就活で使うコートの選び方とは|失敗しない色・タイプ・購入方法も
寒い冬が近づくと、就活生にはコートが欠かせません。しかし、就活に適切なコートを選ぶのは意外と難しいものです。
本記事では、就活におすすめのコートの特徴を紹介します。色や素材、着用時のマナーなど、重要ポイントを押さえていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
冬の就活は防寒対策必須!コートを着よう

寒い季節の就活は、スーツだけじゃ寒くて体調を崩しがちですよね。体調を万全な状態に整えるためにも、コートを着るのがおすすめです。
無理して頑張りすぎると、大事な面接を欠席してしまう可能性も。体調管理も就活の一部と考えて、寒さ対策はバッチリしておきましょう。
就活で使うコートを選ぶ3つのポイント

では、就活で使うコートはどのように選ぶべきなのでしょうか。以下の3点の選び方を紹介します。
- 控えめなベースカラーを選ぶ
- 化学繊維で作られたコートを選ぶ
- ジャケットが隠れる丈を選ぶ
①控えめなベースカラーを選ぶ
就活では、スーツに合わせて控えめな色を選ぶのがおすすめです。
オシャレは自由にできますが、就活の場では少し気を使う必要があります。ビビッドな原色やキャッチーなデザインはNGです。黒や紺、グレーなどの無難な色味を選びましょう。
また、ベージュもおすすめです。明るめの色なので、元気な印象を与えられるでしょう。
②化学繊維で作られたコートを選ぶ
就活では移動が多いため、軽くて撥水加工のあるコートがおすすめです。
化学繊維のナイロンやポリエステル素材なら、雨に強く汚れにくく便利でしょう。電車の行き来で脱ぎ着も快適ですよ。
面接では、清潔感は会社に一番求められるポイントになります。機能性と着心地の良さを兼ね備えた化学繊維のコートを選べば、就活で役に立ちますよ。
③ジャケットが隠れる丈を選ぶ
就活で使うコートは、スーツのジャケットが隠れる程度の丈感を選びましょう。女性ならスカートの膝上あたりまでが理想的。コートの裾からスカート姿が見えちゃうと、ラフな印象を与えることも。
逆に足元まですっぽり隠れるくらい長いと、動きが制限されてしまいます。就活は電車の乗り換えや面接会場への移動が多いので、動きやすい丈があると便利ですよ。
就活におすすめなコートのタイプ3つ

続いて、就活におすすめなコートのタイプを3つ紹介します。自身のスタイルに合うコートを選んでくださいね。
- トレンチコート
- ステンカラーコート
- チェスターコート
①トレンチコート
就活には、清潔感があり整った印象が与えられるトレンチコートがおすすめです。
トレンチコートを着るなら、ベルトはきっちり締めましょう。レディースのものには蝶々リボンが付いていることも。リボンがあればしっかり結ぶのがマナーになります。
色は一般的にベージュが多いですが、ネイビーなど落ち着いた色なら他の色でも適しています。ただし、生地が薄手なので、防寒対策は必須。マフラーや手袋など、寒さ対策のアイテムも用意しておくと良いかもしれません。
②ステンカラーコート
就活で使用するコートでは、シンプルかつスタイリッシュなデザインが魅力なステンカラーコートもおすすめです。
ステンカラーコートは、男性がスーツに使用することが多いコート。ボタンもしっかり閉まるので、防寒性が高めなのが特徴です。
寒さ対策もバッチリできて、スーツとの相性も抜群なステンカラーコートは一枚持っておくのがおすすめですよ。
③チェスターコート
就活では、機能性が高いチェスターコートもおすすめです。
チェスターコートは洗濯できる素材のものが多く、職場訪問や面接が続く就活生には嬉しい機能ですね。小さく畳んでカバンに入れられるチェスターコートもあります。
防寒性も申し分なく、ウール素材のものなら暖かさも抜群です。防寒対策が必須なシーズンにもおすすめできますよ。
就活で使うコートのNG例

では、就活で選んではいけないコートの特徴を2つ紹介します。ビジネスの場にふさわしい服装を選ぶためにも、ぜひ参考にしてくださいね。
①派手なデザイン
就活では様々な社会人と出会うビジネスの場になるため、派手なデザインのコートはNGですね。
具体的にはダッフルコートやダウンジャケット、モッズコート、ファー付きのアウターなんかは避けた方がいいでしょう。
就活ではファッション性よりも、ビジネスシーンに適しているかが重要になります。就活中は控えめなデザインのコートを心がけましょう。
②100%自然素材で作られている
就活では軽くて動きやすいコートがおすすめなので、自然素材100%のコートは避けた方が賢明です。
自然素材であるウールやレーヨン素材は暖かくて高品質ですが、重くてかさばるため就活生には負担になってしまいますよ。
一方コットン100%は軽量で扱いやすいメリットはあるものの、シワが気になる点があります。就活ではきれいな服装が何より大切です。シワがあると清潔感が損なわれ、マイナス評価につながりかねません。
動きやすさと、きれいな印象を両立できるため、軽くて機能性に富んだ化学繊維コートが無難でしょう。
【就活で使うコート】守るべき3つのマナー

