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「慎重」を長所に言い換える極意を紹介!例文や注意点についても解説

「慎重ってどんな長所に言い換えられるのかな」と思うことはありませんか?

本記事では自己PRなどで使える例文などを通して、慎重を長所に言い換える極意を紹介します。

さらに、慎重な人の特徴や弱点など、自身への理解が深まる内容もあるため、ぜひ最後まで読んでみてください。

人事 鈴木

記事の監修者

人事 鈴木

新卒でベンチャー企業で求人広告の新規営業を経験 入社半年でテレアポ獲得数社内1位。新卒売り上げ1位を獲得。 その後Cmind groupの人事部に入社し、新卒採用を担当。 現在は学生の面談だけではなく採用戦略や広報にも携わっている。

紙谷

記事の監修者

紙谷

新卒1年目の段階では訪問営業でトップセールス獲得し、3階級役職をあげる。 現在は企業コンサルとキャリアアドバイザーを兼任。

「慎重」は自己PRで長所に言い換えられる|言い換え一覧

慎重な性格は、「注意深く観察ができる」などの長所として言い換えられます。

職業によっては慎重さが高く評価されることもあるため、就職活動で長所としてアピールしましょう。

慎重さをアピールする際は、採用担当者にできるだけポジティブな印象で捉えてもらえるよう、前向きな言葉に言い換えることが大切です。

次の例から自分に合うものを選んでみてください。

  • 責任感がある
  • リスク管理ができる
  • 周囲を見て合わせられる
  • 準備を怠らない
  • 落ち着いている

逆に言うと「慎重さ」だけでは長所として受け取ってもらいにくいため、自分の特性に合わせて言い換えるのがおすすめです。

言い換えるのが難しい人は、自分の慎重さが表れているエピソードを深掘りしてみると、適切な長所に変換しやすいですよ。

慎重な人の特徴4つ

ここでは慎重な人の特徴を4つ紹介します。「自分はそもそも慎重な性格なのかな?」と考えている人は、ここで判断してみてくださいね。

  1. 責任感があり正確性が高い
  2. 危機管理能力が高い
  3. 細やかな気配りができる
  4. 周りから信頼されやすい

「自分の強みが分からない…本当にこの強みで良いのだろうか…」と、自分らしい強みが見つからず不安な方もいますよね。

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①責任感があり正確性が高い

慎重な人は引き受けた仕事を丁寧かつ確実に進めるため、ミスが少ないことが特徴です。

慎重な性格の人の中には行動に移したら最後までやり通すなどの評価を受けることがあり、責任感がある人もいます。

提出物の期日を確実に守ることや、書類に不備がないよう確認を欠かさない正確性も高いという特徴もあるでしょう。

自分を責めすぎる人や、プレッシャーを感じやすい人もこの傾向にありますね。自分の弱点と思っているかもしれませんが「責任感の強さ」としてアピールできますよ。

②危機管理能力が高い

慎重な性格の人は、物事に取り組む際に起こって欲しくないトラブルなどを思案してします。

取り組むまでに時間がかかることもありますが、リスクを回避しようという考えを持っている人は、企業内においても評価されやすいです。

初めて取り組む仕事でも問題点を考えて動くことができるため、重大なミスに繋がりにくく信頼を得やすいでしょう。

③細やかな気配りができる

慎重な人は周りの動向を伺い、自身の行動に反映できます。

同僚や上司の考えていることに気が付きやすく、他の人がミスしたことも素早く気づくことで対処しやすくなり、仕事を円滑に進められるでしょう。

そのため成長速度も速くなり、さらに多くのことに気付けるようになる良い循環が発生します。

指示の意図を自分だけでなく同僚にも共有できることで、同じ部署のコミュニケーションが円滑に進むことにもつながるため、会社に重宝されやすい人材といえるでしょう。

「周りを気にしてしまう」「細かいことを気にする」という人も、気配りができる長所があると捉えましょう。

