担を明確にし、得意分野を活かせるよう提案したことで、全員が納得感を持ちながら取り組めたと思います。

その結果、ゼミ内発表で最優秀賞をいただくことができました。この経験から、他者と協力しながら目的達成を目指す姿勢と、周囲との調和を図る力を身につけました。

《解説》
「協調性」を具体的な行動や工夫として表現すると伝わりやすくなります。チームでの立ち回りや成果につなげた点を意識して構成しましょう。

例文③ 論理的思考力をアピールする自己PR

論理的思考力は課題解決や問題分析の場面で活かされるスキルです。ここでは、学業やアルバイトを通して得た論理的な判断力を伝える自己PR例文を紹介します。

《例文》

私は、論理的に物事を整理し、筋道を立てて考えることが得意です。大学のゼミでは、ある企業の経営課題について分析する課題に取り組みました。

売上低下の原因をデータから洗い出し、仮説を立てて検証するプロセスを繰り返す中で、論理的に考える力が磨かれたと感じています。

また、カフェのアルバイトでは、お客様の滞在時間や混雑状況に応じてスタッフの配置を見直し、効率の良いオペレーションを提案しました。

その結果、ピークタイムの待ち時間が短縮され、店長からも高評価をいただきました。状況を整理して問題点を特定し、改善策を考える力には自信があります。

《解説》
論理的思考力は「問題をどう整理し、解決へ導いたか」を明確に書くことがカギです。課題発見から提案・実行までの流れを意識して表現しましょう。

例文④ リーダーシップをアピールする自己PR

リーダーシップをアピールする際は、「どんな役割を担い」「どうチームを導いたか」を具体的に伝えることが重要です。ここでは、イベント運営の経験をもとにした例文を紹介します。

《例文》

私は、大学の学園祭実行委員として、模擬店エリアの責任者を務めた経験があります。

約20店舗の調整を行う中で、出店者同士のスケジュールや場所の希望が重なるトラブルも多く、円滑な運営が求められました。

私はまず全体の課題を可視化し、優先度に応じた調整リストを作成。さらに、定期的なミーティングを設けることで出店者同士の信頼関係を築く場を作り、トラブルの早期解消につなげました。

結果的に、当日の運営は大きな混乱もなく成功し、参加者や教職員の方から感謝の言葉をいただくことができました。この経験から、目的に向かって周囲をまとめる力を身についたと思っています。

《解説》
リーダーシップは「役割・行動・成果」の3点セットで伝えると効果的でしょう。困難をどう乗り越えたかを明確に示すことがポイントです。

例文⑤ 責任感をアピールする自己PR

責任感を伝える自己PRでは、「自分の役割にどう向き合ったか」と「結果に対してどう行動したか」を具体的に書くことが大切です。ここでは、アルバイト経験を通じて責任感を発揮した場面の例文を紹介します。

《例文》

私は、大学1年生からスーパーでレジ業務のアルバイトを続けています。ある日、スタッフの急な欠勤があり、私が責任者代行として売り場全体の対応を任されたことがありました。

その際、業務が滞らないよう他スタッフと連携し、休憩時間やレジ対応のスケジュールを見直して運営を継続。お客様への案内にも配慮し、混雑時も落ち着いて行動することを心がけました。

終業後には店長から「信頼して任せられる存在になった」と声をかけていただき、大きな達成感を得ました。

この経験を通じて、自分の役割に責任を持ち、周囲と協力して成果を出すことの大切さを学べたと思っています。

《解説》
責任感をアピールするには「トラブル対応や代役経験」などの実例が効果的です。感謝された経験を添えることで信頼性が高まります。

例文⑥ 継続力をアピールする自己PR

継続力をアピールする際は、「長く続けたこと」「困難をどう乗り越えたか」に焦点を当てると説得力が増します。ここでは、学習や趣味の取り組みをテーマにした例文を紹介しましょう。

