面接で「座右の銘」を聞かれたら?答える際の注意点と回答例を紹介
この記事では、面接で「座右の名」を質問された際の答え方を紹介しています。
実際に、面接で好印象を与える「座右の銘」やことわざ、答え方まで詳しく解説します。回答例も用意しているので、自分に合った座右の銘を見つけ、面接対策を万全にしましょう。
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座右の銘とは?

座右の銘とは、自分の信条や価値観、生き方を短い言葉で表現したものです。古くは中国の古典に由来し、「座右」とは皇帝のそばに置かれた教訓の書を指していました。
つまり、常に身近に置いて自らの指針とする大切な言葉という意味があります。
現代では、ことわざや四字熟語、格言などが座右の銘として使われ、自分の考え方や人柄を端的に伝える手段として活用されています。
就職活動や面接の場面でも、自分を表す言葉として座右の銘を聞かれることがあり、準備しておくことで自己理解や価値観を効果的にアピールできるようになります。
なぜ企業は面接で座右の銘を聞くのか

面接で「あなたの座右の銘は何ですか?」と聞かれると、戸惑う方も多いのではないでしょうか。「座右の銘とは、面接に関係があるのか?」と疑問に感じるのは自然なことです。
ここでは、企業がこの質問を通じて何を見ようとしているのかを解説します。
座右の銘の質問には、あなたの価値観や人柄を読み取るという明確な意図もあり、その背景を知っておくことでより自分らしい答え方ができるようになるでしょう。
ここでは以下の3つの視点から、企業側の意図を紹介します。
- あなたの価値観を知るため
- 仕事への姿勢・モチベーションを確認するため
- 他の質問では見抜けない「人となり」を判断するため
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① あなたの価値観を知るため
企業が面接で座右の銘を聞く理由の1つは、応募者の「価値観」を把握することです。
価値観とは、日々の行動や判断の基準となる考え方であり、仕事をするうえでも非常に重要な要素といえるでしょう。
面接官は、応募者の価値観が自社の文化や働き方とマッチするかどうかを見ています。
たとえば「失敗を恐れず挑戦する」といった意味を持つことわざを選ぶ方は、変化を前向きに捉え、成長意欲があると受け止められることがあります。
一方、「和をもって貴しとなす」という言葉を座右の銘にする方には、協調性や人間関係を重視する姿勢が感じられるでしょう。
こうした判断材料になるため、座右の銘はただの好みで選ぶのではなく、自分の価値観と結びついたものにすることが大切です。
② 仕事への姿勢・モチベーションを確認するため
企業が座右の銘からから読み取るのは、単なる言葉のセンスではありません。
その言葉から、仕事に対する姿勢や、どんなときに力を発揮するかといったモチベーションの源泉を読み取ろうとしているのです。
「石の上にも三年」という座右の銘を選んだ方が、「粘り強く努力を続けた結果、成果を手に入れた経験がある」と語ることで、言葉と実体験の一貫性が評価されやすくなります。
このように、あなたがどう働く人なのかを知る手がかりとして、企業は座右の銘を確認しています。
だからこそ、自分の経験や考えとリンクする言葉を選ぶことが面接成功のポイントとなるのです。
③ 他の質問では見抜けない「人となり」を判断するため
座右の銘は、応募者が日ごろから大切にしている考え方を端的に表す言葉です。
そのため、自己PRや志望動機といった形式的な質問では伝わりにくい「人となり」を知る手段として活用されています。
「ありがとうは魔法の言葉です」といった言葉を選ぶ人からは、感謝の気持ちを大切にしている姿勢が伝わってくるでしょう。
このような人間的な側面は、他の質問だけでは見えにくいため、面接官にとっては貴重な情報となります。