自己PRでは、どれだけ自分の特徴を掘り下げてアピールできるかが勝負です。一見短所だと思えることでも、裏返してみると長所になることは多いですよ。

④周りから信頼されやすい

慎重な人は行動を起こす前に確認をすることが多く、独断で判断を下すことがありません。

また、トラブルが発生した際も冷静に対応でき、正確な対処に繋げることができます。

ミスが少なく丁寧に仕事を遂行していくため、同僚や上司からの信頼を得やすいといえるでしょう。

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さらに、本記事の後半では実際に「慎重」を長所に言い換える例文を添削しています!

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慎重な人が長所を活かせる職種3選

ここでは、慎重な性格の人が長所を活かせる業種を3つ紹介します。自分が狙っている業種と照らし合わせて、特徴が合うかどうかを確認してみてください。

  1. 正確性が求められる職種
  2. 分析力が求められる職種
  3. 集中力が求められる職種

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①正確性が求められる職種

1つ目は、会計士などの数字を扱う仕事や医療系をはじめとした命に関わるような、正確性を求められる職種です。1つのミスが大きな問題に繋がるため、丁寧かつ慎重な仕事が求められるでしょう。

高木元也氏(独立行政法人労働安全衛生総合研究所)によると、職場で発生するミスは12項目に分類できます。

危険軽視・慣れ不注意
無知・未経験・不慣れ近道・省略行動
高齢者の心身機能低下錯覚
場面行動本能パニック
連絡不足疲労
単調作業による意識低下集団欠陥
出典:ヒューマンエラーはなぜ起きる? -(一財)中小建設業特別教育協会

慎重さだけでは防げない原因もありますが、危険軽視や不注意などのような項目は慎重さによって比較的予防しやすいと考えられます。

ミスが深刻な問題に繋がりやすい職種でなくても、早さよりも質を求める職種であれば、慎重さは重視される傾向にあるでしょう。

また、正確な仕事ができる人は仕事ぶりも丁寧なことが多いため、丁寧さや細部までの質を求められる仕事も向いています。

②分析力が求められる職種

2つ目は、マーケティングや広報などの、情報をもとに施策を考える職種です。

あらゆる可能性について考え、出したい結果に対して試行錯誤するには決断力も必要ですが、実行する施策に対してのリスク管理も求められます。

広報などの商品やサービスの告知とブランドイメージの確立を行う仕事に関しては、コンプライアンスを遵守するなどの慎重さが必要な場面があるでしょう。

また、分析力は「考え抜く力」とも言い換えられ、これは経済産業省が掲げる社会人基礎力の一つです。

実際に業務内で分析を行うことだけでなく、多くの職種で求められている能力です。どの職種においても業務を進めトライアンドエラーを行なっていく中で、慎重に進めていく力は重宝されるでしょう。

③集中力が求められる職種

3つ目の運輸業やエンジニアなどの集中力が求められる職種も、慎重さを活かせます。

例えば、バスや鉄道の運転士など、時間と安全を管理して目的地まで運行することには長時間の集中力が必要です。

サーバー保守などのセキュリティエンジニアや品質管理などの業務にも適正があるでしょう。

いずれの業務も、危機管理能力が高く、周囲を観察できるパーソナリティを持った人が適任であるといえます。

これらの仕事は慎重さのほかに、継続力や注意深さ、計画性などを求めていることも多いでしょう。

そのため、自己PRでもこれらの力を合わせてアピールできると効果的です。

自己PRで「慎重さ」を長所に言い換えてアピールする例文5選

ここでは自己PRで「慎重さ」を長所に言い換えてアピールする際の例文を5つご紹介します。

  1. 言い換え①「リスク管理ができる」の例文
  2. 言い換え②「仕事が丁寧に行える」の例文
  3. 言い換え③「責任感が強い」の例文
  4. 言い換え④「細部まで考えることができる」の例文
  5. 言い換え⑤「冷静に対応することができる」の例文