《例文》

私は、英語のスピーキング力を高めるために、大学入学後から毎日30分の英会話学習を続けています。

最初は聞き取るのも話すのも難しく、何度も挫折しそうになりましたが、学習記録をつけて進捗を可視化することでモチベーションを維持しました。

また、オンライン英会話や英語カフェにも積極的に参加し、実践の場を増やす工夫もしました。

その結果、英語プレゼン大会では代表として発表する機会を得ることができ、自信を持って英語を話せるようになりました。

この経験から、目標に向けて地道に努力を重ねる継続力を身につけることができたと感じています。

《解説》
継続力を示す際は「継続の工夫」「成果や変化」まで書くと深みが出ます。日々の努力を見える形で表現することがポイントです。

例文⑦ 行動力をアピールする自己PR

行動力をアピールするには、「自ら考えて動いた経験」と「その結果得られた成果」を具体的に書くことがポイントです。ここでは、サークル活動での積極的な取り組みを軸にした例文を紹介します。

《例文》

私は、大学の音楽サークルで、新入生の勧誘イベントを企画・実行した経験があります。

例年の方法では参加者が少なかったため、私はSNSを活用した集客方法を提案し、自らチラシのデザインや動画投稿を行いました。

さらに、学内外でのライブ映像を編集して紹介するなど、新しいアプローチを積極的に試みたのを覚えています。

その結果、前年の倍以上の新入生が説明会に参加し、多くが入会につながりました。

この経験から、課題を見つけてすぐに行動へ移す力と、成果に結びつける実行力を養うことができました。今後も自ら考えて動く姿勢を大切にしていきたいです。

《解説》
行動力をアピールする際は「自分発信の取り組み」であることが重要です。周囲への影響や成果までしっかりと伝えましょう。

例文⑧ 忍耐力をアピールする自己PR

忍耐力を伝える自己PRでは、「困難に直面した経験」と「それをどう乗り越えたか」のエピソードを丁寧に描くことが大切です。ここでは、資格試験の挑戦をテーマにした例文を紹介します。

《例文》

私は、大学2年生のとき、簿記2級の取得に挑戦しました。経済学部ではあるものの、簿記の知識はほとんどなく、最初は授業についていくのもやっとの状態だったのを覚えています。

しかし、毎日2時間の勉強を半年間継続し、理解できない部分は図書館で参考書を探して独学で補いました。

途中で模試の結果が振るわず挫折しかけたこともありましたが、「あきらめたらそこで終わり」と自分に言い聞かせ、地道に学習を続けました。

その結果、無事に合格を果たすことができ、努力を継続することの大切さを実感しました。この経験を通して、目標に向かって粘り強く取り組む力を身につけました。

《解説》
忍耐力は「どんな壁があったか」を明確にし、あきらめず努力したプロセスを具体的に示すと伝わりやすくなります。結果だけでなく経過も重視しましょう。

例文⑨ 計画性をアピールする自己PR

計画性を伝える自己PRでは、「目標を立てた経緯」「その目標に向けてどのように行動したか」を具体的に示すと効果的です。ここでは、サークル運営におけるスケジュール管理の経験を紹介します。

《例文》

私は、テニスサークルでイベント責任者を務めた際、合宿の企画・運営を担当した経験があります。

限られた日程の中で、移動・宿泊・食事・試合スケジュールなどを全て効率よく組む必要があり、3か月前から計画を立てて動き出しました。

まず、過去の反省点をもとにタスクを洗い出し、週ごとに進捗を管理できる表を作成。各メンバーへの役割分担やリマインドも徹底することで、遅れなく準備を進めることができました。

結果として、当日はスムーズな進行と参加者の満足度の高い運営を実現できました。この経験を通して、目的達成のために計画的に行動する力を身につけられたと思っています。

《解説》
計画性をアピールする際は、準備・管理・実行までの流れを順序立てて書くのがコツです。工夫した点や成果も忘れずに加えましょう。

例文⑩ 傾聴力をアピールする自己PR

傾聴力をアピールする際は、「相手の話をどう受け止めたか」「それをどう活かしたか」の視点を入れると効果的です。ここでは、相談対応の経験をもとにした例文を紹介します。

