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履歴書でミスをしてしまった時の正しい対処法|修正できるのかとNG行動を紹介

「履歴書を書いていたら、うっかりミスをしてしまった…もう書き直すしかないの?」

就活中、多くの人が直面するのが“履歴書のミス”という落とし穴。

些細な誤字や記入漏れでも、そのまま提出してしまえば選考に悪影響を及ぼす可能性があります。一方で、焦って間違った対処をすると、かえって印象を悪くすることも。

そこで本記事では、履歴書にミスがあったときの正しい対処法と絶対に避けたいNG行動を詳しく解説します。

この記事を読んで、ミスをしても落ち着いて対応できるよう備えておきましょうね。

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目次

履歴書のミスは修正してもいい?

結論として、履歴書にミスがあった場合は、基本的に新しく書き直すのがマナーです。履歴書は公的な性格を持つため、修正テープや修正液の使用は避けたほうがよいでしょう。

履歴書は採用担当者にとって、あなたの第一印象を左右する大切な書類です。たとえ一文字のミスでも、「注意力が足りない」「誠実さに欠ける」といった印象を与えてしまうかもしれません。

どうしても時間がなく、やむを得ず訂正しなければならない場合には、二重線を引いて訂正印を押す方法が唯一許される修正方法です。

ただし、この対応はあくまで例外と考えてください。基本的には「ミスをしたら潔く書き直す」という姿勢が、企業への誠実さや熱意を示すことにつながります

履歴書のミス修正がダメな理由

履歴書にミスを見つけたとき、「少しぐらいなら修正しても問題ないのでは」と考えるかもしれません。しかし、企業は履歴書の細部から応募者の人柄や誠実さを見ています。

ここでは、履歴書を修正してはいけない理由を5つ紹介しています。

  1. 履歴書は公的書類と見なされるため
  2. 修正は応募者の印象に悪影響を与えるため
  3. 修正があると書類の正式性が損なわれるため
  4. 一貫性のない修正は経歴詐称と疑われる可能性があるため
  5. 修正跡があると他の応募者と比較して見劣りするため

① 履歴書は公的書類と見なされるため

履歴書は単なる自己紹介ではなく、企業に提出する公式な文書と位置づけられます。そのため、修正液や修正テープを使って書き直すのは、信頼性を損なう行為と受け取られる可能性があるでしょう。

内容に間違いがあっても、新しく書き直すのが正しい対応です。丁寧に仕上げた履歴書は、応募者の誠実さや本気度を伝える材料にもなるでしょう。

形式を大切にする企業ほど、履歴書の完成度を重視する傾向があります。

② 修正は応募者の印象に悪影響を与えるため

履歴書に修正跡があると、「準備不足」「細部まで確認しない人」といった印象を与えやすくなります。採用担当者は多数の履歴書を確認しているため、書類の整い具合も評価基準の一つです。

その中で修正された履歴書は、目立ってしまい不利になる可能性があります。見た目のきれいな履歴書は、読み手の印象を良くするだけでなく、内容への信頼感も高めるでしょう。

小さな修正であっても、妥協せずに書き直す姿勢が求められます

③ 修正があると書類の正式性が損なわれるため

履歴書は、学歴や職歴といった事実にもとづく情報が記載される書類です。そこに修正が加えられていると、「内容が本当に正確なのか?」と疑問を持たれるおそれがあります。

企業にとっては、信頼できる情報を受け取ることが非常に重要です。誤字や記入ミスに気づいたら、ためらわずに新しい履歴書を用意してください。

書き直す手間をかけることで、文書としての正式性と信用を保つことができます。

④ 一貫性のない修正は経歴詐称と疑われる可能性があるため

履歴書の中で特定の情報だけが不自然に修正されていると、「経歴をごまかそうとしているのでは?」と受け取られてしまうかもしれません

特に、学歴や職歴といった重要な項目の修正は、採用担当者の目にも止まりやすく、誤解を生む原因になります。

たとえ単純な記入ミスであっても、不信感を与えないためには一貫性が必要です。どの項目にも統一感があるようにし、少しの修正でも潔く書き直すのが無難でしょう。

⑤ 修正跡があると他の応募者と比較して見劣りするため

採用選考では、複数の履歴書が並べて比較されることが一般的です。その中で、修正跡が目立つ履歴書は見た目の印象で不利になる可能性があります。

「雑に書かれた」「手を抜いた」と感じられてしまえば、それだけで評価が下がるおそれもあるでしょう。逆に、整った履歴書は内容の良し悪し以前に、第一印象で好感を持たれることもあります。

