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【面接対策】自己PRの評価を上げるポイントを例文付きで解説

「どんな風に自己PRすれば、面接官の印象に残り面接を突破できるのだろう?」と真剣に悩んでいませんか?

自己PRは、面接で必ず聞かれ、選考結果を左右する重要な質問なので、しっかり対策する必要があるでしょう。

そこで、この記事では「面接での自己PRの評価を上げるポイント」や「全ての頻出質問を自己PRに変える方法」を例文付きで紹介します。

更に、間違いやすい「自己紹介と自己PRの違い」や「自己PRの流れや注意点」も解説しますので是非参考にして下さい。

人事 鈴木

記事の監修者

人事 鈴木

新卒でベンチャー企業で求人広告の新規営業を経験 入社半年でテレアポ獲得数社内1位。新卒売り上げ1位を獲得。 その後Cmind groupの人事部に入社し、新卒採用を担当。 現在は学生の面談だけではなく採用戦略や広報にも携わっている。

吉田

記事の監修者

吉田

新卒で株式会社C-mindに入社後、キャリアアドバイザーとして累計1000人以上の就活生との面談を経験。就活時代も大手からベンチャーまで様々な業界・職種を見てきた経験から、幅広い視点でのサポートを得意とする。プロフィール詳細

目次

自己紹介と自己PRの違い

自己紹介自己PR
名前・出身校・趣味
特技など
人柄や自分の強み

自己紹介は、面接の冒頭で聞かれ、「私はこのような人物です」と説明することです。

「名前・学校名・ガクチカ」などを簡潔に30秒~1分以内にまとめ、最後に「本日はどうぞよろしくお願いいたします」で締めくくります。

一方の自己PRは、今までの経験をもとに、自分の能力や強みをアピールすることが目的ですよ。

その能力を入社後どのように活かせるかを伝えることが大事になり、1分~3分以内におさめる違いがあります。

面接官が自己PRで何を見ている?

面接官が自己PRで重視しているポイントが分かれば、適切な自己PRの回答ができます。

そこで、面接官が自己PRで見ているポイントを4つ解説していきましょう。

  1. どんな人間性の持ち主か
  2. 会社へ貢献してくれるか
  3. コミュニケーションは取れるか
  4. 入社への意欲が高いか

①どんな人間性の持ち主か

面接官は、自己PRで、どんな人間性の持ち主かを知りたがっています。

今後一緒に働く人物を採用するのですから、「この人と一緒に働きたい」と思わせることが大事です。

過去と現在を含め、自分が一番頑張った(頑張っている)ことや、何かを経験して学んだ(学んでいる)ことなどをアピールしましょう。

具体的なエピソードを交えることで、説得力が増し、どんな人間性をもっているのかアピールできます。

②会社へ貢献してくれるか

面接官は、将来会社に貢献してくれる人物を採用したいので、自己PRで将来性があるかどうかを見極めています。

業界未経験の就活生の場合、「今後、応募企業で成長していくイメージが湧くかどうか」で考えて下さい。

すなわち、自己PRで自分の強みをアピールし、その強みが企業とマッチしていれば企業貢献につながると感じてもらえるでしょう。

また、応募企業で活かせる経験やスキル、資格などを持っていると、即戦力として入社してからの貢献するイメージを持ってもらいやすいです。

③コミュニケーションは取れるか

面接官は、自己PRの質問の意図を理解し回答しているかをみることで、コミュニケーション能力を判断しています。

ビジネスにおけるコミュニケーションは、社内外の人間関係の構築、業務の効率化のためにどの業界・職種においても必要不可欠です。

相手の立場で考え、不快にさせないような話し方にし、面接の最初から最後まで気を抜かないようにしましょう。

④入社への意欲が高いか

面接官が自己PRで一番重要視しているポイントが、入社への意欲の高さです。

企業は、入社への意欲が高ければ、仕事へのモチベーションも高く、長く務めてくれそうだと判断します。

しかし、自己PRで「入社したいです」の言葉だけだと、本当に志望したいのかどうか熱意が伝わってきません。

企業の特徴と自分の強みをつなげて、どんなキャリアを歩んでいきたいかをアピールできれば、入社への意欲が伝わるでしょう。

自己PRの評価を上げるポイント

自己PRは、採用試験では大きなウェイトを占めるものなので、採用担当者を思わずうならせるような印象に残る自己PRにする必要があります。

そこで、ライバルに差をつける自己PRの評価を上げるポイントを5つ紹介しましょう。

  1. アピールポイントを1つに絞る
  2. 履歴書やESに一貫性を持たせる
  3. やる気や熱意をアピールする
  4. 仕事に活かす事を意識する
  5. 明るくハキハキは話す