つまり、座右の銘を通して企業が見ようとしているのは、スキルや経歴だけではなく、あなた自身の人柄です。
どの言葉を選び、なぜそれを選んだのかをしっかり説明できれば、より信頼感のある印象を与えることができます。
面接で評価される座右の銘の選び方

就職や転職の面接で「あなたの座右の銘は何ですか?」と聞かれたとき、どう答えるべきか迷う方は多いでしょう。
特に、どんな言葉を選べば面接官に良い印象を与えられるのか、不安を感じる場面です。
ここでは、面接で好印象を与える座右の銘の選び方を紹介します。自分に合った言葉を選ぶコツから、企業との相性の見極め方まで、押さえるべきポイントをまとめました。
- 自分の経験や性格に合った言葉を選ぶ
- 志望企業の理念と近い価値観を意識する
- 職種・業種にマッチする視点で考える
① 自分の経験や性格に合った言葉を選ぶ
面接で座右の銘を聞かれたとき、自分らしさを表現できる大きなチャンスです。ただし、見た目が立派な言葉を使っても、自分の実体験と結びついていなければ説得力がありません。
もし「努力は裏切らない」と答えるなら、実際に努力を重ねて結果を出したエピソードと一緒に話すことが重要です。その背景が伝わることで、言葉に厚みが生まれます。
また、自分の性格に合った言葉を選ぶことで、受け答えに一貫性が生まれ、自然な流れで話を進められるでしょう。
面接で伝えたい座右の銘の例文を参考にする際も、自分の体験や価値観に合ったものを選び直すことが大切です。
自己分析を通じて見つけた言葉こそ、面接官に伝わる座右の銘といえます。
② 志望企業の理念と近い価値観を意識する
座右の銘を考える際、見落とされがちなのが「企業理念との相性」です。いくら素晴らしい言葉でも、企業の価値観とずれていれば魅力は半減してしまいます。
たとえば、変革やスピード感を重視する会社に「温故知新」などの伝統重視の言葉を選ぶと、意図が伝わりにくいかもしれません。
一方で、企業の理念に沿った座右の銘を選べば、「この人はうちの社風に合いそうだ」と好意的に受け取られやすくなります。
面接では、「なぜその言葉を選んだのか」と聞かれることもあるため、事前に企業の価値観を調べておくとよいでしょう。企業研究を通じて見つけた共通点が、あなたの座右の銘をより深く伝えてくれます。
③ 職種・業種にマッチする視点で考える
座右の銘を選ぶときは、あなたが目指す職種や業種に合った視点も欠かせません。
たとえば営業職を志望するなら、「七転び八起き」「千里の道も一歩から」といった粘り強さを感じさせる言葉が好まれます。
一方、エンジニアや研究職を希望する場合は、「日進月歩」や「為せば成る」といった、学びや改善を重視する言葉が向いているでしょう。
このように職種に合った座右の銘を選ぶことで、単なる個人的な信条ではなく、その仕事への理解と適性を示すことができます。
また、「座右の銘 一覧」などを活用して、自分に合う表現を探すのも効果的です。大切なのは、その言葉が仕事をするうえでどう活きるかを具体的に語れることです。
就活生に人気の座右の銘一覧【四字熟語・ことわざ・名言】

就職活動の面接で座右の銘を質問され、どう答えれば良いか悩んでしまう方は少なくありません。
自己PRや人柄を伝えるチャンスである一方、選ぶ言葉によって印象が変わるため、不安を感じやすいポイントでもあります。
そんなときは、あらかじめ人気のある「座右の銘一覧」から、自分の価値観に合った言葉を探しておきましょう。
ここでは、面接で座右の銘の答え方に迷う方に向けて、面接にふさわしい座右の銘を「四字熟語」「ことわざ」「名言」の3つに分けて紹介します。
- 【四字熟語】面接におすすめの座右の銘10選
- 【ことわざ】就活で使える座右の銘10選
- 【名言】偉人の言葉から選ぶ座右の銘
①【四字熟語】面接におすすめの座右の銘10選
座右の銘 | 解説 |
---|---|
