「素直さ」の自己PRの書き方を徹底解説|アピールのコツと添削した例文も紹介
就職活動の自己PRで「素直さ」を強みとしてアピールする場合、どのように伝えるとよいか悩んでしまいませんか?
自己PRでは「自分は素直です」とだけ伝えてもなかなか伝わりません。そのため、伝え方を工夫する必要があります。
この記事では、就活で素直さを伝わりやすいようにアピールする方法や、具体的な例文も紹介しています。ぜひ最後までご覧ください。
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記事の監修者
人事 鈴木
新卒でベンチャー企業で求人広告の新規営業を経験 入社半年でテレアポ獲得数社内1位。新卒売り上げ1位を獲得。 その後Cmind groupの人事部に入社し、新卒採用を担当。 現在は学生の面談だけではなく採用戦略や広報にも携わっている。
記事の監修者
紙谷
新卒1年目の段階では訪問営業でトップセールス獲得し、3階級役職をあげる。 現在は企業コンサルとキャリアアドバイザーを兼任。
記事の監修者
吉田
新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。プロフィール詳細
就活の自己PRで素直さはアピールになる?

就職活動では「素直さ」は非常に高く評価される素養です。
例えば、上司からのフィードバックをしっかり受け取り改善したり、先方からの忠告を聞いてミスを予防するなど、様々な場面で素直さが求められます。
そのため、素直さを積極的にアピールしていくことで、採用担当者からも好印象を得られる可能性が高いでしょう。
「素直さ」があるかは面接の際にも確認しています。
企業によっては、素直さが人柄評価の際に必須になっているケースもあるため、基本的な「素直さ」のアピールだけでは不十分です。ワンランク上のアピールを心掛けましょう。
そもそも「素直さ」って?

まず、そもそも素直さとはどんなものかを理解しておきしょう。これにより、自分の強みを深く理解できます。
素直さとは、主に次の3つを指します。それぞれについて解説します。
①謙虚であること
素直であることは、謙虚であることです。
謙虚とは、自分をえらい人だと思わずに学ぶ姿勢で物事に臨むことを言います。
特に就職したての頃は、わからないことが多くて上司に教えてもらうことも多くなりますが、その時、自分は何でも知っているという態度だと、上司から気持ちよく教えてもらえません。
謙虚に学ぶ姿勢だからこそ上司から丁寧な指導を受けられます。
②物事を斜に構えて見ないこと
素直とは、物事を斜に構えて見ないことでもあります。
斜に構えるとは、物事をまっすぐ見てまともな対応をするのではなく、捻くれた捉え方をして不真面目な対応をする様子です。
斜に構えた態度だと何を言っても聞かない人だと思われてしまい「この人を採用しても教育が大変そうだ」と思われてしまう可能性がありますよ。
仕事においても素直に与えられた仕事をまずは全力でこなす人材が即戦力になる傾向があります。
素直に物事を判断し、即行動に移した経験などがあればぜひアピールしましょう。
③人の意見をすぐに否定しないこと
素直さとは、人の意見をすぐに否定せずまずは受け入れることです。
自分の考えとは違う考え方があるのは当然のことで、それを受け入れられることは成長のための重要です。
人は自分の意見を否定されたらいい気がしません。相手を否定せず相手の意見を受け入れることが素直さでもあります。
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自己PRで素直さをアピールする時のコツを3つ紹介

就職活動で素直さを自己PRする際には、どういったことを意識すれば伝わりやすいのでしょうか。
素直さを自己PRする際、以下の3点を意識してみてください。
これらについて解説します。
①「素直さ」を他の言葉に言い換える
まずは、素直という言葉を他の言葉に言い換えるよう意識しましょう。
「素直です」という言葉は誰でも言えますが、それだと抽象的すぎて相手に伝わりません。
詳細に、自分のどこが素直だと思うのかを自己分析を通して明確にして言語化しましょう。
上述した素直さの定義も見直し、過去のエピソードも交えながら自分のどこが素直だと感じているのか書き出してみてください。
「素直さ」があるかは社会人として当たり前の要素の1つと判断している企業も多いので、言い換え表現などを使用しながらアピールを工夫する必要があります。
