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面接で着てもいいカジュアルな服装は?服装例や注意点を解説

就活中の面接で、「カジュアルな服装でお越しください」と言われると、何を着ていけばいいのか迷ってしまうものです。スーツ以外の服装は自由度が高いため、何が正解わからず不安になるのも当然です。

そこで、この記事では、企業から「カジュアルな服装」を指定された場合のポイントと注意点を解説します。

鈴木

記事の監修者

鈴木

新卒で大手金融機関に入社したが、成長のスピードの遅さと、年功序列に懸念を抱き転職を決意。 転職する際、スピードの速さと裁量が持てるという2軸で転職活動をし、シーマインドキャリアに入社。 入社後、キャリアアドバイザーとして年間1000人以上の学生の就活相談をし、実績No.1を獲得。

面接で「カジュアルな服装」が指定されることはよくある

面接で「カジュアルな服装」の指定を受けた際に、正解のスタイルが分からなくても心配いりません下記のポイントを押さえ、自信を持って面接に臨みましょう。

  1. オフィスカジュアルが基本
  2. 企業の文化や雰囲気に合わせる

①オフィスカジュアルが基本

服装に悩んだ時は、オフィスカジュアルがベストです

カジュアルな服装の指定だとしても、面接はビジネスシーンですから、控えめな服装を心がけてください。

難しいと感じるかもしれませんが、服装はあまり派手にならず、落ち着いたアイテムを選ぶようにしましょう。

面接官も人間です。受ける印象は人それぞれなので、慎重に選ぶことが重要です。

派手なカラーを選ばず、黒・紺色・ベージュ・白などシンプルで主張が激しく無いカラーを選びましょう。

②企業の文化や雰囲気に合わせる

企業の文化や雰囲気に応じた服装選びは、面接において非常に重要です。

オフィスカジュアルが一般的ですが、それが常に最適とは限りません。大切なのは、その企業特有の雰囲気を理解し、それに合わせた服装をすることです。

企業の公式ホームページを確認すれば、従業員の服装やオフィスの様子など社内の雰囲気を感じ取ることができます。こういった情報を参考にして、面接時の服装を選ぶことが重要です。

面接案内に服装指定がない場合は、企業HPを確認したり、先輩などに質問するなどして服装を決めましょう。

面接で企業が「カジュアルな服装」を指定する意図とは?

以下の3つを踏まえ、カジュアルな服装を指定する、企業の意図を理解するようにしましょう。

  1. 応募者の常識をチェックしたい
  2. 応募者にリラックスしてほしいから
  3. 自由な社風のアピールがしたいから

①応募者の常識をチェックしたい

面接で服装を自由にする企業が増えていますが、これは企業の、応募者の常識を見極めたいという意図があります

入社後は社内だけでなく社外の人と接する機会も多く、失礼な振る舞いによって、契約解除や商談の破断など、企業にとって大きな損失につながる可能性があります。

服装は、その人の常識や社会人としての意識が表れる重要な要素です。スーツという決まりがないからといって、油断は禁物です。TPOに合わせた服装選びができるかどうか、清潔感があるかといった基本的な常識を備えているかどうかを企業はチェックしています。

②応募者にリラックスしてほしいから

面接であまりに緊張してしまうと、本来の能力を発揮できないだけでなく、自分をうまくアピールできない原因にもなります。

企業によっては、応募者にリラックスしてもらいたいという理由から、服装を自由にすることがあります。緊張をほぐし、本来の姿を引き出すことで、より的確な人物評価をしたいという意図からです

もちろん、企業によって服装に対する考え方は異なります。ホームページなどで企業の雰囲気を確認し、それに合った服装を心がけることが大切です。

③自由な社風のアピールがしたいから

企業の自由な社風をアピールするための戦略として、カジュアルな服装を指定することがあります。

最近では、スーツで出社する必要のない企業が増え、出社時の服装自由も一般的になりつつあります。スーツを着用する必要がないことを面接の段階からアピールしているわけです。

また、服装自由は、多様性を尊重する企業文化を象徴するものでもあります。型にはまらず、自由な発想で仕事に取り組んでほしいという企業のメッセージも込められているのです。

【男性編】面接にカジュアルな服装で挑む際のポイント3つ

以下で、カジュアルな服装を指定された場合の男性の服装について解説します。

  1. ジャケットと襟付きシャツ
  2. 落ち着いた色を選ぶ
  3. 革靴を履く

①ジャケットと襟付きシャツ

男性が面接を受ける際の服装の基本は、ジャケットに襟付きシャツです。ジャケットは季節に合わせて着用するかを判断しましょう。夏は襟付きシャツだけでも問題ありません。

デザインはシンプルのもので統一し、ポロシャツはシンプルなデザインであれば大丈夫です。ボトムスはスラックスが一般的ですが、スキニーでもすっきりとした印象を与えられます。