不撓不屈(ふとうふくつ) | どんな困難にも屈せず、強い意志で立ち向かう姿勢を表す言葉。 |
初志貫徹(しょしかんてつ) | 最初に決めた目標や志を最後まで貫く信念を示す四字熟語。 |
臥薪嘗胆(がしんしょうたん) | 大きな目標のために、苦労をいとわず努力を続ける姿勢を意味する。 |
一期一会(いちごいちえ) | 一つひとつの出会いや機会を大切にするという心構えを表す言葉。 |
有言実行(ゆうげんじっこう) | 自分の言葉に責任を持ち、言ったことを必ず実行する行動力の象徴。 |
七転八起(しちてんはっき) | 何度失敗してもあきらめず、立ち上がって前に進む強さを表す。 |
日進月歩(にっしんげっぽ) | 日々少しずつでも成長し、進歩を重ねていくことの大切さを表現。 |
切磋琢磨(せっさたくま) | 仲間と互いに励まし合いながら、技や人間性を磨いていく姿勢。 |
知行合一(ちこうごういつ) | 知識や理論だけでなく、それを実際の行動に移すことが重要という考え。 |
一意専心(いちいせんしん) | 一つの目標に心を集中させ、全力で取り組む真摯な姿勢を表す。 |
②【ことわざ】就活で使える座右の銘10選
座右の銘 | 解説 |
---|---|
継続は力なり | 小さな努力を続けることが、大きな成果につながるという意味。コツコツ型の人にぴったり。 |
七転び八起き | 何度失敗してもあきらめずに立ち上がる姿勢を示す。粘り強さや回復力の象徴。 |
石の上にも三年 | 我慢強く続ければ成果が出るという教訓。地道な努力を重視する人に合う。 |
雨垂れ石を穿つ | どんなに小さな力でも、継続すれば大きな結果を生むというたとえ。忍耐と努力を示す言葉。 |
為せば成る | やる気と行動があれば、どんなことでも実現可能という前向きな姿勢を表す。 |
急がば回れ | 焦らず確実に進むことで、かえって早く成果が出るという冷静さを示す。 |
失敗は成功のもと | 失敗は学びにつながり、次の成功のステップになるという考え方。成長志向を伝えたいときに有効。 |
初心忘るべからず | 初心を大切にすることの重要性を説いた言葉。謙虚さや継続的成長を意識する人に合う。 |
桃栗三年柿八年 | 成果が出るには時間がかかることもある、という長期的視点を表すことわざ。 |
一寸先は闇 | 未来は予測できないからこそ、今を大切にして最善を尽くす姿勢を伝える。 |
③【名言】偉人の言葉から選ぶ座右の銘
座右の銘 | 解説 |
---|---|
「努力は必ず報われる」 王貞治 | 目標に向かって地道に努力を重ねることの大切さを示す、信念に満ちた言葉。 |
「成功とは、情熱を失わずに失敗を重ねることだ」 ウィンストン・チャーチル | 失敗を恐れず挑戦し続ける姿勢が、成功につながるという考えを示す。 |
「私は失敗したことがない。ただ、1万通りのうまくいかない方法を見つけただけだ」 トーマス・エジソン | 失敗を前向きに捉え、挑戦を繰り返すことの重要性を語った名言。 |
「夢を見るから人生は輝く」 モーツァルト | 目標や夢を持つことの価値を表す、前向きで希望に満ちた言葉。 |
「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ」 マハトマ・ガンジー | 人生に真剣に向き合い、常に学び続ける姿勢の重要性を説いている。 |
「考えるな、感じろ」 ブルース・リー | 行動や直感を大切にし、迷うよりもまず動いてみるという姿勢を示す言葉。 |
「自分が変われば世界が変わる」 マザー・テレサ | 周囲の環境に不満を持つのではなく、自分から変わろうとする前向きな意識を促す。 |
「最も重要なのは、問い続けることだ」 アルベルト・アインシュタイン | 常に疑問を持ち、探究心を忘れず学び続けることの意義を語っている。 |
「人間は考える葦である」 ブレーズ・パスカル | 人間の強さは知性と思索にあるという、自己理解と深さを表す一言。 |