「すぐに行動に移せる・他人のアドバイスを柔軟に聞ける」など素直さをうまく言い換えることで、差別化と素直さのワンランク上のアピールが可能になりますよ。
②主体性・積極性も一緒に表現する
面接官は他の就活生の自己PRも聞いています。その中で素直さを自己PRする就活生は多いです。
他の就活生と差別化するために、素直さだけでなく主体性や積極性も一緒に伝えましょう。
素直なだけでなく、仕事に対して自分から考えて取り組めるとアピールすることで、言われたことをやるだけではなく、自分から進んで仕事をできると感じてもらえます。
③短所も併せて伝える
自己PRでは長所だけでなく短所も伝えられると好印象を与えられます。
短所を伝えるのは勇気が必要です。その分、面接官からするとしっかり自己分析ができており、まさに素直な人であると好印象にも成り得るでしょう。
さらに言えば、今後短所をどのように改善するか、それによって仕事でどんなプラスの影響があるかも話せると、より好印象を与えられます。
「素直さ」の短所になる部分を伝えるとしたら「人の意見を信じすぎて真偽の確かめができていない」などがあげられます。
短所を伝える時はただ伝えて終わりではなく、改善する努力をしていることまで伝えましょう。今回でいうと「意見を柔軟に受け入れつつ、必ず調べると決めた」など具体的な対策まで伝えると良いですよ。
素直さを効果的に活用する自己PRの書き方

続いて、素直さをより効果的に伝える自己PRの書き方について解説します。
より効果的に伝えるためには、以下の4点を意識しましょう。
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①まず結論から完結にまとめる
まずは結論から述べるよう意識してください。
もちろん具体的な事例も重要ですが、エピソードが最初にくると、相手には結局何を伝えたいのかが伝わりません。
結論を最初に述べることで、今からそのことについて補足的な話が進むのだと話の内容が分かります。そのため、まずは自分の強みが素直さであることをしっかり伝えましょう。
様々なエピソードを語りたくなりますが、自己PRの冒頭は結論ファーストを意識しましょう。
冒頭から情報量が多いと、読み手側にストレスがかかるため印象が良くありません。簡潔に分かりやすくを意識し、読みやすさに注意しましょう。
②具体的なエピソードを伝える
具体的なエピソードを伝えることは、自己PRにおいて欠かせません。
ただ自分の強みを口頭で伝えることは誰でもできます。しかし面接官は、詳細にどこがどのように素直なのかを知りたいと感じています。
アルバイトや部活動など、具体例を出しながら自分の強みを深く理解できるようにしましょう。
③エピソードから得たこと・学んだことを伝える
具体的なエピソードを述べた後、そこから何を学んだか、何を得たのかも伝えましょう。
大切なのは、こんな事例があったと伝えることではなく、そこからどんな学びがあり、その学びを活かして自分がどう変わったかです。
ここをしっかり伝えることで、これから起こる出来事も気づき学びに変えて成長する人材だと感じ、採用したいと思ってもらえます。
自己PRを作成する際は強みを根拠づけるために、過去経験のエピソードを伝えます。
その際に、当時の学びや感情なども一緒に伝えることで具体性が上がり強みの説得力が増しますよ。
④入社した後にどのように活かせるかを簡潔に伝える
事例も交えて素直さを伝えた後、それを活かして仕事にどう活かしていけるのかもしっかり伝えましょう。
ここをしっかり話し、面接官は自分を採用したらどんな風に働いてくれるのかをイメージしてもらうことが大切です。
企業研究を行い具体的な業務内容も把握した上で、業務内容と関連づけて素直さを活かした働き方を伝えることで、より強く入社後のイメージを持ってもらえます。
就活の自己PRで素直さをアピールする例文を6つ紹介

ここでは「素直さ」に関する自己PR例をエピソード別に紹介します。添削しながら好印象な自己PRに関して解説しているので気になる例文から見てみてくださいね。
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【関連記事】
赤ペンESを徹底解説!エントリーシート無料添削サービスとは
①サークルでの活動
ここではサークル活動の際に「素直さ」を発揮した自己PRの添削をしていきます。