細部にまで気を配る姿勢が、合否を左右するかもしれません。

履歴書のミスを防止する5つのポイント

履歴書のミスは、ちょっとした油断や準備不足から発生します。採用担当者にとっては、ほんの小さな間違いでも評価に影響を与える可能性もあるでしょう。

ここでは、書き間違いを防ぎ、質の高い履歴書を作るための具体的な5つの対策を紹介します。

  1. パソコンで作成して誤字を防ぐ
  2. 見本を用意してから書き始める
  3. 誤字脱字チェックツールを活用する
  4. 第三者に下書きを確認してもらう
  5. 静かで集中できる環境で書く

① パソコンで作成して誤字を防ぐ

履歴書を手書きで作成すると、ちょっとした油断で誤字や書き損じが発生しやすくなります。特に、緊張しているときや時間が限られている場面では、細かい部分まで気が回らないこともあるでしょう。

そこで有効なのが、パソコンでの作成です。今では多くの企業がパソコン作成の履歴書を受け入れており、手書きである必要は必ずしもありません

パソコンを使えば文字のレイアウトが整い、視認性が高まります。さらに、WordやGoogleドキュメントなどの自動校正機能を使えば、誤字脱字の発見もしやすくなるためおすすめです。

形式さえ守れば、見た目も内容もより洗練された履歴書になるでしょう。

② 見本を用意してから書き始める

いきなり履歴書の清書を始めると、どこに何を書くか迷ってしまい、途中で手が止まったりミスが生じたりしがちです。

こうしたリスクを減らすためには、事前に見本を作っておくことが効果的。見本を作ることで、必要な情報を整理し、記載内容に漏れがないかを事前にチェックできます

また、配置や表現に悩む時間も短縮できるため、実際の記入がスムーズに進むでしょう。

内容をあらかじめ整えておくことで、全体のバランスも良くなり、完成度の高い履歴書に仕上がります。準備の段階から丁寧に進めることが、ミスを防ぐ第一歩です。

③ 誤字脱字チェックツールを活用する

文章を書いていると、自分では気づきにくいミスをしてしまうことがあります。特に履歴書のような正式な文書では、誤字や表記のゆれは信用にも関わるため、細心の注意が求められるでしょう。

そんなときに頼りになるのが、誤字脱字チェックツールです。これらのツールは、入力した文章を自動的に解析し、間違いを指摘してくれるため、客観的な確認が可能

無料で使えるサービスも豊富にあり、インストール不要でブラウザ上で利用できるものもあります

作成後にチェックを行う習慣をつけておけば、うっかりミスを未然に防ぐことができ、提出前の安心材料にもなるでしょう。

④ 第三者に下書きを確認してもらう

自分で何度も見直した履歴書でも、客観的な目線が入ることで新たなミスに気づけることがあります。

家族や友人、大学のキャリアセンターなど、第三者にチェックをお願いすることで、自分では気づけなかった誤字脱字や言い回しの不自然さを指摘してもらえるでしょう。

また、内容の整合性や表現の明確さに対するアドバイスも受けられるため、履歴書全体の質が向上します。確認してもらう際は、事前に「どこを重点的に見てほしいか」を伝えると、より効果的です。

周囲の協力を得ながら履歴書を磨いていくことが、内定への一歩につながるでしょう。

⑤ 静かで集中できる環境で書く

履歴書の作成時には、集中できる環境を整えることがとても重要です。周囲の雑音やスマートフォンの通知音、テレビの音などがあると注意が散漫になり、ミスが発生しやすくなってしまいます。

静かで落ち着いた場所を選び、作成に集中できる時間帯を見つけて取り組んでください。カフェや図書館など、自宅以外で集中しやすい場所を活用するのもおすすめです。

また、時間に余裕を持って取り組むことで、焦りによる記入ミスも減らせます。心を落ち着けて一枚一枚丁寧に書くことで、履歴書の質が上がり、読み手にも好印象を与えられるでしょう。