①アピールポイントを1つに絞る

自己PRは、企業に自分を売り込むチャンスなので、あれもこれもと良いところを詰め込みたくなりますが、アピールポイントは1つに絞りましょう。

アポールポイントが複数あると、話も長くなり、結局何を一番伝えたかったのかがぼやけてしまいます。

1つに絞ることで、より内容を濃く伝えられるため、面接官の印象にも残りやすいでしょう。

②履歴書やESに一貫性を持たせる

面接で話す自己PRは、履歴書やESに一貫性を持たせることが面接官の評価を上げるポイントです。

事前に面接官が目を通した応募書類と異なる内容を話せば、あなたのイメージが定まらず印象に残りづらいでしょう。

履歴書やESと同じ内容を伝えれば、何が言いたいのか整合性が取れ、説得力を持たせられるので採用につながりやすいです。

③やる気や熱意をアピールする

面接の自己PRでは、やる気や熱意を伝えることで面接官の評価は上がります。

やる気や熱意のある人は、入社後の仕事に対する意識も高く、将来成長してくれると捉えられるため面接官の目には魅力的な人材に映るのです。

面接でやる気や熱意を効果的に伝えるには、抑揚をつけた話し方にし、論理的な根拠をもって入社したい思いをアピールしましょう。

④仕事に活かす事を意識する

面接で自己PRを話す時は、仕事に活かすことを意識すれば面接官の評価が上がります。

仕事に活かせるということは、いわば即戦力を意味し、面接官も採用したいと感じるでしょう。

企業研究し、その会社で活かせるものがない場合、就活中に仕事で活かせる経験をしたり、資格を取得したりして面接の場でアピールする方法もあります。

⑤明るくハキハキと話す

面接の自己PRを話す時は、明るくハキハキと話すことで面接官の評価も上がるでしょう。

自己PRは、自分の良いところを面接官にアピールする事なので、自信をもって大きな声で話します。

明るくハキハキと大きな声で話すことで印象が良くなり、明るさや前向きな姿勢を示せるでしょう。

自己PRは「PREP法」を取り入れる

自己PRで伝えるべき強みはあるけれど、どのように伝えたらいいのか分からないという方は、「PREP法」を取り入れましょう。

「PREP法」について、構成順に1つ1つ詳しく解説していきます。

  1. Point(結論)
  2. Reason(理由)
  3. Example(具体例)
  4. Point(まとめ)

「上手く自己PRが書けない….書いてもしっくりこない」と悩む人は、まずは簡単作成ツールで自己PRを作成してみましょう!LINE登録することで何度でも自己PRを作成でき、3分で自己PRが簡単作成できますよ。

①Point(結論)

「PREP法」は、「私の強みは、〇〇です」とPoint(結論)を最初に持ってくる手法です。

結論を最初に話すことで、その後の話に興味を持って聞いてもらえるという利点があります。

逆に、経験や実績から話し始めてしまうと、最後まで何を言いたいのかあやふやなまま話が進み、自己PRのインパクトに欠けてしまうでしょう。

②Reason(理由)

結論の次は、その結論に至ったReason(理由)を簡潔に伝えましょう。

「私の強みは、〇〇です」という言葉だけで根拠がなければ、面接官を説得することができません。

どうして、その強みが自分に備わっていると言い切れるのか、理由を明確に伝えることが大事です。

③Example(具体例)

先ほど伝えた理由をさらに詳しく解説するのが、Example(具体例)になります。

具体例では、強みを得たきっかけやエピソードを詳しく説明することです。

エピソードを伝える際には、5W1H(※)や5感(視力・聴覚・味覚・触覚・臭覚)を使った表現方法を使うとより臨場感が出て状況をイメージしやすくなりますよ。

エピソードは人それぞれ違うので、自分の考え方や人柄をアピールし、オリジナル性を出すことが大事です。

※5W1Hとは、「When(いつ)」「Where(どこで)」「Who(誰が)」「What(何を)」「Why(なぜ)」「How(どのように)」という6つの要素のこと

④Point(まとめ)

最後は、最初のPoint(結論)で示した自分の強みを、どう入社後に活かすかにつなげ締めくくります。

入社後に活かせないようなスキルや強みをアピールしないように注意しましょう。

事前に企業の研究を徹底的にし、企業と自分の強みの共通点を探しておくことで、面接官に自社で活躍してくれる人材だと印象付けられますよ。

自己PRの例文5つ

PREP法に基づいて、自己PRの例文をアピールする項目別に5つ紹介します。

  1. 例文①主体性をアピール
  2. 例文②誠実性をアピール
  3. 例文③問題解決力をアピール
  4. 例文④コミュニケーション力をアピール
  5. 例文⑤協調性をアピール

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【関連記事】
赤ペンESを徹底解説!エントリーシート無料添削サービスとは