素直に話しを聞いたり意見を受け入れたことだけでなく、サークル内で素直さをどのように生かして成果を発揮したのかまで伝えましょう。
【結論】私の強みは、 |
添削コメント|強みを完結に述べられていたのは良かったのですが、差別化がうまくできておらず抽象的な出だしになっていました。「○○な素直さ」というような形でこの後の素直さのエピソードと絡めると差別化ができますよ。 |
【エピソード】大学時代、サークル活動の中でチームリーダーとしてメンバー間の意見をまとめる役割を担った経験がありますが、 |
添削コメント|素直さをより効果的にアピールするために当時の課題を提示しています。この後の自己PRの内容でこの課題をどのように乗り越えたのかを伝えることでより強みが明確に伝わります。 |
【エピソード詳細】例えば、新しいイベント企画の際、メンバーのアイデアが対立して議論が進まないことがありました。 |
添削コメント|1人ひとりの意見を受け入れるだけでは、議論の時間が長くなり、結果的に時間内に議論がまとまらない可能性もありますよね。そこで、時間制限を設けることで素直さで意見を聞きつつ、時間内に議論をまとめる対策も取れています。 |
【成果】その結果、 |
添削コメント|実際に素直に意見を聞きつつ、1人の発言に時間制限を設けたことで不要なMTGが明確に2回なくなっています。このように成果部分では分かりやすさを出すために具体的な数字などを出すと説得力が増しますよ。 |
【入社後】入社後は、この素直さを活かし、周囲との連携を大切にしながら業務を進めていきます。チーム全体の目標達成に貢献し、信頼される社員を目指していきたいです。 |
添削コメント|入社後のアピールがうまくできています。素直さを発揮しつつただ受け身なだけではないアピールもできているので好印象な着地になっています。 |
【NGポイント】
添削前は強みのアピールが抽象的でエピソード部分も漠然としていたので、「素直さ」のアピールも弱くなっていました。サークル内で素直に周りの意見を聞いているだけと捉えられるアピールになってしまっていました。
【添削内容】
強みを具体的に表現し、「素直さ」だけでなく議論が短い時間で終わるようにMTG体制を変更したことも付け加えました。サークルでは議論をまとめる機会もあると思いますが、限られた時間で意見をまとめる必要もあるので、1人ひとりの発言に時間制限を設けたエピソードを紹介しています。
【どう変わったか?】
素直さはメンバーの意見を柔軟に聞くために発揮しつつ、議論が長引くケアができているので対策部分にも素直さが出ています。不要なMTGをなくすことに成功しており、チームメンバーからもお礼をもらっているため、素直さをチームのために発揮できたことをうまく表現できています。
・「○○な素直さ」というアピールで差別化 ・素直に意見を聞くだけはNG |
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②アルバイト
ここでは、アルバイト経験の際に「素直さ」を発揮した自己PRを添削しながら解説していきます。
アルバイトでは同期、先輩や社員など上下関係も発生します。先輩や社員のアドバイスをどのように実践したのかなどを中心に強みをアピールしてみましょう。
【結論】私の強みはファミリーレストランで身に着けた |
添削コメント|意見を素直に聞くだけになっているので、強みのアピールが弱くなっていました。そこで、周囲と協力しながら業務を進める素直さとアピールすることで、素直に意見を聞いた先で何をするのかが明確になったので、より好印象になっています。 |
【エピソード】ファミリーレストランでのアルバイトで、先輩からのアドバイスを素直に聞き入れる姿勢を大切にし、チームで協力しながら業務を進める力を身につけました。 |
添削コメント|エピソードを明確に表現できており、素直さをアピールするエピソードが明確に伝えられています。 |
【エピソード詳細】例えば、忙しい時間帯には、先輩から指示を受けながら臨機応変に動く必要がありました。その際、言われたことをそのまま行うだけでなく、分からないことはすぐに質問し、 |
添削コメント|先輩からのアドバイスに対して、ただ聞き入れるのではなくすぐに実践したことを伝えより好印象を目指しましょう。逆にアドバイスを素直に聞かない場合はマイナス評価になり、ただ意見を受け入れるだけではアピールにならないと理解しておきましょう。 |
【成果】その結果、スムーズに業務を進めることができ、チーム全体での作業効率が上がりました。また、先輩からも「素直に吸収して成長している」と評価をいただくことができました。 |