ここまで、就活で使うコートの選び方について紹介してきました。ここからは、コートに関するマナーを3つ紹介します。
- 裏地を表にして畳もう
- 建物に入る直前に脱ごう
- 面接中はコンパクトにしてバッグの上へ
①裏地を表にして畳もう
就活中、コートを脱ぐ機会も多くなりますよね。まずは表面の汚れを気にして、裏地を表にしてからたたみましょう。
次に、両袖を中に折り込み、縦長く2つ折りにしてください。
最後に、コートを腕に抱えて持ち運びましょう。袋に入れるのはNG、バッグにも入れずに手に持つのがマナーですよ。
②建物に入る直前に脱ごう
コートを脱ぐタイミングは、企業の建物に入る直前です。会場の入り口じゃなく、きちんと建物に入る前に脱ぎましょう。
手袋やマフラーなども同じタイミングで外してください。万が一脱ぎ忘れてしまうと、動作に手間取ってしまう可能性があるため注意しましょう。
③面接中はコンパクトにしてバッグの上へ
面接の最中は、バッグの上にコートを置きましょう。コートが床に垂れ下がらないよう、しっかり畳んでコンパクトに置いてください。
避けたいのは、椅子の背もたれにコートをかけること。落ちてきたり床につれすくなど、面接中に事故が起きるリスクがあります。
離れた場所に置くのも気が散ってしまうので避けた方が賢明でしょう。
就活で使うコートの購入場所4つ

では最後に、就活で使うコートを購入できる手段を4つ紹介します。ぜひ参考にして、就活で使うのに快適なコートを選んでくださいね。
- 百貨店
- スーツ専門店
- 一般ブランド
- 通販
①百貨店
就活コートを購入するなら、百貨店がおすすめです。
百貨店のコートは間違いなく高品質。価格は高めですが、その分長持ちするでしょう。社会人になってもスーツと合わせて着られるフォーマル志向のコートなら、更に活躍の場が広がります。
就活で使った百貨店コートを卒業後もずっと大切に着回せるという人も多いみたいですよ。一度しっかりと出費をして、高級品質のコートを購入すれば、長持ちしますよ。
②スーツ専門店
就活コートの購入先として、AOKI洋服の青山などのスーツ専門店がおすすめです。扱われているコートはスーツに合うデザインが主流なので、ビジネスの場にぴったりですよ。
また、値段も手頃な価格設定が多いのがメリット。学生の薄い財布でも手が届きやすい水準にあるでしょう。
ただし、メンズ商品に力を入れているため、レディース用コートの品揃えが豊富とは言えません。ラインナップを確認しつつ、しっかり試着してくださいね。
③一般ブランド
就活コート探しの際、ユニクロやGUなどの一般ブランドもおすすめです。
「安物買いの銭失い」と不安に思う人もいるでしょう。しかし、値段が高ければ良いコートとは限りません。
大切なのはブランド名じゃなく、スーツに合うデザインでサイズが合っているかどうかになります。試着すれば分かる着心地の良さも要チェックポイントです。
④通販
就活コートの購入先として通販もおすすめ。品揃えが豊富で購入に赴く手間もかからないため、気軽に購入できます。
ただし、通販で購入する場合は試着ができないので、サイズ感をしっかり見極める必要があります。実際に着てみないと長さや形の違和感に気づきにくいため、注意しましょう。
通販を使いこなすコツとしては、試着済みの商品を通販で購入すること。店舗で気に入った一点を通販購入すれば、手間とコストを抑えられますよ。
就活で使うコートは防寒機能を重視しよう
本記事では、就活で使うコートの選び方・注意点・購入先などを紹介しました。
就活シーズンが迫ってくると、服装や身だしなみにまでこだわりたくなりますよね。コートの選び方やマナーにも気を配りましょう。
就活で何より重視したいのが「体調管理」です。外回りが多い就活では風邪を引きやすくなります。そんな時こそコートが大活躍するので、ぜひ本記事を参考にして自身に合うコートを選んでください。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。