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【例文10選】就活での謝罪メールの書き方|マナーや基本構成も紹介

この記事では、就活での謝罪メールの作成法を紹介しています。

また、メールの作成法だけでなく、面接の遅刻・キャンセル・書類提出のミスなど、就活中に実際に起こりがちな失敗への対応法を例文付きで紹介しています。

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目次

就活で謝罪メールが必要になる主なシーンとは?

就活中は、思いがけないトラブルや予定の変更が起こることがあります。そんなときは、きちんと謝罪メールを送ることで信頼を取り戻すチャンスにもなるでしょう。

ここでは、謝罪が必要になる代表的なシーンと、その対応のポイントを紹介します。

  1. 欠席した場合
  2. 面接に遅刻した場合
  3. 書類提出が遅れた場合
  4. 内定を辞退する場合

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① 欠席した場合

説明会や面接を欠席する際には、必ず謝罪の連絡を入れることが大切です。正当な理由があっても、連絡が遅れると相手の印象を悪くしてしまいます。

体調不良や家庭の事情など、避けられない理由があるときは、その内容を簡潔に伝えた上で、相手のスケジュールを乱したことにも触れ、配慮の姿勢を見せましょう。

就活では、メールのやり取りも評価の対象です。欠席の連絡を丁寧に行うことで、「誠実に対応できる人」として印象を回復できる可能性もあります。欠席=終わりと考えず、そこからの対応が重要です。

② 面接に遅刻した場合

面接への遅刻は、信頼を損なうリスクが高いため、すぐに誠意ある対応をとる必要があります。まずは電話で連絡し、到着予定時間を伝えるのが基本です。

その後、面接後には改めて謝罪のメールを送り、遅刻の理由とお詫びをしっかり伝えましょう。たとえば、早めに出発したにもかかわらず道に迷ったなど、具体的な理由を添えることで誠意が伝わります

たとえ短い遅刻でも、「時間を守れない人」という印象を残さないよう、フォローは欠かさないようにしてください。

③ 書類提出が遅れた場合

履歴書やエントリーシートの提出が遅れてしまった場合も、すぐに謝罪メールを送りましょう。企業側は選考スケジュールを調整しているため、遅れた分だけ迷惑がかかってしまいます。

理由は正直に、かつ簡潔に伝え、再発防止の意識を示すことが大切です。加えて、「本日中に再送いたします」など、今後の対応を具体的に記載することで、信頼回復につながります。

提出物の遅れは小さなミスと思われがちですが、社会人としての責任感や自己管理力が問われる場面でもあるのです。

④ 内定を辞退する場合

内定を辞退する決断は、就活の中でも特に慎重な対応が求められる場面です。まずは内定をいただいたことへの感謝を丁寧に伝えることが基本となります。

そのうえで、自身の将来を真剣に考えた結果、別の進路を選ぶことにしたという経緯を説明しましょう。理由は簡潔に述べ、曖昧な表現は避けたほうが無難です。

誠意ある文章で対応すれば、たとえ辞退であっても相手の理解を得やすくなります。辞退の際は、相手企業への敬意を最後まで忘れず、今後の関係性も意識して文章をまとめてください。

就活における謝罪メールのマナー

就活中にミスやトラブルが起きたとき、しっかりとした謝罪メールを送ることで、誠意が伝わり印象の挽回につながります。

ここでは、採用担当者に不快感を与えないために押さえておきたい基本マナーを紹介しましょう。

  1. 謝罪メールはできるだけ早く送る
  2. 誠意が伝わる文面を心がける
  3. 言い訳を避け、非を認める姿勢を持つ
  4. 誤字脱字や失礼な表現を避ける

「あなたはビジネスマナーを分かっている?」

就活が始まると、面接や説明会など社会人と接する場面が増えていきます。

そこで意外と見られているのが、言葉遣いや挨拶、メールの書き方といった「ビジネスマナー」。マナーを知らないだけで無意識のうちに印象が悪くなっているケースもあり、選考通過のためにも事前にしっかりと確認しておく必要があります。