また今回は、現在も就活生を内定に導いている現役のキャリアアドバイザーが、5つの例文を本気で添削!言い換える際のコツを知りたい人も、ぜひ参考にしてくださいね。

また、長所がそもそも書けずに困っている人は、就活マガジンの長所作成ツールを試してみてください!まずはサクッと作成して、悩む時間を減らしましょう。

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【関連記事】
赤ペンESを徹底解説!エントリーシート無料添削サービスとは

言い換え①「リスク管理ができる」の例文

慎重を「リスク管理ができる」に言い換えた例文を紹介します。自分がするリスク管理はどのような行動なのか、具体的に示しましょう

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【結論】私は、物事を慎重に考え、リスクを予測して対処する想定されるリスクを事前に洗い出し、適切な対策を講じる力を強みとしています。この力を活かし、どのような状況でも適切に対応できる突発的な事態にも冷静に対応し、業務の安定性を確保するよう努めたいと考えています。
添削コメント|「リスクを予測して対処する」という表現が抽象的だったため、「リスクを事前に洗い出し、適切な対策を講じる」と具体化しました。また「突発的な事態にも冷静に対応し、業務の安定性を確保する」とし、ビジネスの場面で活かせる力であることを強調しました。
【エピソード】大学のサークル活動で旅行を計画した際、私は幹事を務めました。多くのメンバーが参加するため、問題が起こらないように注意しながら準備を進める移動や宿泊など、さまざまなリスクを考慮しながら計画を立てる必要がありました。
添削コメント|「問題が起こらないように注意する」では曖昧なため、「移動や宿泊など、さまざまなリスクを考慮」とし、具体的な課題を示しました。また、「幹事を務めました」では責任範囲が不明瞭なため、「全体の管理を担当しました」と明確にしました。
【エピソード詳細】例えば、旅行の日程や移動手段を決める際、予算や参加者のスケジュールを考慮しながら調整しました。また、万が一の事態に備えて、緊急時の対応方法を考えておきました渋滞や交通機関の遅延を考慮し、余裕を持ったスケジュールを設定しました。また、急な予定変更や体調不良に備えて、代替案や緊急時の連絡体制も整えました
添削コメント|どんなトラブルを想定し、どんな対策を取ったかが不明瞭だったため「渋滞や交通機関の遅延を考慮」「代替案や緊急時の連絡体制を整える」と具体的なリスクと対応策を示しました。これにより、強みを活かして活躍できたことが明らかになります。
【成果】その結果、参加者全員が安心して旅行を楽しむことができ、サークル内でも良い経験となりました突発的な問題が発生しても、事前に用意した対応策のおかけで慌てることなく対応できました。事前にリスクを考え、適切に準備することの重要性洗い出し、適切な対策を講じることで、状況に応じた柔軟な判断が可能になることを改めて学ぶことができました。
添削コメント|努力がどう成果に結びついたかが不明確だったため「トラブル発生時も事前の用意のおかげで対処できた」と追記し、慎重さゆえの事前準備が役立ったことを示しました。
【入社後】入社後は、どのような業務においてもリスクを意識しながら行動し、問題が発生する前に適切な対応を取れるよう努めます。事前に把握し、適切な対策を講じることで、トラブル時も素早く業務の安定性を図ります。また、周囲と連携しながら、冷静な判断を行い、円滑に業務を進めていきたい情報を共有し、リスクを最小限に抑えるための仕組みづくりにも積極的に関わっていきたいと考えています。
添削コメント|「問題が発生する前に適切な対応を取る」という目標は、エピソードで強調した強みとやや異なっていたため「リスク把握と事前の対策によってトラブル時も素早く対処する」と変更しました。リスク管理力と共に、トラブルへの対応力もアピールできています。