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」 野村克也 | 勝ったときは運もあるが、負けるときには必ず原因があるという、謙虚さと分析力を促す言葉。 |
面接で好印象を与える座右の銘の例文集

就職活動で面接に臨むときに座右の銘を質問されたときは、どう答えるかによってあなたの価値観や人柄、仕事に対する姿勢が伝わります。
そのため、自分を印象づけられる座右の銘を用意しておくことは、面接で好印象を与えるために非常に有効です。
ここでは、面接でよく使われるタイプ別の座右の銘の例文を紹介します。自身の性格やアピールポイントに合ったものを選び、どのように伝えるかの参考にしてください。
面接でどんな質問が飛んでくるのか分からず、不安を感じていませんか?とくに初めての一次面接では、想定外の質問に戸惑ってしまう方も少なくありません。
そんな方は、就活マガジン編集部が用意した「面接質問集100選」をダウンロードして、よく聞かれる質問を事前に確認して不安を解消しましょう。
また、孤独な面接対策が「不安」「疲れた」方はあなたの専属メンターにお悩み相談をしてみてください。
成長意欲をアピールできる座右の銘の例
今回は、成長意欲を印象付ける座右の銘を使った自己PR例文を紹介します。
自らの経験と重ねて「挑戦」や「努力」を表現することで、面接官に前向きな姿勢をアピールできるでしょう。
《例文》
私の座右の銘は「昨日の自分に勝て」であり、常に自分自身の成長を意識して行動しています。大学では、初心者ながらテニスサークルに入部し、毎日の練習を欠かさず続けました。 最初はラリーも続かない状態でしたが、動画でフォームを確認し、上級者の先輩に積極的にアドバイスを求めるなど工夫を重ねています。 その結果、2年目にはサークル内での大会でベスト4に入り、練習を引っ張る立場として後輩指導も任されるようになりました。 入社後も現状に満足することなく、常に学ぶ姿勢を忘れず、自分自身をアップデートし続けていきたいと考えています。 |
《解説》
身近なサークル活動を通じて成長を具体的に表現している点が好印象です。自己PRでは、座右の銘と実体験をつなげることで説得力が増します。過程と成果をバランスよく盛り込みましょう。
協調性やリーダーシップを伝える座右の銘の例
ここでは、協調性やリーダーシップをアピールする際に使える自己PRの例文を紹介します。座右の銘を軸に、チームでの経験や主体的に行動したエピソードを盛り込むことで、説得力のあるアピールが可能です。
《例文》
私の座右の銘は「一人はみんなのために、みんなは一人のために」です。大学のゼミ活動で、班のメンバーと協力しながらプレゼン課題に取り組んだ際にこの言葉の大切さを実感しました。 班員の一人が体調を崩してしまい、担当部分が仕上がっていない状態でしたが、私は全体の進捗を見ながら、その人の分まで補えるようメンバーと役割を再調整し、全員で協力して完成を目指すことに。 結果、発表は高評価を得ることができ、ゼミ内でも最優秀賞を受賞しました。 入社後もチーム全体の成果を重視しながら、自分にできることを考えて行動し、仲間とともによりよい結果を出していきたいと考えています。 |
《解説》
協調性やリーダーシップを伝える場合は、チーム内での具体的な行動や成果を交えて話すと効果的です。「誰のために、どう動いたか」が伝わる内容を意識しましょう。
自己改善や挑戦心を表す座右の銘の例
ここでは、挑戦を恐れず努力を続ける姿勢を伝えたい方に向けた、座右の銘を活かした自己PR例文を紹介します。日常の努力や成長の過程を通して、前向きな姿勢を印象づけるのに有効的です。
《例文》