就活マガジン編集部では、忙しい就活生のために、これだけ見ればビジネスマナーが網羅できる「ビジネスマナー攻略BOOK」を無料で配布しています。気になる方は無料ダウンロードしてみてくださいね。

① 謝罪メールはできるだけ早く送る

謝罪メールは、できるだけ早く送ることが基本です。特に面接の遅刻や欠席など、相手に直接迷惑がかかるケースでは、連絡が遅れると誠意が伝わらなくなってしまいます

連絡が早ければ早いほど、真摯に対応している印象を与えることができるでしょう。反対に、対応が遅れると「ルーズな人」という評価につながるかもしれません。

ミスに気づいた段階で、すぐに行動に移してください

② 誠意が伝わる文面を心がける

謝罪メールの文面は、形式的なものではなく、自分の言葉で気持ちを込めて書くことが大切です。テンプレートを参考にするのは良いですが、そのまま使うと無機質な印象になりがちになるでしょう。

相手の立場に配慮した丁寧な表現や、感謝の気持ちをひとこと加えるだけでも、印象が大きく変わります。

「この人は真面目な姿勢で対応してくれている」と思ってもらえるよう、言葉選びに注意しましょう

③ 言い訳を避け、非を認める姿勢を持つ

謝罪文でやってしまいがちなのが、自分を守ろうとする言い訳です。「忘れていました」「他の予定があって」などの表現は、かえって不誠実な印象を与えてしまう恐れがあります。

まずは自分の非を認め、相手に迷惑をかけたことを真摯に詫びることが大切です。そのうえで、「今後はこのようなことがないよう気をつけます」といった改善の意欲を示すと、より前向きな印象になります。

④ 誤字脱字や失礼な表現を避ける

せっかく丁寧に謝罪文を書いても、誤字脱字があると誠意が伝わらなくなってしまいます。特に、企業名や担当者名の誤記は絶対に避けたいところです。

また、「すみません」などのカジュアルな言い回しではなく、「申し訳ございません」のように、きちんとした敬語を使うことも大切になるでしょう。

送信前には必ず内容を見直し、誤解や不快感を与える表現がないか、慎重に確認してください。

就活の謝罪メールの基本構成

就活中に謝罪メールを送る場面では、内容の誠実さだけでなく、伝える順番や形式も非常に重要です。ここでは、読み手にきちんと気持ちが伝わる謝罪メールの基本構成を4つの要素に分けて紹介します。

  1. 件名:「謝罪メール」と記載する
  2. 冒頭:挨拶と謝罪を述べる
  3. 本文:原因と対応策を伝える
  4. 締めの一文:再度お詫びの言葉を記す

① 件名:「謝罪メール」と記載する

件名はメールの第一印象を決める大切な要素です。「面接欠席のお詫び」「書類提出遅れのご連絡」など、内容が一目で伝わる表現にしましょう。

採用担当者は毎日多くのメールを受け取っているため、「〇〇大学 氏名/面接遅刻のお詫び」など、自分の情報も明記するとより親切です。

件名に誠意が込められていると、中身も丁寧に読んでもらえる可能性が高まります。

② 冒頭:挨拶と謝罪を述べる

本文の最初には、簡単な挨拶と自己紹介を入れてから、すぐに謝罪の言葉を述べるとよいでしょう。

「お世話になっております。〇〇大学の〇〇です。本日は欠席となり、誠に申し訳ございませんでした」といった文章が自然です。

最初に謝罪の意図を明確に伝えることで、相手に誠実な印象を与えやすくなります。まわりくどい説明は避け、端的に謝ることを意識してください。

③ 本文:原因と対応策を伝える

続く本文では、なぜそのような状況になったのかを簡潔に説明しましょう。「当日の朝に高熱が出たため、面接に向かえませんでした」といった具体的な理由があると納得感が生まれます。