例文①主体性をアピール

自己PRで主体性をアピールする例文を添削しました。

学生時代地域課題に取り組んだ経験をもとに、自ら行動し周囲に働きかけた過程を明確に描いています。

主体性をアピールする自己PR
【結論】
私は、目標達成に向けて自ら考え、主体的に行動する力があります課題に対しても自ら行動することで周囲を巻き込んで解決に導く力があります
添削コメント|「主体的に行動する力」は抽象的で汎用的すぎるため、「課題発見」「周囲を巻き込む」など企業で再現性をイメージしやすい言葉に具体化しました。
【エピソード】
大学のゼミ活動において、地域の観光資源を活用した、まちおこし企画を立案・発表する課題に取り組みました。初めは意見が出ず、議論が停滞してしまいました。
添削コメント|ゼミ活動という大学生に多い経験を選びつつ、「企画立案・発表」といった行動が明示されており、主体的な取り組みをアピールする導入となっています。
【エピソード詳細】
まず地域の観光拠点である温泉街を訪問し、自分なりの企画案を持ち込み、メンバーに共有しました地元の旅館経営者や観光協会の方にヒアリングを行いました。そのうえで、「高校生によるガイド付きツアー」という案を自ら企画・資料化し、チームに共有しました
添削コメント|元の文章では「自分なりの企画案を持ち込んだ」「メンバーに共有した」といった、ざっくりとした表現が目立ちます。改善後は「どこへ行き」「誰に話を聞き」「何を考案したか」を明確にしました。
【成果】
最終的に、地元の高校生とのコラボイベントという企画が採用され地元の高校生と連携して、観光スポットでのイベントを共同開催する企画がチーム案として採用され、発表では地域の担当者から「実現性が高く、若者らしい視点がある」と高評価をいただきました。
添削コメント|企画化までの流れはこれまでの文章で分かりますが、最終的にどんな「コラボイベント」になったのかが伝わらないため、「観光スポットでのイベントを共同開催」という具体的な企画内容に言い換えました。
【入社後】
入社後も、受け身にならずに自ら課題を見つけ自身の業務領域に限らず、組織全体の課題にも目を向けながら、周囲を巻き込みながら価値を創出していきたいと考えています。
添削コメント|「受け身にならずに〜課題を見つけ」は自己PRとしてありきたりな表現で再現性が薄いため、「組織全体への視野」や「主体的な働きかけ」に踏み込んで行動の展望を具体化しました。

【NGポイント】
行動の描写が抽象的で、何をしたのかが読み手に伝わりにくい点がありました。また、「高評価を受けた」「メンバーに共有した」といった表現が曖昧で、成果や工夫の具体性が不足していました。

【添削内容】
誰に・何を・どうしたかという5W1Hを明確にし、温泉街の現地調査や関係者へのヒアリング内容を詳細に記載しました。成果面でも、受賞実績や発表の評価者を明確にしています。

【どう変わった?】
主体性の根拠となる行動が詳細に描かれ、企業側が再現性をイメージしやすい内容になりました。説得力のあるストーリー構成により、面接でも印象に残りやすい自己PRへと進化しています。

【今回の自己PRのコツ】
行動内容に5W1Hを入れる
・どのような賞をもらったかアピールする
・組織に貢献できる強みであることを示す

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例文②誠実性をアピール

自己PRで誠実性をアピールする例文を添削しました。

面接で誠実性を伝える際は、単なる「真面目さ」に終始せず、「どのように自分のミスに向き合い、再発防止に努めたか」まで伝えることで、評価されやすくなります。

誠実性をアピールする自己PR
【結論】
私は、ミスを隠さず正直に向き合い、信頼を築く誠実さを行動で示し、周囲と信頼関係を築く「誠実さ」を大切にしています。
添削コメント|「ミスを隠さない」という行為だけでは誠実性の印象が限定的です。「誠実さを行動で示す」とすることで、強みの再現性や汎用性が企業にも伝わりやすくなります。
【エピソード】
大学3年時のインターンシップで、事務作業を担当していた際に、データ入力でミスをしてしまった経験があります。 データ入力の際に確認を怠り、社内システムに誤った情報を登録してしまったことがありました。
添削コメント|「ミスをしてしまった」だと根本の原因を理解しているかが伝わらず、他責的に見える可能性があります。主体的な反省が伝わるよう、「確認を怠った」という表現に変えることで、誠実に自身の過ちを受け止める姿勢を明確にしました。
【エピソード詳細】
誤ったままでは周囲に迷惑がかかると考え、上司に状況を正直に申し出ました。そのうえで、入力ミスの原因を洗い出しました。上司からの指示を受けた後、確認フローの見直しやチェックリストの作成を提案することで、再発防止策に取り組んだのです。
添削コメント|元の文章では「入力ミスの原因を洗い出した」だけで終わっていた内容を修正し、「確認フローの見直し」「チェックリスト作成」といった具体策を明示し、どのように再発防止に取り組んだかを明示しています。
【成果】
その結果、作業ミスの件数が大幅に減りました。後続の作業で同様のミス率が前年の30%削減されたのです。「自分のミスに誠実に向き合い、全体に良い影響をもたらせる人」として上司から信頼を得られました。
添削コメント|「大幅に減り」は主観的で、読み手によって効果の大小が不明確になる表現です。改善後は「同様のミス率が前年の30%削減された」と客観的な数値を用いた表現に変更しました。
【入社後】
入社後も、失敗を恐れずに誠実に向き合います。間違いがあった際は責任を持ち、真摯に改善へとつなげる姿勢を大切にしたいです。ミスの原因究明を行い、再発防止に取り組むことで、チーム全体の生産性を向上させます。
添削コメント|「失敗を恐れずに誠実に向き合い」は抽象的で、印象がぼやけていました。改善案では「ミスにも責任を持つ」「チーム全体の生産性を向上させる」という具体的な言葉に置き換えることで、入社後の再現性が感じられます。