【NGポイント】強みを発揮したエピソードについて、当時の行動プロセスが抽象的で、リスク管理力という強みが伝わりにくい状態でした。リスクを事前に特定し、具体的な対策を講じる姿勢が強調されていなかった点も改善が必要でした。

【添削内容】強みをより実務に即した表現に変更しつつ、エピソードでは「問題が起こらないように準備した」という曖昧な表現を排除し「渋滞や交通機関の遅延などを考慮し、代替案を準備した」 と具体的なリスクと対応策を明示しました。

【どう変わった?】リスクを考慮する過程が明確になり、リスクに備えて事前に対処する力が伝わりやすくなりました。また、事前準備により「突発的な問題にも落ち着いて対応できた」と示し、リスク管理能力が業務に活かせると強調しました。

【リスク管理能力の自己PRのコツ】
・結論やエピソードの前提は短くまとめる
・リスク把握から対処までのプロセスを明示
・エピソードと入社後の目標に繋がりを持たせる

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言い換え②「仕事が丁寧に行える」の例文

慎重を「仕事が丁寧に行える」に言い換えた例文を紹介します。実務ではどのように丁寧に行動するのか示しましょう

仕事の丁寧さの自己PR
【結論】私は、物事に丁寧に取り組むことを大切にみ、正確性を重視することを強みとしています。どのような作業でも細かい部分まで意識し、慎重に進めることを意識しています。この強みを活かして、貴社の業務にも貢献したい業務の質を高めるために細部まで注意を払うことを心がけており、この姿勢を貴社でも発揮したいと考えています。
添削コメント|強みを活かした行動として「細かい部分まで意識し、慎重に進める」はやや抽象的なので、「業務の質を高めるために細部まで注意を払う」と具体的に言い換え、実際の仕事への活かし方を明確にしました。
【エピソード】私は、大学のゼミ活動で発表を担当した際に、資料作成を丁寧に行うことを意識徹底的に見直し、正確性を追求しました。発表の準備は細かい作業が多く、正確性が求められるため、慎重に進めることが重要でした。データや内容に誤りがないか細部まで確認し、伝わりやすい構成にする必要がありました。
添削コメント|「丁寧に行うことを意識した」という表現では、具体的な工夫が伝わらないため、「徹底的に見直す」「データに誤りがないか細部まで確認」と書き換え、努力の内容を明確にしました。
【エピソード詳細】例えば、スライドを作成する際には、内容を分かりやすく伝えられるように視覚的に見やすいレイアウトを考えたり、情報の流れが自然になるよう工夫しました。また、誤字脱字がないか確認したりしました。だけでなく、また、話す内容を整理し、データの正確性や表現の統一にも注意を払い、伝わりやすいように工夫しました。
添削コメント|「分かりやすく伝えられるレイアウトを考えた」という表現では工夫した内容が伝わりにくいため、「視覚的に見やすいレイアウト」「情報の流れが自然になるよう工夫」とし、実際に意識した点を詳しく示しました。
【成果】その結果、発表はスムーズに進み内容が的確に伝わり、教授やゼミの仲間から「分かりやすかった構成が分かりやすく、説得力がある」と評価をいただきました。この経験を通じて、仕事においても丁寧さが重要である細部まで配慮することが正確な情報伝達や相手の理解を深めることにつながると改めて感じました。
添削コメント|教授やゼミ仲間からの評価をより詳しく具体的に追記し、客観的にも成果が出たことを分かりやすく表現しました。また、「細部への配慮が正確な情報伝達につながる」と結びつけ、ビジネスシーンに活かせる学びを強調しました。
【入社後】入社後は、この強みを活かし、どのような業務にも丁寧に取り組んでいきたいと考えています。特に、正確さが求められる場面でも細かい部分まで気を配り、ミスを防ぐことで、会社の信頼につながる仕事ができるよう努めてまいります細かい確認作業や資料作成などの業務において、ミスを未然に防ぐ意識を持ち、品質の高い仕事を提供することで、信頼される存在を目指します
添削コメント|「丁寧に業務に取り組みたい」という意思は伝わりますが、具体的な行動内容や姿勢が漠然としていたため、「細かい確認作業や資料作成」など、強みを活かせる具体的な業務を明記しました。