その上で、「今後は体調管理を徹底します」など、同じことを繰り返さないための対策も伝えてください。言い訳に聞こえないよう、事実と反省のバランスを意識することが大切です。

④ 締めの一文:再度お詫びの言葉を記す

メールの最後には、もう一度お詫びの気持ちをしっかりと伝えましょう。「このたびはご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした」といった言葉で締めると丁寧です。

さらに、「今後とも何卒よろしくお願いいたします」と加えると、柔らかな印象になります。最後の一文が丁寧であるかどうかが、全体の印象を左右すると意識しておくとよいでしょう。

【シーン別】就活での謝罪メール例文

就活中には、緊張や予期せぬトラブルにより、面接や書類提出などに支障が出てしまうこともあります。そんなとき、誠意を持った謝罪メールを送ることで、信頼回復の一歩を踏み出すことが可能です。

ここでは、就活生が直面しやすいシーンごとに謝罪メールの例文を紹介します。

  1. 面接を欠席・キャンセルする場合の謝罪メール例文
  2. 面接に遅刻した場合の謝罪メール例文
  3. 会社説明会を無断欠席した場合の謝罪メール例文
  4. 書類提出が遅れた場合の謝罪メール例文
  5. 企業に提出した情報に誤りがあった場合の謝罪メール例文
  6. インターンの参加を辞退する場合の謝罪メール例文
  7. 内定を辞退する場合の謝罪メール例文
  8. 選考を辞退する場合の謝罪メール例文
  9. 日程調整ミスがあった場合の謝罪メール例文
  10. 面接中に失礼な発言をしてしまった場合の謝罪メール例文

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① 面接を欠席・キャンセルする場合の謝罪メール例文

体調不良や急な予定の重複など、就活中には面接をどうしても欠席・キャンセルせざるを得ない場面もあるでしょう。

ここでは、面接前に欠席の連絡を入れるための丁寧な謝罪メールの例文をご紹介します。

《例文》

件名:本日の面接辞退のご連絡(〇〇大学 氏名)

株式会社〇〇
人事部 採用ご担当者様

お世話になっております。〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。

本日予定されておりました貴社の面接について、誠に申し訳ございませんが、体調不良により出席が難しい状況となりましたため、辞退のご連絡を差し上げました。

直前のご連絡となり、ご迷惑をおかけしてしまうことを心よりお詫び申し上げます。貴重なお時間を割いていただいたにもかかわらず、このような形となってしまい大変恐縮でございます。

この度の件につきましては、深く反省し、今後の就職活動においては体調管理にも一層気を配ってまいります。

何卒ご容赦くださいますよう、お願い申し上げます。

〇〇大学〇〇学部
氏名(フルネーム)
電話番号:080-XXXX-XXXX
メールアドレス:example@mail.com

《解説》
体調不良という理由は誰にでも起こりうるため、誠実さと早めの連絡が大切です。件名・宛名・署名を正しく記載することで信頼感を与えましょう。

② 面接に遅刻した場合の謝罪メール例文

就活中は電車の遅延や道に迷うなど、思わぬ理由で面接に遅刻してしまうことがあります。ここでは、面接に遅れてしまった際の謝罪と今後の姿勢を伝える丁寧なメール例文を紹介しましょう。

《例文》

件名:本日の面接遅刻に関するお詫び(〇〇大学 氏名)

株式会社〇〇
人事部 採用ご担当者様

お世話になっております。〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。

本日予定されておりました貴社の面接につきまして、道に迷ってしまい、約15分遅れての到着となってしまいました。事前にお電話でご連絡差し上げましたが、改めてメールにてお詫び申し上げます。

貴重なお時間をいただいたにもかかわらず、このようなご迷惑をおかけしてしまい、大変申し訳ございませんでした。今回の件を深く反省し、今後はより一層の準備と確認を徹底してまいります。