【NGポイント】
全体で誠実性は伝えていましたが、行動の具体性や成果の明確さが不足していたため、説得力がやや弱くなっていました。また、説明が端的すぎたことで、面接官が深掘りしにくい構成になっていました。

【添削内容】
まず、ミスの具体的な内容と背景を明確にしました。加えて、成果の部分では「前年と比べて30%削減」という客観的な数値を出し、読み手に成果を効果的にアピールしています。

【どう変わった?】
企業から見たとき、誠実性が単なる性格的な特徴ではなく、「信頼を得るためにどう行動できるか」という業務上の資質として表現された例文になりました。

【今回の自己PRのコツ】
ミスに誠実に向き合った経験を語る
・客観的な数値を含める
・どのように再発防止に努めたか述べる

例文③問題解決力をアピール

自己PRで問題解決能力をアピールする例文を添削しました。

抽象的な表現を避け、5W1Hを意識して書くことで、説得力のある自己PRになります。

問題解決能力をアピールする自己PR
【結論】
私は、課題に直面した際に状況を整理する「問題解決能力」が強みです。課題を把握し、解決に向けて具体的な行動に素早く移せます。
添削コメント|結論部分では強みを1語で明確に示しましょう。「具体的な行動に移せる」という点も明示されており、効果的です。
【エピソード】
大学3年次のゼミ活動において、研究発表会に向けた準備が思うように進まなかったことがあります。チーム内の連携不足が課題だったのです。資料作成の遅れや認識のずれが頻発し、全体の作業が停滞していました。
添削コメント|「連携不足」はあいまいで伝わりにくいため、実際に発生した問題を「資料の遅れ」「認識のずれ」と詳細に書くことで、背景を理解しやすくしています。
【エピソード詳細】
私はまず、全員の進捗と役割を一覧にまとめることで全員が把握できるようにしました。重複や抜け漏れを可視化しました。さらに、ミーティングの頻度を増やしました。情報共有を円滑にするために毎週の進捗報告ミーティングを設け、各自の担当を明確に見直したのです。
添削コメント|【エピソード】で述べた課題に対して「一覧にまとめて漏れを可視化する」「ミーティングを設ける」という具体的な取り組みを行ったことを明記しています。
【成果】
その結果、チームは発表会で優秀賞を受賞し、ゼミ内でも取り組みが高く評価されました。また、私自身もリーダーシップと課題解決の姿勢を評価され、次年度のリーダーに選ばれたのです。この経験を通じて、課題を明確化する仕組みづくりに自信を持つようになりました。
添削コメント|企業でも再現可能な”仕組みづくり”の力に焦点を当て、入社後も通用する強みであることをアピールしています。
【入社後】
入社後も、現場で課題が生じた際には冷静に状況を把握します。周囲と連携しながら解決策を実行に移すことで、円滑な業務推進に貢献したいと考えています。業務の中で生じる問題にも柔軟に対応し、チーム全体で成果を出せる仕組みづくりに貢献したいと考えています。
添削コメント|「円滑な業務推進」は曖昧で汎用性が高すぎるため、具体的にどんな貢献ができるのかが不明瞭でした。チームで成果を出すための「仕組みづくり」という表現に変更しています。

【NGポイント】
課題や行動内容が抽象的で、面接官が状況を具体的にイメージするのが難しい状態でした。特に「連携不足」や「意識が高まった」といった表現は、人によって解釈が異なるため、背景を意識しづらいです。

【添削内容】
課題内容は「資料の遅れ」「認識のずれ」と詳細に書き、対応策を詳しく整理しました。「役割を一覧にまとめる」「毎週ミーティングを開く」といった施策を明示し、信頼性を向上させています。

【どう変わった?】
課題の具体化により、問題解決の対象やアクションが明確になりました。企業から見ても、抽象的な能力ではなく「実行できるスキル」として伝わり、職場で再現性のある力として評価されやすいです。