添削コメント|成果部分を明確に伝えることができており、先輩からの評価も加えられているので好印象なアピールになっています。 |
【入社後】入社後は、この素直さを活かして周囲の意見をしっかりと聞き、的確に行動することで、チーム全体の成果に貢献したいと考えています。さらに、 |
添削コメント|素直さで先輩からのアドバイスを聞き、即実践したことをエピソード部分で紹介していたのでここでも盛り込みましょう。実際の仕事でも指導されたことをすぐに実践できるかがかなり重要視されるので好印象獲得にもってこいの表現ですよ。 |
【NGポイント】
全体的に文章や自己PRの型は整っていましたが、細かい部分で抽象的な表現があり、あと一歩の自己PRという印象でした。「素直さ」を求めている企業は多いのですが、一般的な素直さは持っていて当たり前の能力と捉えられるので、プラスアルファのアピールである必要がありました。
【添削内容】全体的に先輩からのアドバイスを素直に聞くで止まっている印象だったので、アドバイスを聞きすぐに実践したことまで伝えられる自己PRに変更しました。
【どう変わった?】アドバイスを聞いてから実践までがすぐに行えており、先輩から成長が早いと褒められたエピソードもあるので、「素直さ」を強みとしてうまくアピールできています。
・アドバイスは聞くだけではなくすぐ実践 ・逆にアドバイスを聞かない表現はマイナス印象 ・ワンランク上の「素直さ」を意識 |
③部活動
ここでは、素直さを部活動経験の中で発揮したことを伝える自己PRを添削しながら解説していきます。
試合や日々の部活動の中で、素直さを発揮して行動に移し、その成果がどれほど出たのかまで明確に伝えるようにしましょう。
【結論】 |
添削コメント|冒頭では周りくどい表現は控え、強みを端的に伝えましょう。自己PRの始まりは基本的に「私の強みは○○です」の型を意識すると良いですよ。 |
【エピソード】大学時代、私はサッカー部に所属しており、先輩やコーチからいただくアドバイスを素直に受け止めて、個人の成長だけではなくチームの成長に役立てることを意識していました。 |
添削コメント|先輩やコーチのアドバイスをチームに役立てるエピソードが紹介されており、自分だけでなくチーム全体まで意識できています。「個人の成長だけではなく」という表現を入れることで、「自分が成長するのはもちろんのこと」とエピソードをさらに強調しました。 |
【エピソード詳細】例えば、試合中の動きについて先輩から指摘を受けた際、それをすぐに練習に取り入れるようにしました。また、試合後のフィードバックを受けて、自分のプレーを見直しポジションが近い選手や後輩にも共有し、改善することで、徐々にプレーの精度を上げていきました。 |
添削コメント|エピソード部分で自身への先輩やコーチからのアドバイスをチームにも還元することを伝えていたので、ここでも自分のプレーを見直し、関係がありそうな選手にフィードバックの共有もしたことを伝えています。よりエピソードが具体的になり説得力が上がっています。 |
【成果】その結果、私のプレーがチームの勝利に貢献する場面も増え、最終的には後輩から頼られる存在になれたと感じています。この経験を通じて、 |
添削コメント|自分自身のスキル向上によって勝利に貢献できるようになり、後輩へのアドバイスも的確になったことから信頼を得ることができたことを伝えています。実際にチームに自身が受けたアドバイスを共有した効果を強調するために文章を付け加えました。 |
【入社後】入社後は、上司や同僚からのアドバイスを素直に受け入れ、迅速に行動に移すことで業務のスキルを向上させたいです。また、この素直さを活かして、周囲と円滑にコミュニケーションを図りながらチームの一員として貢献してまいります。 |
添削コメント|入社後の活躍イメージがかなり好印象に伝えられています。 |
【NGポイント】
「素直さ」を発揮した結果、個人の成長とチームの成長があったことを伝えていますが、チームの成長部分のアピールが弱く、個人の成長部分もぼやけていました。
【添削内容】
実際に受けたアドバイスをチームや後輩に共有し、どのような成果が出たのかを強調しました。また成果から自分が成長することだけでなく、チームも一緒に成長できる気づきも追加しました。
【どう変わった?】