【NGポイント】「丁寧に作業をすること」を強みとしていましたが、具体的にどのような行動を取れるかが曖昧でした。また、強みを入社後の仕事にどう活かすつもりかが抽象的で、実際の業務と結びつける部分が不足していました。

【添削内容】強みを活かした行動について「細部まで確認する」「誤字脱字やデータの正確性を意識する」など、具体的な内容に言い換えました。また、入社後の業務内容と絡めて、強みをどう活かすつもりかを強調しています。

【どう変わった?】エピソードがより明瞭になり、強みに説得力が出ました。また、入社後の業務内容に絡めて具体的な活躍の場面を示したことで、強みを仕事でどのように活かせるかが明確になり、かつマッチ度の高さも強調できています。

【仕事の丁寧さの自己PRのコツ】
・丁寧さを具体的な行動で説明する
・成果と行動を一貫させる
・入社後の活躍を示す

言い換え③「責任感が強い」の例文

慎重を「責任感が強い」に言い換えた例文を紹介します。責任感を持つことで、周囲に与えた影響を具体的に示しましょう

責任感の強さの自己PR
【結論】私は、責任感を持って物事に取り組むことを大切にしています一度引き受けた役割を最後まで全うし、成果を出すことに強い責任感を持っています。自分が任された役割を最後までやり遂げることで、周囲の信頼を得られると考えています。そのため、仕事でも責任を持って取り組み、貴社に貢献したいと考えています。
添削コメント|「責任感を持つ」だけでは抽象的なため、「引き受けた役割を最後まで全うし、成果を出す」と具体化しました。
【エピソード】私は、ゼミのグループ研究において、発表資料の作成を担当しました。メンバー全員で協力することが求められる状況でしたが、意見の違いやスケジュール調整の難しさから作業が滞る場面がありました。その中で、私は自分の役割を果たすことに責任を感じながら資料作成の主導を担い、最後まで責任を持って取り組みました。
添削コメント|「メンバー全員で協力することが求められる」だけでは状況が分かりにくいため、「意見の違いやスケジュール調整の難しさから作業が滞る場面があった」と具体的な課題を加えました。また、「自分の役割を果たす」ではなく、「主導を担い、最後まで責任を持つ」と表現し、主体性を強調しました。
【エピソード詳細】研究の進行に伴い、発表資料をまとめる作業が必要になりましたが、メンバーの予定が合わず、なかなか作業が進まない状況でした。そこで作業が遅れる状況でした。このままでは締め切りに間に合わないと判断し、私は、自主的に作業スケジュールを組みなおして進捗を確認し、各メンバーの意見を取り入れながら、自分が中心となって資料を作成しました。その結果、発表に間に合わせることができました。
添削コメント|「なかなか作業が進まなかった」という状況説明だけでは受け身な印象を与えるため、「締め切りに間に合わないと判断し、自主的に作業スケジュールを組みなおした」と能動的な行動を強調しました。
【成果】その結果、ゼミの教授や他の学生から論点が明確で分かりやすい発表だったと評価されました。私は、この経験を通じて、また、チームメンバーからも「安心して任せられた」と感謝の言葉をもらい、責任を持って行動することで、周囲からの信頼を得ることができると実感しました。
添削コメント|「分かりやすい発表だったと評価された」だけでは弱いため、「論点が明確で分かりやすい」と具体的な評価内容を加えました。また、「チームメンバーから感謝の言葉をもらった」とすることで、責任感が周囲からの信頼につながったことを示しました。
【入社後】入社後は、責任感を持って仕事に取り組み、チームで成果を上げられる与えられた業務に責任を持ち、最後までやり遂げるよう努めます。また、周囲と協力しながら、自分の役割をしっかりと果たせるよう成長していきたいと考えていますし、将来的には、より大きな業務を任せてもらえるよう努力を重ねていきます
添削コメント|「仕事に取り組む」ではなく、「業務を最後までやり遂げることで貢献」とし、具体的な姿勢を示しました。また、「より大きな業務を任せてもらえるよう努力」とすることで、成長意欲をアピールしました。