お忙しい中ご対応いただき、誠にありがとうございました。何卒よろしくお願い申し上げます。

〇〇大学〇〇学部
氏名(フルネーム)
電話番号:080-XXXX-XXXX
メールアドレス:example@mail.com

《解説》
遅刻の理由は簡潔に述べ、謝罪と反省の気持ちを丁寧に伝えるのがポイントです。事前連絡済みであっても、メールでのフォローを忘れずに行いましょう

③ 会社説明会を無断欠席した場合の謝罪メール例文

うっかり忘れてしまったり、当日の体調不良などで連絡をせずに会社説明会を欠席してしまうことがあります。ここでは、そのような無断欠席をした場合に使える丁寧な謝罪メールの例文を紹介します。

《例文》

件名:会社説明会欠席のお詫び(〇〇大学 氏名)

株式会社〇〇
人事部 採用ご担当者様

お世話になっております。〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。

先日は貴社の会社説明会にご案内いただいておりましたが、体調不良により参加が叶わず、事前のご連絡もできずに欠席する形となってしまいました。

このたびはご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。貴重なお時間を頂戴したにも関わらず、このような失礼な結果となり、大変反省しております。

今後はこのようなことがないよう、体調管理とスケジュールの確認を徹底いたします。何卒ご容赦くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

〇〇大学〇〇学部
氏名(フルネーム)
電話番号:080-XXXX-XXXX
メールアドレス:example@mail.com

《解説》
無断欠席はマイナス印象を与えやすいため、早急に誠実な謝罪を伝えることが大切です。体調不良など正直な理由と反省の気持ちを丁寧に表現しましょう。

④ 書類提出が遅れた場合の謝罪メール例文

エントリーシートや履歴書の提出期限をうっかり過ぎてしまったという経験は、多くの就活生にとって身近なものです。ここでは、提出の遅れに対する丁寧な謝罪メールの例文を紹介します。

《例文》

件名:応募書類の提出遅延に関するお詫び(〇〇大学 氏名)

株式会社〇〇
人事部 採用ご担当者様

お世話になっております。〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。

このたびは、貴社の選考に必要な応募書類の提出期限を過ぎてしまい、誠に申し訳ございません。準備を進めておりましたが、別件の課題と重なったことにより提出が遅れてしまいました。

大変ご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます。今後はこのようなことがないよう、スケジュール管理を徹底してまいります。

本日中に書類を添付して再度ご送付いたしますので、ご確認のほどお願い申し上げます。何卒ご容赦くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

〇〇大学〇〇学部
氏名(フルネーム)
電話番号:080-XXXX-XXXX
メールアドレス:example@mail.com

《解説》
理由を簡潔に伝えつつ、再発防止の姿勢を見せることが大切です。提出物がある場合は、その送付予定も忘れずに明記しましょう。

⑤ 企業に提出した情報に誤りがあった場合の謝罪メール例文

履歴書やエントリーシートなどの提出後、誤字や記載ミスに気づいて焦った経験はありませんか?ここでは、企業に送った情報に誤りがあったときの丁寧な謝罪メールの例文を紹介します。

《例文》

件名:提出書類の記載誤りについてのお詫び(〇〇大学 氏名)

株式会社〇〇
人事部 採用ご担当者様

お世話になっております。〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。

先日提出いたしましたエントリーシートの内容に、一部誤りがあることに気付き、ご連絡を差し上げました。具体的には、学部名の表記が誤っておりました。正しくは「〇〇学部〇〇学科」でございます。

このような初歩的なミスをしてしまい、大変申し訳ございません。貴社にご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます。

今後は提出物の確認をより一層徹底し、再発防止に努めてまいります。ご多忙の中恐れ入りますが、訂正内容をご確認いただけますと幸いです。

〇〇大学〇〇学部
氏名(フルネーム)
電話番号:080-XXXX-XXXX
メールアドレス:example@mail.com

《解説》
具体的なミスの内容を明記し、誠実な姿勢で訂正を申し出ることが重要です。あわせて、再発防止の意識を添えるとより丁寧な印象になります。

⑥ インターンの参加を辞退する場合の謝罪メール例文

就活中はスケジュールの重複や家庭の事情などで、予定していたインターンへの参加が難しくなることがあるかもしれません。ここでは、参加を辞退する場合の丁寧な謝罪メールの例文を紹介します。

