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【就職が決まらない9つの原因】成功へ導く対処法を解説

「卒業までに時間がないのに、なかなか就職が決まらない……」と悩んでいませんか?

就職活動が思うようにいかない原因は人それぞれ違いますが、内定を勝ち取るためにはその原因を把握し、対処する必要があるでしょう。

そこで、この記事では「就職が決まらない9つの要因」や「就職が決まらない時の12の対処法」を解説します。

また、「就職が決まらない時のストレス発散法」や「就職以外の選択肢」も紹介していますので是非参考にして下さい。

目次

大学生の就職が決まらない焦りの要因

大学生の就職が決まらない焦りの要因を2つ解説します。

  1. 他の就活生は内定を決めている
  2. どうしたら就職できるのかわからない

①他の就活生は内定を決めている

厚生労働省と文部科学省が共同で調査した「令和6年3月大学等卒業者予定者の就職内定状況」によれば、大学生の就職内定率は86.0%でした。(令和5年12月1日現在)

他の就活生は内定を決めているのに、自分だけ就職が決まらないという状況になれば焦りを感じてしまうでしょう。

また大手やベンチャーは、5~6月頃に内定を出す傾向にあるため、夏までに内定をもらっていないと焦りに拍車がかかります。

しかし、厚生労働省と文部科学省が共同で調査した「令和6年3月大学等卒業者の就職状況」によれば、大学生の就職率は98.1%でした。(令和6年4月1日現在)

冬から春にかけて就職が決まる学生が12.1%いるということになるため、諦めずに就職活動を続けていくことが大事です。

②どうしたら就職できるのかわからない

就職が決まらない大学生の中には、どうしたら就職できるのか分からなくなっている方もいるでしょう。

就活に正解はありません。それ故に、手ごたえを感じたのにうまくいかなかった場合、不安になったり気分が落ち込むこともあります。

多くの企業をエントリーしても内定がもらえない就活生は、事前に選考対策ができていない場合や自分に合っていない会社を選んでいる可能性があります。

就職が決まらないと焦っている方は、就職が決まらない要因を見つけ出し改善することで内定がグッと近づくでしょう。

就職が決まらないの9つの原因

「就職が決まらない」と焦っている就活生の中には、自分が選考で落ちる原因を把握できていない場合があります。

なかなか就職が決まらないと嘆いている就活生は、次にあげる9つの原因に心当たりはありませんか?

  1. そもそもエントリー数が少ない
  2. 本来の自分でなくなっている
  3. 企業の特性と自分の強みがミスマッチ
  4. 身だしなみに問題がある
  5. 履歴書やESに問題がある
  6. 面接対策ができていない
  7. 就活時間が足りていない
  8. ビジネスマナーができていない
  9. 選考後の反省ができていない