自分だけでなくチームのために受けたアドバイスを共有しているので好印象な自己PRになっています。自身が指摘された部分は人によっては恥ずかしさがあり隠しがちですが、チームのためにさらけだし、チームの成長にもつながっている点も高評価に積んがります。
・チームの勝利のために素直さをどう発揮したか? ・チームや組織のためという視点」があるか |
④留学
ここでは、留学経験の中で素直さを発揮したことを伝える自己PRを添削しながら解説していきます。
留学経験を紹介する際は、聞き手側が留学に言っていないケースもあるので、イメージしやすいようにエピソードの具体性に気をつけましょう。
【結論】 |
添削コメント|冒頭の強みは簡潔に分かりやすくを意識しましょう。留学経験は新たな知識や文化を受け入れつつ、学びを得ていく機会が多いので、「当たらな知識を吸収し続けられる素直さ」と強みを表現しました。 |
【エピソード】私は、カナダのバンクーバーに半年間留学した経験があります。異文化環境の中で、 |
添削コメント|まわりくどい表現があったため、より簡潔な表現に変更しました。また「助言や意見」というよりは「言語や文化」への学びが多いのが留学だと思うので、内容の変更もしています。 |
【エピソード詳細】例えば、現地の友人から言語や生活習慣についてのアドバイスをもらい、それをすぐに実践するよう心がけました。また、英語の授業では、先生からの指摘を素直に受け入れ、発音や表現を改善する努力を重ねました。 |
添削コメント|言語への学習の仕方やアドバイスをすぐに実践し、努力をし続けたエピソードを効果的にアピールできています。 |
【成果】その結果、英語力が向上しただけでなく、異なる文化や価値観 |
添削コメント|語学力の向上だけではなく、異文化理解も進んだことをアピールできています。「異文化を理解して柔軟に対応できるようになった」だと違和感があるため、異文化に飛び込み今までの自分の価値観ではない新たな世界観の発見があったことを強調しました。 |
【入社後】入社後は、この素直さを活かし、上司や同僚からのアドバイスを吸収しながら業務に取り組みたいです。そして、新しい知識やスキルを積極的に身につけ、貴社の発展に貢献してまいります。 |
添削コメント|留学で培った素直に努力する力と、異文化に臆せず飛び込める素直さをアピールできています。 |
【NGポイント】
冒頭の結論部分に周りくどい表現があり、強みが伝わりづらくなっていました。留学経験の中で語学だけでなく異文化理解が進んだことも伝えていますが、異文化理解の部分のエピソードも抽象的で分かりづらい印象を与えていました。
【添削内容】冒頭の強みをより簡潔に分かりやすく伝えることで強みを明確にしました。また、異文化理解をただするのではなく、理解し受け入れることで自身の価値観にはない新たな世界観が生まれたことをアピールしています。
【どう変わった?】
留学中に語学の勉強に対して素直に取り組んでいたことと、異文化に飛びこみ理解するスキルも身に付いたことをしっかりと伝えられています。外国ほどではありませんが企業もそれぞれ文化があるため、企業文化に早く順応できるかも重要になりますよ。
・エピソードを具体的に伝える ・異文化理解を企業文化理解と紐づける ・語学の勉強への取り組み方で素直さをアピール |
⑤ボランティア
ここでは、ボランティア経験の中で「素直さ」を発揮したことを伝える自己PRを添削しながら解説していきます。
ボランティア活動が一方通行にならないように周囲のアドバイスを聞きながら、成長したことをアピールしましょう。
【結論】 |
添削コメント|回りくどい表現になっていたので、簡潔に分かりやすく言い換えました。冒頭では様々な内容も盛り込みたくなりますが、簡潔に分かりやすくを意識しましょう。 |
【エピソード】学生時代、地域の子どもたちを対象とした教育支援ボランティアに参加しました。その活動の中で、先輩や指導者の方から多くのアドバイスをいただき、それを素直に受け入れる姿勢を大切にしていました。 |
添削コメント|エピソード部分の内容を過不足なく記載できています。 |
【エピソード詳細】例えば、子どもたちとの接し方について具体的なアドバイスをいただいた際、すぐにその内容を実践しました。また、実践するだけではなく、やり方に問題がないか再度先輩や指導者の方に再度フィードバックをもらいに行きました。 |
添削コメント|アドバイスを忠実にまずはやってみる姿勢が好印象に記載されています。加えて印象を良くするために、アドバイスを受けて実践したことがアドバイス通りにできていたのか確認したエピソードも加えました。 |