《例文》

件名:インターンシップ参加辞退のご連絡(〇〇大学 氏名)

株式会社〇〇
人事部 採用ご担当者様

お世話になっております。〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。

このたびは、貴社のインターンシップにご案内いただき、誠にありがとうございます。大変申し訳ないのですが、家庭の事情により、やむを得ず参加を辞退させていただきたくご連絡いたしました。

せっかくご準備いただいたにもかかわらず、このような形となり深くお詫び申し上げます。貴社の業務内容に強く関心を持っておりましただけに、今回の辞退は非常に心苦しく思っております。

またご縁をいただける機会がありましたら、ぜひ改めてご応募させていただきたいと存じます。ご迷惑をおかけしますことを、重ねてお詫び申し上げます。

〇〇大学〇〇学部
氏名(フルネーム)
電話番号:080-XXXX-XXXX
メールアドレス:example@mail.com

《解説》
辞退の理由は簡潔かつ丁寧に述べ、誠意と関心の気持ちを添えることで印象が和らぎます。再応募の意向を一文添えるのも好印象につながるポイントです。

⑦ 内定を辞退する場合の謝罪メール例文

就活を進める中で、他の企業との比較や進路の見直しにより、内定辞退という決断を迫られることもあるでしょう。ここでは、丁寧に誠意を伝える内定辞退の謝罪メール例文を紹介します。

《例文》

件名:内定辞退のご連絡(〇〇大学 氏名)

株式会社〇〇
人事部 採用ご担当者様

お世話になっております。〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。

このたびは、内定のご連絡をいただき誠にありがとうございました。貴社から内定をいただき、大変光栄に思っておりましたが、熟考の末、他の進路を選ぶ決断をいたしました。

選考過程では貴重なお時間を頂戴し、多くの学びの機会をいただいたことに深く感謝しております。誠に勝手なお願いとは存じますが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

ご迷惑をおかけしますことを、心よりお詫び申し上げますとともに、貴社のさらなるご発展を心よりお祈り申し上げます。

〇〇大学〇〇学部
氏名(フルネーム)
電話番号:080-XXXX-XXXX
メールアドレス:example@mail.com

《解説》
辞退理由は簡潔に述べつつ、感謝と謝罪の気持ちを丁寧に表現しましょう。相手企業への敬意を忘れずに伝えることが信頼維持のポイントです。

⑧ 選考を辞退する場合の謝罪メール例文

他社の選考状況や自身の将来の方向性を見直す中で、選考途中で辞退せざるを得ないこともあります。ここでは、途中辞退を丁寧に伝える謝罪メールの例文を紹介しましょう。

《例文》

件名:選考辞退のご連絡(〇〇大学 氏名)

株式会社〇〇
人事部 採用ご担当者様

お世話になっております。〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。

このたびは、貴社の選考にご対応いただき誠にありがとうございました。選考に参加させていただく中で、改めて自身の進路について考える機会があり、熟考の末、他の方向性を選ぶ決断をいたしました。

貴社の事業内容や社風には大変魅力を感じておりましたが、誠に勝手ながら選考を辞退させていただきたくご連絡差し上げました。

ご多忙の中、貴重なお時間をいただいたにもかかわらず、このようなご連絡となり大変申し訳ございません。貴社の今後のご発展を心よりお祈り申し上げます。

〇〇大学〇〇学部
氏名(フルネーム)
電話番号:080-XXXX-XXXX
メールアドレス:example@mail.com

《解説》
選考辞退は失礼と感じられがちですが、誠実な文面で理由と感謝を伝えることで、マイナス印象を抑えることができます。迷いがあっても、決断は丁寧に伝えましょう

⑨ 日程調整ミスがあった場合の謝罪メール例文

就活中は複数企業とのやりとりが重なり、面接や説明会の日程を勘違いしてしまうこともあるでしょう。ここでは、日程調整のミスによる謝罪を伝えるメールの例文を紹介します。

