就活スーツのボタンマナー完全解説|正しい数と留め方も紹介
就活生の中には、スーツのルールに悩む人は多くいます。特に、ボタンの数の理由やマナーなど、スーツの細かいところに疑問を持っている人が多いのが現状です。
この記事では、そういったスーツのボタンに関する基本情報を解説していきます。面接官の目に留まる部分なので、ボタンの使い方をきちんと抑えておくようにしましょう。
就活スーツのボタン数が印象を左右する

就活のスーツでもボタンの数が重要です。ここでは、ボタンの数が印象に与える影響について見ていきましょう。
- 1個はカジュアルな印象
- 2個のボタンは男女ともに一般的な印象
- 3個のボタンはより真面目な印象
①1個はカジュアルな印象
就活のスーツでボタンが1個のシングルスーツはカジュアルな印象を与えます。シングルのスーツは主に女性向けになります。
ボタン1つだと胸元がすっきりと開いて、全体的にカジュアルでさわやかな雰囲気になります。IT業界やファッション関連の会社にピッタリです。
②2個は男女ともにオーソドックス
ボタンが2つあるスーツは、男女ともに定番で安心できるデザイン。男女問わず使えるオーソドックススーツです。
ただ、男女で留め方が異なるので、それによって微妙に雰囲気が変わってきます。スーツ選びに困った時はこの2つボタンのスーツがおすすめです。
③3個は真面目な印象
ボタンが3つあるスーツは、かなり堅い印象を与えてくれます。真面目で責任感のある人物という印象を与えそうですね。
そのため、公務員や金融系など、少し堅めの企業や業界を目指している人にピッタリでしょう。
志望する職種や企業の雰囲気に合わせてスーツを選ぶことが大切です。
就活スーツのボタン数は性別で選ぶようにしよう

就活のスーツでは、男女それぞれに適したボタンの数があります。不適切なボタンの数のスーツを選ばないように、性別ごとに解説していきます。
- 男性の場合は2つか3つ
- 女性の場合は1つか2つ
①男性の場合は2つか3つ
男性の就活スーツにはボタンが2つか3つがおすすめです。
1つのボタンのものはちょっとカジュアルすぎて、4つの場合はかっちりしすぎる可能性があります。
業界が定まっていない時は、無難な2つボタンのスーツがいいでしょう。
公務員や金融などの堅めの業界なら、3つボタンのスーツの方が良い場合もあります。
②女性の場合は1つか2つ
女性の就活スーツはボタンが1つか2つが良いでしょう。
1つボタンのものはカジュアルな印象になるので、ベンチャーやIT、ファッション関連の企業向きです。でも迷ったら、無難な2つボタンのスーツがおすすめです。
3つボタンの場合、デザインが古めかしくないなら大丈夫かもしれませんが、あまりお勧めできません。
基本的には1つか2つのボタンがベストな選択肢だと言えるでしょう。
③女性が堅めの職種を志望する際は2つがおすすめ
公務員や金融関連の堅い業界を目指すなら、ボタンが2つのスーツが適しています。
ファッション業界のように、カジュアルな雰囲気の企業でも、2つボタンのスーツは定番の安定感があるので、おすすめです。
就活スーツのボタンの留め方は?|基本的なマナーを解説!

就活スーツのボタンの留め方にはマナーがあります。間違った着方で悪い印象を与えないように、正しい留め方を事前に確認しておきましょう。
- 男性は一番下のボタンは開ける
- 女性はボタンを全部閉める
①男性の一番下のボタンは開ける
男性がスーツを着る時は、一番下のボタンは開けておくのがマナーです。
下までボタンを全部留めてしまうと、動きにくくなったり、座るときにスーツがしわくちゃになったりするからです。
ただし、段返り3つボタンのスーツの場合は、真ん中のボタンだけを留めるのがよいでしょう。最下段のボタンは開けっ放しにするのがスーツの着こなしのコツです。
②女性はボタンを全部閉める
女性がスーツを着るときは、ボタンはすべて締めるのがマナーです。
1つや2つボタンのタイプが一般的ですが、締め忘れには気をつけましょう。
夏の暑い時期などは、ジャケットを着ずに会場まで持参しておき、必要に応じて羽織るのがいいかもしれません。
就活では座る際のボタンマナーは気にしなくて良い
男性のスーツマナーとして、着席時にはジャケットの上のボタンを外すというのがあります。
ですが、就活の際にはこのマナーにあまり気をつける必要はありません。
就活生の間ではこのマナーがあまり知られていないのが現状です。大切なのは、スーツを自然に着こなせているかどうかですから。
就活では面接の内容に集中することが何より重要です。最低限のマナーは押さえつつ、面接に集中するようにしましょう。
就活スーツのボタンマナーを意識して好印象に繋げよう
就活の面接では、意外とスーツのボタンのつけ方にも注目されていることがわかったと思います。
ちゃんとしていないと変な目で見られてしまうかもしれません。
面接に臨む前に、ボタンのかけ方なども最後に確認しておきましょう。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。