《例文》

私は、学生相談サポーターとして、新入生の悩み相談を受ける活動に参加した経験があります。

最初は話をうまく引き出すことができず悩みましたが、相手の話にしっかり耳を傾け、言葉の背景にある感情をくみ取ることを意識するようになりました。

ある学生から「授業に馴染めない」と相談された際は、一方的にアドバイスするのではなく、まず不安や不満を丁寧に聞き取ることに徹底。

その結果、「話を聞いてもらえただけで楽になった」と感謝され、自分の姿勢が相手の安心感につながることを実感しました。

この経験から、人の話をしっかり受け止める傾聴力の大切さと、その効果を学ぶことができました。

《解説》
傾聴力は「話を聞いたことで相手がどう変化したか」まで書くと伝わりやすくなります。アドバイスよりも受容姿勢を強調しましょう。

インターンの履歴書を作成する際の注意点

履歴書は、あなたの印象を左右する大事な書類です。

内容や形式に問題があると、選考でマイナス評価を受けてしまうおそれがあります。

以下の注意点を押さえながら作成すれば、読み手にとっても分かりやすく、誠実さの伝わる履歴書になるでしょう。

  1. 記入内容に嘘や誇張がないようにする
  2. 略語や専門用語を避けて分かりやすく書く
  3. 日付は履歴書の提出日か面接日に合わせて記載する
  4. 証明写真は3ヶ月以内に撮影した清潔感のあるものを使用する
  5. 作成後は第三者に確認してもらい客観的にチェックする

①記入内容に嘘や誇張がないようにする

履歴書には、必ず正確な情報を記入することが大前提です。特にスキルや経験、資格の部分で事実以上に盛った内容を書くと、面接の際に説明ができず、不信感を持たれる可能性があります。

たとえ実績が少なかったとしても、事実をもとに具体的に説明することで、努力の過程や誠実さが読み手に伝わるでしょう。

採用担当者は内容の大小よりも、正確さや自分の言葉で語れるかを重視しますので、自分を偽るよりも、ありのままを丁寧に伝えることが大切です。

②略語や専門用語を避けて分かりやすく書く

専門用語や略語は、一部の人にしか伝わらないリスクがあるため注意が必要です。履歴書の読み手が、あなたの専攻や専門分野に精通しているとは限りません。

だからこそ、できる限り誰が読んでも理解できる表現を使いましょう。たとえば「TOEIC」や「MOS」なども、正式名称や簡単な説明を添えることで、より丁寧な印象を与えられます。

難しい言葉よりも、分かりやすく伝える姿勢そのものが、相手への配慮として評価されるポイントです。

③日付は履歴書の提出日か面接日に合わせて記載する

履歴書の日付は、提出日または面接日など「企業に渡す日」に合わせて記載するのが基本です。

以前使った履歴書を再利用した場合でも、日付を更新しないと「使いまわしかな?」という印象を与える原因になります。

日付が最新であることは、それだけで応募への本気度や丁寧さを示すことにつながるでしょう。

小さな項目ではありますが、実は細かいところまで見ている採用担当者も多いため、履歴書全体の完成度を高める意識を持つことが大切です。

④証明写真は3ヶ月以内に撮影した清潔感のあるものを使用する

履歴書に貼る証明写真は、あなたの第一印象を左右する大切な要素です。使用する写真は、できるだけ3ヶ月以内に撮影したものを選び、清潔感があり、明るく自然な印象のものが望ましいでしょう。

服装はスーツが基本で、髪型や姿勢も整えて撮影するように心がけてください。表情は硬すぎず、やわらかい笑顔を意識すると印象が良くなります。

自撮りやスナップ写真、古い写真は避け、スタジオで撮影するのが無難で安心です。

⑤作成後は第三者に確認してもらい客観的にチェックする

履歴書を作成したら、必ず第三者に内容を確認してもらいましょう。自分では気づきにくい誤字脱字や表現の曖昧さ、言葉の選び方のズレなども、他人の目を通すことで修正点が見つかりやすくなります。