《例文》

件名:日程調整に関するお詫び(〇〇大学 氏名)

株式会社〇〇
人事部 採用ご担当者様

お世話になっております。〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。

このたびは、面接日程の調整に関してご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。

私の確認不足により、他社の選考と日程が重なっていることに後から気付き、再調整をお願いせざるを得ない状況となってしまいました。

貴重なお時間を割いていただいたにもかかわらず、このようなお願いをすることとなり、深くお詫び申し上げます。以後、日程管理を徹底し、同様のミスを繰り返さぬよう努めてまいります。

お手数をおかけして恐縮ですが、可能であれば別日程での面接をご検討いただけますと幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。

〇〇大学〇〇学部
氏名(フルネーム)
電話番号:080-XXXX-XXXX
メールアドレス:example@mail.com

《解説》
自分のミスを正直に認め、再調整のお願いを丁寧に伝えることが大切です。相手の手間に対する配慮を文中に含めると、誠意が伝わりやすくなります。

⑩ 面接中に失礼な発言をしてしまった場合の謝罪メール例文

緊張から余計なことを口走ってしまったり、言葉選びを間違えたりして面接官を不快にさせてしまうのは、誰にでも起こり得ることです。

ここでは、面接中の発言に対する謝罪を伝えるメール例文を紹介します。

《例文》

件名:本日の面接での発言に関するお詫び(〇〇大学 氏名)

株式会社〇〇
人事部 採用ご担当者様

本日はお忙しい中、面接の機会をいただき誠にありがとうございました。〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。

面接中、私の発言において配慮を欠いた表現があり、不快な思いをさせてしまったのではないかと深く反省しております。緊張していたとはいえ、自分の未熟さを痛感しております。

貴社に対しては強い関心と尊敬の気持ちを持っており、本意でない形で印象を損ねてしまったことが心苦しく、改めてお詫び申し上げます。

今回の経験を真摯に受け止め、今後は発言に対する意識を高めてまいります。何卒ご容赦くださいますようお願い申し上げます。

〇〇大学〇〇学部
氏名(フルネーム)
電話番号:080-XXXX-XXXX
メールアドレス:example@mail.com

《解説》
失礼な発言に対しては、早めに誠意を持って謝罪しましょう。「本意ではなかった」という姿勢と今後の改善意識を添えることが信頼回復につながります。

就活の謝罪メールで使える便利なフレーズ集

就活中にミスやトラブルがあったとき、どのような言葉を使えば相手に誠意が伝わるのか悩む方も多いでしょう。ここでは、場面ごとに使いやすく、相手に丁寧な印象を与える謝罪フレーズを紹介します。

  1. 丁寧な謝罪を伝える定番の謝罪フレーズ
  2. 軽度のミスがあった場合の謝罪フレーズ
  3. 深刻なトラブル時に適した謝罪フレーズ
  4. 誠意を伝えるためのクッション言葉として使える謝罪フレーズ
  5. 再発防止を伝える際の謝罪フレーズ

① 丁寧な謝罪を伝える定番の謝罪フレーズ

基本的かつ広く使える謝罪フレーズには、以下のような表現があります。どのようなシーンでも無難に使えるため、迷ったときはこれらを選ぶと安心です。

ただし、定型的すぎると感情が伝わりにくくなるため、状況や気持ちに合わせて言い回しを工夫するとより丁寧な印象になります。

<謝罪フレーズ>

・このたびはご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした
・心よりお詫び申し上げます
・多大なるご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫びいたします
・ご不快な思いをさせてしまい、大変申し訳ございません
・ご迷惑をおかけしましたこと、重ねてお詫び申し上げます
・深く反省しております
・本当に申し訳ございません
・ご指摘いただき、ありがとうございます
・ご不便をおかけし、申し訳ございません
・お詫びの言葉もございません