①そもそもエントリー数が少ない

そもそも企業へのエントリー数が少ない場合、就職が決まらない可能性は高くなります。

就活生は、20社受けて1~2社内定をもらえるかどうかなので、そもそもエントリー数が少なければ内定を得られる可能性も少なくなるでしょう。

アルバイトや部活動、ゼミや研究などで忙しいあまり、会社説明会や就職セミナーへ行く回数が少なくなっていませんか。

就活スケジュールを見直し、可能な限りエントリーしてみて下さい。

②本来の自分でなくなっている

就職が決まらない方は、自分に自信を無くし、本来の自分でなくなってしまっている可能性があります。

就職がなかなか決まらなければ、いつになったら就職活動を終えられるのか、先の見えないトンネルに迷い込んだような気持ちでしょう。

就職が決まらない不安や焦りが、より一層ネガティブな思考になり表情や雰囲気から採用担当者に伝わりかねません。

不安な気持ちのまま選考試験を受け続けるのではなく、何が足りなかったのか自分を見つめ直す必要があります。

③企業の特性と自分の強みがミスマッチ

企業の特性と自分の強みがマッチしていない場合は、就職が決まらない要因になります。

就職活動は、何を軸に業界や職種を選んでいるのかが明確でないと、自分の強みや熱意も明確に伝えられず、採用者の印象にも残りません。

また、入社後のビジョンも描きにくく、採用する側もあなたの採用後の活躍するイメージが湧きにくいでしょう。

自分の強みを活かすには、どのような業界のどのような職種なのかをエントリーする前に見つける必要があります。

④身だしなみに問題がある

身だしなみに問題がある場合、就職が決まらない要因になります。

メラビアンの法則によると、人の第一印象は視覚情報が55%を占めることから身だしなみがとても重要ですよ。

面接中の態度がよく、発言も問題がなかったとしても、第一印象である身だしなみに問題があれば採用されない可能性があります。

TPOに合った身だしなみ、かつ清潔感のある服装・小物・ヘアースタイル・メイクに気を付けましょう。就活における男女の身だしなみのポイントは以下の通りです。

女性の身だしなみのポイント男性の身だしなみのポイント
【スーツ】黒・濃紺・グレー
【シャツ】白の無地
【靴】光沢感のない黒のパンプス
(ヒール3~5㎝・太め)
【ストッキング】ラメや光沢感のない肌色
【鞄】A4サイズの入る黒の就活バッグ
【アクセサリー】ピアス・ネックレス・指輪はNG
【髪型】目や耳が隠れない髪型
【メイク】ラメやパール感のないナチュラルメイク
【スーツ】黒・濃紺・グレー
【シャツ】白の無地
【ネクタイ】派手すぎない青・黒色系統
【靴】黒の紐靴が基本
【ベルト】靴と同色に合わせるのが基本
【靴下】柄のない物・スーツ同色
(ふくらはぎよりも長め)
【鞄】A4サイズの入る黒の就活バッグ
【髪型】短く清潔感のある髪型