【NGポイント】「責任感を持って取り組んだ」意欲は伝わるものの、具体的にどのような行動をしたのか、どのような影響を周囲に与えたかが曖昧でした。また、エピソードの内容が浅く、能動的に責任を果たしたことが伝わりにくかったです。

【添削内容】エピソード中の行動について「自ら作業スケジュールを組みなおし、意見を取り入れつつ進めた」と具体的に表現。また、行動中の心情を追加して、責任感や自主性があったことを強調しています。

【どう変わった?】責任感を発揮する行動が具体化され、責任を果たすために自主的に動き、かつ周囲を巻き込んで目標を達成したことが浮き彫りになりました。責任感、主体性、巻き込み力など、さまざまな力をアピールできています。

【責任感の強さの自己PRのコツ】
・具体的な行動を明確に示す
・周囲に与えた影響を具体的に示す
・仕事に活かす意欲を明確にする

言い換え④「細部まで考えることができる」の例文

慎重を「細部まで考える力」に言い換えた例文を紹介します。細部まで何を何のために考えたのかエピソード内では説明できるようにしましょう

細部まで考える力の自己PR
【結論】私は、物事の細かい部分まで考え、より良い結果を目指して行動する細部までこだわり、最適な選択をすることで、成果の質を高める力を持っています。この力を活かし、正確性や効率が求められる業務で成果を出し、貴社の業務に貢献したいと考えています。
添削コメント|「細かい部分まで考える」では漠然としているため、「最適な選択をすることで成果の質を高める」とし、行動の目的を明確化しました。また、「正確性や効率が求められる業務」とすることで、企業でどのように活かせるのかが伝わるようにしました。
【エピソード】私は学生時代、吹奏楽部に所属していました。その中で、音楽をより良くする演奏の完成度を高めるためには、細かい部分にまで気を配ることが重要だと考えるようになりました学びました
添削コメント|「音楽をより良くするためには」では抽象的なため、「演奏の完成度を高めるため」と具体的な成果に結びつけました。また、「考えるようになりました」ではなく、「学びました」とすることで、経験から得たことが明確になります。
【エピソード詳細】例えば、演奏の際に単に自分の演奏に集中するのではなく、音のバランスやリズムの細かなズレを意識しました。そのため、周りの音をよく聴きながら各楽器の音の重なりを確認しながら演奏し、自分の音を調整するように心がけました。
添削コメント|「音のバランスやリズムを意識する」だけでは曖昧なため、「細かなズレを意識」「各楽器の音の重なりを確認」など、具体的な行動を加えました。単なる意識ではなく、実際にどのように調整したのかを明確にしています。
【成果】その結果、演奏全体の質が向上し、コンクールでも良い音の精度が高いと評価をいただくことができました。また、細かい部分を意識することの細部にこだわることでチーム全体の成果を向上させる大切さを学ぶことができました。
添削コメント|「良い評価をいただく」では曖昧なので、「音の精度が高いと評価」とし、具体的な評価ポイントを加えました。また、「細かい部分を意識することの大切さ」ではなく、「チーム全体の成果を向上させる重要性」と広い視点で述べ、社会人としての応用性を示しました。
【入社後】入社後は、細部にまで気を配る力を活かし、正確な仕事を心がけたい業務の正確性を向上させることで、品質の高い仕事を実現したいと考えています。そして、周囲と協力しながら業務に取り組み、貴社の発展に貢献していきたいです。
添削コメント|「正確な仕事を心がけたい」は曖昧なので、「業務の正確性を向上させることで品質の高い仕事を実現」とし、より具体的にしました。