履歴書にミスがあった場合の基本的な対処法

履歴書にミスがあると、「このまま出しても大丈夫かな?」と不安になることがあるでしょう。ただ、採用担当者は履歴書の丁寧さから、応募者の誠実さや熱意を読み取ります。

ここでは、万が一ミスをしてしまったときの正しい対処法を3つのポイントで解説しています。

  1. 基本は書き直す
  2. 軽微なミスでも油断せず対応する
  3. 最終手段として二重線と訂正印で修正する

① 基本は書き直す

履歴書に誤りを見つけた際に最も重要なのは、「すぐに書き直す」という判断です。履歴書は、採用担当者が最初に目を通す資料であり、応募者の誠実さや準備の丁寧さを評価する重要な材料でもあります。

特に手書きの場合、修正テープや修正液を使用すると、見た目が悪くなるうえに、「ミスをごまかしている」と受け取られる可能性があります。

新しい用紙に最初から丁寧に書き直すことで、誠実さや責任感が伝わり、かえって評価につながる場合もあるでしょう。履歴書は自分をアピールする大切な書類です。手間を惜しまず、丁寧に仕上げてください。

② 軽微なミスでも油断せず対応する

「一文字だけなら直さなくても大丈夫だろう」と軽視してしまう気持ちは理解できますが、その判断には注意が必要です。

履歴書をチェックする採用担当者は、応募者の言葉遣いや誤字脱字など、細かな部分にもしっかりと目を通しています

仮に1文字のミスだったとしても、「細部まで気を配れる人かどうか」「仕事に対する姿勢はどうか」といった評価の基準になりうるかもしれません。

小さなミスを見逃さず修正することで、誠実さや慎重さが伝わり、信頼感につながる場合もあります。「迷ったら書き直す」という意識を持って対応すれば、後悔することは少ないでしょう。

③ 最終手段として二重線と訂正印で修正する

どうしても履歴書を書き直す時間がない、あるいは提出期限が差し迫っているという状況では、例外的に「二重線+訂正印」で修正する方法が認められることもあります

たとえば、面接当日に手書きの履歴書を持参し、直前にミスに気づいた場合などが該当。この際は、ルールに沿った丁寧な処理が求められます。

間違えた文字に定規を使って真っすぐな二重線を引き、文字の上にかぶらないよう小さめの訂正印を押してください。訂正後には正しい内容を空いたスペースに丁寧に書き添えましょう。

ただし、この方法はあくまでも例外措置であり、基本は清書し直すのが望ましいです。

履歴書提出後にミスに気付いたときの対処法

履歴書を提出したあとでミスに気付くと、焦ってしまう方も多いでしょう。ただ、そのままにしておくと、誠意が伝わらず印象を悪くするおそれがあります。

ここでは、状況ごとに適切な対応方法を4つのパターンに分けて紹介しましょう。

  1. 気付いた時点で、電話やメールで早めに企業へ連絡する
  2. 郵送後に気付いた場合は、新しい履歴書を郵送する
  3. メール送付後に気付いた場合は、謝罪文を添えて再送する
  4. 面接当日に気付いた場合は、口頭で説明する

① 気付いた時点で、電話やメールで早めに企業へ連絡する

履歴書を提出したあとでミスに気付いた場合、気まずさや不安から何も行動せずに済ませたくなるかもしれません。しかし、放置することでかえって印象が悪くなるリスクがあります。

大切なのは、できるだけ早く連絡することです。連絡の方法は電話でもメールでも構いませんが、誠意を伝えるには落ち着いた口調や丁寧な文章を心がける必要があります。

伝える内容は、「どのようなミスがあったか」「なぜ起きたのか」「どのように対応したいか」を簡潔にまとめましょう。素早く誠実に対応することで、かえって信頼につながる場合もあります。

② 郵送後に気付いた場合は、新しい履歴書を郵送する

履歴書を郵送したあとにミスを発見した場合は、できるだけ早く新しい履歴書を作成し、再送するのが基本的な対応です。

この際は、再送分の封筒に「履歴書差し替え分在中」と明記し、同封する文書には「先日お送りした履歴書に誤りがあったため、訂正済みのものを送付いたします」といった簡単な説明を添えると丁寧でしょう。