【成果】その結果、子どもたちとより良い関係を築けるようになり、活動もスムーズに進みました。また、子どもたちだけでなく、周囲のスタッフや保護者からも信頼を得ることができました。 |
添削コメント|子どもたちやスタッフ、保護者からの信頼を勝ち取れたことを明確に示せています。 |
【入社後】入社後は、素直な姿勢を活かし、上司や先輩からの指導を積極的に吸収し、業務に役立てたいと考えています。そして、チームやお客様から信頼される存在になるよう努力してまいります。 |
添削コメント|信頼を勝ち取るために、素直さを発揮し貢献することがしっかりと伝えられています。 |
【NGポイント】
冒頭の結論部分に周りくどい表現があり、エピソード部分が若干抽象的なアピ0ルになっていたので、あと一歩でさらに好印象になる自己PRという印象でした。
【添削内容】
冒頭の結論部分を簡潔に分かりやすく言い換え、エピソード部分でアドバイスをただ実践するだけでなく、うまくできているか確認作業を行ったことを伝えています。
【どう変わった?】
冒頭でより強みが明確に伝わるようになり、エピソード部分でアドバイス通りに実践できているか確認を挟んでいたことを伝え、素直さをしっかりとアピールできる自己PRになりました。
・素直さを突き詰め信頼を勝ち取った経験を伝える ・アドバイスを実行し、フィードバックももらう |
⑥インターン
ここでは、インターン経験の中で「素直さ」を発揮したことを伝える自己PRを添削しながら解説していきます。
インターンは実際に入社した後と同様の業務に取り組むこともあるので、インターンをしていた時と自己PRmの内容に一貫性があるかに注意しましょう。
【結論】 |
添削コメント|回りくどい表現になっていたので修正しました。また、素直さと関連が薄いアピールになっていたので、「アドバイスを吸収し」というような形で、「素直さ」のアピールに最適な表現を付け加えました。 |
【エピソード】広告代理店でのインターンを通じ、 |
添削コメント|インターンを始めたての戸惑いや指導を受け入れるエピソードはありきたりな印象を与えてしまいます。また、「少しずつ成長する」などの表現が消極的な印象にもなっているので、「早く戦力になるために先輩に指導をお願いした」と表現を変更しました。 |
【エピソード詳細】例えば、クライアントへの提案資料を作成した際、先輩からのアドバイスをもとに資料の構成やデザインを何度も修正しました。そのたびに、自分では気づけなかった改善点を学ぶことができ、より良い資料を作成することができました。 |
添削コメント|エピソードの詳細を簡潔に分かりやすく記載できています。 |
【成果】その結果、クライアントからも好評をいただき、 |
添削コメント|実際に素直に改善を続けた結果、成果が出たことを明確に伝えましょう。提案資料は最終的に契約を取るためのものになるので、ここでは、インターン期間中に契約を勝ち取れたと表現しています。 |
【入社後】入社後は、素直さを持って先輩方の指導やフィードバックを受け入れながらスキルを磨き、貴社の業務に貢献したいと考えています。さらに、学んだことを活かしながら、自分自身の成長を続けていきたいです。 |
添削コメント|入社後の活躍イメージを明確に伝えられています。 |
【NGポイント】
冒頭の結論部分は回りくどい表現になっており、エピソード部分が成長に対してやや消極的な印象になる伝え方になっていました。
【添削内容】
冒頭の結論部分を簡潔に分かりやすい表現に変更し、エピソード部分で前向きな素直さを発揮したことを伝え、成長に対しての貪欲さをアピールしました。
【どう変わった?】
素直さが受け身な印象でしたが、添削したことで成長に前向きな素直さを発揮できている自己PRになりました。
・成長に受け身な姿勢はNG ・指導を受けるだけではなく素直に聞きに行く |
自己PRで素直さがうまく伝わらないNG表現例文

素直さを伝える自己PRの具体例を紹介してきました。
逆に、素直さの自己PRで気をつけるべき2つのポイントを見ていきしょう。こうした伝え方をしてしまうと、面接官から悪い印象を持たれてしまうので気をつけてください。
「素直さ」の自己PRを作成する際に自身がNG項目を含まないように事前に確認しておきましょう。
自己PRに不安がある方は無料添削を依頼してみるのも手ですよ。
「ESの書き方が分からない…多すぎるESの提出期限に追われている…」と悩んでいませんか?