【NGポイント】「細部まで考える力」について、エピソード中の具体的な行動や成果が不明確で、強みとしての説得力が弱い状態でした。また、業務の何に強みを活かしたいかが曖昧で、入社後の将来性がイメージしにくい状態でした。

【添削内容】強みを発揮した行動について「演奏時の音のバランスやズレを意識」「各楽器の音の重なりを確認しつつ演奏」など、具体的な行動に落とし込みました。また、入社後の強みの活かし方を「業務の正確性を向上」と明確にしました。

【どう変わった?】強みの具体的な発揮場面を示し、「細部まで考える力」がどう発揮されたかを明確にしました。また、具体的な入社後の目標を添えたことで、将来のイメージ像が確立され、志望企業でのキャリアパスを描けていることも伝わります。

【細部まで考える力の自己PRのコツ】
・実際の行動を詳しく記述する
・成果につながったことを明確にする
・仕事での活かし方を具体的に述べる

言い換え⑤「冷静に対応することができる」の例文

慎重を「冷静に対応する力」に言い換えた例文を紹介します。どのような局面で冷静に対応したのか、どのような対応をしたのか、具体的に示しましょう

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【結論】私は、どのような緊張感のある状況でも冷静に対応し、最適な判断を下す力を持っています。この力を活かして、仕事の場面でも落ち着いて行動職場でも正確な判断を下し、成果を出したいと考えています。
添削コメント|「どのような状況でも冷静に対応し」では抽象的なため、「緊張感のある状況でも」とし、よりイメージしやすくしました。また、「仕事の場面でも落ち着いて行動」ではなく、「職場でも正確な判断を下す」と具体化しました。
【エピソード】私は、学生時代にバスケットボール部に所属していました。その中で、大会の試合中にプレッシャーのかかる場面大会では試合の流れが変わる重要な局面に何度も直面しました。試合では焦ることなく、冷静に対応すること特に、接戦の場面ではチームの勝敗を左右するプレーが求められ、常に冷静な判断が求められました。
添削コメント|「プレッシャーのかかる場面に何度も直面しました」では漠然としているため、「試合の流れが変わる重要な局面」「チームの勝敗を左右するプレー」と具体化し、冷静さが試される状況を明確にしました。
【エピソード詳細】例えば、大会の重要な試合で相手に点差をつけられ、チーム全体が焦ってしまうが焦ってミスを連発する場面がありました。そのような状況でも私は落ち着いてプレーを続け、冷静に周りを見ながら行動しましたまず周囲を落ち着かせるために積極的に声をかけ、冷静にパス回しを行いながら攻撃のリズムを立て直しました。その結果、チームの士気を保つことができましたが回復し、プレーの精度も向上しました
添削コメント|「チーム全体が焦った」「落ち着いてプレーした」という表現では状況説明もその対処も具体性に欠けるため、「決勝戦で焦ってチームミスを連発」「積極的な声掛けとパス回しで攻撃のリズムを立て直した」と詳細に描写し、冷静さを発揮した流れを明確にしました。
【成果】その結果、最後まで諦めずに試合を続けることができ、チームは粘り強く戦いました試合終盤にはチームの連携が戻り、最終的に逆転勝利を収めました。この経験を通じて、どんなに厳しい状況でも冷静さを失わずに行動する的確な判断を下すことの大切さを学びました。
添削コメント|「試合を続けることができ、チームは粘り強く戦いました」という表現では成果が弱いため、「逆転勝利を収めた」と結果を明示しました。また、「冷静さを失わない」ではなく、「的確な判断を下すことの重要性を学んだ」とし、より実践的な学びへとつなげました。
【入社後】入社後は、業務の中でどのような緊張感のある状況でも冷静に対応状況を分析し、適切な判断を下せるよう努めます。また、周囲と協力しながら成果を出し、会社に貢献できるよう成長安定した成果を出せるよう努力していきたいと考えています。
添削コメント|「どのような状況でも冷静に対応」では抽象的なため、「緊張感のある状況でも冷静に分析」とし、より具体的にしました。また、「会社に貢献できるよう成長していきたい」では弱いため、「安定した成果を出せるよう努力し続ける」とし、実践的な意欲を表しました。

