エフピコの平均年収や初任給を紹介|募集要項・競合比較まで
エフピコは、食品トレーの大手メーカーです。食品トレーで高いシェアを誇っていますが、「具体的にどんな事業をしているの?」と疑問に思う就活生も多いのではないでしょうか。
この記事では、エフピコの年収や初任給、事業内容に加え、競合他社の情報も紹介します。興味がある人は、ぜひ参考にしてみてください。
エフピコの平均年収は695万
エフピコ | |
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平均年収 | 695万円 |
従業員数(連結) | 4,876人 |
平均年齢 | 41.4歳 |
平均勤続年数 | 14.4年 |
エフピコで働く社員の平均年収は、2023年時点で695万円です。
令和4年分民間給与実態統計調査によると、2022年の日本の会社員の平均年収は458万円。エフピコの平均年収は、全国平均と比べてかなり高い水準であると言えますね。
また、エフピコの社員は、平均年齢が41.4歳、平均勤続年数は14.4年と、長く働いている人が多いのも特徴です。長く安定して働き続けられる環境を探しているという人は、ぜひ検討してみて下さい。
エフピコの初任給
初任給(2023年4月実績) | ||
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総合コース | 短大卒 | 223,800円 |
高専卒 | 228,600円 | |
大卒 | 234,100円 | |
大学院卒 | 245,100円 | |
スペシャリストコース | 大卒 | 204,200円 |
エフピコでは、コースや最終学歴によって初任給が異なります。例えば、大学卒の初任給は23万4,100円、大学院卒になると24万5,100円です。
厚生労働省が実施した「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、2022年度の新卒の平均月収は、大学卒で22万8,500円、大学院卒で26万7,900円でした。
エフピコの初任給は、大学院卒よりも大学卒の方が、全国平均と比較すると高くなっています。さらに、エフピコでは、夏と冬の年2回、ボーナスが支給されますよ。
エフピコの募集要項
募集職種 | 【総合職】 機械技術/生産技術職 開発・設計職 研究職 営業職 システム職 事務職 【スペシャリスト職】 事務職 |
昇給 | 年1回(4月) |
賞与 | 年2回(7月・12月) |
勤務地 | 【総合職】 福山本社、東京本社、大阪支店、他全国の営業所・工場 【スペシャリスト職】 福山本社、東京本社、大阪支店 |
勤務時間 | 【福山本社、東京本社、大阪支店、他全国の営業所】 9:00~17:45 【工場】 8:30~17:15 ※実働7時間45分(休憩60分) |
休日・休暇 | 完全週休2日制(年間休日126日) 夏季休暇、年末年始休暇、有給休暇、スマイル休暇など |
エフピコでは、様々な職種で人材を募集していますよ。
募集職種は、モノづくりの現場を支える「機械技術職」や「生産技術職」、新製品の開発に携わる「研究職」、お客様に製品を提案する「営業職」など。
また、エフピコでは学部や学科を問わず、幅広い学生を採用しています。
エフピコの企業情報
続いて、エフピコの企業情報を紹介します。以下の項目に分けて紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
- エフピコの事業内容
- エフピコの売り上げ・実績
- エフピコの基本理念
①エフピコの事業内容
エフピコは、食品トレーの開発・製造を行うリーディングカンパニーです。年間2,000種類以上の新製品を生み出すなど、高い開発力で業界を牽引しています。
エフピコの代表的な製品といえば、「カラートレー」と「耐熱容器」です。彩りが美しいカラートレーは、お寿司やお惣菜などで目にする機会も多いのではないでしょうか。
さらに、エフピコは環境問題にも積極的に取り組んでおり、使用済みトレーの回収やリサイクルにも力を入れていますよ。
②エフピコの売り上げ・実績
2020年3月期 | 2021年3月期 | 2022年3月期 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | |
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売上高(百万円) | 186,349 | 196,950 | 195,700 | 211,285 | 222,100 |
経常利益(百万円) | 16,274 | 19,381 | 16,703 | 17,328 | 16,780 |
エフピコは、創業以来一度も赤字を出したことがなく、安定した経営を続けている会社です。なんと、12期連続で過去最高の売上高を更新しています。
また、エフピコは地域貢献活動として、リサイクル工場の見学も積極的に受け入れており、2023年10月には、累計見学者が50万人を突破しました。
③エフピコの基本理念
エフピコは、「現場主義」と「顧客第一主義」を経営理念に掲げ、「食品トレーを通して、お客様の食生活をもっと豊かにしたい」という想いで事業に取り組んでいます。(引用:トップメッセージ)
具体的には、「高品質で環境に配慮した製品を、どこよりも安い価格で、必要な時に確実にお届けする」という目標を掲げていますよ。
目標を達成するために、エフピコは製造部門だけでなく、販売部門や物流部門にも力を入れています。
エフピコの競合企業3社を紹介
続いて、エフピコの競合企業を3社紹介します。競合比較をして、エフピコ独自の強みを発見しましょう。
- 株式会社クレハ
- 大日本印刷株式会社
- レンゴー株式会社
①株式会社クレハ
売上高 | 177,973(百万円) |
平均年齢 | 43.7歳 |
従業員数(連結) | 4,217人 |
平均勤続年数 | 20.2年 |
平均年間給与 | 770万円 |
クレハは、「NEWクレラップ」や、魚肉ソーセージのフィルムなどを製造する化学メーカーです。食品包装でおなじみのクレラップですが、実は、その技術は宇宙開発にも活かされています。
クレハは、安定した経営基盤を持ちながらも、常に挑戦を続ける会社と言えるでしょう。
②大日本印刷株式会社
売上高 | 142,822(百万円) |
平均年齢 | 44.2歳 |
従業員数(連結) | 36,911人 |
平均勤続年数 | 20.3年 |
平均年間給与 | 804万円 |
DNPこと大日本印刷株式会社は、食品や飲料などのパッケージを手掛ける総合印刷会社です。誰もが知っているような、有名企業の商品パッケージも数多く手がけています。
DNPは、環境に配慮した製品づくりはもちろんのこと、長年培ってきた印刷技術を活かした商品パッケージのデザインや企画にも力を入れているのです。
③レンゴー株式会社
売上高 | 900,791(百万円) |
平均年齢 | 41.7歳 |
従業員数(連結) | 23,389人 |
平均勤続年数 | 16.4年 |
平均年間給与 | 751万円 |
レンゴー株式会社は、段ボールや紙容器など、様々な包装製品の製造・販売を行う会社です。
スーパーやコンビニなどで見かける、お菓子や飲料などのパッケージも、レンゴーが手掛けているものがたくさんありますよ。
エフピコの企業研究は競合比較を徹底しよう
この記事では、食品トレーの大手メーカーであるエフピコについて紹介しました。
エフピコは、常に新しい製品を生み出し続けている、成長企業です。今回紹介した競合企業と比べて、どんな強みや特徴を持っているのか、比較しながら企業研究を進めていきましょう。
そうすることで、エフピコへの理解をより深められますよ。
まずは志望動機を作ってみる
この記事を書いた人
編集部
「就活に苦しむ学生を減らしたい」をモットーに、志望動機やES、面接対策など、多種多様な就活の困りごとを解決するための記事を日々発信。700以上の記事で就活生の悩みに対処しつつ、就活の専門家であるキャリアアドバイザーの監修により、最後まで内定を狙える就活の方法を伝授し続けています。