就活で初めてエントリーシート(ES)を作成し、分からないことも多いし、提出すべきESも多くて困りますよね。その場合は、就活マガジンが提供しているES自動作成サービスである「AI ES」を使って就活を効率化!
ES作成に困りやすい【志望動機・自己PR・ガクチカ・長所・短所】の作成がLINE登録で何度でも作成できます。1つのテーマに約3~5分ほどで作成が完了するので、気になる方はまずはLINE登録してみてくださいね。
①主体性に欠ける表現
素直さを自己PRする際に、主体性に欠ける表現は避けましょう。
主体性とは、自分から積極的に物事に取り組む態度です。
例えば「注意されたことを言われた通りに直した」という表現だと、受動的で自分では考えられないのかと思われてしまいます。
ただアドバイスをそのまま聞き入れて実践したというだけでなく、アドバイスされたことを自分でも咀嚼し考えて実践したという話し方をしましょう。
②エピソードから「素直さ」が伝わらりにくい表現
素直さを話す時にエピソードも交えて伝えるべきですが、素直さが伝わらないエピソードは避けましょう。
例えば、自分の考えを強く主張した事例は、素直さを伝えるエピソードとしては適していません。相手目線に立ち、本当に自分の強みが伝わるエピソードか一度見直してみてください。
過去を振り返った時に素直さを伝える事例が出てこない場合、他に自分の強みがある可能性もあるので、再度自己分析を行ってみましょう。
企業が就活生に求める「素直さ」の長所とは?

「素直さ」は自己PRで伝えられることが多いですが、企業はどうして素直さを求めているのでしょうか。
また素直さがあることで、具体的に仕事でどんなメリットがあるのか解説します。
①自分の欠点・改善点にきちんと向き合える能力
素直ということは、自分の欠点に目を向けて、欠点を改善できるということです。
逆に、素直さがないと欠点を認められずそのままになってしまい、成長できません。
特に入社直後は多くのミスをしながらも、周りからのアドバイスを吸収していく必要があるため、企業は素直に足りない部分を認めて成長していける人材を欲しています。
社会人になりたてはできないことの方が多く、失敗と学びの連続です。
その中で自身の欠点や改善点をいかに素直に修正できるかが成長のカギです。企業は自身の欠点を理解し、自分で素直に改善し成長できる人材を求めています。
②周囲の意見を素直に聞き入れられる能力
素直な人は、周囲の意見を素直に聞くことができます。
会社に入るということは、上司や同期、部下など多くの人と関わりながら仕事をするということです。
そこで素直さがないと、周囲の意見を聞かず自分の考えだけで突き進んでしまい、チームがまとまりません。
周囲の意見を素直に聞ける人材だと、多くの意見を集めてよりよいアイディアを出し、大きな成果を残せるため、素直であることは仕事でも役に立ちます。
企業が就活生に素直さを求める理由を4つ紹介

ここまで素直さを効果的にアピールする方法や例文などを紹介してきました。それでは企業は、どうして就活生に素直さを求めているのでしょうか?