⑤履歴書やESに問題がある

履歴書やESに問題がある場合、就職が決まらない原因になります。

たとえば、企業の質問への回答が求めているものと異なる場合、物事の理解力が不足していると見なされ書類通過できません。

また、「文章が欠落している」、「誤字脱字が多い」、「文字が小さすぎる」などちょっとしたミスも許されないでしょう。

ビジネスにおいて、資料を作成する能力や書類を理解し伝える力が必要なため、履歴書やESで何を見られているのかを理解し完璧に仕上げて下さい。

⑥面接対策ができていない

書類審査では通るのに面接で落とされる方は、面接対策が不十分な可能性があります。

面接では、必ず聞かれる「自己PR」や「志望動機」、「ガクチカ」などの頻出質問に加え、想定外の質問にも対応できるように事前に対策が必要です。

面接当日に自分の考えをまとめるのではなく、想定される質問への回答を事前に考えておき、第三者に聞いてもらいましょう。

そうすることで、自分に足りない点や改善すべきことが分かり、面接本番での懸念材料が減ります。

面接では緊張のあまり、練習していた言葉も吹き飛んでしまうこともありますので、本番さながらの練習を繰り返し行っておいて下さい。

⑦就活の時間が足りていない

就活の時間が足りていないと、就活の行動量も少なくなり、必然的に就職が決まらないことにつながります。

就職が決まらない方は、就職に関する情報収集に時間を割いたり、時間の許す限り会社説明会やインターンシップに参加してみましょう。

履歴書やESの作成も、自己分析や企業研究が必要なため、納得のいく仕上がりにするには時間がかかります。

限られた時間の中でも、就活スケジュールを立て、効率的に就活が行えるように工夫することが大事です。

⑧ビジネスマナーができていない

書類も面接も問題なさそうな方は、ビジネスマナーができているかチェックしてみて下さい。

採用担当者は、採用後同じ会社の一員として、クライアントや一緒に働く同僚や上司にもきちんと振舞えるかを判断しています。たとえば、以下のような事に気を付けましょう。

  • 余裕を持って行動することができるか
  • 敬語は使えているか
  • 余計なことを喋っていないか
  • 席に座る際は下座を選んでいるか等

面接時のマナーすら守れない人は、仕事でのマナーも守れないのではないかと判断されてしまうので履歴書の書き方、電話やメールでのやり取りにも気を配りましょう。

⑨選考後の反省ができていない

就職が決まらない連鎖を引き起こしている学生は、選考後の振り返りができていない可能性があります。

就職試験は、書類選考、筆記試験、面接などいくつもの選考試験がありますが、どこで落とされたかによって対策方法も違います。

書類選考で落とされた場合は、応募書類のどこが悪かったのかを分析・改善し、筆記試験の場合は勉強不足が原因なのでもっと知識をつける努力をして下さい。

また、面接でうまく答えられなかった質問は、次回の面接ではきちんと答えられるように選考後の反省をし改善が必要でしょう。

就職が決まらない時の11の対処法

就職が決まらない時は、決まらない要因を探り改善する「早めの対策」が必要です。

そこで、就職が決まらない人が取るべき11の対処法を紹介します。

  1. 業界や職種の幅を広げてみる
  2. 就活に費やす時間を増やす
  3. 企業研究を徹底的にする
  4. 入社したい熱意を伝える
  5. 自分を見つめ直す
  6. 応募企業に役立つ資格を取得する
  7. 第三者からアドバイスをもらう
  8. 日頃から話し方やマナーに気を付ける
  9. 面接後の反省をし、次に活かす
  10. ハローワークに相談する
  11. 就活エージェントに頼る