家族や友人、大学のキャリアセンターの職員など、信頼できる人にチェックを依頼することで、より客観的で完成度の高い履歴書に仕上がるでしょう。

内容だけでなく、印象や伝わり方まで含めてアドバイスをもらえるため、提出前の最終確認としてとても効果的です。

インターンの履歴書を送る前の最終チェックリスト

履歴書の内容を丁寧に書いたつもりでも、送る前には最終確認が欠かせません。小さなミスでも、企業によっては評価に影響することがあります。

ここでは、提出前に確認しておきたい5つのポイントを紹介しています。

  1. 誤字脱字がないか
  2. 年号や日付に間違いがないか
  3. 空欄がないか
  4. 学歴・資格欄の整合性はあるか
  5. 履歴書の控えを保存したか

① 誤字脱字がないか

誤字や脱字は、細かいミスと思われがちですが、読み手には注意力が足りないという印象を与える可能性があります

特に、企業名や採用担当者の氏名、自分の名前などの誤記は非常に印象が悪くなりやすく、評価に影響する場合があるかもしれません。

履歴書を仕上げた後は、声に出して読んだり、文書校正ツールを使ったりして、自分自身で細かく確認しましょう。

さらに信頼できる第三者にも見てもらうことで、より安心して提出できる履歴書に仕上がります。

② 年号や日付に間違いがないか

学歴の入学・卒業年や資格の取得日など、年月の表記ミスは見落としやすく、後から気づいて後悔することもあります。

履歴書内で西暦と和暦が混在していないか、年月の流れに矛盾がないかも忘れずに確認してください。

また、1年ずれているだけでも整合性が崩れて見えるため、学校や資格証明書を見ながら正確に記載しましょう。こうした細部の正確さが、読み手に対して信頼感を与えることにもつながります。

③ 空欄がないか

空欄が多い履歴書は、どうしても「やる気が感じられない」と受け取られてしまう可能性があります。たとえ自信のない項目であっても、工夫して言葉を選び、自分なりの思いを記入することが大切です。

「特になし」や「現在該当なし」といった形でも、空欄のままにするより誠実な印象を与えることができます

特に志望動機や自己PRの欄は、応募者の熱意が表れる箇所なので、簡単でもよいので丁寧に埋めておきましょう。

④ 学歴・資格欄の整合性はあるか

履歴書に記載する学歴や資格の情報は、内容の正確さと一貫性が非常に重要です。

たとえば、大学在学中であるにもかかわらず卒業と記載してしまったり、資格の取得年月が未来日になっていたりすると、確認不足と見なされかねません。

学歴と資格の記述が時系列で自然につながっているか、また実際に取得している資格だけを記入しているか、改めて見直しましょう。整合性の取れた内容は、読み手の信頼を得るための基本です。

⑤ 履歴書の控えを保存したか

提出する履歴書のコピーやスキャンデータを手元に残しておくことは、非常に大切です。

面接の際に履歴書の内容をもとに質問されることが多いため、提出内容を自分自身で把握しておくことは面接対策にもなります。

また、今後他の企業に応募する際にも、過去に書いた内容を参考にできるため、履歴書を蓄積しておくと効率よく応募書類を作成できて便利ですよ。

インターンの履歴書の送付・提出方法

履歴書の送付方法によって、マナーや注意点が異なります。

郵送やメール、Web提出など、それぞれのケースで気をつけるべきポイントを押さえておくことが大切です。

相手に失礼のないよう、正確で丁寧な対応を心がけましょう。

  1. 履歴書を郵送する場合
  2. 履歴書をメールで送る場合
  3. 履歴書をWebでアップロードする場合
  4. 面接当日に履歴書を手渡しする場合

① 履歴書を郵送する場合

履歴書を郵送する際には、まずクリアファイルに入れてから封筒に入れ、書類が折れたり汚れたりしないようしっかりと保護することが大切です。

使用する封筒は白無地の角形2号が一般的で、A4サイズの履歴書を折らずにそのまま封入できます。

宛先には、会社名や部署名、担当者名を略さず正式名称で記入し、自分の住所・氏名も忘れずに記載しましょう。

また、履歴書と一緒に送付状(添え状)を同封することで、より丁寧な印象になります。郵送後は、到着予定日を確認しておくと安心ですし、必要であれば追跡できる方法で送るのもおすすめです。

② 履歴書をメールで送る場合

メールで履歴書を送付する場合は、まず件名に「インターン応募の件/氏名」などと記載し、誰が何の目的でメールを送っているかが一目で分かるようにしましょう

本文には、簡潔な挨拶と応募の旨、添付ファイルの内容について記述し、丁寧な言葉遣いを心がけてください。

履歴書ファイルは、PDF形式で添付するのが一般的で、WordやExcelよりも開きやすく、レイアウトの乱れも防げます。

ファイル名も「履歴書_氏名.pdf」といったように、整理された分かりやすい名前を付けてくださいね。

③ 履歴書をWebでアップロードする場合

企業が指定するWebエントリーシステムやフォームから履歴書をアップロードする場合は、まず指示されたフォーマットやファイル形式、データ容量の上限などに注意を払いましょう