履歴書にミスがあったままでは誤解を招くおそれがあり、信頼性にも影響します。できるだけ早く、丁寧に対応することが印象を左右するポイントになるでしょう。

③ メール送付後に気付いた場合は、謝罪文を添えて再送する

メールで履歴書を提出したあとにミスに気付いた場合は、気づいた時点で速やかに修正済みのデータを再送信してください。

その際のメール本文には、簡潔な謝罪文を添え、どのようなミスだったのか、そして修正したファイルを再送する理由をはっきりと書くとよいでしょう。

また、「返信は不要です」と一文を添えることで、相手に余計な負担をかけない配慮も示せます。重要なのは、ミスを認めて誠実に対処する姿勢です。

スピード感と配慮のある行動は、むしろ信頼を高める材料になるでしょう。

④ 面接当日に気付いた場合は、口頭で説明する

もし面接当日に履歴書のミスに気付いた場合は、その場で正直に伝えるのが最も適切です。

早めに気付いた場合には、受付などで事情を話して差し替えをお願いできるケースもありますが、間に合わない場合は面接の冒頭で一言お詫びし、訂正の内容を簡潔に伝えてください

無理に隠そうとすると不自然な印象を与えかねませんが、率直に伝えることで誠実さや対応力をアピールできます。

面接では書類の内容だけでなく、態度や言葉遣いも評価対象です。落ち着いて丁寧に説明することを心がけましょう。

履歴書のミスでやってはいけないNG行動

履歴書にミスをしたとき、焦って間違った対応をしてしまうと、それだけで評価を下げる原因になりかねません。ここでは、特に避けるべき5つのNG行動を紹介します。

いずれも些細に見えて、印象に大きく影響する可能性があるため注意が必要です。

  1. 修正テープや修正液を使う
  2. 消せるボールペンで記入する
  3. 砂消しゴムで消す
  4. 修正した箇所を塗りつぶしてごまかす
  5. 誤字脱字をそのままにして提出する

① 修正テープや修正液を使う

履歴書は正式な書類として扱われるため、修正テープや修正液の使用は基本的に避けましょう

たとえ1文字程度の修正であっても、使用した跡が目立つと雑な印象を与え、「この人は丁寧さに欠ける」と評価されてしまう可能性があります。

また、修正した箇所は見た目が不自然になりやすく、全体の清潔感を損なう原因になるかもしれません。

どんなに小さなミスでも、手間を惜しまず新しい履歴書に書き直すことが、誠意ある行動として最も評価される対応です。

② 消せるボールペンで記入する

消せるボールペンは一見便利ですが、履歴書には使用すべきではありません。インクが60度以上の熱で消えてしまう性質があり、郵送や保管中の気温変化で文字が消えてしまうことがあります

せっかく作成した履歴書が読めなくなれば、選考に進めなくなるリスクも否定できません。また、万が一修正跡があると「ごまかしたのでは?」と勘ぐられるおそれもあります。

履歴書には、消えずに読みやすい黒の油性ボールペンを使用しましょう。

③ 砂消しゴムで消す

砂消しゴムは強い摩擦で文字を消すため、紙が削れたり破れたりして履歴書の見た目を損ねてしまいます。削った跡は目立ちやすく、採用担当者に「不注意」「手抜き」といった悪印象を与えかねません。

履歴書では、文字の正確さとともに清潔感や整った外観も重視されます。細かい修正を繰り返すよりも、一から丁寧に書き直した方が結果として良い評価につながるでしょう。

履歴書は一度きりの勝負なので、見た目にもこだわる姿勢が大切です。

④ 修正した箇所を塗りつぶしてごまかす

黒ペンなどで修正箇所を強引に塗りつぶす行為は、絶対に避けるべきです。こうしたごまかし方は、不誠実な印象を与えるだけでなく、「この人は責任感がない」と思われてしまうおそれがあります。