【今回の自己PRのコツ】
課題に感じた背景を具体的に描写する
・具体的な対応策を明示する
・仕組み作りを行える点をアピールする

例文④コミュニケーション力をアピール

自己PRでコミュニケーション力をアピールする例文を添削しました。

コミュニケーション能力を用いて、どのようにチーム全体を成功に導いたのかを明記しています。

コミュニケーション力をアピールする自己PR
【結論】
私は、相手の立場に立って考え、円滑な関係を築く状況や相手に応じた伝え方を工夫し、チーム全体が前向きに進める関係性を築くコミュニケーション力があります。
添削コメント|元の文章でも強みの概要は分かりますが、「どのような伝え方をすることでどんな関係性を築けるのか」という行動の視点を加えることで、より再現性のある強みとして印象が明確になります。
【エピソード】
大学では、学園祭実行委員として出店責任者を担当し、チーム内の意見が対立した際に調整役を務めましたメンバー同士の意見がぶつかる場面で話し合いをリードし、対立を前向きな議論へと導きました
添削コメント|「調整役を務めました」は端的ですが、行動内容が伝わりません。「話し合いをリードし対立を議論に変えた」とすることで、コミュニケーションによる働きかけが明確になります。
【エピソード詳細】
出店内容を巡って意見が割れた際、それぞれの主張に耳を傾け、丁寧に聞き取りましたそれぞれの意見に耳を傾けながら、「その意見の背景や目的」を一つずつ丁寧に聞き出しました。そのうえで、共通点や譲れない点を整理し、全員が納得できる形で企画を再構築しました対立するポイントをホワイトボードに書き出し、優先順位や譲れる点を可視化することで、納得感のある方向性をチーム全体で導き出しました。結果、チームの結束力が高まり、当日の運営もスムーズに行えました。
添削コメント|「耳を傾けたことだけでなく、「どのように情報を整理し、解決したのか」までを具体化することで、コミュニケーション力が単なる受け身ではなく「調整力」や「促進力」を含むことが明確になります。
【成果】
話し合いを通じて相手の意見を引き出し、全体最適な案を導き出すことで、売上や来場者数など目に見える成果だけでなく、「また一緒に活動したい」と言われる信頼関係も築けました「自分の意見も尊重された」と多くのメンバーから声をもらい、結果的にチーム内の満足度も高く、前年より売上が1.5倍に伸びるという成果にもつながりました
添削コメント|「全体最適」や「信頼関係」という表現では具体的成果が伝わりにくいため、メンバーからの反応や売上の数値など、定量・定性の両面から信頼や結果を示しました。
【入社後】
貴社でも、チームや顧客との信頼関係を大切にし、円滑なコミュニケーションを通じて業務を推進してまいります一人ひとりの考えを丁寧にくみ取り、全体の目的に向けて意見を調整することで、周囲との信頼関係を築きながら業務を前進させたいと考えています
添削コメント|「円滑なコミュニケーション」は抽象的で再現性に欠けるため、「意見を調整し目的に向かって進める」といった行動ベースにすることで、企業での活躍がイメージしやすくなります。

【NGポイント】
「コミュニケーション力」をアピールしているものの、どんな場面で、どう発揮されたかが曖昧で、具体性に欠けていました。また、読み手が納得するには行動や結果の描写が不十分だった点が課題でした。

【添削内容】
実際のやりとりや工夫の内容、数値で示せる成果に差し替えました。特に「意見の可視化」などの行動表現を入れ込み、コミュニケーション力の実践的な価値が伝わるよう調整しました。

【どう変わった?】
学生時代の経験がより具体的に描かれ、企業の選考でも即戦力としての再現性が伝わる内容になりました。結果として、実践的で説得力のある自己PRになっています。