私の座右の銘は「「挑戦なくして成長なし」です。大学時代、未経験だったプログラミングに挑戦しました。 最初はエラーの連続で心が折れそうになりましたが、「できないことに挑戦してこそ成長できる」という思いを胸に、毎日最低1時間はコードを書くことを自分に課したのです。 わからない点は徹底的に調べ、オンラインコミュニティでも積極的に質問し、半年後には自作のアプリをリリースすることができました。 この経験から、挑戦を恐れず一歩踏み出すことの大切さを学べたため、入社後も未知の業務にも積極的に取り組み、柔軟に成長していきたいと考えています。 |
《解説》
日々の積み重ねを座右の銘と結びつけることで、継続力や成長意欲を具体的に伝えることができます。自己PRを書く際は、自分の行動と座右の銘をどう結びつけているかを明確にすることがポイントです。
面接で座右の銘を話す際の注意点

面接における座右の銘とは、自分の人柄や価値観を自然に伝えるためのものです。そのため、選び方や伝え方を誤ると、かえって逆効果になるおそれもあるでしょう。
ここでは、面接で失敗しないために知っておきたい座右の銘の注意点を解説します。
この章では、以下の3つのポイントを順に紹介するので参考にしてください。
- 自分の経験に結びつかない座右の銘は避ける
- 意味を正確に理解して使用する
- 志望先の価値観から大きく外れた言葉を使わない
① 自分の経験に結びつかない座右の銘は避ける
面接で座右の銘を話す際は、その言葉が自分の経験とどのようにつながっているのかを説明するのが大切です。
どれほど立派な四字熟語やことわざであっても、自分の実体験と結びついていないと、相手の心には届きません。
「努力は裏切らない」という言葉を選んでも、実際に努力を重ねて何かを成し遂げた経験がなければ、ただの見せかけに感じられるでしょう。
一方で、平凡に思える言葉でも、「自分はこんな経験を通じてこの言葉を大切にするようになった」と具体的に語れる人は、面接官の印象に強く残るはずです。
面接では座右の銘そのものよりも、「なぜその言葉なのか」「その言葉が自分にどう影響しているのか」といった背景まで語れるかどうかが評価につながります。
② 意味を正確に理解して使用する
座右の銘に見栄えの良い四字熟語やことわざなどを選ぶ方は多いでしょう。しかし、意味をしっかり理解しないまま使うと、思わぬ誤解やマイナス評価を招くことがあります。
たとえば「臥薪嘗胆(がしんしょうたん)」という言葉は、強い意志で苦難に耐えるという意味ですが、由来や背景を知らずに使うと浅い理解で選んだ印象を与えてしまうかもしれません。
このような誤用は、「本質を理解せずに言葉だけ取り繕っている」と見なされ、教養や論理性に疑問を持たれる要因になります。
座右の銘を選ぶ際には、ネットの一覧などで見かけただけで安易に選ばず、語源や意味をしっかり調べて、自分の言葉として話せる状態にしておくことが重要です。
③ 志望先の価値観から大きく外れた言葉を使わない
座右の銘は自己アピールの一種ですが、面接では企業との相性も大切な要素です。
もし、「競争に勝つことがすべて」といった価値観を感じさせる言葉を、チームワークを重視する会社で使ってしまうと、企業文化と合わない印象を与えてしまいます。
どれほど立派な言葉でも、会社の理念や行動指針と真逆の方向性であれば、「この人はうちには合わない」と思われる可能性があるでしょう。
座右の銘を伝えるときは、企業研究を踏まえ、会社の価値観に合った言葉を選ぶことが大切です。
たとえば、「御社の理念と近い考え方を大事にしてきた」という流れで説明できると、企業理解の深さも同時に伝えることができるため、より好印象につながります。
面接で「座右の銘」を好印象に伝える方法を知っておこう!

面接で「座右の銘」を問われた際は、自分の人生観や実体験に結びつく言葉を選ぶことが大切です。
「座右の銘 とは 面接でどのような意図があるのか」を理解し、単なる座右の銘一覧からの抜粋ではなく、自分の物語を交えて伝える工夫をしましょう。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。