履歴書は、事実を正確に伝えるための大切な文書です。たとえミスがあっても、隠すのではなく、正しい方法で対応することが信頼を得る近道と覚えておいてください。

失敗をごまかすより、書き直すほうが誠実な印象を与え、選考にも良い影響を与えるでしょう。

⑤ 誤字脱字をそのままにして提出する

「これぐらい大丈夫」と思って誤字脱字を放置するのは、大きなリスクです。

採用担当者は履歴書の細部まで目を通しており、ほんの1文字のミスでも「細かいところに気を配れない人」と判断されることがあります。

また、会社名や役職名などの間違いは、志望度を疑われる原因になるかもしれません。提出前には必ず内容を丁寧に見直し、ミスがあれば潔く書き直すことが大切です。

正確で丁寧な履歴書が、あなたの信頼度を高めてくれるでしょう。

履歴書のミスに関連するよくある質問(FAQ)

履歴書にミスがあると、「どこまで気にするべきか」「直してもよいのか」など、不安になることがあるでしょう。

ここでは、就活生からよく寄せられる質問を4つ取り上げ、それぞれの正しい考え方を紹介します。

  1. 履歴書に一文字だけ間違いがあったら書き直すべき?
  2. ミスした履歴書を提出しても通過する可能性はある?
  3. 履歴書の修正はどこまで許される?
  4. エントリーシート(ES)と履歴書、どちらでミスしても影響は同じ?

① 履歴書に一文字だけ間違いがあったら書き直すべき?

たとえほんの一文字のミスであっても、基本的には履歴書を新たに書き直すことを強くおすすめします。就職活動においては、細部への配慮や丁寧な姿勢が重視されるからです。

一見して気づかれないようなミスでも、採用担当者は数多くの履歴書を見ており、わずかな違和感にも敏感に反応する可能性があります。

「たった一文字」と軽視せず、完璧な状態で提出することが誠実さの表れになるでしょう。手間はかかりますが、それが結果的に好印象につながります。

② ミスした履歴書を提出しても通過する可能性はある?

ごく軽微なミスであれば、必ずしも不合格になるわけではありません。実際に、ひとつの誤字があっても面接に進めたという例もあります。ただし、そうしたケースは例外的です。

特に、誤字脱字が複数ある場合や、内容に誤った情報が含まれている場合は、「準備不足」「確認力がない」といった印象を与えてしまいかねません。

企業の採用基準や担当者の判断にも左右されますが、少なくとも履歴書の段階でマイナス要素は避けたいところです。見直しを怠らず、完璧な状態で提出する努力を重ねましょう

③ 履歴書の修正はどこまで許される?

基本的に、履歴書の修正は避けるべきです。履歴書は正式な文書とみなされるため、修正液や修正テープの使用は望ましくありません。

修正が必要になった場合でも、二重線を引いて訂正印を押すという方法が唯一の認められる手段ですが、それもやむを得ない事情があるときに限られます。

また、訂正印が大きすぎたり、訂正の仕方が雑だったりすると、かえって印象を悪くする原因になるでしょう。

書き直す時間がある場合は、新しい用紙に最初から丁寧に記入し直すほうが確実です。結果とし、てその方が信頼を得やすくなります。

④ エントリーシート(ES)と履歴書、どちらでミスしても影響は同じ?

ESと履歴書はどちらも大切な就活書類ですが、役割が異なります。ESは応募者の人柄や思考、価値観を伝えることが目的であり、多少の表現の揺れなどは許容される場合があるでしょう。

一方、履歴書は個人情報や経歴を正式に伝えるための書類であり、正確性と整合性がより強く求められます。したがって、ミスの影響度は履歴書のほうが大きいといえるでしょう。

どちらの書類においても、提出前の最終確認を徹底することが大切です。読み返すことで防げるミスが多くありますので、確認の習慣を身につけてください。

履歴書でミスをしたときに知っておくべき大切なこと

履歴書は公的書類に近い役割を持つため、基本的にミスをしたら書き直すことが大切です。

修正は印象を下げる原因にもなり、信頼性のチェックにも影響します。履歴書でのミスを防ぐためには、パソコンの活用や事前準備、第三者の確認などの工夫が有効です。

履歴書はあなたの第一印象を決める大事な書類です。ミスへの正しい対処を知り、安心して提出できるように備えておきましょう。

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    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。