【今回の自己PRのコツ】
チーム内での立ち位置を明記する
・具体的な対応策をアピールする
・成果を定性・定量の両方で示す

例文⑤協調性をアピール

自己PRで協調性をアピールする例文を添削しました。

自己PRでは、単に「話し合った」と述べるのではなく、どのような工夫で周囲と信頼関係を築いたのかを表すことが重要です。

協調性をアピールする自己PR
【結論】
私は、周囲の意見を尊重しながらチームの力を引き出せること信頼関係を築き、チームの目標達成を支える協調性を強みとしています。
添削コメント|「チームの力を引き出す」は抽象的でイメージが湧きにくいため、企業側が職場での再現性を想像しづらくなります。「信頼関係を築き支える」と具体化しました。
【エピソード】
大学のサッカー部でキャプテンを務めた際、試合方針を巡ってメンバーの意見が対立し、チームの士気が低下したことがありました話し合いが進まず練習の質が落ちる状況が続いていました私は全員の意見を聞き、ポジションごとの課題を整理したうえで、戦術の変更を提案しました。
添削コメント|「士気が低下」は主観的かつ曖昧で、実際に起きた問題が伝わりません。そこで、「練習の質が落ちた」と言い換えることで、協調性が求められる理由に納得感を持たせています。
【エピソード詳細】
練習後に一人ひとりと個別に会話を重ね、意見の背景や不安を共有することで信頼関係を築いていきました直接対話しながら、「何に不満を感じているのか」「どんなプレーがしたいのか」を具体的にヒアリングし、共有メモにまとめてチーム全体に展開したのです。
添削コメント|協調性を発揮した「行動内容」がやや抽象的だったため、具体的な手段(対話→共有メモ→可視化)に落とし込みました。
【成果】
その取り組みの成果として、前年は予選敗退だったリーグ戦で初の入賞を果たしました。この経験から、個々の力だけでなく、チーム全体の力を引き出すことの重要性を実感しました一人ひとりの意見を活かすことで、全員が力を出し切れる環境を作ることの重要性を学んだのです。
添削コメント|「力を引き出すことの重要性を実感」は主観的で説得力が弱く、成果と直結していませんでした。「環境づくり」に視点を置くことで、協調性をチーム運営に活かせる資質として表現しました。
【入社後】
入社後も周囲と信頼関係を築きながら、チーム全体で成果を上げられるよう行動していきます部署や立場を問わず周囲と連携し、全体最適を意識した行動で成果に貢献していきます
添削コメント|「成果を上げられるよう行動」は曖昧で、どんな行動を想定しているのかが不明でした。「立場を問わず連携する」という表現に変えることで、職場での協調性の発揮の方法が具体化されました。

【NGポイント】
実際にどのような行動をとって協調性を発揮したのかが見えにくい箇所が多くありました。また、成果や入社後の姿においても「協調性」がどのように活かされるのかが明確ではありません。

【添削内容】
抽象的だった語句や自己評価的な文言を具体的な行動・事実に言い換えました。「共有メモの活用」や「部署を超えた連携」など、読み手が状況を想像しやすいように工夫しています。

【どう変わった?】
協調性という強みが、チームの中でどのように活かされたのかが具体的に伝わる構成に変わりました。採用担当者にとっても「この強みは職場でどう再現できそうか」がイメージしやすくなっています。

【今回の自己PRのコツ】
・具体的な行動で協調性を示す
・自己評価より客観的成果を重視する
・再現性を意識して入社後の目標を明記する

よくある10の質問を全て自己PRにつなげる

面接では、「自己PR」以外にも様々な質問を投げかけられ、その回答の内容や回答の仕方によって合否が決められます。

そこで、質問の1つ1つを自己PRにつなげられれば、さらに面接官に印象付けられるでしょう。

面接でよく聞かれる質問を自己PRにつなげた10の例文を紹介します。

  1. 志望動機は何ですか?
  2. 学生生活で一番力を入れたことは何ですか?
  3. 長所と短所を教えてください
  4. 成功体験を教えてください
  5. 失敗した経験について教えてください
  6. 人生で一番頑張ったことは何ですか?
  7. 入社後はどんな仕事をしたいですか?
  8. 他社の選考状況を教えてください
  9. 5年後は何してると思いますか?
  10. 最後に質問はありますか?

明日、面接があるけど不安すぎる…
どんな質問が来るか分からず、緊張してしまう…


このように面接に対しての漠然とした不安から、面接に苦手意識を持ってしまったり、面接が怖いと感じてしまうこともありますよね。企業によっても面接の質問や内容が違うので、毎回ドキドキしてしまいます。

そんな就活生の皆さんのために、カリクル就活攻略メディアでは、実際に400社の面接の質問を調査し、100個の質問を厳選しました。LINE登録をすることで【完全無料】で質問集をダウンロードできます。面接質問集をゲットして、不安を解消した状態で面接に臨みましょう!

①志望動機は何ですか?

志望動機は、「その企業を志望する理由を伝える」のが目的ですが、そこに「自分を採用するメリット(自己PR)」も同時に伝えられるといいでしょう。

【志望動機+自己PRの例】

私は、学生時代飲食店でアルバイトをしていました。
その際、日々の売り上げ管理やシフトの管理など事務作業に携わらせていただいた経験があります。
事務作業をしているうちに、お金を管理する経理事務に興味を持ち志望いたしました。
そこで、経理に必要な日商簿記3級の資格試験に挑みましたが3回落ち、一度は諦めようと考えました。
しかし、どうしても諦めきれず猛勉強をした結果、4度目でやっと合格でき、家族全員でお祝いしてもらいとても嬉しかったです。
現在は、日商簿記2級を目指して勉強に励んでおります。将来は、御社で経理事務としてお役に立てるよう努力していきたいと考えております。

②学生生活で一番力を入れたことは何ですか?