②落ち着いた色を選ぶ

服装の色は、落ち着いた色をチョイスするようにしましょう。

ジャケットは「黒、ネイビー、グレー」といった定番色がおすすめです。シャツは白、薄い青、ピンクなど、明るく清潔感のある色が好印象を与えます。

柄物ではなく、無地を選ぶのが無難ですが、業界によっては控えめなストライプ柄であれば許容される場合もあります。

③革靴を履く

面接の靴選、革靴を選ぶのがおすすめです。足元は意外と面接官に見られているポイントであり、しっかり感や清潔感にも影響を与えます。

他の就活生と服装は同じでも、靴だけスニーカーだったというようなことは避けましょう。企業によっては社員がスニーカーを着用している場合もありますが、面接では革靴を選ぶのが無難です。

【女性編】面接にカジュアルな服装で挑む際のポイント3つ

次に、面接でカジュアルな服装を指定された場合の、女性の服装について解説します。

  1. シャツとスカート/スラックスが基本
  2. インナーの色は明るくてもOK
  3. パンプスを選ぶ

①シャツとスカート/スラックスが基本

女性の面接の際の服装は、シャツにスカートあるいはスラックスを合わせるのが一般的です。トップスにシャツまたは襟なしのブラウスを選びましょう。デザインはシンプルなものを選び、派手な柄や色は避けてください。

ボトムスは、スカートまたはスラックスが一般的です。スカートの場合は、膝丈程度の長さで、透け感のある素材は避けましょう。

またスカートを着用する際は、素足にならないようにストッキングを履きます。スラックスは、シワのないものを選び、きちんと感のある印象を与えましょう。

季節によって体温調節できるように、カーディガンやジャケットを持参するのも良いでしょう。

②インナーの色は明るくてもOK

面接のインナー選びは、基本的には落ち着いた色を選ぶのが無難です。しかし、ジャケットを着用する場合は、明るめの色を選ぶのも良いでしょう。

ジャケットを着用する場合、インナーは顔周りに近い色となるため、明るめの色を選ぶと顔色が明るく、健康的で好印象に見えます

ただし、派手すぎる色や柄は避け、あくまでも清潔感や誠実な印象を与えることが優先です。

③パンプスを選ぶ

面接の際の靴は、パンプスを選ぶのが良いでしょう。

エナメル素材はカジュアルな印象を与えてしまうので避け、スムースレザーなどの落ち着いた素材を選びましょう。

色は黒やベージュなどのベーシックなものがおすすめです。ヒールは高すぎないものを選び、歩きやすいことも重要です。

面接でカジュアルな服装を選ぶ際の注意点3つ

ここではカジュアルな服装で面接に挑む際の注意点を解説します。

  1. ラフ過ぎ・派手すぎは避ける
  2. スーツは着ないようにする
  3. バッグはシンプルに

①ラフ過ぎ・派手すぎは避ける

面接において、「カジュアルな服装で」と指定があっても、ラフすぎる格好や派手な格好はNGです。あくまでもビジネスシーンであることを念頭に置き、節度を持った服装を心がけることが重要です。

具体的には、パーカー、スニーカー、短パン、ジーンズなどは避けましょう。色やデザインも派手すぎないものを選び、露出度の高い服装も避けてください。

②スーツは着ないようにする

「カジュアルな服装で」と指定があった場合、スーツは避けるのが賢明です。スーツはフォーマルな服装であり、企業からの指示に従っていないと判断されてしまう可能性があります。

記事の序盤で説明した、企業の意図に沿わない服装と言えるでしょう。

③バッグはシンプルに

バッグ選びは、シンプルで機能的なデザインを選ぶようにしましょう。

サイズはA4の資料が入るものであれば問題ありません。素材は、就活用バッグとして定番の黒い革素材がおすすめです。

就活用バッグを持っていない場合は、購入するのが無難です。しかし、カジュアルな服装に合わない場合は、普段使いのシンプルなデザインのバッグでも代用できます

面接には「シンプルで」カジュアルな服装を選ぼう

面接でスーツ以外の服装指定があった場合、服選びには悩むものです。

まず、企業が求める「カジュアル」の程度を理解することが重要です。企業によっては、オフィスカジュアル程度を想定している場合もあります。

面接におけるカジュアルな服装は、シンプルなデザインを選び、好印象を与えれるようにしましょう。

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