② 軽度のミスがあった場合の謝罪フレーズ

たとえば連絡の行き違いや軽い遅刻など、影響が小さいミスには以下の表現が適しています。必要以上に重くならないよう配慮しつつも、反省の気持ちはしっかり伝えるようにしましょう。

場面に合ったフレーズを選ぶことが大切です。

<謝罪フレーズ>

・ご不便をおかけし、申し訳ございませんでした
・ご連絡が遅くなり、大変失礼いたしました
・誤解を招く表現となり、申し訳なく思っております
・不手際によりご迷惑をおかけしました
・行き違いがあり、大変失礼いたしました
・手続きに不備があり、お手数をおかけしました
・ご面倒をおかけし、申し訳ありません
・ご対応いただいたにもかかわらず、失礼いたしました
・誤送信となってしまい、失礼しました
・勘違いにより誤った情報をお伝えしました

③ 深刻なトラブル時に適した謝罪フレーズ

無断欠席や重要な提出物の遅れなど、大きな影響が出るケースでは、以下のような申し訳ない気持ちが強めの謝罪表現が適しています。深刻さに応じて謝罪のトーンを調整することで、相手に誠意が伝わりやすくなるでしょう。

<謝罪フレーズ>

・深く反省しております
・心よりお詫び申し上げます
・取り返しのつかないご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません
・弊社の落ち度により、ご迷惑をおかけしました
・ご期待を裏切る結果となり、深くお詫びいたします
・多大なるご心配をおかけしましたことをお許しください
・このような事態を招き、大変心苦しく存じます
・ご迷惑をおかけしましたこと、重ねてお詫び申し上げます
・一切の責任は私にあります
・ご不快な思いをさせてしまったことを猛省しております

④ 誠意を伝えるためのクッション言葉として使える謝罪フレーズ

謝罪の前後には、次に紹介するクッション言葉を添えると、より丁寧な印象になります。これらは相手への配慮や感謝の気持ちも含まれており、文章全体をやわらかく整える効果があるでしょう。

謝罪に限らず、メール全体の印象をよくしたいときにも役立つ表現です。

<謝罪フレーズ>

・お忙しいところ恐縮ですが
・ご多忙の中、恐れ入ります
・ご対応いただいたにもかかわらず
・ご丁寧に対応いただいたにも関わらず
・あらためて感謝申し上げます
・ご足労いただいたにもかかわらず
・ご指摘をいただき、ありがとうございます
・ご配慮いただきながらも
・ご不快に思われたことと存じますが
・ご不便をおかけしたかと存じます

⑤ 再発防止を伝える際の謝罪フレーズ

単に謝るだけでなく、今後の対策を明記することで信頼を取り戻しやすくなります。それには、以下のフレーズが効果的です。前向きな姿勢を見せることで、誠実な印象を与えることができるでしょう。

<謝罪フレーズ>

・今後は再発防止に努めてまいります
・今後は十分に注意を払い、改善いたします
・同様のことが起こらぬよう徹底してまいります
・原因を精査し、再発防止に努めます
・二度とこのようなことがないよう対策を講じます
・今後は細心の注意を払います
・関係各所と連携し、再発を防ぎます
・全社で共有し、再発を防止いたします
・手順を見直し、再発を防ぎます
・今後の運用を改善し、信頼回復に努めます

相手の信頼を取り戻す謝罪メールの書き方とは

就活中に謝罪メールを送る場面は少なくありません。欠席や遅刻、書類の遅れなどのトラブルが起きたとき、適切な対応ができるかどうかが信頼回復のカギを握ります。

特に「就活 謝罪 メール」では、送信のタイミングや言葉遣い、文面構成が相手の印象を大きく左右することも。

誠意が伝わるマナーを守ったうえで、場面ごとの例文や便利なフレーズを活用すれば、謝罪の気持ちはしっかりと届くでしょう。

就活ではミスが起きることもありますが、大切なのはその後の対応です。丁寧な謝罪メールによって、信頼を回復し次につなげましょう。

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    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。