【NGポイント】「冷静に対応する力」をアピールしていましたが、具体的にどのような状況で発揮したのかが曖昧でした。また、冷静さがどのように成果につながったのかの過程が不足しており、読者がイメージしにくい内容になっていました。

【添削内容】当時の状況について「決勝戦でミスが連発する状況」と具体化し、試合の流れを明確にしました。「落ち着いてプレーを続けた」という表現を「声をかけ、攻撃のリズムを立て直した」に修正し、行動の詳細を加えました。

【どう変わった?】冷静さを発揮した場面や行動を具体的に描写したことで、読み手が状況を明確にイメージできるようになりました。また、冷静な対応がチームの士気向上や試合結果にどう影響したのかが伝わり、強みの説得力が向上しました。

【冷静に対応する力の自己PRのコツ】
・冷静さが求められる状況を示す
・冷静な行動と成果を明確にする
・入社後に活かせるポイントを述べる

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慎重な人が注意すべきこと2つ

ここでは慎重な人が注意すべきことを2つ紹介します。

  1. スピード感を持って物事に取り組む
  2. 疑問点などはその場で確認する

①スピード感を持って物事に取り組む

慎重な性格の人は、物事に取り組むスピードが遅くなりやすいです。

あらゆるリスクを考えてから行動に移すことは大切ですが、仕事ではスピードも求められます。

時間をかけなくて良い箇所はスピードを上げられるよう工夫できると良いでしょう。

色々なことに気が付くために、物事の優先順位が分からなくなる人もいますよね。自分が絶対にやるべきことは何かを確定させ、迷いをなくす工夫もおすすめですよ。

②疑問点などはその場で確認する

慎重な人は優柔不断になってしまう場面があります。たとえ、簡単に解決できそうな疑問でも、すぐに確認することが大切です。

どうしても難しい場合は、一度自分で調べてわからなかったら質問するなど、簡単な条件を設定することで質問しやすい環境を作ると良いでしょう。

放置しておくと後々大きな問題になるケースもあるため、とにかくすぐに解決することが重要です。

慎重な性格を自己PRでアピールするコツ!

慎重な性格は、責任感の強さや細部への気配りなどのポジティブなワードに言い換えてアピールしましょう。

慎重な性格だから達成できた成功体験を交えてアピールできると、印象が良くなります。

自身が主導した成功体験がなくとも、リーダーを支えた経験や運営に携わった経験などを通して、真面目さや堅実さ、丁寧さを伝えられると良いでしょう。

「慎重さ」だけをアピールしても、その力がどんな成果に繋がるか、企業側は想像しにくいでしょう。

そこで、分かりやすく具体的な強みとして言い換え、アピールすることが重要です。エピソードや当時出した成果から、自分の強みを深掘りしてくださいね。

慎重さは長所に言い換えてアピールしよう

慎重な性格は次のように言い換えられます。

  • 責任感がある
  • リスク管理ができる
  • 周囲を見て合わせられる
  • 準備を怠らない
  • 落ち着いている

慎重な性格の長所は数多くありますが、スピード感を保つことや即確認することが苦手な傾向にあるため注意しましょう。

自己PRでも使える言い換えの例文は本記事の自己PRで「慎重さ」を長所に言い換えてアピールする例文5選を確認してみてください。

本記事が就活で悩まれている方のお役に立てば幸いです。

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    編集部

    「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。