①業界や職種の幅を広げてみる

募集人数が少ない狭き門や、人気の企業であれば就職が決まりにくいので、業界や職種の幅を広げてみるのも1つの方法です。

就活生はそもそも知っている業界が少なく、視野が狭くなりがちなので、第一段階として多くの業界を知る努力をしましょう。

例えば、複数の業界でインターンシップやOB訪問をしてみれば、それまで興味がなかった業界でも「やってみたい」と思うかもしれません。

しかし、全く興味のない業界はやる意味がありませんので、趣味や好きな事に関する業界から探してみることをおすすめします。

②就活に費やす時間を増やす

就職が決まらない要因は、就活時間が少ないことがあげられるため、就活時間を増やしましょう。

就活時間を増やす方法は、いつもより早く起きたり、プライベートの時間を減らしたりして就活の時間に当てます。

就活は、自己分析や企業研究、履歴書やESの作成、面接練習、OGOB訪問、インターンシップ、会社説明会などいくら時間があっても足りないと感じるでしょう。

新卒採用は、人生で今しかありませんので、可能な限り就活に時間を費やし後悔のないようにして下さい。

③企業研究を徹底的にする

内定を勝ち取っている学生は、企業研究を徹底的に行っています。

企業研究とは、関心のある企業について、様々な角度から調べ、企業の特徴を把握しておくことで具体的な方法は以下の通りです。

  • 企業の概要を学ぶ
  • 企業の強みを知る
  • 企業の動向を把握する
  • 経営者の考え方を知る
  • 社風を知る
  • 社員の生の声を聞く

他社と比較し、自社でなければならない理由や自分の強みが活かせる企業との共通点を探し、情報の整理と取捨選択を行うといいでしょう。

企業研究をどれだけ詳細に行ったかによって内定が決まるともいわれているので、万全の態勢で選考に臨んで下さい。

④入社したい熱意を伝える

「入社したい熱意」はあっても、うまく伝えることは難しいですが、採用側は入社への熱意を何より重要視しているため、入社したい熱意を伝えましょう。

序盤の面接では、基本的な能力やマナー、人柄を重視されますが、最終面接まで勝ち抜いた強者に勝つためには入社への熱意が必要です。

新卒採用では、ポテンシャル採用を行っているため誰にでもチャンスがあります。

企業は、内定辞退を恐れており、長く働いてもらいたい事情もあるので、「入社したい熱意」をより伝えることができる人が採用されるでしょう。

⑤自分を見つめ直す

就職が決まらない場合は、自己分析をしっかり行いましょう。

自己分析とは、自分を理解するためにこれまでの経験や考え方、行動を振り返って整理することです。

自己分析は一度やったら終わりではなく、企業研究や面接を重ねていくことで理解が深まることもあるので、その都度アップデートしていきましょう。

⑥応募企業に役立つ資格を取得する

資格取得は、新卒対象のポテンシャル採用では必須ではありませんが、業界・業種によっては採用の決め手になることもあります。

特に、専門性の高い職種や高倍率の企業に応募する際には、選考通過率に影響する可能性があるでしょう。

就職に有利な主な資格
TOEIC/ファイナンシャルプランナー/宅地建物取引士/介護福祉士/日商簿記/MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)/ITパスポート/秘書検定/日経TEST/メンタルヘルス・マネジメント検定など

就職活動で資格を活かすためには、資格を取得した理由や資格取得に向けて努力した点、入社後の資格の活かし方を伝えるのがポイントです。

しかし、資格取得に時間がとられ本来の就職活動がおろそかになるようであれば資格取得は断念して下さい。

⑦第三者からアドバイスをもらう

就職が決まらない場合は、履歴書やESの作成、面接において第三者からアドバイスをもらいましょう。

エントリーシートの内容が微妙だったり、志望動機が弱かったりするものをそのまま提出してしまえば就職は決まりません。

また、本番さながらに入室から退室までやる面接の練習も第三者と一緒に行えば、面接前に悪いところを直せますよ。

⑧日頃から話し方やマナーに気を付ける

面接時には、正しい敬語を使う必要があるため、日頃からの話し方やマナーに気を付けましょう。

言葉遣いやマナーができていないと、どんなに良い内容で、どんなにいいスキルを持っていてもマイナス評価になってしまいます。

これは面接に限ったことではなく、日頃から先輩や目上の人と話すときにも不快な思いをさせない配慮が必要です。面接時の言葉遣いやマナーのポイントは以下の通りです。

  • 面接では基本的に尊敬語を使用する
  • 「尊敬語+尊敬語」などの二重敬語に気を付ける
  • 面接時の一人称は「わたし」または「わたくし」
  • 「です」「ます」の丁寧語で話す
  • ゆっくり大きな声で話す
  • 語尾を伸ばさない

話し方1つ、マナー1つで評価が分かれる可能性がありますので、日頃から正しい敬語を使い失礼のないようにしましょう。

⑨面接後の反省をし次に活かす

面接で失敗してなかなか就職が決まらなくても、失敗した面接を振り返り次の面接に活かしましょう。

面接後に振り返るべき項目は以下の通りです。

  • 応募書類など忘れ物はなかったか
  • 面接時間に遅刻せずたどり着けたか
  • 応募先の企業についてきちんと答えられたか
  • 質問の回答で、よかった点と悪かった点
  • 自己PRできたことと、できなかったこと
  • 志望動機について面接官を納得させられたか
  • 逆質問は適切だったかどうか