学生時代で一番力を入れたことで得られた学びや経験を、入社してから活かす内容につなげられれば自己PRも同時にできます。

【ガクチカ+自己PRの例】

私が学生時代に一番力を入れたことは、大学で介護ロボットをつくる研究です。
介護ロボットを研究した理由は、少子高齢化になっていく今後の日本にとって必要不可欠な存在になっていくと思ったからです。
しかし、介護ロボットは人に直接接するものなので、完成するまでにボディを滑らかにしたり、転倒して利用者に怪我をさせないような工夫が必要なので試行錯誤しました。
完成後、実際に大学の近くの介護施設で試験的に使用していただけることになりましたが、利用者の意見は予想以上に厳しいものでした。
「ロボットの顔が怖い」とか「大きくて圧迫感がある」など課題もたくさん見つかり現在改善しているところです。
私はこの経験を活かし、御社でもこのような社会に役立つ商品を開発できるITエンジニアを目指していきたいと考えております。

③長所と短所を教えてください

長所と短所は、自分がどのような人間かを伝える目的がありますが、その長所と短所で入社後何ができるかをアピールすることで自己PRにつなげます。

【長所と短所+自己PR】

私の長所は、人一倍責任感が強いところです。
大学時代、水泳部のキャプテンを務めておりましたが、合宿や大会の前は、部員全員が気持ちよく臨めるよう計画的に準備をし、大会中も選手たちが今何を考え欲しているのかを気遣い、責任をもってやり遂げることができ感謝された経験があります。
また、短所としては、何でも1人でやった方が早いと考え、人に頼らないで自分で解決してしまうところです。
しかし、それでは独りよがりになってしまうこともあるので、複数人で物事を進める際には自分だけでできることでも役割分担をし、取り組むことを心掛けています。
入社した際には、この責任感の強さを武器に仲間と協力して業務に取り組めるよう努力したいと考えております。

④成功体験を教えてください

成功体験は、成功に向けて努力した過程や取り組みをアピールすることが目的ですが、自分の良いところを強調できれば自己PRにつながります。

【成功体験+自己PR】

私の成功体験は、大学の受験に合格したことです。
私は、野球部に所属しており、朝練と部活動で毎日忙しかったため、高校2年生まで勉強を疎かにしていました。
そのせいで、高校3年生の時に、志望校でE判定になり、これではいけないと思い一念発起しました。
まず朝4時に起き3時間勉強し、学校が終わってからご飯とお風呂以外はほとんど部屋にこもり平日6時間、休日は12時間の勉強を自分に課しました。
好きなゲームのアプリも消し、好きな番組も見ずに、友達との遊びも断り努力した結果、念願の志望校に合格することができました。
私は御社に入社してからも、目的達成のために計画的に努力して行きたいと考えております。

⑤失敗した経験について教えてください

失敗した経験は、努力をしても報われなかったが、最善を尽くしたという内容であれば十分自己PRに変換することができます。

【失敗した経験+自己PR】

私の失敗した経験は、アルバイト先のレストランで、注文を間違えてしまいお客様に別のメニューを提供してしまったことです。
注文を間違えた日は、雨の日でいつもよりお客様が少なかったのですが、その気の緩みからいつもの注文を復唱する確認作業を忘れてしまいました。
その結果、違うメニューを提供してしまい、お客様の本当に食べたいメニューの提供までに時間がかかり、キッチンの人にも迷惑をかけてしまいました。
私はその日以来、どんなに忙しくても忙しくなくても、注文を復唱し、ミスが起こらないよう心がけております。

⑥人生で一番頑張ったことは何ですか?

人生で一番頑張ったことは、過去の頑張った経験により、自分がどのように成長できたかという内容にすることで自己PRにつながります。

【人生で一番頑張ったこと+自己PR】

私が人生で一番頑張ったことは、自転車で7か月間かけて日本一周の旅をしたことです。
日本一周をしようと思ったきっかけは、インドアな家族だったので色んな所に行ってみたかったという願望からです。
目標は、まだ200人しか達成していない「道の駅1189駅制覇」と毎日笑顔で楽しむことでした。
学生時代にアルバイトで貯めた100万円を、日本全国の郵便局でお世話になりながら、その土地ならではの名物を聞き美味しくいただきました。
私はこの経験から、初対面でも気さくに話しかけてくれ、見ず知らずの私に差し入れをしてくれる人の温かさに触れ、どんな人にも話しかけられるコミュニケーション能力を身に付けました。
入社した際には、この能力を活かし、営業に勤しみたいと思っております。

⑦入社後はどんな仕事をしたいですか?