特に、指定がない場合でも、PDF形式での提出が一般的で、レイアウト崩れや文字化けを防ぐためにも安心です。

アップロードする前には、ファイル名が分かりやすいものになっているか確認し、内容も誤字脱字や記載漏れがないか最終確認を行いましょう。

また、アップロード完了後に送信確認の画面が表示されたり、自動返信メールが届く場合もあるので、それらを保存しておくと後で確認ができます。

④ 面接当日に履歴書を手渡しする場合

面接当日に履歴書を直接持参して提出する場合は、書類が折れたり汚れたりしないよう、クリアファイルに入れて持参しましょう。

提出のタイミングに備えて、すぐに取り出せるようカバンの取り出しやすい位置に入れておくのがポイントです。

履歴書を渡すときは、必ず立ち上がって両手で丁寧に差し出し、「本日はどうぞよろしくお願いいたします」と一言添えると礼儀正しく、好印象を与えられますよ。

インターンの履歴書に関するよくある質問(Q&A)

履歴書を書くときは、どこまで記入すればよいのか、どのタイミングで提出すればいいのかなど、細かな点で迷うこともあるでしょう。

ここでは、就活生が特によく疑問に感じるポイントを4つ取り上げ、わかりやすく解説します。

  1. 学歴欄にはどこまで記入すればよい?
  2. 職歴にはアルバイト経験を書くべきか?
  3. 履歴書の提出タイミングはいつがベスト?
  4. 履歴書を使い回しても問題ない?

① 学歴欄にはどこまで記入すればよい?

学歴欄には、基本的に「中学校卒業」から記入するのが一般的なルールです。それ以前の小学校の情報は、選考において考慮されることがほとんどないため、書かなくても問題ありません。

高校や大学については、略称を使わず正式名称を記入し、入学や卒業の時期を明確に記載することが求められます。

たとえば、「〇〇県立〇〇高等学校 卒業」「〇〇大学△△学部□□学科 在学中」といったように、丁寧でわかりやすい表現を使うことが大切です。

迷った場合は、インターネットで履歴書の記入例を確認しながら書くと安心でしょう。

② 職歴にはアルバイト経験を書くべきか?

新卒や学生のインターン応募において、正式な職歴がなくてもまったく問題ありませんが、内容によってはアルバイト経験を記載しても良い場合があります

特に、応募先の業務内容と関係がある場合には、その経験がプラスに評価される可能性も。

たとえば、飲食店での接客アルバイト経験があるなら、そこで培ったコミュニケーション能力や責任感をアピールすることができます。

ただし、短期間ですぐに辞めたようなバイトや、応募職種とあまり関係がない内容は、無理に書く必要はありません。内容の関連性と継続性を意識して記載することがポイントです。

③ 履歴書の提出タイミングはいつがベスト?

履歴書の提出期限が明確に指定されている場合は、その期日を厳守するのが大前提です。ただし、提出時期が自由な場合には、応募締切日の2〜3日前に届くように準備するのが理想的でしょう。

早すぎると企業側が記憶から薄れてしまうこともあり、逆にギリギリになると万一のトラブルで間に合わないリスクが高まります。

郵送で送る際は配達日数を考慮し、余裕を持って発送しましょう。メール送付の場合も、就業時間内に届くようにするのが望ましいです。常に「確実に、適切なタイミングで届ける」ことを意識してください。

④ 履歴書を使い回しても問題ない?

履歴書を複数の企業で使い回すことは、基本的にはおすすめできません。たとえ自己PRの一部が共通していても、企業ごとの求める人物像や事業内容に合わせて内容を調整することが重要です。

特に、志望動機はその企業専用に書かれたものでなければ、熱意や興味が伝わりにくくなり、印象が悪くなる可能性もあります

多少手間はかかっても、企業ごとに履歴書を一から見直して作成することで、より誠意と真剣さが伝わる応募書類になるでしょう。

インターン履歴書作成の全体像と成功のポイント

インターンに参加するための履歴書は、単なる提出書類ではありません。企業側は履歴書を通じて応募者の志望度や人柄、将来性を見極めようとしています。

だからこそ、基本的な構成や記入のルールを守るだけでなく、志望動機や自己PRに具体性と一貫性を持たせることが重要です。

インターン履歴書を丁寧に作成し、提出前に十分に見直すことが、第一印象で差をつける鍵となりまよよ。

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    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。