失敗したと自分が思っていても、実際は失敗ではないケースもありますが、面接官の反応が明らかに悪いと感じた場合は失敗でしょう。

失敗の理由をはっきりさせ、次の面接で改善していけば全て成功の糧になります。

➉ハローワークに相談する

就職が決まらない場合は、ハローワークなど公的な就職支援サービスに相談するのもいいでしょう。

ハローワークの正式名称は「公共職業安定所」といい、全国に500か所以上あり平日10時~17時まで運営しています。

ハローワークは、新卒(卒業から3年以内)をサポートする「新卒応援ハローワーク」や約35歳未満を対象とした「わかものハローワーク」といった種類も様々です。

誰でも無料で利用でき、求人の数も多く、書類選考のサポート、面接対策など就職に関する相談や対策もしてもらえ大変便利です。

また、日本全国どこからでも自宅のパソコンやスマホから求人情報を見られ、個人専用ページを作れば、新しい求人が来た際に案内メールも届きますよ。

⑪就職エージェントに頼る

就職が決まらない人は、プロの就職支援サービス「就職エージェント」を上手に活用しましょう。

専任のキャリアアドバイザーが、企業紹介から選考対策、選考の日程調整、企業とのやり取りまで就職活動の全面的なサポートを無料でしてくれます。

就職エージェントは企業とのコネクションが強く、応募から内定まで一般選考よりも早いスケジュールで進めれるでしょう。

「就活がうまくいかない」、「もっと効率的に就活を進めたい」と思っている方は是非利用してみて下さい。

就職が決まらない時の5つの発散方法

就職が決まらない時は、ストレスがたまり心身の不調をもたらし今後の就活にも悪影響を及ぼしかねません。

そこで、心も体も元気に就活を続けていくために、就職が決まらない時の5つの発散方法を紹介します。

  1. 休憩をとる
  2. 運動する
  3. カラオケへ行く
  4. 日光浴をする
  5. 親しい人と会話する

①休憩をとる

しっかり眠って、ゆっくりお風呂につかって休息することでストレスが発散されます。

睡眠は、自律神経やホルモンバランスの乱れを整え、脳や体の疲れを解消するストレス耐性を高めてくれます。

睡眠の質を高めるために、枕は首や肩に負担の少ないものにし、敷布団やマットレスは適度な硬さがあるものにしましょう。

また、普段シャワーで済ませている方も湯船につかることで、血行が良くなり疲労回復の効果があります。

浮力で体の緊張がほぐれるため、38度~40度の湯船につかり、半身浴をするなどしてストレスから解放されましょう。

②運動する

ストレス発散効果のある「セロトニン」は運動することで分泌されるので、適度な運動をすることをおすすめします。

激しい運動は必要なく、軽いストレッチやウォーキング、ヨガ、ラジオ体操など日課の中で取り入れられるものにすると長続きできますよ。

③カラオケへ行く

カラオケに行くと、ストレスを発散できるでしょう。

大きな声を出すと、自律神経が多くある横隔膜が動くので、自律神経が刺激され自律神経のバランスが整います。

大きな声を出す前と比較して、副交感神経が優位になり落ち着いていると実感できるでしょう。

家の中で大きな声を出せば近所迷惑になりますので、カラオケや海や山に向かって叫ぶなど迷惑にならないようにしましょう。

④日光浴をする

ストレス発散するには、日光浴が有効です。

人は日光を浴びることで、ストレスを減らす幸せホルモン「セロトニン」を増やすことができます。

このセロトニンが増えると、気持ちが晴れやかになり、体内でビタミンDも生成され体にいいとされています。

そのため、疲れていても、毎日20分程度外に出て日光を浴びることでストレスが発散されますよ。

⑤親しい人と会話する

気を遣わないでいい親しい友人や家族と会話したり、のんびり過ごすことでストレスが解消されます。

就職活動のことは忘れて、一緒に美味しいものを食べたり、散歩やショッピングをしながらゆったりと過ごしてみて下さい。

特に、「笑う」と副交感神経が優位になり、ストレス発散効果が高まります。

お笑い番組やコメディー映画、YouTubeなど面白いと感じるものを見ると、就職活動の疲れも癒されるでしょう。

就職が決まらないまま卒業した場合の7つの選択肢

卒業後、企業に就職して働くことだけが人生ではありません。

「就職が決まらないまま卒業した場合の7つの選択肢」も視野に入れて自分らしい生き方を模索してみましょう。

  1. ワーキングホリデーに行く
  2. 語学留学する
  3. 就職浪人する
  4. 起業する
  5. 大学院へ進学する
  6. フリーターになる
  7. 公務員になる