その理由を知ればさらに自己PRをブラッシュアップすることも可能です。
企業が就活生の「素直さ」を高く評価する理由としては、こちらの4点が挙げられます。
これらについて解説します。
①周囲の意見を取り入れた行動ができるから
企業が就活生に素直さを求める理由として、周囲の意見を取り入れた行動ができるという点があります。
逆に、素直さがないと、周囲との対立を起こしたり自分の意見に固執するなど、企業側からすると扱いの難しい人になってしまいます。
そのため、企業としては、素直に周囲にアドバイスを求め、周囲からのフィードバックを取り入れて行動できる人を高く評価しますよ。
②成長が見込めるから
素直な人は成長が早いです。企業は成長する人材を求めているため、素直さを重視します。
社会人生活は数十年も続くため、成長意欲がないと、今は有能だとしてもどんどん周りに追い越されるのが現実です。
素直な人は自身の欠点の改善と、他社のアドバイスをすぐに実践できるので成長が早いです。
特に新卒入社してからの1年での成長意欲はその後のキャリアアップの可能性を高めます。素直さをアピールしつつ、まずは1年間で圧倒的な成長をすることを伝える意識が重要です。
③自分の欠点を認めて改善できるから
素直さがあれば、自分の欠点を認めて改善できます。逆に、素直さがないと、欠点を認められず改善できません。
会社で仕事をしていく上で、チームに迷惑をかけないよう自分の欠点を見て改善していくことが必要です。
素直さがあれば自分の弱みを見つけたら、そこを変えるために行動に移せますが、素直さがなければ欠点を欠点として認められず、いつまでもチームに迷惑をかける存在になってしまうのです。
④周囲の環境変化に柔軟に対応できるから
素直さがあれば、周囲の環境に柔軟に対応できます。
会社で働く以上、どうしてもその会社の社風や風土があり、そこに合わせることが必要です。
しかし、素直さがないと自分のやり方を貫き通したり周りに合わせようとしたりせず、チームに悪影響が及んでしまうでしょう。
企業はこうした人材を避け、チームとしてうまくやっていける人を採用したいと考えているため、素直さを見ているのです。
仕事はチームワークが重要なので自分勝手な人は業務の妨げになる可能性もあります。
実際に入社した後に業務を円滑に進めることはもちろんのこと、さらなる成長を求めているので、素直に環境に順応できる人材は企業も求めています。
自己PRで素直さを強みにするときに気を付けたいこと

素直さはどの企業も求めている素質です。素直さを自己PRすることで、自分の良さを伝えて企業にもほしい人材だと思ってもらえます。
しかし、素直さを強みにする際、気をつけておきたいポイントが次の3つです。
この3つについて解説します。
①結論を最初に述べることを意識する
自己PRで素直さを伝える際、最初に結論を述べるようにしましょう。
結論が冒頭に来ないと、聞き手側は何の話をしているのかわからなくなってしまい、話が頭に入らなくなってしまいます。
そのため、いきなり具体的なエピソードを話すのではなく、冒頭では必ず結論を述べるよう意識しましょう。
②素直さが優柔不断とみなされないようにする
素直さはとても大きな強みですが、伝え方によっては、優柔不断だと捉えられてしまいます。
例えば2人の人から真逆のアドバイスをもらって両方とも実践したという事例を伝えた場合、自分の信念がないように受け取られる可能性があるのも事実です。
工夫としては「別の人からは真逆のアドバイスをもらったけど、両方実践することで見えてくるものがあるかもしれないと感じ、両方をまずは実践した」のように行動の根拠をしっかり述べると、自分の考えを持って行動していると感じてもらえるでしょう。
素直に人のアドバイスや意見を聞きすぎて、どれを実行すれば分からなくなるケースもありますよね。
素直さをアピールする際は、なんでも受け入れるわけではなく、例えば「一度持ち帰って自分自身でどちらが良いか判断する」など、具体的な行動指標などをアピールすることもおすすめです。
③主体性に欠けると思われないようにする
素直さは捉え方によっては、言われたことをそのままやっているだけと聞こえる場合もあります。
アドバイスをただ聞き入れるだけでなく、そのアドバイスの背景にある考え方はどんなものだろうと考え実践したと伝えましょう。
そうすることで、ただ言われたことをやるという受動的な行動ではなく、自分で考え積極的に行動したことのアピールになります
素直さを自己PRで効果的にアピールしよう
この記事では、就活で素直さをアピールする際に意識したいことや注意点を解説し、具体的な例文を紹介してきました。
素直さをアピールする際は、冒頭で結論を述べ具体的なエピソードを入れるよう意識しましょう。
また、自己PRの中では優柔不断や受動的に見られないよう、自分で考えて積極的に行動したこともしっかりアピールしましょう。
この記事を読み返して自己PRをブラッシュアップし、希望の企業の内定を勝ち取ってください。

まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。