「入社後にどんな仕事をしたいのか」という質問の回答で自己PRするには、自分が働いた際に叶えたいことと同時に働いた際のメリットを伝えましょう。

【入社後どんな仕事がしたいか+自己PR】

入社後は、去年取得した宅建の資格を活かせる不動産営業に携わり、お客様のニーズに合った物件を提案したくさんの人を笑顔にしたいと考えております。
私は、地元から離れた大学に通っていたため、高校卒業後は一人暮らしのアパートを探した経験があります。
その時に、事前に入居を検討している物件をネットで探し、いくつかピックアップしていました。
しかし、実際に不動産を訪れた際に、こちらの条件を聞いて提供してくれた物件は、自分が探していたものよりもとても魅力的なものだったのです。
それ以来、不動産業界に興味を持ち、私もお客様を笑顔にする物件の提供をしたいと考えております。

⑧他社の選考状況を教えてください

他社の選考状況を聞かれた際の答え方次第では、いい印象を与えることができ自己PRにつながります。

【他社の選考状況+自己PR】

他社の選考状況は機密性の高い情報なので、詳細にお伝えすることはできませんが、他社からオファーをいただいており真摯に検討しております。
しかし、御社が第一志望で、入社したい気持ちが強いので真剣にご検討いただけると幸いです。

⑨5年後は何してると思いますか?

5年後の自分を答える際には、主体性を持たせた達成可能なキャリアにし、5年後の魅力的な自分をアピールできれば自己PRにつながります。

【5年後の自分+自己PR】

5年後の自分は、営業部でトップセールスマンになり、営業部のリーダーとしてみんなを引っ張っていく存在になっていたいと考えております。
まずは、営業部での日々の仕事を覚え、先輩営業マンの良いところをたくさん見習いながら、早く一人立ちできるように努力します。
先輩方から一人前の営業マンとして認められた暁には、新人教育にも携わりたいと考えております。
そして、営業部全体が活気づくことで一人一人のモチベーションを高めていき、毎年前年度の売り上げを更新できるよう努力し続けていきたいです。

⑩最後に質問はありますか?

最後の質問は、自分をアピールする最後のチャンスととらえましょう。

「ピーク・エンドの法則」により、cするという法則があるため、最後の一言は重要です。

【最後の質問+自己PR】

私は留学経験がありますので、英語力に自信があります。将来、海外事業部で活躍するにはどのような努力が必要だとお考えでしょうか?

面接の自己PRの4つの注意点

面接で自己PRを話す際に、多くの就活生に見られるNGポイントを4つ紹介します。

  1. 根拠がない
  2. 一貫性がない
  3. 長すぎる(短すぎる)
  4. 業務内容と合わない

①根拠がない

面接での自己PRでよくありがちな就活生の失敗は、話に根拠がないことです。

例えば、「私は、行動力が強みです」という自己PRに対して、その行動力を証明するエピソードが何もなければ、あなたにとって行動力は強みではありません。

過去と現在を含め、自分が頑張ったことや学んだこと、経験してきた事から結論を導き出し、自分の強みについて考えてみて下さい。

面接官を納得させられる強いエピソードを深く考え、根拠を示すことが大事です。

②一貫性がない

書類審査も無事に通過し、いざ面接で自己PRを話す際は、応募書類の内容と全く違うことを話さないようにしましょう。

面接は、履歴書やESで伝えきれなかったことをアピールする場なので、違うことを話せば一貫性がないと思われてしまいます。

それだけでなく、履歴書やESの内容が本当なのか疑わしく思われ、企業に悪い印象を与えてしまうでしょう。

そうならないためにも、面接の前に、応募書類に何を書いたのか振り返る必要があります。

③長すぎる(短すぎる)

自己PRをダラダラと話し続けると、面接官も「もう聞きたくないな」と思ってしまうでしょう。要点を1つに絞り、1分から長くても3分以内に話すようにして下さい。

長すぎてもいけませんが、短すぎても「アピールすることがないのか」と面接官から入社意欲を疑われてしまいます。

面接での自己PRは、面接官に「次が聞きたい」と思わせるくらいの長さが適当です。

④業務内容と合わない

面接での自己PRで、応募企業の業務内容と違う強みをアピールしないよう注意しましょう。

コミュニケーション能力や協調性のように、どの業界や業種でも当てはまる必要不可欠な要素であれば問題ありません。

しかし、デパートの接客業を志望していたとして、「宅建の資格を持っています」とアピールされても採用する側は価値を感じないでしょう。

面接を受ける前に、企業研究をし、求められる素養に合った自分の強みをアピールします。

どんな質問を面接でされても自己PRにつなげてアピールしよう!

自己PRは、面接で必ず聞かれ、選考の結果を左右する重要な要素なので、しっかり対策する必要があります。

自己PRで最も大事なのが、やる気や熱意をアピールし、入社後のイメージを想像させることです。

面接では、話す内容も大事ですが、明るくハキハキと自信をもって回答し、分かりやすいPREP法で伝えることで高評価につながりますよ。

面接官にいい印象を残せるよう、どんな質問でも自己PRにつなげライバルに差をつける自己PRにしましょう

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    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。