①ワーキングホリデーに行く

就職が決まらないまま卒業した場合、半年~1年ほど海外で過ごすワーキングホリデーという選択肢もあります。

ワーキングホリデーは、語学留学や観光などを目的に、現地でアルバイトや就労をして他国の文化や慣習を体感できる制度ですよ。

主に18歳~30歳が対象で、参加するために必要な資格や期間は国や地域によって異なります。

日本は約30か国とワーキングホリデー協定を結んでいて、カナダ・オーストラリア・イギリス・ニュージーランド・アイルランドなどが人気です。

ワーキングホリデーに興味のある方は、治安や物価、生活環境に加え、ビザが取りやすいなどよく考えて国を選ぶようにしましょう。

②語学留学する

就職が決まらない場合、今しかできない経験をするため語学留学をする選択肢もあります。

若いうちに「外国語をマスターして、視野を広げたい」と考えている人もいるでしょう。

留学は、日本と異なる環境を体験でき、文化の違いなどから新たな価値観が生まれ、今後の人生に影響を及ぼすこともあります。

また、外国語をマスターすることで、外資系の会社に就職しやすくなるなど就職の選択肢も広がるでしょう。

③就職浪人する

その後も就職活動を続ける「就職浪人」の道もあります。

就職浪人する人は、学生時代よりも自由に時間を使えるため、就活に全力で取り組めるでしょう。

また、自分を見つめ直す時間も増えるため、この機会に自分に合う企業についてじっくり考えてみて下さい。

履歴書やESの作成にも時間をかけて取り組むことができ、面接対策も思う存分に行えます。

しかし、面接で「なぜ就職浪人したのか」を聞かれた際には、面接官が納得する理由を用意しておきましょう。

起業する

就職しないまま卒業した場合、起業やフリーランス(個人事業主)になる選択肢もあります。

起業やフリーランスは、お金を稼げるスキルさえあれば柔軟な働き方ができ、自分のやりたいことを仕事にできるメリットがあるでしょう。

しかし、社会人経験がなく起業すれば、経営に関する知識やビジネスマナーで躓く可能性もあります。

起業直後は、安定収入を得られる保証もないので、起業した際のリスクもよく考えて決断して下さい。

④大学院へ進学する

就職が決まらない場合、大学院や専門学校へ進学する選択肢もあります。

大学在学中にやりたいことが見つかり、専門的な知識を学びたいという方は進学しましょう。

専門的な知識を身に付けることで、就職の軸も定まり、のちの就職先選びもスムーズにいきます。

また、大学院へ進学する場合、大卒よりも初任給がアップするケースもありますよ。

しかし進学にはお金がかかり、社会人になるのも遅くなるのでよく家族と相談して決めて下さい。

⑤フリーターになる

就職できないまま卒業した場合、フリーターという選択肢もあります。

フリーターは、正社員よりも休日や勤務日数や時間などを調整しやすく自由な時間も多くなるでしょう。

そのため、資格取得に時間を費やしたり、趣味に没頭したりでき楽しい時間を過ごせます。

しかし、フリーターは正社員よりも給料が少なく、ボーナスなどもありませんし、福利厚生も受けられないでしょう。

また、フリーター期間が長くなればなるほど正社員への道が遠のくので、正社員を目指すなら新卒扱いになる既卒から3年以内にフリーターを卒業しましょう。

⑥公務員になる

一般企業に就職しない場合、公務員になる道もあります。公務員は、国や地方自治体の職員として国民に公正なサービスを提供する職業です。

そのため、国民の暮らしや社会の役に立ちたいと思っている方が向いているでしょう。

公務員は、収入が安定しており社会的信用度も高く、働きやすい環境が整っています。

しかし、勤続年数で給与が決まる傾向があるため、実力があっても給与に反映されにくい可能性があるでしょう。

就職が決まらない要因を探り、しっかり対策しよう!

就職がなかなか決まらない就活生は、自分が選考で落ちている原因を把握できていない可能性があります。

それゆえに、焦りや不安で気分が落ち込み、ポジティブに就職活動に励むことができなくなり不採用の連鎖という悪循環を生み出してしまうのです。

しかし、何が悪かったのか面接後に振り返り、次の面接で活かすことができれば選考突破する可能性は高まりますよ。

また、就活活動中はストレスがたまりやすいので、少し立ち止まり休憩することも必要です。

企業に就職する以外にも7つの選択肢がありますので、自分が後悔しない道を選んで下さい。

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